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    元スレ男「幼馴染みが毒舌すぎてヤバイ」

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    タグ : - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    書ける時に書いてくれればいいさ

    52 :

    よか

    53 :

    前にもみたような気がする…

    54 :

    皆のコメに圧倒的感謝……!

    あんまり量ないけど投下します。

    55 :

    頑張って!

    56 = 1 :




    【登校】



    「いってきまーす」ガチャッ

    「遅いわ」

    「相変わらず早いな」

    「今日も十分以上待ったわよ。謝罪と賠償を請求するわ」

    「だからもっと遅く来りゃいいのに」

    「待たすのは性に合わないのよ。特にあなたが相手だとね」

    「反応に困るなそれ」

    「そんな事より早く行きましょう」

    「はいよ」



    57 = 1 :




    【敏い子】



    「……ん?」スンスン

    「何よ」

    「……お前さぁ、シャンプーとか変えた? それとも香水?」

    「香水はあまり好きじゃないわ。知ってるでしょう?」

    「ふーん。じゃシャンプーでも変えたのか」

    「なんでそんな目敏い……もとい、鼻敏いのよ。主人公にあるまじき敏感さね」

    「あんだけ鈍いだの言ってた癖に……でもなんつーかいい匂いだ」

    「そう? 嬉しいわ」

    (あれ? あんまり皮肉られない……)



    58 = 1 :




    【日直の仕事・黒板消し】



    (……)



    (届かない……)



    (……)グググ…



    (背伸びしても届かない……)



    (仕方ないわね。椅子でも――)



    59 = 1 :




    【救世主】



    「あ。俺が消してやんよ」サッサッサッ

    「……」

    「ほい」

    「……」

    「?」

    「……」







    「……分かってるとは思うけれど、小学校高学年まで私の方が背は高かったのよ?」

    「え? あ、うん。どうしたいきなり」



    60 = 1 :




    「中学で一気に伸びたからって余り調子に乗らないでちょうだい」

    「別に乗ってねーけどさ」

    「あなたは男。私は女。分かる?」

    「はいはい。分かってまーす」

    「……まぁ、取りあえずありがとう。助かったわ」

    「おう」

    「……あ。あとあそこも消して貰っていいかしら?」

    「そこね。いーよ」



    61 = 1 :




    【体育】



    「……私、思うのだけど」

    「ん?」

    「ブルマって穿いてる側からしたら余り良いものではないのよ?」

    「なんでそれを俺に言うんですか」

    「別に」

    「ふーん……まぁどっちかっつーと俺も穿いてない方が好きかもしんないな」

    「あら。心底どうでもいい情報をありがとう」

    「ひでぇ」



    62 = 1 :




    【昼休みは】



    「はい」ゴトッ

    「悪いな毎日毎日」

    「別に。私が勝手にやってるだけよ」

    「そっか」フッ

    「……なに笑ってるの? あなたの場合は笑っても福は来ないわよ?」

    「なんでもねーよ。いただきまーす」

    「……」








    「……早く食べなさいよ。本当にノロマね」

    「開始三秒でダメ出し!?」



    63 :

    さぁ!

    64 = 1 :




    「そういやさ」

    「何?」

    「よく弁当作る時『一人分も二人分も同じだ』って言うじゃん」

    「それが何? 言っておくけれど、どうでもいい事だったらとことん蔑むわよ?」

    「ひでぇ……まぁとにかく、それって実際マジなの?」

    「マジよ。作るだけならね」

    「へぇ。でも流石に五人分とかになるとアレだろ?」

    「当たり前でしょ。五人分とか極端すぎよ。馬鹿じゃないの?」

    「ぐぬぬ」



    65 = 1 :




    「でもお弁当箱に分けるのは人数が多いと面倒臭いわね」

    「んー。確かにそうだろうな」

    「……まぁ、どちらにしろ私には関係ないけれど」

    「なんで?」

    「だって、どうせあなたにしか作らないだろうし」

    「えっ」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……早く食べなさい。昼休み終わるわよ? 一体どこまでノロマなの?」

    「お、おう。そうだな」



    66 = 1 :




    【下校】



    「……」スタスタ

    「……ねぇ」スタスタ

    「おう」

    「今週の日曜日、暇?」

    「俺が?」

    「あなたしかいないじゃない。そのくらいも分からないのかしら?
    馬鹿じゃないの? あぁごめんなさい。馬鹿だったわね」

    「あーはいはいそうでした!」

    「で、どうなの? 早く答えなさいよ」

    「超ひまです」

    「そう。じゃあ正午にあなたのお家にお邪魔するわ」



    67 = 55 :

    いいねいいね

    68 = 1 :




    【迫り来る……】



    「でもなんでまた急に?」

    「あなたの脳の容量が500byteほどなのは理解していたつもりだけれど、
    中間試験を忘れてるとは流石に救いようがないわね」

    「そ、そういやもう中間試験かよ!つーか500byteって少なっ」

    「あなたの事だからどうせ全く対策なしなのでしょう?」

    「図星っす……」

    「これ以上あなたの愚かさが周りに露呈する前に、私が力を貸すわ」

    「おぉ、助かる!」

    「……まぁ、もうこれ以上なく露呈している気もするけれど」

    「ひとこと多い!」



    69 = 1 :

    少ないけど取りあえずここまでです。

    もともと短編の予定だからもうそろそろ終わりかも……

    71 :

    支援します


    俺も幼なじみが欲しい…

    72 :

    もう終わりなのか
    もっと読みたいな
    これはいい幼馴染だよ

    マジで欲しくなる

    73 = 1 :

    >>72
    正直なところ即興ばっかりでネタが余りないという……


    なにかリクエスト的なのがあれば、良かったらどーぞ

    74 :

    >>73
    ミスコンや借り物競争なんてどうだろうか

    75 :

    文化祭、体育祭、休日の遊園地、商店街の福引のペア温泉旅行、カップル限定激ウマパフェ、両親の旅行で家に1人、クリスマス、正月、誕生日、バレンタインデー、ホワイトデー、節分

    76 :

    時期的に体育祭とかいいな
    つーか>>75を一通りやればいいんじゃ(ry

    77 = 49 :

    幼馴染にライバル登場とか

    78 :

    ほんの少し二人がすれ違ったりすると仲直りした時にキュンと来る

    79 :

    >>78
    でもこの二人が喧嘩してるビジョンが全然浮かばないww

    80 :

    >>79
    >>77を両方とかだったらあるんじゃね?

    81 :

    毒が足りない

    82 :

    「彼女ができた」とでも嘘ついてみたらどんな反応するんだろ

    84 :

    真実薬を飲ませたら

    85 :

    >>84
    毒舌がなくなるだけかね?

    86 :

    >>84は最後のネタかな?ww

    87 :

    ネタ提供ありがとう!
    何個か使わせて貰います!

    それじゃ投下します。今回は引き続き勉強会です。

    88 = 1 :




    【そしてあっという間に日曜日】



    「お邪魔します」

    「おう」

    「……おば様は?」

    「出掛けてる」

    「そう」

    「あ、烏龍茶?」

    「ありがと」



    89 = 1 :




    【酷、崇、影、捨、痢】



    「―――で、ここがこうなって、こうなる訳よ」

    「やっべ分かんねぇ」

    「馬鹿なのは分かっていたけれど、基本も理解できないなんてね」

    「……」

    「そんな人と腐れ縁だなんて……目眩と吐き気と動悸と息切れと頭痛を催すわ」

    「ぐぬぬ」

    「口よりも手を動かしなさい」

    「ぐぬぬ!」



    90 = 1 :




    「じゃあここからここまで解きなさい。終わったら答え合わせするから」

    「OK」

    「……」ペラッ

    「お前は勉強せんでいいの?」

    「えぇ。あなたと違って予習復習してるもの」

    「流石だな」

    「普通よ」ペラッ

    「いや、欠かさず勉強してる奴なんて殆どいねぇぞ? やっぱりお前―――」

    「いいから早く解きなさい」

    「はい」



    91 = 1 :




    【なんとなく】



    (すいへーりーべ僕の船。富士山ろくオウム鳴く。ありをりはべり鎌倉幕府……っと)


    (……)チラッ


    「何? 終わったの?」


    「あ、いや……」


    「そう」ペラッ


    (……)


    「……」


    (……)チラッ


    「だから何よ?」


    (『こいつ、なんだかんだ言ってやっぱり美人だよな……』
    とか考える暇も与えない程の速さで反応してきやがる!)



    92 = 1 :




    【ノルマ達成】



    「よし!これで完璧だな!」

    「油断は禁物よ。そうやってすぐ調子に乗るのがあなたの悪い癖ね」

    「あ、ごめんなさい……」

    「とにかく、今日やった事さえ忘れなければ大丈夫だと思うわ」

    「いつもありがとな。助かるぜ」

    「あなたの為になることは私の為でもあるのだから、別に……」

    「……ははっ」

    「なに笑ってるの? 不快だわ」

    「ごめんなさい」



    93 = 1 :




    【暇】



    「暇だ」

    「そうかしら」ペラッ

    「その本面白いの?」

    「それなりにね。つまりあなたが読んでも理解できない内容……って事よ」

    「すげー自然に毒吐かれた!」

    「……」

    「……」

    「……」ペラッ



    94 = 1 :




    「なぁ」

    「どうしたの? 小腹でも空いたなら何か作りましょうか?」

    「いや、そうじゃねーんだけどさ。どっか行かないか?」

    「どっかって何処よ。あなたの語彙力の低さには昔から辟易してるのだからこれ以上は悪化させないでくれる?」

    「ひでぇ」

    「……」ペラッ

    「だって野郎の部屋で読書なんて楽しくないだろ?」

    「……」



    95 = 1 :




    【不意打ち】



    「……読書なんて暇潰しに過ぎないわ」

    「だ、だったら尚更―――」

    「尚更じゃなくて今更でしょう?」

    「え?」

    「……私はあなたと一緒にいるだけで楽しいわ」

    「!」

    「あなたが何処か行きたいと言うなら私も行く。
    一人で外に出したら何をしでかすか分からないもの」

    「おうふ」

    「でも私はこうして一緒に読書するだけでいい。
    これだけでも充分……幸せなんだから」

    「……おまっ、いきなりそういうのずりーよ」



    96 :

    ずるいずるい!!

    98 = 1 :




    【仕返し】



    「……なぁ」

    「何?」ペラッ

    「俺もお前と一緒にいるとすげー幸せだZE!」

    「何を言ってるの? 今は五月よ? 暑さにやられるにはまだ早いわ。
    ……あ、失礼。もともとやられていたのだったかしら?」

    「ひっでぇ!」

    「この時期にこれだけやられていたら真夏は……想像するだけで寒気がするわ」

    「……ひ、ひでぇ……」



    99 = 1 :




    【二人乗りは駄目】



    「……じゃあ、そろそろお暇させて貰うわ」

    「ん、おぉ……もうこんな時間か。送ってくよ」

    「えぇ。ありがとう」

    「……よし!」

    「あなたも懲りないわね。また挑戦するの?」

    「当たりめーだろ」

    「……分かってはいたけれど、あなたって馬鹿ね」



    100 = 1 :




    【帰り道】



    「テストやだなー」キコキコ

    「いつも同じこと言ってるわね」

    「毎回お前に手伝って貰って申し訳ないんだけどな」

    「あら、自覚があるのなら控えて欲しいのだけど?」

    「うぐっ」

    「テストの度に勉強会……出来の悪い生徒を持った教師の気持ちがよく分かるわ」

    「ごめんね!!」




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