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    元スレ文堂「私が風越を導いてやんよwww」

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    101 :

    勝ってくれ文堂

    103 = 80 :

    すこやんおめでとう

    104 = 1 :

    (また大明槓!?)

    「…」カチッ トン

    (嶺上開花でもないし…私のツモ番を飛ばすのが目的…?)

    「切りました」ゴォォォ

    文堂「は、はい」カチ トン

    文堂(宮永さんがちょー怖いんだけどー状態になってる…!)

    文堂(でも私だって死に物狂いでここまできたんだ…思い出せ、厳しかった練習の日々を……)

    文堂(思い出せ…去年の県予選…今では丸くなったが、コーチが福路先輩に手をあげた時のことを……)

    文堂「…」

    文堂「うう…福路先輩…痛かっただろうなぁ…」ポロポロ

    咲・・淡「!?」ギョ

    「な、なんで泣いてるのかはわからないけど…次あなたのツモ番だよ」

    文堂「…はい」スッ

    文堂「ツモ、対々三暗刻。2000・4000」グスッ

    「え」

    106 = 73 :

    やったぜ。

    107 :

    泣きの文堂

    108 = 15 :

    絶対安全圏とはなんだったのか

    109 = 1 :

    恒子『け、決着っ!!個人戦優勝は風越女子高校、文堂星夏だぁぁぁぁ!!』


    終局 咲:30300 文堂:37700 和:27600 淡:4400


    「」

    文堂「ありがとうございました!」

    「ありがとうございました」ペコリ

    「ありがとうございました」グスッ

    「ま、負けちゃった…亦野先輩…たかみ先輩…」ウルッ

    文堂「あの…大星さん、私にも背負っているものがあるんです……」

    「…」

    (そうか…この人にも…)

    文堂「今日もし負けたら…集めてるプロ麻雀せんべいのカードを一枚を除いて全部破るっていう誓約を…」

    (私の想いカードに負けたーーー!!)ガーン

    文堂「今日の戦いの記念に藤田プロのカードを受け取ってください」スッ

    「…はい」グスッ

    110 = 99 :

    それはいらないです!

    111 = 101 :

    いらねえカード押し付けてんじゃねえよ

    112 = 15 :

    ダブリ押し付けんな

    113 = 23 :

    馬鹿!大事な藤田カードだったんだよ!
    1枚を除いてって自分への嫌がらせのためにだからな!

    114 = 21 :

    ごみ処分完了

    115 = 1 :

    「ううぅ…咲はともかく原村さんにまで負けるなんて…」

    「……淡ちゃん、和ちゃんは私なんかよりずっと強いよ」

    「えっ…」

    「確かに牌に愛されてはないよ。でも和ちゃんほど麻雀を愛してる人、私は他に知らないな…」

    「…」

    「『そんなオカルトありえません』っていうのも強がりじゃなくて、和ちゃんは本当にそう考えてるんだよ」

    「たまに容姿だけで持ち上げられてるとか、注目すべきは原村和じゃないとか聞くけど…何言ってるんだろうって思う…」

    「麻雀を知っている人ほど和ちゃんの麻雀を見て、和ちゃんの麻雀を尊敬するべきなのに…」

    「龍門渕さんはそれに気付いてるんじゃないかな…だから和ちゃんに注目して、ライバル視してる」

    (龍門渕さん…誰…?)

    「本当に強いっていうのは、和ちゃんみたいな人のことだよ」

    「…」

    「だから和ちゃんのこと、認めてあげてほしいな」

    「…うん」

    文堂(あ、あれ?優勝したの私なのに忘れられてる?)

    116 = 5 :

    魔王は龍門さんって呼んでなかったか

    117 = 1 :

    「うえ~ん、うえ~ん」

    「の、和!もう、いつまで泣いてるの!」

    「…」チラッ

    「来年は私達白糸台が個人戦の表彰台独占するんだから、しかっりしてよね!」

    「…チッ」

    「えっ」

    「咲さんが慰めに来てくれると思ったのに」ボソ

    「はあ?」

    「なんでもありません、そろそろインタビューが始まるみたいですから行きましょうか」ケロッ

    「あんたほんとにブレないね」

    「原村和はブレなく強い」

    「自分で何言ってんの?まったくもう」フフッ

    119 = 1 :

    ~ インタビュー ~


    恒子「風越女子高校、文堂星夏選手です。個人戦優勝おめでとうございます!」

    文堂「ありがとうございます」

    恒子「試合を振り返ってみていかがですか?」

    文堂「そうですね…厳しい戦いだったんですが、自分の良いところを出せたんじゃないかなと思います」

    恒子「今の気持ちを誰に伝えたいですか?」

    文堂「コーチと部活の仲間達、お世話になった関係者の方々、お父さんお母さんに伝えたいです」

    文堂「でも一番伝えたいのは私の大好きなとある先輩ですね…。あの、一曲歌わせてもらってもいいですか?」

    恒子「えーっと…はい?」

    文堂「一曲歌わせてもらってもいいですか?」

    恒子「ああ、聞き間違いじゃなかった……まあ面白そうだしいっか、でも生放送だから一曲だけね」

    文堂「ありがとうございます。では聴いてください『Glossy:MMM』です…」

    文堂「いまを抜けだそーう♪ 手に触れた~ Glossy future♪~~」イイコエ

    文堂「熱くなれることが 自慢にならない♪ 迷わないでちょっとずるいね 素直になっちゃえ♪」

    恒子「ん?」

    120 = 21 :

    文堂ってそういや声かわいいよな

    121 = 1 :

    文堂「荷物かかえ 誰か信じてみたいと♪ 隠したって 手ぶらで Hurry Hurry!~♪」

    恒子(やっぱり!1番と2番の歌詞がごっちゃになってる!)

    文堂「雨にパラレル 意味深パレス♪ 負けないから 休まなくちゃ 次は~♪」

    文堂「楽し乗り越えるんだ♪」

    恒子(楽し乗り越えるんだ!?『楽しくなれたら勝ち』と『壁を乗り越えるんだ』がまざって変な言葉になってる!!)

    文堂「よしっ! my mine Mind♪ 広がるぅ心の 答えになっても♪ 君は自由にDon't stop it!~♪」イイコエ

    文堂「悲しみを生みだそー♪ 触れた手を握りどうしたの♪ 道の先は逆転に変わるのかもー♪」

    文堂「考えるよりー♪ 裸足で走ってみようー♪」

    恒子「…」

    文堂「……だからっ!先輩ももうダメなんて言わないで!好きな人ときちんと向き合って…」

    恒子「いやいや、たぶん先輩に全然伝わってないと思うよ。よくわかんないけど」

    「そうですよね…向き合わないとダメですよね…」

    恒子「えっ、今ので伝わったの?」

    「お義姉さん!個人戦優勝は出来ませんでしたが、いい加減に私と咲さんの仲を認めてください!」

    「いぇ~い!テルー、スミレー、見てる~?」ピースピース

    122 = 50 :

    文堂さんは全部かわいいよ
    そうじゃなかったらむっきーが大事なカードをプレゼントするはずないだろ

    123 = 99 :

    自由すぎだろw

    124 = 1 :

    「咲さん、お義姉さんの言いつけを守ってキスまでしかさせてくれないんですよ!」

    恒子「うん、十分だと思うな。まだ高校生なんだからさ」

    「見て見てほらパントマイム、エスカレーター」スィー

    「お父さん、お母さん。私、個人2位だよー」フリフリ

    恒子「自由っ!もうインタビューめちゃくちゃ!」

    文堂「先輩!私の試合見てくれましたか?私気持ち悪かったでしょう!!」

    恒子「わわっ!何この子!?」

    文堂「先輩は全然気持ち悪くありません!優勝のインタビューでこんなことしてる私のほうがずっと気持ち悪いですよ!」

    文堂「信用できないなら風越麻雀部の部員に聞いてみてください!全員私のほうが気持ち悪いって答えるはずです!」

    文堂「あの時校内ランキング78位だった私が今ここにいるのも先輩のおかげです!」

    文堂「詳しい事情は知りません!告白してどうなるのかもわかりません!それでも前には進めるはずです!」

    文堂「私はまだまだ前に進みます!来年は団体戦も優勝してみせますよ!」

    文堂「だからっ!先輩ももうダメなんて言わないで!好きな人ときちんと向き合って!前に進めーーー!!」

    一同「…」

    「見て見て、カメレオン」

    125 = 15 :

    淡空気読め

    126 = 4 :

    淡が一番ダメな子だった

    128 = 50 :

    淡フリーダム

    129 = 86 :

    130 = 1 :

    久保「文堂ォ!何してんだてめェ!!」バーン

    文堂「げっ!コーチ!」

    久保「説教してやる、控室に行くぞ」ガシッ

    文堂「ひ、ひえ~」ズルズル

    誠子「こらっ!お前達もふざけてちゃダメでしょ!」

    「ふざけてません!これは私の一生に関わる大事なことです!」

    誠子「咲ちゃん、原村さんを控室まで連れてってくれる?」

    「はい、行こう和ちゃん」ギュ

    「ああん…ダメですよこんなところで///」

    誠子「いやギュってただ手をつないだ音だよね、早く行ってくれるかな」

    「負けてしまってすいませんでした部長!今から腕立て100回します!」

    誠子「いつもさせてるみたいな誤解されるからやめて!!ほら、そんなことしなくていいから淡も行くぞ」ギュ

    「…はい」

    恒子「えっ…」ポツーン

    恒子「……中継を終わります!!」キラーン

    131 :

    一方すこやんは嬉し涙を流していた

    132 = 15 :

    亦野さんあの実力で部長なのか

    133 = 99 :

    やはり苦労人の亦野さん

    134 = 1 :

    文堂(この後、めちゃくちゃ怒られた)

    文堂(なんであんなことをしたか聞かれたが理由を話すわけにもいかず、私はただひたすら謝った)

    文堂(コーチも最後には諦めたようで、他の部員達と一緒に個人戦優勝を祝ってくれた)

    文堂(そして私達は長野に帰った…)


    文堂(それから数日後、福路先輩からメールが来た)


    『ぶんどうさんゆうしょうおめでとうございます。そしてありがとう』

    『すきなひとにこくはくしてつきあうことになりました。こんどしょうかいします』


    文堂(どうやら告白が成功して付き合うことになったようだ)

    文堂(本当に良かった、私も心の底から嬉しかった)

    文堂(週末にレギュラーだけで部室に集まって、私の個人戦優勝の祝勝会をやってくれるらしい)

    文堂(池田キャプテンが福路先輩も誘ってくれたようで、恋人と一緒に来てくれるとのことだ…)

    135 = 101 :

    やったねキャップ

    136 = 1 :

    そして週末 風越女子麻雀部部室


    華菜「いや~それにしても以前の文堂にもどって良かったし」

    文堂「は、はい。いろいろご迷惑をおかけしてすみませんでした」

    華菜「今日はキャプテンも来てくれるからな、恋人と一緒に」ウキウキ

    文堂「あのーちょっと聞きにくいんですが…池田キャプテンは福路先輩が恋人連れてくることに何も思わないんですか?」

    華菜「うん?質問の意味がわからないけど、キャプテンの幸せが私の幸せだし!」

    文堂(あなたもこっち側の人間か…)

    未春「華菜ちゃん嬉しそう」ホッコリ

    室橋「福路先輩って全国の前に練習見に来てくれた人ですよね?」

    「そう、去年のキャプテン」

    室橋「すごく綺麗な人ですよね、恋人ってどんな人だろう」

    華菜「まだかな、まだかなー」ウズウズ

    ガチャ

    美穂子「ふふっ、失礼します」

    「来たぞー」ピョン

    137 = 86 :

    !?

    138 = 101 :

    なんだと……

    139 = 107 :

    ロリコンだぁーーーー!!!

    140 = 1 :

    華菜「キャプテン!!……ってなんで天江も一緒にいるんだし?」

    美穂子「紹介します、私の恋人の天江衣さんです」

    文堂・華菜・未春・純代「は?」

    「ふふ~ん」フンス

    室橋「え~!!恋人って龍門渕の天江衣さんだったんですか~!!」

    華菜「室橋…私達は今、違う意味で驚いている……」

    美穂子「みほこと」

    「ころもで」

    美穂子・衣「みほころもです。よろしく♪」

    「いやなんかコンビ名みたいに言われても…」

    文堂「てっきり福路先輩は清澄の元部長さんが好きなんだとばかり…」

    美穂子「?それって上埜さんのことかしら…確かに女性として尊敬はしているけれど…」

    未春「尊敬ですか…」

    美穂子「ええ、上埜さんのようになれればと思って彼女の行動はなるべく両目で見て観察するようにしてたの…」

    美穂子「なにやら勘違いさせてしまっていたようね…」

    141 :

    レズが当たり前の世界

    142 = 15 :

    衣がキャップに気持ち悪いとか言いやがったのか
    これはワハハカーで長距離ドライブの罰ゲームやな

    143 = 99 :

    ころキャプとはたまげたなあ

    144 = 11 :

    >>142
    衣なら照れて言っちゃうんじゃない
    子供だし

    145 = 1 :

    「文堂星夏、美穂子から話は聞いた。お主には世話になったな…」

    文堂「い、いえ…」

    「美穂子の家で衣のことを書いたノートを見つけた時は驚いて落ち込んでしまい、県予選も調子を欠いてしまった」

    文堂(ええー!そうだったのー!?)

    「でも美穂子がいないとすごく寂しくて何をしてもつまらなかったんだ。そして好きだと告白されてわかった」

    「衣も美穂子と同じ気持ちだったんだって!」

    美穂子「私も天江さんには魔物が憑いているなんて思ったこともあったのだけれど、去年の合同合宿でそれは違うと気付いたの」

    美穂子「だってこんなにも可愛らしいんだもの…そしてこの人の笑顔をもっと見たい、私が守りたいって思ったの」フフッ

    「衣も美穂子といると安心するー」ギュウ

    美穂子「ふふっ、私もよ」ナデナデ

    文堂「な、なるほど…そうだったんですか…」

    美穂子「文堂さんのおかげよ、本当にありがとう」

    「有難う!それと個人戦優勝おめでとう!」

    文堂「あ、ありがとうございます!少しでも力になれたようで良かったです!」

    美穂子「優勝おめでとう、文堂さん」フフッ

    147 = 1 :

    文堂(福路先輩の恋人はちょっと予想外だったけど、なんにせよ幸せそうで良かった…)

    文堂(部室に入ってからもずっと手をつないでるし……ん?…え?…ち、違う!…これは…)

    文堂「ふ、福路先輩っ!なんで先輩の左手と天江さんの右手が手錠でつながれているんですか!?」

    美穂子「えっ?ああ、二人で外に出るときはこうしてるの。二度と離れてしまわないように、ね」ニコッ

    「恋人同士はこれが普通なのだろう?」

    文堂(絶対普通ではなーーい!!)

    「こ、これはさすがに…」ドンビキ

    華菜「さすがキャプテン!手錠かっこいいーー!!」キラキラ

    未春「目をキラキラさせてる華菜ちゃんも素敵。私でよかったらいつでもするからね」フフッ

    文堂(私のほうが気持ち悪いって言いましたが、思い上がりでした…私ごときがあなたに何ひとつ敵うはずなかったんですね……)

    文堂「福路先輩っ!一生ついて行きます!」ニコッ


    室橋「…」ピポパ

    室橋「…あ、もしもしマホ?…たしか私と同じ高校にするって言ってたよね…やめたほうがいいかも…」



    end

    149 = 101 :

    乙でー
    一ちゃんの影響か

    150 = 11 :


    衣は伏線だったか


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