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    元スレ幼馴染「え……す、好きな人ができた?」

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    101 = 74 :

    ひでえwwww

    102 = 1 :

    ドンッ

    「ごめんごめん。最近、寝不足でね」ニコッ

    「いやいや、私の方こそごめんなさいね」

    スタッ スタッ スタッ

    「…………」

    (今日中にトドメを刺そう。ここが正念場だね)

    (悪いけど……適当に退場してもらうよ。君は、邪魔なんだ)

    (今ならボクも、手の内から穏便な手段を選べる)

    「携帯電話は没収させてもらうよ、女ちゃん」スッ

    「想定外のことが起きるのだけは、避けたいんだ。そういう偶然に台無しにされるのが、一番嫌いだからね。ことがすんだら返すからさ」

    103 = 47 :

    登場人物全員が友の手のひらの上で踊ってる……
    友ざまあ展開だったらスカッとするなあ

    104 = 74 :

    友ひでえ

    105 = 44 :

    友怖すぎだろ

    106 = 92 :

    ヒットマンか

    107 :

    恐怖

    108 = 1 :

    「ら、らぶれたー?」ガコッ

    「……だ、誰も見てないよねっ!」サッサッ

    「差出人は……お、おとこ君……。やっぱり、男君だ。部活後、屋上にきてくださいって……」

    「そんな、待っててくれてるのかな?」アセッ アセッ

    「き、気を遣ってくれてるのはわかるけど、こんなの、ソフトボールに身なんて入らないってば!」

    109 = 44 :

    ほしゅ
    幼馴染可哀想だけど女エンドがいい

    110 = 74 :

    もうこれは幼馴染と女さんの百合ENDしか救いがないな

    111 = 1 :

    「……女の子からラブレターもらったの、初めてだなぁ」

    「さすが、異性からはもらったことあるんだ。女ちゃん、美人だもんねぇ」

    「私の名前、知ってるんだ。まあ、知らない人呼び出さないかぁ……」

    「……あと、さ、別にそういうのが嫌いなわけじゃないけど、ちょっと馴れ馴れしくないかな? さっきぶつかったときにも思ったんだけど」

    「こう見えて自覚はあるんだよ。使いどころは、間違えたことがないからさ」ニコッ

    「…………」

    「でも、気を悪くしたのなら謝るよ。ラブレターのことも合わせてね」

    「あなた、男君のこと好きなの?」

    「ボクは、そんなんじゃないよ。どこでそう思ったのかも知らないけど」

    「それより、本題に入ろう。別にボクは、嫌がらせしたくてわざわざこんなことをしたわけじゃあないんだ」

    「君にね、教えておかないといけないことがある」

    「これは君のために言っているんだ。本当にね」

    112 = 47 :

    >>110
    いいね!
    それなら男と幼馴染は親友のままでいられるし
    ただ、この場合女への想いが打ち砕かれる男が可哀想だけど……

    113 = 74 :

    また友何かする気なのか

    114 = 92 :

    友女かよ一気にどろどろしてきたな

    115 :

    友ボクっ子だったのかよ

    116 = 44 :

    なんだ男ハーレムか

    117 = 1 :

    「いいかい、君は知っておかなければならない。ボクがこれから話すことを、ね」

    「男ちゃんは優しすぎるから、きっと君には黙っているだろうから」

    「…………」

    (ん、あれ……? 反応が、思ったより悪いな)

    「……女ちゃん、ボクの話、そんなに興味ないかなぁ」

    「あなた、男君のこと好きなんでしょう?」

    「……諄いよ。いいかい、一度しか忠告しないよ? 女ちゃん、君は……」

    「あなたの笑い方、男君そっくりだもん」

    「!?」

    「それも、表面だけ必死に似せたみたいな、中身のない笑い方」

    118 = 74 :

    女さんかっけー

    119 = 47 :

    女の反撃タイム!

    120 :

    捕手

    121 = 1 :

    「そんなわけないじゃあないか。君が何を言いたいのかわからないよ。それよりね……」

    「…………」

    「そ、そんな目でボクを見るなよ! おいっ!」

    「そっちが素顔?」

    「だ、だから、そんな話はしていない。それより、ボク……話……」

    「う……うぷっ……うっ、おえぇぇ…………」

    「……可哀想な人」

    「…………」ハァ ハァ

    「き、きみは……いいかい、きみは……」

    「…………」

    「……もういいさ。今日、君とボクは会わなかった。ラブレターはただの悪戯だった」クルッ

    スタッ スタッ スタッ

    「他にいくらでも、やりようはあるんだ」ボソッ

    122 :

    シュバルゴ

    123 = 92 :

    ズボッに見えた

    124 = 120 :

    友は急に化けの皮がはがれたな

    125 = 74 :

    女さんつえー

    126 = 1 :

    『…………』

    『お前、いつも無表情だな』

    『…………』

    『笑ってみろよ』

    『どうして?』

    『いいから、僕みたいに笑ってみろって』ニコッ

    『…………』

    『…………』ニコッ

    『なんだ、普通に笑えるじゃん!』


    「……まったく、変なこと思い出させてくれるよクソ女が。ああ、まだ頭が痛いや、ガンガンする」

    「すいませーん! 実は携帯の落とし物を……」

    「…………」

    先生「おお、友か。どうしたんだ、具合が悪そうじゃないか」

    「……いえ、やっぱりなんでもありません」

    タッ タッ タッ

    先生「様子が変だな……?」

    128 = 16 :

    130 = 120 :

    スレ主飽きたんか?

    136 :

    138 :

    140 = 136 :

    142 :

    ポチャン

    「すっかり小物だなぁ……」

    「保険に回収しておいたものを、トイレに捨てちゃうなんて」

    「……こうなった以上、クソ女を直接利用するのは無理だね」

    「……冷静。落ち着こう、落ち着こう」

    「嫌われちゃった以上、女ちゃんに直接協力してもらうのは無理だね」

    「幼馴染ちゃんに、そろそろ頑張ってもらわないとね……」

    「女ちゃん、ボクの邪魔しなきゃいいけどなぁ」

    「なんとかして口を封じておきたいなぁ」

    「……なんにせよ、手札の選り好みは、もうなしかな」

    143 = 136 :

    144 = 142 :

    先生「みんな、落ち着いて聞いて欲しい。本校の生徒が、麻薬を吸っているという匿名の垂れ込みがあった」

    ガヤガヤ ガヤガヤ

    先生「先生はもちろん、悪戯だと思っている。だが、もしも何か知っている人がいたら、どんなことでもいいから教えてほしい」

    「怖いなぁ……さすがに嘘だろうけど」

    「え、あ、ああ、そうだね」

    「……どうした?」

    幼馴染(友ちゃん……なんだか様子がおかしいけど、何かあったのかな)

    (……幼馴染ちゃん、ちゃんと今のボクの動揺を見てたね。布石は置いた。後は、彼女が自力で結び付けてくれるのを祈るだけだ)

    145 = 142 :

    「ぶ、部活がしばらく休みってどういうことですか!」

    部長「君の気持ちはよーくわかるが、怒鳴らないでくれ。君の声は響くんだ」

    部長「部室からね、煙草の吸殻が見つかったんだ。それだけならどうにかできたものの、ソフト部員が煙草を吸っているっていう、匿名の垂れ込みがあったらしい」

    「う、嘘……」

    部長「しかもほら、麻薬どうこうがあったの、知っているだろう? あれのせいで学校としても過剰反応せざるを得ないんだろう」

    部長「詳しい話は放課後にミーティングを行うから、そこで、ね」

    「う、うぅ……」

    部長「君の気持ちはわかるよ。任せてくれ、夏の大会には出れるよう、なんとか掛け合ってみせるよ」

    部長「君とは違って、私は最後の夏なんだから、ね」

    「…………」

    147 = 142 :

    「……ごめんな、急に呼び出したりしちゃって」

    幼馴染「そ、そんなことない! ぜんぜん、迷惑とかじゃない!」

    幼馴染「私……この前、えっと、変なこと言っちゃってごめん。理由があって……その……」

    「俺もごめん。この間のことは、言い方が悪かったよ」

    幼馴染「気にしてない! 気にしてないから、大丈夫!」

    幼馴染(よ、よしっ! ちゃんと謝れた! 仲直りできた!)

    「…………」

    幼馴染(でも男……なんでこんなに悲しそうな顔をしてるんだろ……)

    148 = 135 :

    誰か朝まで保守頼む

    149 = 142 :

    「俺は……女さんが好きだ」

    幼馴染「う、うん。それは前にも聞いたよ」グッ

    「お前に色々言われたけど、それは変わりそうにない」

    幼馴染「でも、女さんは彼氏が……」

    「それと、それとは関係ないんだが……」

    幼馴染「うん?」

    (言わなきゃ……駄目なんだよな)

    「お前のことを、恋人として見ることは俺にはできない。たぶんそれは……これからも変わらない」

    幼馴染「…………あはっ」


    幼馴染「あははははっ! 何言ってるの男ってば、それ、本当に関係ないじゃない」

    幼馴染「それ今言って……ひぐっ……どうしたのって……ひぐっ……」

    「…………」

    (これでいいんだ、これで)

    150 = 142 :

    「……あ、いたいた幼馴染ちゃん」

    幼馴染「…………」

    「キミにどうしてもしておきたい話が……って、どうしたの? 泣いてる?」

    幼馴染「……ううん、なんでもないよ」

    幼馴染「それより、何の話?」

    「例の麻薬騒動だけどね、どうにも女さんが関わっているかもしれないらしいんだ」

    幼馴染「え?」

    「女ちゃんの彼氏から女ちゃんに流れて……そこから彼女の所属するソフト部にも流れたんじゃないか……って」

    幼馴染「そ、そんな……」

    「あ、も、もちろんただの噂だよ噂! でも、どうにも気になっちゃって……ね」

    「でも、友人として気に掛かるんだよ。男にこれ以上、女ちゃんには関わってほしくないかなって……いらないお節介なのかもしれないけど」


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