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    元スレ響「どうして自分には動物たちの声が聞こえるの?」

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    101 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:31:21.292 ID:NgfTUI7P0.net (+93,+30,-93)
    真美「うあうあー!りっちゃん勝手に見ないでよぉ!」

    「亜美…真美…」

    亜美「でもさ、ひびきん、魔女の宅急便って酷いんだよ?」

    真美「そうだよ!男にデレデレしちゃってさ、飛べたらジジのことなんてどうでもいいんだ!」

    P「またえらく穿った見方をしたな…」
    102 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:32:03.959 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-62)
    亜美「亜美たち、今からスタジオジ○リに抗議して…」

    P「わりと本気で止めてくれ!」

    真美「じゃあこれ書いたおっちゃんに『どうやったらもう一度ジジと話せるようになるんですか?』質問してくるよー!」

    P「それもダメだ、大体それを書いたのはおっちゃんじゃない、おばちゃんだ」
    103 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:32:43.974 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-114)
    真美「うあうあー!じゃあもう八方ふさがりだよぉ!?」

    律子「手が尽きるのが早いわね…」

    亜美「こうなったら『ひびきんじゃなくてハム蔵が喋れなくなってる説』を推してるはるるんに頼るしかない…」

    P「え?そんな説出てるの?」
    104 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:33:38.721 ID:cLIro9t7a.net (+19,+29,+0)
    「ガングニイイイイイイイイイイル!!!!」
    105 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:33:56.465 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-71)
    真美「よし!亜美、ハム蔵のモノマネを極めて通訳しようとしてるはるるんの手伝いしに行こ!」

    律子「あの子は何してるの!?」

    亜美「うん!じゃあね、ひびきん、大丈夫!亜美たちに任せて!」
    106 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:34:31.952 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-57)
    「あ、あのぉ…」

    真美「ん?」

    亜美「どったの?ひびきん?」

    「なんで…そんなに自分に優しくしてくれるの?」
    107 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:35:30.016 ID:qowOlxTK0.net (+22,+27,+1)
    響ちゃんprpr
    108 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:37:20.508 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-31)
    亜美「は?」

    真美「そんなの決まってんじゃん」

    亜美真美「「ひびきんが大好きだからだよ!」」
    109 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:37:57.520 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-115)
    真美「ひびきんにとって、ハム蔵達は家族で仲間でしょ?」

    亜美「そんな人と話せなくなるなんて、亜美なら嫌だもん!」

    真美「真美がひびきんと話せなくなるくらい嫌だもん!」

    亜美「だから協力するんだよ!」

    真美「も~、言わせないでよぉ、恥ずかちいなぁ~」
    110 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:38:23.467 ID:KfcVZiuE0.net (+19,+29,-3)
    響ってこんな字だったっけ
    111 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:38:47.373 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-34)
    亜美「じゃあね、ひびきん!亜美たちもう行くよ!」

    バタンッ

    小鳥「嵐の様に去っていきましたね…」

    「うぅぅ…」
    112 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:39:06.904 ID:pE3DbTQY0.net (+29,+29,-17)
    響は響であって響以外の響なんてないだろ
    113 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:39:33.600 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-77)
    あずさ「でも響ちゃん、これでわかったでしょ?響ちゃんは悪い子なんかじゃないわ、じゃないとみんなこんなに一生懸命にならないわ」

    「み、みんなはそうかも知れないけど…ハム蔵達はどう思ってるかわかんないし…」

    あずさ「ふふふ♪それこそ大丈夫よ、響ちゃん」

    「なんで?」
    114 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:41:15.648 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-62)
    あずさ「私もハムスター飼ってたことあるから知ってるけどね?ハムスターって本来人間に懐かないものなのよ?」

    「え?そうなの?」

    あずさ「そうよ~、響ちゃんはハム蔵ちゃんとずっと一緒だったから知らなくてもしょうがないと思うけどね」

    「自分…ちっちゃいころからハムスターはハム蔵しか飼ってないから知らなかったぞ…」
    115 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:42:10.446 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-27)
    P「あれ?ハムスターの寿命って確か…」ヒソヒソ

    律子「今はそんなこといいじゃないですか…」ヒソヒソ
    116 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:42:48.434 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-70)
    あずさ「だからね?よっぽど響ちゃんのことが好きじゃないと今みたいに仲良しさんにはなれないと思うわ~」

    「あずささん…」

    律子「それこそ聞いてみたらいいのよ、いくら言葉が通じたって口にしなきゃわからないわよ?」

    「口にしなきゃ…」

    小鳥「まぁ、ハムスターよりもワニを飼ってる時点で、ですけどね…」
    117 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:45:05.809 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-55)
    prrrrr

    P「ん?もしもし…おお、春香、うん、わかった。伝えとく」ピッ

    「どうしたの?」

    P「春香がハム蔵を連れて来てくれたみたいだぞ」

    「え?病院に?」
    118 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:46:02.276 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-93)
    小鳥「えぇ、ちゃんと殺菌消毒することを条件に特別に許可して貰ったの。そのために双海医院にしたのよ?」

    「そうだったんだ…」

    ガチャッ

    春香「響ちゃん!お見舞いですよ!お見舞い!」

    ハム蔵「ヂュヂュイヂュイ!(響ちゃん!大丈夫?)」
    119 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:47:07.335 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-62)
    「春香…ハム蔵…へへ、うん、大丈夫だぞ…」

    春香「良かった~、心配したよぉ~」

    ハム蔵「ヂュイ!(良かった良かった!)」
    120 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:48:44.780 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-58)
    「春香…その…迷惑かけてごめんね?」

    春香「迷惑?こんなの全然迷惑じゃないよ~、むしろ毎回ダンスの自主練に付き合わせてる私の方が…」

    「じ、自分好きでやってるんだぞ!?迷惑だなんて思ったことないぞ!」
    121 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:49:17.934 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-53)
    春香「そっか…良かった、じゃあ私と一緒だ!」

    「一緒…?」

    春香「そう、一緒!」

    「そっか…一緒か…へへへ…」

    春香「どうしたの?」

    「へへ、なんでもないぞ」

    春香「ふぅん、変な響ちゃん」
    122 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:50:09.086 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-108)
    ハム蔵「ヂュヂュイヂュイ…(響ちゃん、着替えと…DVD持ってきたから、暇な時に見たらいいよ、それから…)」

    「なぁ、ハム蔵…」

    ハム蔵「ヂュ?(ん?何?響ちゃん)」
    123 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:50:44.848 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-105)
    「ハム蔵はさ…自分のこと…好きか?」

    ハム蔵「ヂュイ?ヂュヂュイヂュイヂュヂュイ?(は?今更何言ってるの?)」

    「…いいから答えてよ」
    124 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:51:27.823 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,+0)
    ハム蔵「ヂュイヂュヂュイヂュイ?(好きじゃないと沖縄からこんなとこまでついて来たりしないでしょ?)」

    「じゃ、じゃあ…」

    ハム蔵「ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュヂュイ…ヂュイヂュイヂュイヂュヂュイヂュイ
    (僕も、いぬ美も、ブタ太も、ねこ吉も、うさ江も、オウ助も、ワニ子も、モモ次郎も、シマ男も、それにヘビ香だって…みんな響ちゃをが大好きだよ)」

    「そっか…そっか…」
    125 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:52:05.792 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-221)
    ハム蔵「ヂュ?ヂュヂュイヂュイ?(で?響ちゃんは?)」

    「ん?」

    ハム蔵「ヂュイヂュヂュイヂュイ?(響ちゃんは僕たちのこと嫌いなの?)」

    「そ、そんなの好きに決まってるだろ!」

    ハム蔵「ヂュイ?ヂュイヂュイ(でしょ?もう、そんなわかりきったこと聞かないでよね)」

    「えへへ…」
    126 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:54:07.451 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-221)
    ハム蔵「ヂュ?ヂュヂュイヂュイ?(で?響ちゃんは?)」

    「ん?」

    ハム蔵「ヂュイヂュヂュイヂュイ?(響ちゃんは僕たちのこと嫌いなの?)」

    「そ、そんなの好きに決まってるだろ!」

    ハム蔵「ヂュイ?ヂュイヂュイ(でしょ?もう、そんなわかりきったこと聞かないでよね)」

    「えへへ…」
    127 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:54:36.482 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-75)
    春香「なんか今日変だよ?響ちゃん」

    ハム蔵「ヂュイヂュヂュイ(そんな難しいこと考えたってわかんないんだからさ、持ってきたDVD見ようよ)」

    「そ、そうだな!そうするよ!」
    128 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:55:10.939 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-152)
    春香「ハム蔵はねぇ、私がこないだ出た番組がお気に入りなんだって!」

    ハム蔵「ヂュイ!ヂュヂュイ(うん、録画してしばらくは毎朝見てたよ)」

    「へ~そうなんだ~」

    ハム蔵「ヂュイヂュヂュイ(響ちゃんはまだ寝てる時間だから知らなかっただろうけどね)」
    129 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:56:17.964 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-137)
    春香「え~響ちゃん、見てくれてないの~?」

    「ご、ごめんだぞ…でも今から見るから!」

    ハム蔵「ヂュ…ヂュヂュイ…(えっと…このボタンでプレイヤーを開けて…)」

    春香「9日前に放送されたんだけどね、私この番組で優勝したんだー!」

    「へぇ、凄いな!」
    130 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:58:20.742 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-43)
    P「…おい響」ヒソヒソ

    「ん?なんだ?プロデューサー?」

    P「最初に聞こえなくなったのはいつだ?」ヒソヒソ

    「えっと…8日前くらいかな?」
    131 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 14:58:59.122 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-63)
    P「…とするとハム蔵達はその時、前日の…つまり、9日前の番組を見てたんだよな?」ヒソヒソ

    「そうだけど…それが何か…」

    春香「あ、始まるよ!響ちゃん!」

    『マニアックすぎて伝わらないモノマネ選手権』

    律子小鳥あずさ「「「あっ…」」」
    132 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:00:18.151 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-33)
    「へー、こんなのあったんだ!」

    春香「うん、私と亜美真美、あとはジュピターの伊集院さんが出たんだよ!」

    「なんか意外なメンバーだな…」
    133 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:00:45.527 ID:pE3DbTQY0.net (+19,+29,-1)
    あっ…
    134 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:02:14.388 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-43)
    『続いては天海春香さんです!』

    春香『エサを食べられて、飼い主に激怒する我那覇響ちゃんのペット、ハム蔵』

    「…」
    135 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:02:23.431 ID:YKBKjYR7d.net (+12,+27,+0)
    あっ・・・
    136 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:02:26.465 ID:z4scsM1oM.net (+24,+29,-6)
    これは春香が責任取って響に飼われるべき
    137 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:02:54.207 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-122)
    春香『ヂュイヂュイヂュイ!』

    ハム蔵「ヂュイヂュヂュイ(言ってることの意味は伝わらないけど声は似てるから凄いよな~)」

    春香「えへへ…それほどでも…ん?響ちゃん?」

    「…」

    春香「どうしたの?響ちゃん?」
    138 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:03:32.458 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-82)
    『続いては伊集院北斗さんです!』

    北斗『生っすかサンデー、響チャレンジのドッキリの指揮を執り、飼い主を驚かせる我那覇響のペット、いぬ美ちゃん』

    北斗『バウッ、バウッ!』

    春香「似てる~!」

    「…」
    139 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:04:09.631 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-57)
    P「あ、あのな、響?」

    律子「誰にでもこういうことは…」

    「うぎゃーー!恥ずかしすぎるぞーー!」

    春香「え?何?何?」オロオロ

    あずさ「だ、大丈夫よ?あるあるよね?あるある」

    小鳥「前提が難しいですけどね…」
    140 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:04:42.858 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-56)
    その日の夜

    「どうして自分には動物たちの声が聞こえるの?」

    「は?そんなの響の方が知ってるだろ?俺は聞こえないんだし…」
    141 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:06:07.723 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-72)
    「そ、そうなんだけど…そうじゃなくて…」

    「…誰かに何か言われたのか?」

    「何にもないよ!何にも…」

    「響、何にもないならそれでいい。でも何かあったなら言ってくれ。俺は響の力になりたい」

    「で、でも…」
    142 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:06:41.860 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-58)
    「響…俺はお前の力になりたいんだ…」

    「にぃに…」

    「大丈夫だ!にぃにがなんとかしてやるよ!」

    「あ、あのね…今日…学校で…」
    143 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:10:34.406 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-62)
    「学校で?」

    「…学校で…言われたんだ…『動物の声なんて聞こえるわけがない、我那覇は嘘つきだ』って…」

    「…」
    144 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:11:15.893 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-132)
    「自分…知ってるさぁ…普通の人には聞こえないんだって…でも…自分には聞こえるんだ…ハム蔵の声も…いぬ美の声も…」

    「響…」

    「それを…嘘だなんて…言うのは無理だぞ!だって…だって…」

    「響、大丈夫だよ」

    「にぃに…」
    145 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:11:52.134 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-59)
    「あのな、動物の声って最初は、誰にだって聞こえてたんだよ」

    「そうなの?」

    「あぁ、そうだよ、響と同じように動物の声が聞けたたーりーのセリフだからな、間違いないよ」
    146 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:13:22.647 ID:jQYoht4J0.net (+0,+0,+0)
               r'" r',.。.-:‐:‐:-.、_,.ノ _,ノ
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                  ':,  ヽ.,__ _,. 、_ _,l.   i ┴- 、
                    l   j l 、_ _,. `'ーー'    .\
                   `'ー'",ノ      _,         ヽ.
                  _,....-‐'"  ヽ  '"             !
                ,.r' "                       |
             .r'"         :  .            ノ
            ,r'             ;'              ノ.
            l           '; /            /
    147 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:14:24.324 ID:NgfTUI7P0.net (+90,+30,-44)
    「たーりーが?」

    「あぁ。小さいころはな、動物も人間もみんな同じ、友達だって感じるんだ、だから言葉は違っても会話ができるらしい」

    「でも…」
    148 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:15:12.726 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-84)
    「そうだな、大抵の人間は聞こえない、それは大きくなって、動物より人間に愛情を注ぐようになるからだ」

    「?動物とだって仲良くすればいいじゃないか?」

    「もちろん仲良くするよ、でも、人間と同じ大きさでは愛せないんだ」

    「どうして?」
    149 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:16:08.293 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-98)
    「そうだなぁ…これはにぃにの想像なんだけどな?」

    「うん」

    「人間に限らず、生き物には他の生き物にあげられる愛情の量が決まってるんだ、普通の人は周りの人間に配っちゃったらなくなっちゃうくらいの量しか持っていないんだろうな…」

    「愛情の…量…」
    150 : 以下、\(^o^ - 2015/12/13(日) 15:16:42.901 ID:NgfTUI7P0.net (+95,+30,-80)
    「たーりーはデッカい男だった、愛情が人の何倍もあるような優しい男だった…響はたーりーに似たんだろうな…」

    「でも、自分大きくないよ?ちっちゃいよ?」

    「ははは!身長の話じゃないよ器の話さ!」
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