私的良スレ書庫
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元スレまゆり「トゥットゥルー!」岡部「・・・え?」
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ブラウン館工房ビル屋上――――
岡部「では、お前たちはラボで待機していろ。俺もしばらくしたら戻る」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・なんだその顔は」
紅莉栖「別に」
岡部「不服があるのか?」
紅莉栖「別にっ!」
岡部「ふぅ・・・」
岡部「しばらく考え事をしたいから、一人にしてくれと言っただけだろう」
紅莉栖「だから何も言ってないじゃない」
岡部「いぃーーやっ! 分かったことがあるくせに私には教えてくれないーとか思ってる顔だぞそれは」
紅莉栖「思ってないわよ・・・こどもじゃないんだから。ただちょっと心配なだけ」
岡部「何がだ」
紅莉栖「アンタが」
岡部「・・・・・・」
岡部「では、お前たちはラボで待機していろ。俺もしばらくしたら戻る」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・なんだその顔は」
紅莉栖「別に」
岡部「不服があるのか?」
紅莉栖「別にっ!」
岡部「ふぅ・・・」
岡部「しばらく考え事をしたいから、一人にしてくれと言っただけだろう」
紅莉栖「だから何も言ってないじゃない」
岡部「いぃーーやっ! 分かったことがあるくせに私には教えてくれないーとか思ってる顔だぞそれは」
紅莉栖「思ってないわよ・・・こどもじゃないんだから。ただちょっと心配なだけ」
岡部「何がだ」
紅莉栖「アンタが」
岡部「・・・・・・」
岡部「フゥーーーーハッハッハッハッハァ!!!」
岡部「この俺も堕ちたものだぁー狂気のマッドサイエンティストであり混沌の支配者である鳳凰院・凶真が助手ごときに気を遣われる体たらくゥゥ!!」
紅莉栖「助手って言うな! ・・・あとアンタはマッドサイエンティストでもなければ混沌の支配者でもない」
紅莉栖「・・・ただの岡部倫太郎よ」
岡部「フン・・・助手め」
紅莉栖「だから違うといっとろーが!」
岡部「いかん、この時間帯は組織が来る危険性が高い・・・ラボを頼むぞ」
紅莉栖「知るか。さっさと降りてきなさいよね」
岡部「・・・・・・」
助手って言うな。
岡部「・・・・・・まぁそうだ」
岡部「この俺も堕ちたものだぁー狂気のマッドサイエンティストであり混沌の支配者である鳳凰院・凶真が助手ごときに気を遣われる体たらくゥゥ!!」
紅莉栖「助手って言うな! ・・・あとアンタはマッドサイエンティストでもなければ混沌の支配者でもない」
紅莉栖「・・・ただの岡部倫太郎よ」
岡部「フン・・・助手め」
紅莉栖「だから違うといっとろーが!」
岡部「いかん、この時間帯は組織が来る危険性が高い・・・ラボを頼むぞ」
紅莉栖「知るか。さっさと降りてきなさいよね」
岡部「・・・・・・」
助手って言うな。
岡部「・・・・・・まぁそうだ」
助手って言うなと言われる、ということは、俺がヤツを助手と呼んでいるということ。
それは特におかしくは無い、当たり前のことだ。
だが冷静に考えるとこのやりとり自体に少し違和感を感じる。
――――紅莉栖から、以前に戻ろうとする雰囲気を感じた。
それは非常に抽象的で曖昧な「なんとなく」だ。
しかしだからこそ俺は、付き合ってから二人の間ではあまり出すことの無かった設定を出した。
ふざけて出すことはあったが、今の感じは余りにも以前に近かった。
何より決定的なのが、付き合ってからは「紅莉栖って呼んでよ」「名前で呼んでよ」
そう返すのが決まり文句だったはずだ。
助手って言うな。
信頼している。
頭も良く、頼りがいもある。
変わらない、そこは変わらないが
何故だろう。
紅莉栖が、少し遠く感じる。
少しだけ、遠く。
それは特におかしくは無い、当たり前のことだ。
だが冷静に考えるとこのやりとり自体に少し違和感を感じる。
――――紅莉栖から、以前に戻ろうとする雰囲気を感じた。
それは非常に抽象的で曖昧な「なんとなく」だ。
しかしだからこそ俺は、付き合ってから二人の間ではあまり出すことの無かった設定を出した。
ふざけて出すことはあったが、今の感じは余りにも以前に近かった。
何より決定的なのが、付き合ってからは「紅莉栖って呼んでよ」「名前で呼んでよ」
そう返すのが決まり文句だったはずだ。
助手って言うな。
信頼している。
頭も良く、頼りがいもある。
変わらない、そこは変わらないが
何故だろう。
紅莉栖が、少し遠く感じる。
少しだけ、遠く。
岡部「・・・仕方の無いことだ。」
そう。それは仕方の無いことなのだ。
だがまゆりの件については、仕方無いでは済ませられない。
紅莉栖の推察は確かめようがないが、おそらく正解なのではと俺も思っている。やはりあいつは天才だ。
しかしあいつの言うレベル4についてだけは部分的に不正解だ。
俺は『何度も死ぬ』ことを体験したのではない。
『何度も死ぬまゆりを見る』ことを体験させられたのだ。
俺が世界線を行き来するきっかけになった出来事だ。
もちろん・・・全て一度体験している。
だがそんなコトは関係無いッ!!
そう。それは仕方の無いことなのだ。
だがまゆりの件については、仕方無いでは済ませられない。
紅莉栖の推察は確かめようがないが、おそらく正解なのではと俺も思っている。やはりあいつは天才だ。
しかしあいつの言うレベル4についてだけは部分的に不正解だ。
俺は『何度も死ぬ』ことを体験したのではない。
『何度も死ぬまゆりを見る』ことを体験させられたのだ。
俺が世界線を行き来するきっかけになった出来事だ。
もちろん・・・全て一度体験している。
だがそんなコトは関係無いッ!!
まゆりが死ぬ!
それが嫌で嫌で仕方なくて、だから時空を跳んだのに!!
もう一度全てを!!俺のトラウマの全てを!!
繰り返す!
俺はまゆりを斜め上から見下ろしている。
体は動かない。
駅のホームだ。
電車が来た!ぐんぐん近づいてくる!
まゆり!まゆり!聞こえないのか!!俺の声が聞こえないのか!?
手が届かない!電車が来る!
後ろから綯が走ってきた!!悪意の無い目で!ただ純粋に抱きつこうと!!
やめろ!頼む動いてくれ、ダメなら声だけでもいい届いてくれ!!
隣にいる自分が、憎くて憎くてたまらない!!
お前は救えるのに!手も声も届くのに!なんでボーッとバカみたいに突っ立ってるんだよぉ!!
電車が、綯が、ああ、まゆり!!
手を伸ばせ!手を掴め!!なんでだよ後ろから足音が聞こえるだろう振り向けよ!!少し叱って制止しろよ!!
なんで、なんで止まらないんだよ!!
まゆり!!
まゆりが!!
誰か!!
誰か助けて!!
まゆりを助けてくれ!!
あああ!!
グチャッ
それが嫌で嫌で仕方なくて、だから時空を跳んだのに!!
もう一度全てを!!俺のトラウマの全てを!!
繰り返す!
俺はまゆりを斜め上から見下ろしている。
体は動かない。
駅のホームだ。
電車が来た!ぐんぐん近づいてくる!
まゆり!まゆり!聞こえないのか!!俺の声が聞こえないのか!?
手が届かない!電車が来る!
後ろから綯が走ってきた!!悪意の無い目で!ただ純粋に抱きつこうと!!
やめろ!頼む動いてくれ、ダメなら声だけでもいい届いてくれ!!
隣にいる自分が、憎くて憎くてたまらない!!
お前は救えるのに!手も声も届くのに!なんでボーッとバカみたいに突っ立ってるんだよぉ!!
電車が、綯が、ああ、まゆり!!
手を伸ばせ!手を掴め!!なんでだよ後ろから足音が聞こえるだろう振り向けよ!!少し叱って制止しろよ!!
なんで、なんで止まらないんだよ!!
まゆり!!
まゆりが!!
誰か!!
誰か助けて!!
まゆりを助けてくれ!!
あああ!!
グチャッ
涙が止まらなかった。
救えないんだ。どうしたって死んでしまう。
もうホントに辛くて、絶望ってこういうことなんだなって、俺初めて分かったよとか一人で言って笑って、
泣いてた。
紅莉栖が助けてくれなかったら、俺は確実に死んでいた。
あまりの辛さに自ら命を絶っていた。
そんな紅莉栖を好きになることは、本当に、本当に自然なことではないだろうか。
いや、そうだと思う。自分で分かっている。
しかし、リーディングシュタイナーによってまゆりの世界線に触れたおかげで、しっかりと分かったことがある。
まゆりがいかに俺を想ってくれていたか、ということだ。
それは痛いくらいに、伝わった。
そして同時にそれは、答えを教えてくれた。
救えないんだ。どうしたって死んでしまう。
もうホントに辛くて、絶望ってこういうことなんだなって、俺初めて分かったよとか一人で言って笑って、
泣いてた。
紅莉栖が助けてくれなかったら、俺は確実に死んでいた。
あまりの辛さに自ら命を絶っていた。
そんな紅莉栖を好きになることは、本当に、本当に自然なことではないだろうか。
いや、そうだと思う。自分で分かっている。
しかし、リーディングシュタイナーによってまゆりの世界線に触れたおかげで、しっかりと分かったことがある。
まゆりがいかに俺を想ってくれていたか、ということだ。
それは痛いくらいに、伝わった。
そして同時にそれは、答えを教えてくれた。
過去へ跳んだ時、俺と鈴羽は役割分担をして作戦に挑んだ。
俺はまゆりの想いにケリをつける。
鈴羽は俺の紅莉栖への告白を阻止する。
そして鈴羽は成功し、俺は失敗。
結果未来は変わらなかった。
その原因を帰りのタイムマシンで話し合った結果、二つの可能性が浮上した。
一、告白を阻止することは関係無かったので世界線は変動しなかった。
二、告白を阻止した後に何かが起こり、世界線を変動するには至らなかった。
世界線変動のためには、原因がこれらのうちどちらなのかを理解しておかなければならない。
今まで俺は『どうしたら紅莉栖と結ばれることができるか』を主軸にして考えてきたが、どうやらこれが間違いだったようだ。
結局は、まゆりだった。
俺はまゆりの想いにケリをつける。
鈴羽は俺の紅莉栖への告白を阻止する。
そして鈴羽は成功し、俺は失敗。
結果未来は変わらなかった。
その原因を帰りのタイムマシンで話し合った結果、二つの可能性が浮上した。
一、告白を阻止することは関係無かったので世界線は変動しなかった。
二、告白を阻止した後に何かが起こり、世界線を変動するには至らなかった。
世界線変動のためには、原因がこれらのうちどちらなのかを理解しておかなければならない。
今まで俺は『どうしたら紅莉栖と結ばれることができるか』を主軸にして考えてきたが、どうやらこれが間違いだったようだ。
結局は、まゆりだった。
俺は過去で行動を始めようとした時、己の行く末を予想してしまい激しく動揺した。
紅莉栖と付き合うとディストピア形成。
まゆりも紅莉栖も選ばなければディストピア形成。
したがって俺はまゆりと居続けるしか選択肢が無くなる。
その理不尽に激昂した。
神を恨んだ。
だが違ったのだ。
まゆりの世界線に触れた今ならば分かる。
正解は、二番。
紅莉栖と付き合ったことが悪いのではなかった!
まゆりの想いにケリをつけないまま紅莉栖と付き合おうとしたのが間違い、全てを狂わせた根源だったのだ!
俺は本当にバカだった。
呆れるほどに鈍感で、まゆりの気持ちに全く気付けなかった。
だが、今なら。
まゆりが満たされた状態で紅莉栖と結ばれるならば、何の問題も無い。
行ける。
明るい未来へ。
紅莉栖と付き合うとディストピア形成。
まゆりも紅莉栖も選ばなければディストピア形成。
したがって俺はまゆりと居続けるしか選択肢が無くなる。
その理不尽に激昂した。
神を恨んだ。
だが違ったのだ。
まゆりの世界線に触れた今ならば分かる。
正解は、二番。
紅莉栖と付き合ったことが悪いのではなかった!
まゆりの想いにケリをつけないまま紅莉栖と付き合おうとしたのが間違い、全てを狂わせた根源だったのだ!
俺は本当にバカだった。
呆れるほどに鈍感で、まゆりの気持ちに全く気付けなかった。
だが、今なら。
まゆりが満たされた状態で紅莉栖と結ばれるならば、何の問題も無い。
行ける。
明るい未来へ。
やっと、やっと光が差した。
過去に戻って俺がやることはたった一つ。
何の迷いも無くまゆりの元へ向かい、その想いにケリをつける。
一対一で話して、ケリをつける。
・・・・・・。
だが、今は――――
岡部「ハッ」
岡部(携帯・・・鈴羽か)
岡部「もしもし、俺だ。どうした」
鈴羽『オカリンおじさん?今平気?』
岡部「ああ、大丈夫だ。何かあったのか?」
鈴羽『ラウンダーが人員を補充したみたい。そっちに行くことは無いと思うけど、秋葉原を歩くなら・・・いや、極力ラボから出ないで欲しいかな』
岡部「分かった。奴らの今の動きは?」
鈴羽『そっちにはそんなに近くないよ。今私が見張ってる・・・・・・動いた。車に乗ったみたいだね。まだラボには帰れそうもないや』
過去に戻って俺がやることはたった一つ。
何の迷いも無くまゆりの元へ向かい、その想いにケリをつける。
一対一で話して、ケリをつける。
・・・・・・。
だが、今は――――
岡部「ハッ」
岡部(携帯・・・鈴羽か)
岡部「もしもし、俺だ。どうした」
鈴羽『オカリンおじさん?今平気?』
岡部「ああ、大丈夫だ。何かあったのか?」
鈴羽『ラウンダーが人員を補充したみたい。そっちに行くことは無いと思うけど、秋葉原を歩くなら・・・いや、極力ラボから出ないで欲しいかな』
岡部「分かった。奴らの今の動きは?」
鈴羽『そっちにはそんなに近くないよ。今私が見張ってる・・・・・・動いた。車に乗ったみたいだね。まだラボには帰れそうもないや』
岡部「そうか。・・・すまないな。お前も早く父親に会いたいだろうに」
鈴羽『気にしないでよ。父さんとはこれからいつでも会えるんだからさっ。・・・・・・』
岡部「そうだな。お前が幻滅しないといいんだが」
鈴羽『・・・・・・』
岡部「・・・鈴羽?」
鈴羽『・・・まって・・・まってまって行ってる、そっちに行ってる!車が向かってる!!逃げて!おじさん逃げ』ブツッ
「きゃああああああああああ!!!!」
岡部「!」
岡部「紅莉栖!!ダル!!」
鈴羽『気にしないでよ。父さんとはこれからいつでも会えるんだからさっ。・・・・・・』
岡部「そうだな。お前が幻滅しないといいんだが」
鈴羽『・・・・・・』
岡部「・・・鈴羽?」
鈴羽『・・・まって・・・まってまって行ってる、そっちに行ってる!車が向かってる!!逃げて!おじさん逃げ』ブツッ
「きゃああああああああああ!!!!」
岡部「!」
岡部「紅莉栖!!ダル!!」
今日は以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
たまに出したい衝動にかられますがおそらく出ません
まじめに答えれくれるとはおもわなんだ
毎日投下楽しみにしてますよ
毎日投下楽しみにしてますよ
ありがとうございます
いいところで終わってるw
最高ですわ。ここ最近のシュタゲSSの中で一番楽しみです。
支援せざるを得ないですぜ。ヤンデレまゆしぃかあいい。
最高ですわ。ここ最近のシュタゲSSの中で一番楽しみです。
支援せざるを得ないですぜ。ヤンデレまゆしぃかあいい。
再開
岡部「うおお! ぐっ・・・ぅぅ!!」
岡部「っくそ!何故開かないんだ!」
どうやら屋上の扉は、内側から施錠されてしまったようだ。
岡部「鈴羽に連絡もつながらん・・・!」
岡部「くそっ・・・!」
考えられる可能性は1つしか無い。
ラウンダーだ。
鈴羽に、そしてラボにいるダルにも紅莉栖にも、今現在ラウンダーの魔の手が伸びている。そう考えて間違い無いだろう。
しかし鈴羽はラウンダーにはラボの位置の特定ができないような口振りだった・・・。
なのに何故!?
くそッ・・・・・・!
やっと光が見えてきたのに!
岡部「っくそ!何故開かないんだ!」
どうやら屋上の扉は、内側から施錠されてしまったようだ。
岡部「鈴羽に連絡もつながらん・・・!」
岡部「くそっ・・・!」
考えられる可能性は1つしか無い。
ラウンダーだ。
鈴羽に、そしてラボにいるダルにも紅莉栖にも、今現在ラウンダーの魔の手が伸びている。そう考えて間違い無いだろう。
しかし鈴羽はラウンダーにはラボの位置の特定ができないような口振りだった・・・。
なのに何故!?
くそッ・・・・・・!
やっと光が見えてきたのに!
ラボ――――
紅莉栖「・・・ッ」
ダル「ド、ドアが」
???「・・・・・・」
紅莉栖「誰っ!?」
???「あぁ、突然訪問していきなりドアを蹴り飛ばしたのは謝ろう・・・すまない」
紅莉栖「!!」
ダル「その声・・・」
???「ここにもう一度立たねばならんのだと思うと、」
???「無性に怒りが抑えきれなくなってな・・・!!」
紅莉栖「お・・・岡部なの?」
岡部(未来)「フン。やはり声で分かるか。貴様らの前ではこんなお面必要無かったな」
ダル「・・・オカリン、なのかお・・・?」
岡部(未来)「そうだ。1%の間違いも無く、俺は岡部倫太郎本人だ。ただし」
岡部(未来)「未来のな」
紅莉栖「・・・ッ」
ダル「ド、ドアが」
???「・・・・・・」
紅莉栖「誰っ!?」
???「あぁ、突然訪問していきなりドアを蹴り飛ばしたのは謝ろう・・・すまない」
紅莉栖「!!」
ダル「その声・・・」
???「ここにもう一度立たねばならんのだと思うと、」
???「無性に怒りが抑えきれなくなってな・・・!!」
紅莉栖「お・・・岡部なの?」
岡部(未来)「フン。やはり声で分かるか。貴様らの前ではこんなお面必要無かったな」
ダル「・・・オカリン、なのかお・・・?」
岡部(未来)「そうだ。1%の間違いも無く、俺は岡部倫太郎本人だ。ただし」
岡部(未来)「未来のな」
紅莉栖「未来の岡部が何をしにここへ・・・?」
岡部(未来)「何を、しに?フ、フフ」
岡部「フゥーハッハッハッハッハッハッハッハッハァ!!!」
ダル(笑い方変わってネェ・・・)
岡部(未来)「何をしにとは・・・何も聞かされてないのか。いくら若いとはいえ、お前とは思えん質問だぞ?牧瀬」
紅莉栖「!」ズキ
岡部(未来)「フン。鈴羽のやつめ、まさか過去の俺と接触していなかったのか。だとしたらここへ来たのは無駄足だったな・・・」
紅莉栖「そう呼ぶの?」
岡部(未来)「?」
紅莉栖「未来の牧瀬紅莉栖は、あなたにそう呼ばれているの?」
岡部(未来)「・・・さぁな。もう永らく呼んでいない。ふと思いついたのが、その呼び方だっただけだ」
紅莉栖「・・・」ズキ・・・
岡部(未来)「何を、しに?フ、フフ」
岡部「フゥーハッハッハッハッハッハッハッハッハァ!!!」
ダル(笑い方変わってネェ・・・)
岡部(未来)「何をしにとは・・・何も聞かされてないのか。いくら若いとはいえ、お前とは思えん質問だぞ?牧瀬」
紅莉栖「!」ズキ
岡部(未来)「フン。鈴羽のやつめ、まさか過去の俺と接触していなかったのか。だとしたらここへ来たのは無駄足だったな・・・」
紅莉栖「そう呼ぶの?」
岡部(未来)「?」
紅莉栖「未来の牧瀬紅莉栖は、あなたにそう呼ばれているの?」
岡部(未来)「・・・さぁな。もう永らく呼んでいない。ふと思いついたのが、その呼び方だっただけだ」
紅莉栖「・・・」ズキ・・・
ダル「鈴羽を、どうするつもりだ・・・オカリン。」
岡部(未来)「・・・その様子だと」
岡部(未来)「お前たちも鈴羽からか、過去の俺からか・・・違いはあるだろうが、聞かされて知っているんだろう?」
岡部(未来)「俺が未来の支配者であることを」
紅莉栖「聞いてる。アナタがディストピアを形成したことは」
岡部(未来)「ハッ、何を馬鹿な」
岡部(未来)「他の人間にはそうだろうが・・・少なくともお前たちにとってだけは、未来はユートピアのはずだ」
紅莉栖「それは、私たちだけは幸せにしてくれるってこと?」
岡部(未来)「・・・そうなる」
ダル「・・・」
ダル(さっきはラボを憎んでいるようなこと言ってたのに、やってることはまるっきり逆・・・)
ダル(未来のオカリンは、本当に逃げ出したんだ。あまりの辛さに耐えきれなくて逃げ出したんだ。けどもう一度皆と仲良くしたいと思ってる。他の人を犠牲にしてでも)
ダル(歪んじゃったなぁ・・・オカリン)
岡部(未来)「・・・その様子だと」
岡部(未来)「お前たちも鈴羽からか、過去の俺からか・・・違いはあるだろうが、聞かされて知っているんだろう?」
岡部(未来)「俺が未来の支配者であることを」
紅莉栖「聞いてる。アナタがディストピアを形成したことは」
岡部(未来)「ハッ、何を馬鹿な」
岡部(未来)「他の人間にはそうだろうが・・・少なくともお前たちにとってだけは、未来はユートピアのはずだ」
紅莉栖「それは、私たちだけは幸せにしてくれるってこと?」
岡部(未来)「・・・そうなる」
ダル「・・・」
ダル(さっきはラボを憎んでいるようなこと言ってたのに、やってることはまるっきり逆・・・)
ダル(未来のオカリンは、本当に逃げ出したんだ。あまりの辛さに耐えきれなくて逃げ出したんだ。けどもう一度皆と仲良くしたいと思ってる。他の人を犠牲にしてでも)
ダル(歪んじゃったなぁ・・・オカリン)
岡部(未来)「さて、時間も無い。さっさと本題に移るとしよう」
岡部(未来)「言った通り俺は未来の支配者だ。時間を操り権力を手駒にし密約を結ぶことで、事実上最高の地位に立った。しかしこれは完全ではなかった」
岡部(未来)「俺に仇なす反乱分子どもが沸いて出たのだ。まぁ当然のことと受け入れ、ひとつひとつ確実に潰していったわけだが、最後のひとつがどうしても潰れない」
ダル「それ僕たちだろ?」
岡部(未来)「・・・!」
ダル「そっか、良かった。ねっ牧瀬氏☆」
紅莉栖「キモいわよ橋田。でも・・・ええ、未来の私たちも岡部を諦めていない」
紅莉栖「最後まで岡部の友達でいようとしてる・・・!」
岡部(未来)「何を言ってる・・・? 奴らは敵だ。俺の邪魔をしてくるのだ!! 奴らと俺の道は、もう違えた!」
紅莉栖「・・・大丈夫よ。もう全ての歯車は回り出してる」
紅莉栖「岡部は跳ぶわ。アナタを救うために」
岡部(未来)「言った通り俺は未来の支配者だ。時間を操り権力を手駒にし密約を結ぶことで、事実上最高の地位に立った。しかしこれは完全ではなかった」
岡部(未来)「俺に仇なす反乱分子どもが沸いて出たのだ。まぁ当然のことと受け入れ、ひとつひとつ確実に潰していったわけだが、最後のひとつがどうしても潰れない」
ダル「それ僕たちだろ?」
岡部(未来)「・・・!」
ダル「そっか、良かった。ねっ牧瀬氏☆」
紅莉栖「キモいわよ橋田。でも・・・ええ、未来の私たちも岡部を諦めていない」
紅莉栖「最後まで岡部の友達でいようとしてる・・・!」
岡部(未来)「何を言ってる・・・? 奴らは敵だ。俺の邪魔をしてくるのだ!! 奴らと俺の道は、もう違えた!」
紅莉栖「・・・大丈夫よ。もう全ての歯車は回り出してる」
紅莉栖「岡部は跳ぶわ。アナタを救うために」
岡部(未来)「黙れ!!もう遅い、もう遅いんだよお前らが何を言っても止まらない!理想郷は完成する・・・鈴羽を捕まえさえすれば!」
岡部(未来)「お前らをエサに鈴羽をおびき出し未来へ連れ帰る、それで全て終わるんだ!もう一度・・・もう一度・・・」
ダル「何で分かんないんだよ!過去のオカリンが全て変えてくれる! 幸せな世界線を絶対掴んでくれるはずだ!」
岡部(未来)「できなかったらどうするんだよ・・・過去の俺が失敗してさらに絶望して、もっと悲惨な世界線になってしまったらどうするんだよ!? もう嫌なんだよ辛いのはぁ!!」
岡部(未来)「だから俺がこの手でやりとげる・・・これ以上全てが悪くならないように!!」
紅莉栖「・・・何!?」
ラウンダー1234「鳳凰院様」
岡部(未来)「来たか。準備はいいな。絶対に鈴羽とこの世界線の俺を接触させるな」
岡部(未来)「お前らをエサに鈴羽をおびき出し未来へ連れ帰る、それで全て終わるんだ!もう一度・・・もう一度・・・」
ダル「何で分かんないんだよ!過去のオカリンが全て変えてくれる! 幸せな世界線を絶対掴んでくれるはずだ!」
岡部(未来)「できなかったらどうするんだよ・・・過去の俺が失敗してさらに絶望して、もっと悲惨な世界線になってしまったらどうするんだよ!? もう嫌なんだよ辛いのはぁ!!」
岡部(未来)「だから俺がこの手でやりとげる・・・これ以上全てが悪くならないように!!」
紅莉栖「・・・何!?」
ラウンダー1234「鳳凰院様」
岡部(未来)「来たか。準備はいいな。絶対に鈴羽とこの世界線の俺を接触させるな」
紅莉栖(世界線を変えるには、岡部と鈴羽さんが一緒に過去へ跳ぶ必要がある)
紅莉栖(だけど、今岡部は屋上から出られない。鈴羽さんも秋葉原のどこにいるかもわからない、そもそもこの状態を知らない可能性もある・・・)
鈴羽さんが捕らえられるということは、
タイムマシンが使用不可能になることと同義。
それだけは避けなければならない・・・
たとえ私たちが死んでも・・・!
紅莉栖(でも、何も良い手が思い付かない。くそ、こんなときに私は・・・)
岡部(未来)「鈴羽と連絡をとれ」
ダル「僕たちはできないお。オカリンじゃないと」
岡部(未来)「チッ・・・一人行け。銃で脅して携帯を奪え」
ラウンダー4「了解」
岡部(未来)「いや・・・」
岡部(未来)「[ピーーー]か」
紅莉栖(だけど、今岡部は屋上から出られない。鈴羽さんも秋葉原のどこにいるかもわからない、そもそもこの状態を知らない可能性もある・・・)
鈴羽さんが捕らえられるということは、
タイムマシンが使用不可能になることと同義。
それだけは避けなければならない・・・
たとえ私たちが死んでも・・・!
紅莉栖(でも、何も良い手が思い付かない。くそ、こんなときに私は・・・)
岡部(未来)「鈴羽と連絡をとれ」
ダル「僕たちはできないお。オカリンじゃないと」
岡部(未来)「チッ・・・一人行け。銃で脅して携帯を奪え」
ラウンダー4「了解」
岡部(未来)「いや・・・」
岡部(未来)「[ピーーー]か」
岡部(未来)「鈴羽は殺せんが、過去の俺が死んだところで・・・いや、その場合俺も消えることになるのか?」
岡部(未来)「・・・・・・」
ラウンダー1「鳳凰院様」
岡部(未来)「チッ分かっている。殺さずに携帯だけ奪え」
ラウンダー4「了解」
岡部(未来)「まゆりはいるのか。このラボに」
ダル「・・・今はいないお」
岡部(未来)「そうか」
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
・
ラウンダー4「鳳凰院様ッ」
岡部(未来)「!」
ラウンダー4「岡部倫太郎が屋上に、おりません・・・!」
岡部(未来)「なんだと・・・!?」
岡部(未来)「・・・・・・」
ラウンダー1「鳳凰院様」
岡部(未来)「チッ分かっている。殺さずに携帯だけ奪え」
ラウンダー4「了解」
岡部(未来)「まゆりはいるのか。このラボに」
ダル「・・・今はいないお」
岡部(未来)「そうか」
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
・
ラウンダー4「鳳凰院様ッ」
岡部(未来)「!」
ラウンダー4「岡部倫太郎が屋上に、おりません・・・!」
岡部(未来)「なんだと・・・!?」
今日は以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
再開
岡部(未来)「屋上に逃げ場など無い。銃を貸せっ俺がいぶりだしてやる」
ラウンダー1「いけません鳳凰院様!!この時代の自分と接触すると深刻なタイムパラドックスが発生する危険性があります!!それぐらいお分かりでしょう!?」
岡部(未来)「・・・知るか」
屋上――――
岡部(未来)「出てこい!」
岡部(未来)「どこに隠れようが無駄だ。もうよせ。諦めろ。お前が思っているほど、未来を変えるのは簡単ではない」
隠れているとしたら、向かって右の陰になっている部分。そこしかない。
しかしお互いの姿を認知したとき、とんでもないことが起こる・・・昔の鈴羽はそう言っていた。
だが、もう・・・いいんじゃないか。
どうせこれ以上良くはならないなら。
あのクソみたいな未来が変わらないと分かっているなら。
いっそのこと、もう・・・
ラウンダー1「いけません鳳凰院様!!この時代の自分と接触すると深刻なタイムパラドックスが発生する危険性があります!!それぐらいお分かりでしょう!?」
岡部(未来)「・・・知るか」
屋上――――
岡部(未来)「出てこい!」
岡部(未来)「どこに隠れようが無駄だ。もうよせ。諦めろ。お前が思っているほど、未来を変えるのは簡単ではない」
隠れているとしたら、向かって右の陰になっている部分。そこしかない。
しかしお互いの姿を認知したとき、とんでもないことが起こる・・・昔の鈴羽はそう言っていた。
だが、もう・・・いいんじゃないか。
どうせこれ以上良くはならないなら。
あのクソみたいな未来が変わらないと分かっているなら。
いっそのこと、もう・・・
奴と接触して、そのとんでもないこととやらを起こして。
その後奴を撃って、俺も消える――――それでこの時間の連鎖から逃れられるのなら。
それもいいかもしれない。
未来に帰っても虚しい。独りだ。理解してくれる人間などいない。まゆりは俺を見ていない。紅莉栖は敵。ダルは敵。
フェイリスも敵。るかも敵。
この作戦が成功したらまた昔みたいに戻れるかなって、いや戻りたいなって、昔みたいに皆で――――
岡部(未来)「ぐっ・・・う」
でもやっぱり。
無理かなって。
岡部(未来)「・・・!・・・!」
もう疲れた。
もう、もう――――
岡部(未来)「し、んでくれ・・・」
その後奴を撃って、俺も消える――――それでこの時間の連鎖から逃れられるのなら。
それもいいかもしれない。
未来に帰っても虚しい。独りだ。理解してくれる人間などいない。まゆりは俺を見ていない。紅莉栖は敵。ダルは敵。
フェイリスも敵。るかも敵。
この作戦が成功したらまた昔みたいに戻れるかなって、いや戻りたいなって、昔みたいに皆で――――
岡部(未来)「ぐっ・・・う」
でもやっぱり。
無理かなって。
岡部(未来)「・・・!・・・!」
もう疲れた。
もう、もう――――
岡部(未来)「し、んでくれ・・・」
岡部(未来)「!」
岡部(未来)「いない・・・?」
岡部(未来)「・・・まさか」
岡部(未来)「!」
ブラウン館前の道路に広がる、大きな大きな血痕。
それが現すこと、それは
岡部(未来)「と・・・跳んだのか?・・・ここから!?」
な・・・なにが
何がお前をそうまでさせる?
何が・・・
岡部(未来)「クソ・・・クソ・・・!!!」
岡部(未来)「やはり何があろうと・・・もう俺も・・・!」
岡部(未来)「引き下がれない!!!行くところまで行ってやるぞ、岡部倫太郎!!俺の名は鳳凰院・・・」
岡部(未来)「凶真だ!!!」
岡部(未来)「いない・・・?」
岡部(未来)「・・・まさか」
岡部(未来)「!」
ブラウン館前の道路に広がる、大きな大きな血痕。
それが現すこと、それは
岡部(未来)「と・・・跳んだのか?・・・ここから!?」
な・・・なにが
何がお前をそうまでさせる?
何が・・・
岡部(未来)「クソ・・・クソ・・・!!!」
岡部(未来)「やはり何があろうと・・・もう俺も・・・!」
岡部(未来)「引き下がれない!!!行くところまで行ってやるぞ、岡部倫太郎!!俺の名は鳳凰院・・・」
岡部(未来)「凶真だ!!!」
ラボ――――
岡部(未来)「ラウンダー1、2はタイムマシンに戻れ。残りは岡部倫太郎を追え」
ラウンダー1「鳳凰院様・・・それでは」
岡部(未来)「逃げた。屋上から飛び降りてな・・・」
紅莉栖「!!」
ダル「オカリン・・・無茶しやがって・・・」
岡部(未来)「急いで行動にあたれ。そう遠くまでは行ってないはずだ」
ラウンダー3、4「了解」
岡部(未来)「・・・もう会うこともあるまい」
紅莉栖「いいえ」
紅莉栖「次会う時は・・・笑顔でね。岡部」
ダル「またな。オカリン」
岡部(未来)「・・・」
岡部(未来)「ラウンダー1、2はタイムマシンに戻れ。残りは岡部倫太郎を追え」
ラウンダー1「鳳凰院様・・・それでは」
岡部(未来)「逃げた。屋上から飛び降りてな・・・」
紅莉栖「!!」
ダル「オカリン・・・無茶しやがって・・・」
岡部(未来)「急いで行動にあたれ。そう遠くまでは行ってないはずだ」
ラウンダー3、4「了解」
岡部(未来)「・・・もう会うこともあるまい」
紅莉栖「いいえ」
紅莉栖「次会う時は・・・笑顔でね。岡部」
ダル「またな。オカリン」
岡部(未来)「・・・」
秋葉原某所――――
鈴羽「おじさん!大丈夫!?」
岡部「だから大丈夫だと言ってるだろ・・・骨がいくつか折れただけだ」
鈴羽「先に病院に行った方がいいんじゃないかな・・・」
岡部「ダメだ。奴らは俺たちを追って来てる・・・捕まるのは時間の問題だ」
岡部「やっと分かったんだ。未来を変える方法が。今この時このタイミングを逃したら、もう次はない。お前が捕まれば全てが終わりなんだからな」
鈴羽「分かったよ。行こう」
岡部「あいつらに別れの言葉を言えなかったのが残念だが・・・まぁ許してくれるだろう。フフ」
鈴羽「いらないよそんなの。また会えるんだからさ」
岡部「・・・そうだな」
鈴羽「おじさん!大丈夫!?」
岡部「だから大丈夫だと言ってるだろ・・・骨がいくつか折れただけだ」
鈴羽「先に病院に行った方がいいんじゃないかな・・・」
岡部「ダメだ。奴らは俺たちを追って来てる・・・捕まるのは時間の問題だ」
岡部「やっと分かったんだ。未来を変える方法が。今この時このタイミングを逃したら、もう次はない。お前が捕まれば全てが終わりなんだからな」
鈴羽「分かったよ。行こう」
岡部「あいつらに別れの言葉を言えなかったのが残念だが・・・まぁ許してくれるだろう。フフ」
鈴羽「いらないよそんなの。また会えるんだからさ」
岡部「・・・そうだな」
鈴羽「おじさん、車に乗って。急ごう」
岡部「安全運転で頼むぞ」
鈴羽「へへ、それは保証しかねるよ」
まゆり「オカリン」
まゆり「どこいくの?」
岡部「安全運転で頼むぞ」
鈴羽「へへ、それは保証しかねるよ」
まゆり「オカリン」
まゆり「どこいくの?」
岡部「!」ドン
鈴羽「たっ・・・おじさん!?」
岡部「車を出せ」
鈴羽「何言って」
岡部「早く!!!」
鈴羽「・・・ッ」
岡部「後で必ず合流しよう」
鈴羽「・・・絶対だよ」
岡部「ああ。行け」
鈴羽「うん」
俺は、過去のまゆりと話さなければならない。
全てを聴いて、まゆりの想いを知らねばならない。
そして今のまゆりともし話すことができるなら、
それは願ってもないチャンス。
リスクも高いが、何かのヒントを知ることができるかもしれない。
・・・建前はこんな感じでいいだろう。
俺はただもう単純に
まゆりと話がしたかった。
鈴羽「たっ・・・おじさん!?」
岡部「車を出せ」
鈴羽「何言って」
岡部「早く!!!」
鈴羽「・・・ッ」
岡部「後で必ず合流しよう」
鈴羽「・・・絶対だよ」
岡部「ああ。行け」
鈴羽「うん」
俺は、過去のまゆりと話さなければならない。
全てを聴いて、まゆりの想いを知らねばならない。
そして今のまゆりともし話すことができるなら、
それは願ってもないチャンス。
リスクも高いが、何かのヒントを知ることができるかもしれない。
・・・建前はこんな感じでいいだろう。
俺はただもう単純に
まゆりと話がしたかった。
今日は以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本編でもやっとしたものをここで補完している。楽しみに待つ。乙。
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