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元スレ上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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このスレは、上条当麻と一方通行が
もしも一巻の時点で親友だったら、というIF設定のSSの続きです。
前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1294925094/
現在、三巻進行中。
一応>>1の予定上は二十二巻までやる。
最後に、新スレでもよろしくお願いします!
もしも一巻の時点で親友だったら、というIF設定のSSの続きです。
前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1294925094/
現在、三巻進行中。
一応>>1の予定上は二十二巻までやる。
最後に、新スレでもよろしくお願いします!
>>1乙
>>1乙
乙!
前スレ埋まってたけど、ついに打ち止め登場にwktkしてる!
前スレ埋まってたけど、ついに打ち止め登場にwktkしてる!
>>1乙です
スレタイで即堕ち2コマ的なものを想像してしまった
うわあああああああ
うわあああああああ
腹パンじゃねーだろと思ったら腹パンだったorz
このタイトルはテイルズだな・・・
このタイトルはテイルズだな・・・
どうも、皆様。
長らくお待たせしました。
久しぶりに投下します。
それでは、どうぞ。
長らくお待たせしました。
久しぶりに投下します。
それでは、どうぞ。
「まったく、とうまもあくせられーたもどこ行っちゃったんだろうね?」
「事件とかじゃないと。良いけど」
そんな事を言い合いながら、
インデックスと姫神秋沙はあるアパートに向かって歩いていた。
もう時間は夜の二十時を過ぎている。
インデックスは午後から来た姫神と一緒に猫とじゃれたりしながら、
家主である上条当麻やその隣人である一方通行を待っていた。
……待っていたのだが。
いつまで経っても、二人は帰って来なかった。
一方通行はともかく、上条まで帰って来ないというのは少し心配だ。
もしかしたら、未だに彼の担任である小萌先生と
彼女の自宅に場を移して補習でもしているのではないか。
そんな気休めな考えで、彼女達は小萌先生のアパートに戻っている。
……ただ待つだけなのは、嫌だったのだ。
「とうまもあくせられーたも、少しは人を頼るべきなんだよ。
何でもかんでも二人で解決しようとして……心配するこっちの身にもなって欲しいかも」
「それは。私も同意出来る」
インデックスと姫神は、うんうんと頷く。
何だかんだ言って、この二人は気が合うらしい。
「それでね、とうまはその時も…………」
数分後、インデックスは姫神に愚痴り始めていた。
話を聞く姫神はただ、ふんふんと頷いている。
二人はそのまま横断歩道を渡ろうとした。
と、そこへ――――
「危ない、お嬢さん達!」
青年の声が、二人の横から聞こえてきた。
「へ?」
声のした方を見たインデックスと姫神の前に、
一台の車(金持ちなどがよく乗る車種だ)が突っ込んできた。
「!?」
慌てて二人は避けようとしたがもう遅い。
キキーッ!というブレーキの音が響く中、車は見事に二人に激突した。
何でもかんでも二人で解決しようとして……心配するこっちの身にもなって欲しいかも」
「それは。私も同意出来る」
インデックスと姫神は、うんうんと頷く。
何だかんだ言って、この二人は気が合うらしい。
「それでね、とうまはその時も…………」
数分後、インデックスは姫神に愚痴り始めていた。
話を聞く姫神はただ、ふんふんと頷いている。
二人はそのまま横断歩道を渡ろうとした。
と、そこへ――――
「危ない、お嬢さん達!」
青年の声が、二人の横から聞こえてきた。
「へ?」
声のした方を見たインデックスと姫神の前に、
一台の車(金持ちなどがよく乗る車種だ)が突っ込んできた。
「!?」
慌てて二人は避けようとしたがもう遅い。
キキーッ!というブレーキの音が響く中、車は見事に二人に激突した。
「あ……れ……?」
とっさに目を閉じたインデックスは不思議に思う。
いつまで経っても体に痛みや衝撃が来ないのだ。
(もしかして、私死んじゃったの?)
突然死ぬ時は痛みも無いと言う。
しかし、それは違った。
「……ふぅ。危機一髪だったな」
彼女は自分の前に誰か立っている事に気付く。
その声は、先程の青年の声だ。
インデックスはうっすらと目を開けてみる。
すると、目の前に信じられない光景が広がっていた。
何と、誰かが車を受け止めていたのだ。
その誰かは車から手を離すと、何でもなさそうに振り向く。
――おそらく先程の声の主であろうその人物は青年ではなく、少年だった。
年齢はインデックスの家主やその親友ぐらいで、
何というか、見た感じは噂に聞く日本のホストみたいだった。
「いや、失礼。大丈夫かい、君達」
少年は心配そうに聞いてきた。
インデックスは姫神の方を見る。
彼女は呆然と目の前の光景を見ていたが、特に怪我はなさそうだ。
「えっと……私は大丈夫なんだよ」
「……私も。問題無し」
インデックスが呆然としながらも言うと、姫神も同様に言った。
「そうかい?それなら良いが……」
少年は言いながら、じっと彼女達を見る。
「うん。確かにそうみたいだね。
……すまない、お嬢さん達。
今、俺達は急いでるんだ。
良ければ連絡先を教えてくれないか?後日、お詫びに行くから」
少年が申し訳なさそうに告げる。
「えっと、そんな気にしなくて良いかも。私達は無事だったんだし」
インデックスがそう言うと、姫神もコクリと頷く。
「……そうか。それじゃ、これを。
後で何か怪我がある事が分かったりしたら連絡してくれ」
インデックスは手渡されたメモ用紙を見る。
どうやら少年の連絡先が書いてあるらしい。
それじゃ、と少年は車の助手席に乗り込む。
彼を乗せて、車は去って行った。
「……何て言うか、とうまやあくせられーたとは全然違う感じだね」
「まさに。イケメン」
そんな評価を、その場にぽつんと取り残された二人は下した。
少年は心配そうに聞いてきた。
インデックスは姫神の方を見る。
彼女は呆然と目の前の光景を見ていたが、特に怪我はなさそうだ。
「えっと……私は大丈夫なんだよ」
「……私も。問題無し」
インデックスが呆然としながらも言うと、姫神も同様に言った。
「そうかい?それなら良いが……」
少年は言いながら、じっと彼女達を見る。
「うん。確かにそうみたいだね。
……すまない、お嬢さん達。
今、俺達は急いでるんだ。
良ければ連絡先を教えてくれないか?後日、お詫びに行くから」
少年が申し訳なさそうに告げる。
「えっと、そんな気にしなくて良いかも。私達は無事だったんだし」
インデックスがそう言うと、姫神もコクリと頷く。
「……そうか。それじゃ、これを。
後で何か怪我がある事が分かったりしたら連絡してくれ」
インデックスは手渡されたメモ用紙を見る。
どうやら少年の連絡先が書いてあるらしい。
それじゃ、と少年は車の助手席に乗り込む。
彼を乗せて、車は去って行った。
「……何て言うか、とうまやあくせられーたとは全然違う感じだね」
「まさに。イケメン」
そんな評価を、その場にぽつんと取り残された二人は下した。
「……ったく。ちゃんと気をつけて運転しろよなー」
車の中で少年はそう言いながら、
隣で運転をしているドレス姿の少女の頭を軽く小突く。
「別に轢かなかったから良いじゃない」
ちょっぴり不機嫌そうに、彼女は答える。
「バーカ、そういう問題じゃないっての。
もし事故起こしたら免停食らうだろうがよ」
少年がそう言うと、
「あら、私が免許持ってると思う?」
少女は軽い調子で答えた。
「……今度から運転手雇うかね」
少年は割と本気の声色で呟いた。
「……まぁ、良いや。で?まだ着かねーのか?」
少年が尋ねると、少女はカーナビを見る。
「そうね……もう数分もすれば着くわよ」
「んー。そっか」
少年は大きく伸びをしながら、少女の答えに返す。
「にしても……統括理事長直々の任務なんて初めてね」
今度は少女から口を開いた。
「ま、つっても他の連中も同じだしなー」
いつもと変わんねーよ、と少年は面倒そうに返した。
「それだったら、引き受けなくても良かったんじゃないの?」
少女の質問に、少年はつまらなそうに答える。
「それもそうなんだがな。退屈してたし、
第三位の複製(コピー)ってのにもちょっと興味あるし、な」
少年はそう言って窓の外を見る。
何やら自分と同い年ぐらいの、ツンツン頭をした少年が走っているのが見えた。
そうこう言ってる内に、彼らは目的地に到着した。
「ねぇ、着いたけどどうする?
私も付いていった方が良いかしら?」
少女がそう言うと、
「いんや。俺一人でじゅーぶん」
少年は呑気な声で言いながら、外へ出た。
「そう。それじゃ、私はここで待ってるわ。
気をつけて行ってきてね、『リーダーさん』」
おー、と手をひらひらと振りながら少年は歩き出す。
いつもと変わんねーよ、と少年は面倒そうに返した。
「それだったら、引き受けなくても良かったんじゃないの?」
少女の質問に、少年はつまらなそうに答える。
「それもそうなんだがな。退屈してたし、
第三位の複製(コピー)ってのにもちょっと興味あるし、な」
少年はそう言って窓の外を見る。
何やら自分と同い年ぐらいの、ツンツン頭をした少年が走っているのが見えた。
そうこう言ってる内に、彼らは目的地に到着した。
「ねぇ、着いたけどどうする?
私も付いていった方が良いかしら?」
少女がそう言うと、
「いんや。俺一人でじゅーぶん」
少年は呑気な声で言いながら、外へ出た。
「そう。それじゃ、私はここで待ってるわ。
気をつけて行ってきてね、『リーダーさん』」
おー、と手をひらひらと振りながら少年は歩き出す。
少し時は戻り、ある研究所の前の道路にて。
統括理事会直属の、ある暗部組織の面々は突入準備をしていた。
彼らは皆、戦闘用の駆動鎧(パワードスーツ)を着ている。
彼らに与えられた任務は簡単。
中にいる、二万人ほどの軍用クローン達の制圧である。
彼らは特に事情など知らない。
いや、知る必要がなかった。
ただただ言われた仕事をする、それだけのはみ出し者達の部隊だったのだ。
彼らは準備を整え終えると、正門の前に集合する。
セキュリティなどは、一切無いと聞かされているからだ。
そして、彼らは無事に門をくぐる――――はずだった。
先頭の一人が門をくぐろうとした瞬間、
ガン!と鉄鍋をお玉で叩いたような音が辺りに響き、吹き飛ばされた。
「…………がはっ!?」
そいつはそのまま意識を無くしてしまったようだ。
見れば、駆動鎧に穴が空いている。
他の者達に緊張が伝わった。
慌てて門をくぐり抜けた彼らは、辺りの柱の物陰に隠れた。
セキュリティが無いはずなのに、
どこかに狙撃手がいる――そう確信した彼らはその人物を探そうとする。
しかし、次の瞬間。
青白い光線が彼らを通過し、消し去った。
「……っと。こいつで終わり?つっまんなーいにゃーん」
研究所の屋根で、女――麦野沈利がぼやくと、
「何言ってんだ、今のは前哨戦だよ」
スナイパーライフルを構えた男――木原数多が言った。
「結局、私が仕掛けた爆弾の出番はまだあるかもしれないって訳よ」
「ま、超油断は出来ないって事ですね」
フレンダと絹旗最愛は言いながら、自分の調子を確認している。
「きはら、弾込めたよ」
滝壺理后はそう言って、別のスナイパーライフルを木原に手渡す。
慌てて門をくぐり抜けた彼らは、辺りの柱の物陰に隠れた。
セキュリティが無いはずなのに、
どこかに狙撃手がいる――そう確信した彼らはその人物を探そうとする。
しかし、次の瞬間。
青白い光線が彼らを通過し、消し去った。
「……っと。こいつで終わり?つっまんなーいにゃーん」
研究所の屋根で、女――麦野沈利がぼやくと、
「何言ってんだ、今のは前哨戦だよ」
スナイパーライフルを構えた男――木原数多が言った。
「結局、私が仕掛けた爆弾の出番はまだあるかもしれないって訳よ」
「ま、超油断は出来ないって事ですね」
フレンダと絹旗最愛は言いながら、自分の調子を確認している。
「きはら、弾込めたよ」
滝壺理后はそう言って、別のスナイパーライフルを木原に手渡す。
何故彼女達がここにいるのかと言うのを説明するには、
少しばかり時計の針を戻す必要がある。
ほんの一時間前、木原は『アイテム』のリーダーである麦野に連絡を取った。
妹達を守るために、彼女達の力を借りようと彼は考えたのだ。
事情を伝えると、彼女達は少し沈黙した後に、二つ返事で了解してくれた。
そうして木原は部下の研究者達に留守を任せて、
『アイテム』の四人と合流し、この場所の守護を始めた。
「……にしても良かったのか?
テメェらにも同じ仕事来てたんだろ?」
木原が聞くと、
「統括理事長か、第一位か。
そう聞かれたら、私は超第一位を選びます」
絹旗が言うと、残りの三人も頷く。
「結局、そっちのが面白そうって訳よ」
「私はあくせられーたを応援している」
「ま、幼なじみのよしみってヤツよ、デューク木原」
誰がデューク木原だ、と返しながら木原はスコープを見る。
何と言うか、端から見ると映画なんかに出てくる殺し屋みたいだった。
「それより、そろそろ向こうも能力者とか来るだろうし気をつけろ」
そう、今のはあくまでも小手調べだ。
そろそろ、能力者が所属する暗部組織が出てきてもおかしくはない。
……まぁ、こちらには超能力者(レベル5)の第四位である麦野や、
大能力者(レベル4)である絹旗や滝壺もいるのでそう心配する事もないかもしれないが。
少しばかり時計の針を戻す必要がある。
ほんの一時間前、木原は『アイテム』のリーダーである麦野に連絡を取った。
妹達を守るために、彼女達の力を借りようと彼は考えたのだ。
事情を伝えると、彼女達は少し沈黙した後に、二つ返事で了解してくれた。
そうして木原は部下の研究者達に留守を任せて、
『アイテム』の四人と合流し、この場所の守護を始めた。
「……にしても良かったのか?
テメェらにも同じ仕事来てたんだろ?」
木原が聞くと、
「統括理事長か、第一位か。
そう聞かれたら、私は超第一位を選びます」
絹旗が言うと、残りの三人も頷く。
「結局、そっちのが面白そうって訳よ」
「私はあくせられーたを応援している」
「ま、幼なじみのよしみってヤツよ、デューク木原」
誰がデューク木原だ、と返しながら木原はスコープを見る。
何と言うか、端から見ると映画なんかに出てくる殺し屋みたいだった。
「それより、そろそろ向こうも能力者とか来るだろうし気をつけろ」
そう、今のはあくまでも小手調べだ。
そろそろ、能力者が所属する暗部組織が出てきてもおかしくはない。
……まぁ、こちらには超能力者(レベル5)の第四位である麦野や、
大能力者(レベル4)である絹旗や滝壺もいるのでそう心配する事もないかもしれないが。
そう、思っていると――――
「噂をすれば、だな」
スコープの先、研究所の前の道路に一台の車が止まった。
そこから、一人の少年が降りてくる。
見たところ一方通行と同年代ほどのそいつは、ゆっくりと研究所に歩いてくる。
木原は狙いを定め、引き金を引いた。
彼の持っているライフルは学園都市の最新兵器で、発砲音がかなり小さい。
威力についても、駆動鎧の装甲を簡単に貫く程度である。
そんな訳で、少年はどんな能力で防御しようと死んでしまう。
……はずだった。
「……なっ……!?」
確かに少年は軽く吹き飛んだが、目立った外傷は特になかった。
驚く木原や麦野達を余所に、少年はこちらを見た。
「……ッ!!マズイ、逃げるぞ!」
木原が叫びながら飛び降りると、絹旗とフレンダもそれに従い、
麦野は滝壺を抱えながら少し遅れて飛び降りた。
「噂をすれば、だな」
スコープの先、研究所の前の道路に一台の車が止まった。
そこから、一人の少年が降りてくる。
見たところ一方通行と同年代ほどのそいつは、ゆっくりと研究所に歩いてくる。
木原は狙いを定め、引き金を引いた。
彼の持っているライフルは学園都市の最新兵器で、発砲音がかなり小さい。
威力についても、駆動鎧の装甲を簡単に貫く程度である。
そんな訳で、少年はどんな能力で防御しようと死んでしまう。
……はずだった。
「……なっ……!?」
確かに少年は軽く吹き飛んだが、目立った外傷は特になかった。
驚く木原や麦野達を余所に、少年はこちらを見た。
「……ッ!!マズイ、逃げるぞ!」
木原が叫びながら飛び降りると、絹旗とフレンダもそれに従い、
麦野は滝壺を抱えながら少し遅れて飛び降りた。
「……チッ!」
木原は地面に降り立った衝撃に舌打ちをする。
と、同時――――
先程まで木原達がいた場所を何かが切り裂いた。
あまりの早さに、目で見れなかったのだ。
「……よぉ。さっき人の頭撃ったヤツは誰だ?」
笑みを含んだ声が、前から聞こえる。
そっちを見ると、先程の少年が立っていた。
「テメェ……ナニモンだ」
木原が無視して聞くと、少年はどうでもよさそうに答えた。
「『スクール』って組織のリーダーだよ。
……そっちの女が『アイテム』のリーダーの麦野沈利か?」
そう言われ、麦野は、
「……だから何だっての?」
と若干イラついた声で返した。
「何、第一位様ってのはたいした人脈持ってやがるなって話だ」
少年は気楽な調子で答えた。
と、次の瞬間。
青白い光線が彼の体を包む。
麦野の能力、『原子崩し(メルトダウナー)』だ。
これで少年は跡形も無く消え去ってしまう――はずだった。
木原は地面に降り立った衝撃に舌打ちをする。
と、同時――――
先程まで木原達がいた場所を何かが切り裂いた。
あまりの早さに、目で見れなかったのだ。
「……よぉ。さっき人の頭撃ったヤツは誰だ?」
笑みを含んだ声が、前から聞こえる。
そっちを見ると、先程の少年が立っていた。
「テメェ……ナニモンだ」
木原が無視して聞くと、少年はどうでもよさそうに答えた。
「『スクール』って組織のリーダーだよ。
……そっちの女が『アイテム』のリーダーの麦野沈利か?」
そう言われ、麦野は、
「……だから何だっての?」
と若干イラついた声で返した。
「何、第一位様ってのはたいした人脈持ってやがるなって話だ」
少年は気楽な調子で答えた。
と、次の瞬間。
青白い光線が彼の体を包む。
麦野の能力、『原子崩し(メルトダウナー)』だ。
これで少年は跡形も無く消え去ってしまう――はずだった。
「ふん、なるほどね。これが第四位の能力か」
余裕のある表情で、少年はそこに立っていた。
「確かに中々の出力だ。第四位なだけはある」
だが、と少年は区切る。
「俺の能力の敵ではねえな」
直後、彼の背中から何かが出現した。
六本にも及ぶ真っ白なそれは、まるで神話の天使のような羽だった。
「言い忘れたが、俺の名前は垣根帝督」
少年はどこまでも余裕のある調子で喋る。
不意打ちを食らっても、問題など無いと言わんばかりに。
まるで自分の勝利は最初から揺らがないと宣告するように。
「学園都市に七人しかいない、超能力者の第二位さ」
少年――垣根帝督は、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
少しは暇が潰せそうだ、といった風に。
「今の内に言っておくがな――――」
垣根はゆっくりと口を開く。
一言一言を、木原達に刻み付けるように。
「――――俺の『未元物質(ダークマター)』に常識は通用しねえ」
今、木原達の前に『圧倒的な力の差』が物質となって現れた。
余裕のある表情で、少年はそこに立っていた。
「確かに中々の出力だ。第四位なだけはある」
だが、と少年は区切る。
「俺の能力の敵ではねえな」
直後、彼の背中から何かが出現した。
六本にも及ぶ真っ白なそれは、まるで神話の天使のような羽だった。
「言い忘れたが、俺の名前は垣根帝督」
少年はどこまでも余裕のある調子で喋る。
不意打ちを食らっても、問題など無いと言わんばかりに。
まるで自分の勝利は最初から揺らがないと宣告するように。
「学園都市に七人しかいない、超能力者の第二位さ」
少年――垣根帝督は、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
少しは暇が潰せそうだ、といった風に。
「今の内に言っておくがな――――」
垣根はゆっくりと口を開く。
一言一言を、木原達に刻み付けるように。
「――――俺の『未元物質(ダークマター)』に常識は通用しねえ」
今、木原達の前に『圧倒的な力の差』が物質となって現れた。
今回は以上です。
後、三回で三巻も終わります。
それでは、皆様。またいつか。
後、三回で三巻も終わります。
それでは、皆様。またいつか。
>>38
なんだよこのAAwwwwwwww
なんだよこのAAwwwwwwww
此所で帝凍庫クンかよwwwwwwwwww
ミサカ妹のアホ毛マダー
ミサカ妹のアホ毛マダー
このシリアスな展開ではさすがに貼らないだろうなーと思ってたらwwwwwwww
>>47
アンタのおかげで2スレ目に気が付いた
アンタのおかげで2スレ目に気が付いた
>>47
面白いスレを発見出来たありがとうww
面白いスレを発見出来たありがとうww
これからシリアスに面白くなるぜってとこなのに>>38wwwwwwww
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