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    元スレ男「幼馴染みが毒舌すぎてヤバイ」

    SS+覧 / PC版 /
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    101 = 1 :




    【長い長い上り坂】



    「……おっ」

    「来たみたいね」

    「今回はぜってぇ足つかないで漕ぎきってみせるぜ」

    「毎回同じ台詞を聞いてる気がするわ。その割りに一度も達成できてないけれど」

    「今回は違う。ホントに違う」

    「そう。それなら期待と哀れみをもって見守っておくわ」

    「……割合は?」

    「2:8といったところよ」

    「そいつはひでぇや☆」



    102 = 1 :




    「よっしゃあ見てろよ」

    「えぇ。見下しておくわ」

    「お前はただ座ってるだけでいい……」スーッ

    「……」

    「行くぜ!!」キコキコキコキコ

    「全く……」ギュッ









    「うおらっしゃああぁぁぁぁぁい!!」キコキコキコキコキコキコ

    「……あなたって、本当に馬鹿よね」



    103 = 1 :

    なんか普通に書いていた筈なのにいつの間にか最終回っぽくなっていた。
    何を言ってるか分からねーと思うが(ry


    という訳で今日はここまでです。

    104 :

    おつ

    105 :

    おつんぱい

    106 :

    乙乙

    107 :

    おっぱい

    109 :

    もう毒なんてほとんどないなw
    ただのカップルの会話になってるwww

    だがそれがいい

    110 :

    毒吐いてる反面わりと素直にデレてるからなwwww
    ていうかもう普通のラブコメだな

    111 :

    あと2スレぐらいはいける…!伸びる…!伸びるぞ…!

    112 :

    読んでるとにやけてくる ヤバい

    114 :

    生きろ

    115 :

    一人でいる時は幼なじみちゃんなにしてるんだろう?
    今日も毒吐いちゃったとか自己嫌悪してたりするの?

    116 :

    >>112
    のトリで検索懸けちゃいかんぞ?
    絶対だぞ?!

    117 :

    >>116
    本人乙

    118 :

    まぁあっちも面白いからいいんじゃね

    119 :

    膝枕とかいいと思います!

    120 :

    そんじゃあ始めます。

    121 = 1 :




    【下校】



    「今日は妙に蒸し暑いな」スタスタ

    「えぇ。そうね」スタスタ

    「早く衣替えしてーなー」

    「えぇ。そうね」

    「夏もいいけどやっぱり冬だよなー」

    「えぇ。そうね」

    「……」

    「……」



    122 :

    お待ちかね

    123 :

    待ったぜ

    124 = 1 :




    「……あれ? なんか怒ってる?」

    「え? 理由もなく怒るほど狭量ではないつもりだけど」

    「同じ反応しかしないからさ」

    「……あぁ、暑いからよ」

    「どういう事?」

    「生産性のない会話に対していちいち柔軟な対応するのは体力の無駄でしょう?」

    「えっ」

    「面白味のない話題には機械的に返事をする……つまり会話の省エネよ」

    「思ったより酷い理由だった!!」



    125 = 1 :




    【閑話休題】



    「……ところで」

    「おう」

    「少し休まない?」

    「あー。確かにクッソ暑いしな、別にいいぜ」

    「そう」

    「?」

    「……」スタスタ

    「……」スタスタ



    126 = 1 :




    【ファミレス】



    「すんません。禁煙席、二人で」

    店員「こちらへどうぞー」

    「涼しいな」

    「えぇ。明らかに身体に良くないような温度設定ね」

    「えっ」

    「これじゃ風邪引いてしまうでしょう? そのくらい考えなさいよ馬鹿」

    「いやいや俺に言われても」

    「あら、そうだったわね。ごめんなさい」

    (毒舌にキレが戻った……やっぱ暑かったんだな)



    127 = 1 :




    【糖分】



    「さーて、なに食おうか」

    「まだ食べるの?」

    「腹減ってきたからな」

    「……デザートでも食べれば? 甘い物の方がすぐ体力になるでしょう?」

    「んー……デザートねぇ……」

    「頭の方にも良いわよ? あなたにピッタリじゃなくて?」

    「……」

    「あら。そういえば0には何を掛けても0だったわね」

    「うるせーな泣くぞコラ」



    128 = 1 :




    店員「ご注文はお決まりでしょうかー」

    「えーっと、フライドポテトとミートソースを――」

    「それを全部キャンセルしてこの『カップル限定オリジナルパフェ』を一つ下さい」

    「」

    店員「かしこまりましたー」

    「えっ? えっ?」

    「何よ」

    「あの、フライドポテトとミートソース下さい」

    店員「……」



    129 = 1 :




    【空気の読める店員】



    「あ、あの、フライドポテトとミートソース下さい」

    店員「……」

    「ふ、フライドポテトとミートソースを下さい!」

    店員「……」

    「フライドポテト……ミートソース……!」グスッ

    店員「……」








    店員「……『カップル限定オリジナルパフェ』をお一つ。以上で宜しいですか?」

    「はい。お願いします」

    「」



    130 = 1 :

    ごめんぬ
    ちょっと用事が
    たぶん二十分は掛からないと思います

    131 :

    気にせんでもいいんよ

    132 = 1 :




    「……」

    「何をそんなに落ち込んでいるの?」

    「いや、だって……これおかしくね?」

    「何もおかしくないわよ。でも強いて言うならあなたの頭がおかしいわ」

    「つーかなんだよそのカップル限定なんとかかんとかって……」

    「その名の通りよ」

    「え? でも俺達カップルじゃないし……」

    「最近できたらしくてね。食べてみたかったの」

    「……いや、えっと……」

    「あなたにもあげるわよ。安心しなさい」

    「いや違うんだけど……もういいや。考えるのやーめた!」



    133 = 1 :




    【とてつもないスケール】



    店員「お待たせしましたー」



    ド ン ☆



    「えっ」

    「どうも」

    「……なにこれ? 机が悲鳴をあげてるんだけど」

    「正直なところ私も少しばかり驚いてるわ。予想外の大きさね」

    「これ二人で食えるか……?」

    「頼んでしまった以上は仕方ないでしょう?」ハァ

    「なんか俺が無理矢理頼んだみたいな言い方やめてくんないかな」



    134 = 1 :




    【不手際】



    店員「……お客さま」

    「あ、はい?」

    店員「申し訳ございませんが、現在スプーンが一つしかなくてですね……」

    「えっ」

    「!」

    店員「なので……申し訳ございません。どうぞ」スッ

    「あ、それなら後で洗い終わったやつを――」

    店員「それでは失礼します」

    「いや待って!」

    店員「はい。なんでしょうか」



    135 = 1 :




    【はぐらかしスキル】



    「あの、だから、洗い終わったらもう一つ持ってきてもらっていいですか?」

    店員「……申し訳ございません。当店は環境保全の為、スプーンは使用していないんです」

    「ちょっ、待って!」

    店員「なんでしょうか?」

    「今まさに!ここに一つスプーンあるよ!?」

    店員「ごゆっくりどうぞー」

    「だから待って!待って下さい店員さん!」

    店員「なんでしょうか?」

    (なにこれ暖簾に腕押しなんだけど……)



    136 :

    この店員出来るな

    137 = 1 :




    「つーかお前からもなんか言ってくれよ……」

    「な、何を言うの? 訳が分からないのだけりょど」

    (なんか噛んでるし……駄目だこいつ)

    店員「宜しいですか?」

    「あ、う……えーっと……その……だから……」

    店員「ではごゆっくりどうぞー(笑)」

    (クッソォォォ!!つーか今あいつ笑ってただろ!?)



    138 = 1 :




    【結局、二人で一つ】



    「……うん。美味しいわ」

    「そりゃ良かった」

    「はい」スッ

    「いや俺はいいよ」

    「……今更そんな事を気にするような仲でもないでしょう?」

    「小学校までならともかく俺ら高校生だぞ……」

    「あなたもしかして意識してるの?」

    「うぐっ……」

    「……こ、このくらいアレじゃない。本当にあなたって昔からアレよね」

    「いきなり随分と抽象的になったな」



    139 = 1 :




    【代わりばんこに】



    「ほら、冷たいうちに」

    「分かったよ……」モグモグ

    「どう?」

    「おぉ。美味い!」

    「でしょ?」

    「ほら。次はお前食えよ」

    「えぇ……」モグモグ

    「……はい」

    「サンキュ」モグモグ

    「……ほい」

    「ありがとう」モグモグ

    「……はい」

    「おっ、アイスの段に入ったぜ」モグモグ



    140 = 1 :




    【両手がふさがったら……?】



    「はい」

    「あ、ちょっと待って。メールが……」ゴソゴソ

    「あらそう」

    「食ってていーよ」ゴソゴソ

    「……」

    「あれ? ケータイ取れねぇなくそ……」ゴソゴソ

    「……」









    「……あ、あーん」

    「!!?」



    141 = 1 :




    「……」

    (え!? 何この状況!?)

    「……」ジロッ

    (うぉぉぉなんか睨まれてるし!どーすんの俺!!)



    ________________

    店員『次の中から選びなさい』


    ニア ・食べる

    ________________



    (選択肢一つしかねぇ!?)


    (……)


    (畜生……やりゃいいんだろ……!)







    「あ、あーん……」

    「!」



    142 = 1 :




    【従った結果がこれだよ!】



    「……」モグモグモグ

    「……」

    「……」モグモグ

    「……」

    「……」モグ…

    「……」

    「……」

    「な、何か言ったらどうなの? あなたは本当に気が利かないのね。
    これじゃお猿さんの方が頭いいかも知れないわね。
    まぁあなたが鈍いのはそこら辺の野良猫でも知ってるだろうけれど。
    あなたに当意即妙な返しが出来るとは毛ほども思ってないわ。それでも
    最低限の礼儀は知らないと大人になったら苦労するわよ?
    後ろ指さされて『ねぇ見て。あの人の旦那さん非常識ー』なんて私は言われたくないし―――」

    「はいはい美味しいです美味しいです!」



    143 = 1 :

    今日はこんなんで終了です。

    明後日とかにまた来れると思うんで宜しくお願いしますね

    144 :

    癒されるなあ

    145 = 123 :

    さりげなく結婚宣言してるしこの幼馴染レベル高すぎるだろ

    146 :

    店員なんでアドレス知ってんだよwwww

    147 :

    店員さんマジ店員!

    148 :

    くくくくくくくく

    149 :

    頼む、ずっと続けてくれw
    俺の栄養分だわwww

    150 :

    幼なじみが風邪引いたらどうなるの、っと


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