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元スレ男「フードコートで水ばかり飲んでるクソ女」
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第一話『フードコートで水ばかり飲んでるクソ女』
― 会社 ―
先輩「おい、これ五時までにやっとけっつったろ? なんでやってねえんだよ」
男「俺も自分の仕事を抱えてて、明日になるっていいましたけど……」
先輩「んなもん知るかよ。なんでやってねえんだよ」
男「ですから、俺にも仕事が……」
先輩「ちっ、お前マジ電車に飛び込んでこいよ」
男「すみません……」
先輩「謝んなくていいからさ、死んでこいっていってんだよ」
男「……すみません」
― 会社 ―
先輩「おい、これ五時までにやっとけっつったろ? なんでやってねえんだよ」
男「俺も自分の仕事を抱えてて、明日になるっていいましたけど……」
先輩「んなもん知るかよ。なんでやってねえんだよ」
男「ですから、俺にも仕事が……」
先輩「ちっ、お前マジ電車に飛び込んでこいよ」
男「すみません……」
先輩「謝んなくていいからさ、死んでこいっていってんだよ」
男「……すみません」
俺「んだとこの野郎?💢てめぇの仕事だろうがゴミが」ポカリ👊
先輩「あ~……もういいわ!」
男「す、すみません」
先輩「これだから就職楽だった年に入った奴は使えねえ!」
先輩「あ~……とっとと辞めちまえよ、クソが……」ブツブツ…
男(今日も一日いびられっ放しだった……)
男(こういう日はフードコートに行くか……!)
男「す、すみません」
先輩「これだから就職楽だった年に入った奴は使えねえ!」
先輩「あ~……とっとと辞めちまえよ、クソが……」ブツブツ…
男(今日も一日いびられっ放しだった……)
男(こういう日はフードコートに行くか……!)
― フードコート ―
男(ここのフードコートは、なぜか本業のショッピングセンターより遅くまでやってるから助かる)
男(健康に悪いのは承知で、夜ラーメンいただきまーす!)
ズルズルッ ズゾゾッ ズゾゾゾゾッ
男(うめ~~~~~!)
男(それにしても、フードコートには色んな奴がいるよなぁ……)
受験生「…………」カリカリ
中年男「ぷはーっ! うめえ!」
少女「わーいわーい!」ドタバタ
男(勉強してる受験生に、赤ら顔で酒飲んでるおっさん、騒がしい女の子……)
男(普通のレストランじゃ、席ごとに仕切りあるし、こうやって堂々と他人を観察できるのも)
男(フードコートの面白いところだな)
男(――ん)
男(ここのフードコートは、なぜか本業のショッピングセンターより遅くまでやってるから助かる)
男(健康に悪いのは承知で、夜ラーメンいただきまーす!)
ズルズルッ ズゾゾッ ズゾゾゾゾッ
男(うめ~~~~~!)
男(それにしても、フードコートには色んな奴がいるよなぁ……)
受験生「…………」カリカリ
中年男「ぷはーっ! うめえ!」
少女「わーいわーい!」ドタバタ
男(勉強してる受験生に、赤ら顔で酒飲んでるおっさん、騒がしい女の子……)
男(普通のレストランじゃ、席ごとに仕切りあるし、こうやって堂々と他人を観察できるのも)
男(フードコートの面白いところだな)
男(――ん)
女「…………」ゴクゴク
男(なんだ、あの女?)
男(せっかくフードコートに来てるのに、水ばかり飲んでやがる)
女「…………」
男(飲み終わっても、なにかを食べる様子はないようだ)
男(ま、いっか。フードコートには色んな人がいるし、中にはああいう人もいるだろうな)
男(なんだ、あの女?)
男(せっかくフードコートに来てるのに、水ばかり飲んでやがる)
女「…………」
男(飲み終わっても、なにかを食べる様子はないようだ)
男(ま、いっか。フードコートには色んな人がいるし、中にはああいう人もいるだろうな)
清掃女「はいはい、机拭くよ!」ゴシゴシ
男「おばちゃん! 俺、まだ食ってるのに!」
清掃女「あんたが食ってる時に拭いときゃ、後が楽になるだろう?」
男「そうかぁ? 俺が汚したら二度掃除することになるよ?」
清掃女「そしたらあんたに掃除してもらうだけさ!」
男「おばちゃんには敵わないなぁ……」
清掃女「さぁて、紙コップを補充しないとねえ!」サササッ
男(もういい年だろうに動き素早いよなぁ……おばちゃん。忍者みたいだ)
男「おばちゃん! 俺、まだ食ってるのに!」
清掃女「あんたが食ってる時に拭いときゃ、後が楽になるだろう?」
男「そうかぁ? 俺が汚したら二度掃除することになるよ?」
清掃女「そしたらあんたに掃除してもらうだけさ!」
男「おばちゃんには敵わないなぁ……」
清掃女「さぁて、紙コップを補充しないとねえ!」サササッ
男(もういい年だろうに動き素早いよなぁ……おばちゃん。忍者みたいだ)
>>11
これいる?
これいる?
>>12
おばちゃんと結婚のフラグ立ったのに?
おばちゃんと結婚のフラグ立ったのに?
― 会社 ―
課長「ちょっと来たまえ」
男「はい、なんでしょう?」
課長「君は昨日……先輩君から仕事を頼まれて断ったそうだね?」
男「え……」
先輩「そうなんすよ~、ひどい話ですよね」
課長「なぜだ、なぜ断った?」
男「断ったというか、自分も仕事を抱えてるから遅くなる、と」
課長「それならば、大急ぎで休まず仕事をすればいいだけの話じゃないか。そうじゃないのかね?」
男「そ、そんな……」
課長「ちょっと来たまえ」
男「はい、なんでしょう?」
課長「君は昨日……先輩君から仕事を頼まれて断ったそうだね?」
男「え……」
先輩「そうなんすよ~、ひどい話ですよね」
課長「なぜだ、なぜ断った?」
男「断ったというか、自分も仕事を抱えてるから遅くなる、と」
課長「それならば、大急ぎで休まず仕事をすればいいだけの話じゃないか。そうじゃないのかね?」
男「そ、そんな……」
課長「今日、君には先輩君の仕事もきっちりやってもらう」
先輩「午後イチまでに頼むぜ」ニヤニヤ
男「午後イチって……ムチャですよ」
課長「昼休み、休まなければなんとかなるだろ。今日、君は昼食は水だけにしたまえ」
男「は、はい……」
男(なんだ、このムチャクチャな扱いは……)
先輩「午後イチまでに頼むぜ」ニヤニヤ
男「午後イチって……ムチャですよ」
課長「昼休み、休まなければなんとかなるだろ。今日、君は昼食は水だけにしたまえ」
男「は、はい……」
男(なんだ、このムチャクチャな扱いは……)
― フードコート ―
男(あ~……くそっ! 今日はひどい目にあった……!)
男(まさか、本当に水だけで一日過ごすはめになるとは思わなかったぜ……)
男「!」ハッ
女「…………」ゴクッ
男(あの女、また水ばかり飲んでやがる……)
男(……今日の俺を思い出して、イライラしてきた……)ムカッ
男(あ~……くそっ! 今日はひどい目にあった……!)
男(まさか、本当に水だけで一日過ごすはめになるとは思わなかったぜ……)
男「!」ハッ
女「…………」ゴクッ
男(あの女、また水ばかり飲んでやがる……)
男(……今日の俺を思い出して、イライラしてきた……)ムカッ
男「ちょっとあんた」ガタッ
女「…………?」
男「せっかくフードコートに来てるのに、なんで水しか飲まないんだ?」
女「…………」
男「店員さんたちに悪いと思わないのか?」
女「…………」
男「なんとかいったら、どう――」
男「う!?」
女「…………?」
男「せっかくフードコートに来てるのに、なんで水しか飲まないんだ?」
女「…………」
男「店員さんたちに悪いと思わないのか?」
女「…………」
男「なんとかいったら、どう――」
男「う!?」
男(なんだこの女……よく見ると細い!)
男(いや、細すぎるぞ……。それも健康な細さじゃない、病的な細さって感じだ)
女「ごめんなさい……」
男「え」
女「私、太りたくなくて……だから水だけ……」シクシク…
男「!?」ギョッ
男「わ、分かった! 俺が悪かった! とりあえず落ち着いて話をしよう!」アセアセ
女「……聞いて下さいますか」
男(いや、細すぎるぞ……。それも健康な細さじゃない、病的な細さって感じだ)
女「ごめんなさい……」
男「え」
女「私、太りたくなくて……だから水だけ……」シクシク…
男「!?」ギョッ
男「わ、分かった! 俺が悪かった! とりあえず落ち着いて話をしよう!」アセアセ
女「……聞いて下さいますか」
女「実は私、プロのイラストレーターなんです」
男「へえ~、すごいね」
男(バッグからチラッと絵が見えるけど、かなり上手い)
女「今はイラストレーターも積極的に顔を出す時代で、私も顔出ししたんですけど」
女「そしたら、ネット上で『こいつちょっと太ってるな』って意見が出てて……」
女「それ以来、食事が手につかなくなってしまったんです……」
男「…………」
男(“そんなことで”といいたいとこだけど、ここまでげっそり痩せちゃうってことは)
男(よっぽどショックだったんだろうな……)
男「ちょっと待っててくれ」ガタッ
女「?」
男「へえ~、すごいね」
男(バッグからチラッと絵が見えるけど、かなり上手い)
女「今はイラストレーターも積極的に顔を出す時代で、私も顔出ししたんですけど」
女「そしたら、ネット上で『こいつちょっと太ってるな』って意見が出てて……」
女「それ以来、食事が手につかなくなってしまったんです……」
男「…………」
男(“そんなことで”といいたいとこだけど、ここまでげっそり痩せちゃうってことは)
男(よっぽどショックだったんだろうな……)
男「ちょっと待っててくれ」ガタッ
女「?」
男「これ……食べなよ」コトッ
女「え」
男「うどんだ……ここのうどんはヘルシーでうまいよ」
女「あの、私の話聞いてました!? 私は痩せたいんですよ!?」
女「なんでうどんなんか食べさせようとするんです!? 炭水化物じゃないですか!」
男「なんでって……」
女「どうせ、あなたもこういうんですよね!?」
女「『太ってる方が可愛いよ』って! 絶対そう! 心にもないことを!」
男「そんなこというつもりはないよ。俺だって痩せてる方が好みだし」
女「……だったらなんで!」
女「え」
男「うどんだ……ここのうどんはヘルシーでうまいよ」
女「あの、私の話聞いてました!? 私は痩せたいんですよ!?」
女「なんでうどんなんか食べさせようとするんです!? 炭水化物じゃないですか!」
男「なんでって……」
女「どうせ、あなたもこういうんですよね!?」
女「『太ってる方が可愛いよ』って! 絶対そう! 心にもないことを!」
男「そんなこというつもりはないよ。俺だって痩せてる方が好みだし」
女「……だったらなんで!」
男「俺はね、太い細いより、人がうまそうにメシ食ってるところを見るのが好きなんだ」
女「!」
男「だからこうして、毎晩のようにフードコートに来てる」
男「できれば、あなたにもうまそうにうどんをすすって欲しい」
女「…………」
男「…………」
男(――ってちょっと待て! 俺なにいってるんだ!?)
男(冷静に考えて気持ち悪すぎるだろうが! 人が食ってるのを見るのが好き、だなんて)
男(課長や先輩にいびられたせいか、とんでもないこと口にしちまった!)
女「!」
男「だからこうして、毎晩のようにフードコートに来てる」
男「できれば、あなたにもうまそうにうどんをすすって欲しい」
女「…………」
男「…………」
男(――ってちょっと待て! 俺なにいってるんだ!?)
男(冷静に考えて気持ち悪すぎるだろうが! 人が食ってるのを見るのが好き、だなんて)
男(課長や先輩にいびられたせいか、とんでもないこと口にしちまった!)
女「ありが……とう……」
男「!」
女「いただきます……」ズゾッ…
男(おお……うまそうに食べるじゃないか、この子)
ズルッ… ズゾゾッ…
女「おいしい……」ニコッ
男「ハ、ハハ……どうも」
女「本当に、おいしい!」ズズッ ズゾゾッ
男(う~ん、いい食べっぷりだ)
男「!」
女「いただきます……」ズゾッ…
男(おお……うまそうに食べるじゃないか、この子)
ズルッ… ズゾゾッ…
女「おいしい……」ニコッ
男「ハ、ハハ……どうも」
女「本当に、おいしい!」ズズッ ズゾゾッ
男(う~ん、いい食べっぷりだ)
女「ごちそうさまでした……」
男「なかなかの食べっぷりだったよ。見てて心地よかった」
女「ありがとうございます」
女「私、これからはフードコートでおいしそうにご飯を食べます!」
男「それはなによりだ」
女「じゃあさっそく、うどんをおかわりしちゃおっかな。食べたらお腹減ってきちゃった!」グゥゥ…
男(リバウンドしないように注意してね……)
男「なかなかの食べっぷりだったよ。見てて心地よかった」
女「ありがとうございます」
女「私、これからはフードコートでおいしそうにご飯を食べます!」
男「それはなによりだ」
女「じゃあさっそく、うどんをおかわりしちゃおっかな。食べたらお腹減ってきちゃった!」グゥゥ…
男(リバウンドしないように注意してね……)
― 会社 ―
男(いい食べっぷりだったなぁ~)
男(あの子の食べっぷり見てたら、俺も元気出てきたよ)
男「よーし、今日も頑張るぞ!」
先輩「ちっ、あれだけいびったのに、もう元に戻ってやがる!」
課長「もっと落ち込むと思ったのだが……面白くないな……」
おわり
男(いい食べっぷりだったなぁ~)
男(あの子の食べっぷり見てたら、俺も元気出てきたよ)
男「よーし、今日も頑張るぞ!」
先輩「ちっ、あれだけいびったのに、もう元に戻ってやがる!」
課長「もっと落ち込むと思ったのだが……面白くないな……」
おわり
第二話『フードコートで勉強ばかりしてるクソ受験生』
― フードコート ―
男「すっかり元気になったね」
女「ええ、おかげさまで」
男「いやぁ~、よかったよかった。あの時の君は本当に枯れ枝みたいだったから」
女「ご心配をおかけしました……」
男「ところで、今はどんな仕事を?」
女「子供向け雑誌へのイラストを請け負ってます」
ハハハハハ… ペチャクチャ… ペチャクチャ…
受験生「…………」カリカリカリ
― フードコート ―
男「すっかり元気になったね」
女「ええ、おかげさまで」
男「いやぁ~、よかったよかった。あの時の君は本当に枯れ枝みたいだったから」
女「ご心配をおかけしました……」
男「ところで、今はどんな仕事を?」
女「子供向け雑誌へのイラストを請け負ってます」
ハハハハハ… ペチャクチャ… ペチャクチャ…
受験生「…………」カリカリカリ
受験生「あの、あなたたち」
男「?」
女「なに?」
受験生「さっきからうるさいです。勉強の邪魔ですよ。もう少し静かに話して下さい」
男「へ……?」
女「あ、ごめんなさい……」
受験生「…………」カリカリ
男「おい、ちょっと待てよ」
受験生「なんです?」
男「?」
女「なに?」
受験生「さっきからうるさいです。勉強の邪魔ですよ。もう少し静かに話して下さい」
男「へ……?」
女「あ、ごめんなさい……」
受験生「…………」カリカリ
男「おい、ちょっと待てよ」
受験生「なんです?」
男「静かにしろって、ここはフードコート、図書館じゃなく飯を食う場所なんだ」
男「勉強してるそっちの方がおかしいんじゃないか?」
受験生「ふぅ……やれやれ。そう来ましたか」
男「やれやれ、とはなんだよ」
受験生「あなた、学歴は?」
男「は?」
受験生「大卒ですよね? どこの大学を卒業されたんですか?」
男(なんなんだ、いきなり……!)
男「勉強してるそっちの方がおかしいんじゃないか?」
受験生「ふぅ……やれやれ。そう来ましたか」
男「やれやれ、とはなんだよ」
受験生「あなた、学歴は?」
男「は?」
受験生「大卒ですよね? どこの大学を卒業されたんですか?」
男(なんなんだ、いきなり……!)
男「○×大学だけど」
受験生「やれやれ……やはりね。大したレベルの大学じゃないですね。いうことが幼稚だ」
男「……なんだと!」
受験生「いちいち怒らないで。出来の悪い頭を冷やして、ボクの話を聞いて下さい」
受験生「まず一つ、ボクはちゃんとご飯を食べています」
受験生「ほらこの通り、フードコート内で買ったレタスバーガー」
受験生「つまり、あなたの“飯を食う場所なんだ”という批判は的外れです」
受験生「単なるハンバーガーにしなかったのは、レタスがある方が栄養的にも優れていると考えたからです」
男「はぁ……」
受験生「やれやれ……やはりね。大したレベルの大学じゃないですね。いうことが幼稚だ」
男「……なんだと!」
受験生「いちいち怒らないで。出来の悪い頭を冷やして、ボクの話を聞いて下さい」
受験生「まず一つ、ボクはちゃんとご飯を食べています」
受験生「ほらこの通り、フードコート内で買ったレタスバーガー」
受験生「つまり、あなたの“飯を食う場所なんだ”という批判は的外れです」
受験生「単なるハンバーガーにしなかったのは、レタスがある方が栄養的にも優れていると考えたからです」
男「はぁ……」
男「だけど、勉強なら家でやりゃ――」
受験生「それともう一つ、ボクは一流大学を目指しています」
受験生「合格するには、よりよい環境で勉強することが必要です」
受験生「ここは予備校から近く、非常にいい地理的条件が揃っているのです」
受験生「ボクが一流大学に受かれば、この国の政治や経済に大きく寄与することはいうまでもありません」
受験生「少なくとも、○×大学にしか入れず、しがないサラリーマン生活を送り」
受験生「フードコートで食事するのだけが楽しみのあなたよりずうっとね」
受験生「ですから、あなたなんかにボクに意見する権利はないんです。お分かりですか?」
男「うぐぐぐぐ……!」
受験生「それともう一つ、ボクは一流大学を目指しています」
受験生「合格するには、よりよい環境で勉強することが必要です」
受験生「ここは予備校から近く、非常にいい地理的条件が揃っているのです」
受験生「ボクが一流大学に受かれば、この国の政治や経済に大きく寄与することはいうまでもありません」
受験生「少なくとも、○×大学にしか入れず、しがないサラリーマン生活を送り」
受験生「フードコートで食事するのだけが楽しみのあなたよりずうっとね」
受験生「ですから、あなたなんかにボクに意見する権利はないんです。お分かりですか?」
男「うぐぐぐぐ……!」
男「こいつ、いわせておけば……!」
女「まあまあ! 落ち着いて!」ガシッ
男「!」
女「ごめんなさいね。もう少し静かな声でお話しするから、ね?」
受験生「分かって下さればいいんです」
受験生「…………」カリカリカリ…
男(くそっ、高校生にここまでいわれて、引き下がるなんて……!)
男(だけど、これ以上言い合いしても、勝てなかっただろうなぁ……)
女「まあまあ! 落ち着いて!」ガシッ
男「!」
女「ごめんなさいね。もう少し静かな声でお話しするから、ね?」
受験生「分かって下さればいいんです」
受験生「…………」カリカリカリ…
男(くそっ、高校生にここまでいわれて、引き下がるなんて……!)
男(だけど、これ以上言い合いしても、勝てなかっただろうなぁ……)
― 会社 ―
先輩「おい!」
男「はい」
先輩「お前、たしか○×大学出だったよな?」
男「そうですけど……」
先輩「へっ、中途半端な大学だな! どうりで仕事っぷりも中途半端なはずだ!」
先輩「中途半端は中途半端らしく、足引っぱらないことだけ考えろよ!」
男「せいぜい気をつけます……」
課長「私の世代にも○×大学出がいるが、やはり使えないのが多いよ」
先輩「あ~、やっぱりぃ! ですよねぇ!」
男(○×大学出を後悔してるわけじゃないけど、やっぱり学歴は大事なのか……)
先輩「おい!」
男「はい」
先輩「お前、たしか○×大学出だったよな?」
男「そうですけど……」
先輩「へっ、中途半端な大学だな! どうりで仕事っぷりも中途半端なはずだ!」
先輩「中途半端は中途半端らしく、足引っぱらないことだけ考えろよ!」
男「せいぜい気をつけます……」
課長「私の世代にも○×大学出がいるが、やはり使えないのが多いよ」
先輩「あ~、やっぱりぃ! ですよねぇ!」
男(○×大学出を後悔してるわけじゃないけど、やっぱり学歴は大事なのか……)
― フードコート ―
男「……今日はなるべく静かな声で話そうか」
女「そうですね」
受験生「…………」
男(ん? あいつ、なんだか落ち込んでるな。なにかあったのか?)
男「……今日はなるべく静かな声で話そうか」
女「そうですね」
受験生「…………」
男(ん? あいつ、なんだか落ち込んでるな。なにかあったのか?)
受験生「このボクが……」
受験生「このボクが、B判定だなんてぇぇぇぇぇ!!!」
男&女「!?」ギョッ
受験生「うあぁぁぁぁ……!」ガクッ
男「お、おい……」
受験生「…………」ギロッ
男「どうしたんだ? 何があった?」
受験生「この間の模試で、判定がB判定だったんですよ……」
男「B判定?」
受験生「このボクが、B判定だなんてぇぇぇぇぇ!!!」
男&女「!?」ギョッ
受験生「うあぁぁぁぁ……!」ガクッ
男「お、おい……」
受験生「…………」ギロッ
男「どうしたんだ? 何があった?」
受験生「この間の模試で、判定がB判定だったんですよ……」
男「B判定?」
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