私的良スレ書庫
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元スレ男「監禁されて始まる恋?」
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SSの道は一期一会
後日談の催促なんて野暮ってもんだろ
書いたら読むけど
後日談の催促なんて野暮ってもんだろ
書いたら読むけど
友「……」
妹「……あのさぁ」
友「やだ」
妹「え!? まだ何も言ってないよ!?」
友「スマブラだろ? やだ。つーかオレこれから出掛けるし」
妹「ち、違うって!」
友「えっ」
友「じゃあどうしたんだ?」
妹「ちょっと相談事があって……」
友「……ふーん。言ってみ」
妹「……」
友「あ、なるべく手短にな」
妹「……」
妹「あたし人気ないみたいなんだけど」
友「は?」
友「人気ない? 誰に?」
妹「ううん。皆に」
友「皆? どこの皆だよ」
妹「だから、見てくれてる皆だよ」
友「は?」
妹「え?」
友「……」
妹「……」
友「見てくれてる皆?」
妹「うん。見てくれてる皆」
妹「お姉ちゃんは可愛い可愛い言われてるのに『妹可愛い』って言ってる人全然見たことないもん……」ブツブツ
友「姉貴も関係してんの?」
妹「なんでかな? あたしも『こんな妹が欲しい』とか言われたいんだけど」
友「皆に、か?」
妹「皆に」ウン
友「……えーっと、すまん。一から十まで話が分かんねぇわ」
妹「なんでかな? なんでだろ?」
友「……要するにアレか。お前は可愛い可愛い言われたいのか」
妹「う、うん……まぁね」
友「OK分かった。お前は可愛いよ。じゃあ留守番頼むわ」
妹「待って待って!そうじゃない!あたしは皆に言われたいの!」ガシッ
友「えぇー……」
妹「そんなの兄貴に言われたって―――うん、まぁ嬉しいけどさ」
友「いや、オレにどうしろと?」
妹「……」
友「……」
妹「お兄ちゃん!」
友「は?」
妹「……どう?」
友「何が」
妹「……」
友「?」
妹「……おはようございます。兄さん」
友「え?」
妹「いかがですか?」
友「いや、だから何が」
妹「……」
友「……」
妹「……」
友「?」
妹「……」ツー
友「無表情のまま泣くなよ!怖ぇわ!!」
妹「……」グスッ
友「……ったく。そんな下らんこと気にすんなって」
妹「下らなくないよ……」
友「大丈夫だよ。お前は可愛いから」ポン
妹「……」
友「な?」
妹「……ん……」コクッ
友「じゃ、行ってくるわ」
妹「……あ、兄貴っ」
友「ん?」
妹「……」
友「どうした?」
妹「え、えっと……その……」
友「……」
妹「……あ、あ、あ……」
友「あ?」
妹「……アイス買ってきてくれる? 帰りにでいいから」
友「行ってきまーす!!」
こんばんは。約一週間振りですね。
皆さんコメント有難うございます。そして綺麗に終わったと言ってくれた人はすみませぬ。
これ以上は蛇足かも知れませんが、そこを何とか……。
という訳で後日談、始めます。
乙
これは嬉しい。HTML化来ないしもしかしてと思って待ってた甲斐があったよww
妹かわいいよー世界一かわいいよー(棒)
これは嬉しい。HTML化来ないしもしかしてと思って待ってた甲斐があったよww
妹かわいいよー世界一かわいいよー(棒)
とあるファミレス。
店員「いらっしゃいませー。何名様ですか?」
友「一人っすけど……待ち合わせしてるんですよね。先に一人来ませんでした?」
店員「いえ……まだいらっしゃってませんが」
友「……あ、じゃあ待ちます。禁煙席で」
店員「ではこちらにどうぞ」
友「……えーっと、取りあえずドリンクバーを一つ」
店員「かしこまりました。グラスの方はあちらにございますので」
友「うっす」
友(……)
友(……遅ぇな、男の奴……)
――そして十分後。
男「よっ」
友「よう」
男「わり、遅れた」
友「ったく、お前から呼び出しといてよぉ……」
男「すまんすまん。……あ、ドリンクバー一つ」
店員「かしこまりました。グラスの方は(ry」
友「……で?」
男「ん?」
友「何の用だよ?」
男「用?」
友「あぁ」
男「……」
友「……」
男「いや、ねぇよ。そんなの」
友「よし表出ろ」
男「?」
友「用もねぇのに呼び出しやがったのか?」
男「あぁ」
友「……」
男「……」
友「右ストレートか左アッパー、どっちか選べ」
男「……あ、わり。ちょっと飲みもん取ってくるわ」
友「……」
友「この会話の噛み合わなさ……うん、なんか懐かしいね」
男「……やっぱ砂糖とミルクは二対八の割合だよな」ドサッ
友「……」
男「どうした? 頭抱えて」
友「いや、何でもねぇ……」
男「ふーん」ズズー
友「……」
男「……あぁ。そういや俺、さっきまで監禁されてたんだけどさ」
友「ほぉ……」
友「……お?」
友「お、お前まだ監禁されてんの!?」ガタッ
〈 カ,カンキン?
〈 ナンダナンダー?
〈 ザワ…ザワ…
男「声でかいぞ」
友「あ、あぁ……悪ぃ」
友「……いや、それマジ?」
男「あぁ。大体週に三回くらいのペースで」
友「バイトみたいに言うなよ」
男「……」ズズー
友「つーか委員長と付き合ってから一ヶ月以上経つよな?」
男「あぁ。時が経つのは早いな」
友「なのにまだ監禁されてんのかよ……」
男「あぁ」
男「最長で二日間縛られっぱなしってのはあった」
友「二日か…………って、二日?」
男「おう」
友「なんか案外短いんだな」
男「あぁ。大抵は俺が怒った振りすりゃ女が泣きそうになって解放してくれるからな」ズズー
友「お前、やっぱ隠れSじゃね?」
男「……逆に最短記録は十八秒だったっけな」
友「それ一体何が起きたの!?」
男「……」ズズー
友「つーか『さっきまで監禁されてた』って……大丈夫なのか?」
男「大丈夫。ちゃんと『友と遊ぶ』って置き手紙しといたし」
友「なるほど。オレをだしに使った、と」
男「そうなるな」
友「少しは否定しろよ……」
友(つーか委員長の奴、男と付き合えば少しは大人しくなると思ってたんだが……)
友「ま、見たところ大丈夫そうだったんだな」
男「あぁ」
友「今回はどんな感じだった?」
男「今回? 今回は……そうだな……」
ホワンホワンホワン……
男『……おっ』
女『目、覚めた?』
男『あぁ』
女『……』ニコッ
男『――おっ、手錠新しいのに変えたのか?』
女『うん』
男『ほぉー、格好良いな。ふーん』
女『……き、気に入ってくれたなら良かったよ』
男『……今日って何曜日だっけ』
女『金曜日だよ』
男『えっと……今週はこれで確か三回目か』
女『ううん。四回目だよ』
男『あぁ、そうだったっけ』
女『ふふっ。うっかり屋さん』ツンッ
男『あはは』
女『うふふ』
男『で、今日はどうやった? 何も飲み食いしてないよな?』
女『今回はなんと睡眠ガスを使いました!』
男『マジか。これまた思い切った事したなぁ』
女『手に入れるのが大変だったよ。でも効果てきめんだったね』
男『……あぁ、道理でガスマスクしてた訳だよ。成長したな』
女『ふふっ。ありが
友「はいごめんね!ちょっと一旦回想止めてもらえる!?」
男「なんだよ急に。良いとこだったろ」
友「……なんだよと言われたら言いたい事は沢山あるんだけど、取りあえず全体的に一言」
男「おう」
友「何だよこの会話!!?」
男「えっ」
友「お前縛られてたんだろ!?」
男「あぁ」
友「なんかもう全体的に軽すぎんだよ!『あはは』『うふふ』じゃねぇよ!!ガスマスクしてたら警戒しろよ!!!」
男「うるせぇな……周り見てるぞ」
友「馬鹿かよこいつら……あぁ馬鹿だったなそういえば……」
男「……でも毎回こんな感じだったけどな」
友(……慣れって怖いね……)
友「頼むよ……頼むから学べよ……」
男「じゃあ続けるぞ?」
友「……好きにしろ」
男「はい、リスタート」
ホワンホワンホワン……
男『女、これ外してくれ』
女『だめ』
男『マジか』
女『うん』
男『……』
女『……』
男『女』
女『はい?』
男『これ外してくれ』
女『いや、だから―――え?』
男『外して』
女『いやいや、今―――』
男『外してー』
女『ちょっ……』
男『外してくれ』
女『待っ……』
男『外してくれさい』
女『だ、だからダメだってばぁ!』
友(つ、ツッコミてぇ……!)ギリッ
男「何お前歯ぁ食い縛ってんの?」
女『……じゃ、失礼します……』ギシッ
男『相変わらず体重軽いなーお前』
女『……』ゴクリ…
男『?』
女『……』ヌギヌギ
男『おーい、なんで上着脱いでんの?』
女『……ほ、ほら。今日は凄く寒いじゃない?』
男『……まぁ、まだ真冬だしな』
女『だから人肌で暖め合おうかなぁ……なんて……』
男『……』
女『……』
男『……』
女『……』
男『……と、言いつつも相変わらず顔が真っ赤な女であった』
女『っ……!////』
女『……今日こそ……今日こそ……』ブツブツ
男『なんか怖いぞお前』
女『……大丈夫。私はやれば出来る子……やれる子……』ブツブツ
男『……』
女『深呼吸……』スーハースーハー
男『……』
女『……最初は痛いって聞くけど……大丈夫。男くんとなら……』ブツブツ
男『……』
男『……ん?』
女『?』
男『おい、髪にゴミついてんぞ』
女『へ? どこ?』サッサッ
男『あー違う違う。もう少し上』
女『こ、この辺?』サッサッ
男『あー行き過ぎ。もう少し左の方に――』
女『取れた?』サッサッ
男『いや、全然』
女『うぅ……!』サッサッサッサッ
男『……』
女『と、取れた?』
男『……あぁもう焦れったい。これ外してくれ。俺が取ったる』
女『あ、なんかごめんね。お願い』カチャカチャ
男『おう。気にすんな』
女『……はい。外れたよ』
男『えっと、この辺に……』スッ
女『っ……』ピクッ
男『ん?』
女『あ、大丈夫。何でもない』
男『んー……なんか引っ掛かってて取りにくいな』サワサワ
女『んっ……そ、そう……?』
男『……』サワサワ
女『……んぅ……』モジモジ
男『……おし!取れたぞ』スッ
女『あ、うん。ありがと……』
男『……』サワサワ
女『……』
男『……』サワサワ
女『あのー……男くん?』
男『なんね』サワサワ
女『……もうゴミは取れたんでしょ?』
男『あぁ』サワサワ
女『……』
男『……』サワサワ
女『な、なのになんでまだ髪の毛触ってる、の……?』
男『なんか凄ぇサラサラだからずっと触りたくなってきてな』サワサワ
女『ちょっ……///』
女『……』モジモジ
男『……すまん。嫌だったか?』サッ
女『あっ……!だ、だめ!』
男『ん?』
女『や、やめないで……』
男『良いのか?』
女『……ぅん……///』
男『じゃ、失礼して』
女『はい……』
男『やっぱ柔らけぇなぁ』サワサワ
女『あ、あ、あり……がと……』
男『ずっと触ってたいぜー』サワサワナデナデ
女『そう…………嬉しい……///』
男『……』サワサワナデナデ
男『……』サワサワナデナデ
女『……っ……』
男『……』サワサワナデナデ
女『……んー……』
男『……』サワサワナデナデ
女『……気持ち…ぃぃ……』ウツラウツラ
……ホワンホワンホワン
男「―――で、いつの間にか女が熟睡したから、俺は普通に抜けてきたって訳だ」
友「……」
男「こうして俺は一流の撫でプロへの道を―――って、どうした?」
友「……今のって監禁された時の回想だよな?」
男「あぁ」
友「……」
男「?」
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