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    元スレ男「変な女の子を拾った」

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    502 = 440 :

    ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
    まだかああ!!!!!

    503 :

    もちつけ最初から読み直してるうちにくるさ

    504 :

    やっと追いついた

    505 = 500 :

    506 :

    今北産業

    507 = 360 :

    >>506
    姫保護中
    男が姫親に刺される
    先輩登場

    508 :

    >>506
    クソ親父が男と姫のアパートに凸
    男刺される
    先輩イケメン

    510 = 1 :

    誤爆の形跡も妹とのキスシチュもないのだが・・・

    俺、誤爆したかな?

    512 = 492 :

    >>510
    誤爆っつーか、別なところに先輩来たとこの文章がコピペされてた。

    513 :

    妹は爆発物ですし

    515 :

    そんなことより続きを早く!早くぅ!!

    516 = 1 :

    ・・・・・・

    目が霞んで何も見えない

    ただ目の前に誰かいる

    「・・・・・姫・・・?」

    焦点が定まり・・・

    目の前にには顔にシワが刻まれた年配の女性がいる

    「男・・・・!!」

    「姫・・・・?」

    517 = 359 :

    え?

    518 = 492 :

    まさか…

    519 = 382 :

    え?

    520 = 515 :

    浦島太郎的な?

    521 = 1 :

    「じゃねーのかよ。」

    「なんだよせっかく来てやったのに」

    「あ、知らない天丼だ」

    「天井でしょ」

    「刺されたんだって?災難だったなぁ」

    「あ?」

    どうやら俺は病院にいてわざわざ一家大集合してくれたみたいだ。

    みんな暇なんだな

    身体を起こすと左鎖骨に痛みが走る

    「お~・・・いてぇ・・・」

    522 = 359 :

    驚かせるなよww

    523 = 492 :

    焦らせんなよ>>1

    読んでて楽しいぞ

    525 :

    暇ww

    527 = 1 :

    「で・・・姫は?」

    「それがね・・・」

    話を聞くと

    俺が気を失ってから先輩が救急車と消防車(消防車は先輩の説明が不十分だったから)そして、警察を呼んでくれたらしい。

    先輩にはあとで何かお礼をしておこう

    いつの間にか姫はいなくなっていたらしい

    詳しくは警察から聞けと母さんが病室の外で待機していた警官を読んんだ。

    安岡「どうも・・・」

    「あ、安岡さん」

    「え?なに?この婦警さん知り合いなの?」

    「あ?」

    「あ、構わずどうぞ・・・」

    家族は病室から追い出された

    528 = 424 :

    間が上手いな

    530 = 1 :

    すると安岡さん始め自己紹介で刑事と分かった男の人たち合わせて4人が一斉に頭を下げた

    安岡「すみませんでした!」

    俺はいきなりの出来事に驚いた

    「え、え?どうしたんですか?」

    状況が理解できない

    刑事「我々の対応が遅れたばかりに・・・あなたにけがを・・・!」

    そういうことか

    「別に気にしてませんし。安岡さんにも色々と相談にのってもらってましたから。」

    そして俺が気を失ってからの状況を説明してもらった

    531 = 1 :

    どうやら吹っ飛んだ父親はそのまま逃げたらしい

    現在捜索中だとか

    姫の行方もわからないらしい

    「姫は・・・まさか父親に?」

    安岡「まだ、分かりません・・・でも必ず無事に見つけ出します」

    俺の中に不安が渦巻いている

    ザー・・・・

    雨はさらに強くなり時々雷がなっている。

    532 = 1 :

    時間は夜の9時

    病院内は消灯の時間だ

    暗闇の中をうごめく怪しい影

    「怪しくねーよ」

    夜中の病院は不気味だ

    だがセキュリティとかはなにもかかっていなかった

    「普通に出られんじゃん」

    病院服のまま雨がふる屋外にたどり着いた

    ザー・・・・

    まるで俺たちが出会った時みたいな雨だな・・・姫

    「あ、傘ねーじゃん」

    ザー・・・・

    まぁいいか

    俺は雨降る暗い街へ駆け出した

    533 = 524 :

    おお

    534 :

    急に雑になったなw

    535 = 1 :

    傷が気になったが・・・

    気にしたら痛いので気にしない

    病院服が雨水を吸って重い

    ザッザッザッザ・・・・

    サンダルだし走りにくい

    「ふぅ・・・ふぅ・・・」

    とりあえずアパートについた

    部屋の扉を開けて電気をつける

    「あ・・・だれか片付けしてくれたんだ」

    破れたと思っていたカーテンも外れただけだったみたいだ

    「今更傘もいらねーな」

    傘を持たずに再び雨の中へ

    ザー・・・・

    あと数時間で止むはずの雨は一向に弱まる気配はない

    536 = 376 :

    まってました!

    537 :

    ひめええええええええええええええ!!!!!

    538 = 464 :

    まさか帰って来た?

    539 :

    姫はどこじゃあああああああああ

    540 = 1 :

    俺は走った

    走りまくった

    待ってろセリヌンティウス!的な気分だ

    この天気なので通行人は傘をさしている

    「くそっ・・・どこにいるんだよ!」

    探しているのはもちろん姫だ

    いまさらあんなおっさん探す気にならん

    父親の方は警察に任せる

    もう俺を刺した事でムショ行きだろうしな

    ただ、傷が無視できないレベルまで痛む

    「くっそ・・・いてぇ・・・!」

    541 = 537 :

    >>539
    僕の腕の中にいるお

    542 = 1 :

    するといきなり声をかけられた

    「あ、あの・・・?」

    膝に手をついて息を整えているところに女の人が声をかけてきたのだ

    「やっぱり・・・メイドの子のお兄さん!」

    なにいってんだ・・・?

    「・・・・はい?」

    その時、記憶の中にこの人が浮かんだ

    「・・・あ、コンビニで」

    「ずぶ濡れでどうしたんですか?」

    それどころではないのだが・・・

    「実はあのコスプレしてた子を探してるんです・・・」

    もう藁にもすがる思いだ・・・

    543 :

    おお!

    545 :

    はやく・・・!!はやくぅ・・・!!

    546 = 1 :

    「あ、その子さっき見ましたよ」

    なんだと!?

    「どこで!!どこに!!」

    「ちょっ・・・落ち着いて・・・!」

    おっと・・・

    「すみません・・・で、どこに?」

    「この道をまっすぐ行った先の橋・・・」

    とっさに女性が指差す先へ走り出す

    「ありがとう!」

    「ちょ・・・その怪我大丈夫なんですか!?」

    見たくなかったが病院服がはだけて包帯に紅い染みが広がっている

    でも、もうそんなことにかまっていられない!

    この先に・・・俺の大切な人がいるのだから!

    ザー・・・・

    雨はさらに激しくなっていく

    548 = 1 :

    橋の真ん中に・・・ずぶ濡れのコスプレ少女を見つけた

    俺は腹のそこから叫んだ

    「姫ぇぇぇぇ!!!!」

    ザー・・・・

    雨音を差し引いても十分大きな声だ

    余談だが俺は小学校の大声コンテストで2位だったことがある

    姫が気がついた

    「・・・・・・」

    何か言ったのだろうが聞こえなかった

    姫も駆け寄ってくる

    そして勢いよく抱き合った

    ズキっ

    あ、いてぇ・・・

    「男・・・死んじゃうかと思った・・・」

    「馬鹿野郎・・・俺は簡単には死なねぇよ・・・」

    ザー・・・・

    549 = 495 :

    きました

    550 = 1 :

    「なんでいなくなったんだよ・・・!」

    「私のせいで・・・お父さんが・・・!」

    本当に馬鹿野郎め・・・!

    「・・・今の天気は?」

    「・・・え?」

    「いいから答えろ」

    「・・・雨?」

    雨って答えなかったらどうしようかと思った

    「そうだ、雨だな・・・。そして寒い」

    ここに走ってくるまでに考えていた最高の言い訳だ

    「だからお前を守るために姫には近くにいてもらわないと困る」

    「・・・・」

    姫は泣いている


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