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    元スレ両津「オトナ帝国の逆襲だぁ?」中川「ええ」

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    1 :

    両津「なんだよそれは」

    中川「クレヨンしんちゃんの映画ですよ。麗子さんがBlue-rayをかりてきたので見ようかと思いまして」

    麗子「おもしろいわよ?両ちゃんも一緒に見てみない?」

    マリア「どうぞ両様!マリアのお隣に!」

    両津「そんなガキ向けの映画見れるかよ!お前たちだけで勝手に見とけ!ワシは今日は競馬で忙しいんだ!」シッシッ

    本田「ええーせんぱぁ~い。この作品は大人が見ても面白い作品ですよぉ?」

    大原「ほっとけほっとけ、良作品をあんなやつに見せてもわかりゃしないだろうからな」

    麗子「それもそうね」

    両津「へん、なんとでもいいやがれってんだ。さぁてお馬さんお馬さん~わたくしめにお金をおめぐみくださいねぇ~っと!」スリスリ

    マリア「もう、両様ったら・・・」

    2 :

    脳内再生余裕

    4 :

    上手

    5 :

    ブルレイ出てねぇ

    6 :

    上手いな

    8 = 1 :

    『ザザッ・・・さて今回の〇〇杯・・・このレースを制するのはいったいどの馬なのなのか!』

    両津「お、はじまったはじまった!」

    『ここでマタグラマツリ!トップに躍り出た!それを追うイダテンシャセイ!』

    両津「いけ!イダテン!!させっ!させっ!」

    麗子「もう!両ちゃん静かにして!!」

    大原「そうだぞ両津!静かにせんか!」

    両津「はいはーいっと・・・ったくうるせぇなぁ・・・」

    『ここでイダテンシャセイトップに躍り出たーーー!!!』

    両津「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!きたきたきたキターー!!!!」

    中川「先輩静かにしてくださいっていってるじゃないですかー」

    9 :

    良いね

    10 :

    ブルーレイの綴り…

    11 :

    タマグラマツリいいな

    12 = 1 :

    両津「このまま行きゃ万馬券だ!!いけっ!!いけーーっ!!」

    『・・・ブツッ・・・ピンポンパンポーン』

    両津「・・・あ?なんだ?ラジオが急に・・・」

    本田「あ、あれ?急にディスクが止まってテレビに変な画面が・・・」

    コンニチワ~ コンニチワ~♪

    ミライノ~ クニカラ~♪

    両津「な、なんだ!?おい!すぐに競馬中継に戻せよ!おい!わしの万馬券!!」バンバン!

    13 = 1 :

    ラジオ&テレビ『東京、上野に新しいテーマパークが誕生!』

    中川「テーマパーク・・・?そんな話は一度も聞いたことがありませんよ」

    麗子「私も聞いたことないわ」

    中川「おかしいな・・・そんなものが建つなら僕や麗子さんの会社に情報が入ってくるはずだけど・・・」

    『新しいテーマパーク!その名も・・・「20世紀博」! 』

    大原「20世紀博・・・」

    『あなたもかつての日本、味わって見ませんか?明日オープン!行くっきゃない!』

    両津「くそーっ!このポンコツめ!わしの万馬券はどうなったんだー!」ガンガンガンガン!!

    14 :

    良スレの予感

    15 :

    部長「大人になって子供向けのアニメを観るなんて」

    両津「クレしんは大人が観ても~」

    部長「孫がクレヨンしんちゃんにハマっている」

    両津「クレしんはどうたらこうたら」

    昔オチ……部長がクレしんにはまり、グッズを買うように両津に金を渡して頼むがパチンコや競馬で使い果たし、両津が偽物を渡して部長が知らずに孫に自慢→「両津の馬鹿は何処だー!」
    最近オチ……部長がクレしんにドはまり。両津が「ううむ。あの世代は一度はまると深いからなぁ」とか言ってフワッと終わる。

    16 = 1 :

    大原「・・・」ジーッ

    麗子「・・・部長さんったらテレビに釘付けね・・・行ってみたいのかしら」

    中川「・・・」

    中川「部長。明日派出所メンバーでこの20世紀博、行ってみませんか?」

    大原「な、なに!?」

    中川「明日はちょうどみなさん昼は空いてますしグッドタイミングですよ!」

    大原「そ、そうか!そうだな!」パァ!

    麗子「ちょ、ちょっと圭ちゃん!・・・あのテーマパークはちょっと怪しいわよ?」ボソボソ

    中川「大丈夫。僕がspを総動員させて客に紛れ込ませる。何かあったときは対応できるように万全の準備をしてから行こう」ボソボソ

    17 = 1 :

    麗子「なんでそこまでしてまで?」ボソボソ

    中川「麗子さんも見たでしょう。あの部長の少年のような目を」

    大原「そ、そうか・・・20世紀博か!楽しみだなぁ両津!」ワクワク

    両津「20世紀博なんかよりも私は万馬券の行方の方が大事ですよぉ!」

    大原「はは!これを期にお前も競馬などやめろという神のお告げだ!」

    両津「そりゃないですよぶちょぉ~~!」

    麗子「・・・本当だわ。ご機嫌ね、部長さん」

    中川「僕たちはいつも部長には世話になってるからね・・・ほんのお礼さ」ウインク

    麗子「圭ちゃん・・・」

    18 = 1 :

    両津「ーーーってわけでよ。万馬券になるはずだったイダテンシャセイは落馬してやがったんだよ」

    ボルボ「はは、そりゃ災難だったな両津」

    左近寺「しかし20世紀博か・・・俺たちもいってみたいな」

    ボルボ「ああ、20世紀に活躍した武器や戦闘機などもあるんだろうなぁ」

    両津「あるわけねぇだろそんなもの・・・」

    「ほらほら!また通路で座ってたむろってんじゃないよカンキチ!」

    両津「げ、纏!」

    19 :

    続きはよ

    21 = 1 :

    「カンキチ、またあんた店のネタつまみ食いしたろ?ばぁちゃんが怒ってたぞ」

    両津「ゲ・・・ばれたのかよ・・・めんどくさいことになったなぁ」ボリボリ

    「てか今もしかして上野の20世紀博の話してた?」

    両津「ああ、それがどうかしたのか?」

    「いや、20世紀博なら明日超神田のみんなで行こうって話しになってたんだ。それに誘おうとカンキチを探してたんだけど・・・」

    両津「なんだそうだったのか」

    23 = 1 :

    両津「ちょうどいいしワシら派出所組+αと纏たちの超神田のやつらで一緒に行こうぜ」

    「うーん、それがいいかもね」

    ボルボ「+αって・・・」

    左近寺「俺たち+αにされたな・・・」

    「ばあちゃん楽しみにしてたよ行くの」

    両津「夏春都・・・あいつ20世紀の殆どを生きてきてんじゃねぇのか・・・」

    25 = 1 :

    ーーー翌日 上野 20世紀博

    パーンパパパーン・・・

    大原「おお・・・おお!これが20世紀博か・・・!」

    本田「ひぇぇー人がいっぱいですぅ~!」

    両津「なんつーか、見た感じふつーの万博って感じっすね」

    ボルボ「おお!20世紀の武器の歴史館なんてものがあるぞ!」

    左近寺「こ、こっちは20世紀のシミュレーションゲームの・・・ゲフンゲフン!・・・トレーニング器具の歴史館もあるぞ!」

    両津「なんでそんなものあるんだよ・・・」

    26 = 1 :

    マリア「両様!お昼は是非マリアの作ったこのお弁当をお召し上がりくださいませ!」

    両津「おお!ありがとうなマリア!」

    マリア「嫌ですわ両様///!当然のことです///!」バキィッ!!

    両津「ぎゃあっ!?」ドカッ!!

    マリア「りょ、両様ー!!」

    両津「て、照れ隠しに蹴るんじゃない!」ゲホゲホ

    28 :

    ちょっとだけコラボしてたな

    30 = 1 :

    中川「みんな楽しそうだね麗子さん」

    麗子「そうね!部長さんも大はしゃぎみたい」

    麗子「・・・ところであの件はどうなったの?このテーマパークのこと」ボソッ

    中川「ああ、僕もいろいろ調べてみたんだけどどうやら都に申請は出ているらしいんだ」ボソボソ

    中川「だけどこれだけ大きなテーマパーク・・・中川コンツェルンに情報が入らない訳が無いんだけどね・・・」

    麗子「・・・やっぱりまずいんじゃないの?」

    中川「大丈夫。客の中に3000人以上のSPも紛れ込ませてるしヘリコプター10機で空から見回りをさせてる・・・なにかあったらすぐに対応できるよ」

    31 = 1 :

    夏春都「ほお、これが20世紀博かい」

    纏父「結構いろんなものがあるみたいだねぇ・・・あ、ここなんかおもしろそうだ」

    纏母「あら、ほんとねぇ」

    「よ、派出所組+α」

    ボルボ「+α・・・」左近寺「+α・・・」

    両津「よう、お前たちも来たか」

    蜜柑「だ、だ!いちろー!」

    両津「よう蜜柑ー、元気かー?」ヨシヨシ

    檸檬「当然じゃ!みかんちゃんの健康はれもんが守るからな!」

    両津「おう、偉いぞ檸檬!」

    32 = 1 :

    左近寺「しかしこの人数で移動となると少々不便だな」

    中川「ではこうしましょう。それぞれ複数人でグループを作ってそれぞれの行きたい場所にわかれるんです。2時になったらここで落ち合いましょう!」

    組み分け

    中川+麗子+大原

    夏春都+檸檬+纏+蜜柑

    左近寺+ボルボ+両津+マリア

    纏父+纏母

    33 :

    ここまでほのぼのSS

    36 = 1 :

    ーーー14時

    大原「いやぁ!ここはいいところだな!子供の頃のワクワクを思い出したよ!」

    中川「ええ・・・何故かすごく居心地がいいですね!」

    麗子「本当!ずっといたいくらいよ!テディベア館よかったわ!」

    夏春都「なんだか昔に戻ったような気分になったよ」

    「わ、私にはちょっと合わなかったかな~なんて・・・」タハハ・・・

    檸檬「何を言うておるのじゃ纏。とても楽しかったぞ。20世紀時代劇館」

    蜜柑「だぁ!」

    「そ、そう・・・」

    37 :

    檸檬が違和感なく楽しんでてなによりだな

    38 = 1 :

    左近寺「いやぁ良かった・・・ああやってゲームが・・・ゲフンゲフン!・・・ああやってトレーニング器具は発展したんだな」

    ボルボ「武器博もよかったな。見聞が広まった」

    両津「ワシ的には玩具館などよかったなぁ!ベーゴマにメンコ!かつてのGIジョーなどもあって!」

    マリア「わたくしは両様がいればどこでもてんごくですわ!キャッ///」

    本田「あ、ちなみに僕は先輩たちと同じグループでしたからね~?」

    両津「誰に言ってるんだ本田・・・?」

    纏父「いいところだね、ここは」

    纏母「本当ね・・・であった頃に戻ったみたいな気分よ?」

    纏父「おまえ・・・」

    39 = 1 :

    両津「そろそろ腹が減ったな・・・飯くおうぜ飯」

    マリア「りょ、両様!お弁当を!」サッ

    両津「おお!マリアのお手製弁当があったんだったな!」

    「なんだ、カンキチ弁当あったのかよ?〝鱒寿司〟作ってきて損したぜ」

    両津「な、なにぃっ!超神田の鱒寿司だと!?く、くれ!」

    「いや、お前はマリアの作った弁当が・・・」

    両津「おねげぇしますだ纒様~どっちも食べますだ~鱒寿司をおめぐみください~」グイグイ

    「おい!引っ張るなって!おい!!やるから!やるから離せ!!」

    マリア「・・・」

    40 = 1 :

    マリア「やはり纏さんとは決着をつける時がくるかもしれませんわ・・・」

    「???」

    両津「うむっ!!うまいっ!!」ガツガツムシャムシャ!!

    「お前モノ食ったときの感想そればっかりだな・・・」

    両津「感想なんて困難でいいんだよ!うまいかまずいか!最近のレポーターは喋りすぎだ!」ガツガツムシャムシャ!!

    マリア「さすが両様!男らしいですわ!」

    両津「あったりめえだべらぼうめぇ!こちとら江戸っ子でぇ!」

    41 = 1 :

    ーーーそして

    中川「そろそろ帰りましょうかみなさん」

    大原「もうそんな時間か・・・ここにいると時間が立つのが早いなぁ」

    麗子「まだぜんぜん回れてないくらい広いですものね」

    「檸檬も蜜柑も遊び疲れて寝ちゃったな。悪いなカンキチ。檸檬背負わせちゃって」

    両津「こんぐらいどうってことねぇよ」ニッ

    檸檬「すぅすぅ・・・」zzz

    蜜柑「あぃー・・・」zzz

    夏春都「さ、わたしらも帰るよ!」

    纏父「は、はい」

    42 = 1 :

    左近寺「いやぁ・・・一生ここにいたい気分だ」

    ボルボ「まったくだな」

    両津「そこまで言うか?ワシは別にたまに来るくらいでいいと思うがな・・・」

    本田「いやいやーいれることならずっといたいですよぉ~」

    麗子「・・・ところで圭ちゃん。あのことはどうなったの?」

    中川「うーん・・・一日中調べ回らせたんだけど何も異変はなかったみたいだ・・・。徒労だったかな」

    中川(ただ少し変な電波を受信したっていう知らせもあったけど・・・気にするほどのことではなさそうだ)

    43 = 28 :

    子供レモンしかいないが大丈夫か?

    44 = 1 :

    ーーー一週間後 派出所

    両津「なに?部長がまた20世紀博に?」

    中川「ええ、ここのところは毎日ですよ。遅番早番に合わせて時間を見つけては行ってるようです」

    麗子「実を言うとわたし達も・・・」

    中川「時間が空くとなぜか自然に足が向いてしまって・・・」ハハ

    両津「なんだよお前らもか?超神田のやつらや左近寺ボルボも同じような感じなんだよ」

    中川「そうなんですか?」

    45 = 1 :

    両津「夏春都や纏の両親が通い詰めてるらしくてな。昨日は大変だったぜ」

    麗子「まぁ・・・」

    両津「本田なんか最近は白バイで勤務中に行こうとしやがるからな」

    中川「そ、それは大変ですね」

    両津「そこまでのめり込むようなことかねぇ・・・」

    麗子「ま、体は大人でも頭脳は子供な両ちゃんにはわからないでしょうけどね!」フフン

    両津「なんだと!?大人の証拠を見せてやろうか!?」

    中川「ちょ、ちょっと先輩!!ズボンを脱ぐのはやめてください!!」

    両津「うるせぇ!お前も脱げ!」

    麗子「きゃー!」

    46 :

    面白い

    47 :

    >>43
    蜜柑がいるだろ

    48 = 1 :

    ーーーさらに一週間後 超神田

    両津「ただいま~っと」ガラッ

    シーン・・・

    両津「ん?やけにガランとしてるな・・・」

    両津「おーい夏春都ー!」

    シーン・・・

    両津「いないのか?」スタスタ

    『ーーーー!ーーーーー!』

    『ーーーー!ーーー!』

    両津「!・・・この部屋から声が聞こえるぞ、なんだよいるんじゃねぇか」ガラッ

    49 = 37 :

    この不穏な空気感に土器がムネムネする…

    50 = 1 :

    夏春都「ほら!ここ!この場面だよ!檸檬!ここの刀の抜き方がこの役者のミソなんだよ!」

    檸檬「も、もうそこは何百とみたのじゃ・・・先に進んで欲しいのじゃ・・・」

    両津「なんだなんだ?大丈夫か檸檬?」

    檸檬「か、カンキチ・・・おばあちゃんが時代劇のびでおの同じばめんばかり巻き戻して見せるのじゃー・・・」グテッ

    夏春都「カンキチ!邪魔するんじゃないよ!ほら檸檬!ちゃんとみな!」


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