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    元スレシン「主役はオレだ」 キラ「やめてよね」

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    101 = 85 :

    シン「どういうことですか?」

    デュランダル「今は戦争中だ、今の世界に完全に安全な場所など在りはしない。どこに居ようと巻き込まれる可能性はある」

    デュランダル「ならば、君が直接的に守ることができる場所、目の届く場所に置いた方が君も彼女も安心できるのではないかね?」

    シン「それは…そうかもしれないですけど…」

    デュランダル「ただ、何もしない者を艦に置いおくことはできないからね。艦内の食堂や売店等で働いてもらうことになるとは思う」

    デュランダル「君と彼女がどうしても嫌だと言うのであれば強制はしないがね」

    デュランダル「地球で暮らしたいというのであればそれでも構わないが、その場合私からは何の援助もできない」

    シン「はい…」

    デュランダル「話は以上だ。彼女と話し合って二人で決断してくれたまえ」

    シン「はい…失礼します」

    102 = 85 :

    -アスランサイド-

    ミーア「ね?だから不味いの!早くそんなことありませんってとこ見せないと、このままじゃアナタは…」

    コンコン

    アスラン・ミーア「!」

    ハイネ「アスラン!ミネルバ所属、特務隊ハイネ・ヴェステンフルスだ」

    ハイネ「…ちょっと大事な話があるんだ!開けてくれ」

    アスラン「さすが、議長は頭がいいな…」

    ミーア「え?」

    アスラン「俺のこともよく分かってる」ギリッ

    ハイネ「おいアスラン!返事ぐらいしろって!」

    103 :

    また脱走か。アスラン撃墜するのはいいけどシンにやらせんなよ
    あれはアニメでも本当に謎だったわ
    機体達磨にして持ち帰ってから処刑すりゃいいのに

    104 = 85 :

    アスラン「たしかに俺は…彼の言う通りに戦う人形になんかなれない!」

    ガチャガチャ

    ハイネ「クソッ、思春期のガキかよ!…いやあいつまだ18か?」

    アスラン「いくら彼の言う事が正しく聞こえても…」

    ミーア「え?」

    アスラン「君も一緒に逃げよう!議長は自分の思い通りに動く者にしか用はない!」

    ミーア「アナタ何を言っているの!?」

    ハイネ「なんだか騒がしいな…盗み聞きは趣味じゃないが…」ミミピタッ

    105 = 85 :

    アスラン「彼に都合のいいラクス…そしてモビルスーツパイロットとしての俺!」

    アスラン「だが君だって、ずっとそんなことしていられるわけ無いだろう!」

    ミーア「はぁ!?」

    アスラン「そうなれば君も殺される!だから君も一緒に逃げよう!」

    ハイネ「!!あいつっ!」ガン!ガン!

    ミーア「離して!助けてあげようとしたのに何なのよ!私まで巻き込まないで!」

    バキィッ

    ハイネ「アスラン!!」

    アスラン「くぅっ!」ダッ

    ガシャァァァン

    ミーア「あ…あ…」

    106 = 85 :

    ハイネ「くそっ!」

    ドタドタドタ

    兵士「何の騒ぎだ!?」

    ハイネ「脱走兵だ!出口を塞げ!それからラクス様を議長の所へお連れしろ!俺は奴を追う!」

    ハイネ「脱走兵は特務隊のアスラン・ザラだ!」

    107 = 85 :

    -少し遡りデュランダル私室-

    デュランダル「…これで良かったのかな?レイ」

    レイ「はい」

    デュランダル「私としては、あまり本意ではないのだが…」

    レイ「シンにとって彼女は…ステラ・ルーシェはかけがえのない存在です」

    レイ「彼女の存在が、彼女を守りたいという想いが、今のシンの原動力になっている」

    レイ「彼女を蔑ろにするようなことになれば、シンは今のアスランのように…」

    デュランダル「…レイ、君は」

    ビーッ!ビーッ!

    レイ「!」

    デュランダル「何だ!」



    メイリンによる脱走の手助けは少し省く

    108 :

    ヅラキチ過ぎる

    109 = 85 :

    ビーッ!ビーッ!

    兵士A「港だ!くそぉっ、いつの間に!」

    レイ「アスランっ…!」


    -ミネルバ-

    ビーッ!ビーッ!

    タリア「なあに!?何事なの!?」

    ピピピッ
    デュランダル(通信)『タリア!』

    タリア「はい!」

    デュランダル『子細はまだ分からんが、アスランが突然こちらの保安要員を打ち倒して逃走した!』

    タリア「えぇ!?」

    デュランダル『ミネルバに行くことは無いと思うが、一応知らせておく』

    デュランダル『ハイネが後を追っているようだが、事によってはレイやシンも借りるかもしれん』

    110 :

    ぶっちゃけ種死は誰もが正しくて誰もが正しくないと言うか
    ステラにしろあんだけザフト兵殺しておいて無罪放免はないだろうし

    負債が全部悪いんじゃ・・・ぎぎき

    111 = 85 :

    タリア「逃走って…何故!?」

    デュランダル『だからまだ分からんと言ったろう!また後で連絡するよ!』

    ブツッ

    タリア「…」


    -アスランサイド-

    メイリン「車回します!見えたら乗ってください!」

    アスラン「あ、あぁ」

    112 = 85 :

    ブロロー
    ハイネ「クソッ…どこに…」

    ブオーン

    ハイネ「!あれは…」ギュイーン


    -ボルテール-

    イザーク「「何の騒ぎだ!」

    シホ「スパイが脱走したと!」

    イザーク「ちぃっ!だから連合の奴らなど…」

    シホ「いえ、それが…」

    ディアッカ「アスランだ」

    イザーク「なにぃ!?」

    ディアッカ「脱走したスパイの名前…アスラン・ザラ」

    113 = 85 :

    イザーク「何だと…!?」

    イザーク「間違いないのか?」

    ディアッカ「あぁ…」

    イザーク「あいつっ…」


    -格納庫-

    キキーッ

    メイリン「今なら追っ手はみんな港です!早く行ってください!」

    アスラン「でも、君…」

    メイリン「殺されるくらいなら…行った方がいいです!」

    タタタッ

    アスラン「!」

    ハイネ「アスランッ!」

    114 = 85 :

    ハイネ「投降して基地へ戻れ!今ならまだ引き返せる!俺からも口利きしてやるから!」

    アスラン「俺は!議長の思い通りに動く人形にはならない!」

    ハイネ「なに!?」

    アスラン「議長は信用できない!俺はアークエンジェルに行く!」

    メイリン「え…?」

    ハイネ「…そうかよ!」パァン

    アスラン「くっ…ハイネ!」

    メイリン「ひっ…」

    115 = 85 :

    ハイネ「前に言ったよな!割り切ることができないなら殺すと!」パァン

    アスラン「やめろハイネ!メイリンは…」

    ハイネ「人質ってワケかよ!」

    アスラン「くっ!」ダッ

    パン!

    ハイネ「!このっ…」

    アスラン「今のうちに!」グイッ

    メイリン「は、はい…」

    ハイネ「逃がすかよ!」パン!パン!

    116 = 85 :

    アスラン「モビルスーツの中に!」

    ギューン ガシャッ

    ハイネ「クソッ!」ダッ

    ガチャッ
    ハイネ「シン!レイを呼び戻せ!デスティニーとレジェンドの発進準備を!」

    シン『えっ、なんで急に…』

    ハイネ「逃走班がモビルスーツで逃げたんだよ!追撃を頼む!」

    シン『あ、あぁ了解!』

    117 = 85 :

    -グフのコクピット-

    ギューン

    アスラン「ごめん…でもこうしないと君まで…」

    メイリン「で、でもアークエンジェルに行くって…あの艦は…」

    アスラン「沈んじゃいない…きっとキラも!」


    -ジブラルタル基地格納庫-

    デュランダル『レイ、頼むぞ』

    レイ「ええ」

    シン「レイ!」

    レイ「シン!いけるか?」

    シン「ああ、けど何なんだよ脱走犯って…」

    レイ「油断するなよ…相手はあのアスラン・ザラだ!」

    シン「えぇっ!?(あんまり危機感沸かないな…)」



    一旦ここまで
    かなり長くてグダグダだけどアスラン脱走はもうすぐ終わり

    118 = 108 :


    メイリンも相当キチだよな

    119 :

    今回もアスランは火病を患っているな

    120 = 108 :

    シホの出番がこれで終わりか否か
    それが問題だ

    121 :

    負債の種死にまともなヤツなど居るわけがない

    122 :

    そもそもシンは連合の傘下に入らないオーブの考えを指示していなかったっけ?
    恨むなら攻めてきた連合恨めよ
    クライン派はなにからなにまでおかしすぎて論外

    123 = 108 :

    なにがそもそもか分からんがシンよりオーブ憎んでる奴なんていなくね?
    しかも結局大西洋連邦と組んだし
    議長の演説の後は地球軍もオーブも分裂してたが

    124 = 88 :

    >>122
    シンが憎んでいるのはオーブ侵攻時に大人しく連合に従ってれば無駄な犠牲が出なかったのを「絶対中立」と言う理想論を優先した結果、国を焼いたアスハ一族(ウズミ)と、それに馬鹿の一つ覚えみたいに従った当時のオーブ、最前線で戦ってたのを避難区域にまで敵と一緒に飛んできて流れ弾で自分の家族を奪ったフリーダムじゃないのか?

    125 :

    シン「見たか、俺の超ファインプレー!」

    126 :

    「正気で戦争ができるかよ!」

    種死後半はまさに上のセリフが似合う展開の連続だった。
    種割れした時の目なんか現実から逃げているようにしか見えない。
    あの世界の人間は全てC.Eという洗脳社会の被害者。

    127 :

    >>122
    種の時には中立貫いたのに種死の時にやっぱり中立やめますって言ったからシン怒ったんじゃなかった?

    128 = 103 :

    「理念優先で俺の家族を殺しやがって!」とオーブを詰る一方で
    「国民を犠牲にするくらいオーブの理念は大切なものなのかも……」という一種の希望も抱いていた
    でも種死でオーブは以前掲げていた理念を全部捨てたので
    「ちっくしょう!俺の家族はやっぱり無駄死にだったのか!」とキレていたんだと思われる

    129 :

    カガリに食ってかかった時も、本当はカガリに論破して欲しかった、なんて考察だか小説だかあったな

    130 = 83 :

    シンとカガリはもう少し密接に関わるべきだった
    ズラやキラよりも優先度高い

    131 :

    カガリが王族として未熟すぎたんだよ

    132 :

    そんなかガリもスパロボKでは輝いてました
    ユウナと一緒に

    133 :

    >>132
    そのスパロボKのユウナの扱いについてkwsk

    134 = 131 :

    >>132
    え、何ソレ詳しくお願いします

    135 = 132 :

    wikiからのコピペだけど
    前半は概ね原作準拠。しかし、中盤以降はデスティニープランに反対し、アカツキをカガリに託すなど原作と違った成長を見せ始め、留守のカガリに代わってオーブ首長の仕事をきちんと代行している。ダリウス軍や邪魔大王国、擬態獣やフェストゥムとの戦いにおいては各研究所をオーブ軍の全力を挙げてバックアップ、更に終盤には連合とザフトの仲を取り持って共に地球圏の危機に立ち向かわせるという離れ業を演ずる。カガリも彼のことを見直したようである

    136 = 133 :

    >>135
    丁寧な解説㌧クス
    ユウナ△

    137 = 131 :

    >>135ありがとう
    ユウナはやれば出来る奴だったんだな

    138 :

    再開


    ビーッ!ビーッ!

    『フォーツー!トリプルシックス!スタンバイ!』

    シン「でもアスランって…なんだってアイツが?」

    レイ「ラクス様を誘拐しようとしたらしい」

    シン「えぇ!?だって婚約者なんじゃ…」

    レイ「詳しくは知らん。それをたまたま通りかかったハイネが阻止したが、振り切って逃走した」

    シン「なんなんだよアイツ!」

    139 = 138 :

    -作戦室-

    兵士A「グフが奪われた!?追撃は!?」

    兵士B「それは今…」

    デュランダル「既にシンとレイに命じた」

    ウィーン

    兵士C「失礼します!」

    デュランダル「ん?」

    兵士C「ホストに侵入した端末が特定できたのですが…」

    デュランダル「聞こう」

    140 = 138 :

    兵士C「ミネルバクルー、メイリン・ホークの部屋のものでした」

    デュランダル「ミネルバの!?」

    ザワザワ

    -基地内-

    ビーッ!ビーッ!

    ルナマリア「何が起きてんのよこれ…」

    ステラ「…」

    ルナマリア「基地に戻ったほうがいいのかな~」

    スタスタ
    タリア「…」

    ルナマリア「あ!艦長…」

    141 = 138 :

    タリア「…」スタスタ

    ルナマリア「えっ、ちょっと」

    ステラ「ルナ…」クイッ

    ルナマリア「あ、うん…部屋に戻ってよっか」

    -作戦室-

    デュランダル「それで、彼女は?」

    兵士C「いえ、それが…」

    ウィーン
    ハイネ「失礼します!」

    デュランダル「いいところに来た!君がアスランを追っているときメイリン・ホークの姿を見なかったか」

    ハイネ「彼女はアスランと一緒です!」

    デュランダル「それは人質ということか?」

    142 = 138 :

    ハイネ「それも考えましたがアスランはメイリンを庇い、グフのコクピットに上がろうとしたときには手を差し伸べ、
        彼女は躊躇せずその手をとりました。映像記録があるはずです」

    シン『そんな…』

    レイ『…』

    ウィーン
    タリア「メイリンが!?」

    デュランダル「人質として連れ去られたのではないと?」

    ハイネ「ええ」

    レイ『議長、彼女は情報のエキスパートです!このまま逃がせばどれほどの機密が漏れるか分かりません!」

    レイ『脱走は絶対に阻止すべきものと考えます』

    レイ『撃墜の許可を!』

    143 = 138 :

    シン『レイ!?』

    タリア「レイ!ちょっと待ちなさい!」

    ハイネ「…」

    デュランダル「そうか…分かった、君の判断を信じよう。」

    デュランダル「撃墜を許可する」

    シン『えっ…』

    タリア「議長っ!」

    デュランダル「…」ギロッ

    タリア「あっ…」

    144 = 138 :

    -海上-

    レイ「ありがとうございます、議長」

    シン「レイ!」

    レイ「聞こえたなシン」

    シン「でも、そんな…」

    レイ「覚悟を決めろシン!今彼らを逃がせば、議長の想いもそれに賛同する人々の想いも全てが無駄になる!」

    シン「っ…!」

    145 :

    シン「なんなんだよアイツは!」が、アスランなのかハイネなのか……

    146 = 138 :

    アスラン「くっ…追っ手が…」

    レイ「右から追い込む!前へ回り込め!」

    シン「クソッ…」

    ズダンッ!ズダンッ!

    メイリン「きゃあぁっ!」

    アスラン「ちっ!レイか!」ギュオン!

    シン「アスラン!」

    アスラン「シン!」

    シン「なんでこんな事になるんだよ!」

    147 = 138 :

    >>145
    もちろんデコ助


    アスラン「やめろシン!踊らされている!お前も!」

    シン「え?」

    レイ「見苦しいですよ!アスラン!」ズダンッ

    ギュオンッ
    アスラン「レイッ!」

    シン「逃げるなよ!降伏しろ!基地へ戻れ!」

    アスラン「聞けシン!」

    148 :

    待てハイネもアスランもどっちも作中屈指のデコだ

    149 = 138 :

    シン「!」

    アスラン「議長やレイの言うことは、確かに正しく、心地よく聴こえるかもしれない!」

    レイ「アスラン!」ズダンッ

    ギュオンッ
    アスラン「だが彼らの言葉は!やがて世界の全てを殺す!」

    シン「なんで?」

    アスラン「え?」

    シン「だからなんで?」

    アスラン「あ、いやだから…」

    150 = 138 :

    シン「理由も説明できないのかよ!もうちょっと考えて喋れよ!」

    レイ「シンもうダメだ!アスランは少し錯乱している!」

    シン「少しどころじゃないよ…」

    アスラン「シン!どうしても討つというならメイリンだけでも降ろさせろ!」

    レイ「彼女は既に貴方と同罪だ!その存在に意味は無い!」

    メイリン「えっ…」

    アスラン「レイ!」

    シン「くっ…」


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