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元スレ女騎士「くっ殺せ」 オーク「ああ、任せろ」
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-5年前オークの集落-
オーク父「おい、ちょっと川まで行って水を汲んできてくれ」
オーク「……わかった」
オーク父「人間に見つかるなよ、あいつらは俺たちが人間を襲うとか犯すとか思い込んでるからな」
オーク「わかってる」
オーク父「お前明日10才の誕生日だよな?帰ってきたらいいもの見せてやるよ」
オーク「なんだよ?」
オーク父「帰ってきたら、な」
オーク「ふうん」
オーク父「おい、ちょっと川まで行って水を汲んできてくれ」
オーク「……わかった」
オーク父「人間に見つかるなよ、あいつらは俺たちが人間を襲うとか犯すとか思い込んでるからな」
オーク「わかってる」
オーク父「お前明日10才の誕生日だよな?帰ってきたらいいもの見せてやるよ」
オーク「なんだよ?」
オーク父「帰ってきたら、な」
オーク「ふうん」
オーク「あいつも大きくなったな…」パンパン
人間「あんあん!」ギシギシ
人間「あんあん!」ギシギシ
-森に流れる川-
オーク(親父のあの言い方だと……)
ザパーン
オーク(重要なことかな?)
クイッ クイッ
オーク(水はこんぐらいかな?帰るか………ん?何か流れてくる)
オーク「大変だ!人間だ」
ナレ「オークの少年は川上から流れてきた人間を保護する、それは人間を襲うと誤解されているオーク族にとって危険なことではあったが」
ナレ「オークの少年は目の前で死にかける少女を見殺しには出来なかった」
オーク(親父のあの言い方だと……)
ザパーン
オーク(重要なことかな?)
クイッ クイッ
オーク(水はこんぐらいかな?帰るか………ん?何か流れてくる)
オーク「大変だ!人間だ」
ナレ「オークの少年は川上から流れてきた人間を保護する、それは人間を襲うと誤解されているオーク族にとって危険なことではあったが」
ナレ「オークの少年は目の前で死にかける少女を見殺しには出来なかった」
>>10
森本レオに脳内変換しやすくしてあるんだろ
森本レオに脳内変換しやすくしてあるんだろ
-オークの家-
オーク「親父、いるか!」
オーク父「どうした?血相変えて珍しいな」
オーク「人間だ! 人間の子供が川に流れてた、血だらけなんだ!」
オーク父「人間……か、まあほっとくわけにはいくまい、家の中に運べ」
オーク「ああ、わかった」
オーク父「血がずい分出てるし体温も低いな、俺は火をおこしたりするからお前は長老を呼んでこい」
オーク「死なないよな?こいつ」
オーク父「正直わからんな、とにかく長老呼んでこい」
オーク「あ、ああ」
オーク「親父、いるか!」
オーク父「どうした?血相変えて珍しいな」
オーク「人間だ! 人間の子供が川に流れてた、血だらけなんだ!」
オーク父「人間……か、まあほっとくわけにはいくまい、家の中に運べ」
オーク「ああ、わかった」
オーク父「血がずい分出てるし体温も低いな、俺は火をおこしたりするからお前は長老を呼んでこい」
オーク「死なないよな?こいつ」
オーク父「正直わからんな、とにかく長老呼んでこい」
オーク「あ、ああ」
オーシマーはオリハルコンの加工技術に長けているからな
ナレ「少年はオークの長老を呼びにいく、長老は集落の医者であり産婆でもある老婆だ」
オーク「ばっちゃん! 頼む、今すぐ俺んち来てくれ」
長老「なんだい? 騒々しいね」
オーク「とにかく来てくれ! 大変なんだ!」
長老「その様子だと怪我人かい? そこのワシの薬草袋を持ってきとくれ」
オーク「わかった」
オーク「ばっちゃん! 頼む、今すぐ俺んち来てくれ」
長老「なんだい? 騒々しいね」
オーク「とにかく来てくれ! 大変なんだ!」
長老「その様子だと怪我人かい? そこのワシの薬草袋を持ってきとくれ」
オーク「わかった」
長老「こりゃたまげた! 人間の女の子じゃないか」
オーク父「裸にして湯につけて傷口を洗ってみたんだが」
長老「ああ、いい処置だよ、おいオークこれから傷口の消毒と化膿止めを作るから言われた物を袋から出しな」
オーク「わかった」
長老「しかしこの背中の傷……深いね、これは刃物でやられたな」
オーク父「こんな子供を……誰かが斬ったのか?」
長老「わからん、わからんがとにかく傷口が綺麗に切れてるから縫いやすそうだ」
オーク「ばっちゃん、これか」
長老「ああ、そこに置いておいてくれ、あとはお前はその子を湯から出して体を拭いておいてくれ」
オーク「わかった」
オーク父「裸にして湯につけて傷口を洗ってみたんだが」
長老「ああ、いい処置だよ、おいオークこれから傷口の消毒と化膿止めを作るから言われた物を袋から出しな」
オーク「わかった」
長老「しかしこの背中の傷……深いね、これは刃物でやられたな」
オーク父「こんな子供を……誰かが斬ったのか?」
長老「わからん、わからんがとにかく傷口が綺麗に切れてるから縫いやすそうだ」
オーク「ばっちゃん、これか」
長老「ああ、そこに置いておいてくれ、あとはお前はその子を湯から出して体を拭いておいてくれ」
オーク「わかった」
ナレ「長老は少女の傷口を縫い、薬草を塗り暖かい部屋に寝かせた」
長老「こっからが山場だね、あとはこの子の体力次第だ」
オーク「なあ、俺にできることはあるか?」
長老「……なら熱がでたら額に搾った布をかけてやりな、熱くなったらすぐに別の布をかけるんだよ」
オーク「わかった」
オーク父(さて、この一件は明日の儀式にどう絡むのか……もしかしたらこれも運命かもな)
長老「こっからが山場だね、あとはこの子の体力次第だ」
オーク「なあ、俺にできることはあるか?」
長老「……なら熱がでたら額に搾った布をかけてやりな、熱くなったらすぐに別の布をかけるんだよ」
オーク「わかった」
オーク父(さて、この一件は明日の儀式にどう絡むのか……もしかしたらこれも運命かもな)
-次の日-
ナレ「オークは一晩中少女の看病をした。そのかいあってか少女は目を覚ます」
少女「生き……てる?」
少女(なんで? 私はたしかに教団の騎士に斬られて崖から川に落ちたはず…つっ……背中が痛い……ここは死後の世界とかではなさそうね)
オーク「スースー」
少女「君が助けてくれたのかな?」
オーク「スースー」
少女(さて、いったいどんな状況なんだろ? 見たところオークの子供か)
少女(なんにせよ動けるようになったらここを離れなければ)
少女(助けてくれたのにこの子に迷惑をかけることになる)
ナレ「オークは一晩中少女の看病をした。そのかいあってか少女は目を覚ます」
少女「生き……てる?」
少女(なんで? 私はたしかに教団の騎士に斬られて崖から川に落ちたはず…つっ……背中が痛い……ここは死後の世界とかではなさそうね)
オーク「スースー」
少女「君が助けてくれたのかな?」
オーク「スースー」
少女(さて、いったいどんな状況なんだろ? 見たところオークの子供か)
少女(なんにせよ動けるようになったらここを離れなければ)
少女(助けてくれたのにこの子に迷惑をかけることになる)
長老「おや、目を覚ましたかい」
少女「あ、なんだか助けていただいたようで、本当にありがとうございました」
長老「ああ、例ならそこで寝てるその子にいいな、川上から流れてきたアンタを連れてきたのはその子だ」
少女「あ、はい」
長老「アンタ……珍しいね、私たちを見て驚かないのかい?」
少女「…………?」
長老「まあ、いい。とにかく体を起こしてこれを食べな」
少女「はい、ありがとうございます」
少女「あ、なんだか助けていただいたようで、本当にありがとうございました」
長老「ああ、例ならそこで寝てるその子にいいな、川上から流れてきたアンタを連れてきたのはその子だ」
少女「あ、はい」
長老「アンタ……珍しいね、私たちを見て驚かないのかい?」
少女「…………?」
長老「まあ、いい。とにかく体を起こしてこれを食べな」
少女「はい、ありがとうございます」
ナレ「今日はオークの10才の誕生日、大切な儀式がある日だった」
ナレ「目を覚ましたオークは少女が無事回復したのを喜んだのもつか間、バタバタと儀式の準備にとりかかる」
少女「ねえ? それ何してるの?」
オーク「棒に油を塗ってる」
少女「なんで?」
オーク「オーク族の子供は10才になったら火のついた棒の下をのけ反りながらくぐり抜けなければならない」
少女「プフー、何それ?」
オーク(こいつ結構嫌な性格なのかな?)
オーク「とにかくみんな広島に集まっていなくなるから、安静にしてろよ」
少女「私もお祭りみたいな」
オーク「お祭りじゃないよ、儀式だ」
ナレ「目を覚ましたオークは少女が無事回復したのを喜んだのもつか間、バタバタと儀式の準備にとりかかる」
少女「ねえ? それ何してるの?」
オーク「棒に油を塗ってる」
少女「なんで?」
オーク「オーク族の子供は10才になったら火のついた棒の下をのけ反りながらくぐり抜けなければならない」
少女「プフー、何それ?」
オーク(こいつ結構嫌な性格なのかな?)
オーク「とにかくみんな広島に集まっていなくなるから、安静にしてろよ」
少女「私もお祭りみたいな」
オーク「お祭りじゃないよ、儀式だ」
ナレ「集落すべてのオークが広場に集まる、みんなが見守る中オークの少年は火の棒をくぐり抜けねばならない」
オーク「……緊張してきた」
オーク父「お前ならできるさ、お前の母さんなんてそれはすごいくぐり抜けしたもんだ」
オーク「………そういえば親父、昨日俺に見せたい物ってなんだったの?」
オーク父「ああ、儀式が終わってから見せるよ、うちに代々伝わるアンデットを殺す棍棒だ」
オーク「は?アンデット?」
オーク父「ほらほら、今は儀式に集中しろ!」
オーク「あ、ああ」
ナレ「儀式は始まり、オークの少年は勇気を出して火の棒の下をくぐり抜けた。」
ナレ「儀式は成功、皆オークを称えて宴が始まった」
オーク「……緊張してきた」
オーク父「お前ならできるさ、お前の母さんなんてそれはすごいくぐり抜けしたもんだ」
オーク「………そういえば親父、昨日俺に見せたい物ってなんだったの?」
オーク父「ああ、儀式が終わってから見せるよ、うちに代々伝わるアンデットを殺す棍棒だ」
オーク「は?アンデット?」
オーク父「ほらほら、今は儀式に集中しろ!」
オーク「あ、ああ」
ナレ「儀式は始まり、オークの少年は勇気を出して火の棒の下をくぐり抜けた。」
ナレ「儀式は成功、皆オークを称えて宴が始まった」
>>49
ゲン「ギャっ!に、人間がオークになっとる」
ゲン「ギャっ!に、人間がオークになっとる」
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