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    元スレ天龍「あれ? 俺の剣ってこんな形だったか?」

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    1 :

    天龍「おーい! 龍田~!」

    龍田「あらぁ、天龍ちゃんおはよう。そんなに慌てて一体どうしたの?」

    天龍「いや、それが少し困った事があってな」

    龍田「?」

    天龍「朝起きたらさ、俺の愛用している剣が違う形になっていたんだ」

    龍田「違う形ぃ?」

    天龍「ああ、大きさ的には短刀みたいになって、なんか妙な動きが追加されてるんだよ。凄っげぇ使いづらい!」

    龍田「う~ん。使用している武器が急に変わるなんて聞いた事が無いわねぇ」

    天龍「艤装には問題ない。けれどさ、やっぱり俺の戦闘は剣あってこそだろ? 代替品もないし、どうすっかなぁ」

    2 :

    源一郎??

    3 :

    剣を持ってるのって天龍ちゃんとキャプテンキソーと伊瀬姉妹だけだっけ

    4 :

    天皇に空目した

    5 :

    提督も懐刀持ってるよ

    6 :

    プロレスラーの天龍じゃなくてか

    8 :

    延髄

    9 :

    天龍って何であんな声がかすれてんの?
    酒焼け?

    10 = 1 :

    龍田「とりあえず天龍ちゃんの剣を見せてもらってもいいかしらぁ?」

    天龍「ああ、いいぜ」


    ………ン、………ウウウンン、………ヴゥゥゥンン……


    龍田「あらぁ? 何か聞こえてくるわね?」

    天龍「それは俺の剣の鳴き声だ」

    龍田「えぇ! 生き物になったのぉ?」

    天龍「いや、そういうわけじゃない。 でもよ、どうにも変な動きや音を発しているし、鳴き声かなぁって」

    龍田「不思議ねぇ」

    天龍「全くだよ。困ったもんだぜ」

    12 :

    天龍と鶴田じゃないのか

    13 = 1 :

    天龍「おらよ、これが俺の枕元に今朝置いてあった剣だ」

    龍田「今まで使っていたのに比べてずいぶん小振りねぇ」

    天龍「そうなんだよ。ちぃっともしっくり来ねぇ」

    龍田「……あらぁ?」

    天龍「ん?」

    龍田「えっと、これ……えぇぇぇ……!?」

    天龍「お前が狼狽するなんて珍しいな。 まさかこれ、凄っげぇ名刀なのか!?」

    龍田「あ、いや、そのね、天龍ちゃん……」

    天龍「おいおいおい! 勿体ぶってんなって! 俺にとっとと詳細を教えろよ!」


    ヴィィィィィィィィン………ヴィヴィヴィイイイイイイン……ブゥゥゥゥゥン………


    天龍「うおっ、なんだ!? こいつ変なところ触ったら円みたいな動きを始めやがった!」

    龍田「あ、あのね、天龍ちゃん、それ……」

    天龍「なんだ?」

    龍田「きゃあああーー!! そ、それをこっちに向けないでぇ……!」

    14 :

    百合なら許す
    それ以外なら死ね

    15 = 3 :

    流石にそれを剣だと思わないでしょう天龍ちゃん…

    16 = 1 :

    天龍(あ、あの龍田がこの剣を向けるだけで顔を真っ赤にして怖がってる!)

    龍田「て、天龍ちゃん。 早くソレ直してぇ!」

    天龍「フフフ、怖いか?」ウィンウィン

    龍田「色々と怖いからぁ!」

    天龍「フッ……俺もお前を怖がらせるつもりなんて無ぇよ。すぐしまうから待ってろ」

    龍田「よ、良かったぁ……。あのね、天龍ちゃん。それって……」

    天龍「その代わり、いっつも俺をからかってくるあのクソ提督をちょっくら脅してくらぁ!」

    龍田「え、ちょっと、天龍ちゃん! 天龍ちゃーん! それ誰にも見せちゃ駄目ぇぇぇぇ!!」

    17 = 1 :

    ~提督室~


    提督「今日も鎮守府は平和だなぁ」

    提督「鉄底海峡の攻略時がウソみたいに海も穏やかで、良い天気だ」

    提督「さて、こんなに天気もいいし。 今日も天龍をからかって遊ぼうかな……」


    コンコン、コンコン


    提督「ん、誰だい? 入っていいよ」

    天龍「失礼するぜ」

    提督「なんだ天龍か」

    天龍「なんだとは失礼な奴だな。 だが、その口も今日までだ!」

    提督「いきなり意気込んでどうしたよ……ん?」

    天龍「抜刀! 新生した俺の新しい剣を活目しやがれ!」


    ウィンウィンウィンウィン……ヴイイイイイイイ……ウィィィィィィィィィン……


    提督「何それ怖い」

    18 = 1 :

    提督「……」

    天龍「おいおい、提督さんよぉ! いつもの減らず口は一体どこにいっちまったんだ?」

    提督「……」

    天龍「怖くて声も出ねぇか?オラオラ!」

    提督「いやそりゃ怖いわ。いきなり朝っぱらから何てモンを見せ付けてくれるんだお前」

    天龍「へぇ、その口ぶりからだとこの剣の怖さを知ってるみてぇじゃねぇか」

    提督「ソレそのものより、むしろドヤ顔で平然としているお前のメンタルが恐怖の対象だわ」

    天龍「フフン。当ったり前だろ! この天龍様を舐めんなよ!」

    提督「……天龍」

    天龍「なんだ?」

    提督「お前今日は鎮守府で留守番な」

    天龍「なんで!?」

    19 = 3 :

    フフフ

    20 = 1 :

    天龍「おい!俺を戦線離脱させるな!死ぬまで戦わせろよ!」

    提督「お前がその状態で戦ったら俺が社会的に死ぬわ」

    天龍「へっ?」

    提督「なんだお前、今手に持っているものを何に使うのか知ってるだろ?」

    天龍「……」

    天龍(やっべぇ……あそこまで啖呵切っておきながら「知らない」じゃダサすぎんだろ……)

    天龍「あ、当たり前だろ!俺だって知っててお前に見せてんだよ!」

    提督「知ってて見せるとかどんだけ鋼のメンタルだよ」

    天龍「そもそもコレは俺の剣だ。これ無しで過ごす事なんて考えられねぇ程の相棒なんだよ」

    提督「ハッキリ愛棒とか言い放つあたりにドン引きだわ」

    天龍「おいクソ提督! 俺の心意気にドン引きとか良い度胸じゃねぇか!」

    21 = 1 :

    提督「はぁ……いいか、天龍。お前の事だから、知ったかぶりの可能性がかなり高いと俺は思っている。
       だから用途の使い方を知らなくても恥ずかしい事なんて無いんだぞ」

    天龍「ぬっ、ぐっ、し、知ってるっつってんだろ!」ウィンウィン

    提督「分かった分かった。じゃあ、どんな事に使うか当ててみろ」

    天龍「ど、どんな事!?」


    天龍(何だよコレって使い道とかあんのかよ!)

    提督(ま、どうせ龍田か誰かにからかわれてるんだろう。可愛い奴め。
       間違っていたらしれっと訂正してやって、早いところキス島で駆逐艦たちの世話をしてもらおうかな)

    天龍(えぇい、龍田やコイツの様子から戦闘用っぽいのは合ってるだろ!こうなりゃカンだ!)


    天龍「……や、夜戦とか?」

    提督「知ってんのかよ!!」

    23 = 1 :

    天龍「やっぱりこの剣の真骨頂は夜戦だからな!そりゃ知ってるに決まってんだろ!」(適当)

    提督「そ、そうだな……。だが、それを何故俺に見せてくるのか理解が及ばないんだが」

    天龍「ふ、フフフ、怖いか?」

    提督「お前が何を考えているか分からないという意味では相当怖いな」

    天龍「これで夜戦に突入した時は俺の八面六臂の活躍、見せてやるぜ!」

    提督「何この子、俺に何を見せようとしてるの!?」

    24 :

    モガミンに電マで迫る日向の画像ください!!!

    25 = 1 :

    提督「とにかくお前は今日一日、鎮守府で休み。これ提督命令だから」

    天龍「なんだよー! せっかく武器を新調したんだぜ、俺を前線で戦わせろよー!
       くっそ、俺の新しい剣が血を欲してるぜ……」

    提督(アレが血を欲すとか、あいつ生娘狙いの処○厨かよ…。ちょっと皆に注意を促しておくか……)

    26 = 1 :

    ~数時間後~


    天龍「あー、暇。いきなり時間もらっても困るっつうの」

    天龍「はぁ……」

    天龍「……」ウィンウィン

    天龍「……」ウィンウィン

    天龍「これ、マジでどういう使い方するんだよ?」

    天龍「別に刃がついているわけでもないし」

    天龍「殺傷能力もほとんど皆無に等しいだろ」

    天龍「なのに、龍田と提督があれほどまで怖がるんだぜ? 妖刀なのか、これ?」

    天龍「ん? 誰か前から歩いてきやがった」

    天龍「……丁度いい、こっそり使い道でも聞いてみっか!」


    【艦娘の名前】
    >>30

    27 :

    長門

    28 :

    霧島さん

    29 = 22 :

    川内

    30 :

    木曾

    33 = 1 :

    >>30

    木曾「よぅ、天龍じゃないか。今日の演習はどうしたんだ?」

    天龍「なんか知んねぇけど提督のヤロウから休みを貰っちまってさ」

    木曾「あの人にはあの人なりの考えがあるんだろうさ」

    天龍「そんなモンか?」

    木曾「俺たち艦娘は、あの人の指揮が全てだ。アイツに任せてこっちは大きく構えてりゃ充分だろう」

    天龍「へっ、そいつぁ違いねぇ」

    木曾「なんだ、お前も分かってるじゃないか」

    天龍「……ところでよ、木曾」

    木曾「なんだ?」


    ウィンウィンウィンウィン……ヴイイイイイイイ……ウィィィィィィィィィン……


    天龍「お前の持っている剣って、そんな形してたっけ?」

    木曾「ああ、これは朝起きたらこうなっていたんだ」

    34 :

    天龍ちゃんってなんかアホの子のイメージあるな

    35 = 1 :

    天龍「お前のも何かすげぇ形してるんだな……」

    木曾「ん? ひょっとして天龍も武器の形が変わったのか?」

    天龍「ああ、これを見てくれ。こいつをどう思う?」

    木曾「ありだな」

    天龍「お前ならそう言ってくれると信じてたぜ」

    木曾「だが、どうにも一つ問題があってな」

    天龍「問題?」

    木曾「ああ。 困った事に、こいつの使い方がイマイチ分からない。
       だが同じ状況の奴が居てくれて心強いぜ。天龍は知っているか?」

    天龍「……も、もちろん知ってるに決まってんだろ!泣く子も黙る天龍様の知恵を舐めんなよ!」

    36 :

    木曾もアホの子だったか(絶望)

    37 = 1 :

    天龍「こいつはな、えっと、確か……夜戦で活躍する代物だ!」

    木曾「ほぅ、夜戦か」

    天龍「そうさ。これを装備して夜戦に出るだけで、見るもの全てを恐怖に叩き落す」

    木曾「見た感じではそこまで攻撃力があるとは感じないが、この刀はそんなに凄いのか。ふふ、胸が熱くなるな」

    天龍「おぅよ! あの龍田だって俺の剣を見た瞬間に震え上がったんだぜ」

    木曾「あの龍田も顔色を変える程の一品か! いいねぇ、そういうの!」ウィンウィン

    天龍「そうさ…つまり俺とお前の剣は、持って振りかざすだけで畏怖の対象になる!」

    木曾「ふふふ、次の出撃が楽しみだな」

    天龍「ああ、全くだな!」

    38 = 1 :

    木曾「しかしお互いの刀には個性があるな」

    天龍「個性?」

    木曾「お前のを見る限り、柄のボタンを押すと円を描くような不規則な動きをしている」

    天龍「確かに」

    木曾「これは先日俺が読んだ民明書房の『怪奇剣術大全』に掲載されていた、弧眼流月瑛の構えを模したものだろう」

    天龍「流石は木曾、博学だな」

    木曾「よせ、褒めても何も出ないぞ。そして俺の刀だが……この柄を押すと」



    トットットットッ……トトトトトトト………ドドドドドドドドッ……!


    天龍「緩急で突きを繰り出してくる!?」

    木曾「ああ、敵の急所を一突きするだけで数倍のダメージが通るという素晴らしい換装だ」

    天龍「この振動がサイコーだなぁ、おい」

    木曾「これで敵軍に本当の夜戦ってやつを教えてやるよ」

    40 :

    おい

    41 :

    木曾「感謝するぜ天龍。おかげでこの武器に関して有意義な話が聞けた」

    天龍「気にすんなよ。俺とお前の仲じぇねぇか」ウィ~~~~ン、ウィ~~~~ン

    木曾「ふっ、俺も良い友を持ったものだ」ウィンウィンウィン

    天龍「お互い様だな」

    木曾「じゃあ俺はそろそろ午後の演習に行ってくる。この新武器の切れ味、とくと試してくるとするか」

    天龍「武運を祈ってるぜ」

    木曾「お前に最高の勝利を持って帰ってきてやるよ。じゃあな」

    天龍「期待して待ってるぜ」

    42 :

    その武器でタ級に挑もう

    43 = 41 :

    ~同時刻、同場所にて~


    球磨「クマっ、クマっ、クマー♪」

    球磨「いやぁ~! 入渠あがりのコーヒー牛乳は最高クマー!」

    球磨「午後に演習があるから早めに現地に向かって、ゆとりの行動をするクマ」

    球磨「……ん?」


    >>33
    < 天龍じゃな……。今日の演……はど………たんだ?

    < ………ねぇけど……督のヤロ………みを貰っちまっ………


    球磨「あれは木曾と天龍クマ?」

    球磨「おーい、一体なにを二人で話して……ん?」



    球磨「うぉおぉおぉおぉ!! あ、あいつら手に何持って喋ってるんだクマぁ!?」

    44 :

    ヲ級も攻略してくだしあ

    45 :

    なにそれこわい

    46 :

    ヲ級かわいいよヲ級

    48 :

    球磨ちゃんが剣の秘密を知ってるだなんてそんな……いいぞもっとやるクマー

    49 = 41 :

    球磨「あ、あの形はアレに間違いないクマ…。だ、だが二人が公共の面前で何故アレを出したままにしてるクマ!?」

    球磨「これはもうちょっと近づいて、黒か白かの様子を探る必要があるクマね……!」


    >>35

    < お前のも何かすげぇ………んだな……

    < ん?  ひょっとして…………龍も……が、変わったのか……



    球磨(う、上手く聞き取れないクマ。 こうなったらもっと近づいて……)



    >>35

    < ああ、これを見てくれ。こいつをどう思う?

    < ありだな

    < お前ならそう言ってくれると信じてたぜ



    球磨「どう見てもこれ黒だクマーーーーーーーーーーーーーー!!!」

    50 :

    大井っちと北上さまも知ってそう


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