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    元スレ咲「さよなら……お姉ちゃん……」

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    101 = 1 :

    「はぁ……この会のことは咲に言うけど、いいわよね?」

    照・衣・穏乃「!」

    「…」

    誠子(まあ、そうなるよな…)

    優希「部長、会の解散だけで許してあげたらどうだじぇ?」

    「許すかどうか決めるのは咲よ」

    「……この会のことが咲さんに知られて嫌われてしまったら、私はもう生きていけません」スクッ

    「な、なによ…脅すつもり…?」

    「いえ、それくらいの覚悟を持ってこの会を行っているということです」

    「会のことを咲さんに報告するという方は前に出てください。この新免さんからもらった日本刀でお相手しましょう」チャキ

    「斬っていいのは斬られる覚悟のある者だけです」カタナペロリ

    ガチャ

    「あれ?誰かいるのかな?」

    「」

    (あわわっ…動揺してて咲レーダーが働いてなかった…)ガタガタ

    102 = 12 :

    やっときたか新免ソード

    103 = 1 :

    「わっ!人がいっぱい…ってお姉ちゃん!?」

    「やあ咲」セイザ

    「こ、これは一体…なぜか穏乃ちゃんが正座してる…」

    絹恵「お、お姉ちゃん」

    洋榎「あれ?こんなとこで何してるん絹?」

    「も、もしかしてあなた達三人も何かの集まり?」

    「え?は、はい…いつもは四人なんですが今日は一人休みで…」

    優希「ここにいる皆も集まりが偶然重なったんだじぇ」

    「な、なるほど…」

    華菜「宮永達は何の集まりなんだ?」

    「姉妹の妹の方ばっかだから、『姉の愚痴を言う会』とかじゃねえの?」

    照・洋榎「えっ…」

    「ち、違います!…私達はちょっとした女子会みたいなものです///」

    照・洋榎「ホッ」

    誠子「ホッじゃないですよ宮永先輩、状況わかってます?」

    104 = 1 :

    美穂子「あら、宮永さんまで…」

    マホ「あっ、宮永先輩です!これで清澄高校麻雀部の人全員集合です!」

    優希「…おい、その冗談は笑えないじぇ」

    絹恵「お姉ちゃんは何でここに?」

    洋榎「ふふふ、実はうちな…『色気より食い気!食べたいもん食べて何が悪い!』の会のメンバーやったんや!」バーン

    絹恵「な、なんやってー!!」

    洋榎「隠しててすまんかったな」

    絹恵「そ、そんな…お姉ちゃんが『色気より食い気!食べたいもん食べて何が悪い!』の会のメンバーやったなんて…」ガタガタ

    絹恵「で、その会何?」キョトン

    洋榎「知らんのに驚いとったんかーい!!」ビシッ

    洋榎・絹恵 キャキャキャッ

    誠子(さすが大阪の人、テンション高いなー)

    小蒔「わぁぁ!面白いですね!えーっとお金お金…」

    誠子「別に今のやりとり有料じゃないよ!?漫才じゃなくて大阪の人の普通のノリだから!!」

    105 = 1 :

    「あのー…お姉ちゃん達はなぜ正座を…」

    「あのね咲、この人達は…」

    「私達は『集まれっ!エトペン大好きっ子!』の会ですっ!!」

    誠子(まだ言ってんのかよ…)

    「会員の皆さん!私達の最大の敵が現れましたよ!今こそ立ち上がりましょう!!」

    照・衣・穏乃「?」

    誠子(何だよ最大の敵って!会員の皆さんもついて行けてないよ!)

    「エトペンを蹴り上げた…愛宕絹恵を許すな…!」

    絹恵「許してくれてなかったん!?」

    誠子(うわぁ…本当に『集まれっ!エトペン大好きっ子!』の会で押し通そうとしてるよこの人…)

    洋榎「あっ!そうそう聞いてや絹!この正座してる人らな、宮永咲のおしっこを飲む会っていうのやってるらしいで」

    絹恵「えっ」

    和・照・衣・穏乃「」

    「」

    106 = 41 :

    洋榎ちゃんがトドメさしたwww

    107 = 28 :

    あかん

    108 = 99 :

    あ、あかんて・・・

    109 :

    優希ちゃん……いいこだね……

    110 = 1 :

    絹恵「な、何その会…」

    (ま、まさか…亦野さんの言ってたこと…本当だったんだ…)

    「お、お姉ちゃん…」フルフル

    「咲…」

    優希「咲ちゃん…」

    「咲会長…」

    「ほ、本当なの?お姉ちゃん…」

    「……うん」

    「そ、そんな…」

    誠子(私だ…私のせいだ…会の存在を知った時に私が皆を止められていれば……)ググッ

    「はい、すると帽子から鳩が出てきます!」

    「すごいすごーい」パチパチ

    「帽子から鳩が出てきて、ハッとしたんじゃないか?なんちゃって!」ハハッ

    「えっ…う、うん…」

    111 = 28 :

    ちょっとそこ黙って

    112 = 1 :

    (あれ?おねーちゃんの声がしたような……)クルッ

    「お、おねーちゃん!?何してるの?」

    「あっ、玄ちゃん。今ね、菫ちゃんに手品見せてもらってたんだ」ニコニコ

    「そ、そうなんだ」

    「うん!」

    「良かったねおねーちゃん」

    (えっ…なぜここに妹さんが……というかこの部屋人がいっぱいだな……私と宥の二人きりじゃなかったのか…)

    (あそこにいるのは照と亦野じゃないか……何で正座なんかしてるんだ…?)

    「宮永照…あなた自分がしたことわかってるの?」

    華菜「さすがにちょっと信じられないし…」

    「まあ…いくらなんでもひどすぎるよな…」

    優希「変態っ!ド変態っ!der変態っ!」

    「ううぅ…」セイザ

    「…」

    113 :

    あぁ・・・
    くぎゅうううううぅ・・・

    114 = 41 :

    変態大人!

    115 = 109 :

    くぎゅう自重

    116 :

    タコスはこういうのはガチで嫌がりそう

    117 = 1 :

    「宥…ちょっとごめん…」スタスタ

    「えっ…」

    「おい!今、照のこと悪く言った奴前に出ろ!」

    誠子(あっ、やっと私達に気付いてくれたんだ…)

    「私が相手になってやる」

    洋榎「はあ?なあ弘世、チャンピオンが何したかわかって言うてるんか?」

    「知らん。だが照が悪い人間じゃないことは知っている」

    「や、やめて菫…」オロオロ

    誠子(やめてください弘世先輩!宮永先輩が罪悪感で死んじゃいます!)

    「私は照を信じている」

    「…」

    (あんな菫ちゃん見たことない……私には見せない顔を……宮永さんには見せてるんだね……)

    (ダメ…私、嫉妬しちゃってる……言いたくないこと言おうとしてる……)

    「菫ちゃん…それはちょっとおかしいんじゃないかな…」

    118 = 99 :

    すげえなあ、どんどん変な事になっていく・・・

    119 = 1 :

    「えっ…」

    「いくら菫ちゃんにとって宮永さんが大事な人でも…何をしたかも聞かずに庇うのは違うんじゃないかな…」

    「お、おねーちゃん?」

    「それって…」

    「ゆ、宥?」

    (言っちゃダメ……言っちゃダメってわかってても……もう止められない……)

    「あったかくないよね」

    「あっ…」

    「!? お、おねーちゃん!」

    「そ、そんな…私はいつだって宥の…」

    「ご、ごめんなさい弘世さん!おねーちゃん本当はそんなこと思ってないんです!ね?おねーちゃん?」

    「…」

    誠子(に、二次災害が起こってしまった……)

    120 = 87 :

    ハットから鳩が出てきたのか

    121 = 1 :

    洋榎「なんや弘世やつ、急に出てきたと思ったら急に落ち込んで」

    洋榎「部活の仲間やから守りたいって気持ちはわかるけど、さすがにこれはなぁ…」

    洋榎「妹のおしっこ飲みたいなんて、絶対おかしいやん」

    絹恵「う、うん…」

    洋榎「だいたい姉妹でそんな感情を持つこと自体おかしいねん」

    絹恵「っ!」

    洋榎「なあ絹?」

    絹恵「……そんな感情って何?」

    洋榎「え?」

    絹恵「姉妹やからそんな感情持ったらあかんなんて、なんでそんなん決めつけるん!!」

    洋榎「な、なんや絹!うちが間違ってるって言うんか!」

    絹恵「お姉ちゃんはいつも正しいと思う…でもこれだけは私も譲られへん!!」

    洋榎「なんやねん大声出して!ケンカ売ってんのか!!」

    洋榎・絹恵 ギャーギャー

    誠子(はい、二次災害パート2)

    122 = 1 :

    「宮永照……あなたは影でこんな会に参加して、咲に対して不誠実だと思わないの?」

    「あなたと仲直りするために全国まで来てくれた咲に対しての裏切り行為だとは思わなかったの?」

    「……返す言葉もございません」セイザ

    「あ、あんたねぇ…!」

    美穂子「竹井さん、少し落ち着きましょう」

    「み、美穂子…」

    美穂子「人には隠し事の一つや二つあるものです。それが姉妹だとしても……竹井さんにもあるんじゃないですか?」

    「えっ…」

    美穂子「当然私にもありま…」

    「……」ポロッ

    美穂子「!?」ギョ

    「美穂子には……私がそんな人間に見えるの…?」ポロポロ

    美穂子「えっ?えっ?」オロオロ

    「わ、私……美穂子にだけは……そんな風に思われたくなかった……」ポロポロ

    誠子(二次災害パート3。すみません神様、そろそろ勘弁してもらっていいですか?これ以上被害が広がったらもう手に負えません)

    123 = 82 :

    ファッキューヒッサ

    124 = 87 :

    他に姉がいるキャラが憧くらいしか思い浮かばない

    125 = 1 :

    (はぁ……こういう騒がしいのちょっと苦手……部屋の隅の方で大人しくしてよっと……)

    智紀「…」ジー

    「えっ…ど、どうしたの…?」

    智紀「…龍門渕高校二年、沢村智紀」

    「ええ、知ってるわよ。去年のインハイで大活躍してたから…私は永水女子高校三年、狩宿巴よ」

    智紀「…かりじゅくさん」

    「う、うん…」

    智紀「…」ジー

    (ど、どうしたんだろ…もしかして天江衣ちゃんに抱きついたこと怒ってるのかな…?)

    智紀「私も……私もちっちゃくてかわいい幼女が好き……」

    「え?」

    智紀「だから……薄墨初美ちゃんのこと聞きたい……」

    (えっ…う、うそ……私と同じ幼女を愛でるのが趣味の人……私と同じ……)

    「こ、こっちで一緒にお話しする?///」

    智紀「///」コクリ

    126 = 41 :

    救いはないんですか?!

    127 = 1 :

    絹恵「お姉ちゃんのアホー!」

    洋榎「そうやうちはアホや!でもただのアホと一緒にしてもろたら困る!格の違うアホや!」


    「な、何で怒ってるのかわからないけど…とりあえずごめんね。で、でも私はいつだって宥の味方だよ?」アタフタ

    「…」ツーン


    「うわーん、私もう帰るー」ビエーン

    美穂子「本当にすみませんでした、そういう意味で言ったんじゃないんです。誰か私を力いっぱい殴ってください」ドゲザ


    「ううぅ…」フルフル

    照・和・衣・穏乃「…」セイザ


    誠子「これは正座してる場合じゃないですね……どうしましょうか…?」

    優希「大惨事だじぇ…」

    「衣が絡んでなかったらすぐにでも帰るんだけどなぁ…」

    128 :

    たしかに妹キャラが全然居ないな

    129 = 37 :

    あーもうめちゃくちゃだよ

    130 = 1 :

    穏乃(ずっと正座してるから、足がしびれてきちゃった…)モゾモゾ

    「…」ツンツン

    穏乃「ああうっ!ちょっwww足つんつんするのやめてくださいよwww」

    「大丈夫大丈夫wwこれも修行だwww」

    穏乃「いやいやww何の修行ですかwww」

    衣・穏乃「www」

    誠子「もう君達に反省は期待しないよ。ただ大人しくだけしててくれるかな?」

    衣・穏乃「えー」

    誠子「ほら、アメあげるから」

    衣・穏乃「わーい」

    誠子(さて……この大惨事をどうするか……)

    誠子(会の皆を止められなかった私のせいでもあるし……何とかしないと……)

    ガチャ

    智葉「ウォンチュキスミー特別な~♪ 二人だけの秘密~♪」

    ダヴァン「失礼しマス!」

    131 = 100 :

    衣と穏乃は仲良くなりそうだけど穏乃の走りについていけなそう
    でもそんな二人がかわいい

    132 = 1 :

    誠子「えっ…辻垣内さんと臨海の留学生…?」

    ダヴァン「メガン・ダヴァンデス」

    「あんた達も何かの集まりか?」

    智葉「いや、違う」

    優希「なら何しに来たんだじょ?」

    智葉「長野で多くの百合の花が枯れるかもしれないと私の百合レーダーが察知したんで、それを阻止するため急いで来たんだが…」

    ダヴァン「私はサトハがラーメン奢ってくれるというのでついてきまシタ」

    「何だそりゃ」

    智葉「思っていた以上に酷いようだな……誰か状況を説明してくれるか?」

    誠子「私としては百合レーダーの説明をしてほしいのですが…」

    智葉「それはまた別の機会にじっくり説明してやろう」

    誠子「あっ、やっぱいいです」

    智葉「そうか。では状況の説明を頼む」

    誠子「は、はい。実は~~」←説明中

    133 = 1 :

    智葉「なるほど…そういうことか…」

    誠子「…はい」

    ダヴァン「えーっと…ちょっと待ってもらっていいでスカ…」

    智葉「どうした?」

    ダヴァン「この惨劇の発端は原村和達のおしっこを飲む会なんですヨネ?」

    智葉「惨劇とは難しい言葉知ってるなメグ」

    ダヴァン「…その会についてサトハは何も疑問に思わないんでスカ?」

    智葉「ん?どういう意味だ?」

    ダヴァン「……いえ、何でもないデス」

    智葉「そうか。しかし、どうしたものか…」ウーン

    ダヴァン(……祖国のお父さん、お母さん。日本はなかなか怖いところデス)

    優希「本当にどうしたらいいんだじぇ…」

    智葉「…よし、私に任せてくれ」

    誠子「えっ」

    智葉「この惨劇を食い止めてやろう。まずは愛宕姉妹から…」

    134 = 100 :

    よし!智葉なら安心だな!

    135 = 1 :

    洋榎・絹恵 ギャーギャー

    智葉「おい愛宕洋榎」

    洋榎・絹恵 ギャーギャー

    智葉「……もうかりまっか」

    洋榎「ぼちぼちでんな!…ってなんで辻垣内がおんねん!?」

    智葉「突然だが、なぜ『色気より食い気!食べたいもん食べて何が悪い!』という会に参加しているんだ?」

    洋榎「な、なんやいきなり。何でお前に教えなあかんねん…」

    智葉「その会では料理を作ったりもしているらしいな……麻雀では特待生でも、料理は苦手なのか?」

    洋榎「ほっとけ」

    智葉「それとも、妹の料理は美味しくないのか?」

    絹恵「えっ…」

    洋榎「っ!」ブチッ

    洋榎「アホかっ!!絹の作ったからあげは最高や!!」

    洋榎「おかんの帰りが遅い時はいつも絹が料理作ってくれとんねん!!」

    洋榎「だからそのお礼にうちも料理練習して、上手くなったら絹に作ってあげてビックリさせたろと…」

    136 = 97 :

    修羅場が適正とは言えない
    何と呼ぶべきかこの状況

    137 = 128 :

    カオスでいいじゃん

    138 = 58 :

    百合垣内さんさすがです

    139 = 1 :

    絹恵「お、お姉ちゃん…」

    洋榎「あっ…隠しとこう思たのに……」

    絹恵「お姉ちゃん!!」ギュッ

    洋榎「うおっ、ど、どうしたんや急に抱きついてきて」

    絹恵「お姉ちゃんありがとう!お姉ちゃん好き!」スリスリ

    洋榎「す、スリスリすんなや///」

    絹恵「私忘れとった、姉より優れた妹なんておらんてこと」

    洋榎「な、なんやそれ」

    絹恵(今はまだでも…いつか絶対お姉ちゃんを振り向かせる…)

    絹恵「お姉ちゃんだーい好き!」ギュー

    洋榎(あ、あれ…なんやこれ…めっちゃドキドキする……もしかしてうち、絹のこと…///)ドキドキ


    智葉「ふふ、導火線に火がついたようだな」ハナジタラー

    誠子「鼻血垂らして何言ってるんですか?」

    智葉「やはり姉妹は仲良しが一番だ……せーのっ、すばら!!」

    誠子「いや、いきなりせーのとか言われても誰も合わせられませんよ」

    140 = 17 :

    ガイトさんの大物感

    141 = 97 :

    >>137
    それだ

    142 = 1 :

    「さっきまでケンカしてた姉妹をあっという間に仲直りさせちまった…」

    優希「すごいじぇ!」

    智葉「さあ、次は宥菫だな…」

    誠子「何ですか宥菫って?松実宥さんと弘世先輩のことですよね」


    「ほ、ほら宥。トランプの手品だよー…」チラッ

    「…」プイッ

    「おねーちゃん、そんな態度良くないよ?弘世さんに謝ろ?」

    (さっきまでは笑顔で私の手品を見てくれていたのに…どうして…)

    智葉「鈍感も行き過ぎると罪だな」

    「げっ、百合垣内!なぜここに!?」

    智葉「誰が百合垣内だ……じゃあメグ、始めてくれ」

    ダヴァン「ハ、ハイ…」

    ダヴァン「ナイスな椅子……ラクダは楽だ……猫が寝ころんだ……」

    「?」

    143 = 100 :

    そういやすばらがいれば全部円満解決できたね
    聖人だし

    144 = 1 :

    ダヴァン「カバをかばう……仏像がぶつぞう……」

    「お、おい…急に何言って…」

    「あ…あ…」ブルブル

    「あっ!や、やめろ!宥の前で寒いダジャレを言うんじゃない!」

    智葉「メグは日本語勉強の一環としてダジャレを覚え、その成果を発表しているだけだ。お前に止める権利があるのか?」

    「くっ…私に止める権利は…ない…!」

    誠子(ええぇーー!何でーー!?)ガーン

    ダヴァン「梅はうめぇ……パンダのパンだ……」

    「さ、さむい…」ブルブル

    「お、おねーちゃん」オロオロ

    「くそっ…私には宥を助けることが出来ないのか…」

    誠子(いや出来ますよね、ダジャレやめさせるだけですよね)

    ダヴァン「……板前はそこにいたまえ」

    「…フフッ」

    誠子(あっ、今のちょっと面白かったんだ)

    145 = 1 :

    智葉「メグ、とどめだ」

    誠子(とどめだって何だよ!)

    ダヴァン「…布団がふっとんだ」

    「あわわ…」ガクガク

    「これは!ただでさえ寒いダジャレなのに布団がふっとんで無くなってしまうことを想像させ、さらに寒くする!」

    「おねーちゃんの一番苦手なダジャレなのです!」

    「ゆ、宥っ!」

    (どうしよう……あっ!そうだ私のかばんの中に…)ガサゴソ

    「宥!これを」

    「えっ…マフラー…?」

    「う、うん」

    「これ…私の名前のアルファベットが入ってる…」

    「宥にプレゼントしようと思って私が編んだんだ。そんなのでも巻けば少しはあったかくなると思うから…」

    「な、なんで…」

    「えっ?」

    146 :

    >>143
    今月の咲日和だとちょっと違う感じらしいぞ

    147 = 1 :

    「なんで…私にマフラーのプレゼントを…」

    「そ、それは…」

    (宥のことが好きだから!大好きだから!)

    (言えよ私!好きだって!たった3文字だろ!)

    (今言わなくていつ言うんだよ!そもそもマフラーだってだいぶ前に完成してた!渡す勇気がなかっただけだ!)

    (マフラーを渡す時は告白する時だって決めてただろ!好きだって言えよ!)

    (言えよ!わかった言うよ!言うから押すな!絶対押すなよ!)

    (押すなよ、絶対押すなよ……)

    (…押せよっ!私の背中を押してくれよっ!)

    (……アーチェリーの神様、私は今後一生何も射貫けなくても構いません。だから…)

    (宥のハートを射貫く勇気を……告白する勇気をください!!)

    「…」

    (……よーし、言うぞー)

    智葉「早く言えよ」

    148 = 1 :

    (そうだ!私はシャープシューター菫だ!私に射貫けないものはない!)ゴオォォ゙

    (す、菫ちゃんが麻雀の時みたいに真剣な顔に…)

    (一発で決める!)ピクッ

    (右手が動いた!ターゲットは…)チラッ

    「…」キリッ

    (…私だ)

    「宥……嫌だったらかわしてくれてかまわない……」ジリ

    (す、菫ちゃん…)

    「…宥」ギュッ

    (わ、私…菫ちゃんに抱きしめられてる…)

    「…好きだ」ボソッ

    (み、耳もとで…///)

    「宥のことが大好きだ」

    「は、はい///」フニャー

    149 = 37 :

    いいですわゾ~これ

    150 = 41 :

    よく言った!


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