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元スレ女騎士「くっ殺せ」 オーク「ああ、任せろ」
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少女「紅茶とは東洋から伝わる凄まじい解毒作用をもつ霊薬です、私は子供のころそれが好物だったのでたまたま飲んだそれが毒を薄めたのです」
長老「ワシも一度飲んだことがあるよ、琥珀を液体にしたような美しい飲み物じゃ」
少女「この国の王は10年前、私たちの国の王族を招き晩餐会を開きました。後から知ったのですが事前に私たちがバンパイアとの噂を国民に根付かせていたようです」
オーク父「ちょっと待ってくれ? バンパイアとは噛みつかれたりして感染していくのではないのか?私たちには感染しないようだが」
少女「違います、古代の魔法使いの残した呪いの毒薬を飲んだものだけがバンパイア化します。噛まれた人は一時的に錯乱して凶暴化するだけです」
オーク父「なんということだ、もしや私は罪のない人々を………」
長老「………続けとくれ」
長老「ワシも一度飲んだことがあるよ、琥珀を液体にしたような美しい飲み物じゃ」
少女「この国の王は10年前、私たちの国の王族を招き晩餐会を開きました。後から知ったのですが事前に私たちがバンパイアとの噂を国民に根付かせていたようです」
オーク父「ちょっと待ってくれ? バンパイアとは噛みつかれたりして感染していくのではないのか?私たちには感染しないようだが」
少女「違います、古代の魔法使いの残した呪いの毒薬を飲んだものだけがバンパイア化します。噛まれた人は一時的に錯乱して凶暴化するだけです」
オーク父「なんということだ、もしや私は罪のない人々を………」
長老「………続けとくれ」
少女「コーヒー派だった私の家族は毒を盛られた翌日知性のない化け物になりました」
長老「あの……事件か」
少女「………大勢のこの国の者の前で暴れまわる私の家族、この国の王はこれ見よがしに首をはねてさらしたのです」
オーク「………」
少女「そして大義名分を得たこの国はバンパイアの国を改めるなどと嘯き私の国を侵略したと聞いています」
オーク父「君はなぜ処刑されなかった?」
長老「あの……事件か」
少女「………大勢のこの国の者の前で暴れまわる私の家族、この国の王はこれ見よがしに首をはねてさらしたのです」
オーク「………」
少女「そして大義名分を得たこの国はバンパイアの国を改めるなどと嘯き私の国を侵略したと聞いています」
オーク父「君はなぜ処刑されなかった?」
やっぱコーヒーとか只の泥水だな、やはり霊薬たるのは紅茶
少女「私は一見なんの変化もなかったので、首をはねても残るのは牙も生えていない普通の子供の死体になるからと推測しています」
隣のおばさん「妥当だね」
少女「バンパイア化しなかったと勘違いされた私は、この国の王の策略により成り済ましたバンパイアから助け出された王女とされてしまいました」
隣のおばさん「…………」
少女「不本意ながらも亡命者として扱われる日々、実際は政治の道具として利用され続けました」
隣のおばさん「…………」
少女「ですがある日隙を見て王宮を逃げ出したのです」
隣のおばさん「妥当だね」
少女「バンパイア化しなかったと勘違いされた私は、この国の王の策略により成り済ましたバンパイアから助け出された王女とされてしまいました」
隣のおばさん「…………」
少女「不本意ながらも亡命者として扱われる日々、実際は政治の道具として利用され続けました」
隣のおばさん「…………」
少女「ですがある日隙を見て王宮を逃げ出したのです」
>>108
ヤン乙
ヤン乙
少女「すぐに追っ手がかかり私は捉えられました」
隣のおばさん「…………」
少女「連れ戻されるのかと思ったのですが、私を捉えた騎士団長は大勢が見ている前で私の背中を斬りつけ崖から落としました」
隣のおばさん「そしてここに流れついたわけか」
少女「はい」
オーク「それで?だからなんだよ?」
少女「…………」
オーク「お前が噛みついたって誰もその化け物にならないんだろ?みんなお前が死んだと思ってるんだろ!」
少女「……そうなるわね」
オーク「なら人間に隠れてここでずっと暮らしたらいいだろ!」
隣のおばさん「…………」
少女「連れ戻されるのかと思ったのですが、私を捉えた騎士団長は大勢が見ている前で私の背中を斬りつけ崖から落としました」
隣のおばさん「そしてここに流れついたわけか」
少女「はい」
オーク「それで?だからなんだよ?」
少女「…………」
オーク「お前が噛みついたって誰もその化け物にならないんだろ?みんなお前が死んだと思ってるんだろ!」
少女「……そうなるわね」
オーク「なら人間に隠れてここでずっと暮らしたらいいだろ!」
少女「それはできないの、私は少しずつバンパイア化している、みんなに迷惑はかけられない」
オーク「お前が暴れたってわめいたってそんなの屁でもねえよ……うぐっ……うぐっ……」
少女「だとしてもみんなの前で知性のない化け物になるのは嫌」
オーク「……うぐっ……うぐっ……」
長老「…………どうするつもりだい?」
少女「なんとか王国の騎士団に潜り込むつもりです」
オーク父「考えは変えられないのか?」
少女「意識が無くなる前に…………復讐を果たしたいのです」
オーク「お前が暴れたってわめいたってそんなの屁でもねえよ……うぐっ……うぐっ……」
少女「だとしてもみんなの前で知性のない化け物になるのは嫌」
オーク「……うぐっ……うぐっ……」
長老「…………どうするつもりだい?」
少女「なんとか王国の騎士団に潜り込むつもりです」
オーク父「考えは変えられないのか?」
少女「意識が無くなる前に…………復讐を果たしたいのです」
>>128
ワロタ
ワロタ
紅茶>>>超えられない壁>>>コーヒー
ってはっきりわかんだね
ってはっきりわかんだね
ナレ「少女の決意は固かった。誰も止められない、だがそれでもオークの少年は別の決意をしていた」
ナレ「そして少女の旅立ちの日が来た。集落すべてのオークが少女を見送る」
隣のおばさん「グスっ……グスっ……これ、つまらないものだけど選別だよ、騎士になるんだろ?」
少女「わあ、ありがとうおばさん。羽根の飾りか、兜が支給されたら必ず付けるよ」
隣のおばさん「………達者でね……グスっ……」
少女「おばあちゃん、本当にいろいろありがとうございました」
長老「………ああ、いっといで」
少女「おじさん……」
オーク父「いってらっしゃい、……私は君のことをもう一人の子供のように思っていた。」
少女「ええ……うれしいです」
オーク「……………」
少女「………オーク」
オーク「俺は諦めない」
少女「え?」
オーク「お前が復讐とやらを成し遂げてる間に、必ず元の人間に戻す方法を見つける」
少女「…………そう、ありがとう、じゃあね。チュ」
オーク「またそれかよ」
ナレ「そして少女の旅立ちの日が来た。集落すべてのオークが少女を見送る」
隣のおばさん「グスっ……グスっ……これ、つまらないものだけど選別だよ、騎士になるんだろ?」
少女「わあ、ありがとうおばさん。羽根の飾りか、兜が支給されたら必ず付けるよ」
隣のおばさん「………達者でね……グスっ……」
少女「おばあちゃん、本当にいろいろありがとうございました」
長老「………ああ、いっといで」
少女「おじさん……」
オーク父「いってらっしゃい、……私は君のことをもう一人の子供のように思っていた。」
少女「ええ……うれしいです」
オーク「……………」
少女「………オーク」
オーク「俺は諦めない」
少女「え?」
オーク「お前が復讐とやらを成し遂げてる間に、必ず元の人間に戻す方法を見つける」
少女「…………そう、ありがとう、じゃあね。チュ」
オーク「またそれかよ」
ナレ「バンパイア人間に戻す方法、長年様々な学者や魔道士が研究を続けても答えは出ていない」
ナレ「バンパイアへの対策はバンパイアになってしまった者を聖なる武器で殺すことと、古代の薬をもう発掘しないことだけ」
ナレ「辺境のオークに人間に戻す方法が見つけられるわけがない」
ナレ「しかし、少女はオークのその気持ちがうれしかった」
ナレ「バンパイアへの対策はバンパイアになってしまった者を聖なる武器で殺すことと、古代の薬をもう発掘しないことだけ」
ナレ「辺境のオークに人間に戻す方法が見つけられるわけがない」
ナレ「しかし、少女はオークのその気持ちがうれしかった」
少女「あ、そうだ。オーク」
オーク「なんだよ」
少女「もし私が完全にバンパイアになったら多分王宮の聖なる武器を持つ騎士や辺境に散らばる他の種族の武器持ちに狩られると思う」
オーク「だから、させないって」
少女「でももし、私がバンパイアになって彷徨うようなことがあったらさ」
オーク「…………」
少女「あなたが私を殺してくれる?」
オーク「なんだよ」
少女「もし私が完全にバンパイアになったら多分王宮の聖なる武器を持つ騎士や辺境に散らばる他の種族の武器持ちに狩られると思う」
オーク「だから、させないって」
少女「でももし、私がバンパイアになって彷徨うようなことがあったらさ」
オーク「…………」
少女「あなたが私を殺してくれる?」
>>32
儀式は広島で行われるのか
儀式は広島で行われるのか
ナレ「そしてさらに2年のときが流れる」
ナレ「王国の騎士団に入った少女は瞬く間に頭角を現して見習いから騎士に昇格した」
ナレ「それは強力な再生能力の恩恵で普通の人間なら体を壊すような全力を出せるし、ケガがすぐ治るので何度か敵地に単独で乗り込み功績をあげた成果であった」
ナレ「しかし、巧妙にかくしても女騎士のあまりの強さに不信感を抱く者も現れ始めていた」
ナレ「王国の騎士団に入った少女は瞬く間に頭角を現して見習いから騎士に昇格した」
ナレ「それは強力な再生能力の恩恵で普通の人間なら体を壊すような全力を出せるし、ケガがすぐ治るので何度か敵地に単独で乗り込み功績をあげた成果であった」
ナレ「しかし、巧妙にかくしても女騎士のあまりの強さに不信感を抱く者も現れ始めていた」
兵士1「なあ、知ってるか?」
兵士2「なんだよ?」
兵士1「女騎士様の噂だ」
兵士2「ああ、2年前に騎士団に入れてくれってきたときはな、あんな華奢な少女が何言ってるんだと思ったもんだがな」
兵士1「違う違う、この前の邪教団の粛正のときの話」
兵士2「ああ、50人の僧兵をたった一人で壊滅させたってやつか」
兵士1「そんときさ、女騎士様が腹を刺されたのを見たやつがいるんだってさ」
兵士2「バカバカしい、見間違いだろ?さっきあったけど女騎士様はピンピンしてたぞ」
兵士1「だ、だよな」
学者「……失礼」
兵士1「あ、アンタたしかこの前城に使えることになった………」
学者「失礼ながら今の話を立ち聞きさせていただきました。その件を目撃した人物を教えてほしいのですが」
兵士1「あ、はい」
兵士2「なんだよ?」
兵士1「女騎士様の噂だ」
兵士2「ああ、2年前に騎士団に入れてくれってきたときはな、あんな華奢な少女が何言ってるんだと思ったもんだがな」
兵士1「違う違う、この前の邪教団の粛正のときの話」
兵士2「ああ、50人の僧兵をたった一人で壊滅させたってやつか」
兵士1「そんときさ、女騎士様が腹を刺されたのを見たやつがいるんだってさ」
兵士2「バカバカしい、見間違いだろ?さっきあったけど女騎士様はピンピンしてたぞ」
兵士1「だ、だよな」
学者「……失礼」
兵士1「あ、アンタたしかこの前城に使えることになった………」
学者「失礼ながら今の話を立ち聞きさせていただきました。その件を目撃した人物を教えてほしいのですが」
兵士1「あ、はい」
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