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元スレ銀時「……ヒロインNo.1決定戦?」
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年末は急に予定が入るから困る……明日には必ず来ます
>>400
銀時「お、オイ!やべーぞぱっつぁん!シンジ君来てたよ!いやむしろシンジさんか!?」
新八「ちょ、テンション上がりすぎですよ!あ、ホントお久しぶりですね」
銀時「続編マジで楽しみにしてます、結野アナの天気予報くらい」
>>400
銀時「お、オイ!やべーぞぱっつぁん!シンジ君来てたよ!いやむしろシンジさんか!?」
新八「ちょ、テンション上がりすぎですよ!あ、ホントお久しぶりですね」
銀時「続編マジで楽しみにしてます、結野アナの天気予報くらい」
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ターミナル内
新八「…………」
桂「リーダーのことが心配か?」
新八「……神楽ちゃんだけじゃないです、姉上やさっちゃんさん、九兵衛さんに月詠さんも…」
新八「かぶき町の仲間が……今まさに傷ついているかもしれないと思うと……」
桂「俺と新八くんに出来ることは一つ……敵を統率する大将を討つことだ」
新八「…………」
新八(そうだ……僕たちがやるしかないんだ)
桂「最も……そう簡単に奥へ進めはしないようだがな」
新八「!」
それはターミナル内の開けた所、二人を待ち受けていたのは大量の春雨兵だった。
ターミナル内
新八「…………」
桂「リーダーのことが心配か?」
新八「……神楽ちゃんだけじゃないです、姉上やさっちゃんさん、九兵衛さんに月詠さんも…」
新八「かぶき町の仲間が……今まさに傷ついているかもしれないと思うと……」
桂「俺と新八くんに出来ることは一つ……敵を統率する大将を討つことだ」
新八「…………」
新八(そうだ……僕たちがやるしかないんだ)
桂「最も……そう簡単に奥へ進めはしないようだがな」
新八「!」
それはターミナル内の開けた所、二人を待ち受けていたのは大量の春雨兵だった。
春雨兵「あわよくば俺たちの頭を倒そうと潜入してきたところを悪いが……お前たちはここでゲームオーバーだ」
桂「…………」
新八「ま、待ち伏せ……それもこれだけ数が……」
桂「数だけでなく……実力的に考えても奴らは春雨の精鋭部隊だろう」
新八「精鋭って……マズいですよ桂さん、僕たち二人だけじゃ!」
桂「…………」
桂(新八くんだけを先に行かせるか……だが俺一人で突破口を開けるか……)
桂「……どちらにしろ、戦うしかなさそうだな」
新八「桂さん……」
桂「…………」
新八「ま、待ち伏せ……それもこれだけ数が……」
桂「数だけでなく……実力的に考えても奴らは春雨の精鋭部隊だろう」
新八「精鋭って……マズいですよ桂さん、僕たち二人だけじゃ!」
桂「…………」
桂(新八くんだけを先に行かせるか……だが俺一人で突破口を開けるか……)
桂「……どちらにしろ、戦うしかなさそうだな」
新八「桂さん……」
桂「すまないな新八くん……これだけの数が相手では君を守りきることは出来ないかもしれん」
新八「…………」
新八「……守られるだけじゃないです」
桂「…………?」
新八「一人の侍として……僕も桂さんを守ります!」
桂「!」
桂(……俺としたことが、彼を子供と思い軽んじていたらしい)
桂(新八くんはもう守られる側の人間じゃない……守るために戦える侍だ)
桂「……背中は任せたぞ」
新八「はい!」
『攘夷志士』桂小太郎、『侍』志村新八は刀を鞘から抜き放ち……
圧倒的数の春雨兵へ斬り込んでいった。
新八「…………」
新八「……守られるだけじゃないです」
桂「…………?」
新八「一人の侍として……僕も桂さんを守ります!」
桂「!」
桂(……俺としたことが、彼を子供と思い軽んじていたらしい)
桂(新八くんはもう守られる側の人間じゃない……守るために戦える侍だ)
桂「……背中は任せたぞ」
新八「はい!」
『攘夷志士』桂小太郎、『侍』志村新八は刀を鞘から抜き放ち……
圧倒的数の春雨兵へ斬り込んでいった。
桂「うおおおおおっ!!」
新八「らあああああっ!!」
春雨兵「な、何だ……正気か!?」
春雨兵にすれば信じられない二人の行為、この戦力差を見て勝てないと分かっているはずだ。
仮に自らが逆の立場ならここは迷わず降伏するだろう、そして目の前の二人もそうすると思っていた。
だが、二人は戦うことを選択した。降伏して武士の誇りを捨てるより戦うことを選んだ。
そして……この二人はこの軍勢を相手に本気で勝つつもりなのだ。
春雨兵A「二人だろうと構うな!殺せ!」
新八「らあああああっ!!」
春雨兵「な、何だ……正気か!?」
春雨兵にすれば信じられない二人の行為、この戦力差を見て勝てないと分かっているはずだ。
仮に自らが逆の立場ならここは迷わず降伏するだろう、そして目の前の二人もそうすると思っていた。
だが、二人は戦うことを選択した。降伏して武士の誇りを捨てるより戦うことを選んだ。
そして……この二人はこの軍勢を相手に本気で勝つつもりなのだ。
春雨兵A「二人だろうと構うな!殺せ!」
桂「くっ……」
序盤は敵が混乱していたおかげで立ち回ることが出来た、だが……
今は既に敵は戦闘態勢に入っている、当然……容易に戦うことなど出来はしない。
新八「ぐっ……つああっ!」
新八は押されつつも必死で戦いを続ける、ここで弱気になっては負けると直感で感じ取ったからだった。
だが、その攻めの姿勢が一瞬の隙を生み出す。
桂「後ろだ新八くん!」
新八「!」
完全に背後を取られていた、気がついた時点では遅過ぎる。
この春雨兵の攻撃を避けることなど不可能だった。
序盤は敵が混乱していたおかげで立ち回ることが出来た、だが……
今は既に敵は戦闘態勢に入っている、当然……容易に戦うことなど出来はしない。
新八「ぐっ……つああっ!」
新八は押されつつも必死で戦いを続ける、ここで弱気になっては負けると直感で感じ取ったからだった。
だが、その攻めの姿勢が一瞬の隙を生み出す。
桂「後ろだ新八くん!」
新八「!」
完全に背後を取られていた、気がついた時点では遅過ぎる。
この春雨兵の攻撃を避けることなど不可能だった。
その時、不思議なことが起こった。
春雨兵A「ぐああああっ!?」
新八「…………え?」
突如、新八に攻撃を仕掛けようとした春雨兵が吹き飛ばされる。
桂が何かしたわけではない、ましてや新八に何か出来たはずもない。
誰かが助けてくれたのだ。
新八「ま、まさか……」
今の春雨兵は吹き飛ばされた……殴り飛ばされたのだ。
新八は屈強な春雨兵を殴り飛ばせるような人間はそう知らない。
だが彼の近くには一人いた……木刀を持つその侍が敵を殴り飛ばす場面を新八は何度も見ていた。
間違いない---新八は確信した。そしてその名前を口にする。
新八「ぎ、銀さ……」
屁怒絽「皆さん、お怪我は?」
新八「ってアンタかァァァァァ!!」
春雨兵A「ぐああああっ!?」
新八「…………え?」
突如、新八に攻撃を仕掛けようとした春雨兵が吹き飛ばされる。
桂が何かしたわけではない、ましてや新八に何か出来たはずもない。
誰かが助けてくれたのだ。
新八「ま、まさか……」
今の春雨兵は吹き飛ばされた……殴り飛ばされたのだ。
新八は屈強な春雨兵を殴り飛ばせるような人間はそう知らない。
だが彼の近くには一人いた……木刀を持つその侍が敵を殴り飛ばす場面を新八は何度も見ていた。
間違いない---新八は確信した。そしてその名前を口にする。
新八「ぎ、銀さ……」
屁怒絽「皆さん、お怪我は?」
新八「ってアンタかァァァァァ!!」
ついに屁怒絽様が戦場に立つか…
四天王編でも出て来て欲しかったよねお隣さんなんだし
あと援軍に来てないのはホストと野良猫と岡っ引きと…
万事屋って40巻の間になんだかんだで結構人助けしてきたんだなぁ
四天王編でも出て来て欲しかったよねお隣さんなんだし
あと援軍に来てないのはホストと野良猫と岡っ引きと…
万事屋って40巻の間になんだかんだで結構人助けしてきたんだなぁ
>>413
ハタ皇子ェ…
ハタ皇子ェ…
>>413
「将軍だから将ちゃんって呼んでくれ」
「将軍だから将ちゃんって呼んでくれ」
>>416
神楽「真のヒロインは私以外ありえないアル」
神楽「真のヒロインは私以外ありえないアル」
とある一コマ
銀時「ったくよー、クリスマスだとかなんだとかごちゃごちゃ言ってて鬱陶しいったらありゃしねーな」
銀時「いやいいよ?男と女がいちゃついてようが腰振ってようが銀さん気にしないからね」
新八「……銀さん、諦めましょうって…強がっても虚しくなるだけですよ」
銀時「いーや全然、強がってないよ?だって俺んとこにはサンタ来るし」
新八「来ねーよォォォォ!むしろアンタはサンタになって子供を喜ばせてやる側でしょうが!」
銀時「いやだって俺ァちゃんと少年ジャンプ買ってるし?ちゃんと少年の魂は大切に持ってるし?」
銀時「ならもうサンタが来てくれたっていいだろ、少年に夢を与えるのがアイツの仕事だろうよ」
新八「……ちなみに銀さんの欲しいものって何ですか?」
銀時「アレだよ、金とか金とか……金とかよ」
新八「それのどこに少年魂があるんだァァァァ!」
銀時「ったくよー、クリスマスだとかなんだとかごちゃごちゃ言ってて鬱陶しいったらありゃしねーな」
銀時「いやいいよ?男と女がいちゃついてようが腰振ってようが銀さん気にしないからね」
新八「……銀さん、諦めましょうって…強がっても虚しくなるだけですよ」
銀時「いーや全然、強がってないよ?だって俺んとこにはサンタ来るし」
新八「来ねーよォォォォ!むしろアンタはサンタになって子供を喜ばせてやる側でしょうが!」
銀時「いやだって俺ァちゃんと少年ジャンプ買ってるし?ちゃんと少年の魂は大切に持ってるし?」
銀時「ならもうサンタが来てくれたっていいだろ、少年に夢を与えるのがアイツの仕事だろうよ」
新八「……ちなみに銀さんの欲しいものって何ですか?」
銀時「アレだよ、金とか金とか……金とかよ」
新八「それのどこに少年魂があるんだァァァァ!」
新八「ちょっと待ってェェェ!流れ的にここは銀さんが来る場面なんじゃないんですか!?」
新八「いや、確かに屁怒絽さんお隣だけども!僕らの近くにいたけども!」
屁怒絽「ははは、お互い裸で過ごした仲じゃないですか」
新八「ちょっとォォォォ!誤解を招くような言い方しないでくださいよ!」
新八「ていうか屁怒絽さん、ターミナルは敵で囲まれてたのにどうやってここまで来たんですか!?」
屁怒絽「え?あの人たちは敵だったんですか?僕がターミナル内の道順を尋ねたら丁寧に教えてくれたんですが」
新八(それって……敵が屁怒絽さんを味方と間違えただけじゃね?)
新八(つーか屁怒絽さん、周りで斬り合いやってるのになんで呑気に道順とか聞いてんですか)
新八「いや、確かに屁怒絽さんお隣だけども!僕らの近くにいたけども!」
屁怒絽「ははは、お互い裸で過ごした仲じゃないですか」
新八「ちょっとォォォォ!誤解を招くような言い方しないでくださいよ!」
新八「ていうか屁怒絽さん、ターミナルは敵で囲まれてたのにどうやってここまで来たんですか!?」
屁怒絽「え?あの人たちは敵だったんですか?僕がターミナル内の道順を尋ねたら丁寧に教えてくれたんですが」
新八(それって……敵が屁怒絽さんを味方と間違えただけじゃね?)
新八(つーか屁怒絽さん、周りで斬り合いやってるのになんで呑気に道順とか聞いてんですか)
桂「こ、こやつはまさか……!」
新八「!!」
新八(か、桂さんは屁怒絽のことを知らないんだった!まさか敵と勘違いしたり……)
桂「やはり……間違いない!」ダッ
新八「ち、違いますよ桂さん!その人は敵じゃなくて……」
桂「あの、アクション仮面の方……ですよね?」
屁怒絽「え?」
新八「…………」
新八「!!」
新八(か、桂さんは屁怒絽のことを知らないんだった!まさか敵と勘違いしたり……)
桂「やはり……間違いない!」ダッ
新八「ち、違いますよ桂さん!その人は敵じゃなくて……」
桂「あの、アクション仮面の方……ですよね?」
屁怒絽「え?」
新八「…………」
桂「あの、サインとか貰っていいですか?『桂くんへ』とか書いてくれたら凄く嬉しいんですけど……」
屁怒絽「は、はぁ……別に構いませんが」
桂「本当にいいんですか!ありがとうございます!僕、ずっとファンだったんです!」
桂「やった!俺はやったぞ新八く……ふぼあっ!」
新八「やったって何だァァァァ!」ゲシッゲシッ!!
桂「ちょ、痛っ!痛いからホントに!落ち着こう新八くん、ほら!周りは敵で囲まれているぞ?」
新八「敵に囲まれている状況でサイン貰ってるアンタに言われたくねーんだよ!」
屁怒絽「は、はぁ……別に構いませんが」
桂「本当にいいんですか!ありがとうございます!僕、ずっとファンだったんです!」
桂「やった!俺はやったぞ新八く……ふぼあっ!」
新八「やったって何だァァァァ!」ゲシッゲシッ!!
桂「ちょ、痛っ!痛いからホントに!落ち着こう新八くん、ほら!周りは敵で囲まれているぞ?」
新八「敵に囲まれている状況でサイン貰ってるアンタに言われたくねーんだよ!」
屁怒絽「あの……僕、何か悪いことを?」
新八「してません!屁怒絽さんは何も悪くありませんから!」
春雨兵B「何を訳の分からない茶番をしてる!死にさらせェェェ!」
桂・新八「!」
春雨兵の一人が刀を抜いて斬りかかってきたその時、屁怒絽伯爵の目がキラリと光った。
春雨兵B「ぐあああああっ!?」
と同時、その春雨兵は遥か後方へと吹き飛ばされていた。
屁怒絽「ダメじゃないですか、刃物を人に向けるなんて……殺生はいけない」
新八「…………」
新八「してません!屁怒絽さんは何も悪くありませんから!」
春雨兵B「何を訳の分からない茶番をしてる!死にさらせェェェ!」
桂・新八「!」
春雨兵の一人が刀を抜いて斬りかかってきたその時、屁怒絽伯爵の目がキラリと光った。
春雨兵B「ぐあああああっ!?」
と同時、その春雨兵は遥か後方へと吹き飛ばされていた。
屁怒絽「ダメじゃないですか、刃物を人に向けるなんて……殺生はいけない」
新八「…………」
春雨兵C「や、やりやがったぞアイツ!」
春雨兵D「オイ待て!あの角と風貌……夜兎と並ぶ傭兵三大部族の一つ、茶吉尼だぞ!?」
春雨兵C「わかってる!だが俺たちは宇宙海賊春雨の精鋭だ!茶吉尼と言えど一人程度なら……」
新八「へ、屁怒絽さん……」
屁怒絽「どうしたんです?僕のことは気にせず先へ進んでください」
新八「いや、でも一人であの人数を相手にするのは……」
屁怒絽「心配してくれるんですか?ありがとうこざいます、でも大丈夫ですよ」
屁怒絽「一人じゃありませんから」
新八「え?」
春雨兵D「オイ待て!あの角と風貌……夜兎と並ぶ傭兵三大部族の一つ、茶吉尼だぞ!?」
春雨兵C「わかってる!だが俺たちは宇宙海賊春雨の精鋭だ!茶吉尼と言えど一人程度なら……」
新八「へ、屁怒絽さん……」
屁怒絽「どうしたんです?僕のことは気にせず先へ進んでください」
新八「いや、でも一人であの人数を相手にするのは……」
屁怒絽「心配してくれるんですか?ありがとうこざいます、でも大丈夫ですよ」
屁怒絽「一人じゃありませんから」
新八「え?」
「あ、いたいた!兄さん!」
新八「……兄さん?」
一つの声が辺りに響き渡る、その声に新八は聞き覚えがあった。
屁怒絽二郎「いやーごめんよ兄さん、ターミナルの中で迷っちゃったよ」
三郎「まったく、地球の建物はなかなか分かりにくい構造をしてるからなぁ」
四郎「温泉に難しい風習があったように、地球の人たちは作る建物も自然と複雑にしたがるんだろうね」
五郎「でも、なんとか兄さんと合流出来て良かったよ」
チビ「僕もいるよー!」
父「で?急に呼び出してなんじゃ、何か用でもあったのか?」
新八「…………」
新八(へ、屁怒絽一家が集合したァァァァ!?)
新八「……兄さん?」
一つの声が辺りに響き渡る、その声に新八は聞き覚えがあった。
屁怒絽二郎「いやーごめんよ兄さん、ターミナルの中で迷っちゃったよ」
三郎「まったく、地球の建物はなかなか分かりにくい構造をしてるからなぁ」
四郎「温泉に難しい風習があったように、地球の人たちは作る建物も自然と複雑にしたがるんだろうね」
五郎「でも、なんとか兄さんと合流出来て良かったよ」
チビ「僕もいるよー!」
父「で?急に呼び出してなんじゃ、何か用でもあったのか?」
新八「…………」
新八(へ、屁怒絽一家が集合したァァァァ!?)
父「おお屁怒絽!そこにいる彼は地球で出来た友達じゃないか!」
新八「ど、どうも……」
桂「何……友達だと?新八くん、一体いつからアクション仮面と……」
新八「マジで桂さんは黙っててください」
屁怒絽「いや、そこにいる彼らが僕の友達を困らせているんですよ」
春雨兵C「え?」
二郎「ええっ!他人をわざわざ困らせるだなんて随分と酷い人たちですね!」
三郎「しかも武器まで持って……怪我したら大変じゃないですか!」
四朗「まったくだ!こんな心優しい人を傷つけようとするなんて!」
五郎「兄さんのお友達を助けるよ!」
新八(エエェェェェェ!?ちょ、待っ……エエェェェェェ!?)
新八「ど、どうも……」
桂「何……友達だと?新八くん、一体いつからアクション仮面と……」
新八「マジで桂さんは黙っててください」
屁怒絽「いや、そこにいる彼らが僕の友達を困らせているんですよ」
春雨兵C「え?」
二郎「ええっ!他人をわざわざ困らせるだなんて随分と酷い人たちですね!」
三郎「しかも武器まで持って……怪我したら大変じゃないですか!」
四朗「まったくだ!こんな心優しい人を傷つけようとするなんて!」
五郎「兄さんのお友達を助けるよ!」
新八(エエェェェェェ!?ちょ、待っ……エエェェェェェ!?)
父「コラコラ待たんかバカ息子たち、ワシにいい考えがある」
桂「『私にいい考えがある』……まさかあれはコンボイの……!」
新八「桂さん黙ってください」
父「悲しいが、彼らはいたずらに他者を傷つけてはならないことを知らんようじゃ」
父「ならば、ここはワシらが一つ……それをきちんと教えてやらねばいかん!」
春雨兵C「へ?」
屁怒絽「と言うわけです、皆さんはどうか先へ行ってください」
新八「は、はい!ほら、行きますよ桂さん!」ダッ
桂「待ってくれ!コンボイとせめて握手だけでも……」
新八「何言ってんですかアンタはァァァァ!いい加減にしないとはっ倒しますよ!」
桂「こ、コンボイ殿ォォォォォ!」
---
屁怒絽「さて、彼らが先に行ったところで……ではみなさん……ご一緒に」
『殺生はいけない』
桂「『私にいい考えがある』……まさかあれはコンボイの……!」
新八「桂さん黙ってください」
父「悲しいが、彼らはいたずらに他者を傷つけてはならないことを知らんようじゃ」
父「ならば、ここはワシらが一つ……それをきちんと教えてやらねばいかん!」
春雨兵C「へ?」
屁怒絽「と言うわけです、皆さんはどうか先へ行ってください」
新八「は、はい!ほら、行きますよ桂さん!」ダッ
桂「待ってくれ!コンボイとせめて握手だけでも……」
新八「何言ってんですかアンタはァァァァ!いい加減にしないとはっ倒しますよ!」
桂「こ、コンボイ殿ォォォォォ!」
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屁怒絽「さて、彼らが先に行ったところで……ではみなさん……ご一緒に」
『殺生はいけない』
屁怒絽「あ、一つだけ……みなさんに言い忘れていたことがありました」
屁怒絽「メリークリスマス、みなさん」
二郎「メリークリスマス?兄さん、それは一体」
屁怒絽「地球では年の終わり頃にはこういって挨拶をするのが礼儀らしいんだ」
三郎「へぇ、地球はやっぱり面白いなぁ」
春雨兵「…………」
春雨兵C(め、めりー苦しみます)
春雨兵D(戦場のメリークリスマス)
屁怒絽「メリークリスマス、みなさん」
二郎「メリークリスマス?兄さん、それは一体」
屁怒絽「地球では年の終わり頃にはこういって挨拶をするのが礼儀らしいんだ」
三郎「へぇ、地球はやっぱり面白いなぁ」
春雨兵「…………」
春雨兵C(め、めりー苦しみます)
春雨兵D(戦場のメリークリスマス)
---
新八「もうかなり奥まで来ましたよ桂さん!」
桂「うむ、ここまでくればもうターミナルの屋上へと向かうのみ……だが」
武市「残念ですが…そうは問屋が下ろしませんよ」
また子「桂ァ!ここから先へは行かせないっス!」
桂「……やはり、な」
新八「…………」
新八「行ってください、桂さん」
桂「新八くん……?」
新八「この二人は……僕が止めます!」
新八「もうかなり奥まで来ましたよ桂さん!」
桂「うむ、ここまでくればもうターミナルの屋上へと向かうのみ……だが」
武市「残念ですが…そうは問屋が下ろしませんよ」
また子「桂ァ!ここから先へは行かせないっス!」
桂「……やはり、な」
新八「…………」
新八「行ってください、桂さん」
桂「新八くん……?」
新八「この二人は……僕が止めます!」
桂「無謀だ、一人で二人を止めるなど……」
新八「止めます、何としても……こうしてる間にもかぶき町のみんなが戦ってるんですから」
桂「!」
新八「この二人が出て来たってことは敵の大将はすぐそこです、桂さん!早く行ってください!」
桂「…………そうか」
桂「屋上で待っているぞ、新八くん」ダッ
新八「分かってます、必ず追いつきますから……」
新八「止めます、何としても……こうしてる間にもかぶき町のみんなが戦ってるんですから」
桂「!」
新八「この二人が出て来たってことは敵の大将はすぐそこです、桂さん!早く行ってください!」
桂「…………そうか」
桂「屋上で待っているぞ、新八くん」ダッ
新八「分かってます、必ず追いつきますから……」
また子「行かせないっスよ!」
走り出した桂に向けて放たれた一発の銃弾、それを
新八「ああああっ!」
新八は刀で弾き飛ばした。
また子「なっ……!」
あり得ない、高速で移動する銃弾に刀を触れさせるなど以前の新八には出来るはずがなかった。
それは毎日に刀を振り続け、万事屋の仲間として数々の実戦を経験した新八の
紛れもない『成長』だった。
新八「天堂無心流恒道館道場が当主……そして万事屋一家、志村新八---参る!!」
子供ではない、『侍』としての決闘が幕を開ける。
走り出した桂に向けて放たれた一発の銃弾、それを
新八「ああああっ!」
新八は刀で弾き飛ばした。
また子「なっ……!」
あり得ない、高速で移動する銃弾に刀を触れさせるなど以前の新八には出来るはずがなかった。
それは毎日に刀を振り続け、万事屋の仲間として数々の実戦を経験した新八の
紛れもない『成長』だった。
新八「天堂無心流恒道館道場が当主……そして万事屋一家、志村新八---参る!!」
子供ではない、『侍』としての決闘が幕を開ける。
そして---ターミナル屋上
桂「…………!」
高杉「……よォ、久方振りじゃねーか…ヅラ」
桂「高杉……!」
桂「…………!」
高杉「……よォ、久方振りじゃねーか…ヅラ」
桂「高杉……!」
乙です、……もう屁怒絽さん一家に全部任せても良いんじゃないかな?
多分地球の風習に因んで高杉、神威に春雨全部隊もなんかお仕置き風に倒すんじゃね?
万事屋男衆と新選組の局長副長一番隊隊長を苦もなく圧倒する一家だもの。
ともあれ>>1さん無理せん程度に執筆頑張って下さい、全シリーズ周回しつつまったり待ってますんで。
多分地球の風習に因んで高杉、神威に春雨全部隊もなんかお仕置き風に倒すんじゃね?
万事屋男衆と新選組の局長副長一番隊隊長を苦もなく圧倒する一家だもの。
ともあれ>>1さん無理せん程度に執筆頑張って下さい、全シリーズ周回しつつまったり待ってますんで。
高杉「クク……どうしたよ、随分と息が上がってるじゃねーか」
桂「ああ……貴様の部下たちに手厚く歓迎されていたのでな」
高杉「フン……」
桂「……高杉、いつまでこんなことを続けるつもりだ」
高杉「…………」
桂「貴様の進む先に未来などない、この世界を壊して何になる……!」
高杉「……なら、俺からテメーに聞いてやらァ」
桂「…………?」
高杉「ヅラ……テメーはなぜこの世界を護ろうとする、なぜ俺の道を阻もうとする?」
桂「ああ……貴様の部下たちに手厚く歓迎されていたのでな」
高杉「フン……」
桂「……高杉、いつまでこんなことを続けるつもりだ」
高杉「…………」
桂「貴様の進む先に未来などない、この世界を壊して何になる……!」
高杉「……なら、俺からテメーに聞いてやらァ」
桂「…………?」
高杉「ヅラ……テメーはなぜこの世界を護ろうとする、なぜ俺の道を阻もうとする?」
桂「俺は信じているからだ……この世界が護るに値するものであると」
高杉「国のために戦った侍を浪士として晒し上げ、俺たちの先生すら奪ったこの世界がか?」
桂「……確かに、この国には目を背けたくなるような汚い部分も少なくはない」
桂「だが、国に悪い部分があれば変えればいい……必要なのは破壊ではなかろう」
高杉「同じことよ、デカい改革には大なり小なりの犠牲は付き物だ」
桂「犠牲……か……」
高杉「テメーも以前は過激派として動いていたじゃねーか、なあ?ヅラよ」
高杉「俺ァあの時のテメーのが幾分かマシに見えてたぜ」
桂「…………」
高杉「国のために戦った侍を浪士として晒し上げ、俺たちの先生すら奪ったこの世界がか?」
桂「……確かに、この国には目を背けたくなるような汚い部分も少なくはない」
桂「だが、国に悪い部分があれば変えればいい……必要なのは破壊ではなかろう」
高杉「同じことよ、デカい改革には大なり小なりの犠牲は付き物だ」
桂「犠牲……か……」
高杉「テメーも以前は過激派として動いていたじゃねーか、なあ?ヅラよ」
高杉「俺ァあの時のテメーのが幾分かマシに見えてたぜ」
桂「…………」
桂「確かに……以前は俺も国を建て直すには多少の犠牲を伴う革命もやむなしと思っていた、だが……」
『私の旦那、攘夷志士に殺されたの』
桂「…………」
『関係ない人を傷つけて国を救うもクソもないでしょうよ…綺麗な言葉だけ並べて、好き勝手暴れて……』
『奴らの中に本当に国を憂いている連中が何人いるっていうの?目の前の人も救えないのに…』
桂「目の前の人間も救えず国など救えるはずがない……そう気づかされた」
高杉「…………」
『私の旦那、攘夷志士に殺されたの』
桂「…………」
『関係ない人を傷つけて国を救うもクソもないでしょうよ…綺麗な言葉だけ並べて、好き勝手暴れて……』
『奴らの中に本当に国を憂いている連中が何人いるっていうの?目の前の人も救えないのに…』
桂「目の前の人間も救えず国など救えるはずがない……そう気づかされた」
高杉「…………」
桂「この国は貴様が思うほど腐ってはいない……力に訴えなくとも、まだいくらでも変えられる」
桂「ならば……」
高杉「もういい」
桂「…………」
高杉「……どうやら腐ったのは国だけじゃなくテメーもだったらしいな」
桂「なに………?」
高杉「ヅラ……テメーには俺を止めることなんざ出来やしねェ」
高杉「ぬるま湯に浸かったテメーに…師の仇を討とうとすらしねェ腑抜けたテメーにはな」
桂「高杉……!」
高杉「問答は終いとしようじゃねーか……あとは刀で語りな」
桂「ならば……」
高杉「もういい」
桂「…………」
高杉「……どうやら腐ったのは国だけじゃなくテメーもだったらしいな」
桂「なに………?」
高杉「ヅラ……テメーには俺を止めることなんざ出来やしねェ」
高杉「ぬるま湯に浸かったテメーに…師の仇を討とうとすらしねェ腑抜けたテメーにはな」
桂「高杉……!」
高杉「問答は終いとしようじゃねーか……あとは刀で語りな」
桂「…………」
分かっていた、この男が言葉で止まるはずなどないことなど。
だが期待していた、まだ互いに並び、歩む道があるのではないかと。
信じていた、共に戦場を駆け抜けた友と分かり合える日が来ることを。
桂「……それも、すべて俺の幻想に過ぎぬというのか」
桂は刀を抜いた、もはや戦うしかない。
高杉「おっと……その前にヅラ、テメーに顔を合わせたい野郎がいるとよ」
桂「…………?」
俺に会いたいだと……?この状況で……?
数々の疑問が浮かぶ、まるで心当たりがない。
それだけに桂はふらりと現れた『奴』を見て驚愕した。
桂「き、貴様……!」
似蔵「いつ以来だろうね、アンタの匂いを嗅ぐのは」
分かっていた、この男が言葉で止まるはずなどないことなど。
だが期待していた、まだ互いに並び、歩む道があるのではないかと。
信じていた、共に戦場を駆け抜けた友と分かり合える日が来ることを。
桂「……それも、すべて俺の幻想に過ぎぬというのか」
桂は刀を抜いた、もはや戦うしかない。
高杉「おっと……その前にヅラ、テメーに顔を合わせたい野郎がいるとよ」
桂「…………?」
俺に会いたいだと……?この状況で……?
数々の疑問が浮かぶ、まるで心当たりがない。
それだけに桂はふらりと現れた『奴』を見て驚愕した。
桂「き、貴様……!」
似蔵「いつ以来だろうね、アンタの匂いを嗅ぐのは」
桂「人斬り似蔵……なぜ貴様が……!」
似蔵「単なる巡り合わせさ……俺はアンタとはずいぶんと縁があるらしいねェ」
違う、似蔵はあの時死んだはずだ。銀時に敗れ、紅桜を破壊され……
高杉「あの馬鹿の爪が甘かったのが幸いしてな……確かに銀時は紅桜を破壊した」
高杉「だが……本体の似蔵が生きていることには気付かなかったんだとよ」
桂「だが……あれだけ体に負担を掛けて戦った人間が助かるはずも……!」
高杉「クク……確かに地球の医療だけじゃ助からなかったろうよ」
桂「…………!」
高杉「春雨の技術力も馬鹿に出来ねェな、ヅラよ」
似蔵「単なる巡り合わせさ……俺はアンタとはずいぶんと縁があるらしいねェ」
違う、似蔵はあの時死んだはずだ。銀時に敗れ、紅桜を破壊され……
高杉「あの馬鹿の爪が甘かったのが幸いしてな……確かに銀時は紅桜を破壊した」
高杉「だが……本体の似蔵が生きていることには気付かなかったんだとよ」
桂「だが……あれだけ体に負担を掛けて戦った人間が助かるはずも……!」
高杉「クク……確かに地球の医療だけじゃ助からなかったろうよ」
桂「…………!」
高杉「春雨の技術力も馬鹿に出来ねェな、ヅラよ」
高杉「似蔵の体に残された紅桜の情報から紅桜そのものを復元しちまうとはよ」
似蔵「それも……より本格的な戦闘用としてね」
似蔵の右腕、そこに人間の手はない。あるのは刀、刀が直接体から生えている。
手がないとは語弊があった、むしろ似蔵にとっては刀が己の手も同然なのだから。
似蔵「じゃあ、始めようかい?楽しい斬り合いを」
桂「!」
一瞬の思考……
数での不利がある以上、受け身になっては間違いなく押し切られる。
この状況で勝ちを見いだすには休まずに攻め続けるしかない。
桂「ウオオオオォォォォ!!」
桂は猛然と二人へ斬り掛かった。
似蔵「それも……より本格的な戦闘用としてね」
似蔵の右腕、そこに人間の手はない。あるのは刀、刀が直接体から生えている。
手がないとは語弊があった、むしろ似蔵にとっては刀が己の手も同然なのだから。
似蔵「じゃあ、始めようかい?楽しい斬り合いを」
桂「!」
一瞬の思考……
数での不利がある以上、受け身になっては間違いなく押し切られる。
この状況で勝ちを見いだすには休まずに攻め続けるしかない。
桂「ウオオオオォォォォ!!」
桂は猛然と二人へ斬り掛かった。
??「おまん、一人で二人に突っ込むたァ頭おかしゅうなったか?」
桂「!」
その声は桂の側からでも高杉の側からでもない、上から聞こえてくる声だった。
見上げれば上空に大型の船が浮いている。
見たところ戦艦ではない、むしろ『商い』の船に近いだろう。
その船から一人の男が飛び出し、桂たちが対峙する屋上へ降り立った。
桂は半ば呆れた顔をして
桂「……ターミナルの屋上へ空からやってくるお前には言われたくない」
坂本「あはははは、まったくじゃ」
銀時、高杉と並ぶもう一人の戦友を迎え入れた。
桂「!」
その声は桂の側からでも高杉の側からでもない、上から聞こえてくる声だった。
見上げれば上空に大型の船が浮いている。
見たところ戦艦ではない、むしろ『商い』の船に近いだろう。
その船から一人の男が飛び出し、桂たちが対峙する屋上へ降り立った。
桂は半ば呆れた顔をして
桂「……ターミナルの屋上へ空からやってくるお前には言われたくない」
坂本「あはははは、まったくじゃ」
銀時、高杉と並ぶもう一人の戦友を迎え入れた。
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