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元スレ垣根「女…だと…」一方通行「…もォ開き直る」
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【From】一方通行
【Sub】Re:
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うさぎ
【From】垣根
【Sub】Re:
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(笑)
【From】一方通行
【Sub】Re:
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死
ね
【From】垣根
【Sub】Re:
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ところでよ
【From】一方通行
【Sub】Re:
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なンだ
【From】垣根
【Sub】Re:
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俺ら同じ家ん中いるのになんでメールで会話してんの?
【From】一方通行
【Sub】Re:
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めンどい
【From】垣根
【Sub】Re:
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確実にメールの方がめんどいだろ
【From】一方通行
【Sub】Re:
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“オマエと”喋ンのがめンどい
【From】垣根
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いい加減泣きそうなんだけど
【From】一方通行
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イイからさっさとリンゴ剥けよ
【From】垣根
【Sub】Re:
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お前がウサギさんリンゴ(笑)食うとか共食いみてえだな
【From】一方通行
【Sub】Re:
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今俺の買ってきたからあげくン食ってるオマエも共食いだな
【From】垣根
【Sub】Re:
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誰が鶏肉だ
【From】一方通行
【Sub】Re:
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じゃあランドセル
【From】垣根
【Sub】Re:
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誰が天使のはねだ
【From】一方通行
【Sub】Re:
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ところでオマエ料理出来ンのか
【From】垣根
【Sub】Re:
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卵かけごはんとインスタントの味噌汁を料理に含めていいなら
百合子「……やっぱ俺が剥くわ」ヨッコイセ
垣根「じゃあついでにお茶淹れてきてくれ。熱くて渋いやつ」モグモグ
百合子「とびきりヌルくてクソ薄いやつ淹れてきてやンよ」チッ カツカツカツ
相手の事チラチラ見ながら打ってるのか、それともあえて視線は携帯から外さないのか
どっちにしても萌えるんだよ!!
どっちにしても萌えるんだよ!!
百合子がうさぎさんりんごでうさぎさん作るの想像するとすげぇ可愛い
――後日 黄泉川家
芳川「あ、垣根くんそこのリモコン取って」ダラダラ
垣根「はいはい」つリモコン
百合子「……」
芳川「あら、このドラマって今日が最終回だったの? あー、垣根くんそこの雑誌も取ってくれる?」ピッピッ
垣根「どーぞ。……ん? おい一方通行これ次の巻ねえぞ」ペラッ
百合子「……」
芳川「醤油煎餅にマヨネーズ付けて食べるとなんでこんな美味しいのかしら」バリバリ
垣根「芳川おねーさん最近太っ…」
芳川「殺すわよ?」
垣根「すいませんでした」
百合子「……」
芳川「ああ、それにしてもしょっぱいもの食べてると喉が渇くわね。一方通行コーヒー淹れてくれない?
アメリカンで。あとリンゴも剥いてね」ダラダラ
垣根「ついでに俺も。なあ、これ続きどこだよ、抜かしてその次の巻読むのってなんか気持ち悪ぃんだよ」ダラダラ
百合子「いや、何してンのオマエ」
垣根「は?」
百合子「『は?』じゃねェーーよ!! なンでオマエが当たり前のツラして人ン家のカーペットで寝転がって漫画読みながら煎餅バリバリかっ食らってンだ!?」
垣根「美味いからに決まってるだろ。何言ってんだ?」キョトン
百合子「そォいう意味じゃねェよ! 呼ンでもねェのに来てンじゃねェよ!!」
垣根「お前も呼んでもねえのに俺ん家来るよね?
しょっちゅう人ん家の冷蔵庫漁って勝手に大量の缶コーヒー詰め込んだあげくソファー独占して爆睡してくよね?」
百合子「俺はイインだよ」
垣根「なにそのナチュラルなジャイアニズム」
芳川「そんなことよりリーンーゴー食ーべーたーいー」ゴロゴロ
百合子「オマエがそンな言い方しても欠片も母性本能くすぐらねェンだよクソニートが」ペッ
垣根「いいじゃねえか、お前剥くの得意だろウサギさん(笑)」
芳川「君得意でしょうウサギさん(笑)」
百合子「オマエらなンでそンな息ぴったりなンだよ!?」
芳川「最終信号にはいつもウサギにしてってねだられてやってあげてるじゃない」
垣根「ああ、なるほどそれで………お嬢ちゃんのお願いは素直に聞く一方通行(笑)」
芳川「親バカ(笑)」
垣根「過保護(笑)」
百合子「オマエらまとめて肥え太りやがれクソども」
みたいなね!
そして昨日投下に来ると言ったな。スマン、ありゃ嘘だった。
寝落ちしてましたすいません……
という訳で続きです↓
そして昨日投下に来ると言ったな。スマン、ありゃ嘘だった。
寝落ちしてましたすいません……
という訳で続きです↓
―――
洋服店を出た二人は近くにあったコーヒーのチェーン店の外に出ているテラス席に落ち着いた。
もっともテラスとはいってもあくまで地下である為に上を見上げても空はないのだが。
石畳の地面に並べられたアンティーク風の椅子の一つに腰掛け、
一方通行は紙コップの熱い中身に目を落としふうふうと息を吹きかけると慣れた手付きでブラックコーヒーをゆっくり味わいつつ嚥下してゆく。
そうやって切れ長の瞳を伏し目がちに細める度、やや伸びてきた混じりけのない真っ白な髪が揺れる。
柔らかく傷んだところのない純白の髪は緩く頬にかかってはさらさらと溢れ、
時折鬱陶しげにその遅れ毛を耳にかける仕草は実に女の子らしい。
肩に乗っかっている厚手のコートの大きなフードも紙コップを支える細い指先も長く伸びる揃えた両足もちゃんと様になっている辺り、やはり元々のポテンシャルは高いことを表している。
境界線の曖昧な髪と肌と、その輪郭は霞んで背景に溶け込みそうだ。
傍らの杖も相まって見る人間によっては病弱な薄幸の美少女だと信じ込んでもおかしくないかもしれない。
垣根(……薄幸の美少女ねえ)
垣根(こいつが薄幸の………ごふっwwww」ビシャッ!
百合子「……なに人の顔見ていきなり噴き出してンだオマエ」ビキッ
垣根「べ、別に…wwww」プルプルプル
百合子「」イラッ
一方通行の本性を知っている身からすればギャグにしか聞こえないフレーズに垣根の腹筋が再び崩壊する。
垣根(……いやだが本当に素材自体は悪くないんだよな。
貧相という決定的な欠点も華奢という言葉でオブラートに包めばイケる気がしてくるから不思議だ)
垣根(ほら、なんだかんだで最終的には一番身近な奴に落ち着くのがセオリーじゃん?
なんかもういいんじゃね? こいつでよくね?)マジマジ
百合子「……だから何見てやがンだ童貞×××野郎、
イイ加減にしねェと終いにゃ見物料払わせるかオマエの×××引っこ抜いて塩漬けにすンぞボケ」ペッ
垣根(あ、やっぱねーわ)
麦野に手酷くフラれた反動か、はたまた服装マジックか、なんか手近なところで妥協しかけていた垣根はその一言であっさり我に返る。
垣根(でも本当いつもこうだといいんだがなあ…)
しみじみとしたその心中の呟きを知らない一方通行の方は明らかにどうしようもないことを考えているだろう垣根の顔にイラつきつつ、
やはり先程までと違う恰好になっている彼の恰好に視線を注ぐ。
百合子「……服変わっても結局ホストっぽさは抜けねェなオマエ」
垣根「なんだよ、さっきはカッコイイつってたくせに」
百合子「似合わねェとは言ってねェよ」
垣根「なんだ珍しく素直だな。ああ、その審美眼は間違ってないぜ?」
百合子「駄目だオマエ、ホント根っからのナルシストだわ。
あとなにアイス食ってンだよ、さっきもファミレスでチョコレートケーキ食ったばっかだろ。太るぞ」
垣根「そこらへんは未元物質でちょちょいとこう、糖分を急速に分解させる物質作って…」
百合子「……便利だなオマエの能力」
垣根「お前が言うと嫌味にしか聞こえねーよ。……あ」ベチャ
百合子「なーにやってンだ馬鹿、オマエマジでクソガキ3号だな。買ったばっかの服に付いたらどォすンだ」ゴソゴソ
口元に持っていこうとしたアイスをぼたっと落とした垣根に一方通行は呆れた声でポケットからハンカチを取り出すとべたついたその手の平を拭う。
百合子「ほら」グイ フキフキ
垣根「さんきゅさんきゅ。そうそう、コーヒーにバニラアイス入れて食うと美味いんだよな」ボチャン
百合子「オマエがブラックなンざ注文するから何事かと思ったらそォいうことかよ。行儀悪ィな」
垣根「このコーヒーの温度で微妙に溶けかけたところがなんとも。お前も飲む?」
百合子「俺はブラック一筋だ。他に浮気するつもりはねェ」
垣根「一途なことで。じゃ、こっち一口」スッ
百合子「ン」パクッ
垣根の差し出したスプーンから一方通行は一口アイスを頬張る。
百合子「……甘ェ」ペロ
垣根「あ、なんかそれ精液舐めてるみた…」
百合子「」カチッ
垣根「すいませんでした」
「―――なぁ、アンタ!」
百合子「……あ?」
チョーカーのスイッチを入れたところで背後からかかった声に一方通行が振り向く。
そこには一人の高校生くらいの少年が立っていた。
「やっぱりアンタだ! 白い髪が見えたからそうじゃないかと思ったんだよ」
百合子「オマエは……」
にこにこと親しげな表情で話しかけてくるその少年に一方通行は見覚えがあった。
以前、暗部の抗争中にたまたま遭遇した妊婦の連れ合いの少年だ(※原作19巻参照)。
「そうだよ、俺だよ。あの後アンタと交換したはずの携帯番号にかけても繋がんないからさ。で、それきりだろ。まったくしてやられたよ」
百合子「……」
一方通行はその時爆発に巻き込まれ意識を失っていた女性の方に自身の能力を使い母胎の調子を調べて、適切な治療のアドバイスをした。
そしてその後外部から電極のスイッチを遠隔操作され廃人同然の状態となっていたところをこの少年にスポーツカーで拾われ、そのまま足として使ったのだ。
しかしそれから彼にヤバくなったら連絡しろと言われ交換した携帯番号はこちらはダミーのものを教えていたし
向こうから赤外線で送られてきた番号も受信拒否してそれきりだった。
「でもどうしてももう一度会いたかったんだよ。よかった」
本当に嬉しそうにそう言う少年に一方通行は舌打ちすると視線を外す。
百合子「……失せろ」
「なんだよ、つれないな。まあ相変わらずってとこか」
百合子「馴れ馴れしいンだよガキが。とっとと消えろ」
「アンタだってガキだろ。恩人に礼くらいちゃんとさせてくれよ」
一方通行のピリピリした口調をものともせず少年は軽い調子で話しかけ続けてくる。
……こういうのは苦手だ。
真正面から馬鹿正直に感謝されたり好意を向けられたりすることは性格のねじくれている一方通行にとって苦痛以外の何物でもない。単純に言えば非常にむず痒い。
第一、一方通行自身も一応この少年のおかげで九死に一生を得た訳だから貸し借りはナシということになっているはずだ。
いや、本音を言えばそれは殆ど建前で実際は二人の会話から大体の事情を把握したらしく
黙って対面からにやにやとこちらの様子を窺っている垣根の目線に耐えきれないというのが大半の理由だが。
「そうそう聞いてくれよ! 子供、もうすぐ生まれるんだ!」
百合子「……! そォか」
少年の勢い込んだ報告にそれまで不機嫌そうに素っ気ない態度で追い払おうとしていた一方通行の表情が初めて弛む。
「母子共に健康だよ。もうさ、あいつこんなに腹でっかくなっててさぁ!」
自分の腹を膨らませるジェスチャーをしながら少年は心の底から幸せそうな顔で笑いつつ、それからふと真顔になる。
「それにしてもあの大戦が終わってこの街もすっかり平穏になったな。
一体何がどういう経緯でそうなったのかは分からないけど……立役者には感謝しないとな」
百合子「……」ピクッ
「あ、そうだ。俺はただのチンピラに毛が生えたような下っ端だからもっと深いとこがどうなってんのか知らないけど、アンタなら何か知ってるんじゃないか?」
百合子「……さァ、知らねェな」ズズズ
「そっか。まあそんなことはどうでもいいや。よかったよ、アンタも楽しくやってるみたいで」
百合子「あァ?」
「デート中に邪魔しちまってごめんな」
百合子「ぶふっ…!」ビシャッ!!
「正直アンタ拳銃構えておっかない目してあんなドス効いた喋り方してたから男だと思ってたよ。女の子だったんだなぁ。女だてらにすげぇよホント」
百合子「デ、デート……って」ゲホゲホ
「ん? こっちの人彼氏だろ?」クイ
垣根「彼氏だって」パクパク
百合子「イイ加減それやめろ!!」
「あれ、違うのか? でもさっき手ぇ握ったりアイス食べさせたりしてたよな? どう見ても…」
百合子「そ、それはついいつもクソガキにやるノリで…」
百合子(……いや、よく考えたら前の俺なら垣根の口付けたもンなンざ絶対食ってねェはずだ。それこそ生ゴミを見るような目で拒絶してたはずだ。
なのにファミレスでもそうだがなンで今まで抵抗なく食ってたンだ俺…)
百合子「……」
百合子(いや別にダチならそれくらい普通……普通か? アレ?)←今まで友達いない歴=年齢だったから普通の基準が分からない
「アンタ一匹狼で他人を遠ざけてるみたいだったから。
でも今のアンタはなんか目が優しいよ。大切な相手がちゃんと出来たんだな、安心したよ」
百合子「……それでなンでオマエが安心すンだよ」
「ははは。やっぱつれないな。なあ、そっちのアンタ」
垣根「ん?」
「この人のこと大事にしてやってくれよ。俺が言うのも変な話かもしれないけどやっぱ幸せになって欲しいんだ。
ただの直感だけどアンタならそれが出来そうだ」
垣根「俺ならお前のこと幸せに出来るんだって」ズズズ
百合子「だからオマエマジでイイ加減にしろコラァ!!」ガタッ
「ははは、仲良いな」
百合子「だからなンで俺の周りは人の話スルーする奴ばっかなンだよ!?」
「ん、じゃあ俺はそろそろ行くよ」
百合子「……あ?」
「ああそうだ、出産の時はアンタの教えてくれた第七の病院で面倒見てもらうつもりだから、
よかったらそん時はまた俺達の赤ん坊の顔見に来てくれよ。じゃあな!」クルッ
百合子「……オイ待て」
「ん?」ピタッ
少年が踵を返し帰ろうとしたところで唐突に一方通行が呼び止め彼は立ち止まる。
百合子「………今だけじゃねェ。あの時から他にもちゃンと大事な奴らはいた」
苦虫を噛み潰したような顔でぼそっと呟かれた言葉に少年は一瞬目を丸くし、それからまた歯を見せて笑った。
「……はは。そうか、うん、そうだよな。やっぱりアンタいい奴だ」
百合子「チッ、うるっせェガキだ」
「あの人がいなかったらもしかして俺もアンタに惚れてたかもな。んじゃ彼氏と仲良くな! ヤる時は気をつけろよ!
まあアンタらの子供なら美形なの生まれそうだけど。またなー!!」タッタッタ
百合子「最後にさらに余計な一言付け加えて満足げな顔で帰ってンじゃねェよ!!!」ガターン!!
<お幸せに~!
百合子「ぐ、ぐぐぐ…」
好き放題言って無駄に爽やかに去っていく少年に一方通行はただ突っ立ったまま今日何度目か分からない歯軋りをする。
垣根「……」
百合子「……」
垣根「『……今だけじゃねェ。あの時から他にもちゃンと大事な奴らはいた(キリッ』」
百合子「死ね!!!」
垣根「ほうほう、要するに“今”は俺も大事だってことか」
百合子「……!」
百合子(……そォか、今じゃ俺の中でこの馬鹿の存在がそンなに…)
百合子(……いつの間にそうなった?)
決定的な瞬間なんてなくて、いつだって気が付いた時にはいつの間にか抜け出せないところまでずぶずぶと沈み込んでいる。
夏の終わりに出会った幼い少女のように。無駄にお節介で世話焼きで、もう立派な大人のくせに妙に子供っぽいところのあるあの二人のように。
最初は自分を殺しに来た、ただその為だけに生み出されたはずだった少女のように。
けれどなんだか彼女達に向ける感情とは別に、ある意味まったく正反対の方向へ向かっていきそうな、
曖昧で捉えどころがなくて上手く言葉に出来ないものが混じったこの気持ちは。
放っておけばこのまま、じりじりとした焦燥と共に肥大していきそうで―――……少し怖くて何より悔しくて、胸の辺りが酷く騒がしい。
百合子「……」
百合子「……垣根。コーヒーもォ一杯買ってこい」
垣根「あん? ああ、まあいいけど。んじゃ荷物見といてくれ」ガタッ
百合子「ン」
垣根がよっこいせと深く背を預けていた椅子から立ち上がる。
その後ろ姿が店内の方へぶらぶら入ってゆくのを見届けると、一方通行はそのままへなへなと前のめりに力なく突っ伏した。
百合子「……」ゴン
額が地味に痛い音を立てて硬い丸テーブルにぶつかったのも気に止める余裕のないまま、買ったばかりのセーターの左胸の辺りをぎゅっと掴む。
ざわつく心臓の音がうるさい。
この感覚を“知っている”。一方通行はこの感情を経験したことがある。
けれど。けれど確信は持ちたくない。認めてしまいたくないと思う。
認めてしまったらいろんなことが崩れていきそうで、そして同時に死にそうなくらい苦しくなりそうで、それが何より嫌だ。
百合子「なンで、」
百合子(違う。違う違う違う、違う違う違う。だって、別に、俺はただ……)
その先を考えたくない。考え出したら止まらなくなってしまう。
百合子(あーーー……チクショウ)クシャクシャ
とにかくその諸々は保留しておくとして、当面の問題はさっきから異常に熱いこの顔を垣根が戻ってくる前に元通りにすることだ。
この場には先程の洋服店のような鏡はないけれど、あまりに白過ぎる自分の顔が今どうなっているかなんて腹が立つほどよく分かる。
ただし、この一方通行の切実な問題は思わぬ方向であっさり解決することになる。
<ちょんちょん
百合子「?」クルッ
美琴「やっほー☆」
百合子「……」
百合子「うおわァああああああああああああああああ!!!?」ズザァァァァァァ!!!
美琴「えっ? ちょ、なんでそんな反応!?」アセッ
背中から肩をつつかれ反射的に振り向いた一方通行は、そこに立っていた人物の姿を目に入れた瞬間絶叫する。
そして声をかけたと思ったらいきなりその相手に叫ばれ椅子から思いきりずり落ちて飛び退かれたことに、張本人である少女―――御坂美琴が瞠目した。
百合子(オ、オリジナル…だと…!?)
百合子「……な、なンっ、なななンでオマ、こンなとk」アタフタ
美琴「いや、何言ってんのか分かんない」
百合子「お、オマエなンでここに……」
美琴「何よ、私が一人で地下街遊びに来ちゃいけないの?
まあ確かに今日は黒子……あ、私の後輩なんだけどその子がジャッジメントの仕事で忙しくってさ。他の子も都合つかなかったから仕方なくなんだけどねー」
百合子「あ、う、あ……」
何でもない調子で話しかけてくる少女に、しかし昨日の盛大な勘違いの件で大ダメージを負っている一方通行はにわかにその出来事を思い出し蒼白になる。
美琴「ていうか!」ガシッ
百合子「」ビクッ
そんな様子にまるで気が付かない少女は目を輝かせて一方通行の肩をがっしりと掴んだ。
美琴「アンタ今日ちょっと可愛い服着てんじゃない! そっか、私のお洒落してみたらってアドバイスちゃんと聞いてくれたんだ!」キラキラ
百合子「お、オリジナル待て、だから……」
美琴「うんうん、そうしてるとやっぱ女の子っぽく見えるわね! あのウルトラマンはないもん! うん、ない!!」キッパリ
百合子(あの服そンな変なのかよ……すげェお気に入りなのに……)ジワッ
美琴「そうだ、アンタも一人? ならこれから二人で回らない? 休日でガラ悪い男も多いんだから気をつけなきゃダメよ。
元気出して、刺青野郎に〔ピーー〕されたことなんて忘れてさ……」ポン
百合子「だからイイ加減その勘違いやめろよ頼むから!!」
美琴「あ、お茶してたの? なら私も相席していいかしら? ていうかこの近くに美味しいケーキ屋さんあるから食べに行かない?」
百合子「お願いだから俺の話を聞いて下さい」
美琴「あっ、それとも小物屋さんがいいかな。
折角そんな可愛い服着てるんだから帽子とか髪飾りとかも合わせてみなさいよ。私が一緒に選んであげるから! うん、それがいいわ。そうしましょう」
百合子「………」
美琴「ああほらほら、そんなぼんやり座ってるとあそこにいるいかにもなチンピラ男にナンパされちゃったりするかもよ?
でも大丈夫心配しないで、その時は私が守ってあげる。アンタに何かあったら悲しむのは打ち止め達だもんね!!」
百合子「え?」
垣根「よう一方通行、コーヒー……あ?」スタスタ ←いかにもなチンピラ男
百合子(最悪のタイミングのバッティング来たァ――――――!!!!)ガビーン!!
美琴「!!?」
垣根「? あれ、この子」
百合子「あ、あああああ……」
美琴「なっ……え? ちょっと待って、一方通行これどういうこと!?」バッ
百合子「あ、あー…」
垣根「おい一方通行。この子ってアレか? 妹達の一人?」チョンチョン
百合子「ばっ!?」
美琴「!?……ちょっと、なんでアンタあの子達のこと知ってんのよ!?」
垣根「は?」
百合子「もォやだ…」グスッ
垣根「……あ、第三位かこれ」
美琴「“これ”!? いきなり人をこれ呼ばわり!? なんなのよこいつ!!」
垣根「ん?」
いきなり眼前で展開されている状況に垣根は首を傾げる。
常日頃一方通行に馬鹿馬鹿言われている彼だが、しかし実際は飛び抜けた頭脳の持ち主だ。
妙に興奮していきり立っている少女と何故か青ざめて意気消沈している一方通行とを見比べ冷静にこの事態を分析する。
垣根(……第三位はこいつのこと恨んでるはずだよな。そりゃそうだ、自分のクローンをあんな実験に使われりゃ。
だがこの様子を見るになんかごちゃごちゃしちゃいるが険悪な感じではねえ。となると……)チラッ
百合子「……」
美琴「……ね、ねえ。まさかとは思うけど……こいつアンタのか、彼氏なの?」オソルオソル
百合子「は?」
垣根「あ?」
百合子(………ハッ!)
百合子(そうだ、ここでオリジナルに垣根をそォいう関係だと思い込ませる→あらぬ誤解が解ける→俺完全潔白!!!)
百合子(見えたぜ、勝利の方程式……ッッ!!)
百合子(垣根!)ヒソヒソ
垣根(ああ。とりあえずこの子第三位でいいんだよな?)ヒソヒソ
百合子(理解が早くて助かる。イイか、今からコイツの話に合わせろ)ヒソヒソ
垣根(あぁ?)ヒソヒソ
百合子(端的に言うと今オリジナルはもの凄ェ勘違いをしている。
その誤解を解く為だ、協力しろ。後でなンでも奢ってやるから!)ヒソヒソ
垣根(よく分かんねえが大体分かった)ヒソヒソ
美琴「ねえ、そうなの? アンタ達ってその…」ゴニョゴニョ
垣根「初めまして常盤台のお嬢さん」ニコ
美琴「え?」
垣根「一方……いや百合子と真剣にお付き合いさせて頂いてる垣根です。な、百合子」キラキラ
百合子「……おォ(キメェ)」
垣根「……(こいつ今絶対キモいって思ってんな)」
美琴「そ、そんな…!!」ガーン
百合子「(ホッ…)分かってくれたか? オリジナル。
つまり俺はオマエの言うよォな男に対するトラウマなンてまったくねェンだ。全部が全部オマエの誤解なンだよ」
美琴「え……」
百合子(よし、いける!!)グッ
美琴「……もしかして私に配慮してるの?」
百合子「……はい?」
美琴「実験の後ろめたさがあるから私がアンタに気遣う必要をなくすために無理して男が平気な素振りをしているのね?」
百合子「い、いやいやいや……え?」
美琴「だからこのチャラそうなエセホストに彼氏のフリさせて…!!」
百合子「コイツ鋭いのか鈍いのか分かンねェェェェェェ!!!」
垣根「おい、つーか誰がエセホストだ。初対面の年上相手にこの態度とか最近の中学生ってこんな残念な訳?」ビキ
美琴「はあ!? ちょっと誰が残念よ!? アンタ私と大して歳変わんないでしょ!!
いきなりそんな態度豹変させて……やっぱりアンタも刺青野郎と同じ変態ね!!」キッ
百合子「だからなンでそォいうとこはちゃンと聞いてンだよオマエ……」
垣根「うわ、うわうわうわ。一気にやる気失せたわ。もうこんなガキどうでもいいだろ、行こうぜ一方通行」グイッ
美琴「ガキって言うな!」ムキーッ
百合子「マジでどォでもよくなってきたわァ…」
美琴「ていうか肝心なとこ聞いてないわよ、なんでこのチャラ男が妹達のこと知ってんの!?」
百合子「あー…」
垣根「キーキーうるっせぇガキだな。一方通行から聞いたんだよ。別にそれであいつらのことどうこうしようってつもりなんざねえから気にすんな」チッ
美琴「そんな適当な理由で納得出来る訳ないでしょ!? はっ! 分かった、アンタ……っ」
百合子「ッ!」
百合子(マズイ! 元暗部の垣根とオリジナルを深く関わらせる訳には――――ッッ…!!)
美琴「…………一方通行のみならず妹達まで手込めにしたあげく姉妹丼とかやって
『ああっやめて下さい!これ以上されたらミサカのメタルイーターMXが暴発してしまいます!とミサカは…!』
『おらおら、一方通行とミサカ盛りの女体サンドイッチ酒池肉林パーリィはまだまだ始まったばっかだぜえ?』
『もォダメェ!黒翼出ちゃうゥうううう!!百合子の恋のベクトル操作しないでええええええ!!
天使化しちゃうのォおおおおおおお!!!』的なことをするつもりね!!?」
垣根「何言ってんだこいつ」
百合子(何言ってンだコイツ)
美琴「許さないわよそんなこと!! 一方通行、こんな奴ほっといて私と行きましょ!」グイグイ
百合子「あっ」ガクン
垣根「おい」
美琴「ほら早く!」
百合子「え、あ、でも……」チラチラ
美琴「……」
美琴「一方通行、もしかしてアンタ本当にこのチャラ男のことが好きなの?」
百合子「は?」
垣根「だから誰がチャラ男だ、張り倒すぞクソガキ」
百合子「い、いや、俺は……その」ボソボソ
美琴「………」
美琴「……分かった。じゃあこれから今日一日アンタたちのデート見て判断するわ」
百合子「え?」
美琴「それでもし一方通行が無理してるわけじゃなく本当にこのホストのことが好きで一緒にいるんだってことが分かったら信じてあげる。
それでいいわよね? もちろんこいつがアンタに変なことしようとしたらその場で全力で止めるから」
垣根「……なんでこいつこんな上から目線なの? 一回シバき倒していい?」
百合子「……やめろ」
ここまでです
ごめんなさい、ほんと美琴さんこんなキャラにしちゃってごめんなさい
でもこういうぶっ飛んでる美琴さんが……大好きなんだよ……!!
ごめんなさい、ほんと美琴さんこんなキャラにしちゃってごめんなさい
でもこういうぶっ飛んでる美琴さんが……大好きなんだよ……!!
乙。美琴可愛いよ美琴
それにしてもここへ来て本当に二人の距離が急接近してるなぁ
はよくっつけ!って思いともうしばらくモダモダしててくれって思いが入り混じった親のような心境になるわ
それにしてもここへ来て本当に二人の距離が急接近してるなぁ
はよくっつけ!って思いともうしばらくモダモダしててくれって思いが入り混じった親のような心境になるわ
美琴をこんなキャラにして、って謝ってるけど
原作でもこんな感じで鬱陶しいから、ほぼ原作通りでしょ
原作でもこんな感じで鬱陶しいから、ほぼ原作通りでしょ
>『もォダメェ!黒翼出ちゃうゥうううう!!百合子の恋のベクトル操作しないでええええええ!!
天使化しちゃうのォおおおおおおお!!!』
これ大抵ギャグとして使われてて嫌いじゃないけど、実際黒翼出たり天使化したらほぼ死亡フラグだよな
天使化しちゃうのォおおおおおおお!!!』
これ大抵ギャグとして使われてて嫌いじゃないけど、実際黒翼出たり天使化したらほぼ死亡フラグだよな
なんでや!うざ可愛い美琴さん最高やろ!!
それと続きはまだもうちょいかかると思うのでまたちょっとした小ネタだけ投下していきます
というか当初ていとくん復活の過程で入れようと思ってた☆さんとエイワスのボツネタなんですが、ある意味今までで一番酷いネタです
それと続きはまだもうちょいかかると思うのでまたちょっとした小ネタだけ投下していきます
というか当初ていとくん復活の過程で入れようと思ってた☆さんとエイワスのボツネタなんですが、ある意味今までで一番酷いネタです
窓のないビル。そう呼ばれる出入口も窓もない堅牢な檻のような建造物。
その建物内に設置された巨大なビーカーの中で逆さまに浮かぶのは男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える『人間』。
緑色の手術衣を纏い、満たされた培養液に浸され悠然とたゆたうその人物の表情は猫に似て、
細めた瞳の奥に隠れたものを見透かすことは出来ない。
今、その奇妙な人間の目の前に立ち特殊な装置を見上げているのはこれまた神秘的な光り輝く金の髪をした長身の持ち主。
普段は極めてフラットで人を食ったような飄々とした顔つきをしているその金髪の生物は、
現在においてはひどく気難しげな目付きで眼前の相手を見つめている。
エイワス「……」
アレイスター『エイワス。何故あなたはそんな複雑な顔をしている?』
エイワス「……私には君の行動が解せないのだよアレイスター」
アレイスター『それは未元物質のことか?』
エイワス「そうだ。垣根帝督―――神が住む天界の片鱗を振るう者。彼が確かに君の『プラン』に必要な歯車の一つであることは分かっている。
だがしかし、彼が本当の役者として再臨するのはまだ先のことではなかったのか」
アレイスター『……』
エイワス「私は君にあらゆる知恵を授けた。そして機の読み方において君は私以上にそれを深く理解した。
その君が何故今この時に彼を復活させたのか」
アレイスター『ふふ…』
エイワス「彼がより自身の本質を知り、本当の意味で覚醒する為にはまだ時期は熟していない。
率直に問おう、君は何を企んでいる?」
アレイスター『ふむ。それを説明するにはまず第一位について話さなければならないな』
エイワス「第一位……君が50年以上もかけてようやく発現させた者か。
だが今この場においては私は垣根帝督のことについて論じているのであって――」
アレイスター『そう急かないでくれエイワス。
第一位と第二位……この点と点を一本の線として結びつけることによって解は導かれるのだから』
エイワス「……不粋な口を挟んで悪かった。詳しく聞かせてもらおうか」
アレイスター『そう、ではまず第一位の性別についてだが』
エイワス「ん?」
アレイスター『第一位が特殊な症例の肉体の持ち主であり、現在は冥土帰しの尽力によって女性となっていることは君も知っているだろう?』
エイワス「ああ、確かにそうらしいね。
もっとも私自身は性別というものに対する固定的観念を持たない故に、そのことについてはとるに足りない問題だと感じているが」
アレイスター『いいや。彼……いや彼女が女性であったこと。こここそが重要だ』
エイワス「……うん?」
アレイスター『その女性である第一位と男性である第二位を交差させる。それが私の『プラン』を大きく前進させるのだよ』
エイワス「…………。ちょっと待ってくれ。なんだか既に嫌な予感がするよアレイスター」
アレイスター『いや、正確には交差じゃなく交尾だ。生殖行為だ』
エイワス「アレイスター、君は何を言って…」
アレイスター『――――第一位と第二位の間に生まれる子供。……実に興味深いと思わないか?』
エイワス「帰る」クルッ
アレイスター『待てエイワス。私は真剣だ。かなり』
エイワス「真剣に言っているのならばなおさら私は君を軽蔑しなければならないなアレイスター」
アレイスター『考えてもみたまえ。量産型能力者計画による超電磁砲のクローンは皆レベル2から3程度までにしか育たなかった。
第三次製造計画でも4止まりだ。だが生身の人間であるレベル5同士を掛け合わせたらどうなる?
ことによってはレベル6、いやそれ以上に達する程の子供が…』
エイワス「…………アレイスター。今初めて私は君にこういった感情を抱いたよ。“ドン引き”という奴だ」
アレイスター『ふ。そう誉めないでくれエイワス』
エイワス「君は貶されて喜ぶマゾヒストだったのか?」
アレイスター『やはり理想は一姫二太郎だ。
彼女の白髪と彼の茶髪が混ざり合うことであなたのような美しい金髪の子供が生まれるかもしれないな』ワクワク
エイワス「死ね」
アレイスター『私もこう永く生きていると孫というものが欲しくなるのだよエイワス』
エイワス「いや、孫も何もあの二人は君とはまったく血の繋がりなどないだろう」
アレイスター『学園都市の子供達は皆私の血が通った我が子だ!!!』カッ!
エイワス「ああうん、そう……」
アレイスター『当初は幻想殺しと第一位を掛け合わせるというプランも考えてみたのだが
あの二人だと互いの能力を相殺してしまって逆効果かなと思ってね』
エイワス「そうか、死ね」
アレイスター『あるいはあの破天荒な第七位と掛け合わせてみるのも面白いかもしれないな』
エイワス「死ね」
アレイスター『……さっきからあなたは私に死ね死ねと何がそんなに気に食わないんだ?
未元崩しならいいのか? それとも未元掌握か、はたまた電磁通行派か? 百合が好みなのか?』
エイワス「死ね」
アレイスター『はっ! そうか、あなたは腐女子……いや腐女天使だったのか!!!』クワッ
エイワス「死ね」
アレイスター『すまない、私にはそういった趣味はないのであなたの期待には答えられそうにない』
エイワス「……」
アレイスター『ああ、それにしても私も妻が生きていた頃には毎晩……』フフ
エイワス「……アレイスター、君がそんなに気持ちの悪い人間だったとは知らなかったよ。
とにかく私は暫く君の前から消えさせてもらう」スタスタスタ
アレイスター『え、待て。本当に待ってくれエイワス。あなたがいてくれないと私は話し相手が……』
エイワス「アリーデヴェルチだ、アレイスター。出来れば永遠に」シュンッ
アレイスター『えっえっ、待って。本当に行って……』
シーン
アレイスター『…………エイワス』グスッ
っていうね、でもこのアレイスターは流石に酷過ぎるなと思って……
ではまた!
ではまた!
乙
前回の残念な美琴と今回の星野さんに
わらかしていただきました。
前回の残念な美琴と今回の星野さんに
わらかしていただきました。
ポケモンやってる身としてはアレイスターのいうことがわかる気がするんだが・・
エイワスドン引きヒドスwww
エイワスドン引きヒドスwww
>>1遅いなぁ…
そろそろ一ヶ月かな
まあ、百合子ちゃんに萌えながらゆっくり待とうぜ
まあ、百合子ちゃんに萌えながらゆっくり待とうぜ
とあるSSの中でも相当好きな作品だから書いてくれるならいくらでも待つよ
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