のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,332,123人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ小鳥「神がアイドルを作る時」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    1 :

    「ふぅ…これで私の仕事も最後か…」

    先輩天使「長い間お疲れ様です」

    「はははは、これで定年だと思うと少し寂しいね…」

    2 :

    ハルカスさいてーだな

    3 = 1 :

    後輩天使「辞めた後はどうされるんですか?」

    「まだ決めてはいないが…一度地上にバカンスに行こうかなと思っているよ。80年ほどね」

    先輩「それはいいですね、楽しんできてください」

    4 :

    若林神

    5 = 1 :

    「うむ、それでは後の片付けは任せたよ」

    後輩「はい、任せてください」

    「それでは、頼んだよ?」

    先輩後輩「「はーい!」」

    6 = 1 :

    先輩「さてと…じゃあ片付けましょうか?」

    後輩「はい、…というか私の方が歳は上とはいえ、遅れて入社して後輩なんですから敬語じゃなくても…」

    先輩「いや、もうこれはクセみたいなもんなんで。気にしないでください」

    7 = 1 :

    後輩「そうで…あぁぁぁぁぁあ!?」

    先輩「ど、どうしたんですか!?」

    後輩「…まだ仕事残ってました」

    先輩「えぇ!?」

    8 = 1 :

    後輩「将来同じアイドル事務所に入る子たちをまとめてたんですけど…神様ったら忘れて帰っちゃったみたいですね…」

    先輩「全部で13人か…どうしたもんかな…」

    後輩「今からでも神様に連絡を…」

    9 = 1 :

    先輩「いや、もう多分電車に乗ってる時間だ。」

    後輩「そんな…じゃあどうすれば…」

    先輩「…俺たちでやりましょう」

    後輩「えぇ!?い、いいんですか?」

    10 :

    あの子達がアイドルになるのは運命だったのか…

    11 = 1 :

    先輩「まぁ、ずっと神様の仕事見てましたし。酷いことにはならんでしょ」

    後輩「いや、そうではなく制度的には…」

    先輩「大丈夫ですよ、バレなきゃ」

    後輩「そうですか…じゃあやってみましょう!」

    先輩「はい!」

    12 = 1 :

    後輩「えーっと、今回は来年から10年の間に新しく生まれる子供たちの魂を作るんでしたよね?」

    先輩「はい、生まれる下の両親のデータなどから大体の形や運命は決まっていますが、そこから世の中が乱れたりしないようにステータスを調整することが我々の仕事です」

    13 = 1 :

    後輩「とはいえ全員がアイドルになる子たちですからね…ステータスの振り分けは難しいでしょう…」

    先輩「関係ないですよ。要は人として魅力的になればいいんですから」

    後輩「それはそうですけど…」

    14 = 1 :

    先輩「よし、まずはこの魂だ!この子はどんな子かな?」

    魂 ウッウ-

    先輩「お!とっても元気で明るい子じゃないか!」

    16 = 1 :

    後輩「本当ですね、まるで天使みたい…あっ…でも…」

    先輩「でも?」

    後輩「手元の資料によると、家庭のお財布というか…その…はっきり言って貧乏な家庭に生まれるみたいですね…」

    先輩「なるほど…」

    17 :

    やよいキターーー

    18 = 10 :

    あの口癖は魂レベルで口にしていたのか

    19 :

    なんの個性もないからリボンでもつけとくか

    20 = 1 :

    後輩「どうします?何かプラスのステータスや運命を足してあげますか?」

    先輩「うーん…よし、この子には『兄弟が増える運命』を与えよう!」

    後輩「えっ?ただでさえ苦しいのに、大丈夫なんですか?」

    先輩「はい、多分多少金運を良くしたところでこの子のご両親は共働きで働かなくちゃいけないですしね」

    21 = 10 :

    やよいの両親は家族計画という言葉を知らんのか…

    22 = 1 :

    後輩「だからってわざわざ負担を増やさなくても…」

    先輩「確かにご両親にとっては負担かもしれないですね。でもこの子にとってはご両親が仕事でいなくても、助けてくれる存在は必要なはずですよ?」

    後輩「な、なるほど…」

    先輩「ま、最初のうちはこの子にとっても負担でしょうけどね。この子なら大丈夫、きっといいお姉ちゃんになれますよ」

    23 = 17 :

    >>21
    う、運命だから…

    24 = 1 :

    後輩「次はこの子ですね…」

    魂 メッ!

    先輩「なんというか…きちきちした子ですね…」

    25 = 10 :

    律子かな?

    26 = 1 :

    後輩「ふふふ、なんだか委員長みたいですね」

    先輩「もう少しゆとりを…いや、でも…」

    後輩「どうします?私はこのままでもいいと思いますよ?真面目なことは立派な長所ですし…」

    27 = 1 :

    先輩「えぇ、僕もそう思います。だからそこじゃなく…よし!この子には『他人を頼る力』を少しだけ与えよう」

    後輩「少しだけですか?」

    先輩「はい、少しだけです。この子は真面目だし、責任感も強いし頭もいい。大抵のことは1人で出来ちゃいますからね。怠けるのも嫌いでしょうしね」

    28 = 4 :

    律子は半分天使

    29 = 1 :

    後輩「なら少しも何も、そんな力いらないんじゃないですか?」

    先輩「人間にはね、1人では出来ないことが山ほどあるんですよ。この子はそれまで…いや、そういうことこそみんなに迷惑をかけないように1人で抱えこむでしょう…だから、少しだけ…この子が言わなくても、周りが何かに気づいてくれるようにしましょう…」

    30 = 19 :

    小鳥さんに男運をすこしでも与えてほしかった

    31 = 1 :

    後輩「はぁ…私ならそんなめんどくさそうなこと先輩に丸投げしちゃいますけどね~」

    先輩「…この子に説教して貰おうかな」

    32 = 1 :

    後輩「次はこの…あれ?」

    先輩「どうしたんですか?」

    後輩「この子なんですけど…」

    先輩「ん?綺麗な魂じゃないですか?きっと美少女になりますよ」

    33 = 1 :

    後輩「違うんです!よく見てください!」

    先輩「ん?よくって…ってうわぁ!?めちゃくちゃ震えてる!?」

    魂 ダメダメデス-

    34 = 1 :

    後輩「すごく人見知りなんですね…こんなことでアイドルになれるんでしょうか?」

    先輩「うーん、じゃあ『芯の強さ』を足してあげよう。芯が強ければ普段はともかくいざって時には大丈夫でしょうし…よいしょ…ん?あれ?」グイグイ

    35 = 1 :

    後輩「どうしたんですか?」

    先輩「いや、なんか入らなくて…」グイグイ

    後輩「え?そんなことってあるんですか?」

    先輩「うーん、魂側が拒否することもあるにはあるんですけど…んっ!こいつは!中々!」グイグイ

    36 = 1 :

    後輩「全然入りませんね…」

    先輩「ぐぎぎぎぎ…い、意外に頑固だな…お前…」グイグイ

    後輩「なんで入らないんでしょうか…」

    37 = 1 :

    先輩「いい加減…観念し…ん?あぁ、なんだ、そうだったのか」

    後輩「え?急にどうしたんですか?」

    先輩「後輩さん、何かをもらわずに断る時ってどんな時だと思いますか?」

    後輩「うーん…それが嫌いなものだったり、欲しくないものの時ですかね?」

    39 = 1 :

    先輩「そうなんですよ、僕たちはそう思ってたんです。この子は『芯の強さ』が欲しくないんだって思ってました。でも違ったんです」

    後輩「違った?でもそれじゃあどうして…」

    先輩「いらないものじゃないのに断る。断る時って他にどんな時がありますか?」

    後輩「???」

    40 = 19 :

    早くいえよくどい

    41 = 1 :

    先輩「正解は『既に持っている時』ですよ、この子はもう『芯の強さ』も、『ゆずれない思い』も持ってるんです。ごめんな、気づけなくて…」

    後輩「え~、でも私は観賞用と保存用と使用用で3つは必要ですよ?」

    先輩「せっかくいい話風だったのに…」

    42 = 1 :

    先輩「さてと、次は…ん?この子は…」

    魂 マッコマッコリ-ン!

    後輩「きゃぁぁぁあ!?かっこいぃぃぃぃ!?え?この子女の子なの?こんなにかっこいいのに?」

    先輩「落ちついてください…とは言ったものの、本当に文字通り男の子顔負けですね…」

    43 = 1 :

    後輩「でも、女の子でアイドルになるんだから、これは…」

    先輩「えーっと…『凛々しさ』、『爽やかさ』、『清涼感』」ポイポイポイ

    後輩「ちょ、ちょっとちょっと!?」

    44 = 1 :

    先輩「え?どうかしました?」

    後輩「『どうかしました?』じゃないですよ!何してるんですか!?」

    先輩「いや、本人の長所を伸ばしていこうと…」

    後輩「個人的には嬉しいですけど!でもこの子はアイドルになるんですよ?どうしてかっこよくするんですか!?」

    45 = 1 :

    先輩「女の子がかっこよくなっちゃダメなんて決まってないじゃないですか」

    後輩「そ、それはそうですけど…」

    先輩「それにね、本物の美しさに男も女もないんです。大丈夫、この子は本物ですから」

    後輩「本物…ですか…」

    46 :

    これはアイマスSSではない別の何か

    47 = 1 :

    先輩「さーて、次は…この子か」

    後輩「うわっ!?この子、才能がずば抜けてますよ!?ご両親は普通の人たちなのに…」

    先輩「たまにある突然変異ってやつだな…」

    魂 アフゥ

    48 = 1 :

    後輩「どうします?心苦しいですけど、少しステータスを削りますか?」

    先輩「うーん…」

    後輩「あまりに高いスペックを持たせると悪の道に進んだりして世の中に悪影響が出ますし…」

    先輩「うん、それはそうなんだけど…よし、この子には『図太いハート』をあげよう!」

    49 = 1 :

    後輩「えぇ!?ちょっと!私の話聞いてましたか!?」

    先輩「えぇ、聞いてましたよ?」

    後輩「ならどうして…」

    50 = 1 :

    先輩「心配しなくてもこの子は悪い子にはなりません」

    後輩「ど、どうしてそんなことが…」

    先輩「見てください、この子の中身を」

    後輩「えーっと…うわ!?先輩のイメージでいっぱいじゃないですか!?」


    1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について