私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ男「幼馴染が猫になったった」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ○
レスフィルター : (試験中)
男「ただいまー」ガチャ
シーン
男「まぁ当然だけど誰もいないよな……」
男「はぁ」
ニャーン
男「ん? ……なんだ、なんで猫が家の中に」
猫「ウニャアアアアアン」
男「るせー俺犬派だし猫嫌いなんだよなぁ」
男「どこから入ったのか知らんが出てけ」ヒョイ
猫「にゃーん……」バッ
男「おいおい逃げるな手間かけさせるなよ」
猫「ふにゃあ」パク カキカキ
男「な、なんだこの猫。いきなりペン咥えて何か書きはじめたぞ」
男「なになに……『私だよ、幼馴染だよ、助けて』……だと」
男「なんだあいつ猫飼い始めたのか、こんな芸まで仕込んで全く」
シーン
男「まぁ当然だけど誰もいないよな……」
男「はぁ」
ニャーン
男「ん? ……なんだ、なんで猫が家の中に」
猫「ウニャアアアアアン」
男「るせー俺犬派だし猫嫌いなんだよなぁ」
男「どこから入ったのか知らんが出てけ」ヒョイ
猫「にゃーん……」バッ
男「おいおい逃げるな手間かけさせるなよ」
猫「ふにゃあ」パク カキカキ
男「な、なんだこの猫。いきなりペン咥えて何か書きはじめたぞ」
男「なになに……『私だよ、幼馴染だよ、助けて』……だと」
男「なんだあいつ猫飼い始めたのか、こんな芸まで仕込んで全く」
猫「にゃああん」ブルブル
男「はいはい、大人しく出てけってお前の飼い主の家は向かいだろ」ヒョイ
猫「にゃっ」ガリッ
男「いてっ、テメェ……」
猫「にゃ」バッ
男「待ちやがれ!! って、俺の部屋に、このクソ猫……」
猫「にゃにゃにゃ」ガリガリ
男「むっ、そこは俺の大切なエロ本の隠し場所……」
男「ごくり、そこを知っているということは……お前マジで幼馴染なのか?」
猫 カキカキ
男「なになに? 『だからそうだと言ってるじゃない』」
男「……えぇマジかよぉなんでお前そんな事になってんの」
男「どうすんのそれ」
幼馴染『だから助けて』カキカキ
男「どうやって。動物病院にでも行くか?」
男「はいはい、大人しく出てけってお前の飼い主の家は向かいだろ」ヒョイ
猫「にゃっ」ガリッ
男「いてっ、テメェ……」
猫「にゃ」バッ
男「待ちやがれ!! って、俺の部屋に、このクソ猫……」
猫「にゃにゃにゃ」ガリガリ
男「むっ、そこは俺の大切なエロ本の隠し場所……」
男「ごくり、そこを知っているということは……お前マジで幼馴染なのか?」
猫 カキカキ
男「なになに? 『だからそうだと言ってるじゃない』」
男「……えぇマジかよぉなんでお前そんな事になってんの」
男「どうすんのそれ」
幼馴染『だから助けて』カキカキ
男「どうやって。動物病院にでも行くか?」
幼馴染『やだ』
男「やだってお前なぁ……」
幼馴染『とりあえずここに住まわせて。家に帰れない』
幼馴染『ていうかおなか減った』
男「残飯でも食うか?」
幼馴染『なんでそう言うこというの』
男「だって猫だしなぁ」
幼馴染『普通のご飯食べたい』
男「猫缶?」
幼馴染『だからさぁ』
男「お前うわさによると猫缶って普通の缶を薄味にしただけらしいぜ? そんな嫌がるもんでもないだろ」
幼馴染『マジで!?』
男「確かにここらへんに」ゴソゴソ
男「めんごめんごビーフジャーキーしかなかった。ほら俺犬派だし」
男「やだってお前なぁ……」
幼馴染『とりあえずここに住まわせて。家に帰れない』
幼馴染『ていうかおなか減った』
男「残飯でも食うか?」
幼馴染『なんでそう言うこというの』
男「だって猫だしなぁ」
幼馴染『普通のご飯食べたい』
男「猫缶?」
幼馴染『だからさぁ』
男「お前うわさによると猫缶って普通の缶を薄味にしただけらしいぜ? そんな嫌がるもんでもないだろ」
幼馴染『マジで!?』
男「確かにここらへんに」ゴソゴソ
男「めんごめんごビーフジャーキーしかなかった。ほら俺犬派だし」
幼馴染『マジ使えねぇこの男』
男「ふーん。どうでもいいけどビーフジャーキー食べない?」
幼馴染『そんな犬の餌は食べない』
男「ほーう」ガリガリ
幼馴染『えっちょ待って、犬の餌なんで食べてるの頭おかしいの?』
男「いやこれ手作りだし、普通に俺も食う予定で作ったヤツだし」
幼馴染『自作!?』
男「うん」
幼馴染『……』フニャン スリスリ
男「何頭なすりつけてんの?」
幼馴染『食べたい』
男「犬の餌は食わないんでしょ?」ガリガリ
幼馴染『……けち』
男「けちもクソもお前は食べたくないんでしょそもそもさぁ」ニヤニヤ ガリガリ
男「ふーん。どうでもいいけどビーフジャーキー食べない?」
幼馴染『そんな犬の餌は食べない』
男「ほーう」ガリガリ
幼馴染『えっちょ待って、犬の餌なんで食べてるの頭おかしいの?』
男「いやこれ手作りだし、普通に俺も食う予定で作ったヤツだし」
幼馴染『自作!?』
男「うん」
幼馴染『……』フニャン スリスリ
男「何頭なすりつけてんの?」
幼馴染『食べたい』
男「犬の餌は食わないんでしょ?」ガリガリ
幼馴染『……けち』
男「けちもクソもお前は食べたくないんでしょそもそもさぁ」ニヤニヤ ガリガリ
幼馴染 フニャアア アニャアアアア
男「ちっ、うるせーなわかったわかった、ほら」スッ
幼馴染 ガリガリ ボリボリ
幼馴染『ありがと』
男「ふん」
男「猫の鳴き声聞くとイライラすんだよ」
男「まぁいいや。そういやお前学校どうすんの?」
幼馴染『昨日から休んでる。知らなかったの?』
男「クラス違うし、俺も結構休んで遊んで回ってるからなぁ」
幼馴染『DQNおつ』
男「そんなんじゃないよ。今しか出来ない事ってあると思うんだ」
幼馴染『うわー厨二病』
男「ほーんそんなこと言うんだ」ヒョイ
幼馴染『ごめんなさい。だから外に捨てないで。オス猫が近づいてきて困るんだって』
男「モテモテで良かったな」
男「ちっ、うるせーなわかったわかった、ほら」スッ
幼馴染 ガリガリ ボリボリ
幼馴染『ありがと』
男「ふん」
男「猫の鳴き声聞くとイライラすんだよ」
男「まぁいいや。そういやお前学校どうすんの?」
幼馴染『昨日から休んでる。知らなかったの?』
男「クラス違うし、俺も結構休んで遊んで回ってるからなぁ」
幼馴染『DQNおつ』
男「そんなんじゃないよ。今しか出来ない事ってあると思うんだ」
幼馴染『うわー厨二病』
男「ほーんそんなこと言うんだ」ヒョイ
幼馴染『ごめんなさい。だから外に捨てないで。オス猫が近づいてきて困るんだって』
男「モテモテで良かったな」
幼馴染『猫にモテても嬉しくない』
男「え? なんで? お前猫好きだったじゃん」
幼馴染『それはペット的なアレとしてで』
幼馴染『オスメスとか交尾とかそういうアレじゃないから』
男「あーなるほど」
男「う~ん」
幼馴染『どうやったら元に戻れるんだろう』
男「いっそのこと戻るの諦めて、猫として生きるって選択肢もアリだと思うよ、うん」
幼馴染『イヤなんですけどそんなの』
幼馴染『本当どうやったら戻れるか真剣に考えてよ』
男「さぁ皆目検討もつかないなぁ」
男「まぁこの手の事に詳しそうな人なら知ってるけどさ。遊んで歩くと自然とそう言う人を知れるし」
幼馴染『その人の所に連れてって』
男「ただ今どこにいるかわからないんだよなぁ」
幼馴染『ほんとこの男使えない』
男「え? なんで? お前猫好きだったじゃん」
幼馴染『それはペット的なアレとしてで』
幼馴染『オスメスとか交尾とかそういうアレじゃないから』
男「あーなるほど」
男「う~ん」
幼馴染『どうやったら元に戻れるんだろう』
男「いっそのこと戻るの諦めて、猫として生きるって選択肢もアリだと思うよ、うん」
幼馴染『イヤなんですけどそんなの』
幼馴染『本当どうやったら戻れるか真剣に考えてよ』
男「さぁ皆目検討もつかないなぁ」
男「まぁこの手の事に詳しそうな人なら知ってるけどさ。遊んで歩くと自然とそう言う人を知れるし」
幼馴染『その人の所に連れてって』
男「ただ今どこにいるかわからないんだよなぁ」
幼馴染『ほんとこの男使えない』
男「はいはいはいはい」
男「……まぁ、とは言えなんとなく居そうなところは分かるし」
幼馴染『!?』
男「いくか」
幼馴染 アアアアアンッ
男「鳴くな猫の鳴き声は耳に悪い」
路地裏
幼馴染『ねぇ、なんかスッゴイ危険なところにきてしまったような気がするんだけど」
男「どこが」
幼馴染『だってなんかホームレスとか犯罪者予備軍みたいな人ばっかなんだけどここ』
男「うぅんまぁそうなんだけどさ、あのBBAどうにも表通りは嫌いみたいで」
男「こういう所を好んで居場所にしたりするんだよなぁ」
幼馴染『その人魔女か何かなの』
男「……まぁ、とは言えなんとなく居そうなところは分かるし」
幼馴染『!?』
男「いくか」
幼馴染 アアアアアンッ
男「鳴くな猫の鳴き声は耳に悪い」
路地裏
幼馴染『ねぇ、なんかスッゴイ危険なところにきてしまったような気がするんだけど」
男「どこが」
幼馴染『だってなんかホームレスとか犯罪者予備軍みたいな人ばっかなんだけどここ』
男「うぅんまぁそうなんだけどさ、あのBBAどうにも表通りは嫌いみたいで」
男「こういう所を好んで居場所にしたりするんだよなぁ」
幼馴染『その人魔女か何かなの』
男「まぁ見た目は魔女みたいだな」
幼馴染『ひぇっ』
男「……ふぅん」ジロジロ
オカマ「あら、男ちゃんじゃなーいどうしたのよぉ」
男「あらオカマさんこれはこれは久しぶり」
オカマ「その猫ちゃんどうしたのよぉ、男ちゃんは犬派じゃなかったのぉう?」
男「まぁそうなんだけど色々あってね」
幼馴染『この人……なの?』アニャ
男「違う違う……オカマさん、BBA知らない?」
オカマ「BBA様? うぅん最近見てないわねぇ」
オカマ「いっつも居たり居なかったりするしぃ」
男「だよねぇ」
オカマ「BBA様に何か用だったのかしら?」
男「うんちょっとね。……まぁでも居ないなら仕方ない。オカマさん、BBAがもしもきたら伝えてくれない? 俺が探してたって」
オカマ「それぐらいならいいけどぉ、ただでは出来ないわよ」
幼馴染『ひぇっ』
男「……ふぅん」ジロジロ
オカマ「あら、男ちゃんじゃなーいどうしたのよぉ」
男「あらオカマさんこれはこれは久しぶり」
オカマ「その猫ちゃんどうしたのよぉ、男ちゃんは犬派じゃなかったのぉう?」
男「まぁそうなんだけど色々あってね」
幼馴染『この人……なの?』アニャ
男「違う違う……オカマさん、BBA知らない?」
オカマ「BBA様? うぅん最近見てないわねぇ」
オカマ「いっつも居たり居なかったりするしぃ」
男「だよねぇ」
オカマ「BBA様に何か用だったのかしら?」
男「うんちょっとね。……まぁでも居ないなら仕方ない。オカマさん、BBAがもしもきたら伝えてくれない? 俺が探してたって」
オカマ「それぐらいならいいけどぉ、ただでは出来ないわよ」
男「条件は? 一本?」
オカマ「お金は別にいいわ」ウフン
男 ゾクッ
男「……あの、じゃあ一体……」
オカマ「あのね……この子なんだけど」ズイッ
ゴリラ「ドーモ」
男「動物園から引っ張ってきたんすか?」
オカマ「んまっ、失礼ねぇこの子はちょっとゴリラに似た顔してるけど、れっきとした女の子よ」
男「は、はぁ……」
男(人間の服着てるゴリラにしか見えないんだけど)
オカマ「ちょっとこの子と付き合ってほしいのよ」
オカマ「なんかねぇ男の子と付き合ってみたかったんだって」
猫『ッ!?』ギニャアアア
ゴリラ「オカマ、サン。コノ人、カッコイイ、合格」
オカマ「あらじゃあ良かったわね」
オカマ「お金は別にいいわ」ウフン
男 ゾクッ
男「……あの、じゃあ一体……」
オカマ「あのね……この子なんだけど」ズイッ
ゴリラ「ドーモ」
男「動物園から引っ張ってきたんすか?」
オカマ「んまっ、失礼ねぇこの子はちょっとゴリラに似た顔してるけど、れっきとした女の子よ」
男「は、はぁ……」
男(人間の服着てるゴリラにしか見えないんだけど)
オカマ「ちょっとこの子と付き合ってほしいのよ」
オカマ「なんかねぇ男の子と付き合ってみたかったんだって」
猫『ッ!?』ギニャアアア
ゴリラ「オカマ、サン。コノ人、カッコイイ、合格」
オカマ「あらじゃあ良かったわね」
男「えっ」
幼馴染『ちょっとちょっと何それ』フギャアアアア
ゴリラ「……」ジロジロ
オカマ「条件はこういう事で」
男「ちょっとそれは……」
オカマ「じゃあ伝えないわ」
オカマ「いつ来るかもわからないBBA様を探す為に」
オカマ「無駄な時間を過ごせばいいんじゃないかしら」
男「うっ」
幼馴染『だめ、絶対だめ、他の方法探そうよ』フニャアア……
男「……」
ゴリラ「ハァ、マッタク、強情ナ男。デモソコモ素敵」
ゴリラ「……マァ、少シ妥協シテモ、良イヨ」
男「マジっすか」
ゴリラ「私ト、一発」
幼馴染『ちょっとちょっと何それ』フギャアアアア
ゴリラ「……」ジロジロ
オカマ「条件はこういう事で」
男「ちょっとそれは……」
オカマ「じゃあ伝えないわ」
オカマ「いつ来るかもわからないBBA様を探す為に」
オカマ「無駄な時間を過ごせばいいんじゃないかしら」
男「うっ」
幼馴染『だめ、絶対だめ、他の方法探そうよ』フニャアア……
男「……」
ゴリラ「ハァ、マッタク、強情ナ男。デモソコモ素敵」
ゴリラ「……マァ、少シ妥協シテモ、良イヨ」
男「マジっすか」
ゴリラ「私ト、一発」
ゴリラ「私ガモテナイ」
ゴリラ「男トツキアエナイノハ、タブン経験ガナイカラ」
ゴリラ「本当ハ恋人シタイケド」
ゴリラ「一発デモ経験ニナルカラ」
ゴリラ「処女ジャナケレバモテル」
ゴリラ「ダカラ一発」
オカマ「んもう、激しい乙女心を全快にしすぎよぉ」ウフン
男「……」
幼馴染『帰ろ、ねぇ帰ろ』グイグイ
男「……本当にヤレば伝えてくれるんですね?」
幼馴染『ッ!?』
オカマ「オカマに二言はないわ」
ゴリラ「覚悟ガ、決マッタヨウダナ」
ゴリラ「男トツキアエナイノハ、タブン経験ガナイカラ」
ゴリラ「本当ハ恋人シタイケド」
ゴリラ「一発デモ経験ニナルカラ」
ゴリラ「処女ジャナケレバモテル」
ゴリラ「ダカラ一発」
オカマ「んもう、激しい乙女心を全快にしすぎよぉ」ウフン
男「……」
幼馴染『帰ろ、ねぇ帰ろ』グイグイ
男「……本当にヤレば伝えてくれるんですね?」
幼馴染『ッ!?』
オカマ「オカマに二言はないわ」
ゴリラ「覚悟ガ、決マッタヨウダナ」
男「安心しろ、お前は元には戻してやる」
男「幼馴染だし、腐れ縁だしな」
男「ちょっと腰振ってくるだけさ」
幼馴染『やだよ、こんなのやだよ』ヒックヒック
男「ふっ……」ザッ
オカマ「さぁ、こっちよ」
男「あぁ――て、誰がゴリラとやるかボケ!!」ドガッ
オカマ「きゃっ」
ゴリラ「オカマサン!!」
男「おい行くぞ!!」ダッ
幼馴染『男ぉおお~信じてたよぉ~』アアアアンッ
男「だから声出すなよ猫の鳴き声は耳障りなんだよなぁ」
男「幼馴染だし、腐れ縁だしな」
男「ちょっと腰振ってくるだけさ」
幼馴染『やだよ、こんなのやだよ』ヒックヒック
男「ふっ……」ザッ
オカマ「さぁ、こっちよ」
男「あぁ――て、誰がゴリラとやるかボケ!!」ドガッ
オカマ「きゃっ」
ゴリラ「オカマサン!!」
男「おい行くぞ!!」ダッ
幼馴染『男ぉおお~信じてたよぉ~』アアアアンッ
男「だから声出すなよ猫の鳴き声は耳障りなんだよなぁ」
男「あぁしかしどうすっかなぁこれから」
猫『男ぉ、男ぉ』フニャアア
男「紙に書かれないと何言ってかわかんねぇよお前ニャーニャーうるせぇなぁ」
数日後
男「……」
幼馴染 モグモグ
男「お前すっかりビーフジャーキーに慣れたな」
幼馴染『まぁね』モグモグ
幼馴染『ねぇ今日はどうするの?』
男「やることもないしなぁ学校でも行くさ」
幼馴染 耳ピコン
男「ん?」
幼馴染『私もいく』
男「馬鹿言うなよ」
猫『男ぉ、男ぉ』フニャアア
男「紙に書かれないと何言ってかわかんねぇよお前ニャーニャーうるせぇなぁ」
数日後
男「……」
幼馴染 モグモグ
男「お前すっかりビーフジャーキーに慣れたな」
幼馴染『まぁね』モグモグ
幼馴染『ねぇ今日はどうするの?』
男「やることもないしなぁ学校でも行くさ」
幼馴染 耳ピコン
男「ん?」
幼馴染『私もいく』
男「馬鹿言うなよ」
幼馴染『だって私この姿になってから学校行ってないし』
幼馴染『どうなってるか気になるもん』
男「そんな事言ったって、猫が学校に進入なんて見つかったら保健所行き確定だろ」
幼馴染『うっ』
男「大人しくしてろって」
幼馴染『……男のペットってことにすれば解決しない?』
男「おまえなぁ……」
幼馴染『駄目なの?』
男「俺見たいな男が猫連れてくとか、とんだイメージダウンだわ」
幼馴染『ろくに学校行ってないんだからあってないようなイメージじゃん』
男「馬鹿お前俺って言えば孤高の男ってイメージとかありそうじゃん」
幼馴染『うわぁ……』
男「な」
幼馴染『な、じゃないでしょ。いいじゃんいいじゃん連れてかないと夜中ずっとニャーニャー言うから』
男「げっ」
幼馴染『どうなってるか気になるもん』
男「そんな事言ったって、猫が学校に進入なんて見つかったら保健所行き確定だろ」
幼馴染『うっ』
男「大人しくしてろって」
幼馴染『……男のペットってことにすれば解決しない?』
男「おまえなぁ……」
幼馴染『駄目なの?』
男「俺見たいな男が猫連れてくとか、とんだイメージダウンだわ」
幼馴染『ろくに学校行ってないんだからあってないようなイメージじゃん』
男「馬鹿お前俺って言えば孤高の男ってイメージとかありそうじゃん」
幼馴染『うわぁ……』
男「な」
幼馴染『な、じゃないでしょ。いいじゃんいいじゃん連れてかないと夜中ずっとニャーニャー言うから』
男「げっ」
幼馴染 アニャアアン アニャアアアアン ギニャアアアン
男「かぁっー発情期の淫乱メス猫見たいな声だしやがって」
男「いや、お前今猫か」
男「んで淫乱は元からか?」
幼馴染『ッ!?』
幼馴染『そんなワケないでしょ!!』ガブッ
男「~~~~ッ!!」
男「い、いってぇえええ!!」
幼馴染『淫乱じゃないから!!』ガブガブ シャッ
幼馴染『処女だから!! キスもまだだもん!!』ガリィイイ
男「はいはいはいはい何言ってっかわかんないけどわかったから連れてくからやめてやめて」
幼馴染『わかればいい』フーッ フッー
男「はぁ……」
男「かぁっー発情期の淫乱メス猫見たいな声だしやがって」
男「いや、お前今猫か」
男「んで淫乱は元からか?」
幼馴染『ッ!?』
幼馴染『そんなワケないでしょ!!』ガブッ
男「~~~~ッ!!」
男「い、いってぇえええ!!」
幼馴染『淫乱じゃないから!!』ガブガブ シャッ
幼馴染『処女だから!! キスもまだだもん!!』ガリィイイ
男「はいはいはいはい何言ってっかわかんないけどわかったから連れてくからやめてやめて」
幼馴染『わかればいい』フーッ フッー
男「はぁ……」
学校
男「……」ガラララー
女子1「あれ男くんじゃない?」ヒソ
女子2「ほんとだーもう辞めたのかと思ってた」ヒソ
男 ドスン
幼馴染 ニャーゴ
女子たち「「「「「!?」」」」
女子3「えっ、何あれ」
女子4「男くんが猫つれてきた」
男子「あいつ猫好きだったのか犬派だと思ってたんだけどなぁ。ってか学校に連れてくんなよ」
幼馴染 アァン
男「……」ピクピク
男子2「でも男が動物連れてるとかおかしいだろ。……アレじゃね、ほら、昨日ニュースでやってた」
男子3「あーなんだっけ、魔女みたいなババアが解説してたアレか」
男「……」ガラララー
女子1「あれ男くんじゃない?」ヒソ
女子2「ほんとだーもう辞めたのかと思ってた」ヒソ
男 ドスン
幼馴染 ニャーゴ
女子たち「「「「「!?」」」」
女子3「えっ、何あれ」
女子4「男くんが猫つれてきた」
男子「あいつ猫好きだったのか犬派だと思ってたんだけどなぁ。ってか学校に連れてくんなよ」
幼馴染 アァン
男「……」ピクピク
男子2「でも男が動物連れてるとかおかしいだろ。……アレじゃね、ほら、昨日ニュースでやってた」
男子3「あーなんだっけ、魔女みたいなババアが解説してたアレか」
> 幼馴染『淫乱じゃないから!!』ガブガブ シャッ
>
> 幼馴染『処女だから!! キスもまだだもん!!』ガリィイイ
かわいい
>
> 幼馴染『処女だから!! キスもまだだもん!!』ガリィイイ
かわいい
男子2「そーそー、亜人病だっけか?」
男子4「最初は普通の動物になって……徐々に人間の姿に戻って、ケモ耳を残して止まるんだっけ?」
男子「あいつのコレがそれに罹ったとか?」小指ピッ
男 ピクッ
男(亜人病……?)
男子4「男ってなんか近寄りがたいしなぁ」
男子3「学校あんま来ないし、遊んで回ってんだろ」
男子2「きっとヤリチンだぜあいつ。可愛い隣のクラスの幼馴染さんとも仲良いらしいし、あーいいなぁもうヤッてんだろうなぁ」
男「……」ガタッ スタスタ
男子3「お、おいこっち来んぞ」
男子2「な、なんだよ」
男「なぁ、今言ってたのってなんだ?」
男子3「へ?」
男「亜人病ってなんだ?」
男子4「最初は普通の動物になって……徐々に人間の姿に戻って、ケモ耳を残して止まるんだっけ?」
男子「あいつのコレがそれに罹ったとか?」小指ピッ
男 ピクッ
男(亜人病……?)
男子4「男ってなんか近寄りがたいしなぁ」
男子3「学校あんま来ないし、遊んで回ってんだろ」
男子2「きっとヤリチンだぜあいつ。可愛い隣のクラスの幼馴染さんとも仲良いらしいし、あーいいなぁもうヤッてんだろうなぁ」
男「……」ガタッ スタスタ
男子3「お、おいこっち来んぞ」
男子2「な、なんだよ」
男「なぁ、今言ってたのってなんだ?」
男子3「へ?」
男「亜人病ってなんだ?」
男子2「何って……お前昨日テレビ見てなかったのか」
男「まぁな」
男(ビーフジャーキ作ってたし)
男子3「なんつーか、アレだよ」
男子3「人間が動物になって、段々元に戻るんだけど、耳だけケモ耳になっちまうって言う」
キモオタ「われわれにとって夢のような病ですぞー!!」バッ
男「うおっどっから出てきたこいつ」
男子2「まぁとにかくそんなアレだよ。男の連れてきた猫もそれなんじゃねぇの?」
男「……さぁな」チラッ
幼馴染 ニャーゴ 女子たち「かわいー」ナデナデ
男(なるほど……十中八九それだな、アイツ)
男「ありがとうな」スタスタ
男子2「お、おう」
男子3「なんだアイツ……」
男「まぁな」
男(ビーフジャーキ作ってたし)
男子3「なんつーか、アレだよ」
男子3「人間が動物になって、段々元に戻るんだけど、耳だけケモ耳になっちまうって言う」
キモオタ「われわれにとって夢のような病ですぞー!!」バッ
男「うおっどっから出てきたこいつ」
男子2「まぁとにかくそんなアレだよ。男の連れてきた猫もそれなんじゃねぇの?」
男「……さぁな」チラッ
幼馴染 ニャーゴ 女子たち「かわいー」ナデナデ
男(なるほど……十中八九それだな、アイツ)
男「ありがとうな」スタスタ
男子2「お、おう」
男子3「なんだアイツ……」
男子4「……ってかさ、そういえば隣のクラスの幼馴染さん、休んでるらしいな」
男子3「あーそれ聞いたわ」
男子4「亜人病だったりして」
男子3「それ本気で言ってんのかよwwww」
男子2「だよなぁ。でも夢はあるな。……あの猫がそうだったりして」
男子4「さすがにそれはないだろ」
男子たち ワハハハッ
幼馴染 ニャーゴ
昼休み
男「……」
幼馴染『どうしたの黙っちゃって。大人しくしてたじゃん私。それに先生も男の猫だってことで許してくれたし』
男「いや、お前がそうなった原因っつーか病気が分かったっつーか」
幼馴染『まじで!?』
男「おう、なんか亜人病ってヤツのせいらしいぞ」
男子3「あーそれ聞いたわ」
男子4「亜人病だったりして」
男子3「それ本気で言ってんのかよwwww」
男子2「だよなぁ。でも夢はあるな。……あの猫がそうだったりして」
男子4「さすがにそれはないだろ」
男子たち ワハハハッ
幼馴染 ニャーゴ
昼休み
男「……」
幼馴染『どうしたの黙っちゃって。大人しくしてたじゃん私。それに先生も男の猫だってことで許してくれたし』
男「いや、お前がそうなった原因っつーか病気が分かったっつーか」
幼馴染『まじで!?』
男「おう、なんか亜人病ってヤツのせいらしいぞ」
幼馴染『どうやったら治るの!?』
男「いやそれは分からない」
男「ただ、いずれ人型には戻るらしいぞ」
幼馴染『……うん? 人型?』
男「なんかな、耳がケモ耳のまま人間の姿に戻るらしい」
幼馴染『……は?』
男「そのうち人間っぽく戻れるらしいし、帰ったら大人しくしてればいいじゃね」
幼馴染『待って待って、なんでケモ耳になんの? 普通に人間に戻りたいんですけど』
男「そうは言ってもなぁ」
男「とりあえず人型に戻れたら病院行けばいいんじゃね」
幼馴染『……』
男「病気だっていうならこればっかりは俺にもどうしようもないわ」
幼馴染『……うん』シュン
ズンズン
ズン
男「ん? 誰かこっちに来る」
男「いやそれは分からない」
男「ただ、いずれ人型には戻るらしいぞ」
幼馴染『……うん? 人型?』
男「なんかな、耳がケモ耳のまま人間の姿に戻るらしい」
幼馴染『……は?』
男「そのうち人間っぽく戻れるらしいし、帰ったら大人しくしてればいいじゃね」
幼馴染『待って待って、なんでケモ耳になんの? 普通に人間に戻りたいんですけど』
男「そうは言ってもなぁ」
男「とりあえず人型に戻れたら病院行けばいいんじゃね」
幼馴染『……』
男「病気だっていうならこればっかりは俺にもどうしようもないわ」
幼馴染『……うん』シュン
ズンズン
ズン
男「ん? 誰かこっちに来る」
イケメン「君が、男くんだね?」ズンッ
男「誰だお前」
イケメン「僕は幼馴染さんの彼氏!」
イケメン「になる予定の男だ」ボソッ
男「彼氏?」
幼馴染『違う違うただのクラスメイト』ニャーニャー
イケメン「君に聞きたい事があるんだ」
男「何?」
イケメン「幼馴染さんをどこに隠しているんだい?」
男「は?」
イケメン「君が幼馴染さんと仲が良かった事も8歳まで一緒にお風呂に入っていたことも僕は知っている」
男「なにこのひと」
イケメン「しかし、最近は仲が良くないそうだね」
イケメン「君は幼馴染さんの事が好きだった、けれど幼馴染さんはそうじゃなかった……それを知った君は、しかし諦め切れず、とうとう人道に外れた手段で幼馴染さんを……そういう事なんだろう?」ウッ
イケメン「安心したまえ、事情を説明すれば法廷でも多少の情状酌量はあるだろう」ウウッ
男「誰だお前」
イケメン「僕は幼馴染さんの彼氏!」
イケメン「になる予定の男だ」ボソッ
男「彼氏?」
幼馴染『違う違うただのクラスメイト』ニャーニャー
イケメン「君に聞きたい事があるんだ」
男「何?」
イケメン「幼馴染さんをどこに隠しているんだい?」
男「は?」
イケメン「君が幼馴染さんと仲が良かった事も8歳まで一緒にお風呂に入っていたことも僕は知っている」
男「なにこのひと」
イケメン「しかし、最近は仲が良くないそうだね」
イケメン「君は幼馴染さんの事が好きだった、けれど幼馴染さんはそうじゃなかった……それを知った君は、しかし諦め切れず、とうとう人道に外れた手段で幼馴染さんを……そういう事なんだろう?」ウッ
イケメン「安心したまえ、事情を説明すれば法廷でも多少の情状酌量はあるだろう」ウウッ
男「……」スッ
幼馴染『なっ、何すんの』ギニャッ
男「そんなにほしいならどーぞ」
イケメン「何の冗談だい?」ギロッ
男「いや要するに幼馴染がほしいってことだろ?」
イケメン「ふざけた事を言わないでくれ!!」バッ
幼馴染『にゃっ』クルッ スタン
幼馴染『あぶな~ってか、やばいやばい。ついにゃっとか言っちゃった』
男「……」
ザワザワ ザワ
教師「おいおい何の騒ぎだ昼休みに――」
イケメン「君は幼馴染さんを監禁してレイ○したんだろ!!」
男「は?」
イケメン「『俺の子を孕め』とか言って、無理やり何度も何度もしているんだろ!!」
ザワザワ 「エッ、マジデ?」「男クンッテ、悪ッポイ感ジダッタケド、本当ノ悪ダッタノ?」「刑事事件……」
幼馴染『なっ、何すんの』ギニャッ
男「そんなにほしいならどーぞ」
イケメン「何の冗談だい?」ギロッ
男「いや要するに幼馴染がほしいってことだろ?」
イケメン「ふざけた事を言わないでくれ!!」バッ
幼馴染『にゃっ』クルッ スタン
幼馴染『あぶな~ってか、やばいやばい。ついにゃっとか言っちゃった』
男「……」
ザワザワ ザワ
教師「おいおい何の騒ぎだ昼休みに――」
イケメン「君は幼馴染さんを監禁してレイ○したんだろ!!」
男「は?」
イケメン「『俺の子を孕め』とか言って、無理やり何度も何度もしているんだろ!!」
ザワザワ 「エッ、マジデ?」「男クンッテ、悪ッポイ感ジダッタケド、本当ノ悪ダッタノ?」「刑事事件……」
男「お前頭大丈夫か?」
イケメン「あぁ、正常だよ、僕はとてもね」ハァハァ
男「めちゃくちゃ顔赤いけど」
イケメン「これはただ怒っているだけさ」
イケメン「君と言う鬼畜に対してね」
男(こいつ頭おかしいわ絶対)
男(てか、やべぇどうすんだこの状況)
男「周りもすげぇザワついてるし……」ボソッ
教師「今の話……本当なのか」
男「は?」
イケメン「えぇ、本当ですよ」
男「待て待て待て、証拠もないだろ、大体俺はんなことしねぇっての」
教師「……イケメンは模範生で、男、お前はロクに学校も来ない上に、普段は遊び歩いてるそうだな」
男「は?」
教師「先生はな、イケメンがウソを言ってるとは思えない。警察が来るまで、ひとまず職員室で一緒に待とう」
イケメン「あぁ、正常だよ、僕はとてもね」ハァハァ
男「めちゃくちゃ顔赤いけど」
イケメン「これはただ怒っているだけさ」
イケメン「君と言う鬼畜に対してね」
男(こいつ頭おかしいわ絶対)
男(てか、やべぇどうすんだこの状況)
男「周りもすげぇザワついてるし……」ボソッ
教師「今の話……本当なのか」
男「は?」
イケメン「えぇ、本当ですよ」
男「待て待て待て、証拠もないだろ、大体俺はんなことしねぇっての」
教師「……イケメンは模範生で、男、お前はロクに学校も来ない上に、普段は遊び歩いてるそうだな」
男「は?」
教師「先生はな、イケメンがウソを言ってるとは思えない。警察が来るまで、ひとまず職員室で一緒に待とう」
男「はぁあああ!?」
教師「安心しろ、先生だって、年頃の男の子の気持ちを理解しないでもない」
教師「色々とあるんだろう。心の問題も」
男(心の問題はどっちかっつーとあいつだろ)ジリッ
イケメン「逃げようとしても無駄だよ」ズァッ
男「!?」
イケメン「僕はこう見えて、武道の有段者だ。強いよ?」
男「……あーなんつうんだろう」
教師「男、なぁ、警察にきちんと事情を説明して、先生も付き添ってやるからな」
男「はぁ……まぁいいか」
男「先生、ほれ」ヒュッ
教師「な、なんだ」パシッ
男「退学届け。どうせ辞めっかなーって常々思ってた所だったしな」
イケメン「ふっ、鬼畜にしては良い心がけじゃないか。せめて捕まるなら、退学してから。無関係にして、学校は巻き込まないって所かい」
男「いやただ単にいつ辞めてもいいなって思ってただけだよ」
教師「安心しろ、先生だって、年頃の男の子の気持ちを理解しないでもない」
教師「色々とあるんだろう。心の問題も」
男(心の問題はどっちかっつーとあいつだろ)ジリッ
イケメン「逃げようとしても無駄だよ」ズァッ
男「!?」
イケメン「僕はこう見えて、武道の有段者だ。強いよ?」
男「……あーなんつうんだろう」
教師「男、なぁ、警察にきちんと事情を説明して、先生も付き添ってやるからな」
男「はぁ……まぁいいか」
男「先生、ほれ」ヒュッ
教師「な、なんだ」パシッ
男「退学届け。どうせ辞めっかなーって常々思ってた所だったしな」
イケメン「ふっ、鬼畜にしては良い心がけじゃないか。せめて捕まるなら、退学してから。無関係にして、学校は巻き込まないって所かい」
男「いやただ単にいつ辞めてもいいなって思ってただけだよ」
ジリッ……
幼馴染『……』
幼馴染『どういう状況なのこれぇ』
男「……」
イケメン「ふふふ」
「オーイイケメン、俺モ手伝オウカ?」「ソイツ何スッカワカンネェゾ」
イケメン「いや、ここは僕だけでいい」
イケメン「ここで僕だけの力で捕まえて、そして幼馴染さんを救出するヒーローになるのも僕だ」
男「……まぁ熱くなってるトコ悪いんだけどさ」バッ
イケメン「ん!?」
男「お前と闘う気なんてねーわ。じゃーな」ダッ
教師「あっ、おい」
イケメン「逃げる気かい!? 待つんだ!!」
幼馴染『ちょっ、置いてかないでぇ~』ニャンニャンニャーゴ
幼馴染『……』
幼馴染『どういう状況なのこれぇ』
男「……」
イケメン「ふふふ」
「オーイイケメン、俺モ手伝オウカ?」「ソイツ何スッカワカンネェゾ」
イケメン「いや、ここは僕だけでいい」
イケメン「ここで僕だけの力で捕まえて、そして幼馴染さんを救出するヒーローになるのも僕だ」
男「……まぁ熱くなってるトコ悪いんだけどさ」バッ
イケメン「ん!?」
男「お前と闘う気なんてねーわ。じゃーな」ダッ
教師「あっ、おい」
イケメン「逃げる気かい!? 待つんだ!!」
幼馴染『ちょっ、置いてかないでぇ~』ニャンニャンニャーゴ
イケメン「くっ、無駄と言っただろうが!!」ズザサァ
男「げっ、何気にあいつ足速ぇ」
イケメン「ふっ、僕は100mを10秒で走れるからね」
男「オリンピック候補生にでもなったらいいよ」
男「とは言え……おらっ」ペッペッ
イケメン「ぐあっ、つ、ツバを飛ばさないでくれ!! 汚い!!」キキィ
男「喜べお前の妄想が事実なら」
男「そのツバには幼馴染の体液も入ってるかも知れないぞ。お前は俺が幼馴染をベロベロしてると思ってんだろ?」
幼馴染『』
イケメン「っ!? な、なん、だと」
イケメン「いや、そ、そうか」ハァハァ
イケメン「確かに、幼馴染さんの体液が混じってるに違いない」ペロッ
男(き、気持ちわりぃいいいいいいいい!!)ダダッ
男「あいつ絶対病院行ったほうがいいよ、頭の」ゾゾッ
男「げっ、何気にあいつ足速ぇ」
イケメン「ふっ、僕は100mを10秒で走れるからね」
男「オリンピック候補生にでもなったらいいよ」
男「とは言え……おらっ」ペッペッ
イケメン「ぐあっ、つ、ツバを飛ばさないでくれ!! 汚い!!」キキィ
男「喜べお前の妄想が事実なら」
男「そのツバには幼馴染の体液も入ってるかも知れないぞ。お前は俺が幼馴染をベロベロしてると思ってんだろ?」
幼馴染『』
イケメン「っ!? な、なん、だと」
イケメン「いや、そ、そうか」ハァハァ
イケメン「確かに、幼馴染さんの体液が混じってるに違いない」ペロッ
男(き、気持ちわりぃいいいいいいいい!!)ダダッ
男「あいつ絶対病院行ったほうがいいよ、頭の」ゾゾッ
街の中
男「ここまで来れば、まぁ大丈夫だろう」ハァハァ
幼馴染『……逃げたのは良いけど、どーす――うっ』ビクッ
男「ん? どうした」
幼馴染 グググッ
男「ひっ」
幼馴染『ちょ、ちょっと、体がくるし』
男(なんだろう、いまものすごい生物の変化を見ている)
幼馴染『ぐ、ぐるじ――い?」ハタッ
男「……」
幼馴染「……あ、あれ? 体が……」
幼馴染「も、戻った!?」
男「……戻ったと言うか、ちょっとそこのガラス見てみろよ」
幼馴染「言葉通じてるし、戻ったんじゃ――」
男「ここまで来れば、まぁ大丈夫だろう」ハァハァ
幼馴染『……逃げたのは良いけど、どーす――うっ』ビクッ
男「ん? どうした」
幼馴染 グググッ
男「ひっ」
幼馴染『ちょ、ちょっと、体がくるし』
男(なんだろう、いまものすごい生物の変化を見ている)
幼馴染『ぐ、ぐるじ――い?」ハタッ
男「……」
幼馴染「……あ、あれ? 体が……」
幼馴染「も、戻った!?」
男「……戻ったと言うか、ちょっとそこのガラス見てみろよ」
幼馴染「言葉通じてるし、戻ったんじゃ――」
幼馴染「えっ」
男「これを戻ったと言うべきか」
幼馴染「ちょっとまって、何この少女」
男「うん」
男「なんか小さい頃のお前だな」
幼馴染 ピコピコ
男「ケモ耳あるし、やっぱり亜人病とやらで確定か」
幼馴染「……えぇ……」オロオロ
男「うろたえてる所悪いんだけど」
男「お前いま素っ裸だけど」
幼馴染「……」チラッ
幼馴染「ギャーッ!!!」バタバタバタ
男「どうしようかこれ」
チリンチリーン
警察「むっ、裸の少女……そこの君!!」
男「これを戻ったと言うべきか」
幼馴染「ちょっとまって、何この少女」
男「うん」
男「なんか小さい頃のお前だな」
幼馴染 ピコピコ
男「ケモ耳あるし、やっぱり亜人病とやらで確定か」
幼馴染「……えぇ……」オロオロ
男「うろたえてる所悪いんだけど」
男「お前いま素っ裸だけど」
幼馴染「……」チラッ
幼馴染「ギャーッ!!!」バタバタバタ
男「どうしようかこれ」
チリンチリーン
警察「むっ、裸の少女……そこの君!!」
男「げっ」
男「一難去ってまた一難……」
幼馴染「あわわ……」
男「おい、お前人間形態に戻ったし、大丈夫だろ」
幼馴染「へ?」
男「状況説明するのも面倒くさいし」
男「俺は後逃げるわ」
男「学校の連中とかには、とりあえず普通のいつものお前に戻ったら説明にでも行ってくれ」ダッ
幼馴染「ちょっ、どこ行くの!!」
男「逃げるわじゃーな」タッ
警察官「ぬっ、逃げるか!!」チャリン
男「そこの女の子置いてっていいのー警察さん」
警察官「くっ……」チラッ
警察官「き、君、大丈夫かい!?」
幼馴染「えっ、ま、まぁ」
男「一難去ってまた一難……」
幼馴染「あわわ……」
男「おい、お前人間形態に戻ったし、大丈夫だろ」
幼馴染「へ?」
男「状況説明するのも面倒くさいし」
男「俺は後逃げるわ」
男「学校の連中とかには、とりあえず普通のいつものお前に戻ったら説明にでも行ってくれ」ダッ
幼馴染「ちょっ、どこ行くの!!」
男「逃げるわじゃーな」タッ
警察官「ぬっ、逃げるか!!」チャリン
男「そこの女の子置いてっていいのー警察さん」
警察官「くっ……」チラッ
警察官「き、君、大丈夫かい!?」
幼馴染「えっ、ま、まぁ」
警察官「そうかい、良かった」チラッ
警察官「乱暴とか、されてないかい?」チラッ ゴクッ
幼馴染「それは、はい」
警察官「……その耳」
警察官「確か……亜人病」
幼馴染「らしい、ですけど」
警察官「本当にかかった人がいたのか」
幼馴染「え?」
警察官「報告や連絡では耳にしてたけど、実物を見るのは……」ジロジロ
警察官「ふひっ」ケケッ
幼馴染 ビクッ
警察官「ん、んっ、取り合えず、こっち来て。裸のままじゃなんだし、保護しよう」
幼馴染「……」
警察官「どうしたんだい? 大丈夫、怖かったかも知れないけど、大丈夫」ニタァ
警察官「乱暴とか、されてないかい?」チラッ ゴクッ
幼馴染「それは、はい」
警察官「……その耳」
警察官「確か……亜人病」
幼馴染「らしい、ですけど」
警察官「本当にかかった人がいたのか」
幼馴染「え?」
警察官「報告や連絡では耳にしてたけど、実物を見るのは……」ジロジロ
警察官「ふひっ」ケケッ
幼馴染 ビクッ
警察官「ん、んっ、取り合えず、こっち来て。裸のままじゃなんだし、保護しよう」
幼馴染「……」
警察官「どうしたんだい? 大丈夫、怖かったかも知れないけど、大丈夫」ニタァ
幼馴染「あ、あの、自分で家まで戻るので……」
警察官「裸でかい?」
幼馴染「それは、その……」
幼馴染「服は……」バッ ビリビリビリ
警察官「あっ、ちょっと勝手にゴミ漁ったら駄目だよ」
幼馴染「でも、この布で……」キュッ
警察官「あー」
警察官「これは見過ごせなくなった」
幼馴染「え?」
警察官「勝手にゴミ漁ったら、法律違反でしょ。確かに裸はすぐにどうにかしたかっただろうけど、駄目なものは駄目。別の理由で来てもらうよ」グイッ
幼馴染「いたっ、はな、離してっ」バッ
警察官「……だから、仕方ないよ。勝手にゴミを漁った君が悪いんだよ?」
幼馴染「それは、その……」ジリッ
警察官「裸でかい?」
幼馴染「それは、その……」
幼馴染「服は……」バッ ビリビリビリ
警察官「あっ、ちょっと勝手にゴミ漁ったら駄目だよ」
幼馴染「でも、この布で……」キュッ
警察官「あー」
警察官「これは見過ごせなくなった」
幼馴染「え?」
警察官「勝手にゴミ漁ったら、法律違反でしょ。確かに裸はすぐにどうにかしたかっただろうけど、駄目なものは駄目。別の理由で来てもらうよ」グイッ
幼馴染「いたっ、はな、離してっ」バッ
警察官「……だから、仕方ないよ。勝手にゴミを漁った君が悪いんだよ?」
幼馴染「それは、その……」ジリッ
類似してるかもしれないスレッド
- 男「幼馴染がビッチになった」 (432) - [78%] - 2012/1/28 2:00 ★★★×7
- 男「幼馴染の女がふたなりだった」 (239) - [71%] - 2011/3/23 19:15 ★★
- 男「刀が女の子になっただと…」 (234) - [60%] - 2010/6/5 9:01 ★★
- 男「お前と幼馴染だったらよかった」 (165) - [59%] - 2017/6/16 20:00 ○
- 男「幼馴染に振られた…」 (521) - [58%] - 2013/1/1 13:00 ★★★×5
- 男「そして誰もいなくなった」 (585) - [57%] - 2012/2/8 5:30 ★
- 男「幼馴染が俺にベッタリで離れない」 (183) - [56%] - 2012/3/19 10:15 ★★
- 男「妹が好きだってバレた」 (479) - [55%] - 2012/10/11 8:45 ★★
- 男「安価で後輩になんかする」 (160) - [54%] - 2013/3/17 8:15 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について