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    元スレ澪「デスノート…?」

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    1 = :

    「直訳で死のノートか…なになに」

    「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ?」

    「ははっ…なんだこれ、子供のいたずらかな」

    2 = :

    「おはよー澪!」

    「…っ!おはよう律」ササッ

    「ん?今なんか隠さなかったか?」

    「なんのことだ…気のせいだろ」

    (危ない危ない…こんなの律に見られたらバカにされるところだった)

    3 = :

    このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が
    言語訓練のために立てたものです。

    アイと研究員とのやり取りに利用するスレッドなので、
    関係者以外は書きこまないで下さい。

                      京都大学霊長類研究所

    4 = :

    帰宅後

    「ふーっ…今日も結局練習できなかったなぁ」ガサゴソ

    「あ…あのノート持って帰って来ちゃった…」

    「…」

    「試しに書いてみるか…」

    5 = :

    続きはよ

    6 = :

    テレビ「STAP細胞はぁ…ありまぁす!」

    「あ、この人最近テレビでよく見る人だ」

    「生中継で会見を開いてたんだな…」

    「大保方晴子…と」サラサラ

    「死因を書かなければ40秒後に心臓麻痺になるって書いてあるな」

    7 = :

    保守

    8 = :

    40秒後

    テレビ「何度も成功してるんでぇす!」

    「なんだよ…やっぱり偽物じゃないか」

    「バカらし…お風呂はいって寝よ…」

    テレビ「うっ…」

    「!?」

    9 = :

    テレビ「えっ…ちょっと…大保方さん大丈夫ですか?!」

    テレビ「し…死んでる!!」

    (そんな…!)

    (デスノート…本物だ!!)

    10 = :

    (ははっ…まさか…嘘だろ?)

    「いや…たまたまという可能性もある…」

    「…」リモコンポチッ

    テレビ「耳が聞こえないというのは嘘でした」

    「この人も謝罪会見を…」

    「佐村河内攻…」カキカキ

    11 = :

    テレビ「うぐっ…」

    テレビ「死んでいます!!」

    「あ…あ…」ガタガタ

    「まさか…私がやったのか?」

    12 = :

    わろた

    13 = :

    「そんな…こんな恐ろしいノートだったなんて…」

    「デスノート…こんなものはあっちゃダメなんだ!」バッ

    「ううっ…私人殺しになっちゃったよぉ…」ポロポロ

    「りつぅ…助けて…」

    14 = :

    澪つん

    15 = :

    名前間違えてるじゃん

    16 = :

    1週間後

    「最近澪ちゃん部活のあとすぐ帰っちゃうね」

    「なんでも勉強が忙しいんだと…」

    「家に行ってもぶっきらぼうなんだ」

    「そう…なんだか心配ね」

    17 = :

    死神「キヒヒッ…そのノート、上手く使っているようだな」

    「来たか…死神」

    死神「あれ?驚かねぇの?」

    「来るのはわかってたからな…この日のためにリングと呪怨を腐るまで観て耐性をつけさせてもらった」

    死神「どうだ、デスノートは」

    18 = :

    「素晴らしいノートだ…私の作りたかった世界が作り出せそうな気がするよ」

    死神「今日までの時点で245人…随分と殺したな」

    「最初はビビって泣いたけどね…」

    「気づいたんだ…これは神様が私にくれた力なんだって」

    19 = :

    死神「殺す人間を選んでるのか?」

    「もちろんだ…私は犯罪者しか殺さない」

    死神「ほう…」

    「犯罪者のいない、綺麗な世界を作るのが私の夢だ」

    「ネットでは私はキラと呼ばれて、既に伝説になりつつあるんだ」

    20 = :

    死神「ま、そのノートをどう使おうが、所有者のお前の勝手だけどよ」

    「そうか…で、私を殺しにきたのか?」

    死神「殺す?いやいや、俺は人間観察がしたいだけなんだ」

    死神「お前がどこまでやるのか見せてもらうよ」

    21 = :

    なんだ
    ライトを澪に変えただけか

    22 = :

    リングと呪怨のせいで性格が変わってる

    23 = :

    翌日!

    「なぁ澪!知ってるか、キラの噂」

    「知ってるさ…犯罪者ばかりを謎の力で殺す救世主だろ?」

    「意外だな…てっきり怖い話はやめろって言われると思ってたのに」

    「私もキラに共感してるからな…犯罪者なんてこの世からいなくなればいいんだ」

    24 = :

    「それは言い過ぎだぞ、澪」

    「律…?何言って…」

    「犯罪者にだって悲しむ家族はいるんだ…それに」

    「キラは裁判中でまだ有罪と決まっていない人まで殺すんだ」

    「私は…そんなのダメだと思う」

    25 = :

    (律…!どうしてわかってくれないんだ!)

    (あいつらは生かしてはおけない!法律に守られて、自分の罪から逃げてるんだぞ!)

    「ま、この話はもう終わり」

    「じゃあまた放課後な」

    「あぁ…」

    26 = :



    「くそっ!くそっ!くそっ!」

    死神「なんだかご機嫌斜めだな…生理か?」

    「黙ってろ死神」

    (律…!私はお前たちのために世界を変えようとしてるんだぞ!)

    「あーイライラするしテレビでも見よう…」

    27 = :

    テレビ「番組の途中ですが、ICPOより緊急の放送があります」

    「?なんだ?」

    Y「日本の皆さんこんばんは…私はYと言います」

    Y「皆さん…今犯罪者を殺し続けている大量殺人鬼…キラを見つけるため、全世界同時放送でこのメッセージを送っています」

    「Y…だと」

    28 = :

    おもろい

    30 = :

    Y「キラ…お前は世直しをしているつもりかも知れないが、やってることは下衆な殺人に他ならない」

    Y「顔を見せないのがいい証拠だ。お前は最低な引きこもりの犯罪者だ」

    「バカにしやがって…」

    「ふっ…」

    「わざわざフルネームを晒してくれてありがとう。おかげで楽に殺せる」

    「もう少しお前と遊んでやりたかったけどな…さよなら、Y」カキカキ

    31 = :

    「ジャスト40秒…終わりだ」

    Y「うっ…」ガタッ

    「はっはっは!もう誰にも私を止めることなんて出来ないぞ!!」








    テレビ「ヴゥーン」

    『Y』

    Y「驚いたな…お前は本当に名前だけで人を殺せるのか」

    32 = :

    「なっ…!どういうことだ!?」

    Y「お前が殺したのは司法取引をした死刑囚だ…」

    Y「さらにこの放送は日本の…関西地方にしか流れていない」

    Y「お前がどこにいるか…すぐに突き止めてやるぞ」

    「Y…くそっ!やられた…」

    33 = :

    けいおんSSとか久しぶりに見た

    34 = :

    翌日

    (くそっ…Yめ…名前と顔がわかればすぐにでも殺してやるのに)

    「澪ちゃん、なんだか顔色が悪いよ」

    「えっ…あぁ?そうか?」

    「りっちゃんも今日は休みだし、なんだか心配だわ」

    「澪先輩…今日は無理しないほうがいいんじゃないですか?」

    35 = :

    憂のほうがあってるんだが

    36 = :

    「私、澪ちゃんを送っていくよ!」

    「唯…大丈夫だって」

    「いーえ、私たちも行きますから、今日は大人しく帰りましょう」

    「澪ちゃんのカバンは私が持ってあげるわ~」

    37 = :

    「はぁ…唯たちに心配かけて、私はなにをやってるんだ…」

    「こんなことじゃ、新世界を作るなんて…」

    死神「諦めるのか?」

    「いーや、昨日は下手を打ったが、まだ私を見つけることは不可能なはずだ」

    「犯罪者の粛清は続けるよ」カキカキ

    38 = :

    翌日

    「昨日は心配かけてごめんな」

    「澪ちゃんもりっちゃんも元気になってよかった~!」

    「やっぱ放課後ティータイムは全員揃わないとな!」

    「さぁ、今日こそは練習だぞ!」

    39 = :

    「私澪ちゃんと2人で演奏してみたーい!」

    「おや?モテますね澪しゃーん」ニヤニヤ

    「あらあらまぁまぁ」ニッコリ

    「やめろよ…よーし、じゃあ唯、セットして」

    40 = :

    「ねーねー澪ちゃん」ヒソヒソ

    「なんだ?演奏始めるぞ」

    「私がYなんだよ…澪ちゃん」

    「えっ…」

    41 = :

    「私ね、澪ちゃんのことキラって疑ってるの」

    「なんでだよ…」

    「だからこうやって演奏して…澪ちゃんのこともっと知りたいなぁって」

    「わ、わかった…」

    43 = :

    「はぁはぁ…」

    「はぁはぁ…」

    「2人ともすごいわぁ!」

    「いつもの練習もあれくらい頑張ってくれたらいいんですが…」

    「いやー疑ってごめんね、澪ちゃん」

    「わかってくれたらいいんだ」

    44 = :

    「澪ちゃん…私がYっていう事はみんなには黙っててね」ヒソヒソ

    「それと、澪ちゃんにキラ特別捜査本部にお手伝いに来て欲しいんだぁ」

    「そうか…私で力になれるなら協力するよ」

    45 = :



    死神「いやーまさかこんな近くにYがいるとはな」

    「まさかよりにもよって唯だったなんて」

    死神「殺さないのか?」


    『あともし私が死んだら、澪ちゃんはキラってことになって捕まっちゃうからね!』


    「殺してやりたいが…今はまだダメだ」

    46 = :

    唯本名割れてるやん

    47 = :

    テレビ「次はなんと…この番組に今巷で話題のキラさんがアポを取ってくださいました!」

    「?!」

    「また偽者のキラか…この手の番組も飽きたんだよな」

    キラ?『初めまして』

    テレビ「初めましてキラさん…あなたは本当に名前だけで人を殺せるんですか?」

    48 = :

    キラ?『殺せますよ…なんなら今から殺しましょうか?』

    テレビ「あっはっは!では私を殺してみてください!」

    キラ?『いいですよ』

    テレビ「うぐっ…まさか…本物」ドターン

    テレビ「キャー!!」

    49 = :

    「どういうことだ死神?!」

    死神「どうもこうも…これはデスノートだな」

    「二冊目のノートがあるっていうのか?!」

    死神「そこまでは俺にもわからねぇよ…」

    「ちっ…!」

    50 = :

    「みんな昨日のテレビ観た?」

    「はい!観ました!キラって本当にいるんですね!」

    「でもテレビに出るなんて…」

    「私、なんだか好きになれないよ」

    「私も…なんだか怖いわ」


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