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    元スレ男「幼馴染みが毒舌すぎてヤバイ」

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    みんなの評価 :
    タグ : - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    短編で一応ほのぼの系です。

    良かったら見てやって下さい。

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1336747656(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

    2 :

    がんばれ!

    3 = 1 :




    「いってきまーす」ガチャッ

    幼馴染み「……遅いわよ」

    「すまん」

    「かれこれ十分以上も待ったのだけど、『すまん』の一言で済ますつもり?」

    「申し訳ない」

    「あなたは昔から鈍感で鈍臭くて鈍いのね。呆れ返るわ」

    「それ全部同じ意味じゃね?」

    「……あ、それとおはよう」

    「おう。おはよ」



    4 = 1 :

    >>2
    ありがてぇ……!
    cvは斎藤千和でお送りします。

    5 = 1 :




    【朝から罵倒】



    「じゃあ行きましょう」

    「つーかさぁ」

    「何? 遅刻するわよ?」

    「俺が朝弱いことくらい知ってんだからもう少しゆっくり来れば良いのに」

    「私の勝手でしょ? それとも何? 私は起きる時間まであなたに左右されないといけないのかしら?」

    「いやそこまでは……」

    「只でさえ幼馴染みっていうだけで辟易してるのだから勘弁してちょうだい」



    6 = 1 :




    「……いや、だから……」

    「それに結婚したら嫌でもあなたに合わせて起きるようになるんだから
    今くらい別に構わないでしょ」

    「……」

    「……ほら、行くわよ」

    「あ、あぁ」

    「……」

    「……」







    「……え?」

    「?」



    7 :




    【今朝のテレビ】



    「……」スタスタ

    「……」スタスタ

    「……なぁ」

    「何?」

    「お前の星座、今日の運勢最下位だったな」

    「それがどうしたの? 星座占いで私に勝ったからって何?
    自分は一位だったからって調子に乗らないでくれる?」

    「いや調子には……」

    「そんな事よりもお天気コーナーは見なかったの? 今日は午後から雨よ」

    「マジか」



    8 = 1 :




    「占いなんか見てるからよ。まぁ占いくらいしか私に勝てるものが無いのだから仕方ないけど――」

    「身長でも勝ってるぜ」

    「……あなたは男。私は女。分かる?」

    「あーはいはい。すんませんでした!」

    「……口を動かす暇があったら足を動かしなさい」

    「ったく……」

    「……」スタスタ

    「……」スタスタ

    「……はい。あなた用の折りたたみ傘」スッ

    「お、サンキュー」



    10 = 1 :




    【学校】



    「よっ」

    「おう。今日も仲良く登校か」

    「あーそーだね」

    「……つーかお前なんだよそのピンクのカワイー傘は」

    「幼が借してくれた」

    「仲良しだねぇ」

    「そんな事ねーよ。毎日毒吐かれてんぞ?」

    (何こいつ殴りてぇ)



    11 = 1 :




    【数学】



    「やべぇ宿題やってねぇ!友、見せてくれ!」

    「俺がやってる訳ねーだろ。宿題なんて速達で実家に郵送したわ」

    「なんで!?」







    「……」



    12 = 1 :




    【一か八か】



    「なぁ――」

    「嫌よ」ペラッ

    「ひでぇ」

    「……」

    「……」

    「何かしら? 今まさに佳境だから邪魔しないで欲しいのだけど」ペラッ

    「お前ホントに読書好きだよな」

    「……本題に入らないなら席に戻ってちょうだい」

    「ごめん」



    13 :

    みとる

    14 = 1 :




    「聞き流してあげるから言ってみなさい」ペラッ

    「……お前、宿題やってきてるよな?」

    「当然でしょ」

    「……見せて」

    「……」

    「見せて下さい」

    「……」ペラッ

    「……え? 聞いてる?」

    「聞いてるわよ。聞き流してもいるけど」

    「いやマジで見せて下さいお願いします」



    15 = 1 :




    「なんでやってきてないのよ。あれだけ時間あれば誰でもできるわよ?
    あなたは馬鹿なのかしら? あぁ、そういえば馬鹿だったわね」

    「うぐっ……」

    「これからもあなたに頼られ続けると思うとゾッとするしゾッとしないわ」

    「ぐぬぬ」

    「社会人になったら私だって仕事があるのだし、いつでも手伝える訳じゃないのよ?」

    「はいはいごめんなさい!」







    「……あ、ここのページちょっと字が汚くなっちゃってるから間違えないようにね。はい」

    「よっしゃサンキュ」



    16 :

    これはいい

    17 = 1 :




    【昼休み】



    「ねぇ」

    「ん?」

    「はい」ゴトッ

    「なにこれ?」

    「昼休みにこの包み。お弁当しかないでしょう? そのくらいも分からないの?」

    「……」

    「本当にあなたは鈍感で鈍臭くて鈍いのね。呆れ返るわ」

    「そーだねすんません」

    「……あ、飲み物はお茶でいい?」

    「いーよ。サンキュ」



    18 = 1 :




    「……おっ。これ味付け変えたか?」

    「私から言おうとしたのになんで先に言うのよ。ウィットの欠片もないんだから」

    「あーそーだね」

    「細かい気遣いができないなんて最低よ。……まぁ、そっちの味付けの方があなた好みかと思ってね」

    「確かにこっちの方が好きだよ美味ぇよバーカバーカ!」

    「そんな事より早く食べてくれないかしら。本当にノロマね…………あ、お茶いる?」

    「俺の勝手だろーが。サンキュ」



    19 = 1 :




    【完食】



    「ごっそーさん」

    「お粗末様です」

    「美味かったぜ」

    「そう。どうやら舌だけは馬鹿ではないようで安心したわ」

    「『だけ』は余計だ」

    「……あ。一応ティッシュと爪楊枝も置いておくわね」

    「あ、うん。どーも……」



    20 :

    クールツンデレという感じかな?

    21 = 1 :




    【授業中】



    「……」ボー



    (やっべぇ死ぬほど暇だ……)



    (アイツは……背中しか見えんけど真面目に授業を聞いてるみたいだ)



    (……)ボー



    ブーッブーッブーッブーッ



    (ん? メールか?)



    22 :

    仕方ない 支援したる

    23 = 1 :




    From:幼馴染み
    Sub:無題
    TEXT:0.1kbyte
    ―――――――――
    集中しなさい




    (いやいや、こっち見てないのになんで分かんの!? 怖い!)



    24 :

    完全に夫婦だこれ

    25 = 1 :

    ヤバイ眠い……少ないけどここまでで。
    ぶっちゃけ戦場ヶ原さんのノリで書いて(ry


    みんな支援ありがとう。

    26 :

    長年連れ添ってる雰囲気がぷんぷんする
    最高

    27 :

    乙、これはいいものだ

    28 :

    確か毒舌でひとつスレ立てるって言ってた人か!
    感謝感謝!応援してるぞ!

    29 = 16 :

    なんで俺には幼馴染がいないの? 死ぬの?

    30 :

    毒舌とかなんてご褒美だよ

    てか幼馴染っていいなぁ・・・
    しかもこのハイスペック・・・

    どこに行けば買えるかなぁ;;

    31 :

    ちょっと幼馴染買ってくる

    32 :

    >>20
    毒舌クール素直ツンデレとか?

    33 :

    それじゃあ再開します。

    34 = 1 :




    【掃除当番】



    「めんどくせー」サッサッ

    「しゃあないさ。やるしかないだろ」

    「ならさっさと手ぇ動かせや」

    「善処する」

    「……ったく。よし、机運ぶぞ」

    「おーう」

    「だからいい加減動けやコラァ!!」



    35 = 1 :




    (ふー。やっと終わったぜ)



    ガララッ。



    「あ」

    「遅いわよ」

    「待っててくれたんだ」

    「悪い?」

    「いや、別に」

    「いつもの事なのだからいちいち確認しないでくれるかしら?」

    「あーはいはい。帰ろう帰ろう」



    36 = 1 :




    【下校】



    ザーザー



    「うおっ。凄ぇ雨だな」

    「だから言ったでしょう? 私が傘貸してあげなかったらあなたは今ごろずぶ濡れよ?」

    「……」

    「そして風邪を引いて周りの人に迷惑を掛けていたでしょうね。だから私に感謝することね」

    「はいはい。サンキューサンキュー」

    「……あ、念のため風邪薬を渡しておくわ。はい」

    「お、おう」

    「額より脇の下と首周りを冷やしなさい。それと何かあったらすぐ私に連絡するように。いい?」

    「いや俺まだ風邪引いてないんだけど……」



    37 = 1 :




    「……ところでお前、傘は?」

    「あなたが持ってるじゃない」

    「え? これ俺用の傘だろ?」

    「えぇ。そうだけど」

    「お前用の傘は?」

    「無いわよ。見れば分かるでしょ? その目は節穴かしら?」

    「え、どーすんの?」

    「その折りたたみ傘、結構大きいのよ」

    「えっ」

    「?」



    38 = 1 :




    【帰り道】



    ザーザーザー



    「……」スタスタ

    「……」スタスタ

    「もうすぐ梅雨か」

    「そうね」

    「……」スタスタ

    「……」スタスタ

    「俺、梅雨嫌いだな」

    「そう。私には関係ないけど」

    「ひでぇ」



    39 = 1 :




    【帰宅】



    「……ん、じゃあお先。気ぃつけてな」

    「えぇ。言われるまでもないわ」

    「ははっ」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……どうした?」

    「何が?」

    「帰んないのか?」

    「帰るわよ?」



    40 = 1 :




    「……なんで睨んでんの?」

    「人の目付きをとやかく言う前に早くお家に入ったら?」

    「……」

    「……」

    「あーはいはい。俺から帰りゃいいんだろ」

    「……」







    「そんじゃあな」ガチャッ

    「えぇ。また明日」



    41 = 1 :

    腹も減ったし区切りも丁度よさそうなんでここまでにします。

    また後で来れるかな?

    42 :

    是非来てくれたまえ!

    43 = 9 :

    待ってる

    44 :


    こりゃ良い

    45 :

    舞ってる

    46 :

    ちょ、この幼馴染最高じゃないか!
    作者天才か!?

    47 :

    可愛い

    48 = 1 :

    今日はもう来られなさそうです……申し訳ない

    49 :

    なに、気にすることはない。

    もう明日になった。さあ書くがいい!

    50 :

    さぁ!


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