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    元スレ勇者「ハーレム言うなって言ってるじゃないですか」盗賊「……3、だよ……」

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    501 : VIPにかわりま - 2012/11/15(木) 22:52:24.57 ID:HBW1JNeX0 (+24,+29,-7)
    久しぶりに覗いたら来てたのな
    乙~、応援してるぜ
    502 : VIPにかわりま - 2012/11/16(金) 21:20:07.47 ID:AQsiJxdz0 (+24,+29,-8)
    久しぶりの更新乙~
    まだまだ応援してるよ
    503 : 431 - 2012/11/17(土) 00:37:08.85 ID:yMuH0Bua0 (+24,+29,-25)
    まさか>>1じきじきに貼って頂けるとは...ありがとうございます。そしてかなり遅いですが>>1乙です。楽しく読ませてもらってます。
    504 : VIPにかわりま - 2012/12/01(土) 22:14:07.24 ID:v4YDqk6m0 (+24,+29,-5)
    遅れたが、乙~♪
    ガチで応援してるんで頑張ってください
    505 : VIPにかわりま - 2012/12/02(日) 09:08:49.72 ID:zbSgBE190 (+29,+29,-6)
    今北産業
    勇者×他の連れがすきなんです
    506 : VIPにかわりま - 2012/12/02(日) 12:49:49.16 ID:TfvV/Iu00 (+31,+25,-15)
    >>505

    sageろ
    過去スレも読めば幸せ
    おっぱい
    507 : VIPにかわりま - 2012/12/02(日) 14:03:33.29 ID:S2LbqQgEo (+22,+28,-1)
    >>506
    お前も下げろよ
    508 : アセロラ - 2012/12/02(日) 20:50:56.51 ID:0p39BTU40 (+24,+29,-5)
    今来た
    1乙です。
    いつも、とても楽しく読んでます。
    509 : VIPにかわりま - 2012/12/02(日) 21:09:22.51 ID:rsW7DtNO0 (+24,+29,-5)
    やっとこさ追いついた
    楽しみに待ってます
    510 : VIPにかわりま - 2012/12/02(日) 22:38:59.33 ID:TfvV/Iu00 (+8,+15,+0)
    sage忘れごめん
    512 : VIPにかわりま - 2012/12/10(月) 14:47:26.81 ID:lg9IQ5qGo (+6,+21,-3)
    まだけ
    513 : VIPにかわりま - 2012/12/17(月) 03:10:19.34 ID:Oijy9pfXo (-21,-9,-1)
    はよ
    514 : VIPにかわりま - 2012/12/21(金) 01:29:19.09 ID:StFvLEPTo (+19,+29,-2)
    年内に来るだろうか
    515 : VIPにかわりま - 2012/12/21(金) 16:48:19.10 ID:hlwXZ9hIO (+14,+29,-2)
    きっと来るさ
    516 : VIPにかわりま - 2012/12/31(月) 00:06:15.39 ID:FdJ77l64o (+19,+29,-2)
    年内はもうこないか
    517 : ◆3VOBH3 - 2012/12/31(月) 23:58:26.66 ID:KMnPsvJi0 (+30,+30,-239)
    タッタッタ……

    魔法使い「そっちのつうろはどう!?」

    勇者「いや、駄目みたいだよ。行き止まりだ」

    商人「全く……考えやがってくれましたね。野盗の奴らも」

    魔法使い「うん……こんなめいろみたいなところ、みつかるはずないよ……」

    勇者「弱音を吐くのはまだ早いよ魔法使いちゃん。それにお義兄ちゃんや武道家ちゃんが見つけてくれているかもしれないしさ」

    魔法使い「う、うん。そうだよね!」

    商人「……しかし、心配ですね……」

    勇者「ああ。タニアさん……最悪の事態になってないといいけど」

    商人「…………そっちは勿論心配ですけど……」ボソッ

    勇者「え?」

    魔法使い「ほかになにか心配なことでもあるの?」

    商人「いえ、忘れてください」

    魔法使い「そう?」

    勇者「とにかく!魔法使いちゃんは次はそっちをお願い!」

    魔法使い「うんっ!商人はそっちを!」

    商人「了解です!」

    タッタッタ

    商人(……あのアホアホが勇くんに迷惑かけてないといいですけれど……)

    商人(本当に……どうしようもない所は勇くんに似てるんですから……)

    …………
    ……

    518 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:00:15.08 ID:wBPtXhQI0 (+30,+30,-228)


    ……
    …………


    戦士「この野郎……!」

    カンダタ「よぉよぉ、そんなに睨んでくれるなよ」

    カンダタ「それよりあの小僧は無事かよ?俺が怪我させといてなんだが、久しぶりに会ってみてえんだ」

    戦士「ふざけんなっ!!二度とお前なんかに勇者を会わせるか!!」

    ジャキッ!!

    カンダタ子分「ひっ!」

    スタスタ

    戦士「二人を、グプタさんとタニアさんを離せ!!」

    カンダタ子分B「お、親分!」

    カンダタ「なんだよ……つれねぇな」

    カンダタ(……へっ、その言い方じゃ、あのガキも無事みてえだな)

    戦士「うるさいっ!!」

    ダッ

    カンダタ「!!」


    ガキィン!!


    戦士「お前と話す事なんてねぇよ!アタシも、勇者もな!」グググ

    ギリギリ……

    カンダタ「っ……やっぱ、一筋縄じゃいかねぇみたいだなぁ……!メスガキィ……!!」グググ
    519 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:01:04.68 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-254)
    カンダタ子分「親分っ!!」

    カンダタ子分C「今加勢に」


    カンダタ「お前らはそっちで見てろぉ!!」ギリギリ


    カンダタ子分D「お、親分!?」


    戦士「……なんだよお前っ……余裕だな?」グググ

    カンダタ「けっ……メスのガキを袋叩きなんて俺の流儀に反するからな……」グググ

    カンダタ「いっちょタイマンと洒落込もうぜ?……お姫さん」

    戦士「っ……!!この野郎てめぇっ!!!!」

    ガキィン!!

    カンダタ「ぐおっ!!?」

    ズザッ

    カンダタ「……っ」

    戦士「アタシを女だと思ってなめるなよ……!!なめるんじゃねーよ……!!」ギリィッ

    カンダタ「へへへ……良い顔になってきたじゃねぇか」

    カンダタ(……やっぱり化け物みてぇな力だな……こりゃ厳しいか?)

    カンダタ(まぁしかし……少しの時間稼ぎくらいにはならぁな……)

    カンダタ子分「親分!!」

    カンダタ「てめぇらも落ち着きやがれ……大丈夫だって言ってんだろ」

    カンダタ子分「でも……」

    カンダタ「……折角依頼主に斧も新調してもらったんだ」

    ジャコッ

    カンダタ「……多少、切れ味を試したいと思ってた所だ……丁度いい」

    …………
    ……

    520 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:02:19.97 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-145)


    ……
    …………


    ザッ

    勇者「はぁっ……はぁっ……!!」

    勇者「くそっ、どっちだよ……確かこっちに行ったと思ったんだけど……!!」

    タッタッタ……

    勇者「……」

    勇者「……何やってんだよ……戦士……っ!」

    勇者「とにかく……早く見つけないと……!」


    <……


    勇者「!!」ピタッ

    勇者「……?」

    勇者(気のせいか……?今人の足音と声が)

    <……デ……スタスタ……

    勇者「!!」

    勇者(聞こえた……)

    ……スタスタ

    勇者(!! こっちに向かってる!!)

    スタスタ

    勇者「……」

    勇者(歩いてる足音……急いでる気配はないから、皆ではないみたいだけど……もしかして野盗か?)

    勇者(大人数でないといいけど……さすがにこの状況で多人数との戦闘は無茶だ)
    521 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:03:12.38 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-156)
    スタスタ……

    「で、その女がまたうるさくてさ」

    「あれどうにかならんもんかね」

    「いつまで我慢してりゃいいんだっけ?」


    勇者「っ!!」

    勇者(まずい!!思ったより近くに来るのが早い!!)

    勇者(見つか――……)


    ザッ

    カンダタ子分E「えっと、多分……あれ?」ピタ

    カンダタ子分F「え?どうしt……」ピタ

    カンダタ子分G「ん?二人ともどうしたん……」ピタ


    勇者「…………あれ?」

    勇者(……なんだろう、このガラの悪い人たち……)

    勇者(どこかで見た気がするんだけど…………どこだったっけ)


    カンダタ子分E「……」

    カンダタ子分F「……」

    カンダタ子分G「……」


    勇者「……あの」


    カンダタ子分達「「「いやあぁっぁぁぁぁぁぁ!!!!!おばけぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」


    勇者「は」

    522 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:03:54.13 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-214)
    カンダタ子分E「どどどどどうしよう子分F!!こいつあれだよ!!シャンパーニのあいつだよ!!」ガタガタ

    カンダタ子分F「ひ、ひぃぃぃ……ば、ばけ、化けて出たぁぁぁ……!!」ガタガタ

    カンダタ子分G「」ブクブク

    勇者「……シャンパーニ……?」

    勇者(……あ!そうか!こいつらカンダタの子分達だ!!)

    勇者(って事は……タニアさんを攫った盗賊ってカンダタの事なのか!)

    勇者(……っ!カンダタの野郎……!!)ギリッ!!

    カンダタ子分E「ひ、ひぃぃぃ!!怒ってる!!なんか怒ってる!!」

    カンダタ子分F「きっとあの後死んじゃって、恨めしい思いを抱きながら俺達を追いかけてきたんだよぉっ!!怖いよぉ!!」

    勇者「……」

    カンダタ子分達「「お、親分おたすけぇ……!!」」ブルブル

    勇者「……」

    勇者(………………一か八か)

    勇者「……うらめしや」

    カンダタ子分達「「っ!!!?」」ビクゥゥッ!!!!


    勇者「うらめしやぁ」ズズズズズ


    カンダタ子分達「「にょ、にょほぉぉぉぉ……!!!!」」ガタガタブルブル

    カンダタ子分G「」←失神
    523 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:04:21.98 ID:wBPtXhQI0 (+93,+30,-289)
    勇者「うらめしい……すっごいうらめしい……」ユラァ

    カンダタ子分E「はわわ……!!お、落ち着いて下さい幽霊さん!!」

    カンダタ子分F「俺達も親分も幽霊さんを殺すつもりはなかったんだよぉ!!」

    勇者「でも実際死んじゃったし……あーうらめしい……」

    カンダタ子分E「ふえぇぇ!!なんでもっなんでもなんでもしますからぁぁ!!」

    カンダタ子分F「本当に何でも!死ぬ以外はなんでもしますからお助けてよぉ!!」

    勇者「何でも……?」

    カンダタ子分達「「はいっ!!何でもします!!!!」」

    勇者「じゃあ……カンダタの所に連れてけ……」

    カンダタ子分E「はいっ!!!!今すぐに!!」

    カンダタ子分F「こちらです!!足元に気をつけてくださいっ!!」

    カンダタ子分E「おい!!子分Gも目を覚ませ!!」

    ペシペシ

    カンダタ子分G「ん……え?」

    勇者「うらめしや」

    カンダタ子分G「んほぉぉぉ!!」ガクッ

    カンダタ子分F「おいバカ野郎!!幽霊さんが機嫌を損ねたらどうするつもりだっ!!」

    ギャーギャー

    勇者「いや……お願い早く連れてって」

    カンダタ子分達「「「ふえぇぇ!!幽霊さんが怒ったぁ!!」」」

    勇者(めんどくさい)

    …………
    ……

    524 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:04:47.19 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-200)


    ……
    …………


    ズガァッ!!


    戦士「らぁっ!!!!」

    カンダタ「ぬぐぉう!!!!」

    ザッ!!

    カンダタ子分「親分!!」

    カンダタ「……くっ……」

    ザッザッザッ

    戦士「さっさと二人を放せよ……!!」

    カンダタ「へへ……さすがはあの小僧の仲間ってか……お前も結構良い目してんぜ」

    戦士「黙れ!!」

    ヒュッ!

    カンダタ「っ!」

    ガキィッ!!

    カンダタ「っぐ……!」グググ

    戦士「お前が勇者の事、語るんじゃねぇよ……!!」グググ

    カンダタ「……このアマ……!」

    カンダタ(本当に何なんだこのガキ……メスガキの力ってレベルじゃねぇぞ……!!)グググ

    カンダタ「っ、おらぁっ!!」

    ガキィン!!

    カンダタ「ふっ!!」ヒュンッ!!

    戦士「っ!!」ガキィッ!!

    カンダタ「……おめぇら、なんなんだ?」ギリギリ
    525 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:05:19.95 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-306)
    戦士「……っ、何がだよ……!」ギリギリ

    カンダタ「お前にしてもシャンパーニで俺を殴った黒髪の女にしても……おめぇら……ガキにしちゃあ強すぎるぜ」

    戦士「……お前には関係ないだろ……!!」

    カンダタ「その年で強ぇ奴らは……国連の勇者とか……名の知れた騎士とかには……何人か居るって聞いた事があるけどよ」

    カンダタ「お前ら、国連とも関わってねぇみてえだしな……ポっと出にしちゃ強すぎんぜ」

    戦士「……お前には……関係ないって!!」

    ガキィッ!!

    カンダタ「っ!!!?」

    戦士「言ってんだろうが!!!!」

    ズガァッ!!

    カンダタ「ぎぃっ!!!!」

    ズザァッ

    カンダタ子分「親分!」

    カンダタ「ぐっ……!何ともねぇ!!そこで見てろ!!」

    戦士「アタシはお前とお喋りするためにここに来たわけじゃねぇんだよ!!!!」

    カンダタ「……そうだなぁ」

    ジャキッ

    カンダタ「……そんなに俺とのお喋りが嫌なら……てめぇには黙ってもらうしかねぇなぁ」

    戦士「……」

    ジャキッ

    戦士「…………黙らせてみろよ……ド三流!!」
    526 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:05:45.18 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-122)
    ――――――――
    …………

    スタスタ……

    勇者「……」

    カンダタ子分E「……あの、幽霊さん」

    勇者「え?あ、はい?」

    カンダタ子分F「死んでも足はなくならないんですね?」

    勇者「……俗説ですから」

    カンダタ子分G「俗説……」ゴクリ

    カンダタ子分E「良い事を聞いた……」

    カンダタ子分F「皆に自慢しようぜ」ボソボソ

    カンダタ子分E「だな」

    勇者「……」

    勇者(なんというか……)

    カンダタ子分E「次何聞く……?」

    カンダタ子分F「そうだな……」

    カンダタ子分G「天秤で命の重さ量られるって本当かな……」

    勇者「……」

    勇者(この人達がアホでよかった)
    527 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:06:14.04 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-161)
    勇者(しかし、僕は反対方向に進んじゃってたんだなぁ……早く戦士の所に行かないと)

    カンダタ子分E「あ、あの!」

    勇者「んぇ?はい?」

    勇者(また質問か……バレないような質問だといいけど)

    カンダタ子分F「その、あの世ってどんな感じですか?」

    勇者「……」

    勇者「…………あの、世」

    カンダタ子分E「は、はい……」

    カンダタ子分G「……」ゴクリ

    勇者「……」

    勇者(……あの世……か)

    カンダタ子分E「……幽霊さん?」

    勇者「え?あ、あぁ。あの世ね」

    勇者「……その、何も無いところですよ」

    勇者「…………音も、感触も」

    勇者「……何もない、所です」
    528 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:06:41.41 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-271)
    カンダタ子分E「こ、こえぇ……!あの世こえぇ……!」

    カンダタ子分F「死にたくねぇなぁ……」

    勇者「あはは……それよりさ」

    カンダタ子分G「は、はい!!なんでしょう!!」

    勇者「いや……君たち、女の人を攫ったと思うんだけど」

    勇者「その人……無事だろうね?」

    カンダタ子分E「っ」ゾクッ

    カンダタ子分F「な、なぜあの女を攫った事を知ってるんですか!?」

    勇者「え?あ、えっとその、死んだら気配に敏感になるんだよ」

    カンダタ子分G「幽霊すげぇ……!」ゴクリ

    勇者(アホでよかった)

    カンダタ子分E「あ、あの女なら無事です!生きてます!」

    カンダタ子分F「檻の中に入れてますけど、指一本触れてません!!」

    勇者「……指一本?」

    カンダタ子分G「はいっ!!本当ですっ!!」

    勇者「……あのさ、あの女の人を攫った理由ってなんなの?」

    カンダタ子分E「理由、ですか?」

    勇者「うん。正直ホッとしたけど、攫った上で何もしないなんて、目的がよくわからないなぁと思ってさ」

    カンダタ子分E「あぁ、まぁごもっともっすねぇ」

    カンダタ子分F「これは実は――……」

    ピタ……

    勇者「……え?」
    529 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:07:08.52 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-164)


    ……
    …………

    カンダタ「だらぁっ!!」

    ガキィッ!!

    戦士「らぁぁっ!!!!」

    ガキィ!!


    ズザァッ

    カンダタ「はぁ……はぁ……ふぅ……!」

    戦士「はぁ……はぁ……ちっ」


    カンダタ(……こりゃ冗談抜きに強えな……)

    カンダタ(このまま続けたら俺が負けちまう……時間稼ぎどころじゃねぇな)


    戦士(正直こいつの事見くびってた……意外に強い)

    戦士(勝てない敵では無いと思うけど、油断したらやばいぞ……)


    戦士「だけど……っ!」

    ダッ!!

    ガキィン!!

    カンダタ「っ!」

    戦士「……っ……!」

    ギリィッ!

    戦士「遊んでる暇なんて……ないんだよ……っ!!!!」

    戦士「一気に……!カタをつけてやるッ!!!」

    ガッ!!

    戦士「だらああああああああ!!!!」

    カンダタ「!!!!」

    カンダタ子分「親分!!」
    530 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:07:36.10 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-85)




    「剣士さんっ!!早く助けてぇ!」




    戦士(あれ)




    戦士(誰だ、この声)

    戦士(…………あ)

    戦士(駄目だ)

    戦士(駄目だよ、アタシ)


    「剣士さん!お願いだ!そんなやつ早くやっつけて下さい!」


    戦士(気付いたら駄目だ)

    戦士(意識したら駄目だ)

    戦士(思い出しちゃうから――――……)


    タニア「剣士さん!」

    グプタ「お願いだ!剣士さん!」


    戦士「……――――っ」
    531 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:08:05.50 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-106)
    戦士「っ」

    フッ

    カンダタ「!!」

    カンダタ「っだらぁっ!!」

    ガキィン!!

    戦士「あぐっ……!!」

    ズザッ

    カンダタ「ふぅ……っ」

    戦士「……っ……」

    カンダタ「……今のは少しやばかったぜ」フゥ

    カンダタ「……」チラッ


    戦士「…………!」


    カンダタ(……気のせいか?)

    ――――――――――


    タニア「戦士さん!」

    戦士「っ」

    ――――――――――

    カンダタ(あの人質共が叫んだ時……隙ができた……?)
    532 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:08:32.31 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-84)
    ドクンッ


    戦士「はぁっ……はぁっ……!」


    しまった


    戦士「っ……」

    タニア「剣士さん!お願い!そんな奴ら、やっつけてぇ!」

    グプタ「お願いだ!頑張ってくれ!!」

    戦士「…………!!!!」


    ドクンッ


    しまった


    戦士「……!」

    カンダタ「……?」


    しまった

    思い出すな

    思い出すな

    お願いだから、思い出すな アタシ



    お願い、だから

    533 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:08:58.49 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,+0)
    ―――――――――


    タッタッタ

    僧侶「武道家ちゃん!武道家ちゃん!」

    武道家「へっ?何?」ピタッ

    僧侶「そっちは違いますよ!そっちにはもう三回行きました!」

    武道家「え?そうだったっけ?」

    僧侶「そうですよぉ!んもう!武道家ちゃんは先頭行くの禁止です!」

    武道家「うぅ、ご、ごめん僧侶」

    僧侶「いえ、大丈夫です……焦る気持ちは分かりますけど、落ち着いて……ね?」

    武道家「はい……」

    タッタッタ

    武道家「……このアジトに入ってから結構経つわね」

    僧侶「……無事だと、いいんですけど」

    武道家「そうね……」

    タッタッタ

    僧侶「……戦士ちゃんも、大丈夫でしょうか」

    武道家「……やっぱり考える事は同じかぁ」

    僧侶「うん……力で、負ける事は無いと思いますけど……」

    武道家「……」

    僧侶「……」

    武道家「……そうね」

    武道家「なんだか、今あいつ……複雑みたいだし」

    武道家「……早く見つけないと」

    僧侶「……ですね」
    534 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:09:27.64 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-120)
    タッタッタ

    武道家「……」


    ――――――――――――


    戦士『駄目……駄目なんだ』

    戦士『怖いんだ……怖いんだよ……!!』


    ――――――――――――

    武道家「……」

    武道家(今の状況だったら……)

    武道家(戦士は……もしかすると――――……)

    ……





    ……


    ザッ!!


    カンダタ「……立てよ、嬢ちゃん」


    戦士「ぐ……!!」
    535 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:09:53.56 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-106)
    ヨロッ

    戦士「……っ!」

    カンダタ「……」

    戦士「……あぁぁぁっ!!!!!」ダッ

    ガキィン!!

    カンダタ「……」

    カンダタ「ふんっ!」ガキッ

    戦士「うあっ!!」キィン!!

    ズザァッ

    戦士「く……っ……!!」

    カンダタ(なんだ……?コイツ、途端に雑魚になり下がりやがった)

    カンダタ(……何が起こったんだ?)



    戦士「……はぁ……!!」ゼェゼェ

    ドクン

    戦士「っ!!」

    ドクン ドクン

    戦士「く、そ……!!」
    536 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:10:28.31 ID:wBPtXhQI0 (+85,+30,-165)
    うまく 手や、足や、頭が  働かない

    戦士(思い出すな……!思い出すな……!)

    動け、動いてよ。アタシの手

    戦士(バカ、バカバカバカ!)

    動いてよ、動いてよ アタシの足

    戦士(なんでだよ……!なんでこんな時に!)

    動いてくれないと

    戦士(思い出すな!思い出すな馬鹿!)

    動いてくれないと、アタシ

    戦士(こんな所で!)

    アタシが、負けちゃったりしたら


    ドクンッ


    戦士(あ)


    タニア「剣士さん!?」

    グプタ「剣士さんっ!しっかりしてくれ!!」


    あの二人は


    戦士「…………っっっ……!!!!」


    あいつと  勇者みたいに  

    はなればなれに

    グチャグチャに
    537 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:10:56.72 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-307)
    ―――――――――――



    タッタッタ

    勇者「…………」

    カンダタ子分E「……なぁ、幽霊さん黙り込んじゃったけど……」ボソボソ

    カンダタ子分F「なにか気に障る事でも言っちゃったかなぁ」ボソボソ

    カンダタ子分G「あ、あのっ、幽霊さん」

    勇者「へ?あ、はい?」

    カンダタ子分G「もうすぐ親分達のいるアジトの部屋につきます!」

    勇者「あ、本当ですか?ありがとうございます」

    カンダタ子分E「……大丈夫そうかな」

    カンダタ子分F「怒っては無いみたいだな……」

    カンダタ子分G「あ、着きました!あの扉です!」

    勇者「!……あれが」

    ズザァッ


    ―カンダタのアジト―


    勇者(……ここにタニアさんが……)

    カンダタ子分達「「「では僕達はこれで失礼しますっ!!!!!」」」ダッ

    勇者「えっ?、あの」クルッ

    ヒュゥゥ……

    勇者「はやっ」



    タッタッタ

    カンダタ子分E「あーマジで怖かったー!!!!」

    カンダタ子分F「幽霊とか初めて見たわ!!」

    カンダタ子分G「あとは親分に任せようぜ!!」

    カンダタ子分E「あぁ、今の親分は武器も新調したし体調も万全で無敵だからな!」

    カンダタ子分G「便秘治ったしな!!」

    カンダタ子分F「幽霊なんてぶっとばしてくれるぜきっと!便秘治ったしな!!」

    カンダタ子分E 「あぁ!便秘治ったしな!!」

    カンダタ子分G「とりあえず俺達は安全な所で待機していよう!!!!」

    タッタッタ……
    538 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:11:34.05 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-170)
    スタスタ

    勇者「無計画に一人で来ちゃったけど……どうしよう」

    勇者(僕一人だとしたら……正直カンダタには敵わない)

    勇者(……)スッ

    <……! ……!

    勇者(……中で戦闘してる様子でもないな……)

    勇者(戦士はどうしたんだろう……?ここには辿り着いていないのかな)


    <……!

    勇者「!!!!!」

    勇者(今の……微かだったけど、今の声……戦士だったよな)

    勇者(…………まさか)

    勇者「くっ!」ダッ


    バタァン!!!!

    勇者「戦s――――……」



    カンダタ「おい、足もちゃんと縛っとけ」

    カンダタ子分「うす!」



    戦士「ぐ……!!!!」ボロッ



    勇者「……――――――――戦士!!!!!!」

    539 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:12:01.20 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-209)
    カンダタ「んぁ?何――……」

    カンダタ「…………おい、おいおい」

    カンダタ「おいおいおい!ははっ!来やがった!!来やがったぞ!!!」

    カンダタ子分「あっ!!!?お、お前っ!?」

    カンダタ子分B「き、きやがったぁっ!!!!」



    戦士「っ!!!ゆ、ゆうしゃっ……!!」



    勇者「戦士!!戦士っ!!無事かっ!!!?」ダッ

    ザザッ

    勇者「っ!?」ピタッ

    カンダタ「久々じゃねぇかボウズ!元気そうで何よりだぜ!」

    勇者「……カンダタァァ!!!!!!!」

    ジャキンッ!!

    カンダタ子分「ひっ!?」

    カンダタ「おうおうおう、早速物騒だな」

    勇者「お前、ふざけるなよっ……!!!!何してんだよお前ぇっ!!!!」

    カンダタ「あ?あぁ、あのメスガキの事か?」

    カンダタ「ちょーっとうるさかったからなぁ……軽くボコして縛らせてもらったぜ」

    勇者「……!!?」

    戦士「……ごめん……!ごめん、勇者……!」
    540 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:12:44.99 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-173)
    勇者「戦士が……お前に……?」

    カンダタ「急に調子でも悪くなっちまったかのようになぁ。まぁ俺らにとっちゃ好都合だぜ。うるせぇのが片付いた」

    勇者「……っ!!!!」

    ダッ

    カンダタ「お?」

    ズザッッ!

    勇者「戦士!」

    戦士「……勇者……」

    勇者「どうしたんだよ……?どこか、どこか怪我したのか!?具合は!?」

    戦士「…………」

    勇者「……戦士?」

    戦士「……ごめん」

    戦士「……アタシは……なんとも、ない……」

    勇者「……ほ、本当にか?」

    戦士「でも…………ごめん……」

    勇者「え?」

    戦士「アタシ……負けた……負けちゃった」

    フル……

    勇者「……!」

    戦士「……勇者…………ごめん……!アタシ、アタシ……!!」フルフル

    戦士「……負けたんだ……!!負けちゃった…………!!」フルフル

    勇者「……」
    541 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:13:12.15 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-170)
    戦士「ごめん……!!」

    勇者「……」

    スタスタ

    カンダタ「……よぉ、ボウズ。そういやお前も俺らの邪魔しに来たのか?」

    勇者「……」

    カンダタ「…………しかし、俺ぁてめぇの事気に入っちゃあいるんだがよ」ジロッ


    タニア「ひっ!?」

    グプタ「な、なんだよっ!!」


    カンダタ「……今、俺らもお仕事の最中なんでな」

    ジャコッ

    カンダタ「……お前ももし、俺を邪魔しに来たってんなら……少し黙らせとくしかねぇんだ」

    カンダタ「なぁ、どうなんだ?ボウズ」

    勇者「……戦士、動かないで……んっ!」グッ

    戦士「……勇、者……」

    勇者「…………ぐぎぎぎ……!!!!……っっ……!!っくそ!この糸……!全然硬くて解けない……!!」グググ

    カンダタ「……無視かよ」

    カンダタ子分C「親分っ!!早いとこやっちまいましょうよ!!」

    カンダタ子分D「そうですよ!!こいつは――……!!」

    カンダタ「てめぇらは黙ってろ」

    カンダタ子分C「!!!」

    カンダタ子分D「……はい……」
    542 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:14:09.78 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-292)
    勇者「ぐぎ……!!ぎぃぃ……!!」ググググ

    カンダタ「はっ!無駄だぜボウズ」

    勇者「はぁっ、はぁっ!」

    カンダタ「その女を縛ってんのはキャタピラの糸と粘性のあるポイズントードの胃袋やらで作った俺様特性の糸だ」

    カンダタ「てめぇもシャンパーニではその身でキャタピラーの糸の粘性と丈夫さは体験済みだろ?アレの軽く五倍は丈夫だぜ」

    勇者「……っっぎぎぎぎぎぎぎぃぃ……!!!!!!」ググググググググ

    戦士「勇者……!もういい、もういいから……!」

    カンダタ「……」

    勇者「……っっっっがあああああああああ!!!!!!」グググググググググ

    戦士「…………もう、いいって……」

    カンダタ子分「……」

    カンダタ子分B「……本当になんなんだ……あいつ……」

    カンダタ「……っく」

    カンダタ「くはっ!くぁははははははははははは!!!!」

    勇者「はぁ……はぁ……!」

    カンダタ「やっぱりてめぇはいいなぁ!!いいなぁ!お前ぇ!!!!」

    カンダタ「なぁ、なぁ!ボウズ!これを見てみろ!」チャプ

    カンダタ「その糸の溶解剤だ!これがあればその糸なんぞすぐに解けちまうぜ!!」

    勇者「はぁ……はぁ……!!」

    カンダタ「そこでだ……ボウズ、条件を交換しねぇか?」

    カンダタ「この薬はてめぇにやる!そこの女も男も開放してやる!!…………そこでだ」

    カンダタ「お前、俺の一味に入れや……!!」

    カンダタ子分「おっ……親分!!」

    勇者「……」
    543 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:14:41.73 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-252)
    カンダタ「なぁ、俺がてめぇを一から鍛えてもっと強ぇ奴にしてやるぜ……勿論宝も盗む度に多くの配分をてめぇにやる!!」

    カンダタ「富も悪名もてめぇなら少し強くならぁ簡単に手に入るんだぜ!?俺にはわかる!!」

    カンダタ「それに、女所帯でも居心地が悪ぃんじゃねぇのか?今の旅はよぉ……俺らの旅は気ままでいいぞぉ。気が向いたら盗み、奪う。口のうるせぇ女もいねぇ」

    勇者「……」

    戦士「…………」

    カンダタ「……それに、その女だって現にこうして俺に負かされてんだ。こんな弱ぇ女なんかより俺に付いてきた方が正解だぜ」

    戦士「っ……!」

    勇者「……」

    戦士「……勇者……」

    カンダタ「それに三人とも救えるんならそれに越した事ぁねぇじゃねぇか!なぁ!」

    カンダタ「こっちに来な!ボウズ……もしOKならそのままこっちに来て剣を俺に渡しな……お前にこれ以上良い選択もなかなか無いと思うぜ?」

    勇者「……」

    スクッ

    戦士「!!?」

    カンダタ子分「!?」

    カンダタ子分C「まさか、本当に……!?」

    勇者「……」

    カンダタ「おぉ……ボウズ、そのまま」

    勇者「……カンダタ」

    クルッ
    544 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:15:07.24 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-62)




    ゾクゥ



    戦士「っ!?」

    タニア・グプタ「「!?」」

    カンダタ子分「「「ひっ!!?」」」


    カンダタ「…………!!」ピリピリ



    ジャキンッ


    勇者「お前、あんまりほざくなよ」

    勇者「くっだらねぇ事……ほざいてんなよお前……!!」
    545 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:16:01.64 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-173)
    カンダタ「っっ~~!!」ゾクゾク

    カンダタ(こいつ……!!この眼!この眼だ!!この眼がいいんだ!!)

    カンダタ(まるでそれだけで人間を睨み殺せそうな眼……!!こいつ、最高だ!!)

    ジャコンッ

    スタスタ

    カンダタ「……けへへっ……剣を抜いたって事は……交渉決裂っつう事でいいんだな?」スタスタ

    勇者「僕は最初っから、そんな交渉聞いてないんだよ」スタスタ

    カンダタ「じゃあ条件は全部破棄っつう事でいいな?」スタスタ

    勇者「何度も言わせるなよ。そんなもん聞いて無いんだよ。最初から」スタスタ

    カンダタ「じゃあ……」

    ダッ!!

    戦士「!!」

    タニア「きゃあっ!!」

    タッタッタ!!

    カンダタ「どうやってそいつらを守るんだよぉ勇者さんよぉぉぉぉぉ!!!!!!」
    546 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:16:38.88 ID:wBPtXhQI0 (+95,+30,-168)


    ガキィン!!!!!


    カンダタ「……!」

    勇者「……っ……んなもん……決まってるだろ……!!」ギギギ

    勇者「僕が……僕が、手が、何本千切れても…………お前をぶっ飛ばす……!!!!!」

    勇者「それだけだよ……!!それだけだ……!!!!雑魚野郎!!!!」

    カンダタ「……ぎゃははははは!!!!」

    ガキィン!!

    カンダタ「やっぱりてめぇ最高だ!!!!」

    ジャコッ!!

    カンダタ「来いよ!!クソガキィ!!!!サシでやり合おうぜ!!!!」

    カンダタ「てめぇのお仲間が来ててめぇがそいつらにベソカキながら縋り付くのが先か!お前がボロ雑巾みてぇになって命乞いをすんのが先か!」

    カンダタ「それとも……くはははっ!!!!……来いよ!!!!」
    547 : ◆3VOBH3 - 2013/01/01(火) 00:18:12.63 ID:wBPtXhQI0 (+89,+29,-68)
    今日はおしまいです
    あけましておめでとうございます
    最悪な更新ペースで申し訳ございませんが
    まだお付き合いして頂ける方が一人でもいらっしゃれば幸いです
    548 : VIPにかわりま - 2013/01/01(火) 00:59:43.42 ID:L7DRmQP+o (+19,+29,-3)
    最後まで付き合います
    おつ!
    549 : VIPにかわりま - 2013/01/01(火) 01:27:13.05 ID:+fKpF08oo (+7,+17,-1)

    まさかの年越し更新
    550 : VIPにかわりま - 2013/01/01(火) 02:06:40.41 ID:xs1jvmRLo (+24,+29,-21)
    あけおめおっつ楽しかったよ
    無理せずがんばってくれよ楽しみにしてる
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