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元スレ勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」2
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あぶねぇwwww素手勇者じゃなきゃ既に死んでるだろwwww
怪物の体当たりなんて一般人がうけたらそれだけでやばいっつうのwwww
流石にやってみないとフレイムをどんな吸収の仕方をするのかわからないしなぁ
そこまで便利じゃなかったか
怪物の体当たりなんて一般人がうけたらそれだけでやばいっつうのwwww
流石にやってみないとフレイムをどんな吸収の仕方をするのかわからないしなぁ
そこまで便利じゃなかったか
脳筋だからこそやってみて痛みがわかるんだよ
欠点があるから面白くなるんだし
欠点があるから面白くなるんだし
【 2日後… 】 【 北東の山 】
勇者「よーし、山に到着っと。」
勇者「……」
勇者「森もあって岩肌も上の方にあるな…。 おっ、ちゃんと道もあるんだ。やった。」
勇者「さっそくのぼるかな…」
【 登山中… 】
勇者「意外とそんなに傾斜の高くない山だな…
これならなんなく登れるかな」
勇者「ここで山登りになるとは、砂漠を苦労して越えてきた意味もあるな。
地面がしっかりしてる分、全然疲れないや。」
がさがさ!
勇者「お?」
パペットマン「QRRRRRRRRRRRRRR!!!!!!」
勇者「うわ!!こいつ確か砂漠でも見たような…っ」
ドドドドドド!!!
【 パペットマンは襲いかかってきた!! 】
パペットマン「GRRRRRRRRR!!!!!」 ぶん!
ガン!
勇者「いて!!このやろう!!燃えろ!!」 ボウン!!
パペットマン「!?」
勇者「おらああああああああっっっ!!」 ッッッボ!!
ドグシャアアアっっッ!!
【 なんとパペットマンは木っ端みじんに吹っ飛んだ!! 】
勇者「うわっ意外と脆いなコイツ。
あ、燃やしたからそうなったのかな。」
勇者「よし、コイツにも人面樹同様メラからのパンチが一番有効っと」
【 数十分後 】
勇者「…大分歩いたな。」
勇者「それにさっきからキメラや、ホイミスライムも出てきて戦って…」
ボロっ
勇者「…そろそろグローブも痛んできた。」
勇者「やばいな、ヘヴィメタルグローブに頼ってた分きついかも…。」
勇者「まだ頂上にもいってないし、壊れないようにしなくちゃ。」
【 岩肌 】
勇者「ここから森がなくなって、イワヤマになったか…」
勇者「山道があるし、登っていけるか…」
勇者「……でも落ちたら危ないよな。」
勇者「ん?」
ばくだん岩「けけけっ」
【 なんと近くの岩から爆弾岩があらわれた! 】
勇者「えっ」
ばくだんいわ「TTTTTTNNNNNNTTTTTTTT!!!!!!」
【 ばくだん岩の体が光に包まれた!! 】
勇者「!?」
ドッッゴオオオオン!!!
勇者「ぐああああああ!?」
【 ばくだん岩は大爆発を起こした! 】
【 勇者は、吹っ飛んで崖下に落ちそうになる! 】
勇者「う、うわああああっっっ!!」
がしっ
ガラガラガラ…
勇者「ぐっ…くううう……くそ!!なんだよあれは!!
爆発しやがった…!!」
勇者「うぐぐぐぐっ」 がしっ
【 勇者はなんとか崖の岩肌にしがみついた。 】
勇者「なんてやつだ…あんなのに出くわしたらどうしよう。
蹴飛ばして崖に落とした方が良いのかな?」
勇者「…よっ!ほっ!はっ」 よじよじ
【 勇者は強靭に鍛えた、手足を駆使し
あっという間に岩肌から山道に戻った。 】
勇者「はあ…はあ……怖かった。」
勇者「やべっもうすぐ夜にもなるし、はやく進まないと」
【 洞窟 】
勇者「ここなら寝泊まりできそうかな…」
がさがさっ!
勇者「ん?」
アルゴリザード「ぎゃああああああああっす!!!!!」
勇者「っだああああああああああああ!?」
勇者「うおああああ!!」メラ!!メラ!!
Aリザード「んぎゃああああ!!」 ヒュン!!ヒュン!!
【 アルゴリザードは素早くかわした!! 】
勇者「やろう!!ばくれつけん!!」
ドドドドドドン!!
ぼよぼよぼよん!!
【 しかし、アルゴリザードのお腹はやわらかくて
うまくダメージが通らない! 】
勇者「げっ」
リザード「ごおおおおおおっっっっ!!」
がぶ!!
勇者「うぎゃあ!!」
【 勇者は腕を噛まれた!! 】
めきめきっ
勇者「うがあああ!!!はなせ!!トカゲ!!」 どが!どが!!
リザード「ぎゃああああっっす!!」 ぎりぎり…
【 しかし、おなかに蹴ってもダメージが通らない!! 】
めきっ
勇者「い!?っっっってええええ!!!オラアアアアアッッッ!!」
ダンっ
【 勇者は腕を噛まれたまま、飛び上がり… 】
リザード「ぎ?」
ガシッッ!!
【 なんと両足で、アルゴリザードの首をがっちりはさんだ!!! 】
勇者「おらああああああッッッッ!!」 ッッブン!!
ドッッッッゴン!!
リザード「んぎゃあああ!?」
【 勇者は足に力を入れて体を捻り、リザードを押し倒した!!】
【 勇者は腕を噛まれたままリザードに馬乗りになった!! 】
勇者「っじゃあああああ!!!」 ガンガンガンガン!!!
【 勇者は無事な方の腕で、アルゴリザードの顔面を殴りまくった!! 】
アルゴリーザード「ぎゃ!? ごっ!?ぎゃああああっっっっ…す…」
勇者「はあ…はあ…はあ……うが…ああああ」
バタンっ
勇者「はあ…はあ…はあ……」
勇者「し、死ぬかと思った…」
勇者「ほ、ほ…ほい……ホイミ!!!」
【 勇者の傷の痛みが少しだけ収まった 】
勇者「っっあー…いてて、なんてこった。
これじゃ油断もすきもない。」
勇者「帰るまでが遠足ってのはまさにこれのことかもなー…」
勇者「くっそ…」
勇者「とりあえず、こいつを夕食にしよう。」
【 翌日 】
勇者「よし、出かけよう。」
【 頂上 】
勇者「ついたー!!」
勇者「あーよかったよかった。
途中でまた爆弾岩見かけたときはダッシュで逃げたのは正解だった。
…後ろの方で爆発音が聞こえたときはビビった。」
勇者「さて下るかな。
山道は…っと、あった。」
【 勇者は山を下り始めた。 】
勇者「ん?」
ゴーレム「ごー」
勇者「げ!?あれって…」
ゴーレム「GOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」
【 ゴーレムが襲いかかってきた!!! 】
勇者「うおお!?メラ!メラ!!」
バババババババババ!!
ゴーレム「GOOOOOOOOHHHHHHHHHHHH!!!!!」
【 ダメージは通っても、ゴーレムは怯まない!! 】
ゴーレム「ごあああー!!!」 ぶん!!
勇者「あぶな!!」 さっ
【 勇者は素早くかわした!! 】
バゴオオオオオオオンッッッッ!!!
【 ゴーレムの拳は岩壁を思いっきり砕いた!! 】
勇者「や、やろう!!」 ボッッッッ!!!
ガ ン ッッッ !!!
ピシッ…
【 ゴーレムの背中にひびが入った 】
勇者「いてて…効いたか!?」
ゴーレム「ごおおおっっ」 くるりっ
【 ゴーレムが勇者の方を向く。 】
勇者「き、きいてない!?」
ゴーレム「ごおおおお!!」 ぶん!!
【 ゴーレムの不意打ち!! 】
バゴン!!
【 勇者に直撃!! 】
ゴーレム「ごー」
【 ゴーレムの動きはゆっくりとしている。 】
勇者「ぐあ!?」
勇者「こ、このやろう…!!!!」
勇者「おらあああっっっ!!!」 ボッッッ!!
ガ ン !!!
ゴーレム「ご!?」
ゴーレム「ごーーーー!!!」 ぶん
ド ウ ン !!
勇者「ぐあ!?」
勇者「おらああ!!!!!」 ボッッ!!
ゴ ン !!
ゴーレム「!?」
ピキピキ…ッッ
【 ゴーレムの体にひびが入る 】
勇者「へ、へへへ…どうだ!
こっちはずっと素手で鍛えたぶん、お前よりパワーは上だっっ!!!」
ゴーレム「ごおおおおおおおおおおっっっっ!!!!!」 ボ ン ッッ!!
【 ゴーレムはいきりたって殴り掛かった!! 】
勇者「!?」
ドガアアッッッ!!!
【 勇者は吹っ飛んだ! 】
ずざああっ!
勇者「くっ…この……!!!
おらあああああ!!!!」 ドギュン!!
【 勇者はゴーレムに急接近した! 】
ッッッッッッッボン!!!
ゴーレム「!?」
ガアアアアアアアンッッッッ!!!!
ゴーレム「ご!?」
勇者「…いってえええ!!
こいつなんて固さだっっ!!」
ゴーレム「ごおおおお!!!」ぶん!!
ドガン!!
勇者「ぶげ!?」 ぐらっ…
勇者「ぜえ…ぜえ……こいつ……くそっ!」
ゴーレム「ごおおおおおおおおお!!!」 ボ ン!!
勇者「だりゃあああああッッッッッ!!!」 ッッボッッ!!
【 二人の拳がぶつかり合った!! 】
ド ガ ン ッッッッ !!!!
めきっ!
勇者「…ぐっっっ!?あああああ!!腕があああ!!」
ゴーレム「ご!?ごおおおおお!??」
ビキビキビキビキ…!!!
【 ゴレームの拳から体全体にひびが入っていく!!! 】
勇者「ぐっ……はあ…はあ…っ」
ゴーレム「ごおお…ごっ…」 ガラガラっ
【 ゴーレムをやっつけた 】
勇者「へ、へへへ…やった……ゴーレムに、パワーで勝った…ぞ。」くらっ
【 勇者は頭から血を流していた。 】
勇者「ぐっ…はあ……はあ……
休まないと……」
勇者「うっ…」
どさっ
【 勇者は気を失った 】
【 数分後… 】
女勇者「あ!見て!!人が倒れてるよ!!」
女戦士「なんだって。うおっホントだー」
女賢者「探してる勇者ですかぁ?」
女勇者「わからない…うわ!頭から血を流してるよ!
腕も、なんか青くなってる…早く手当をしないと…っ!!」
女戦士「ん?この人の近くに固まってる今の塊なんだありゃ??」
女賢者「さあ?」
女魔法使い「はやく安静にさせるかしら!!」
女勇者「(すごい筋肉…)」
【 数時間後 】
焚き火「ボーボーボー、ボーボーボボー、火の粉がパチパチー」
女勇者「…あっ!ねえ、この人気がついたよ!!
もしもし!大丈夫ですか!?」
勇者「うーん…うーん…あれ?
………君は?」
女勇者「よかった!!君、ここで倒れてたからビックリしちゃった!!」
賢者「やれやれようやく目が覚めましたか。」
女魔法使い「頭から血を流してたんだからそういうこといわないかしら」
女戦士「おーい、ごはんできたぜー」
勇者「(女の子の…4人パーティ?)
勇者「…僕は気絶してたのか。」
女勇者「うん、頭から血を流して全身も痣だらけで倒れてたんだよ?」
勇者「あー…。」
女勇者「女賢者ちゃんが治療してくれたんだよ。ね?」
女賢者「ふん、感謝するがいいですよ。」
勇者「あ、ありがと…」
女戦士「なあ、アンタ魔物と戦ってここで倒れてたのか?」
勇者「え?ああ、そうだけど。」
女戦士「それで相打ちか負けた…ってことになるんだよな?
倒れてたし」
勇者「…そうなる。相打ちかな。」
女戦士「なあなあ、その白い剣で戦ってるのか?」
勇者「えっそれはちがっ…」
女勇者「もう!女戦士ちゃん!この人はケガしてて今意識が戻ったばかりなんだから!!
無理をさせないの!!」
女戦士「お、おうー悪い。」
女賢者「空気よめですう。」
女魔法使い「ところで、もう夜遅いけど今夜はここでキャンプにするかしら?」
女勇者「…うん、そうだね。
この人もまだ休ませておいた方が良いと思うし…」
勇者「(くっそ…もろにゴーレムのパンチ喰らって頭がクラクラする…)」
女賢者「むう…」
女勇者「大丈夫だよ。この人悪そうな感じしないし。ね?」
女賢者「…今回はしょーがねーですね。
いっときますけど、変な真似してきたらすぐに私がギガデインくらわしてやるですよ。」
女勇者「もう!」
勇者「………」
勇者「……え?なに?ここにみんな泊まるの?」
女勇者「そうだよ。だって君、まだクラクラするでしょ?」
女魔法使い「かしら。」
女勇者「それにもう夜だし、進むのは危険だよ。」
勇者「あー、そう…だね。」
女賢者「私たちが一緒にここで過ごしてやるんですから
ありがたくおもえですう」
勇者「…うん。ありがとう」
女賢者「…ふん」
女戦士「なー、明日の朝ここで何があったか詳しくきかせてくれよ。」
勇者「うん…いいけど。」
女戦士「やった!」
女魔法使い「じゃあ、せいすい撒くかしら」
勇者「………(さすがにサキュバスや盗賊ってわけじゃないよね?)」
勇者「(盗むんなら、気絶してるあいだにとっくにしてるだろうし…)」
【 勇者は自分の持ち物を見た。
持ち物は全てちゃんとある。 】
【 勇者は少しだけ警戒した 】
【 翌朝 】
女勇者「あ!おはようございます!
もうゴハンできてますよー。」
勇者「お、おはよう。
お?」
【 勇者は体が軽くなったような気がした。 】
女勇者「具合の方はもう大丈夫ですか?」
勇者「うん、バッチリ。ありがとう助けてくれて。」ぺこり
女勇者「いえいえ、おきにかまいなく」
女戦士「あ!もう大丈夫か!?」
勇者「うん、頭もすっきりしたし体も痛くない。」
女戦士「そうか!じゃあ朝食食べながら昨日の事きかせてちょうだい!」
女勇者「もう!戦士ちゃんはせっかちすぎ!!」
女戦士「へーい」
【 朝食中 】
女戦士「ご、ゴーレムと素手でやりあったっていうの?!」
勇者「うん」
女賢者「うそ言うなですう」
勇者「いや、ホントなんだけど…」
女魔法使い「いくら勇者さんが筋肉モリモリでもゴーレムと素手でって言うのは…」
女勇者「えええ~!?素手でやったんですか!?すごい!!」
女戦士「信じてるし」
女賢者「女勇者が純粋すぎることを筋肉勇者は
ありがたいと思うがいいです」
勇者「なっ…」
女魔法使い「ご、ごめんなさいかしら!
この子ちょっと人見知りで…」
女賢者「ふん」
勇者「(ま、いいか。一応助けてもらえたし)」
女勇者「すごいな~…なんか私も興味湧いてきちゃいました。」
勇者「素手で戦ったのは本当だよ。
というか、ここまでずっとほぼ素手で戦ってきたから。」
女戦士「またまた冗談をー
アタシとおなじように剣を背負ってるんだから、その白い剣でも振った事はあるだろ?」
勇者「いや、一度も無い。」もぐもぐ
女戦士「えっ」
女賢者「こいつ思いっきりウソついてるですよ。」
勇者「だ、だからホントなんだって…」
女賢者「じゃあなんで頭から血流して倒れてたんですか!」
勇者「ゴーレムと殴り合いして
勝った後に倒れたの!!」
女魔法使い「(ってことは、彼の横にあった岩の瓦礫は…)」
女勇者「(ゴーレムの死体(?)!?)」
女賢者「むぐぐ…」
勇者「まあとにかく、ウソかホントかどうおもうのは君たちの自由だよ。
助けてくれた事には礼を言うよ。ありがとう。」
女賢者「ふん!」
女戦士「まーまー」
女勇者「すごいなー素手勇者さん」キラキラ
勇者「(お、このシチューはうまいぞ)」
勇者「ところで君たちは…?えーっと、旅の途中??」
女賢者「見ればわかるですう」
女勇者「そうなんですよ!実は…」
勇者「行方不明の勇者の捜索??」
女勇者「そうなんですよ!
北の国から旅に出た名のある3~5人の勇者パーティの方々!
その人達が、もう1年~3年以上くらい帰ってこなくて
様子見で探してみるように命が下ったんです。」
勇者「へー、王様が??」
勇者「(たんに外の世界が広すぎてまだ冒険の途中…てわけじゃないのかな?)」
女勇者「はい!それに素手勇者さんも北の国出身でビックリしました!」
勇者「いまちょうど、帰りでここの山を登ってたんだ。」
女勇者「いいですね、もうすぐ故郷で。
私たちはまだ旅立った訳ですけど。えへへ」
勇者「入れ違いだね。ところで、君たちは昔からの友達とか?っていう仲??」
女勇者「いえ、私たちの魔力や戦力が高いってことで
勇者候補から4人集めてそれから旅をしてるんです。」
勇者「なるほど」
女賢者「そして第一発見者がぼっちのウソつき勇者だったわけです。」
勇者「き、きみねえ…僕に恨みでもあるの!?」
女賢者「ふん!」
勇者「……君たちはこれから東の国に?」
女勇者「はい!ただ、遠回りしながら行く感じですね。」
勇者「気をつけてね。
外の方はどうなってるかわからないけど、この山に
アルゴリザードっていう赤いトカゲが住んでて…」
アルゴリザード「ぎゃーーーーーーーーーす!!」 ×4
【 アルゴリザードのむれがあらわれた! 】
女戦士「!みんな!戦闘だ!!」
女魔法使い「了解かしら!みんなにピオリム、そしてバイキルト!!」
女戦士「おりゃーーーー!!」 ズバン!!!
勇者「(すごいっなんて切れ味だ…)
【 女戦士の攻撃! アルゴリザードに大きなダメージ!! 】
女勇者「いくよ!!はやぶさ斬り!!!」 ゴウっっ!!
ズババババン!!
勇者「(騎士さんと同じぐらいに速いぞ…)
アルゴリーザド「ぎゃああああああっす!!」
女賢者「くらえですう!!メラミ!!」 ドウン!!
【 女賢者のメラミ!! 】
ぼよんっ
【 メラミはアルゴリザードのお腹にヒット!
しかし、弾力があるお腹にはあまり効かなかった… 】
女賢者「えっ」
勇者「みんな!アルゴリザードのお腹はやわらかくて、ダメージはあまり通らないんだ!!!
狙うなら…」
ドギュン!!
【 勇者はアルゴリザードに急接近した!! 】
4人「えっ!?」
勇者「狙うなら顎の下だああああああああああああああっっっっ!!」 ブオンッッッ
バ ゴ ン ッッッッ!!!
アルゴリザード「」
【 アルゴリザードをやっつけた! 】
勇者「バイキルトが効いてた分、一撃で倒せるみたいだね」
女戦士「す、すげえ…マジで素手でたおしちゃったよ。」
女勇者「じゃあゴーレムも…」
女魔法使い「マジだったかしら…」
女賢者「ば、バイキルトがよくきいてるだけです!!」
勇者「うおおおおおおお!!!!!」
女魔法使い「(あれ?私あの人にバイキルトかけたかしら?
病み上がりだし、戦闘に参加しないと思ってたけど…)」
【 女勇者パーティはアルゴリザードをやっつけた! 】
女勇者「やったあ!!」
女戦士「よっしゃ!!なー、おまえすごいんだな!!
あんな凶暴なヤツに素手でヤルとか!」
勇者「ははは。実は昨日あいつと戦ったばかりだったから対処法が役立って良かったよ。」
女魔法使い「世の中には変わった勇者がいるものかしら…」
女賢者「ゴリラとトカゲの喧嘩じゃねーですか」
【 しばらくして… 】
女勇者さん「じゃあ素手勇者さんもお気をつけて!」
勇者「うん、君たちも。勇者さん達見つかると良いね。」
女勇者「はい!」キラキラ
女戦士「なー、今度会ったらアタシと勝負してくれよ!!
私腕に自信あるんだよ!」
勇者「いいよーいつになるかわからないけど」
女戦士「背中の白い剣を使わざるを得ないほどつよくなってやるぜ。」
勇者「(正直、剣術はダメかも…)」
女魔法使い「一応勉強にもなったかしら魔法が効かない相手にはどうするかも
考えないと…」
勇者「あ、それなら殴ったり石ぶつけたりしたほうがいいよ。
もしくは逃げる。」
女魔法使い「ど、どうもかしら」
女賢者「ふん、まあ1人多かった分こっちもけが人ゼロだから感謝してやるですよ。」
女賢者「ゴリ勇者」
勇者「ゴリ勇者!?」
女賢者「ゴリラみたいな体してるからゴリ勇者ですよ。」
勇者「あのなー!!変な言い方するのやめてくれ!!」
女賢者「い~っひっひっひ」
勇者「ったく…」
女勇者「ごめんなさい素手勇者さん、賢者ちゃんも悪気は無くて
むしろ素手勇者さんを褒めて…」
女賢者「ねーです!!!」
女勇者「えー」
女戦士「あははははは」
勇者「ははは…」
女魔法使い「…あ、別れる前に素手勇者さんに言っておく事があるかしら。」
勇者「お?」
女魔法使い「実は最近になってから、北の国周辺での魔物がつよくなってるかしら。」
勇者「強く??なんで??」
女魔法使い「それはわからないかしら。
素手勇者さんはこれから北の国に帰るみたいだし、言っておくかしら。
あれだけ素手で戦えてれば問題と思うけど…」
勇者「いや、充分だよ。ありがとう。そんなことが…」
女戦士「そーそー、スライムが急にすばやくなっちまってビックリしたよ。」
勇者「え?たとえば、いつもの10倍くらいはやくなったとか?」
女戦士「そーそー、って知ってるの?」
勇者「スライムの戦闘力10倍verはエース・スライムっていうんだ。」
女勇者「そーなんですか」
女戦士「どーりでつよいわけだ。」
女賢者「あと、見た事も無いヤツもいましたね。」
女勇者「あれだよね」
女戦士「うん」
勇者「?」
女魔法使い「スライムナイトっていうモンスターかしら」
勇者「スライムナイト??」
女戦士「甲冑を着たスライムだよ。固いし、強いし魔法も効きにくかったし倒すのに苦労したんだ。」
勇者「そんなやつが…」
女勇者「素手勇者さんなら大丈夫だと思いますけど
どうか気をつけてくださいね!」
女賢者「ゴリラならへーきですよ。へーき」
勇者「だからゴリラじゃないっつーの!!」
女魔法使い「じゃあ…きをつけてかしら」
勇者「うん、色々ありがとう。
元気でね。」
女勇者「素手勇者さんも!また縁があったら会いましょう!」
女戦士「そんときはアタシと勝負な!」
女魔法使い「さよならかしら!!」
女賢者「お土産にバナナ持ってきてですよ。」
勇者「…ったく。」
【 勇者は女勇者パーティと別れた。 】
勇者「スライムナイトか…どんなやつだろ。」
【 北の国 周辺 】
勇者「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!」
勇者「なつかしい!!全てが懐かしい!!!」
勇者「数ヶ月故郷を離れてたんだよな…
なんかあっという間だった。」
勇者「帰ったら…まず家に戻って、そんで王様に西の国王からの伝言
伝言って言っても、そういうように言われただけだけど。」
勇者「そーいや僧侶や神父さんも元気かな。」
勇者「……」
勇者「…弓使いも、戦士勇者達も無事戻れただろうか」
勇者「いや、無事からだが治ったかな。」
勇者「……」
勇者「やっぱ魔物って人間とは違うんだよな。
いくら人の姿をしてても中身が…」
勇者「……」
勇者「さて、いくかな。」
【 2日後 】
勇者「マジで、エーススライムばっかでてくるな。
エーススライムが大量に北に引っ越したのか??」
勇者「……まさか僕がスライム倒しまくって、それで反撃に出た
なんてことはないよね。さすがに」
キャーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!
勇者「!?」
勇者「声がしたっ なんだ!?」
戦士勇者♀「くっ!この!!はなれなさい!!ああっ…!!」
エース「ぐるるるるるrっっっ!!」
エース「ぢどどどどどどどっっっ」
エース「ぐへへへへへへっへ」
戦士勇者「か、からだが…」
【 戦士勇者♀はスライムまみれになっている! 】
勇者「どらあああああああああああああっっっっっ!!」
エース「「!?」」
勇者「ふっとべええええ!!!」
【 勇者の爆裂拳!! 】
ドドドドドドドドドドドドドドドドンッッッッッッ!!!
「「「ぴぎゃああああああああああああああああAAAAAAHHHHHHっっっっ!!」
【 エーススライム達をやっつけた 】
戦士勇者♀「あ、あなたは……」
勇者「えっ…
あああああ!!!!戦士勇者さんじゃないですか!!」
戦士勇者♀「は、はい!素手勇者さんですよね!?」
勇者「いったいなんでここに!?
それに体の方は…?」
戦士勇者「あっえっと実は…」
勇者「よかった、無事に北の国に戻れたみたいなんだね。」
戦士勇者「はい、つい先月の事ですが…
全員無事、心も体も浄化されましたの。」
勇者「っほ。ほんとによかった。
みんな、苦しんでていてどうなるかわからなかったし…」
戦士勇者「エルフとオークの方々には本当になんておっしゃったらいいか…」
勇者「いつか会えた時にちゃんといえばいいさ。」
戦士勇者「…そうですね。」
勇者「……ところで、なんでここに1人で?」
戦士勇者「あ、はい。実は最近魔物が強くなってる情報が入って…」
勇者「あー、僕もさっきすれ違った勇者パーティから聞いたよ。」
戦士勇者「そうですか。
実はその討伐任務で、こうして出向いておりますの。」
勇者「1人は大変じゃないのか?まだ病み上がりに近いのに」
戦士勇者「最初は大丈夫だと思ったんですが…
予想以上に強くて…まさかスライムがここまで」
勇者「そうだね、エーススライムは手強いよ。」
戦士「……あの時とは逆ですね。」
勇者「……?」
戦士「覚えてませんか?」
勇者「あっ…そういえば君に助けられたね。ゼリー回収試験で」
戦士「はい。また借りが増えちゃいましたね。」
勇者「別に良いよ借りなんて、とにかく無事で良ければそれでいいよ。」
戦士「…やさしいのですね。ふふ。」
勇者「えっ」
戦士「…そろそろ夕暮れですし戻りましょうか」
勇者「そうだね」
戦士「…っ!あ」
勇者「ん?あ、戦士勇者さん…足が……」
戦士勇者「うう…足をくじいてたようですの……」
勇者「ホイミ!ホイミ!!」
戦士勇者「いたた…」
勇者「医者に見せた方が良いね。
……そういや北の国も遠くに見えてるし少しでも急ごうか。」
勇者「だっこしてもいい?」
戦士勇者♀「えっ///」
勇者「歩けないでしょ?僕がつれてくよ。」
戦士勇者「えっえっそ、そんな…」
ひょいっ
戦士勇者「ああ…っ」
勇者「おっ、これでよし(意外と軽いな…)」
戦士勇者「あ、ありがとうございます…(素手勇者の腕…すごく太いですわ。)」
戦士勇者「……///」カア…
勇者「あ、恥ずかしい?お姫様抱っこだと」
戦士勇者「!い、いえ!!おきになさらずに!!
ありがとうございます…」
勇者「いいて。それにこっちの抱き方なら一応便利には便利。」
戦士勇者♀「え?」
おどる宝石「SAAAAAAAAAAAAS!!!!」
勇者「メラ!!!」 ドドドドドドン!!!
【 勇者は戦士勇者♀を抱えている腕…支えている指先の1本からメラを発射した。 】
戦士勇者「そ、そういうことでしたの…」
勇者「背負うと、手が後ろに行っちゃうもんね。」
戦士勇者「クスっ。やっぱりすごいですわね、素手勇者さんは。」
勇者「あはは、そうかな。」
戦士勇者「ふふっそうですわ。」
僧侶なつかしいな
フラグ立ってると思ってたらあっさりフェードアウトでそれっきりだったし
フラグ立ってると思ってたらあっさりフェードアウトでそれっきりだったし
狂ってたとはいえ、一度はヤってるんだよなこの二人
気まずくならんのだろかw
気まずくならんのだろかw
乙です!
>勇者「背負うと、手が後ろに行っちゃうもんね。」
手が後ろに回ってても素手勇者なら足技でなんとかしてしまいそうだwカポエイラ的な感じで。
それにしても、強敵が相手なら尚更封印の鎧に吸収すれば戦力アップになりそうなもんだけど…。吸収するためにはなんか条件とかあんのかな?
>勇者「背負うと、手が後ろに行っちゃうもんね。」
手が後ろに回ってても素手勇者なら足技でなんとかしてしまいそうだwカポエイラ的な感じで。
それにしても、強敵が相手なら尚更封印の鎧に吸収すれば戦力アップになりそうなもんだけど…。吸収するためにはなんか条件とかあんのかな?
>>292
例えばゴーレムを封じたら鎧が勝手に動いてしまう(他の敵もいたら致命傷になりかねない)、重くなるかもしれない
水で封印の鎧ごと壊れるようになるかもしれない・・・と、危険が多すぎる
スライムだって、毒持ちだったとしたら自分の皮膚に毒を当て続けることになる。
そもそも、鎧の容量ってどれぐらい?超えたら壊れる?どうなる?
強敵相手にやったら一瞬でピンチになるリスクが高すぎ。
例えばゴーレムを封じたら鎧が勝手に動いてしまう(他の敵もいたら致命傷になりかねない)、重くなるかもしれない
水で封印の鎧ごと壊れるようになるかもしれない・・・と、危険が多すぎる
スライムだって、毒持ちだったとしたら自分の皮膚に毒を当て続けることになる。
そもそも、鎧の容量ってどれぐらい?超えたら壊れる?どうなる?
強敵相手にやったら一瞬でピンチになるリスクが高すぎ。
【 数時間後 】
戦士勇者♀「あ、あの…」
勇者「お?」
戦士勇者「きつく…ないですか?
もうずっと私を抱っこして歩いてますし…」
勇者「平気平気、これくらいなら大丈夫。
お?なんか前方に人がいるよ!
鎧来てるし城の兵士さんかな。」
戦士「よかったですわ。
討伐任務を受けてるのは兵士さん達も一緒なんですの。
魔物が強くなったといわれてからあちこちにああして
偵察だったり討伐をしているんです。」
勇者「それは嬉しいや。
あのー!すみませーん!!
ケガした人がいるので、城まで引率してくれませんかー!?」
/,' i!
ハi _ il
i l ィニ ̄ ` ー、 ll
l .l////ヽ ///ヽl:!
l , ∨////lハl∨/// !
i | l \//l ∨ .l// l
l | | | l 、 `l l´ , l | i
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lィ ヽ ' l l | | l l ' ィ/
ヽ ヾヘー 、_ ィ イヾ
/\//ヽ_ハ_ハ/ l、 ,、 兵士?「………」
fヽ /////ヽ、///////l//ヽ / ヽ
l \ .┌‐──┐ //`ー-、/////l〈 ヘ
l ヽ , </.| | ̄ ̄| | 、/////∧///////\ ヘ
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{ ゚ ノ i! / ////`丶、 | ヽ i! i! l l
`ヽ. //////`ヽ、ヽ i! i! i! l_/
', //////r´ヘ ヽ} i! i! i! l
∨ l////∧/ ヽノ i! i! i! l
勇者「なんかフラフラしてるね。あの人もケガしてる??」
戦士勇者「!?」
戦士勇者「ま、まってください…あの人。
よくみたら兵士の正装ではありませんわ!!」
勇者「ほかの勇者の人じゃないの?」
戦士勇者「…まさか」
兵士?「……」 がちゃり
兵士?「…っ!」 ダダダダダダ!!!
勇者「なんか剣ぬいてこっちに向かってきた!?」
戦士勇者「もしかしてスライムナイト!?」
勇者「なに!?あいつが!?」
戦士勇者♀「ゆ、勇者さん!私を置いて逃げてください!!
このままじゃあなたまでもが…」
ナイト「OOOOOOHHHHHHHHHHHHHっっっ!!!」
勇者「…!!
勇者「そんなことできるか!!」
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