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元スレ男「変な女の子を拾った」

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101 = 1 :

姫が何となくテンション高い

「男っ・・・・!椅子が沢山!」

「電車乗るの初めてとか?」

「・・・多分初めて」

最近電車はあまり乗らない子が多いらしい

「これに一時間も乗るんだぞ」

「・・・へぇ~・・・」

何やら楽しそうだ

連れてきて良かった気がする

「お菓子も持ってきたからな。あとで食べよう」

「・・・うん!」

やっばい・・・可愛い

102 = 1 :

度々言わせてもらうが俺はロリコンではない。

この感情は母性とかそういう・・・いろいろと大人な目線から純粋に愛おしいと感じるごくごく健全な感情なのだ。

と、言い訳をしてみる。

電車が動き出した

「・・・・・・」

緊張でかちこちに身を方する姫は少し面白かった

なんだかんだで一時間の電車の旅だ

103 = 1 :

・・・・・・
目的の駅についた

俺が今住んでいる所と比べずいぶんと田舎だ

しかも、無人駅だ

「人いない・・・」

悪かったな、ど田舎で

「ちょっと歩くぞ。」

「うん・・・」

姫は歩く時いつも手を繋ぎたがる

不安とかいろいろあるのだろうか?

傘をさしながら二人並んで歩く

周りは駅前の商店街を抜けると田んぼ道だ

「うわ~・・・・」

この地域は苗を早めに植える

苗を植えたとこが緑色の絨毯みたいになっている

「ここはな、夏とか秋にくるともっと凄いんだぞ」

104 :

雨がやむまで見てる

105 :

バッドエンドはなしだぞ!

106 = 1 :

「へぇ~・・・・」

じきに実家が見えてきた

親父ががんばって建てた結構大きな一戸建てだ

ガラガラ・・・

「ただいま~」

玄関で叫ぶ

「ん?男か、帰ってきたのか?」

「おお、親父。今日は会社は?」

「お前な・・・俺がいくつだと思う?もう定年だよ」

「そうだった」

「おや?そこの小さなお嬢さんは?」

説明しずらいが・・・今後両親の協力なくして姫を守り切るのは難しいだろう

「こいつは姫。ちょっと訳ありでね」

「まぁ詳しい話はお茶を飲みながら・・・」

107 :

雨降ってないけど期待してる

108 :

両親冷静だなw

109 :

うさぎドロップ的な話か?

111 = 1 :

流石にハードな部分は避けたが虐待の話まで説明した

「という感じで、今は俺のアパートで保護ってかんじ」

「あんた一人で大丈夫なの?」

今回実家に来たのはそのことがメインだった

「本当に勝手なんだが・・・こいつをこの家で保護してくれないか?」

「・・・・え?」

姫が驚いてこっちを見てくる

「俺も色々考えたんだけど・・・やっぱり俺一人より親父たちの方がいいと思うんだ」

姫は俺一人で保護するより親父たちの方が適任な気がした

ここなら部屋もたくさんあるし、向こうの父親もこんなところにいるなんて気がつかないだろう

「・・・いやだ・・・男と一緒じゃないと!」

意外だ・・・

なにが意外って、姫がこんなにも自分の意思を口に出すのは初めてだった

「でもな・・・この方がおまえm・・・」

バシッ!!

いきなり殴られた

「いって・・・何すんだよ」

殴ったのは母だった

「なんかふにゃふにゃふぬけたこと口走ってたもんでね・・・。かちーんときちゃったよ。母ちゃん」

「なんで・・・?」

「あんたが決めて保護するって・・・その姫ちゃんと約束したんだろ!?」

112 = 1 :

「私たちはね・・・覚悟決めてお前や妹を産んだんだよ。それだけね・・・人の面倒みるってことは責任があることなんだよ!!」

すごい迫力だった

一番びっくりしていたのは

親父だ

「か、母ちゃん?もうちと冷静に・・・」

「父ちゃんもそう思うだろ!?責任もってあんたがその子を守り通すんだよ!!」

「そ・・・そうだぞっ!(語尾の声が高くなってる)」

「・・・そうか・・・ごめんなさい」

そして姫にも

「ごめんな・・・俺、勝手だったな」

「・・・ゆるす」

「・・・痛~い・・・。もう歳なんだからあまり血圧あげさせないでよ」

そうだった

俺が決めて姫を守るって約束したんだ

この約束は姫と親父たちじゃない

姫と俺の約束なんだ

113 = 73 :

こういう話好きだ

114 :

ファサッ…とかバシャッ!にいちいち笑ってしまう

115 = 60 :

雨降ってる時に読みたい

116 = 1 :

騒いでいたら妹が返ってきた

「あれ?兄さんいるのかよ」

「あ?いちゃあ悪いのかよ?」

みての通り仲はあまり良くない兄妹です

妹が姫に気がついた

「だれその子?兄さんの子供?」

「相手すらいねーよばーか」

「寂しいね~、童貞ばーか!」

「なにぃ!?バカは余計だ!(童貞は認める)」

それを見て・・・

「ふふふ・・・」

姫が笑ってる

「え・・・この子・・・」

「可愛い・・・!!」

118 :

姫可愛い

119 = 1 :

俺の横に座っていた姫をさらうように抱くと

「なにこの子~!ふにふに~!」

超強引な頬ずり

「お母さん!飼おう!この子飼おう!」

「なにも飼うって・・・」

「絶対決めた!もう私のもの~!」

「まてよ、こいつは俺が保護してる・・・」

「兄さんが死ねばこの家に来るよね?」

物騒なことを考え始めた

「ねぇ?名前は?」

「・・・ひ・・・姫・・」

抱きしめられながら苦しそうに姫が答える

120 = 60 :

なぜか嫌な予感しかしない

121 = 84 :

続きが気になってメシ食えねぇ・・・

122 = 1 :

「姫?あなた姫って言うのね!」

「トトロかよ」

妹に睨まれた

「苦し・・・・」

「ほら、妹!離しなさい」

しぶしぶ姫を解放する

「・・・っ」

たったったた・・・

「怖かった・・・・」

「だってよ!」

「なんか・・・ごめん・・・」

なるほど、姫をつかって攻めれば勝てる!

とか適当なこと考えてる

124 = 1 :

ここで妹にも両親に説明したように説明した。

「お、そうだった。」

ここにきたもう一つの理由

「妹、服くれ」

「・・・はあ?」

変な顔された

「昔の服だよ。こいつ着る服無いんだ」

「あ~・・・なるほど。姫ちゃんおいで!」

「よし、行くぞ姫」

「兄さんは来るなよ」

今まで姫と一緒に着替えたりしていたなんて口が裂けても言えない

「そ・・・そうだな。姫、妹と行ってきな」

「・・・・なんで男は来ないの?」

それを聞くか・・・

125 = 1 :

「ほら・・・試しにきたりとかさ・・・女どうしじゃないと」

「・・・・?」

こいつ分かってねぇ

「だって着替えとかこいつに見られちゃうよ?」

あ、やばい。

「・・・・ダメなの?」

やめて~!!

「もういい!早く行な!ほら!ほら!」

無理矢理居間から二人を追い出す

二人は楽しそうに(妹だけな気がしたが)二階にある妹の部屋に向かった

「ふぅ・・・」

「ねぇ?あんたあの子とずいぶんと仲良さそうじゃない」

126 :

急いでご飯食べてきた!

127 = 69 :

面白い

129 = 1 :

「そうかな?」

「出会ってまだ二三日なんでしょ?」

俺も少し気になっていたが

何となく理由は分かってきた

「あいつ・・・誰かに優しくされたことがないんだよ」

「学校にも行けず・・・親からも愛されない・・・そんな生活をずっと耐えてきたみたいなんだ」

「あんたいいことしたね」

「ん?」

「流石私の子だよ。あの子はあんたに心を開いたんだ。ちゃんと頑張りな」

意外な母の言葉にちょっと感動した

「うん・・・」

「俺たちもできることがあれば手伝うからさ」

やっぱここに相談にきて良かった

130 :

>>126
オラも鴉の行水でお風呂入って北

131 = 1 :

しばらくして居間の扉が盛大に空いた

「これどうよ!」

ふすまの向こうに立っていたのは・・・

ひらひらしたお人形みたいな服をきた姫

「なにそれ・・・?」

「兄さんゴスロリって知らないのか?」

聞いたことはあるが実物は初めてだ

「・・・可愛いじゃない」

「寒そうよ」

「・・・欲しい」

「あ?」

「いえ、なんでも」

顔を真っ赤にして恥ずかしそうな姫がちょっと可哀想だったが似合っている

132 = 65 :

「ほちぃ」

133 = 1 :

「男・・・どう?」

「いや、似合っているし可愛いけど・・・」

実用性はないよな

「それ部屋で着る?」

「着ればいいじゃん」

先輩に見られたら・・・ダメだ

「悪いが普通のを頼む。それは洗濯とか大変そうだ」

「じゃぁここにいる間だけでも」

ゆずらねぇな・・・

「それでいいか?」

「・・・・・」コクン

ゴスロリは実家にいる間だけの約束になった

134 = 1 :

また12時まで出かけるですわ

135 = 60 :

ゆっくりでいいぞ

136 = 63 :

12時までかー長いな

137 = 75 :

138 = 77 :

142 = 79 :

これはいい

143 :

西尾維新の少女不十分思い出した

しえん

145 = 63 :

姫ほしい

146 :

妹は俺がもらう

148 = 60 :

>>144
バッドエンドで泣きたい自分がいる

149 = 36 :

面白い!こういうの好きなんだ。
続き待ってる、できればバッドエンドはやめて

150 = 63 :

ハッピーエンド希望


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