元スレ天龍「あれ? 俺の剣ってこんな形だったか?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 41 :
球磨「い、いや待て。待つクマ!早合点をしないからこそ、意外に優秀なクマちゃんってよく言われるクマ」
球磨「これはきっとお互い使い方が分からなくて、きっと模索しているところを聞いただけクマ!」
球磨「それで球磨がたまたま聞いた所が悪かっただけ。この可能性が高いクマ!」
球磨「……っと、近づきすぎたクマ。アレを握り締めた間の会話に混ざれるほどの心意気は無いクマよ」
球磨「ここは少し離れて聞き耳を立ててみるクマ!」
>>37
< こいつはな、えっと、確か……夜戦で……る代物だ!」
< ほぅ、夜戦か
球磨(夜戦で何する代物クマよ! いや、ナニする代物ではあるけれど!)
52 = 41 :
球磨「こ、これはもう完全に二人とも知っていて、且つ利用後の感想を言い合ってるだけなのかクマ!?」
球磨「ま、まだ球磨は諦めてないクマ!この艦隊の生娘代表格の二人が爛れているだなんて分かった日には、
二人に対する青葉のパパラッチが深刻化してしまうクマ! しっかり聞き定めるクマ!」
>>37
< ……さ。これを装備して夜戦に………けで、見る……………てを……に叩き落す
球磨(装備!? ナニをどこに装備して出撃する気クマ!?)
< …………るとは感じ……が、この……はそんなに凄いのか。ふふ、……が熱くなる……
球磨(ドコを熱くしてるクマーーーーーーー!!)
53 = 44 :
>>50
北上様は知らない可能性もある
54 :
意外と耳年増なクマちゃんってよく言われるクマー
56 = 41 :
球磨「な、なんかショックだクマ……夏の間に大人になったクラスメイトの会話を聞いた気分クマ……」
球磨「はぁ……気を取り直して、今日の演習をもう一回チェックしておくクマ」
球磨「ええと、部隊は正規空母に軽巡の球磨が混ざる編成クマね」
球磨「そして、同じ鎮守府で模擬演習する相手は……うおぉ、ハイパートリオが組まれてるクマ……」
球磨「ん? ハイパートリオ?」
球磨「……」
球磨「……」
球磨「…………木曾がいるクマ」
~提督室~
ズダダダダダダダダダダダダ………バタンッ!!
球磨「て、提督! こ、殺されるクマ! く、球磨の純潔が散らされるクマぁぁぁぁぁぁーー!!」
提督「……今日は平和な日と思ったんだけどなぁ」
57 = 41 :
~さらに数時間後~
天龍「今日はせっかく良い武器を手に入れたのに、結局戦えなさそうなんだよなぁー」
天龍「あーあ、フラストレーションが溜まる一方だぜ!」
天龍「……それにしてもこの剣」
ウィンウィンウィン、ウィンウィンウィン
天龍「なーんかどっかで見た事あるんだよなぁ」
天龍「ん? あの後ろ姿は……?」
天龍「丁度いい、コイツを使ってちょっと脅かしてみっか! けっけっけ!」
【艦娘の名前】
>>60
58 :
愛宕
59 :
電
60 = 46 :
満潮
61 = 44 :
朝潮型とか通報物ですよ…
62 = 41 :
【>>60】
天龍「動くな」ゴリッ
満潮「ん? なによ、後ろから……って、あら。 天龍じゃない」
天龍「これが見えないのか?」
満潮「これって?」
天龍「コレだ」
ウィンウィンウィン……ウィンウィンウィン……
天龍「フフフ、怖いか?」
満潮「……何それ、意味わかんない」
天龍「なっ! 何ぃ!?」
63 = 41 :
満潮「で、何? 用件なら早くしてほしいんだけど」
天龍「お、お前……コレが怖くないのか?」
満潮「怖いも何も、そんなの見た事ないし。 さっきアンタにそれで背中突かれても痛くなかったわよ」
天龍「ぐ、ぐぅ……!」
満潮「そもそもソレって何なの? なんかグロっちいけれど、マッサージ機?」
天龍「俺の剣を馬鹿にするなっつーの! こう見えても一級品の恐怖をコレは宿してるんだぜ!」
満潮「ふーん。じゃあそれ使って脅してみなさいよ」
天龍「ほぅ、上等だ。あとで吠え面かくんじゃねぇぞ?」
満潮「面白いこと言ってくれるじゃない、倍返しよ!」
64 :
面白い
65 = 41 :
天龍「まずは、そうだな……これでどうだ?」
満潮「ちょっと何、つむじを押さないでよ」
天龍「これでお前はお腹ピーピーになること確定だ。フフフ、怖いか?」
満潮「それで怖がらせようとする神経だけは怖いわね」
天龍「なかなか歯ごたえがあるな、満潮。じゃあこれはどうだ!?」
満潮「むぐっ、むふぅ、むぅっ!」
天龍「どうだ? プラスチックの味が口いっぱいに広がってきただろう? フフフ、怖いか?」
満潮「げほっ、ぺっ! 不っ味い! 何てもんを口の中に入れるのよ、不潔じゃない!」
天龍「トドメはお前の背骨から肩甲骨、鎖骨にかけてなぞり回してやる。フフ怖」
満潮「うきゃっはははは! ちょ、ちょっと、あははは、あはははははは! くすぐりはズルイ、ずるいってぇぇぇ!」
66 :
艦これのSSだったのか……むさ苦しい男で再生して笑ってた俺が馬鹿みたいじゃん
67 = 46 :
満潮ちゃん可愛い
69 = 41 :
満潮「ぜぇー、ぜぇーっ。 な、何か歩いていただけでいきなり襲われたんだけど……」
天龍「怖くて声も出ねぇか?」
満潮「呆れてものも言えないだけよ……」
天龍「っかしーな。龍田や提督のヤロウは怖がったのに、なんでお前は怖がらねぇんだ?」
満潮「そんなウィンウィン動いてるだけのものに怖がる要素どこにあんのよ」
天龍「ん? あ、そうか!」
満潮「なんかヤな事でも閃いたの?」
天龍「この剣の本領発揮は夜戦だった! そっかー、俺とした事がうっかりしていたぜぇ!」
満潮「夜戦? なにそれ形状でも変えるの?」
天龍「そいつぁ見てのお楽しみだ! 夜戦の俺を楽しみにしてな!」
満潮「あっそ……。 もう、変な時間使っちゃったじゃない! 私もう提督のところに書類出しに行くからね!」
天龍「おぅよ。 良い試し切りになったよ、サンキュ」
満潮「いい迷惑を被ったわよ、ホント……」
71 = 41 :
~提督室~
コンコン、コンコン
提督「開いてるよ」
満潮「司令官、失礼するわ」
提督「満潮か。業務書類の提出ご苦労さん」
満潮「別に。私がやらなきゃ話にならないじゃない」
提督「はいはい。……ん? なんか顔が赤くなってるけれど風邪か?」
満潮「うるさいわねぇ。さっき辻斬りにあっただけよ」
提督「鎮守府もいつの間にか物騒になったもんだなオイ。ま、帯刀してる誰かに会ったんだろ?」
満潮「ええ、性質の悪い方の眼帯にあったわ」
提督「なんだ天龍か」
満潮「ノータイムで理解してくれる司令官も中々アレね……」
72 = 41 :
提督「ん? 天龍?」
満潮「どうかしたの?」
提督「……おい、満潮。なんか変なことされなかったか?」
満潮「はぁ? されたに決まってんじゃない」
提督「おいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!? 大丈夫か、大丈夫なのか!?」
満潮「ちょ、ちょっと大げさよ! なんか変なモノを咥えさせられたり、体中をなぞられただけなんだって」
提督「これ以上ないほどの事案発生じゃねぇか! アホかあいつは!?」
73 = 59 :
軍法会議か
74 :
提督が銀さんで再生されんだけど
75 = 41 :
提督「どうするべきか……憲兵を呼ぶべきなのか、それとも俺が何か手を打つべきか……」
満潮「なによ司令官。急に深刻な顔になって。何事?」
提督「大事(おおごと)だよ! ってか、まるで他人事じゃないかお前」
満潮「はぁ?」
提督「……兎に角、事の真偽を確認するために幾つか聞いてもいいか?」
満潮「はぁ、めんどくさ」
提督「満潮。お前と天龍との間には一体何があってそうなった?」
満潮「別に。いきなり後ろからウィンウィンする変なので突かれただけよ」
提督「野球で言うところのトリプルプレーがもう来たよオイ」
76 = 41 :
満潮「それで天龍がいつものようにフフ怖って言うから、怖くないわって言ってやったのよ」
提督「気丈だな、お前……今くらいは俺の胸を貸してやるから泣いていいんだぞ」
満潮「なにキモい。司令官に抱きつくくらいなら空母ヲ級の胸に飛び込んだ方がマシよ」
提督「我が艦隊は鋼のメンタル艦娘が多すぎる」
77 = 46 :
満潮ちゃんを秘書にすると癒される
78 = 41 :
満潮「戯言は無視して話を続けるわ」
カクカクシカジカ……トラトラウマウマ……
提督「なるほどね、なるほどな」
満潮「以上が顛末よ」
提督「よし、分かった。もう下がっていいぞ」
満潮「全く、おかげでもうすぐ夕飯の時間じゃない! ふんっ!」
提督「ご苦労さん。 ああそうだ、一つ伝令を頼む」
満潮「なに?」
提督「“晩飯抜き”と天龍に伝えておいてくれ」
提督(俺の誤解であって良かったわホント…。というか、やっぱりアイツ使い方知らないっぽいな)
79 = 44 :
誤解とけちゃったかー
80 = 41 :
~PM11:00~
天龍「あークソ、なんで俺が夕飯抜きになんだよ!」
天龍「なんか今日はアレだな。新武器を手に入れたのはいいけれど、踏んだり蹴ったりだ」
天龍「でも時間的にはそろそろ夜戦の頃合か。うっしゃあ、燃えてきたぜ!こっからが本番だろ!」
天龍「まぁ、そろそろ俺も腹を括るか」
天龍「……この武器の使い方、そろそろ知りたいぜ」
天龍「ん? 前から来るあのパジャマ姿は……?」
【艦娘の名前】
>>85
81 :
山城
82 = 50 :
榛名
83 = 59 :
暁ちゃん
84 :
電なのです
85 :
まるゆ
86 = 50 :
これは事案
87 = 41 :
【>>85】
天龍「おーい、まーるゆっ!」
まるゆ「ふぇ?」
天龍「ちょっと聞きたい事があるんだけど、いいか?」ヴィィィィィィン
まるゆ「ふぇ、ふぇええええええええええ!! け、憲兵さん、憲兵さーん!」
天龍「お、おい何だよ急に大声出して!」ヴィィィィィィン
まるゆ「そ、その手に持ってるモノですぅー!」
天龍「お! この剣か! フフフ、怖いか?」
まるゆ「た、助けて隊長ー! 木曾さーん! …あ、木曾さんもダメだった……隊長さーん!!」
88 = 59 :
すでにキソーにもやられてたかwww
89 = 41 :
天龍「なぁ、まるゆ。 ちょっと聞いてくれよ」ヴィヴィヴィ
まるゆ「ひ、ひぃっ! そ、そんな野太いモノこっちに向けないでください」
天龍「コレさ、お前も使う用途知ってるんだろ?」
まるゆ「へ? …そ、それは一応、ち、知識としてくらいなら」
天龍「まぁ恥ずかしい話なんだけどさ。俺に使い方を教えてくれないか?」
まるゆ「」
天龍「どうした、目を丸くして」
まるゆ「デジャヴを…感じたからでしょうか……」
天龍「デジャヴ?」
まるゆ「はい。少し前に同じ事を聞かれたものでして」
天龍「おいおいマジか。俺の他にも同じ武器の使い手っつったら……」
まるゆ「木曾さんです」
天龍「……だよなぁ」
90 :
源一郎以外に天龍がいんのかと思ったけど艦これなら納得できるわ
91 = 41 :
天龍「それで、お前は教えたのか」
まるゆ「あ、あぅぅ、…………はい、教えました」
天龍「ヒュー♪ やったぜ、これでようやく使い方が分かるってもんだ!」
まるゆ「口笛吹かれると何だか凄く恥ずかしいです」
天龍「気にすんなって。 それで、木曾の奴に教えたらどんな感じだったんだ?」
まるゆ「……それは、その」
天龍「その?」
まるゆ「……なんというか、その」
天龍「んんぅ?」
まるゆ「木曾さんに教えたら、……地面を転げまわってました。もんどり打つように悶絶しながら」
天龍「へ!?」
92 :
天龍はへっぽこが定着してはいるけど、キソーまでこうなのは割と珍しい気がするな支援
93 = 44 :
怖すぎる… 安価下
95 = 41 :
まるゆ「最初はとてもワクワクしながら聞いてくれていたんです」
天龍「お、おぅ」
まるゆ「けれど、その用途や形状、そして換装としてのピストン運動の真の意味を教えるにつれて」
天龍「つ、つれて……」
まるゆ「笑顔がどんどん引きつっていって、最後はマントで全身を隠しながら苦悶の声を上げて地面をゴロゴロと…」
天龍「馬鹿な……あの木曾にそこまでのダメージを与える程の内容だと……!?」
まるゆ「あの木曾さんから“死にたいぃ……”、“殺してくれ、恥ずか死ぬ…”と声が漏れた時は、それはそれはもう…」
天龍「……」
まるゆ「興奮しました」
天龍「ド変態か」
96 = 50 :
>>92
片や重雷装艦候補、片や最初期に作られた旧式巡洋艦だからなぁ
97 = 92 :
>>93
ここは廃村じゃないぞ
98 = 59 :
キソーは改二だったのか
99 = 41 :
まるゆ「でも木曾さんも女の子ですよ、天龍さん」
天龍「この剣の正体と俺たちの性別に関係があるのか?」
まるゆ「なんだかんだ顔を赤くしながらも、後半は興味津々に聞いてくれましたから」
天龍「?」
まるゆ「これから私、木曾さんの部屋で例のアレを使って夜戦をする予定なんです。
なので私から質問に答えるのは時間的に難しくて……ごめんなさい」
天龍「部屋で夜戦? おいおい、鎮守府を壊す気かよお前」
まるゆ「いえ、それは……天龍さんの親しい人に聞いてくださいっ! それでは! もぐもぐあたーっく!」
ダダダダダダダダダダダダ……
天龍「走り去っていきやがった。普段は足遅いのにアイツ今日はすっげぇ速いな」
100 = 92 :
おいまるゆ
みんなの評価 : ☆
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