元スレ両津「オトナ帝国の逆襲だぁ?」中川「ええ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
251 = 235 :
紫煙
252 = 1 :
纏「ばあちゃん。私だよ・・・纏だ・・・あんたの孫だよ・・・」
夏春都「ま、孫!?何わけのわからないこと言ってるのよ!?」
纏「本当のことだよ。そっちにいる二つ結びの子もあんたの孫で私の妹の檸檬と、その下の蜜柑だ」
檸檬「・・・おばあちゃん・・・」
蜜柑「ばぁばぁ!」
夏春都「な、な!?わ、訳がわかりません!!変なこと言わないでください!!ほら!あなたこの人達を追っ払ってよ!」
若い男「・・・」スッ
夏春都「あなた?」
253 = 1 :
若い男「・・・」ニコッ・・・
スタ・・・スタ・・・
夏春都「あ、あなた!?どこ行くのよ!?あなた!?」
纏「ばあちゃん!」ガシッ
夏春都「なによ!離して!あの人を!あの人を追いかけないといけないの・・・!!」
檸檬「・・・」
夏春都「返してよ!!あの人との幸せな暮らしに!!離して!!」
纏「ばあちゃん・・・」
254 = 235 :
紫煙
255 :
さるよけ
257 = 1 :
纏「・・・」スッ
檸檬「纏・・・?」
纏「・・・ばあちゃんの旦那・・・私達のじいちゃんは太平洋戦争で戦死したって聞いたことがある」ボソッ
纏「・・・やっぱりばあちゃんはじいちゃんと一緒にいたかったんだと思う」
纏「・・・私達の身勝手でばあちゃんの幸せは奪えないや」
檸檬「・・・」
纏「行きなよばあちゃん・・・いや、夏春都さん」トンッ
夏春都「い、言われなくても・・・!!」
258 :
そしていま
私は
思っています
明日からも
こうして
生きていくだろうと
259 = 1 :
纏「・・・」クルッ・・・
檸檬「・・・やじゃ」
纏「・・・へ?」
檸檬「・・・嫌じゃ!!」
纏「れ、檸檬・・・?」
檸檬「檸檬はこんなの嫌じゃ!!」
纏「い、嫌って言ったって・・・そうするのが一番ばあちゃんが幸せに・・・私達の身勝手でばあちゃんを縛り付けるわけにはいかないよ!」
檸檬「身勝手でもわがままでもなんでもいい!!檸檬は、檸檬は絶対に嫌じゃ!!」
260 :
クレヨンしんちゃんのオトナ帝国なら
電波じゃなく匂いで洗脳だったよな
電波設定なのか
261 = 1 :
檸檬「待って・・・待ってほしいのじゃ!!」ギュッ!!
夏春都「きゃっ・・・!な、なんなの!?離して!」
纏「そうだぞ檸檬!わがまま言うな!これが一番幸せなんだ!」
檸檬「ダメじゃ!そんなの・・・そんなのダメじゃ!」
檸檬「母さんが、父さんが、纏が、蜜柑ちゃんが、カンキチが・・・そしてばあちゃんが居なきゃ・・・そうじゃなきゃ」
檸檬「そうじゃなきゃ檸檬の知ってる超神田寿司じゃない!!」ポロッ・・・
262 :
マリアはどうなったんだ
263 = 1 :
両津「・・・その通りだぞ、檸檬」
纏「か、カンキチ!それに大原部長も・・・!」
両津「夏春都。ワシは檸檬を泣かせた奴はゆるさんぞ」
檸檬「かん・・・きち・・・」グスッ
夏春都「・・・」
両津「檸檬は滅多に泣かないんだ。ワシだって泣いたのを見たことがあるのは一回こっきりだ」グシグシ
檸檬「んむ・・・」
両津「よし、涙は拭けたな?檸檬」
檸檬「・・・うむ。ズズッ・・・遅いぞ、カンキチ・・・!」ニコッ
264 = 256 :
ハムスターの時か
266 = 47 :
ハムスターはマジで胸糞
267 = 1 :
大原「・・・夏春都さん。両津のバカもんが毎日世話になっておりますな。上司として改めてお礼を言わせてもらいます」
夏春都「・・・」
大原「もう、気づかれてるんじゃないですか・・・この虚構の世界に」
夏春都「・・・」
大原「お恥ずかしながら私も先程までこの世界にどっぷりとはまりこんでしまっていましてな・・・そこにいる両津の馬鹿者に目を覚まさせられた次第で」
大原「・・・その世界は居心地がいいですなぁ。やりたいことができて、それがどんなことでも、世間に冷ややかに見られようとも幸せでいられる」
夏春都「・・・」
大原「・・・ですが・・・私は気付かされましたよ。この馬鹿に」
大原「自分が生きてきた人生を無かった事にするのは、もうやめにしましょう」
269 = 1 :
大原「私も貴女も・・・両津に勝るほどの大馬鹿者だったようです」
夏春都「・・・」
纏「ばあちゃん・・・」
檸檬「・・・」
蜜柑「ばぁば!」
両津「・・・夏春都!孫が呼んでるんだぞ!反応くらいしてやれよ!」
夏春都「・・・」
檸檬「おばあちゃん・・・帰ったら、一緒にあのきんつば食べよう・・・?檸檬が、また作るから・・・」
夏春都「・・・」スゥ・・・
270 :
そういえば少年の肉体のひろしってあれどういう原理だったんだ
271 = 47 :
ひろしの主観だと解釈したけど
273 :
>>272
ペド
274 = 47 :
名前の募集とかあったやん
275 = 1 :
客『超神田はネタもうまいがシャリもうまい!』
夫『はは!こいつのこだわりの銀シャリですからね!』
夏春都『も、もう!あなたったら・・・』
ーーーー
夏春都『・・・あの人が・・・戦死した・・・?』
夏春都『そんな・・・嘘よ・・・嘘・・・』
ーーーー
男の子『おぎゃぁ!おぎゃぁ』
産婆『よかったね。元気な男の子だよ夏春都さん・・・』
夏春都『・・・こんにちは赤ちゃん・・・あの人に少し、似てるかしら・・・』ニコッ・・・
276 = 14 :
ひろしの回想のシーンか
277 = 219 :
私怨
278 = 235 :
紫煙
279 = 1 :
青年『ええ!?もう俺の結婚相手を決めた!?』
夏春都『当たり前だよ!さっさと婚姻届をかきな!』
青年『お、俺の知らない内にかってに縁談が決まってた・・・』ズーン
ーーーー
男の子『おぎゃぁ!おぎゃぁ!』
産婆『・・・元気な男の子だ』
夏春都『・・・いい面構えじゃないか、さすが擬宝珠家の長男だね』
夏春都『名前はそうだね・・・憂鬱だ』
纏父『え、縁談に続き長兄の名前まで・・・』
ーーーー
女の子『おぎゃぁ!おぎゃぁ!』
産婆『よかったね、元気な女の子』夏春都『名前は纏だね』
纏父『決めるのあいかわらず早いな・・・』
纏母『うふふ、お母様はそうでなくちゃね』
282 :
>>268
それはあんまりじゃないですかしょぼ
283 :
切ないな
284 = 1 :
夏春都(そうやって・・・檸檬も生まれて・・・あの両津家のバカ男もやってきて・・・そして・・・蜜柑が・・・)
両津『・・・檸檬になにか手伝わせてやった方がいいとおもうんだ』
夏春都『なに?』
両津『なにか仕事をさせて、自分が妹を持つっていう心構えをしっかりさせてやった方がいいとワシは思うんだが・・・』
夏春都『なるほどねぇ・・・なら、産婆のトメさんを呼びに行ってもらおうかね』
両津『トメさん?』
夏春都『119歳の産婆さんだよ。私を取り上げてくれたのも彼女だよ。それだけじゃなく憂鬱も纏もね』
両津『ば、バケモノかその婆さん・・・』
285 = 260 :
こち亀しばらく読んでないなー
寺井達が名前変わったことも知らなんだ
286 = 1 :
ーーーー
檸檬『どう・・・?』
夏春都『・・・』モグモグ・・・
夏春都『・・・ああ・・・この味だ・・・思い出のきんつばの味だね・・・』ニッ
ーーーー
檸檬「・・・おばあちゃん!」
夏春都「・・・」パチッ・・・
夏春都「やれやれ・・・なんだか長い夢を見ていたような気持ちだねぇ」
纏「ばあちゃん!」
両津「げ・・・姿がいつの間にかいつもの夏春都に戻ってる」
夏春都「うるさいよカンキチ。そんなに給料減らされたいのかい?」
両津「げげっ!そ、それは勘弁してくれ~!」
288 = 47 :
23歳以上の麗子が洗脳されて20歳以上の纏がセーフだったけどその違いは何だ
289 = 1 :
檸檬「・・・」
夏春都「・・・すまなかったね、檸檬。聞こえたよ、檸檬の声がね」ナデナデ
蜜柑「ばぁば」
夏春都「蜜柑も、それに纏も・・・心配かけたね」
纏「べ、別に心配なんて・・・そんなにしてないよ」
両津「そんなにってことはすこしはしたんだな?」ニヤニヤ
纏「う、うるさいよ馬鹿ンキチは!!」
大原「全くだぞ両津!そんなんだからお前は両津なんだ!」
両津「なんすか!両津家のこと全否定ですかぁ!?あんまりですよぶちょぉ!!」
290 = 37 :
檸檬かわいいよ檸檬
291 = 1 :
夏春都「私はどうかしてたね。こんなに可愛い孫達を忘れてしまうなんて」ギュッ
纏「うわわっ!ばあちゃん!急になんだよ!」
檸檬「おばあちゃん・・・!」
蜜柑「だう!」
夏春都「檸檬、帰ったら一緒にきんつばをつくろうね・・・」ニコッ
檸檬「うん・・・・・・うん!!」ギュッ!!
パチパチパチパチ・・・
「まさか自力で電波の洗脳を解くとは・・・実に見事だ」
両津「!・・・誰だ!」
292 :
やっと追い付いた
294 = 209 :
しえん
295 = 282 :
面白い
両津のイメージが最近のじゃなくて60巻くらいの気がする
296 :
どちらかっていったら120巻くらいな気がする
298 = 47 :
しょっちゅう100巻までは面白いと言われるけど100巻まで面白いってすごくね
299 = 1 :
大原「・・・抹種部屋・・・!」
両津「抹種って・・・さっき部長が仕えてるとか言ってたこの組織のトップの名前っすよね」
纏「と言うことはアンタが今回の騒動を起こした男か!!」
抹種「・・・まさしく。私が今回の20世紀回帰計画を立てた」
夏春都「アンタのおかげで私は孫を泣かせちまった。この落とし前はどうつけるつもりなんだい?」
両津「ホンダラ親父みたいな髪型しやがって大逸れた事するじゃねぇか」
抹種「・・・そうカリカリするんじゃない・・・とりあえずこんなところで話しをするのもなんだ・・・来い。あいつらも一緒にな」
両津「あいつら・・・?」
抹種「おい!あの二人を連れて来い!」
男「はっ!」
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