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元スレあぎり「ソーニャから殴られなくなる方法ですか~?」
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あぎり「こんな私でも忍者なんですから~攻撃用の術だってたくさんあるんですよ~ さぁ、次はやすなさんがーーー」
やすな「やめてぇ! ローストやすなになっちゃう!!」
あぎり「それなら~もっと簡単な忍法を教えましょう~」
やすな「そちらの方向でお願いします」
ソーニャ「はぁ、馬鹿らしい。先帰るぞ」
やすな「うん! またね~!」
あぎり「また明日~」
ガラッ
バタン!
ソーニャ「………………」
ソーニャ「やすなの奴、私の事を全く引き止めなかったな」
やすな「ぺちゃくちゃーーー」
あぎり「ぷみゃぽみゃーーー」
没キャラ「…………なんだこの扱い………」ケホッ
やすな「やめてぇ! ローストやすなになっちゃう!!」
あぎり「それなら~もっと簡単な忍法を教えましょう~」
やすな「そちらの方向でお願いします」
ソーニャ「はぁ、馬鹿らしい。先帰るぞ」
やすな「うん! またね~!」
あぎり「また明日~」
ガラッ
バタン!
ソーニャ「………………」
ソーニャ「やすなの奴、私の事を全く引き止めなかったな」
やすな「ぺちゃくちゃーーー」
あぎり「ぷみゃぽみゃーーー」
没キャラ「…………なんだこの扱い………」ケホッ
ー次の日ィー
やすな「ソーニャちゃん、スラマト パギ!」
ソーニャ「へいへい」
あぎり「スラマト パギ~ やすなさん」
やすな「あぎりさん、昨日ぶりです!」
ソーニャ「なんだあぎり。また寝坊か?」
あぎり「い~え~」
やすな「一緒に登校しようって約束したんだよ!」
やすな・あぎり「ねー!」
ソーニャ「そうか、よかったな」
やすな「あれ? あぎりさん! 後ろのところにタグが付いてますよ!」
あぎり「この制服はぁ~クリーニングに出してきたもので忘れてました~」
ソーニャ「なにやってんだマヌケ…」
やすな「あーっははは!! バカだよ! 私でもそんなことしないのにぃ!! 私以下の忍者とか! あっははは!!」
やすな「ソーニャちゃん、スラマト パギ!」
ソーニャ「へいへい」
あぎり「スラマト パギ~ やすなさん」
やすな「あぎりさん、昨日ぶりです!」
ソーニャ「なんだあぎり。また寝坊か?」
あぎり「い~え~」
やすな「一緒に登校しようって約束したんだよ!」
やすな・あぎり「ねー!」
ソーニャ「そうか、よかったな」
やすな「あれ? あぎりさん! 後ろのところにタグが付いてますよ!」
あぎり「この制服はぁ~クリーニングに出してきたもので忘れてました~」
ソーニャ「なにやってんだマヌケ…」
やすな「あーっははは!! バカだよ! 私でもそんなことしないのにぃ!! 私以下の忍者とか! あっははは!!」
あぎり「酷いですよやすなさん~ 忍者もそこそこ泣きますよ~?」ウルウル
やすな「えぇ! あ、その………ご、ごめんなさーーー」
あぎり「なんちゃって♪」
やすな「えへぇ!?」
あぎり「今のが忍法『騙し泣きの術』ですよ~」
やすな「だ、騙された! くそぅ! くそぅ!」
あぎり「うふふ~それじゃあ今日も走りましょう~」
やすな「あ、待ってよあぎりさ~ん!!」
ソーニャ「あ、おい!」
やすな「待て待て~!!」
あぎり「うふふ~ 私を捕まえてみなされ~」
ソーニャ「ぁ……やす、な…………」
やすな「えぇ! あ、その………ご、ごめんなさーーー」
あぎり「なんちゃって♪」
やすな「えへぇ!?」
あぎり「今のが忍法『騙し泣きの術』ですよ~」
やすな「だ、騙された! くそぅ! くそぅ!」
あぎり「うふふ~それじゃあ今日も走りましょう~」
やすな「あ、待ってよあぎりさ~ん!!」
ソーニャ「あ、おい!」
やすな「待て待て~!!」
あぎり「うふふ~ 私を捕まえてみなされ~」
ソーニャ「ぁ……やす、な…………」
ー休み時間ー
やすな「よっし!」
ソーニャ「何処か行くのか?」
やすな「うん。あぎりさんのクラスに行ってくる!」
ソーニャ「あぎりの? 何しにだ?」
やすな「そんなの勿論あぎりさんに会いに行くためだよ。じゃ、行ってくるね!」
ソーニャ「お、おい!」
ー放課後ー
ソーニャ「結局やすなは休み時間のたびにあぎりの教室へ行ってしまった」
ソーニャ「昼休みはあぎりが教室に来て3人で食事をとったが……」
ソーニャ「やすなはあぎりとばっかり話しをしていて、私が入り込む隙間はあまりなかった……」
ソーニャ「そしてやすなはまたあぎりと一緒に空き教室で遊んでやがるのか」
ソーニャ「………………」
ソーニャ「まぁ、平和でいいか。1人での下校も久々だし」
やすな「よっし!」
ソーニャ「何処か行くのか?」
やすな「うん。あぎりさんのクラスに行ってくる!」
ソーニャ「あぎりの? 何しにだ?」
やすな「そんなの勿論あぎりさんに会いに行くためだよ。じゃ、行ってくるね!」
ソーニャ「お、おい!」
ー放課後ー
ソーニャ「結局やすなは休み時間のたびにあぎりの教室へ行ってしまった」
ソーニャ「昼休みはあぎりが教室に来て3人で食事をとったが……」
ソーニャ「やすなはあぎりとばっかり話しをしていて、私が入り込む隙間はあまりなかった……」
ソーニャ「そしてやすなはまたあぎりと一緒に空き教室で遊んでやがるのか」
ソーニャ「………………」
ソーニャ「まぁ、平和でいいか。1人での下校も久々だし」
ー空き教室ー
あぎり「さ、やすなさん。今日もこの薬を」
やすな「ごくっごくっ! ぶはぁ!」
やすな「前から思ってたんですけれど、これ何なんですか?」
あぎり「うふふ~ 秘密♪」
やすな「むぅ………」
あぎり「えへへ~」
やすな「あ、そうだあぎりさん! 実は明日ですねーーー」
ソーニャ「明日この公園で町内会の祭りがあるのか………」
ソーニャ「………………」
ソーニャ「ちっ、仕方ない。たまには私の方から誘ってやるか」
ソーニャ「どうせまた朝一緒に通学するだろうし、その時でいいだろうな」
あぎり「さ、やすなさん。今日もこの薬を」
やすな「ごくっごくっ! ぶはぁ!」
やすな「前から思ってたんですけれど、これ何なんですか?」
あぎり「うふふ~ 秘密♪」
やすな「むぅ………」
あぎり「えへへ~」
やすな「あ、そうだあぎりさん! 実は明日ですねーーー」
ソーニャ「明日この公園で町内会の祭りがあるのか………」
ソーニャ「………………」
ソーニャ「ちっ、仕方ない。たまには私の方から誘ってやるか」
ソーニャ「どうせまた朝一緒に通学するだろうし、その時でいいだろうな」
ー翌日ー
ソーニャ「遅い!!」
ソーニャ「なんだって今日はこんなに遅いんだよあのバカ! 本当に私をイライラさせる奴だ!」
ソーニャ「…………ちっ、呼んでもない時には来るくせに、なんだってこんな時にあのバカは来ないんだ」
ソーニャ「このままでは学校に遅れるし……仕方ない、先に行くか」
ー校門前ー
ソーニャ「ったく! こんな朝に走って登校するなんて………ぇ?」
あぎり「そうなんですか~」
やすな「はい! 面白くないですか~!」
あぎり「ごめんなさい~ もうそのお話知ってました~」
やすな「くそぅ!くそぅ!」
ソーニャ「遅い!!」
ソーニャ「なんだって今日はこんなに遅いんだよあのバカ! 本当に私をイライラさせる奴だ!」
ソーニャ「…………ちっ、呼んでもない時には来るくせに、なんだってこんな時にあのバカは来ないんだ」
ソーニャ「このままでは学校に遅れるし……仕方ない、先に行くか」
ー校門前ー
ソーニャ「ったく! こんな朝に走って登校するなんて………ぇ?」
あぎり「そうなんですか~」
やすな「はい! 面白くないですか~!」
あぎり「ごめんなさい~ もうそのお話知ってました~」
やすな「くそぅ!くそぅ!」
あぎり「ごめんなさい~」
やすな「わわっ! ちょっとくすぐったいですって! 頭を撫でないで~!」
あぎり「いえ~ やすなさんは撫で心地がいいですから~」
やすな「私からしたらあぎりさんの方が撫で心地いいと思いますよ! 凄いサラサラしてますもん!」
あぎり「うふふ~触ってみます~?」
やすな「や、柔らかい!! サラサラし過ぎ! しかもいい匂い! この匂いがする香りを売ったら絶対に億万長者に! うへへへへ………」
あぎり「やすなさんもいい匂いしますよ~」
やすな「え? クンクン!クンクン!します?」
あぎり「はい~ 多分」
やすな「適当言っただけ!?」
やすな「わわっ! ちょっとくすぐったいですって! 頭を撫でないで~!」
あぎり「いえ~ やすなさんは撫で心地がいいですから~」
やすな「私からしたらあぎりさんの方が撫で心地いいと思いますよ! 凄いサラサラしてますもん!」
あぎり「うふふ~触ってみます~?」
やすな「や、柔らかい!! サラサラし過ぎ! しかもいい匂い! この匂いがする香りを売ったら絶対に億万長者に! うへへへへ………」
あぎり「やすなさんもいい匂いしますよ~」
やすな「え? クンクン!クンクン!します?」
あぎり「はい~ 多分」
やすな「適当言っただけ!?」
ソーニャ(ヤバい! こっちに来る……取り敢えず物陰に隠れよう!)
ソーニャ(って、なんで私は隠れているんだ!?)
やすな「あれ? さっきまでここに誰かいたような………猫かなぁ」
あぎり「そうですね~ きっと目つきの悪い、大きな雌猫でしょうね~」
ソーニャ(!!)
やすな「ま、いいや。取り敢えず教室行きましょうあぎりさん!」
あぎり「はい~」
ソーニャ(……………行ったか)
ガサゴソ……
ソーニャ「何やってるんだ私は…………」
ソーニャ(って、なんで私は隠れているんだ!?)
やすな「あれ? さっきまでここに誰かいたような………猫かなぁ」
あぎり「そうですね~ きっと目つきの悪い、大きな雌猫でしょうね~」
ソーニャ(!!)
やすな「ま、いいや。取り敢えず教室行きましょうあぎりさん!」
あぎり「はい~」
ソーニャ(……………行ったか)
ガサゴソ……
ソーニャ「何やってるんだ私は…………」
ー教室ー
やすな「ふんふ~ん♪」
ソーニャ「………………」
やすな「よし、出来た!! 後は綿を入れれば完成だね!」
ソーニャ「………………」
やすな「いつ渡そっかな~! ふんふ~ん♪」
ソーニャ「やけにご機嫌だな、やすな」
やすな「え、そうかなソーニャちゃん?」
ソーニャ「ああ。見ていてウザい」
やすな「うざっ!? 酷いやソーニャちゃん………友達なのに」
ソーニャ「!!」
やすな「どしたの?」
ソーニャ「いや、なんでも。ちょっとトイレ行ってくる」
やすな「いってらっしゃ~い!」
やすな「ふんふ~ん♪」
ソーニャ「………………」
やすな「よし、出来た!! 後は綿を入れれば完成だね!」
ソーニャ「………………」
やすな「いつ渡そっかな~! ふんふ~ん♪」
ソーニャ「やけにご機嫌だな、やすな」
やすな「え、そうかなソーニャちゃん?」
ソーニャ「ああ。見ていてウザい」
やすな「うざっ!? 酷いやソーニャちゃん………友達なのに」
ソーニャ「!!」
やすな「どしたの?」
ソーニャ「いや、なんでも。ちょっとトイレ行ってくる」
やすな「いってらっしゃ~い!」
誤爆しちゃったけどソーニャちゃんには幸せになってもらいたい
ートイレー
ソーニャ「……………ふ、ふふっ」
ソーニャ「友達、か……やすなはまだ私のことを友達、と思ってくれてるんだな」
ソーニャ「くそぅ! 我ながら情けない……ニヤニヤが止まらないぞ!」
ソーニャ「………ふふ、やすな」
ソーニャ「………………そろそろ帰らないとな。授業が始まってしまう」
ソーニャ「そしてその後祭りに一緒に行こうと誘おう。今日の私は気分がいいし、少し奢ってやろうかな。ふふっ!」
プスッ
ソーニャ「ん? 蚊にでも刺され……ぁ…………………」
うふふふ~
ソーニャ「はっ!?」
「あら、やっと起きたわね。もう放課後よ」
ソーニャ「こ、ここは保健室か!?」
ソーニャ「……………ふ、ふふっ」
ソーニャ「友達、か……やすなはまだ私のことを友達、と思ってくれてるんだな」
ソーニャ「くそぅ! 我ながら情けない……ニヤニヤが止まらないぞ!」
ソーニャ「………ふふ、やすな」
ソーニャ「………………そろそろ帰らないとな。授業が始まってしまう」
ソーニャ「そしてその後祭りに一緒に行こうと誘おう。今日の私は気分がいいし、少し奢ってやろうかな。ふふっ!」
プスッ
ソーニャ「ん? 蚊にでも刺され……ぁ…………………」
うふふふ~
ソーニャ「はっ!?」
「あら、やっと起きたわね。もう放課後よ」
ソーニャ「こ、ここは保健室か!?」
「そうよ。あなたはトイレのドアのところで気を失って倒れてたの」
ソーニャ「気を失って……」
「多分疲れとかが原因だと思うわよ。ちゃんと寝てる?」
ソーニャ「ま、まぁ……そんなことよりも今何時ですか!?」
「18時だけれども……? ってちょっと! 起きたばかりなのに何処に!!」
ソーニャ「やすな! くそぅ! 教室にいないか! 空き教室か!?」
ソーニャ「あぎり! やすな! ………ここにもいないか! もう帰ったのか!?」
「こら、君! 廊下は走っちゃいかんよ!」
ソーニャ「あ、ごめんなさい」
ソーニャ「……………やすな」
ソーニャ「………………くそ」
ソーニャ「気を失って……」
「多分疲れとかが原因だと思うわよ。ちゃんと寝てる?」
ソーニャ「ま、まぁ……そんなことよりも今何時ですか!?」
「18時だけれども……? ってちょっと! 起きたばかりなのに何処に!!」
ソーニャ「やすな! くそぅ! 教室にいないか! 空き教室か!?」
ソーニャ「あぎり! やすな! ………ここにもいないか! もう帰ったのか!?」
「こら、君! 廊下は走っちゃいかんよ!」
ソーニャ「あ、ごめんなさい」
ソーニャ「……………やすな」
ソーニャ「………………くそ」
ー公園ー
ソーニャ「やすなは絶対にこういった騒がしい場所に来るはずだ。前だって私が酷い目に遭わされたしな。仕返ししなくちゃ気が済まない」
ソーニャ「やすなはどこだ! 人混みが凄くて探すこともままならないぞ!」
ソーニャ「いや、あいつのことだ。また変に騒いで注目を集めているに違いない! 一人の時はストッパーの私がいないからな! 空回りしまくってるはずだ!」
ソーニャ「だから………」
ソーニャ(だから早く…出てきてくれよ、やすな!)
ソーニャ「………………」
ソーニャ「…………………………」
ソーニャ「あ、りんご飴…………」
ソーニャ「やすなは絶対にこういった騒がしい場所に来るはずだ。前だって私が酷い目に遭わされたしな。仕返ししなくちゃ気が済まない」
ソーニャ「やすなはどこだ! 人混みが凄くて探すこともままならないぞ!」
ソーニャ「いや、あいつのことだ。また変に騒いで注目を集めているに違いない! 一人の時はストッパーの私がいないからな! 空回りしまくってるはずだ!」
ソーニャ「だから………」
ソーニャ(だから早く…出てきてくれよ、やすな!)
ソーニャ「………………」
ソーニャ「…………………………」
ソーニャ「あ、りんご飴…………」
ソーニャ「一つください」
「はいよ、400円ね」
ソーニャ「ん。甘い……」
ソーニャ「…………こっちは…焼きそばか」
ソーニャ「日本の焼きそばは美味いよな。特にパンで挟んだ焼きそばパンなんてとてつもなく美味い」
ソーニャ「……………」
「ふぅ! やったぁ! 入った!!」
ソーニャ「! こ、この声!」
やすな「やっと入ったよ! おじさん! あれあれ!!」
「嬢ちゃん、最初と比べて成長したなぁ。ワシに当てなくなっただけ上出来じゃ」
「はいよ、400円ね」
ソーニャ「ん。甘い……」
ソーニャ「…………こっちは…焼きそばか」
ソーニャ「日本の焼きそばは美味いよな。特にパンで挟んだ焼きそばパンなんてとてつもなく美味い」
ソーニャ「……………」
「ふぅ! やったぁ! 入った!!」
ソーニャ「! こ、この声!」
やすな「やっと入ったよ! おじさん! あれあれ!!」
「嬢ちゃん、最初と比べて成長したなぁ。ワシに当てなくなっただけ上出来じゃ」
やすな「ふふん! どんなもんよこの輪投げのテクニック!」
ソーニャ「な、なんだアイツ、まぁた1人で煩くやってやがる。仕方ないから私が行ってーーー」
あぎり「凄いじゃないですか~」
やすな「そうでしょ! あぎりさん!!」
ソーニャ「ぁ……あぎ、り……?」
ソーニャ「な、なんだアイツ、まぁた1人で煩くやってやがる。仕方ないから私が行ってーーー」
あぎり「凄いじゃないですか~」
やすな「そうでしょ! あぎりさん!!」
ソーニャ「ぁ……あぎ、り……?」
やすな「あぎりさんの教え方が上手だったからですよ! 私一人じゃなにも出来なかったです!」
あぎり「いえいえ~ やすなちゃんが頑張った結果ですよ~」
ソーニャ(やすな…『ちゃん』だと!? それに二人とも浴衣を着ている!?)
やすな「あ、かき氷持っててくれて有難うございます! 今一気に食べちゃいますからね!!」
あぎり「あ~そんな一気に食べると~」
やすな「あ、頭痛ぇ……」
あぎり「大丈夫ですか~?」
やすな「心配には及ばんぜベイベー ぅ………あたた……」
あぎり「しょうがないですね~」
むぎゅ!
ソーニャ(!!)
あぎり「いえいえ~ やすなちゃんが頑張った結果ですよ~」
ソーニャ(やすな…『ちゃん』だと!? それに二人とも浴衣を着ている!?)
やすな「あ、かき氷持っててくれて有難うございます! 今一気に食べちゃいますからね!!」
あぎり「あ~そんな一気に食べると~」
やすな「あ、頭痛ぇ……」
あぎり「大丈夫ですか~?」
やすな「心配には及ばんぜベイベー ぅ………あたた……」
あぎり「しょうがないですね~」
むぎゅ!
ソーニャ(!!)
やすな「あ、あぎりさん ……?」
あぎり「こうやって抱きしめて撫でてあげればぁ、治ると思って~」ナデナデ
やすな「や、柔らかい~それに暖ったかぁい…」
あぎり「うふふふ~」
やすな「ふわぁ………」
あぎり「そろそろ花火が始まります~ あっちの方へ行きましょう」
やすな「はぁ~い」
ソーニャ(…………………尾けるか)
ー神社ー
あぎり「大丈夫ですか~?」
やすな「はい! もう大丈夫です! 私の治癒力は世界に誇れます!」
あぎり「よしよし~」ナデナデ
やすな「えへへ」
ソーニャ(………やすなの奴、私にはあんな風に笑ってくれないくせに)
あぎり「こうやって抱きしめて撫でてあげればぁ、治ると思って~」ナデナデ
やすな「や、柔らかい~それに暖ったかぁい…」
あぎり「うふふふ~」
やすな「ふわぁ………」
あぎり「そろそろ花火が始まります~ あっちの方へ行きましょう」
やすな「はぁ~い」
ソーニャ(…………………尾けるか)
ー神社ー
あぎり「大丈夫ですか~?」
やすな「はい! もう大丈夫です! 私の治癒力は世界に誇れます!」
あぎり「よしよし~」ナデナデ
やすな「えへへ」
ソーニャ(………やすなの奴、私にはあんな風に笑ってくれないくせに)
あぎり「今日は楽しかったですね~ 沢山食べました~」
やすな「あぎりさん、焼きそばとかいつの間にか食べ切ってましたもんね!」
あぎり「美味しかったです~」
やすな「でも~ 食べ過ぎちゃうと太っちゃいますよ~ デブ忍者なんて格好悪い~」
あぎり「うふふ~大丈夫です~ 私、いくら食べても太らない体質ですので~」
やすな「くそぅ! 羨ましい!」
あぎり「あ~ もう花火が上がりますよ~」
やすな「いやっふぅ~! たまや~!」
あぎり「かぎや~」
あはは~ うふふ~
ソーニャ(……………)
ソーニャ「帰ろう……………」
やすな「あぎりさん、焼きそばとかいつの間にか食べ切ってましたもんね!」
あぎり「美味しかったです~」
やすな「でも~ 食べ過ぎちゃうと太っちゃいますよ~ デブ忍者なんて格好悪い~」
あぎり「うふふ~大丈夫です~ 私、いくら食べても太らない体質ですので~」
やすな「くそぅ! 羨ましい!」
あぎり「あ~ もう花火が上がりますよ~」
やすな「いやっふぅ~! たまや~!」
あぎり「かぎや~」
あはは~ うふふ~
ソーニャ(……………)
ソーニャ「帰ろう……………」
ー通学路ー
やすな「ふんふふふふふ~ん♪」
ソーニャ「よ、ようやすな!」
やすな「あれ、ソーニャちゃん? どうしたのこんな朝早くから?」
ソーニャ「お前こそどうしたんだ」
やすな「私はこれからあぎりさんの家に行くとこだよ。一緒に登校するの」
ソーニャ「お、お前あぎりの家知ってるのか!?」
やすな「うん、昨日教えてもらった」
ソーニャ(何考えてんだあのバカ!)
やすな「それじゃね!」
ソーニャ「あ、ちょっと待て!」
やすな「どったの? まだ何かあるの?」
ソーニャ「いや……あのさ」
やすな「ふんふふふふふ~ん♪」
ソーニャ「よ、ようやすな!」
やすな「あれ、ソーニャちゃん? どうしたのこんな朝早くから?」
ソーニャ「お前こそどうしたんだ」
やすな「私はこれからあぎりさんの家に行くとこだよ。一緒に登校するの」
ソーニャ「お、お前あぎりの家知ってるのか!?」
やすな「うん、昨日教えてもらった」
ソーニャ(何考えてんだあのバカ!)
やすな「それじゃね!」
ソーニャ「あ、ちょっと待て!」
やすな「どったの? まだ何かあるの?」
ソーニャ「いや……あのさ」
ソーニャ(な、何緊張してるんだ私は! 大した事を言おうとしてるわけじゃないのに!)
ソーニャ「わ、私も一緒に登校していいか?」
やすな「え、ソーニャちゃんも? なんで?」
ソーニャ「な、なんでって………ほら、1人での登校とか退屈だし。お前らでもいないよりはマシかと……」
やすな「いないよりはマシってどういうこと? ソーニャちゃん」
ソーニャ「こ、言葉の綾だ!」
やすな「ふーん、別にいいけれどさ」
ソーニャ「うん…………」
やすな「……………行こっか」
ソーニャ「………………ああ」
ーあぎり宅ー
あぎり「おはようございます~やすなちゃん、ソーニャ」
やすな「マガンダン ウマガ! あぎりさん!」
ソーニャ「よう」
ソーニャ「わ、私も一緒に登校していいか?」
やすな「え、ソーニャちゃんも? なんで?」
ソーニャ「な、なんでって………ほら、1人での登校とか退屈だし。お前らでもいないよりはマシかと……」
やすな「いないよりはマシってどういうこと? ソーニャちゃん」
ソーニャ「こ、言葉の綾だ!」
やすな「ふーん、別にいいけれどさ」
ソーニャ「うん…………」
やすな「……………行こっか」
ソーニャ「………………ああ」
ーあぎり宅ー
あぎり「おはようございます~やすなちゃん、ソーニャ」
やすな「マガンダン ウマガ! あぎりさん!」
ソーニャ「よう」
やすな「あぎりさん! 昨日は浴衣を貸してくれてありがとうございました!」
あぎり「いえいえ~ サイズが小さくてどうせ私は着れなかったのでぇ」
やすな「お礼にほら! 人形を作ってきたんです!」
あぎり「これはぁ、ネコさんですか~?」
やすな「ウサギですよ! ぴょんすけ8号です! 頑張って作ったんですよ! これで一人眠れない夜を過ごす可哀想なあぎりさんも大丈夫!!」
あぎり「嬉しいです~ 有難うございますやすなちゃん~」
やすな「えへへ」
あぎり「抱いて寝ます~」
ソーニャ「………………」
あぎり「どうしたの、ソーニャ? こっちの方を見て~?」
ソーニャ「なっ!? 」
あぎり「もしかしてぇ羨ましいのぉ?」
ソーニャ「べ、別にそんなことない!」
あぎり「いえいえ~ サイズが小さくてどうせ私は着れなかったのでぇ」
やすな「お礼にほら! 人形を作ってきたんです!」
あぎり「これはぁ、ネコさんですか~?」
やすな「ウサギですよ! ぴょんすけ8号です! 頑張って作ったんですよ! これで一人眠れない夜を過ごす可哀想なあぎりさんも大丈夫!!」
あぎり「嬉しいです~ 有難うございますやすなちゃん~」
やすな「えへへ」
あぎり「抱いて寝ます~」
ソーニャ「………………」
あぎり「どうしたの、ソーニャ? こっちの方を見て~?」
ソーニャ「なっ!? 」
あぎり「もしかしてぇ羨ましいのぉ?」
ソーニャ「べ、別にそんなことない!」
やすな「そうですよあぎりさん。それに例え頼まれても、私は絶対にソーニャちゃんに人形は作りたくないですし」
ソーニャ「なっ!? や、やすな……?」
やすな「だってソーニャちゃん、私の作ったぴょんすけ、2回も壊したでしょ。しかもワザと!」
ソーニャ「そ、それは………」
やすな「それにパペットも! 4つ作ったのにゴミ箱に捨てたり首千切ったりしてさ。どんなに頑張って作ってもすぐにゴミだよ!」
ソーニャ「そ、それはお前がふざけて来たからだろ! あんなこと言われりゃ誰だって!」
あぎり「私はぁ、別にからかわれても壊したりしませんよ~? さっきもそうだったでしょ~?」
ソーニャ「っ!!」
あぎり「少しからかわれただけでやすなちゃんが一生懸命作ったお人形を壊すなんて、そんな酷いことは出来ません~」
ソーニャ「なっ!? や、やすな……?」
やすな「だってソーニャちゃん、私の作ったぴょんすけ、2回も壊したでしょ。しかもワザと!」
ソーニャ「そ、それは………」
やすな「それにパペットも! 4つ作ったのにゴミ箱に捨てたり首千切ったりしてさ。どんなに頑張って作ってもすぐにゴミだよ!」
ソーニャ「そ、それはお前がふざけて来たからだろ! あんなこと言われりゃ誰だって!」
あぎり「私はぁ、別にからかわれても壊したりしませんよ~? さっきもそうだったでしょ~?」
ソーニャ「っ!!」
あぎり「少しからかわれただけでやすなちゃんが一生懸命作ったお人形を壊すなんて、そんな酷いことは出来ません~」
やすな「さっすがあぎりさん! 伊達に忍者じゃない!」
あぎり「忍者というよりも、人としての問題ですけどね~」
やすな「そうですよね! 人としての問題ですよね!」
ソーニャ「な、なんだよ……お前ら………そん、な……」
ソーニャ「あ、アレだよな? わ、私のことをからかってるん…だよな? なっ?」
やすな「ソーニャちゃん、人形壊したこと全然反省してないんだね」
ソーニャ「だ、だって今までお前そんな事を言わなかったじゃないか!」
やすな「私が思ったことを全部口にする人だと思ってるの?」
あぎり「やすなちゃんは優しいですから~ずっと我慢してきたんですよね~」
やすな「流石あぎりさん! 人の心を読んでるとしか思えないです!」
あぎり「うふふ~ あ、それじゃあ人形を家に置いてきますね~」
やすな「待ってますね!」
あぎり「忍者というよりも、人としての問題ですけどね~」
やすな「そうですよね! 人としての問題ですよね!」
ソーニャ「な、なんだよ……お前ら………そん、な……」
ソーニャ「あ、アレだよな? わ、私のことをからかってるん…だよな? なっ?」
やすな「ソーニャちゃん、人形壊したこと全然反省してないんだね」
ソーニャ「だ、だって今までお前そんな事を言わなかったじゃないか!」
やすな「私が思ったことを全部口にする人だと思ってるの?」
あぎり「やすなちゃんは優しいですから~ずっと我慢してきたんですよね~」
やすな「流石あぎりさん! 人の心を読んでるとしか思えないです!」
あぎり「うふふ~ あ、それじゃあ人形を家に置いてきますね~」
やすな「待ってますね!」
ソーニャ「……………」
やすな「まっだかな♪ まっだかな♪」
ソーニャ「…………やすな」
やすな「なに? ソーニャちゃん」
ソーニャ「先、学校行ってるな」
やすな「分かったよソーニャちゃん。また教室でね」
ソーニャ(私の方を見もせずに…………)
ソーニャ「ま、また……あと…で……な…………」ポロポロ
やすな「まっだかな♪ まっだかな♪」
ソーニャ「…………やすな」
やすな「なに? ソーニャちゃん」
ソーニャ「先、学校行ってるな」
やすな「分かったよソーニャちゃん。また教室でね」
ソーニャ(私の方を見もせずに…………)
ソーニャ「ま、また……あと…で……な…………」ポロポロ
ー公園ー
ソーニャ「はぁ…はぁ………」
ソーニャ(くそ、泣くな! こんな事で泣くなよ私!!)
ソーニャ「ぐっ………く……そ…………」
ソーニャ「う………グスッ………ごめん、やす…な…………ごめん、なさ…い…………」ポロポロ
ソーニャ(泣くな! はやく学校に行かなきゃいけないってのに!! なんで! なんで!)
ソーニャ「う、うわぁあぁああ!!! やすなぁあああ!!」
ソーニャ(なんで泣き止めないんだ!)
ソーニャ「はぁ…はぁ………」
ソーニャ(くそ、泣くな! こんな事で泣くなよ私!!)
ソーニャ「ぐっ………く……そ…………」
ソーニャ「う………グスッ………ごめん、やす…な…………ごめん、なさ…い…………」ポロポロ
ソーニャ(泣くな! はやく学校に行かなきゃいけないってのに!! なんで! なんで!)
ソーニャ「う、うわぁあぁああ!!! やすなぁあああ!!」
ソーニャ(なんで泣き止めないんだ!)
ー空き教室ー
ソーニャ(学校まで来たのはいいが………とてもやすなのいる教室には行けそうもない)
ソーニャ「今日は空き教室にでもいよう……………」
ソーニャ(少し…眠るか……………)
ガラッ
ソーニャ「!?」
ソーニャ(し、しまった! 誰か入ってくるまで目が覚めないなんて……殺し屋失格だぞ!! だ、誰が入ってきたんだ!? まさか、刺客……)
やすな「あぎりさ~ん!」
ソーニャ(やすな!?)
あぎり「お待ちしてました~やすなちゃん」
ソーニャ(学校まで来たのはいいが………とてもやすなのいる教室には行けそうもない)
ソーニャ「今日は空き教室にでもいよう……………」
ソーニャ(少し…眠るか……………)
ガラッ
ソーニャ「!?」
ソーニャ(し、しまった! 誰か入ってくるまで目が覚めないなんて……殺し屋失格だぞ!! だ、誰が入ってきたんだ!? まさか、刺客……)
やすな「あぎりさ~ん!」
ソーニャ(やすな!?)
あぎり「お待ちしてました~やすなちゃん」
やすな「へへん! やっと帰りのホームルームが終わりまして!」
あぎり「たま~に先生が遅れて伸びることとかありますもんね~」
やすな「そうなんですよぉ! もうだめな先生だなぁ!」
あぎり「うふふ、そうですねぇ」
ソーニャ(気付かれてない? 丁度陰になっているところにいるのが幸いしたか)
あぎり「さ、やすなちゃん。今日もこれを~」
やすな「あ、はい! 分かりました~」
ソーニャ(な、なんだあの真っ青な粉は? やすなもそれを平気で飲んでるし)
やすな「さ、あぎりさん! 今日も一緒に帰りましょう!」
あぎり「あーごめんなさい。今日はちょっとだけ用事がありまして~」
やすな「えぇ~! 帰りましょう帰りましょう帰りましょうよぉ!!」
あぎり「たま~に先生が遅れて伸びることとかありますもんね~」
やすな「そうなんですよぉ! もうだめな先生だなぁ!」
あぎり「うふふ、そうですねぇ」
ソーニャ(気付かれてない? 丁度陰になっているところにいるのが幸いしたか)
あぎり「さ、やすなちゃん。今日もこれを~」
やすな「あ、はい! 分かりました~」
ソーニャ(な、なんだあの真っ青な粉は? やすなもそれを平気で飲んでるし)
やすな「さ、あぎりさん! 今日も一緒に帰りましょう!」
あぎり「あーごめんなさい。今日はちょっとだけ用事がありまして~」
やすな「えぇ~! 帰りましょう帰りましょう帰りましょうよぉ!!」
あぎり「ごめんなさい、先に帰っておいてください~」
やすな「む~、分かりました。明日は絶対に帰りましょうね!」
あぎり「はい。それではまた~」
バタン!
あぎり「………………………」
ソーニャ(…………)
あぎり「ソーニャ、聞いているんでしょう?」
ソーニャ「っ!?」
あぎり「私から隠れられるはずないじゃない 忍者なんだからぁ」
ソーニャ「そうだったな」
あぎり「盗み聞きするなんて、人が悪いとおもわない~?」
ソーニャ「最初この部屋にいたのは私だ。お前らが勝手に入ってきたんだからお前らが悪い」
やすな「む~、分かりました。明日は絶対に帰りましょうね!」
あぎり「はい。それではまた~」
バタン!
あぎり「………………………」
ソーニャ(…………)
あぎり「ソーニャ、聞いているんでしょう?」
ソーニャ「っ!?」
あぎり「私から隠れられるはずないじゃない 忍者なんだからぁ」
ソーニャ「そうだったな」
あぎり「盗み聞きするなんて、人が悪いとおもわない~?」
ソーニャ「最初この部屋にいたのは私だ。お前らが勝手に入ってきたんだからお前らが悪い」
あぎり「まぁ、そうですねぇ。それじゃあ私はこれでーーー」
ソーニャ「待て。お前、やすなに何を飲ませた?」
あぎり「何をってぇ?」
ソーニャ「とぼけるな! なんだあの青い粉は! しかも会話からして最近ずっと飲ませてるみたいだな!!」
あぎり「別に大したもではありません~ ただの秘薬♪」
ソーニャ「………なるほど合点がいったぞ! 最近やすなの様子がおかしいのはアレが原因だな!!」
あぎり「違いますね~ あれはやすなちゃんの本心ですよ~」
ソーニャ「嘘をつくな!! 言えあぎり! 隠すと為にならないぞ!!」
あぎり「ん~そうですねぇ」
あぎり「ソーニャは、やすなちゃんがどんな事をしても怒らないと思ってるのかしら~」
ソーニャ「そ、それは…!」
あぎり「少しからかっただけで殴られたりぃ、一生懸命作った人形を壊されたりぃ、遊びに誘っても全く付き合ってくれなくてもぉ?」
ソーニャ「……………ぐ…」
ソーニャ「待て。お前、やすなに何を飲ませた?」
あぎり「何をってぇ?」
ソーニャ「とぼけるな! なんだあの青い粉は! しかも会話からして最近ずっと飲ませてるみたいだな!!」
あぎり「別に大したもではありません~ ただの秘薬♪」
ソーニャ「………なるほど合点がいったぞ! 最近やすなの様子がおかしいのはアレが原因だな!!」
あぎり「違いますね~ あれはやすなちゃんの本心ですよ~」
ソーニャ「嘘をつくな!! 言えあぎり! 隠すと為にならないぞ!!」
あぎり「ん~そうですねぇ」
あぎり「ソーニャは、やすなちゃんがどんな事をしても怒らないと思ってるのかしら~」
ソーニャ「そ、それは…!」
あぎり「少しからかっただけで殴られたりぃ、一生懸命作った人形を壊されたりぃ、遊びに誘っても全く付き合ってくれなくてもぉ?」
ソーニャ「……………ぐ…」
あぎり「それでも本当にぃ、やすなちゃんは怒らないと思うの~?」
ソーニャ「そ、それは………」
あぎり「ソーニャ。貴女はやすなちゃんの優しさに甘え過ぎている。それではやすなちゃんもそのうち耐えきれなくなってしまうとは思いませんか~?」
ソーニャ「…………………」
あぎり「まぁ、私がこんな事を言うのもどうかとは思いますけどね~」
ソーニャ「………………どこへ行く」
あぎり「帰ります。また明日会いましょう、ソーニャ」
ソーニャ「………………」
あぎり「あ、それとですね~」
ソーニャ「なんだ……」
あぎり「明日で全てがはっきりしますよ~ 放課後にこの教室に来てください~」
バタン
ソーニャ「わかってた……わかってたさ。私が、いけなかったんだ。私が…………うぅ……」
ソーニャ「そ、それは………」
あぎり「ソーニャ。貴女はやすなちゃんの優しさに甘え過ぎている。それではやすなちゃんもそのうち耐えきれなくなってしまうとは思いませんか~?」
ソーニャ「…………………」
あぎり「まぁ、私がこんな事を言うのもどうかとは思いますけどね~」
ソーニャ「………………どこへ行く」
あぎり「帰ります。また明日会いましょう、ソーニャ」
ソーニャ「………………」
あぎり「あ、それとですね~」
ソーニャ「なんだ……」
あぎり「明日で全てがはっきりしますよ~ 放課後にこの教室に来てください~」
バタン
ソーニャ「わかってた……わかってたさ。私が、いけなかったんだ。私が…………うぅ……」
ー翌日の教室ー
ソーニャ「や、やすな。おはよう」
やすな「……なんだ、ソーニャちゃんか」
ソーニャ「………う……なんだとはなんだよやすな! せっかく挨拶したのに悲しいじゃないか!」
やすな「そう、ごめんねソーニャちゃん」
ソーニャ「ま、全くだ。もう少し嬉しそうにしろよな!」
やすな「はぁ~ 今日は何故かあぎりさんが先に家から出ちゃっててさ。一緒に登校できなかったから……」
ソーニャ「そ、それなら私を呼べば良かっただろ?」
やすな「は? 何言ってんの?」
ソーニャ「……………ぅ」
やすな「ソーニャちゃんなんかあぎりさんと比べるのが嫌だよ。あぎりさんの方が優しいし面白いしさ」
ソーニャ「や、やすな。おはよう」
やすな「……なんだ、ソーニャちゃんか」
ソーニャ「………う……なんだとはなんだよやすな! せっかく挨拶したのに悲しいじゃないか!」
やすな「そう、ごめんねソーニャちゃん」
ソーニャ「ま、全くだ。もう少し嬉しそうにしろよな!」
やすな「はぁ~ 今日は何故かあぎりさんが先に家から出ちゃっててさ。一緒に登校できなかったから……」
ソーニャ「そ、それなら私を呼べば良かっただろ?」
やすな「は? 何言ってんの?」
ソーニャ「……………ぅ」
やすな「ソーニャちゃんなんかあぎりさんと比べるのが嫌だよ。あぎりさんの方が優しいし面白いしさ」
ソーニャ「わ、私だって面白いし優しいだろ!」
やすな「すぐ暴力振るうのに?」
ソーニャ「そ、それはお前が…………いや、ごめん」
やすな「ううん、別にもう気にしてないから大丈夫。謝られたって人形は帰ってこないし」
ソーニャ「……………」
やすな「……………授業始まるから早く座れば」
ソーニャ「…………そうする」
ーお昼ー
ガラッ
やすな「あぎりさん、教室にいなかった………」
ソーニャ「そうか」
やすな「今日はせっかくあぎりさんにお弁当作ってきたのに………」
ソーニャ「あ、それなら…私が…………」
やすな「すぐ暴力振るうのに?」
ソーニャ「そ、それはお前が…………いや、ごめん」
やすな「ううん、別にもう気にしてないから大丈夫。謝られたって人形は帰ってこないし」
ソーニャ「……………」
やすな「……………授業始まるから早く座れば」
ソーニャ「…………そうする」
ーお昼ー
ガラッ
やすな「あぎりさん、教室にいなかった………」
ソーニャ「そうか」
やすな「今日はせっかくあぎりさんにお弁当作ってきたのに………」
ソーニャ「あ、それなら…私が…………」
やすな「家に持って帰って晩御飯にでもしようかな。あぎりさん以外の人にはあげたくないし」
ソーニャ「………………」
やすな「はぁ……………」
ソーニャ「……焼きそばパン、美味いな。良かったらやすなも食べるか?」
やすな「別にいらないよ。食欲があまりないし」
ソーニャ「でも、なにか食べなくちゃ体に悪いだろ」
やすな「別にいい。ご飯を美味しく食べられないんだったら、ご飯なんていらないし」
ソーニャ「………それは……私がここにいるからか……?」
やすな「……………」
ソーニャ「………少し、保健室行ってくる。昼休みが終わるくらいには戻ってくるから…」
ガラッ
やすな「………………」
やすな「頂きま~す!」
ソーニャ「………………」
やすな「はぁ……………」
ソーニャ「……焼きそばパン、美味いな。良かったらやすなも食べるか?」
やすな「別にいらないよ。食欲があまりないし」
ソーニャ「でも、なにか食べなくちゃ体に悪いだろ」
やすな「別にいい。ご飯を美味しく食べられないんだったら、ご飯なんていらないし」
ソーニャ「………それは……私がここにいるからか……?」
やすな「……………」
ソーニャ「………少し、保健室行ってくる。昼休みが終わるくらいには戻ってくるから…」
ガラッ
やすな「………………」
やすな「頂きま~す!」
ートイレー
ソーニャ「ぅぐ………ひぐっ……わ、私が今まで…やす、なにしてきた事、を鑑みれば………当然…だ………」ポロポロ
ソーニャ「こんなんじゃ…まだ、足りないんだ。私は…もっと、酷いことされても…………文句なんか………いえ、な……………」ポロポロ
ソーニャ「やすな……ごめんなさい。ごめん、本当にごめん………もう、絶対に殴らない…から………関節技も…物も壊したりしないか、ら…………」ポロポロ
ソーニャ「だ、だから………お願いだから……もう一度…私に、笑いかけて…………お願いだからぁ…………」ポロポロ
放課後の空き教室
ソーニャ「…………ここで…全てをハッキリさせる………どんなことをしてでも、やすなに……許してもらう…!」
ガラッ
あぎり「ようこそ~」
やすな「…………なんで来たの? いま、私とあぎりさんで楽しくお喋りしてたのに」
ソーニャ「ぅぐ………ひぐっ……わ、私が今まで…やす、なにしてきた事、を鑑みれば………当然…だ………」ポロポロ
ソーニャ「こんなんじゃ…まだ、足りないんだ。私は…もっと、酷いことされても…………文句なんか………いえ、な……………」ポロポロ
ソーニャ「やすな……ごめんなさい。ごめん、本当にごめん………もう、絶対に殴らない…から………関節技も…物も壊したりしないか、ら…………」ポロポロ
ソーニャ「だ、だから………お願いだから……もう一度…私に、笑いかけて…………お願いだからぁ…………」ポロポロ
放課後の空き教室
ソーニャ「…………ここで…全てをハッキリさせる………どんなことをしてでも、やすなに……許してもらう…!」
ガラッ
あぎり「ようこそ~」
やすな「…………なんで来たの? いま、私とあぎりさんで楽しくお喋りしてたのに」
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