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元スレみほ「優花里さんから洗ってない犬の匂いがする…」
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~~~
四人「はぅあっ!?」ガタッ!
優花里「うわっいきなり開眼した!」
みほ「げほっげほっ」
沙織「はぁーはぁー…い、今のは…」
麻子「は、白昼夢…」
華「のようですね…」
優花里「大丈夫ですか、皆さん!? 急に目を閉じてうっとりしたと思ったらこの有様で…」アワアワ…
ムワーッ
みほ「……」
四人「はぅあっ!?」ガタッ!
優花里「うわっいきなり開眼した!」
みほ「げほっげほっ」
沙織「はぁーはぁー…い、今のは…」
麻子「は、白昼夢…」
華「のようですね…」
優花里「大丈夫ですか、皆さん!? 急に目を閉じてうっとりしたと思ったらこの有様で…」アワアワ…
ムワーッ
みほ「……」
優花里「まさかこの香水の仕業…、もしや国際条約で禁止されてるはずのマスタードガスが…」
みほ「優花里さん」
優花里「はっ、はい」
みほ「ステイ」
優花里「えっ」
みほ「ステイね」
沙織「次はこの香水行ってみようか」
華「こちらも試してみましょう」
優花里「み、皆さん何か様子が…」
みほ「優花里さん」
優花里「はっ、はい」
みほ「ステイ」
優花里「えっ」
みほ「ステイね」
沙織「次はこの香水行ってみようか」
華「こちらも試してみましょう」
優花里「み、皆さん何か様子が…」
沙織「ゆかりんに合うのを選ぼうってだけだよ」
優花里「その割には目が誰一人目が笑ってないような…」
みほ「いいからいいから」プシュー
麻子「私たちに任せておけ」プシュー
優花里「ぶわー!? そんなに吹き付けないでくださいー! もう試供品として使っていい量じゃないですよー!?」
沙織「いいから」プシュー
華「いいですから」プシュー
優花里「ひー!?」
ーーー
優花里「その割には目が誰一人目が笑ってないような…」
みほ「いいからいいから」プシュー
麻子「私たちに任せておけ」プシュー
優花里「ぶわー!? そんなに吹き付けないでくださいー! もう試供品として使っていい量じゃないですよー!?」
沙織「いいから」プシュー
華「いいですから」プシュー
優花里「ひー!?」
ーーー
みほルーム
みほ「結局…」
沙織「どんな香水を吹きかけても…」
麻子「必ず野良犬達が塗り替えていったな…」
華「まさか全ての香水に打ち勝つとは…」
沙織「次の作戦考えよっか…」
麻子「うむ」バサッ
みほ「麻子さん、その雑誌は?」
麻子「書店で見つけた健康情報誌なんだが興味深いことが載っていてな」
みほ「結局…」
沙織「どんな香水を吹きかけても…」
麻子「必ず野良犬達が塗り替えていったな…」
華「まさか全ての香水に打ち勝つとは…」
沙織「次の作戦考えよっか…」
麻子「うむ」バサッ
みほ「麻子さん、その雑誌は?」
麻子「書店で見つけた健康情報誌なんだが興味深いことが載っていてな」
麻子「ここだ」
華「『生活習慣によって体臭が変わる』…?」
沙織「あーテレビでやってたー! 不健康な生活をしている人ほど体臭がキツくなるって!」
みほ「食事のバランスが崩れるだけでも変化があるって書いてあるね」
麻子「思うに秋山さんもこれが原因じゃないか」
華「しかし、優花里さんはご両親との実家暮らし。一人暮らしならば生活リズムが崩れやすいと思いますが…」
みほ「いや、もしかするとあるかもね…」
沙織「うん! ゆかりんって戦車道にすごく熱心に取り組んでるじゃん!」
華「なるほど、自主訓練や戦車の研究を優先して私生活を疎かにしている可能性も…」
華「『生活習慣によって体臭が変わる』…?」
沙織「あーテレビでやってたー! 不健康な生活をしている人ほど体臭がキツくなるって!」
みほ「食事のバランスが崩れるだけでも変化があるって書いてあるね」
麻子「思うに秋山さんもこれが原因じゃないか」
華「しかし、優花里さんはご両親との実家暮らし。一人暮らしならば生活リズムが崩れやすいと思いますが…」
みほ「いや、もしかするとあるかもね…」
沙織「うん! ゆかりんって戦車道にすごく熱心に取り組んでるじゃん!」
華「なるほど、自主訓練や戦車の研究を優先して私生活を疎かにしている可能性も…」
麻子「あの臭いが不健康な生活によって発生しているのならば」
みほ「健康的な生活に直せば臭いも治るってことだね!」
みほ「それじゃあ優花里さんに健康に暮らしてもらう『すこやか作戦』開始です!」
四人「おーー!」
ーーー
みほ「健康的な生活に直せば臭いも治るってことだね!」
みほ「それじゃあ優花里さんに健康に暮らしてもらう『すこやか作戦』開始です!」
四人「おーー!」
ーーー
キンコーンカーン…
沙織「お昼だよー!ごはんごはん!」
優花里「あ、あの私もご一緒でいいんでしょうか…」
華「もちろんですよ」
優花里「お気持ちは嬉しいのですが、私、お昼は装填の練習を…」
みほ「えっ、それじゃあお昼はいつ食べてるの?」
優花里「食事の時間が勿体無くて…最近はずっとお昼を抜いて…」
麻子(やはりか)
華「しかしそれでは不健康ですよ。今日はお休みして一緒に食べましょう」
沙織「お昼だよー!ごはんごはん!」
優花里「あ、あの私もご一緒でいいんでしょうか…」
華「もちろんですよ」
優花里「お気持ちは嬉しいのですが、私、お昼は装填の練習を…」
みほ「えっ、それじゃあお昼はいつ食べてるの?」
優花里「食事の時間が勿体無くて…最近はずっとお昼を抜いて…」
麻子(やはりか)
華「しかしそれでは不健康ですよ。今日はお休みして一緒に食べましょう」
優花里「しかし、今日は食べないつもりだったのでお弁当は…。お金も心許なくて…」
沙織「そんなことだろうと思って…じゃじゃーん! お弁当作ってきたんだー! さ、これ食べて!」
みほ「わぁ、美味しそう~!」
華「彩鮮やかですねぇ」
優花里「そ、そんな悪いですよぉ~」
沙織「いいの! 私の愛妻弁当堪能してね!」
優花里「武部殿…! ありがとうございます! 友達にお弁当を作って頂けるなんて人生初です!」
優花里「感激ですぅ~!」
沙織「そんなことだろうと思って…じゃじゃーん! お弁当作ってきたんだー! さ、これ食べて!」
みほ「わぁ、美味しそう~!」
華「彩鮮やかですねぇ」
優花里「そ、そんな悪いですよぉ~」
沙織「いいの! 私の愛妻弁当堪能してね!」
優花里「武部殿…! ありがとうございます! 友達にお弁当を作って頂けるなんて人生初です!」
優花里「感激ですぅ~!」
沙織「あははは…、そんなはしゃいで…、ちょっ、抱きつかないで、うぷっ…」
みほ(沙織さんの特製バランス弁当…! 優花里さんにはお昼だけでも食べてもらってバランスのとれた食事をしてもらわないと!)
麻子(……にしても)
華(やはり…)
沙織(この臭いの中でご飯食べないといけないのはキツイなぁ…)
ーーー
みほ(沙織さんの特製バランス弁当…! 優花里さんにはお昼だけでも食べてもらってバランスのとれた食事をしてもらわないと!)
麻子(……にしても)
華(やはり…)
沙織(この臭いの中でご飯食べないといけないのはキツイなぁ…)
ーーー
prrrrrrr…
優花里「はい、こちら秋山であります」
沙織「もしもしゆかりん? 私だよー」
優花里「武部殿? どうしたのですがこんな深夜に…」
沙織「それはこっちの台詞! 明日朝練があるのに何でこんな時間まで起きてるの?」
優花里「え、えーと今度の対戦校の試合データをネットで集めてまして…」
沙織「もー、そういう調査も大切だけどいつか倒れちゃうよ?」
優花里「はい、こちら秋山であります」
沙織「もしもしゆかりん? 私だよー」
優花里「武部殿? どうしたのですがこんな深夜に…」
沙織「それはこっちの台詞! 明日朝練があるのに何でこんな時間まで起きてるの?」
優花里「え、えーと今度の対戦校の試合データをネットで集めてまして…」
沙織「もー、そういう調査も大切だけどいつか倒れちゃうよ?」
沙織「みぽりんもゆかりんを信頼してるんだからそんなことになったらきっと心配で大変になっちゃうよ」
優花里「に、西住殿がそんな…あわわっ」
沙織「さっき麻子にも寝るように電話したんだけど、ゆかりんにも電話してみて正解だったね」
優花里「ありがとうございます武部殿~! 秋山優花里、すぐに就寝態勢に入ります!」
沙織「よろしい! なーんてね! じゃあまた明日ね~」
優花里「はい、おやすみなさいです!」
ツーツーツー…
沙織(よし、これで徐々に早寝早起きになってもらお!)
優花里「に、西住殿がそんな…あわわっ」
沙織「さっき麻子にも寝るように電話したんだけど、ゆかりんにも電話してみて正解だったね」
優花里「ありがとうございます武部殿~! 秋山優花里、すぐに就寝態勢に入ります!」
沙織「よろしい! なーんてね! じゃあまた明日ね~」
優花里「はい、おやすみなさいです!」
ツーツーツー…
沙織(よし、これで徐々に早寝早起きになってもらお!)
ーーー
みほ(こうして優花里さんの生活リズムや食生活はどんどん健康的な物になっていきました)
みほ(…………しかし)
ーーー
優花里「では、私はこちらの道ですので! 皆さんお疲れ様でした!」
みほ「ま、また明日ね…」
沙織「ばいばーい…」
四人「………」
みほ(こうして優花里さんの生活リズムや食生活はどんどん健康的な物になっていきました)
みほ(…………しかし)
ーーー
優花里「では、私はこちらの道ですので! 皆さんお疲れ様でした!」
みほ「ま、また明日ね…」
沙織「ばいばーい…」
四人「………」
麻子「……どうだ」
沙織「どうって…」
華「あれから2週間経ちましたが…」
みほ「控えめに言っても…」
麻子「比較的に健康的な洗ってない犬になっただけだな…」
華「むしろ代謝がよくなったのか微かに汗の臭いも混じって…」
沙織「獣臭さに拍車が掛かったというか…」
みほ「作戦失敗…だね…」
四人「はぁ……」
ーーー
沙織「どうって…」
華「あれから2週間経ちましたが…」
みほ「控えめに言っても…」
麻子「比較的に健康的な洗ってない犬になっただけだな…」
華「むしろ代謝がよくなったのか微かに汗の臭いも混じって…」
沙織「獣臭さに拍車が掛かったというか…」
みほ「作戦失敗…だね…」
四人「はぁ……」
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みほ(以降様々な作戦を考えましたが…)
~~~
沙織「木を隠すなら森の中! 野良犬を隠すなら野良犬の中だよ!」
みほ「なるほど!『101匹わんちゃん作戦』、パンツァーフォー!」
わんわんわんキャンキャンキャン!
桃「西住! なんだこの犬の大群はー!!」
みほ「え、えっと試合中に犬が乱入してきても動揺しない精神力を…」
桃「意味ないだろそんな訓練~!!」
一年「可愛いぃ~!」
杏「これじゃ戦車動かせないね~」
~~~
沙織「木を隠すなら森の中! 野良犬を隠すなら野良犬の中だよ!」
みほ「なるほど!『101匹わんちゃん作戦』、パンツァーフォー!」
わんわんわんキャンキャンキャン!
桃「西住! なんだこの犬の大群はー!!」
みほ「え、えっと試合中に犬が乱入してきても動揺しない精神力を…」
桃「意味ないだろそんな訓練~!!」
一年「可愛いぃ~!」
杏「これじゃ戦車動かせないね~」
ホシノ「うわー! ギアの間に鼻突っ込んだら危ないって!」
エルヴィン「フンデミーネか…!?」
典子「ぼ、ボール返せ~!」
そど子「犬の持ち込みは当然禁止よ禁止!!」
麻子「パニックで戦車道どころかじゃないな」
華「犬が集まったことで余計に臭いが凝縮されたような…」
優花里「えへへー、くすぐったいですよぉ~」モフモフ~
沙織「にしてもゆかりんの所に異様に集まってるね、犬」
麻子「類は友を呼ぶというアレか」
みほ「これもダメかぁ…」
ーーー
エルヴィン「フンデミーネか…!?」
典子「ぼ、ボール返せ~!」
そど子「犬の持ち込みは当然禁止よ禁止!!」
麻子「パニックで戦車道どころかじゃないな」
華「犬が集まったことで余計に臭いが凝縮されたような…」
優花里「えへへー、くすぐったいですよぉ~」モフモフ~
沙織「にしてもゆかりんの所に異様に集まってるね、犬」
麻子「類は友を呼ぶというアレか」
みほ「これもダメかぁ…」
ーーー
ーーー
IV号に空気清浄機と換気扇を大量に増設する『スーハー作戦』
沙織「自動車部に却下されちゃった~」
みほ「うん…私も内心無理だろうと思ってた…」
麻子「下手するとレギュレーション違反で試合に出れないかもな」
華「出場できても換気扇という弱点を大量に晒すのは…」
ーーー
IV号に空気清浄機と換気扇を大量に増設する『スーハー作戦』
沙織「自動車部に却下されちゃった~」
みほ「うん…私も内心無理だろうと思ってた…」
麻子「下手するとレギュレーション違反で試合に出れないかもな」
華「出場できても換気扇という弱点を大量に晒すのは…」
ーーー
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優花里に対ガス兵器用防護服を着させて臭いを漏らさないようにする『とじこめ作戦』
みほ「これどう考えても不審がられるよね」
沙織「対ガス兵器特殊隊員にハマらせれば自分から着るんじゃない? ゆかりん拘れば拘りまくる子だし」
麻子「戦車道どころか日常生活もままならなくなるぞ」
華「周囲の目もありますし…」
優花里に対ガス兵器用防護服を着させて臭いを漏らさないようにする『とじこめ作戦』
みほ「これどう考えても不審がられるよね」
沙織「対ガス兵器特殊隊員にハマらせれば自分から着るんじゃない? ゆかりん拘れば拘りまくる子だし」
麻子「戦車道どころか日常生活もままならなくなるぞ」
華「周囲の目もありますし…」
ーーー
四人の鼻腔内をバーナーで焼いて嗅覚を完全に殺す『こんがり作戦』
優花里に日常的に冷たく接して戦車道を辞めさせ不登校にさせる『おはじき作戦』
学園艦に伝わる怪しい人体実験書を参考に優花里の臭いを消す改造を施す『731作戦』
四人「…………」
沙織「なんか作戦内容すっごくブラックになってない!? 嘘、これ本当に私たちが思い付いたものなの!?」
華「実らぬ結果に精神がすり減って迷走のスパイラルに陥ったのでしょうか…」
麻子「人間はかくも残酷になれるんだな」
みほ「却下です!どれも却下!」
沙織「怖いよーー!!」
四人の鼻腔内をバーナーで焼いて嗅覚を完全に殺す『こんがり作戦』
優花里に日常的に冷たく接して戦車道を辞めさせ不登校にさせる『おはじき作戦』
学園艦に伝わる怪しい人体実験書を参考に優花里の臭いを消す改造を施す『731作戦』
四人「…………」
沙織「なんか作戦内容すっごくブラックになってない!? 嘘、これ本当に私たちが思い付いたものなの!?」
華「実らぬ結果に精神がすり減って迷走のスパイラルに陥ったのでしょうか…」
麻子「人間はかくも残酷になれるんだな」
みほ「却下です!どれも却下!」
沙織「怖いよーー!!」
ーーーーー
ーーー
ーー
みほ(どの作戦も失敗、または根底からそもそも成功し得ないものでした…)
沙織「もうダメ…何も思いつかない…」
麻子「他のチームにも相談してみるか?」
華「しかしそれでは優花里さんの臭いのことが周知されてしまいます」
麻子「皆とっくにご存知なんじゃないのか」
みほ「外に出るとそこまで臭いは控えめになるし、戦車の鉄と油の臭いで皆気づいてないと思う…」
麻子「気付いているのは閉鎖空間に共に入る私たちだけか…」
ーーー
ーー
みほ(どの作戦も失敗、または根底からそもそも成功し得ないものでした…)
沙織「もうダメ…何も思いつかない…」
麻子「他のチームにも相談してみるか?」
華「しかしそれでは優花里さんの臭いのことが周知されてしまいます」
麻子「皆とっくにご存知なんじゃないのか」
みほ「外に出るとそこまで臭いは控えめになるし、戦車の鉄と油の臭いで皆気づいてないと思う…」
麻子「気付いているのは閉鎖空間に共に入る私たちだけか…」
沙織「ゆかりん自身は自分の臭い気づいてないのー!?」
華「自分の臭いだからこそ気づかないのではないでしょうか」
麻子「自覚があれば改めるだろ」
麻子「もうあらゆる手は尽くした。こうなったら面と向かって言うしかない」
沙織「う…」
華「しかしそれはあまりにも…」
麻子「だが四人でコソコソやるよりも、当事者も含めて解決策を模索する方が確率は高いんじゃないか」
沙織「確かにそうかもしれないけど…! あー!ゆかりんの傷付く顔なんて見たくないよー!」
麻子「西住さん、いや隊長。どうする」
みほ「えっ…」
華「自分の臭いだからこそ気づかないのではないでしょうか」
麻子「自覚があれば改めるだろ」
麻子「もうあらゆる手は尽くした。こうなったら面と向かって言うしかない」
沙織「う…」
華「しかしそれはあまりにも…」
麻子「だが四人でコソコソやるよりも、当事者も含めて解決策を模索する方が確率は高いんじゃないか」
沙織「確かにそうかもしれないけど…! あー!ゆかりんの傷付く顔なんて見たくないよー!」
麻子「西住さん、いや隊長。どうする」
みほ「えっ…」
麻子「勝手な行動はしないつもりだ。隊長の判断に任せる」
沙織「最も慕われているみぽりんが決めるのが一番かもね…」
みほ「うぅ…」
華「新たな策を練るか、覚悟を決めて真実を告げるか…」
みほ「そんな、私……!」
3人「……」
みほ「決めれないよ…」
麻子「……すまない、こんな大きな決断を任せるなんて」
沙織「ごめんねみぽりん、また皆で考えよっか」
華「1からやり直しですね」
みほ「うん…」
沙織「最も慕われているみぽりんが決めるのが一番かもね…」
みほ「うぅ…」
華「新たな策を練るか、覚悟を決めて真実を告げるか…」
みほ「そんな、私……!」
3人「……」
みほ「決めれないよ…」
麻子「……すまない、こんな大きな決断を任せるなんて」
沙織「ごめんねみぽりん、また皆で考えよっか」
華「1からやり直しですね」
みほ「うん…」
四人「…………」
みほ「……なんだか最近、あんこうチームの皆で一緒にいないよね」
みほ「いつも優花里さんを抜いて私たちだけ…」
沙織「確かに…」
麻子「放課後はずっとこの作戦会議に当ててたからな」
みほ「どうしてこうなっちゃったんだろうね…、前は皆で戦車ショップに行ったりとか」
みほ「大浴場でおふろ入ったりしてたのに…」
3人「……」
沙織「……ん?」
華「どうしました沙織さん? 何かに気づいたかのような顔で…」
みほ「……なんだか最近、あんこうチームの皆で一緒にいないよね」
みほ「いつも優花里さんを抜いて私たちだけ…」
沙織「確かに…」
麻子「放課後はずっとこの作戦会議に当ててたからな」
みほ「どうしてこうなっちゃったんだろうね…、前は皆で戦車ショップに行ったりとか」
みほ「大浴場でおふろ入ったりしてたのに…」
3人「……」
沙織「……ん?」
華「どうしました沙織さん? 何かに気づいたかのような顔で…」
麻子「どうがんばっても自分がモテてない事実にようやく気づいたのか」
沙織「何言ってんの! 違うよ! そもそも私モテモテだし、この前だって街歩いていたら男の人からティッシュを手渡しで…」
みほ「じゃあ何を…」
沙織「えーと…ほら、今みぽりん大浴場の話したじゃん」
麻子「ああ」
沙織「そのー、誰かさ、見たことある?」
華「見たことある…? とは何を?」
沙織「それは…あの…」
沙織「何言ってんの! 違うよ! そもそも私モテモテだし、この前だって街歩いていたら男の人からティッシュを手渡しで…」
みほ「じゃあ何を…」
沙織「えーと…ほら、今みぽりん大浴場の話したじゃん」
麻子「ああ」
沙織「そのー、誰かさ、見たことある?」
華「見たことある…? とは何を?」
沙織「それは…あの…」
.
沙織「ゆかりんが身体や頭を洗っているところ」
みほ「……」
華「……」
麻子「……」
「「「あっ」」」
.
沙織「ゆかりんが身体や頭を洗っているところ」
みほ「……」
華「……」
麻子「……」
「「「あっ」」」
.
ーーー
戦車庫
優花里「皆さん改まってどうしました? 放課後にこんな所に呼び出して」
みほ「えーとね…」
沙織「ちょっとしたお話が…」
優花里「なんでしょうか…、まさか不良漫画でよくある『シメる』という展開!?」
優花里「わ、私何か皆さんの気に触ることを仕出かしましたでしょうか!?」
華「そうではなくて、ただお聞きしたいことが…」
優花里「私に質問?」
戦車庫
優花里「皆さん改まってどうしました? 放課後にこんな所に呼び出して」
みほ「えーとね…」
沙織「ちょっとしたお話が…」
優花里「なんでしょうか…、まさか不良漫画でよくある『シメる』という展開!?」
優花里「わ、私何か皆さんの気に触ることを仕出かしましたでしょうか!?」
華「そうではなくて、ただお聞きしたいことが…」
優花里「私に質問?」
麻子「単刀直入に聞くぞ」
沙織「麻子!?」
麻子「秋山さんは普段風呂でどんな洗い方をしている?」
優花里「洗い方…ですか?」
みほ「あ、あのね、さっき皆の洗い方の話になったの」
沙織「そう! それで盛り上がってね! ちなみに私はお肌のスキンケアに拘ってるよ!」
華「私は椿の香りのシャンプーが愛用です」
みほ「恥ずかしいけどいつもボコのボディタオルで…」
麻子「この様にそれぞれ個性があってな。秋山さんのも是非教えてほしい」
優花里「へぇー! 確かに面白いですねー!」
沙織「麻子!?」
麻子「秋山さんは普段風呂でどんな洗い方をしている?」
優花里「洗い方…ですか?」
みほ「あ、あのね、さっき皆の洗い方の話になったの」
沙織「そう! それで盛り上がってね! ちなみに私はお肌のスキンケアに拘ってるよ!」
華「私は椿の香りのシャンプーが愛用です」
みほ「恥ずかしいけどいつもボコのボディタオルで…」
麻子「この様にそれぞれ個性があってな。秋山さんのも是非教えてほしい」
優花里「へぇー! 確かに面白いですねー!」
沙織(よし! 不自然じゃない話の流れになった!)
華(思えば以前に入浴を共にした時に優花里さんの身体を洗う場面までは注視していませんでした)
みほ(優花里さんの洗い方は誰も見たことのない道の領域…!)
麻子(こうして本人に普段の洗い方を聞いて、仮にそれに不備があれば…)
沙織(それがあの臭いの原因という可能性はある…)
みほ(つまりその洗い方さえ直せば臭いは改善できるはず…!)
優花里「えーとですねぇ、確かに私のは皆さんとは少し違いますね…」
みほ「それは…?」
4人「ゴクリ…」
華(思えば以前に入浴を共にした時に優花里さんの身体を洗う場面までは注視していませんでした)
みほ(優花里さんの洗い方は誰も見たことのない道の領域…!)
麻子(こうして本人に普段の洗い方を聞いて、仮にそれに不備があれば…)
沙織(それがあの臭いの原因という可能性はある…)
みほ(つまりその洗い方さえ直せば臭いは改善できるはず…!)
優花里「えーとですねぇ、確かに私のは皆さんとは少し違いますね…」
みほ「それは…?」
4人「ゴクリ…」
.
優花里「そもそも私、シャンプーやボディソープ使わないんですよねー」アハハハ-!
「………えっ?」
.
優花里「そもそも私、シャンプーやボディソープ使わないんですよねー」アハハハ-!
「………えっ?」
.
優花里「皆さん『湯シャン』ってご存知ですか? シャンプーなどを使わずにお湯ですすぐだけの洗い方ですね」
沙織「……えっ、一切?」
優花里「はい! でも全然汚いことはなくてむしろシャンプー使う方が頭皮や髪にダメージがあるらしいですよ!」
優花里「お湯だけで汚れ70パーセント…いや80でしたっけ? とにかくいっぱい綺麗になるんですよー!
優花里「頭皮の油を落としすぎると逆にダメなんですよね、理由は知らないけど。ネットに書いてましたよー!」
みほ「……」
華「そ、そんな…嘘…」
麻子「……では、身体の方は?」
優花里「へ? 頭と一緒で身体も洗いませんよ? シャワーだけです」
華「」
フラッ
沙織「華が気絶したぁーー!?」
沙織「……えっ、一切?」
優花里「はい! でも全然汚いことはなくてむしろシャンプー使う方が頭皮や髪にダメージがあるらしいですよ!」
優花里「お湯だけで汚れ70パーセント…いや80でしたっけ? とにかくいっぱい綺麗になるんですよー!
優花里「頭皮の油を落としすぎると逆にダメなんですよね、理由は知らないけど。ネットに書いてましたよー!」
みほ「……」
華「そ、そんな…嘘…」
麻子「……では、身体の方は?」
優花里「へ? 頭と一緒で身体も洗いませんよ? シャワーだけです」
華「」
フラッ
沙織「華が気絶したぁーー!?」
優花里「お湯でサーっと流すだけで十分ですし時間の短縮になりますしね」
みほ「こ、個性的だね…」
麻子(間違いなくこれが原因だ…)
麻子(しかし、いくらシャンプー無しで水洗いでも本当にあの野良犬臭がするものなのだろうか…?)
麻子(湯シャンにそれなりの効果はあるという記事も見た事あるんだが…)
麻子「秋山さん、その湯シャンなる物にケチを付けるつもりはないがやはりちゃんと洗った方がいいと思う」
沙織「そうだよ! 毎日しっかりシャンプー使って…」
優花里「えー? 私シャンプー嫌いなんですよねぇ…。ただでさえ嫌いなのに毎日なんて…」
みほ「……えっ? 毎日なんて?」
沙織「ちょっと…それってどういう意味…?」
華「うぅっ…」←少し復活
みほ「こ、個性的だね…」
麻子(間違いなくこれが原因だ…)
麻子(しかし、いくらシャンプー無しで水洗いでも本当にあの野良犬臭がするものなのだろうか…?)
麻子(湯シャンにそれなりの効果はあるという記事も見た事あるんだが…)
麻子「秋山さん、その湯シャンなる物にケチを付けるつもりはないがやはりちゃんと洗った方がいいと思う」
沙織「そうだよ! 毎日しっかりシャンプー使って…」
優花里「えー? 私シャンプー嫌いなんですよねぇ…。ただでさえ嫌いなのに毎日なんて…」
みほ「……えっ? 毎日なんて?」
沙織「ちょっと…それってどういう意味…?」
華「うぅっ…」←少し復活
.
優花里「ですから、ちゃんと毎週一度湯シャンしてるのに毎日なんて面倒ですよぉ」
みほ「」
沙織「」
麻子「」
華「」
優花里「ですから、ちゃんと毎週一度湯シャンしてるのに毎日なんて面倒ですよぉ」
みほ「」
沙織「」
麻子「」
華「」
あ~秋山殿のおまんこに鼻ガッツリ押し付けて深呼吸してぇ
優花里「そもそも多くの人間はつい数十年前まで毎日お風呂に入っていませんしね。でも汚さで死んだ人間なんていません、ロビンソン・クルーソーだってお風呂なしで生き延びました」
優花里「第二次世界大戦でも満足に身体を洗える兵士は僅かです。それでも多くの兵士が立派に任務を遂行したところを見ると洗わないという事は大きな枷にはならず…」
華「」
沙織「華がまた気絶した…」
麻子「盲点だったな…」
みほ「うん…」
麻子「風呂に入るのは週に一度の上にただの水浴び…」
みほ「『洗ってない犬の臭い』のそもそもの原因は正に『洗ってなかった』から…だなんて」
優花里「第二次世界大戦でも満足に身体を洗える兵士は僅かです。それでも多くの兵士が立派に任務を遂行したところを見ると洗わないという事は大きな枷にはならず…」
華「」
沙織「華がまた気絶した…」
麻子「盲点だったな…」
みほ「うん…」
麻子「風呂に入るのは週に一度の上にただの水浴び…」
みほ「『洗ってない犬の臭い』のそもそもの原因は正に『洗ってなかった』から…だなんて」
優花里「何故か母は口煩く入れ入れと言ってましたが最近は諦めてくれました。まあ流石に戦車道でかなり汚れた時にはしっかりシャワーを浴びますがね」
麻子「その上、本人は常にこの臭いの中で生活してるから異常に気づけていない」
麻子「多分入浴時間を殺して得た時間を今まで趣味の戦車に注ぎ込んで来たんだな」
沙織「ゆかりんが友達いなかったのってもしかして…」
みほ「なんと言うか…」
(((『呆れた』……としか言いようがない…)))
.
麻子「その上、本人は常にこの臭いの中で生活してるから異常に気づけていない」
麻子「多分入浴時間を殺して得た時間を今まで趣味の戦車に注ぎ込んで来たんだな」
沙織「ゆかりんが友達いなかったのってもしかして…」
みほ「なんと言うか…」
(((『呆れた』……としか言いようがない…)))
.
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