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元スレ凛「セイバーのアホ毛がない?」
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セイバー「ウッ…ヒクッ…」
凛「一体どういうことなの? 説明して、セイバー」
セイバー「私にも……わかりません……エグッ……朝……起きて洗面所に行って鏡を見たら……ないことに気付いて……」
凛「……それは私と士郎が学校に行く前の話よね?」
セイバー「うっ……エグッ……そうです……ヒクッ」
凛「それで朝、ご飯も食べずに部屋に閉じこもってたのね……」
セイバー「はい……シロウに……こんな恥ずかしい姿を見せたくなくて……ウッ……でも……半日以上経っても……どうしていいかわからなくて……凛に相談を……」
凛「なるほどね……(ていうかアホ毛がないことがそんなに恥ずかしいのね……)」
凛「一体どういうことなの? 説明して、セイバー」
セイバー「私にも……わかりません……エグッ……朝……起きて洗面所に行って鏡を見たら……ないことに気付いて……」
凛「……それは私と士郎が学校に行く前の話よね?」
セイバー「うっ……エグッ……そうです……ヒクッ」
凛「それで朝、ご飯も食べずに部屋に閉じこもってたのね……」
セイバー「はい……シロウに……こんな恥ずかしい姿を見せたくなくて……ウッ……でも……半日以上経っても……どうしていいかわからなくて……凛に相談を……」
凛「なるほどね……(ていうかアホ毛がないことがそんなに恥ずかしいのね……)」
凛「(とは言ってもねえ……私に相談されたところで手の打ちようがないのよね……)」
セイバー「凛……どうしましょう……このまま一生……くせ毛が生えなかったら……」
凛「えっ?」
セイバー「もしこんな姿を見られたら……シロウに……嫌われてしまうかもしれない……そうなったら私はっ…! 私はっ……!」
凛「いやいや、大げさでしょ……って、あれっ? ちょっと待って……」
凛「……セイバー、今のあなたはいつものセイバーよね?」
セイバー「突然何を言い出すのですか、凛は」
凛「そっ、そうよね。変な質問してごめんなさい」
セイバー「凛……どうしましょう……このまま一生……くせ毛が生えなかったら……」
凛「えっ?」
セイバー「もしこんな姿を見られたら……シロウに……嫌われてしまうかもしれない……そうなったら私はっ…! 私はっ……!」
凛「いやいや、大げさでしょ……って、あれっ? ちょっと待って……」
凛「……セイバー、今のあなたはいつものセイバーよね?」
セイバー「突然何を言い出すのですか、凛は」
凛「そっ、そうよね。変な質問してごめんなさい」
セイバー「凛、今日シロウはいつ頃帰ってくるかわかりますか? バイトに行くと言っていましたか?」
凛「うーん、今日は学校であいつと話してないからわからないわね……ちょっとごめんセイバー、少しの間席外すわ」
セイバー「は、はい。お手洗いでしたらウォシュレットのボタンに気をつけてください。以前凛は……」
凛「わ、わかってるわよ。もうあんなヘマやらかしたりしないから大丈夫」
凛「うーん、今日は学校であいつと話してないからわからないわね……ちょっとごめんセイバー、少しの間席外すわ」
セイバー「は、はい。お手洗いでしたらウォシュレットのボタンに気をつけてください。以前凛は……」
凛「わ、わかってるわよ。もうあんなヘマやらかしたりしないから大丈夫」
トイレにて
凛「うーん……(以前……私と士郎が調子に乗ってセイバーのアホ毛に触れたとき……セイバーは一瞬で黒セイバーと化したはず……)」
凛「フッ!(アホ毛が勝手に抜けるわけもなし、誰かが意図的に抜いた、または切ったと考えるのが自然よね……)」
凛「……ハァ……(だとしたらその際、どうしてもあのアホ毛に触れる必要があるはず……)」
凛「(寝てる間とはいえ)」ガラガラガラガラ
凛「(やっぱりアホ毛に触ったらあの時と同じようにオルタになるはずよね……)」フキフキ
凛「確か水を流すのはこのボタンよね」ポチッ
凛「……(なのにどうして今のセイバーは、普段のセイバーのままなのかしら……)」
ウィーン……
凛「(謎だわ……一体どうなって……って)」
ビシャァァァァァァァァ
凛「えっ? えっ? えっ? キャ、キャーーーーーーーー!!!」
凛「うーん……(以前……私と士郎が調子に乗ってセイバーのアホ毛に触れたとき……セイバーは一瞬で黒セイバーと化したはず……)」
凛「フッ!(アホ毛が勝手に抜けるわけもなし、誰かが意図的に抜いた、または切ったと考えるのが自然よね……)」
凛「……ハァ……(だとしたらその際、どうしてもあのアホ毛に触れる必要があるはず……)」
凛「(寝てる間とはいえ)」ガラガラガラガラ
凛「(やっぱりアホ毛に触ったらあの時と同じようにオルタになるはずよね……)」フキフキ
凛「確か水を流すのはこのボタンよね」ポチッ
凛「……(なのにどうして今のセイバーは、普段のセイバーのままなのかしら……)」
ウィーン……
凛「(謎だわ……一体どうなって……って)」
ビシャァァァァァァァァ
凛「えっ? えっ? えっ? キャ、キャーーーーーーーー!!!」
セイバー「凛……だから言ったのですよ……」
凛「うぅ……わかんないわよぉ……似たようなボタンばっかりでどれが流すやつかなんて……」
セイバー「ちゃんと見ればわかるはずです。何も考えず適当に押すから……って、それどころではありません。凛、シロウがバイトに行っていないなら何か放課後に予定があるとか、聞いていませんか? なんとかしてシロウが帰ってくる前に私のくせ毛を……」
ガラガラガラ……
士郎「ただいまー」
セイバー「」
凛「帰ってきたわね……」
凛「うぅ……わかんないわよぉ……似たようなボタンばっかりでどれが流すやつかなんて……」
セイバー「ちゃんと見ればわかるはずです。何も考えず適当に押すから……って、それどころではありません。凛、シロウがバイトに行っていないなら何か放課後に予定があるとか、聞いていませんか? なんとかしてシロウが帰ってくる前に私のくせ毛を……」
ガラガラガラ……
士郎「ただいまー」
セイバー「」
凛「帰ってきたわね……」
セイバー「どどどどどどうしましょう凛?」
凛「落ち着いてセイバー。ひとまずこの押入れの中に隠れていなさい」
セイバー「はっはい」シュバッ
士郎「おーい、誰もいないのか……あれ、遠坂」
遠坂「お邪魔してるわ」
士郎「ああ。……あれ、遠坂、なんでスカート湿って……って、遠坂もしかして、またやったのか?」
凛「ちゃ、ちゃんと掃除しといたわよ。文句ないでしょ」
士郎「まぁ別にいいけど……。遠坂の機械音痴は本当に筋金入りだな……あ、そうだ。今日はちょっとおみやげがあるんだよ」ガサガサ
凛「落ち着いてセイバー。ひとまずこの押入れの中に隠れていなさい」
セイバー「はっはい」シュバッ
士郎「おーい、誰もいないのか……あれ、遠坂」
遠坂「お邪魔してるわ」
士郎「ああ。……あれ、遠坂、なんでスカート湿って……って、遠坂もしかして、またやったのか?」
凛「ちゃ、ちゃんと掃除しといたわよ。文句ないでしょ」
士郎「まぁ別にいいけど……。遠坂の機械音痴は本当に筋金入りだな……あ、そうだ。今日はちょっとおみやげがあるんだよ」ガサガサ
士郎「ほら、肉まんだ」
セイバー「(!?)」
士郎「喜ぶだろうなぁ、セイバー。なぁ、遠坂、どこにいるか知らないか?」キョロキョロ
凛「し、知らないわ。あたしが帰ってきたときはいなかったわよ」
士郎「そうか……どっか出かけてるのかな。って、あれ? 玄関にセイバーの靴があったような……」
凛「あ、あー! そうそう、思い出した。帰り道でばったり会ったわ、セイバーと。ちょっと出かけてくるって言ってたわねー」
士郎「そうか、じゃあ靴は見間違いだったのかな……じゃあ、放っておいても冷めちゃうし、セイバーの分はとっておいて、遠坂、肉まん一緒に食おうか」
凛「そ、そうしましょうか」
セイバー「(ああああああ肉まん肉まん肉まん肉まん私も食べたい士郎と一緒に肉まん肉まん)」ギリギリ
ガラガラガラ
桜「こんにちはー」
セイバー「(!?)」
士郎「喜ぶだろうなぁ、セイバー。なぁ、遠坂、どこにいるか知らないか?」キョロキョロ
凛「し、知らないわ。あたしが帰ってきたときはいなかったわよ」
士郎「そうか……どっか出かけてるのかな。って、あれ? 玄関にセイバーの靴があったような……」
凛「あ、あー! そうそう、思い出した。帰り道でばったり会ったわ、セイバーと。ちょっと出かけてくるって言ってたわねー」
士郎「そうか、じゃあ靴は見間違いだったのかな……じゃあ、放っておいても冷めちゃうし、セイバーの分はとっておいて、遠坂、肉まん一緒に食おうか」
凛「そ、そうしましょうか」
セイバー「(ああああああ肉まん肉まん肉まん肉まん私も食べたい士郎と一緒に肉まん肉まん)」ギリギリ
ガラガラガラ
桜「こんにちはー」
士郎「あれ、桜、今日は部活は?」
桜「なんだかちょっと身体の調子が悪くて……早引きです」
士郎「大丈夫なのか?」
桜「まぁ、歩ける程度には。あれ、美味しそうですね」
士郎「ああ、肉まん買ってきたんだ。桜も食うか?」
桜「ぜひ!」
凛「あ、あの、士郎」
士郎「ん? 何だ遠坂」
凛「その……肉まんって、何個買ってきたの?」
桜「なんだかちょっと身体の調子が悪くて……早引きです」
士郎「大丈夫なのか?」
桜「まぁ、歩ける程度には。あれ、美味しそうですね」
士郎「ああ、肉まん買ってきたんだ。桜も食うか?」
桜「ぜひ!」
凛「あ、あの、士郎」
士郎「ん? 何だ遠坂」
凛「その……肉まんって、何個買ってきたの?」
>>1はあのアホ毛が逆鱗で
取るとオルタ化することを知らないにわか
取るとオルタ化することを知らないにわか
士郎「ああ、そうなんだよ。こんなに早くからみんなが集まるとは思わなくて、三人分しか買ってこなかったんだよな。この時間、家にはセイバーしかいないと思ってさ」
士郎「でも三人揃っちゃったし、セイバーには悪いけど、ここで食べちゃおうか」
セイバー「(!!!!!!?)」
凛「あ、あの、士郎、私いらないから……」
士郎「あれ、遠坂、肉まん嫌いだったか?」
凛「いや、そうじゃなくてね……その……ね? セイバーが帰ってきたら……」
セイバー「(り、凛……あなたという人は……)」ウルウル
ガラガラガラ
士郎「でも三人揃っちゃったし、セイバーには悪いけど、ここで食べちゃおうか」
セイバー「(!!!!!!?)」
凛「あ、あの、士郎、私いらないから……」
士郎「あれ、遠坂、肉まん嫌いだったか?」
凛「いや、そうじゃなくてね……その……ね? セイバーが帰ってきたら……」
セイバー「(り、凛……あなたという人は……)」ウルウル
ガラガラガラ
大河「たっだいまー」
凛・セイバー「(!!!?)」
士郎「おお、藤ねえ、早いな」
大河「ちょっと忘れ物取りに戻っただけだから、すぐに学校戻るのー。あれ、美味しそう」
士郎「あ、そういえば遠坂いらないんだっけ。じゃあ藤ねえ、食べちゃってもいいぞ」
大河「言われなくても食べるわよ」パクッ
大河「あ、書類こんなとこにあった。じゃあ戻るねー。バイバーイ」
凛「……あ~……」
士郎「もしかして遠坂、本当は食べたかったんじゃないのか」
凛「……いや、そうじゃなくて……いいわ、気にしないで」チラッ
セイバー「……」
凛・セイバー「(!!!?)」
士郎「おお、藤ねえ、早いな」
大河「ちょっと忘れ物取りに戻っただけだから、すぐに学校戻るのー。あれ、美味しそう」
士郎「あ、そういえば遠坂いらないんだっけ。じゃあ藤ねえ、食べちゃってもいいぞ」
大河「言われなくても食べるわよ」パクッ
大河「あ、書類こんなとこにあった。じゃあ戻るねー。バイバーイ」
凛「……あ~……」
士郎「もしかして遠坂、本当は食べたかったんじゃないのか」
凛「……いや、そうじゃなくて……いいわ、気にしないで」チラッ
セイバー「……」
20分後……
セイバー「くせ毛はなくなる……」
セイバー「肉まんは食べ損なう……」
セイバー「もはや私に生きている価値など……」
凛「セイバー、ちょっと出てきて」
セイバー「なんですか凛、私は今生きる意味について真剣に悩んでいるのです話しかけないでく」
凛「士郎と桜が自分の部屋に戻っていったのよ。今のうちに作戦を立てましょう」
セイバー「くせ毛はなくなる……」
セイバー「肉まんは食べ損なう……」
セイバー「もはや私に生きている価値など……」
凛「セイバー、ちょっと出てきて」
セイバー「なんですか凛、私は今生きる意味について真剣に悩んでいるのです話しかけないでく」
凛「士郎と桜が自分の部屋に戻っていったのよ。今のうちに作戦を立てましょう」
セイバー「……」
凛「セイバー、悪かったわね……。もう藤村先生が帰ってきた頃にはフォローのしようがなくて……」
セイバー「……」
凛「大丈夫。肉まんくらい今度奢ってあげるわよ」
セイバー「……シロウの買ってきた肉まんが食べたかったのです……」ボソッ
凛「……(イラッ)」
凛「ちょっと! いい加減にしなさいよ。いつまでも落ち込んでる場合じゃないでしょ? 早くアホ毛を取り戻さないといけないんでしょ? 士郎に嫌われたくないんじゃないの!?」
セイバー「……ハッ、そうです。肉まんを食べ損なうことなど、士郎に嫌われることに比べたら取るに足らぬこと。私は何か大切なことを見失っていた。凛、ありがとうございます」
凛「……(まぁアホ毛とかぶっちゃけ本人以外はどうでもいいんだろうけど、今は全部スルーしておきましょう……)」
凛「セイバー、悪かったわね……。もう藤村先生が帰ってきた頃にはフォローのしようがなくて……」
セイバー「……」
凛「大丈夫。肉まんくらい今度奢ってあげるわよ」
セイバー「……シロウの買ってきた肉まんが食べたかったのです……」ボソッ
凛「……(イラッ)」
凛「ちょっと! いい加減にしなさいよ。いつまでも落ち込んでる場合じゃないでしょ? 早くアホ毛を取り戻さないといけないんでしょ? 士郎に嫌われたくないんじゃないの!?」
セイバー「……ハッ、そうです。肉まんを食べ損なうことなど、士郎に嫌われることに比べたら取るに足らぬこと。私は何か大切なことを見失っていた。凛、ありがとうございます」
凛「……(まぁアホ毛とかぶっちゃけ本人以外はどうでもいいんだろうけど、今は全部スルーしておきましょう……)」
セイバー「なるほど。凛は誰かが私のくせ毛を奪ったと考えているのですね」
凛「仮説よ? 仮説。それに、もしそうだとして、ちょっとおかしいことがいろいろあるのよ」
セイバー「なんでしょう」
凛「(黒化のことは置いておいて……)まず、そんなものを奪っても誰も得しないということ」
セイバー「……」
凛「?」
セイバー「……果たして、本当にそうでしょうか……心当たりのある人物が一人いるのですが……」
シーン……
凛「……いたわね、そんなやつが」
セイバー「はい。います」
凛「ていうか、よく考えたら第一容疑者は余裕であいつ決定じゃない」
セイバー「そうですね。考えているだけでハラワタが煮えくり返ってきました。凛、一緒に柳洞寺に行きましょう」
凛「仮説よ? 仮説。それに、もしそうだとして、ちょっとおかしいことがいろいろあるのよ」
セイバー「なんでしょう」
凛「(黒化のことは置いておいて……)まず、そんなものを奪っても誰も得しないということ」
セイバー「……」
凛「?」
セイバー「……果たして、本当にそうでしょうか……心当たりのある人物が一人いるのですが……」
シーン……
凛「……いたわね、そんなやつが」
セイバー「はい。います」
凛「ていうか、よく考えたら第一容疑者は余裕であいつ決定じゃない」
セイバー「そうですね。考えているだけでハラワタが煮えくり返ってきました。凛、一緒に柳洞寺に行きましょう」
柳洞寺にて
セイバー「来ましたね……」
凛「来たわね……」
セイバー「結界を跨いで堂々と入ってきているのですから、先方もこちらが来ていることなどとうに承知のはず。すぐに現れるはずです」
キャスター「お久しぶり。セイバー、一体どうしたのその妙な帽子は。似合ってないわよ」
セイバー「……キャスター……よくもまぁ白々しく……」
キャスター「? 一体何のこと?」
セイバー「言い訳無用! 肉まんの恨みを知るがいい! エクス――」
凛「待ちなさい、セイバー。少し様子がおかしいわ」
凛「キャスター、あなた、セイバーのアホ毛について何か覚えはない?」
キャスター「は? あるわけないじゃないの」
凛「……ほんとに?」
キャスター「?」
凛「……(嘘をついている顔には見えないわね……)」
セイバー「来ましたね……」
凛「来たわね……」
セイバー「結界を跨いで堂々と入ってきているのですから、先方もこちらが来ていることなどとうに承知のはず。すぐに現れるはずです」
キャスター「お久しぶり。セイバー、一体どうしたのその妙な帽子は。似合ってないわよ」
セイバー「……キャスター……よくもまぁ白々しく……」
キャスター「? 一体何のこと?」
セイバー「言い訳無用! 肉まんの恨みを知るがいい! エクス――」
凛「待ちなさい、セイバー。少し様子がおかしいわ」
凛「キャスター、あなた、セイバーのアホ毛について何か覚えはない?」
キャスター「は? あるわけないじゃないの」
凛「……ほんとに?」
キャスター「?」
凛「……(嘘をついている顔には見えないわね……)」
セイバー「キャスター、今一度聞く。本当に私にくせ毛に関して、身に覚えはないか」カチャッ
キャスター「何度言えばわかるの。本当に何も知らないわよ。一体どういうこと? セイバーのアホ毛がどうかして?」
セイバー「……どうしましょう、凛」
凛「どうしたもこうしたも、的外れだったってことよね」
セイバー「くっ、では一体誰が……」
キャスター「ちょっと、いい加減にしないと怒るわよ。さっさと説明しなさいな」
凛「ああ、実はね……」
キャスター「何度言えばわかるの。本当に何も知らないわよ。一体どういうこと? セイバーのアホ毛がどうかして?」
セイバー「……どうしましょう、凛」
凛「どうしたもこうしたも、的外れだったってことよね」
セイバー「くっ、では一体誰が……」
キャスター「ちょっと、いい加減にしないと怒るわよ。さっさと説明しなさいな」
凛「ああ、実はね……」
オルタ化してないからにわかとかいってるやついるけどトイレで以前黒くなったっていってるじゃん
キャスター「なるほどね。そういうこと」
凛「ええ。あなたの仕業に間違いないと思って来たけど、どうやら違ったようね」
キャスター「そうね、でもまぁ、色んな意味で興味がないってことはないわね。あれだけの対魔力を誇るセイバーのアホ毛ですもの。魔術用品としても非常に重宝しそうだわ」
キャスター「それにしてもセイバー。なぜあんなアホ毛一つのありなしにそんなに拘るの? 帽子なんか被ったりして。誰もあなたのアホ毛のことなんか気にしないわよ」
凛「ええ。あなたの仕業に間違いないと思って来たけど、どうやら違ったようね」
キャスター「そうね、でもまぁ、色んな意味で興味がないってことはないわね。あれだけの対魔力を誇るセイバーのアホ毛ですもの。魔術用品としても非常に重宝しそうだわ」
キャスター「それにしてもセイバー。なぜあんなアホ毛一つのありなしにそんなに拘るの? 帽子なんか被ったりして。誰もあなたのアホ毛のことなんか気にしないわよ」
セイバー「何を言っているのですかっ! こんな恥ずかしい頭頂部をご近所の皆様に晒せるわけないではないですかっ! あなたはデリカシーというものを持ち合わせていないのかキャスター!」
シーン……
凛「……」
キャスター「……なんだかよくわからない拘りがあることはよくわかったわ……ああ、ところでそのアホ毛を抜いた犯人についてのことだけど」
セイバー・凛「?」
キャスター「偏執的なまでのセイバー愛を持っている者を疑っているのなら、もう一人容疑者はいるじゃないの」
凛「え? ……ああ、あいつか……」
セイバー「……私もわかりました。自分で言うのもなんですがあいつですね……」
凛「第二容疑者ってとこかしら。じゃあセイバー、今度は言峰教会に行ってみましょうか」
セイバー「はい。あの金ピカをたたき切ってやります」
シーン……
凛「……」
キャスター「……なんだかよくわからない拘りがあることはよくわかったわ……ああ、ところでそのアホ毛を抜いた犯人についてのことだけど」
セイバー・凛「?」
キャスター「偏執的なまでのセイバー愛を持っている者を疑っているのなら、もう一人容疑者はいるじゃないの」
凛「え? ……ああ、あいつか……」
セイバー「……私もわかりました。自分で言うのもなんですがあいつですね……」
凛「第二容疑者ってとこかしら。じゃあセイバー、今度は言峰教会に行ってみましょうか」
セイバー「はい。あの金ピカをたたき切ってやります」
言峰教会にて
子ギル「こんにちは、凛さん、セイバーさん。今日はどういうご用件ですか?」
凛・セイバー「……あれ?」
子ギル「? どうしました?」
凛「……あー、つかぬことを聞くけど、君、金髪のお兄さん……なんというか……君によく似たお兄さんをここらへんで見たことはないかな?」
子ギル「……あー、あの人でしたら、ここ最近はめっきり出てきませんよ。多分、今はこのあたりにはいないんじゃないかなぁ」
凛「知り合いなの? そっか……。ごめんね、変なこと聞いて。それじゃね」
セイバー「またハズレということですね……」
子ギル「こんにちは、凛さん、セイバーさん。今日はどういうご用件ですか?」
凛・セイバー「……あれ?」
子ギル「? どうしました?」
凛「……あー、つかぬことを聞くけど、君、金髪のお兄さん……なんというか……君によく似たお兄さんをここらへんで見たことはないかな?」
子ギル「……あー、あの人でしたら、ここ最近はめっきり出てきませんよ。多分、今はこのあたりにはいないんじゃないかなぁ」
凛「知り合いなの? そっか……。ごめんね、変なこと聞いて。それじゃね」
セイバー「またハズレということですね……」
>>33
今のナシ
今のナシ
言峰教会にて
子ギル「こんにちは、お姉さん方」
凛・セイバー「……あれ?」
子ギル「? どうしました?」
凛「……あー、つかぬことを聞くけど、君、金髪のお兄さん……なんというか……君によく似たお兄さんをここらへんで見たことはないかな?」
子ギル「……あー、あの人でしたら、ここ最近はめっきり出てきませんよ。多分、今はこのあたりにはいないんじゃないかなぁ」
凛「知り合いなの? そっか……。ごめんね、変なこと聞いて。それじゃね」
セイバー「またハズレということですね……」
子ギル「こんにちは、お姉さん方」
凛・セイバー「……あれ?」
子ギル「? どうしました?」
凛「……あー、つかぬことを聞くけど、君、金髪のお兄さん……なんというか……君によく似たお兄さんをここらへんで見たことはないかな?」
子ギル「……あー、あの人でしたら、ここ最近はめっきり出てきませんよ。多分、今はこのあたりにはいないんじゃないかなぁ」
凛「知り合いなの? そっか……。ごめんね、変なこと聞いて。それじゃね」
セイバー「またハズレということですね……」
言峰教会前
凛「さすがに万策尽きたって感じね」
セイバー「そうですね……」ショボーン
凛「……帰りましょうか、セイバー。士郎に見つからないようにこっそり家の中に入って、それから二人でまた作戦を立て直しましょう」
セイバー「はい……」
凛「さすがに万策尽きたって感じね」
セイバー「そうですね……」ショボーン
凛「……帰りましょうか、セイバー。士郎に見つからないようにこっそり家の中に入って、それから二人でまた作戦を立て直しましょう」
セイバー「はい……」
衛宮家 門前
凛「じゃあ、あたしが先に中に入って士郎の注意を引きつけておくから、その間に門から玄関に走って、急いで部屋に入りなさい」
セイバー「わかりました……」
凛「……セイバー、元気出して。きっとすぐにアホ毛も見つかるわよ」
セイバー「凛……あなたという人は……」ウルウル
凛「じゃあ、行ってくるわ」
テクテクテク…… ガラッ
凛「ただい……?」
凛「(何か……ささやくような声が聞こえるわね……内緒話?)」
凛「じゃあ、あたしが先に中に入って士郎の注意を引きつけておくから、その間に門から玄関に走って、急いで部屋に入りなさい」
セイバー「わかりました……」
凛「……セイバー、元気出して。きっとすぐにアホ毛も見つかるわよ」
セイバー「凛……あなたという人は……」ウルウル
凛「じゃあ、行ってくるわ」
テクテクテク…… ガラッ
凛「ただい……?」
凛「(何か……ささやくような声が聞こえるわね……内緒話?)」
桜「ふふふ……いいんですよ……先輩。先輩のしたいようにしてください」
士郎「でもなぁ、セイバーがいつ帰ってくるかわからないだろ?」
桜「帰ってきたらすぐ止めればいいじゃないですか。先輩、もう私、我慢できません……」
士郎「いや、桜、やっぱりこれはマズイって……」
凛「(……あちゃー……これは……)」
凛「(こんなのセイバーが聞いたら……って、ん? 何か後ろから殺気が……)」
ユラーン……
凛「(セ、セイバー!)」
セイバー「シロウ……私という者がありながら……」ボソボソ
士郎「でもなぁ、セイバーがいつ帰ってくるかわからないだろ?」
桜「帰ってきたらすぐ止めればいいじゃないですか。先輩、もう私、我慢できません……」
士郎「いや、桜、やっぱりこれはマズイって……」
凛「(……あちゃー……これは……)」
凛「(こんなのセイバーが聞いたら……って、ん? 何か後ろから殺気が……)」
ユラーン……
凛「(セ、セイバー!)」
セイバー「シロウ……私という者がありながら……」ボソボソ
凛「セイバー、ちょ、ちょっと落ち着いて。まだ冤罪の可能性も……」
セイバー「凛……、止めないでください……。私は今から部屋に飛び込んでシロウを……」
凛「待って! 待ってセイバー! 落ち着いてってば! そっ、そう! 現行犯逮捕! 現行犯逮捕するのよ!」
セイバー「……? ……ああ、一理ありますね。まだ事には及んでいない様子ですしね。ハハッ」
凛「(な、なんかさらに状況が悪化したかのように思われるのは気のせいかしら……)」
セイバー「凛……、止めないでください……。私は今から部屋に飛び込んでシロウを……」
凛「待って! 待ってセイバー! 落ち着いてってば! そっ、そう! 現行犯逮捕! 現行犯逮捕するのよ!」
セイバー「……? ……ああ、一理ありますね。まだ事には及んでいない様子ですしね。ハハッ」
凛「(な、なんかさらに状況が悪化したかのように思われるのは気のせいかしら……)」
桜「先輩、じゃあ、あたしが当てちゃってもいいですか?」
セイバー「凛……当てると、当てると言ってますよ……いったい何を、どこに、当てるんですかね……フフフ……私に圧倒的に足りていないもの、ですかね……きっとそうでしょうね……」
凛「(これは……そろそろフォローできなくなってきたわよ衛宮くん……)」
セイバー「凛……当てると、当てると言ってますよ……いったい何を、どこに、当てるんですかね……フフフ……私に圧倒的に足りていないもの、ですかね……きっとそうでしょうね……」
凛「(これは……そろそろフォローできなくなってきたわよ衛宮くん……)」
桜「……えっとですね、先輩たち、もしかして……最近ご無沙汰なんじゃないですか?」
セイバー・凛「(……?)」
士郎「あー、やっぱりわかるか?」
桜「『セイバーさんの前では出来ない話』で、『悩み相談』なんでしょう? だったらそのことくらいしか思い浮かびませんよ」ニコッ
士郎「そうか……桜はさすがだな」
セイバー・凛「(……?)」
士郎「あー、やっぱりわかるか?」
桜「『セイバーさんの前では出来ない話』で、『悩み相談』なんでしょう? だったらそのことくらいしか思い浮かびませんよ」ニコッ
士郎「そうか……桜はさすがだな」
つかむしろ青王キチのキャス子が一番気にすることだろ>アホ毛
セイバー「……どうやら私たちの早とちりだったようですが、それにしても聞き捨てならない話ですね」
凛「そうね、興味があるわ」ピトッ
セイバー「……? ああ、なるほど。そうでしたね。確か凛は私たち三人の中では唯一……」
凛「何か言った? セイバー」ギロッ
セイバー「いえ、特に何も」
凛「そうね、興味があるわ」ピトッ
セイバー「……? ああ、なるほど。そうでしたね。確か凛は私たち三人の中では唯一……」
凛「何か言った? セイバー」ギロッ
セイバー「いえ、特に何も」
士郎「あー、桜の答えは近いんだけど、でも実はご無沙汰ってわけでもないんだ。しっかりやることはやってるんだ」
桜「そうなんですか?」
凛「……そうなの?」
セイバー「……えへへ」ポッ
凛「……爆発しろ」
桜「じゃあ、一体何に悩んでるんですか? セイバーさんとの関係も良好なんでしょう?」
士郎「ああ、まぁ、確かに仲良くやってる」
セイバー「その通りです。一体何が不満なのですシロウ」
凛「(……そういえばセイバー、アホ毛のことすっかり忘れてるわね)」
士郎「……実はだな……」
桜「そうなんですか?」
凛「……そうなの?」
セイバー「……えへへ」ポッ
凛「……爆発しろ」
桜「じゃあ、一体何に悩んでるんですか? セイバーさんとの関係も良好なんでしょう?」
士郎「ああ、まぁ、確かに仲良くやってる」
セイバー「その通りです。一体何が不満なのですシロウ」
凛「(……そういえばセイバー、アホ毛のことすっかり忘れてるわね)」
士郎「……実はだな……」
士郎「実は……その……」
凛「(煮え切らないわね……)」
士郎「セイバーには悪いんだが……」
セイバー「(……私に悪い、とは?)」
士郎「――実は最近……マンネリでな……」
セイバー「」ガ━ン
凛「(煮え切らないわね……)」
士郎「セイバーには悪いんだが……」
セイバー「(……私に悪い、とは?)」
士郎「――実は最近……マンネリでな……」
セイバー「」ガ━ン
セイバー「(シロウ……シロウがそんな風に思っていたなんて……)」
セイバー「(申し訳ない……私が女として経験不足なばかりに……)」
セイバー「(思えば、あのイキ顔も、あの台詞も、少し演技が入ってたわけですね……)」
セイバー「(心の奥底では私の工夫のない夜の営みに飽いていたわけですね……)」
セイバー「(シロウにそんなことを強いるなんて……私はなんて愚か者だったのでしょう……)」
セイバー「(これは……もう色々と勉強するしか……)」
凛「セイバー、思考が口からだだ漏れてるわよ」
セイバー「!? //////」カァー
凛「それに衛宮くんたちの話は、まだ終わってない」
セイバー「(申し訳ない……私が女として経験不足なばかりに……)」
セイバー「(思えば、あのイキ顔も、あの台詞も、少し演技が入ってたわけですね……)」
セイバー「(心の奥底では私の工夫のない夜の営みに飽いていたわけですね……)」
セイバー「(シロウにそんなことを強いるなんて……私はなんて愚か者だったのでしょう……)」
セイバー「(これは……もう色々と勉強するしか……)」
凛「セイバー、思考が口からだだ漏れてるわよ」
セイバー「!? //////」カァー
凛「それに衛宮くんたちの話は、まだ終わってない」
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