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元スレ俺「念じればレベルの表示される世界だと!?」

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152 = 65 :

「お前はッ! ここで殺す!」ドガッドガッドガッ

イケメン「ぐ……クソ! クソ! くそおおお! この俺が、なんでこんな目に……!」ガッガッ

魔人『おい! 早く逃げろと言っているだろうが!』

イケメン「なんで俺がこんな奴相手に逃げないといけないんだよぉ! 最強なんだろうが! 最強なんだろうが俺は!」

「オラァッ!」ゴギッ

イケメン「ぶっ! ふ、ふふふ……俺の顔面をよくも殴ってくれ……うぶっ!」

「ああ? 顔がどうしたって?」ガンゴンドンゴンッ

イケメン「うぶっ! ぼごっ! もう、やめ、やうぇ……」

イケメン「ああああああ! 魔界砲!」ドゴォオオオッ

「!」シュン

イケメン「へ、へへへ……そんなにビビって離れなくてもいいじゃないか。さぞこの攻撃が怖いらしいね」

「これ……なんだと思う?」スッ

イケメン「お、俺の右腕……俺の右腕?」プシュー

イケメン「あ、あ、あ! 痛い! 痛ぇよおおおおおっ! ああああっ!」ドクドク

153 = 151 :

熱い

154 = 65 :

イケメン「ああああっ! ああああああっ!」

イケメン「お前ら師弟はっ! どうして揃いも揃って俺の腕を! 一番俺が嫌なことをやる! 卑怯者……卑怯者ォッ! これが人間のやることかあああっ!」ドクドク

イケメン「返せよ……! 両腕がなくなったら、もう、もうクソした尻を拭くことだってできねぇんだぞ……返せよ!」

「ほらよ、返してやる」ポイッ

イケメン「俺の腕……俺の腕……! ああ、ああああ……」ダキッ

イケメン「最強になれたのに……せっかく最強になれたのによぉおおっ! 酷すぎる……こんなの……」ボロボロ

仙人「あ、圧倒的すぎる。我をあれほど一方的に倒した奴を、まるで赤子同然……! これが、これが二枚目の精神の門を開放した力か!」

「腕を失った……。もう、あいつは何もできない……」

「……」ザッザ

イケメン「許して……許してくれぇっ! 俺は、俺は! ひ、ひぃっ!」ヨロヨロ

「お前は、自分が殺した数も覚えていないのか?」

イケメン「ち、違う! あれは、俺は悪くない! だって誰だってやるだろうが! 力があったら! この世界は、レベルがすべてなんだよぉっ! 強姦だって殺人だってやりたい放題だ! 弱い奴が屠られて、その何がおかしい!」

「……もういい。これ以上、話をする気もない。口を開くな」

イケメン「あ、ああ……ああああ……来るなっ! 来ないでぇっ!」

155 = 68 :

うむ

156 :

よろしい

157 :

ならば

158 = 65 :

イケメン「うう、うう……嘘だろ……死ぬのか、俺が……殺されるのか……」ガタガタ

イケメン「ちくしょう……あんな奴に! あんな奴に!」

魔人『……僕の言う通りにしろ。そうすれば、俺の奴に勝てるよ』

イケメン「ほ、本当か!?」

魔人『いいか、全力で後ろに跳びながら、フルパワーの魔界砲を撃って加速し……途中で止まって、女を人質に取るんだ。歯を首に突き立ててやればいい』

イケメン「やぁぁっ!」バッ

「悪足掻きか? そんな身体で逃げられると……」

仙人「ま、まさか奴は!? 俺よ、なんとしてもそやつを殺せ! すぐにだ!」

イケメン「魔界砲マックスパワーだああっ!」ドゴオオオオンッ

「ちっ! その技は当たらないと……」サッ

イケメン「へ、へへ! 馬鹿め! ここまで想定通りだ!」シュンッ

「え……?」

イケメン「動くなぁぁっ! その瞬間、この女の首から上はなくなるぞぉおっ!」ガツッ

「うっ……!」

仙人「躊躇うな! 殺せええええっ!」

「そ、そんな……! 女は、短いけど一緒に修行をしてきたな仲間で……お前にとっても弟子だろうが!」

仙人「世界が懸かっておるのだぞ! 躊躇うな! 取り返しのつかんことになるぞ!」

159 = 108 :

熱いな

160 = 65 :

「こんなの、ただの悪足掻きだ。隙さえ突けば……!」

仙人「それだけではない! 嫌な予感がするのだ! お前も感じぬか? あの小物の裏におる、邪悪を! 異界の侵略者、魔人の気配を!」

魔人『…………』ドドドドドドド

魔人『よし……女を引きずりながら、遺跡の中へと逃げ込め。そこから一気に奥まで駆け抜けろ』

イケメン(そ、そんな……袋小路に逃げろというのか?)

魔人『僕を信じろ。お前の助かる道は、それしかない』

イケメン「があああっ!」ズササササササッ

「おっ! 女ああああっ!」

仙人「くっ!? や、やはり、狙いは遺跡か!」

仙人「追え! 追ってくれ! 世界のために!」

161 = 68 :

………せ…………
……………ろせ…………
こ……ろ………せ…………

162 = 65 :

「…………」シュンッ

魔人(この戦いの中でもレベルが急上昇している……。怒りが、きっかけとして火をつけているようだな)

イケメン(くそお……逃げられないじゃないか! 全然速さが足りない! 計算違いをしやがって!)

魔人『女を嚙み殺して、奥へと一気に逃げろ』

イケメン「うらぁ!」ガチィッ

「あっ……」ドサ

イケメン「はぁ、はぁ、これで少しは速く走れる……!」

イケメン「ちゃんと策はあるんだろうな!」

魔人『ああ……君からアクアメタルの話を聞いた時から、ずっと考えていた飛び切りの奴がね……』

「お、女ぁっ! し、しっかりしてくれ!」

「……俺、さん。ごめんなさい、私……結局ただの、足手まといでしたね……」ゲホッ

「そんなことはない! 遺跡の場所を教えてくれたのはお前だ! それに……同じ目的を持ったお前が近くにいてくれたことで、俺は、俺はここまで……」

「ここで立ち止まっていては、いけません……。あの男を……父様の仇を、お願いします……」

「……ああ。ああ……俺の、師匠の仇でもあるからな……」グッ
ダッ

仙人「ぐっ! 我如きでは、全然追いつけぬ……!」

163 = 65 :

イケメン「へ、へへへ……奥の部屋まで逃げ切った! 俺の勝ちだ! おい! 魔人! ここからどうしたらいいんだ! 早く答えろ!」

魔人『そうだね……。とりあえず、あの像の前にあるアクアメタルの腕輪を咥えて持ち上げるんだ。世界一強い君ならできるはずさ』

「…………」ガタガタガタガタ

イケメン(不気味な像だな……まぁ、いい)ダッ

イケメン「これで、俺の勝ちだ! ギャハハハッ! ざまぁみろ俺ぇえええっ!」

「……一瞬、遅かったな」

イケメン「う、嘘だろ? 速すぎる……」

「お前は、俺をこれ以上ないほどに怒らせたぞ!」ドゴォッ

イケメン「ガァァアアアッ!」ブワァァッ

イケメン(なんて、なんて重い一撃……)

イケメン(も、もう駄目だ……頭が、頭が割れた……もう、もう死ぬ……!)
ガツンッッ

164 :

魔人復活か

165 = 78 :

そういや男じゃなくて俺なんだな

166 = 65 :

イケメン「おぶ……おぶぁ……あ……」ピクピク

「読み違えたらしいな……。俺は精神修行で手一杯で、肉体面の修行をほとんど行えなかった……」

「だから、戦闘の中で精神に引きずられてレベルが上がったんだろう」

【俺:レベル809】

「だから俺の速さを取り違えたのさ」

イケメン「…………」ハァハァ

「師匠の仇を……」

魔人「いや、読み違えてなどいない……すべて僕の計算通りだよ‥‥」

「なっ!? な、何者だ!?」

(この青い皮膚……生気を感じさせない瞳……。この世界の、住人じゃない……)

魔人「この遺跡にあった像は、僕の肉体を封じ込めておくための檻だったのさ……。これでようやく、あの雑魚の身体を使わなくても済む……」

魔人「つまり像とイケメンがかち合ったことで……僕の魂が、より適合率の高い元の肉体へと吸い寄せられただけの話さ」

魔人「これでようやく、本来の力を取り戻すことができたよ」ドドドドドド

167 = 108 :

イケメン&女覚醒か?

168 = 65 :

仙人「あれは魔人の気配を感知しておるのではなく、共振しておったのか……」ドサッ

仙人「ご先祖様、申し訳ございませぬ……。この世界は、お終いじゃ……」

イケメン「は、話が違うぞおお! 俺を、俺を捨てるのかぁ!?」

魔人「フフフ……道化なりに楽しませてもらったよ。安いショーだったけどね」

魔人「さてと、これで400年振りの自由だ。君達を一人ずつ殺した後は、この世界を消し炭にしてあげるよ。ゆっくりと楽しみながらね」ペロッ

【魔人:レベル2148】

「に、にせん……?」

魔人「君達とはさ、種族が違うんだよ。生きていた世界が違う。環境が違う。僕のいた世界は、ここよりも遥かに重力が重く、空気は汚れ、空を仰げば竜が飛び交っていた」

魔人「色々と頑張ってもらってたみたいだけど、悪いね。僕は、こんなに小さい子供の頃にすでに1000はあったよ」

169 = 68 :

フリーザー先輩かよ

170 :

おいついた

171 = 108 :

俺もそうだけどな

172 = 97 :

レベル9の金色兎に苦労してた奴とは思えんな

173 :

400年以上精神活動してたのに148レベしか上がらんかったんかい

174 :

また次回に期待
次はいつ頃だろう

175 :

じわじわだなー面白いから待つけど

177 :

熱くなってきた

181 :

気になって寝れん!

182 :

ほす

183 = 173 :

ほす

184 :

イケメンのレベルの上がり幅がショボく見えるレベル

185 = 182 :

186 :

紫煙


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