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元スレ垣根「女…だと…」一方通行「…もォ開き直る」
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百合子「木原くンはなァ、そこらの生っ白いインテリちゃンと違ってなァ、身体も鍛える文武両道な努力家なンだよ。
俺やオマエみてェな能力頼みの奴らとは違うンですゥ~木原くンは凄い人なンですゥ~。あァそォいや昔俺が木原くンに……」ペラペラ
垣根(……なんか勝手に語り出したし…。つーかそいつが身体鍛えてたのってこいつ殺すためだよな…?)
百合子「クリスマスには俺のためにケーキ焼いてくれたりしてなァ」
垣根「ごふっっ!!ww」ビシャッ
百合子「………おい、なンで噴き出した」
垣根「なっ、ちょ、え…?」
垣根「待て待て待て、木原数多ってあれだよな、顔面刺青のいかついオッサンなんだよな?それがお前にケ、ケーキ焼いてたわけ…?」フルフル
百合子「そォだ」キッパリ
垣根「……………」
垣根(一方通行ー、ケーキ焼けたぞ~(^0^)ノ)
垣根「ごふぁッッッwwwwww」
百合子「……だから何がおかしいンだよ」
垣根「何もかもがおかしいだろ!!なんなのお前!?
ヤクザみてえなツラしたおっさんがエプロン装備で手作りケーキとかシュールにも程があんだろ!!気付けよそのおかしさに!!」バン!
百合子「本気で意味が分かンねェ…。なンでいきなり怒鳴ってンだオマエ……引くわ」
垣根「ふざけんなよテメェそんな天然キャラじゃねーだろ!!お前にとっての木原くんは一体何なんだよ!?」
百合子「えっ。な、なにって……そりゃ…」ソワソワ
垣根「なんでちょっと恥じらってんの?ホントになんなの?……ああ、思い出した。
確かにお前泣き喚いた時に木原くん木原くん言ってたなそういや。実はそんなファザコンキャラだったのかよお前…」
百合子「ファザ……き、木原くンが……俺の父親…」カァー
垣根「………なにこのキャラの崩壊っぷり。もう突っ込むのも面倒臭ぇよ。
この前握手して別れた時のお前はどこ行っちまったんだよ…あの時の余韻を返せよ…」
百合子「オイ、つーか今オマエ木原くンつっただろ。
気安く木原くンのこと君づけで呼ンでンじゃねェぞクソメルヘンぶち殺すぞ」ペッ
垣根「やべえ、いい加減こいつぶん殴りてえ」
百合子「木原くンはなァ、料理だけじゃなくゲームも上手くってなァ。
同年代の遊び相手なンていなかったから木原くンがいつも忙しい仕事の合間縫って相手してくれたンだけど俺はいつも負けっぱなしでさァ…。
ちなみにブラックコーヒーの美味さを教えてくれたのも木原くn」
垣根「いやもうそいつの話はいいから…」
百合子「あと正しい人探しのやり方とかも教えてくれたな」
垣根「………正しい人探し?」
百合子「あァ。女限定だがとりあえずスカート捲って中身晒しときゃ大抵の野郎は向こうから顔出してくるって…」
垣根「おっさん子供時代のお前に何教えてんだ!?ただの変態じゃねーか!!」
百合子「あ゛ァ!?誰が変態だ!?オマエやっぱ木原くンディスってンのかァァァァァァああああああ!!!!」
垣根「こいつ面倒臭ぇぇぇぇえええええ!!」
垣根「ていうか……お前そこまで父親大好きっ子ならなんでそいつ殺しちまったりしたんだよ」
百合子「……」
垣根「……」
百合子「……」
垣根「……分かった。俺が悪かったから、頼むから泣くのはやめろって」
百合子「だから泣いてねェよ…」グスッ
垣根(なんていうか……こいつ本当家族に餓えてたんだな)
垣根「まあ木原の話はとりあえずいいとして……いい加減本題に戻るが結局お前が昨日からイラついてるっていう理由は何なんだよ?もし相談でもあんなら乗るぞ」
百合子「……あァそれか…。それがよォ」
prrrr prrrr
垣根「ん?お前のケータイか」
百合子「……………」
垣根「?出ねえのか?」
百合子「……イイ」
垣根「なんでだ……あ、分かったあれだろ。例の露出狂?なんか時々かかってくるよな」
百合子「……うるせェな」
垣根「なに、もしかしてストーカーでもされてんの?」
百合子「オマエには関係ねェよ」
垣根「?まーいいけど。出んの嫌な相手なら着拒すりゃいいじゃねえか」
百合子「だからオマエには関係ねェ」
垣根「なに言ってんだよ、なんかあったら言えっつったじゃん。水臭ぇぞ」
百合子「……、いや。本当になンでもねェから気にすンな」
垣根「いまいち釈然としねえな。まあお前がそう言うならいいんだが」
百合子「それよりも話を戻すぞ。………アイツいンだろ。三下」
垣根「あ?あー、あのツンツン頭な。そういやあいつどうした?
なんか二人で話し合うだのなんだの言ってただろ」
百合子「だから昨日会ってきたンだよ」
垣根「ほうほう、やっと話が見えてきたね。それで?
……まさかボコボコにしたりしてねえだろうな」
百合子「流石にしてねェよ。マジでアイツにはデカ過ぎる借りがあンだ、感謝しこそすれボコすとかもォあり得ねェンだよ。
あン時のことだって殆ど俺が勝手に逆ギレして八つ当たりしちまっただけだしよォ…」
垣根「いやそれにしたってあいつも命知らずつーかなんつーか…。
普通の神経してたらお前に鈴科百合子なんて名前付けられねえよ。いろんな意味で」
百合子「そのことには触れンじゃねェよ!!
……そもそもアイツはこっちの能力無効化してくるから仮にやり合おうとしたところで無駄だ」
垣根「…………はい?」
百合子「超能力だとかレベル5だとかそンなチャチなもンじゃ断じてねェ。もっと恐ろしいものの片鱗を俺は味わった…」
垣根「なにそれこわい」
百合子「オマエ正直自分のこと結構チートだと思ってるだろ?だがな、真のチートってのはそンなモンじゃねェ。
イイか、アイツの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。奴は必ずその少し斜め上を行く」
垣根「どういうことなの……」
百合子「ぶっちゃけアイツに殴られンのマジ怖ェ。打ち止めが嫁に行っちまうとこ想像した時並みに怖ェ…」ガタガタ
垣根「……」
百合子「にしても……にしてもあンの三下ァァァァ…!」ギリギリギリ
垣根「一体何があったんだよ……」
百合子「…………詳しく問い詰めたらアイツグループの連中だけじゃなく他の奴にまでバラしてやがることが判明した」
垣根「……あー」
百合子「クソが…なンでこう上手くいかねェンだよちくしょう…」
垣根「……それに関してはもう仕方ないと思って諦めろ。こんだけ広まってたら今更隠すの無理だろ、早いか遅いかの違いだけだ。一人二人知ってる奴増えたっていいじゃねえか。
ていうか未だにお前が隠し通そうと思ってたことの方が驚きだよ」
百合子「理屈じゃねェンだよ!!
オマエ俺の立場になってみろ、精神ダメージどンだけデカいと思ってンだ!?」
垣根「……あ、確かに想像しただけで死にたくなったわ」
百合子「だろォが…」シュン
垣根「そう落ち込むなよ。ああそうだったほら、俺今までの諸々の詫びとしてあの喫茶店の代わりに他のコーヒー旨い店探しといたんだよ。
愚痴ならいくらでも聞いてやるからとりあえずそこでも行って落ち着こうぜ、な?」ポン
百合子「垣根……」
垣根「あ、ところでその知られた奴って誰なんだ?
つってもまあどうせ俺の知らない相手だろうから聞いてもしょうがねえか」
百合子「あァ……浜面って無能力者だ」
垣根「ふーん、浜面か。浜面…………浜面!!??」ガタンッ
百合子「!?」ビクッ
垣根「え、ちょっと待て。それってまさかあのアイテムの下っぱの!?」
百合子「……あ?あー…そォか、そォいやアイテムの連中とドンパチやってンだったなオマエ。つーかアイツとも直接面識あったのか…」
垣根「え、待て。お前こそなんであの無能力者と知り合いなわけ?」
百合子「……説明すンの面倒臭ェな。まァいろいろあって今はアイツとは三下も含めて有事の時に共闘したりしてンだよ。
つってもここンとこは至極平和だからしばらく顔合わせてねェが」
垣根「………因果は巡るってやつかねえ」
百合子「今はアイテムは再結成して浜面も正規要員になってンだ」
垣根「へえー」
百合子「正直浜面自体に知られンのはどォでもイイ。アイツなら一睨みしときゃいくらでも口止めは出来る。
が、どォせアイツも既にアイテムの他の連中にバラしてるに決まってンだよ…」ハァ
垣根「あー」
百合子「あァそォだ。それで思い出したがオマエンとこのドレスの女だけどな。
あの抗争のあと残った組織の寄せ集めで作ったチームに所属したらしい。浜面から聞いてたわそォいや」
垣根「は?」
垣根「……あー、そういえばお前俺のケータイぶっ壊した時にドレスの女うんぬん言ってたよな。なるほど、そういうことか」
垣根「そっか、じゃああいつ生きてんのか。
まあしたたかな奴だからちゃっかり生き残ってるだろうとは思ってたが。そりゃよかった。っつーと今って…」
百合子「流石に今どこで何してンのかまでは分からねェがもォ普通の生活に戻ってンじゃねェか?」
垣根「そうか。いや、正直俺のせいでスクール潰しちまったからあいつにゃ悪いことしたと思っててな。
まあ今となっちゃあの時一回お前にぶちのめされててよかったと思ってるけど。ちょっとすっきりした」
百合子「なンだかンだ仲間だった奴のことは気になンのか?」
垣根「仲間なんて言えるほどの関係でもなかったけどな。
でもそれなりに長い付き合いではあったし……今更だがもっとまともに互いのこと知っときゃよかったな」
百合子「いや、別に向こうはオマエのことなンざ知りたくもなンともねェと思うがな」
垣根「……頼むからそうやってピンポイントで俺を傷つける発言すんのやめてくれねえか。
ま、縁がありゃまたあいつともどこかで会うことあるだろ」
垣根「それにしてもアイテム、ね。そういやあの能力追跡の子可愛かったな。
なんか電波入ってる感じではあったけど」
垣根「……つうかなんであの失敗面にあんな可愛い彼女がいて顔も頭もスタイルもいい俺にはいねえんだよ世の中間違ってんだろ。なんか腹立ってきたな」ムカムカムカ
百合子「だから自分でそォいうこと言っちまうとこがダメなンだってなンで気付かねェンだよオマエは」
垣根「何言ってんだ、イケメンは正義だろうが」
百合子「オマエ心底気持ち悪いな。キモいじゃねェ、気持ち悪いだ。
中身の伴わない軟派野郎はハナから論外なンだよ」
垣根「俺は中身も二枚目だろ」
百合子「それはまさかギャグで言ってンのか?」
垣根「こいつ…」ピキピキ
百合子「実際女と見りゃ見境なくすぐ飛び付くよォなオマエよりは浜面の方が数千倍マトモだと思うがな」
垣根「なんだよお前俺よりあいつの肩持つわけ?」
百合子「妬いてンじゃねェよ」
垣根「妬いて欲しい?」
百合子「オマエを消し屑になるまで焼き尽くしたくなる衝動には多々駆られる」
垣根「相変わらずの毒舌クオリティでなによりだ」
垣根「んー、でもそうなるとあとはあの怪力チビと麦野と………………そうだ、麦野だ!!!!」ガタッ
百合子「は?」
垣根「そうだよあいつかなりいい線いってんだよ、老け顔だけど美人だし俺の好きなムチムチ系だし…」
百合子「………まさかとは思うがオマエ第四位のやつ口説こうとでも思ってンのか?」
垣根「うん」
百合子「先に言っとくがそりゃ無理だ」ヒラヒラ
垣根「はあ?なんでだよ、また俺の中身が残念だからとかなんとか言うんだろ。
こっちにだって可能性はちゃんとあるんだよ」
百合子「……いや、オマエ第四位のこと思いっきり叩きのめしてンだろ?
それでなンで上手くいくと思えンだよ」
垣根「俺とお前だって殺し合ったけど今はこうしてんじゃん」
百合子「それとこれとはまた別だろォが。
つーかその問題抜きにしても無理だ。アイツあからさまに浜面に惚れてンだろ」
垣根「――――は?」
垣根「え、ちょっと待て。え?あの麦野が?……浜面に?」
百合子「あァ、ありゃ惚れてる。完璧に惚れてる。どっからどォ見ても惚れてる」
垣根「……でも浜面はあの能力追跡の女と付き合ってんだろ?」
百合子「そォだな」
垣根「…………………」
垣根「え、なにそれ。死ねよ。あの無能力者死ねよ。
爆発しろっつーか四散しろっつーかなんかもうこの世のありとあらゆる苦痛を受け続けたあとにもっとも残酷な方法で死ねよ」
百合子「……オマエの気持ちも分からねェでもねェがやめとけ。男の嫉妬は見苦しいぞ」
垣根「いやでも逆にアリじゃねえか!」
百合子「あ?」
垣根「そうだよ、浜面にフラれて傷心の麦野!それを慰める俺!女の心の弱味につけこんで靡かせる完璧な作戦だ!!」カッ
百合子(あ、やっぱキメェわコイツ)
垣根「……」ジーッ
百合子「……こっち見ンな」
垣根「なあなあ」
百合子「まァ…浜面に連絡取るだけなら取ってやらねェこともねェ」
垣根「さっすが一方通行!」ガシッ
百合子「手ェ握ンな。言っとくが俺は絶っっっっ対行かねェからな?」ギロ
垣根「分かってる分かってる」
百合子「はァ……」ガサゴソ
再び大きなため息を吐きながら一方通行はいかにも面倒臭いといった顔でポケットから自分のケータイを取り出す。
カチカチとアドレス帳から相手を呼び出し通話ボタンを押すと数回のコール音が続く。
prrrr prrrr prrr…ピッ
百合子「―――俺だ。よォ、久しぶりだなァはーまづらくn……いきなり叫び声あげてンじゃねェようぜェな」チッ
百合子「そうそう、早速だがオマエ三下から愉快な俺のお話聞いちまったそォじゃ………ビビンな、別に怒っちゃねェよ三下の奴が勝手に口滑らせたンだろ?」
百合子「話はそっちじゃねェ。
イイからオマエは黙ってこっちの用件聞いて返事だけしてろ、余計なことは一切喋ンな言及すンな。……あとビビンな」
百合子「あァ、ちっとオマエらに会いてェって奴がいるンだが……あン?
いや大丈夫だ心配……だからビビンな。あァ、あのファミレスか」
百合子「分かった今から行く。急で悪かっ…………だからビビンなつってンだろォが終いにゃぶっ殺すぞコラァ!!!!」ブチッ!
垣根「その言い方が余計ビビらせてんだろ……いい気味だけど」
百合子「とりあえずアポは取った。
アイツらがいつも溜まってるジョセフっつゥファミレスに今もいるらしい。場所は分かるか?」
垣根「ああ、そこなら知ってるぜ」
百合子「ならまァせいぜい無様に尻尾巻きつつ第四位にフラれてこい。……くれぐれも余計なことまでくっちゃべンじゃねェぞ?」
垣根「玉砕前提で話してくんのがムカつくがありがとよ。
んじゃ喫茶店の方の場所はメールで座標送ってやるよ」パカッ メルメル
百合子「ン、」メルメル
ここまでです
宣言したくせに結局遅れてごめんなさい
次はみんな大好きあのキャラやあのキャラが出てくるよ!
ではまた
宣言したくせに結局遅れてごめんなさい
次はみんな大好きあのキャラやあのキャラが出てくるよ!
ではまた
―――――
同じ頃、また別のとあるファミレスの一角で浜面仕上は焦っていた。
いや、正確にはビビっていた。
滅多なことがない限り向こうから連絡を入れてくることなどまずない一方通行からかかってきた突然の電話。
しかも大いに心当たりがある。
しかしなけなしの勇気を振り絞り死を覚悟して出てみれば何やら向こうの用件はそのことではないと言う。
それでも極度に混乱した今の頭ではこの状況を上手く処理することが出来ない。
浜面(……なになに、なんなの!?会いたい奴ってなに!?俺を抹殺するための刺客!?)
一応電話口で一方通行は別に危険な奴じゃないから心配しなくても大丈夫だと伝えているのだが、
完全にテンパっている現在の浜面にはとにかくこれからここに一方通行が差し向けた(と思い込んでいる)誰かがやってくる、くらいの情報しかまともに理解出来ていない。
浜面(どうしよう、逃げた方がいいのか?いや、そっちの方が後が怖い…)
一方通行のあのドスの効いた声を思い出しぶるぶると震える。
浜面(……ていうかそもそも悪いのはあの大将なんだかんね!俺は悪くないからね!!!)
~浜面くんの回想~
上条『はああああ……不幸だー』ブツブツ
浜面『ん?あれー、そこにいんのって…』
上条『え?……ああ浜面か。よう、奇遇だな~』フラフラ
浜面『おっす、久しぶりー…ってなんか元気ないじゃん。どうしたよ師匠』
上条『師匠はやめろって…。いや、ちょっといろいろありまして。
それより最近そっちはどうだ?』
浜面『相変わらずの雑用人生だよ……あと麦野のサンドバッグ係』
上条『はは、楽しそうで何よりだ』
浜面『はは、じゃねーよ!ねえ俺の話聞いてた?人間の口は血ぃ吐くためについてるものじゃないからね?
呻き声あげたらもう一発入れられるから恐怖を押し殺して黙ってる俺の気持ち分かる!?』
上条『お前はまだまだ全然いいよ…。
俺なんてもしかしたら今度一方通行に殺されるかも…』ガクガク
浜面『え?』
浜面『なになに、あいつとなんかあったの?』
上条『ええまあ……トホホ』
浜面『なんか深刻っぽいけど……心配しなくてもあいつがアンタ本気で殺しにくるわけないって、なんかヒーローとして妙に憧れられてるじゃん。
麦野の場合本気で来るかんね?全力のボディーブロー入れてくるからね?』
上条『……そ、そうだよな!いくら上条さんが不幸だからって流石にそれはないよな!!』
浜面『そうそう、だから……』
上条『なんだかんだ言っても一方通行も女の子だもんな!うんうん、よしちょっと気が楽に…』
浜面『………………え?』
上条『………………あ、』
浜面『女の……子?』
上条『…………死んだ』
浜面『』
浜面『えっ、え、ええええええぇぇぇぇえええ!?!?
なに、あの第一位女だったの!!??マジで?……マジで!?ソースどこ!?』
上条『……すまん、浜面』
浜面『は?』
上条『いや……ね?あいつちょっとフクザツな事情があってそのこと周りにバレるの嫌がっててね?』
浜面『え、待って待って待って、嫌な予感しかしな…』
上条『………このことお前にまでバラしたの分かったら最悪二人まとめて消されるかも☆』テヘペロ
浜面『いやあああああああああああ!!!!』
浜面(ていうかなんで俺にバラしたこと馬鹿正直に一方通行に言っちゃったの!?
黙ってりゃいいじゃん!!もうやだあのヒーロー、仕上ついていけない!!)
浜面(ああ、俺の人生もここまでか。短かったなあ。
いや、それでも滝壺という最高の彼女を持てて幸せだった、悔いはな…………あるよ!!めちゃくちゃあるよ!!)
浜面(だってこれからもまだまだ滝壺とイチャイチャしたいし!
そういえばこないだ借りたAVもまだ返してないし!部屋に貯まってるバニーさんコレクションとか!!)
一人脳内大運動会を繰り広げウンウン唸り声をあげていた浜面だったが、
ふと我に返ってぴたりとその動きを止めると自分の頭を抱えていた両腕を力なくだらりと落とす。
浜面「………一体誰が来るっていうんだよ…」
~~~
とぼとぼと浜面が自分の席に戻ると、それまで手元の雑誌に目を落としていた小柄な少女が顔を上げる。
絹旗「浜面超遅いです。電話誰からだったんですか?」
浜面「いや……なんていうかごめんなさい。生まれてきてごめんなさい」
絹旗「は?」
滝壺「………まさかオンナ?」ビキッ
浜面「ち、違う違う違うから!あ、いや違わなかった」
滝壺「はまづら……?」ビキビキッ
浜面「あああああもう一本別の死亡フラグが立ったああああああ!!!」
絹旗「うるさいです、超静かにして下さい。浜面はやっぱり超浜面ですね」ハァ
浜面「………、」
その少女――絹旗に冷たくあしらわれ、さらには自分の恋人であるはずの滝壺にまで疑いの眼差しを向けられて浜面は心底傷ついた表情で押し黙る。
しかし彼はそれでも上条ほど間は抜けていない。
この衝撃の事実を知ったからとて、安易にアイテムの他のメンバーに話したりはしていなかった。
浜面(それにしてもあの一方通行がなあ)
確かに女顔だとは思ってたけどまさか本当に女だったとは。
浜面(もしかして処女だったり、なんて………ああっごめんなさいごめんなさい許して下さい!!)ヒィィ
自分の心の中で呟いただけの台詞に速攻で謝り倒す浜面はやはりどこまでいっても浜面である。
シートに凭れかかってだらだらしている絹旗と滝壺の二人を沈んだ顔で眺め、
それから彼はふとあることに気付いてキョロキョロと辺りを見回す。
浜面「えーっと、ところで麦野はどうした?まだ来てないのか?」
絹旗「ああ、麦野なら今日は一人でショッピングに行くそうなんで超来ませんよ」
浜面「あ、そうなのか。ていうか珍しいな、あいつ大抵いつも買い物の時は荷物持ちに俺連れ出すのに」
絹旗「あれじゃないですか、この前麦野に30秒でドリンク取ってこいって言われたのに
浜面が超モタモタして34秒もかかったことまだキレてるんじゃないですか?」
浜面「たった4秒遅れただけのことでまだキレられてんの俺!?」
絹旗「というか浜面は存在からして超浜面ですからただそこに立ってるだけで超浜面なんですよ」
浜面「俺が俺であること自体が罪みたいな言い方すんのやめてくんない!?
もはやまともな日本語にすらなってねえし!!」
滝壺「………買い物じゃないよ」ポツリ
浜面「え?」
浜面が必死で絹旗に抗議している途中、ぽつりと滝壺の口から小さな言葉が洩れる。
滝壺「買い物だけど、買い物じゃないよ」
絹旗「?超どういうことですか滝壺さん」
その言葉の意味を計りかねて絹旗が尋ねると
ピンクジャージの少女は心なし俯いて、いつも以上にゆっくりした調子の声で呟く。
滝壺「むぎのはショッピングって言ってたけど………本当はきっと、フレンダのところに行ってる」
浜面「あ…」
絹旗「……」
浜面「………そっか」
滝壺「うん」
途端にその場にしんみりした空気が流れる。
麦野がフレンダという少女に対して胸中どんな気持ちでいるか、この場にいる三人は大体のところは理解しているつもりだ。
けれど底の底の方にある想いまでは分からない。
既に吹っ切れたとは言ってはいても、
こうしてわざわざショッピングだと嘘をついて一人で彼女の元を訪ねに行く程度には麦野の心情は複雑なのだろう。
ただでさえプライドの高い彼女のことだ。
それにフレンダのいるあの場所に入ることが出来るのは麦野ただ一人だと暗黙の了解で決まっている。
しかし全員がどことなく感傷的な感情に浸っていたまさにその時、
その空気をぶち割るように浜面の肩に手が置かれ、背後から軽い声がかかった。
「よお、待たせたな」ポン
浜面「来たああああああああ!!!!」ビックゥ!!
一気に現実に引き戻され、浜面は直立したまま怯えた顔でバッと振り返る。
浜面「ついに来ちゃっ…………え?」
滝壺「……!!」
絹旗「なっ……!?」ガタッ
その顔を見た瞬間、浜面の叫びは間の抜けた疑問符に変わり、いつもは眠たそうな滝壺の目が大きく見開かれ、
そして短い驚きの声をあげて思いきり立ち上がった絹旗の瞳が、隠しきれない動揺に激しく揺れる。
―――細身の長身に端正な顔立ち、毛先の少し跳ねた長めの明るい茶髪と着崩したブレザーのような服装。
けれどもその人目を引く派手な容姿よりもことさらに強い印象をこちらに与えてくるのは……
いかにも酷薄そうな、底の見えないその目と口元。
自分たちはこの男を知っている。
そう、今目の前に立っている人物は間違いなくあの――
絹旗「垣根………帝督ッッ!!??」
――――
また同じ頃、先程のファミレスで垣根と別れた一方通行は
メールで送られてきた座標に従い教えられた喫茶店に向かって歩いていた。
百合子「アイツはそろそろ浜面たちに会ってる頃かねェ」
カツカツと杖をつきながらひとりごちる。
百合子(どォせ第四位にゃ相手にされねェだろォが)
百合子(でもまァアイツ俺とクソガキたちくらいしかまともに知り合いいねェからな。
他の奴と縁作るイイ機会だろ)
垣根が麦野ににべもなくフラれるであろうことは一方通行には既に予想がついている。
それを分かっていて敢えて行かせたのはひとえにこの理由からだった。
打ち止めと黄泉川を守るためとはいえ、一方通行は一度は本気で垣根を瀕死状態にまでしているのだ。
さっきのファミレスでの心理定規の話にしても、
つまり自分は垣根のそれまでの人間関係まで全部ご破算にしてしまったことは事実なのである。
ここらでアイテムと関わらせることで新しい人脈を作る足掛かりくらいにはなるだろう。
もっとも死にかけていたはずの垣根のピンピンしている姿を見たらアイテムのメンバーたちは驚愕する……
どころか麦野あたりは逆上していきなり原子崩しを撃ってきてもおかしくはないだろうが、
垣根自身もそこら辺については分かっていて向かったはずだ。
何より今の垣根ならきっと大丈夫だろう。
そこまで考えて一方通行は、いや…と思い直す。
百合子(アイツは異常に口軽いからなァ…)
やっぱアイツのことじゃ余計なことまでぺらぺら喋りそうだ、といまいち信用しきれないのだが
どちらにせよ向こうにはもう自分の性別うんぬんのことはバレてしまっているはずだ。
だとしたら自分自身が彼らにエンカウントしさえしなければそれでいい。
百合子「上手くやってりゃイイが」
百合子「……」
百合子(木原くン見てるか?俺、その…………と、友達出来たよ!)
一方通行は空を見上げ、今は亡き自分の父(仮)に報告する。
目を瞑れば瞼の裏にあの優しい笑顔(一方通行ビジョン)で木原数多がグッと親指を立て、よくやったなクソガキ。
あとはもしお前にいつか落としたい男が出来たらとりあえずそいつにパンツ見せとけと爽やかに微笑んでいる姿が浮かぶ。
百合子(木原くン……)
一人間違った感慨に耽る一方通行だが再三言うようにそもそもの根本的な原因は木原くんです。
再びケータイをチェックしつつ一方通行はのんびりと歩を進める。
―――しかし少し進んだその先に、少女は立っていた。
百合子「………オリジナル」
美琴「……」
目の前に静かに佇んでいる少女の姿を認めると一方通行はぴたりと足を止める。
短い茶髪に名門常盤台中学の制服。
活発そうな、可愛らしいともボーイッシュとも言える顔つきをしたこの少女と自分との間には
一言では到底言い表しきれない深い溝がある。
こんなところでばったり出くわすとは予想外だったが、
とにかく向こうはこんな奴の顔など見たくもないだろう。
百合子「……」カツカツ
美琴「……待ちなさいよ」
百合子「」ピタッ
無言のまま隣を通り過ぎようとした一方通行の背中に鋭い声がかかる。
百合子「………言いたいことがあるなら言え。糾弾でもなンでもイイ。
それでオマエの気が済むなンざ思っちゃいねェが俺は…」
美琴「違うわよ」
百合子「……?」
途中であっさり遮られた言葉に、その場を去りかけていた一方通行はまた立ち止まって少女の方に向き直る。
そこで彼女はハッとあることに気が付いて途端に青ざめた。
そう、垣根のケータイを買いに行ったあの日に遭遇した変態風紀委員のことを。
番外個体と打ち止めを見てお姉様と呼んでいたことからして
まず間違いなくあのツインテは彼女の後輩か何かだろう。
百合子「……あ、いや、違ェ……あン時のことはその…。
確かに無闇にクソガキたちを人目につくとこに連れ出しちまったのは俺の過失だが
でもなンというか途中で撒いて誤魔化したしっつゥか…」アタフタ
美琴「へ?何のこと?」キョトン
百合子「え?」
一方通行はしどろもどろに弁解するが、対する少女の方はというとまるきり分かっていない顔できょとんと首を傾げる。
百合子(ン…?じゃああのツインテのことは別にバレてねェのか?)
しかしあの風紀委員のことでもなく、
かといって実験のことでもないとしたら一体何のために彼女は自分を呼び止めたというのだろう。
自分たちは決してあっさり和解してこんなところで立ち話が出来るような関係ではないのだ。
美琴「それよりも私、アンタにどうしても言わなきゃいけないことがあって」
百合子「……」
真剣な顔で見つめてくる少女に、一方通行の方も神妙な顔つきになり次の言葉を待つ。
少女はしばし目を伏せ、それから囁くように呟いた。
美琴「…………ごめん」
百合子「……………はい?」
え、何が?え?
少女の口から出てきた台詞に一方通行は訳が分からず聞き返す。
美琴「私……知らなくて…」ギュッ
百合子「え、え?」
美琴「アンタ………昔性虐待されてたんでしょ?」
百合子「………………え?」
美琴「それでそのトラウマでずっと自分が女の子だってこと隠してたのよね?」
百合子「い、いやいやいやいや……え?」
美琴「なんでも顔面刺青のいかつい男にあんなことやこんなことされたって………辛かった、わよね」グスッ
百合子「木原くンか!?それは木原くンのことなのか!?
……いやいや違ェから!!木原くンとはそンな爛れた関係じゃなかったから!!」
美琴「いいのよ、いいの……何も言わないで?」
百合子「いやマジで誤解なンだよ!……ちょっと待て、まったくついていけねェ。何それどこ情報?どこ情報だよ!?」
美琴「だって無理矢理スカート捲り上げてパンツ見てきたりしたんでしょ?」
百合子「してねェよ!!……いや確かに人探しにその手が使えるとは言ってたけど…。
っつかそもそも俺はスカートなンざ穿いたことな……あ、そォいや一回木原くンにセーラー服着させられたことあったような…」
美琴「やっぱり!!制服プレイまで要求してくるなんてなんて変態なの!!??」
百合子「ち、違う違う違う木原くンは変態じゃねェから!マジで直接何かされたこととかないから!!」
美琴「ナニされたですって!?」
百合子「ああああァァァもォなンなンだよォォォォ!!」
美琴「そいつに身体に太くて固い棒ぶっ刺されて隅々まで開発されたんでしょう!?」
百合子「無駄に誤解招く言い方すンのやめてくれますゥ!?それ能力開発の話だから!!」
美琴「つまり『カッワイーッ!一皮剥けやがって、掘っちゃいそーだぜ一方通行!!』
『らめェ!木原くンの猟犬部隊が百合子のアクセラレータにアクセラレートしてるのォ!!』的な事が……!!!」
百合子「オマエ本当にオリジナルか!?絶対そンなキャラじゃなかっただろオマエ!!まさか魔術師かなンかの仕業か!?」
百合子「……いやいやだから!待て待て待て、オマエ妹達から俺についての事のあらまし全部聞いてンだよな!?」
美琴「うん、でもこの前リアルゲコ太に会った時もっと詳しい話を聞いたらひどく苦しそうな顔しながらこの真相を教えてくれたわ…」
百合子「やっぱアイツか!やっぱりあのカエルなのか!!なンなンだよアイツはよォォォォおおお!!絶対俺のこと嫌ってンだろ!!!!」
美琴「正直実験のことではまだまだアンタには死ぬほど言ってやりたいことはあるわ。
でも子供の頃のこととはいえ安易にDNAマップを提供してしまった私にも過失はある。
だから………そのこととは別にこれからはアンタを見る目を変える努力するから!!!」
百合子「頼むから変えないで下さい」
美琴「ちっちゃい頃に大の男にその……そ、そういうことされたらそりゃショックよね。性格歪んだのも頷けるわ」ウン
百合子「だから人の話聞けよ!!誰の性格が歪ンで…………まァうン」←※否定出来ませんでした
美琴「でもね、自分の性を嫌悪する必要なんかないのよ。……私も、前は男なんかより友達の女の子たちと遊んでる方がずっといいと思ってたわ。
だから今はまだアンタは男の人が怖いかもしれないけど…」
百合子「いや……だから」
美琴「そうね、きっと恋をすれば克服出来るわよ!!」グッ
百合子「あああああもォマジでなンなンだよ!?
イイか、よく聞けオリジナル!オマエ俺が普通に三下とかと喋ってるとこ見てるだろォが!?」
美琴「そうね、本当は怖いのに我慢して喋ってたのよね。
リアルゲコ太とだって本当なら話すのもキツいのに勇気を出して診察を受けたんでしょう?」
百合子「オマエの頭はどンだけ斜め上の答え弾き出してンだよ!?
違ェからマジで!木原くンにはクリスマスにケーキ焼いてもらったりしてたから!!」
美琴「そんなあからさまな嘘つかなくていいのよ。
顔面刺青のいかつい男がエプロン装備で手作りケーキとかそんなおぞまし過ぎる光景実在するわけないじゃない」
百合子「あァ!?オマエ木原くンディスって………い、いやいやいや…。
いやホントマジなンだって!それに木原くンとは普通にゲームとかやってたから、一緒に対戦したりしてたから!!!」
美琴「そう、そこまで辛い現実を歪めなくちゃならないほどアンタのトラウマは深いのね…。
でも本当にいいの、そんな捏造なんかしなくても私はちゃんと分かってるから…」
百合子「何一つ分かってねェから言ってンだよォォォォォォ!!」
美琴「確かに前々からおかしいとは思ってたのよね。
ロリコンのはずのアンタが打ち止めと一緒に暮らしてるのにまったく手を出す素振りもなかったのはアンタが本当は女の子だったから…。うん、これで辻褄が合うわ」
百合子「だからロリコンじゃねェよ!ロリコンじゃねェよ!!」
美琴「それにいつもその訳分かんないウルトラマンな恰好なのも女だってことを隠そうとしてたからなのよね。
そりゃそうよね、何も好き好んでそんな死ぬほどダサい服着る奴なんているわけないもの」
百合子「人の服のセンスをとやかく言うのはよくないことだって教わりませンでしたかァ!?」
美琴「でもこれからはちょっとお洒落してみてもいいんじゃない?
大丈夫よ、そりゃ確かに小さい頃は物好きなロリコンにあんなことやこんなことやそんなことされちゃったかもしれないけど、
でも今のアンタのその貧相な体型ならきっと欲情する男なんていないから!!」
百合子「貶してンのか!?それは普通に貶してるととってイインだよな!?
つーか貧相うンぬンはオマエも人のこと言えねェだろォが!!」
美琴「ちょっと、誰が残念胸よ!?」ムキーッ
百合子「なンでそこはちゃンと聞いてンだよ!?」
美琴「まあとにかくこれからは同じ女の子同士何か相談とかあれば聞くから!
ごめん、今日はもう行かなきゃいけないけど……辛いことがあったらいつでも言ってくれていいからね、じゃあまた!」タッタッタ
百合子「オリジナルゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」
ここまでです
先に言っておこう、御坂さんファンの方ごめんなさい
でもなんというかこう、原作で奥手なキャラほど二次創作でははっちゃけさせたくなるよね!
先に言っておこう、御坂さんファンの方ごめんなさい
でもなんというかこう、原作で奥手なキャラほど二次創作でははっちゃけさせたくなるよね!
乙ー
ファミコンな百合子に目から汗が出てきて文字が読めなかったぜ・・・;;←
残念なミコっちゃんに思いっきり叫んでしまったwwww
ファミコンな百合子に目から汗が出てきて文字が読めなかったぜ・・・;;←
残念なミコっちゃんに思いっきり叫んでしまったwwww
遅くて本当にごめんなさい、ごめんなさい
そろそろ投下再開出来ると思うんでもうちょい待ってて下さい
早くむぎのん出したい……
そろそろ投下再開出来ると思うんでもうちょい待ってて下さい
早くむぎのん出したい……
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