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    元スレ夏海「なつみちゃんわるくないもーんwww」

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    タグ : - こまちゃんェ... + - なつみSTEP + - のんのんびより + - 神スレ + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    冷たい雨が土を叩く。
    いつもなら憎く思う雨も、今日ばかりは空に感謝しなきゃならない。

    地面に刺さる、シャベルの音を消してくれるから。

    震える両手は寒さのせいか、それとも焦る気持ちのせいか。
    とにかく今は、これをなんとか埋めなきゃならない。

    それから、日が完全に落ちる前に、家に戻って
    ねーちゃんとはぐれた…ことを母ちゃんに伝えないと。

    はぐれちゃったものは仕方がない。

    そうだ、うちは悪くない。

    2 :

    え?
    なんかワロタ

    3 :

    イモムシなっつん・・・

    4 = 1 :

    -居間 土曜日 午後1時

    夏海「あー…もう宿題飽きたぁ~」
    夏海「ねーちゃんねーちゃん!れんちょん連れてほたるん家遊び行こうよ!」

    小鞠「えぇ~…夏海まだ宿題できてないでしょー?」

    夏海「ほたるん家でやればいいじゃんかァ~」

    私はいつもこんな感じだ。後先はあまり考えない、行き当たりばったりの性格。

    小鞠「も~わかったよ 支度するからちょっとまってて」
    小鞠「てか、あんた蛍の家に電話したの?」

    夏海「へ?なんで電話なんかするの?」

    小鞠「いや…ふつう人ん家に遊びに行く時は電話くらいするでしょ」

    夏海「んーそっかな、ほたるん家の人は東京から来たんだもんね」
    夏海「じゃあねえちゃん電話ヨロシク~」

    電話越しに人と話すのはなんだか苦手だ。
    相手の表情や仕草がわからないから。

    5 :

    イモムシはやめろ!

    6 = 2 :

    名作の予感

    7 = 1 :

    小鞠「はぁ?自分でやりなよそんくらい・・」カバンガサゴソ

    夏海「(ねえちゃんが電話したほうがほたるん喜ぶのに ほんと鈍感だよね~)」

    ほたるんは姉ちゃんがとても好きだ。
    友達としてっていうか、うまく言葉が見つからないけど、なんというかとても好きみたいだ。

    夏海「はいはいわっかりましたよ~だ」ドカドカ

    小鞠「廊下は静かに歩く!」

    夏海「へいへい」

    小鞠「あ、ちょっと夏海!」
    小鞠「れんちょんは風邪で昨日来なかったじゃん、今日もまだ寝込んでるよきっと」

    夏海「あ~そうだっけ?せっかくの土日なのに災難だよね~」
    夏海「秋の土日に風邪引くなんか、ベタなことするよねぇれんちょんも」

    れんちょんが風邪で学校を休むのは初めてな気がする。
    ちなみに、私は小学校も中学校も休んだことはない。

    夏海「んーじゃあ二人でいこっかしゃーないし」

    小鞠「そだね、はやく電話してきなよ」

    夏海「わかってるよー」ドガドガ

    小鞠「廊下は!…まったくもう」

    8 = 1 :

    -玄関

    夏海「…」プルルルル ガチャ

    電話の相手「もしもし、一条です。」

    夏海「もしもしほたるん?今日ほたるん家で遊べない?」

    電話の相手「あら、蛍のお友達かしら 今、蛍にかわりますからちょっとまっててね」

    夏海「あ、ごめんなさい蛍ちゃんのお母さんでしたか(アセアセ)」

    電話の相手「いえいえいいのよ、ちょっとまっててね」

    夏海「はい、おねがいします」

    夏海「(家電はこれだから不便だよね~ほたるん携帯とかもってるのかな)」
    夏海「(ま、持ってても電波入んないんだろうけど)」

    電話の相手「もしもし、蛍ですが」

    夏海「おーほたるん!」

    電話の相手「あ、夏海センパイですか?こんにちは、どうしました?」

    夏海「いや~今日さ、ほたるん家で遊べないかなーって」

    電話の相手「ええ、大丈夫ですよ!小鞠センパイも来るんですか?」

    夏海「うん、ふたりで。宿題も・・」

    9 :

    田舎で地面をほってるとひぐらし思い出すなぁ

    10 = 1 :

    電話の相手「ガタガタ!ドガン!」

    なにか、たくさんの物が落ちるような音が聞こえた。
    以前行った時に、ほたるんの部屋の前で聞いた音だ。

    夏海「ちょ、どうしたの大丈夫?」

    電話の相手「だ、大丈夫です!じ、じぁ、じゃあ、へやを掃除するのれ切りますにぇ!(ガチャン)」

    夏海「あ、ちょっとま…切れちゃった」
    夏海「まいっか」

    小鞠「夏海~?どうだったの」

    夏海「ん、オッケーだってさ なんか忙しそうだったけど」

    小鞠「ふ~ん…あ、お母さんにメモ置いとかないと」

    姉ちゃんは家を開ける時、決まってメモを残しておく。

    夏海「ねーちゃんは几帳面だねー中学生なんだからどこ行ったって心配しないって」

    小鞠「うっさいなぁ、わかってるけど一応置いとくの!」

    夏海「へいへいご自由に~」

    11 :

    にゃんぱすー

    12 = 1 :

    -家への道 午後1時30分

    夏海「うぅ~!最近冷えるねぇ~こりゃコート着てもよかったかも」

    この季節、秋から冬へと変わっていく。
    気温がぐっと低くなるのは毎年のことだ。

    小鞠「ほんとだねぇ…う~風が冷たいなぁ~」
    小鞠「てか夏海、そのリュックはなんなのさ」

    夏海「これ?これはねぇ、なつみちゃん特製探検セット!」

    小鞠「…はあ?」

    夏海「いや、はあ?って」

    小鞠「探検じゃなくて、蛍んち行くんでしょ」

    夏海「そーだよ? でもね、ウチほたるん家までの近道見つけちゃった~」

    小鞠「近道?そんなんあったっけ」

    夏海「昔使ってたみたいな道なんだけどね~けっこう草とかボーボーだし」
    夏海「だから探検セットがなくちゃね!」

    小鞠「えーそんなとこ通りたくないよ」

    夏海「大丈夫だって!なんと5分は短縮できるんだよ~(夏海調べ)」

    14 = 1 :

    小鞠「そんな大したこと無いじゃん…」

    夏海「まま、いいから夏海ちゃんにまかせてついて来なって」

    小鞠「わかったよ…てか、探検セットってなに入ってるのさ 危ないもの入れちゃダメなんだよ?」

    夏海「えーとね、まず鎌でしょ?ノコギリでしょ?あと折りたたみシャベルとライターと・・」

    それっぽいものを適当に詰め込んだリュック。
    探検とか、知らない場所にいくのは今でも好きだ。

    小鞠「危ないもんだらけじゃん!」

    夏海「こまちゃんはお子ちゃまだな~いまどきの中学生はこれくらい持ってるよ」

    小鞠「いや…あんただけだろ」

    夏海「あっは、そうかな~?」
    夏海「えーっと、たしかこっちだったっけ」

    少し枯れかかった草木に覆われ、道という道はなくなっている。
    一応砂利は敷かれているが、土と混ざり原型はない。

    小鞠「ちょ、え~こんなとこ行くのぉ?…」

    夏海「ヘーキヘーキ、ちゃんとついてきなよー」ガサガサ

    小鞠「ちょっとまってよ!」

    15 = 1 :

    -獣道 午後2時30分

    探検セットから取り出した鎌で、草を分けながら進む。

    小鞠「ねぇ、明らかにけっこう時間経った気するんだけど…」

    姉ちゃんが腕時計を見ながら嫌味のようにそうつぶやく。
    近道で迷っては元も子もない、それはわかってる。

    夏海「あっれ~?迷っちゃったかなぁ」

    夏海「たしかここらへんに吊り橋があった気が…」

    夏海「あ!あった!あれだあれ!」

    小鞠「ええ?どれさ、あたし見えないんだけど」

    夏海「ほらこっち来て、もうすぐつくから」

    小鞠「手引っ張らないでよ!」

    夏海「あっはは、ゴメンゴメン」

    夏海「ほーらもうすぐつくよ」

    16 = 1 :

    -吊り橋 午後2時40分

    夏海「うっわ~思ってたより古い橋だねこりゃ」

    夏海「つか落下防止のアミ取れてるし」

    小鞠「ほんとにこれ渡るの~…怖いよぉ」

    夏海「ねーちゃんホント怖がりだよね~」
    夏海「じゃ、先行くよーっと」ガタガタ

    小鞠「ちょっ、そんな走ったら危ないでしょ!」

    夏海「大丈夫だって~そんな長い橋じゃないんだし」

    ところどころ、木が腐って穴が空いている。
    そこから下の川が小さく見えて、恐怖感が膨らむ。

    夏海「ほらねーちゃんも来なよ!」グラグラ

    小鞠「ええ~いいよ怖いし…」

    夏海「大丈夫だってほら!」

    小鞠「もぉわかったからちょっとまって」グラグラ

    17 = 1 :

    小鞠「なんでこの橋あみ付いてないのよぉ…」

    よく使われる吊り橋は、手すりと橋桁をつなぐように
    落ちないよう金属アミや柵がついている。
    もう何年も昔から使われてないであろうこの橋に、そんなものは必要なかった。

    夏海「ねーちゃんは怖がりだなぁ~ 吊り橋ってのはこういうモノなんだよ!」

    夏海「でも手すりしかついてないってのは、気抜いたら落ちちゃうねこりゃ」

    小鞠「怖いこと言わないでよ!」

    夏海「大丈夫大丈夫!落ちたって死にはしないよ下が川なんだから」

    小鞠「川ってこの川10cmくらいしかないでしょ!!絶対バキバキになっちゃうよ!!」

    夏海「こまちゃんはほんとに怖がりだな~」

    夏海「ほーら早くこないともっと揺らして先行っちゃうよ~クスクス」

    18 :

    クズが
    死で償え

    19 :

    このこまちゃんは偽者だな
    本物だったら露骨に怖がったりしない

    20 :

    うわぁああぁやめろおおぉおぉ

    21 = 1 :

    わざと体を動かし橋を揺らす。
    古く小さな吊り橋は、少しの風でも大きく揺れた。

    小鞠「いやぁちょっとやめてよぉ!」

    夏海「うひぁー!真ん中はやっぱ怖いなぁー!」

    小鞠「やめてよそういうこと言うのぉ…ううぅ来るんじゃなかったぁ…」

    夏海「てかねーちゃんさ、そんな中腰で歩いてたら危ないって」グラグラ

    夏海「ちゃんと立って歩きなよ、手すりちゃんと持たないとすりぬけて落ちちゃうよ」

    小鞠「そんなこと言ったってこわくて立てないんだもん!」

    夏海「うっへぇ、そんなに怖いんだぁ」

    小鞠「うるさいなぁもう…さっさと渡るよ」トコトコ

    半べそをかいてゆっくり歩みを進める姉ちゃんを見て
    私はまた、いたずら心を刺激された。

    22 :

    お前らはなぜなっつんを不幸にしたがるのか

    23 = 1 :

    夏海「(いひひ、ちょっと脅かしてやるか…)」


    …といた…いい…
    きっと…する…


    夏海「(…え?)」

    夏海「(なんか聞こえたような)」

    誰かの声が聞こえた。よく聞き取れなかった。
    姉ちゃんか?いや、姉ちゃんはもっと子供みたいな声だから違う。

    夏海「(気のせいかな)」

    小鞠「ううう…」

    24 = 18 :

    なっつんは屑

    26 = 1 :

    夏海「(よぉ~し…)」

    夏海「うわあああ!!!!!ねえちゃんうしろおおおおおお!!!」

    私は声を張り上げた。
    目一杯の怖い顔と共に。

    小鞠「ひぃぁっ!?」

    姉ちゃんは手すりをはなして後ろへ下がった。

    とてもびっくりした顔で。


    よろけて、とっさに出した右足は、橋から外れた。

    27 = 11 :

    ああああああああああああああああ

    29 = 18 :

    なっつんマジ死なねえかなあ

    30 = 1 :

    夏海「ちょっ!?ねえちゃんあぶな・・・」


    -吊り橋 午後2時45分

    とっさに伸ばした手は、姉ちゃんの手には届かなかった。
    もし届いていても、おそらくは…

    小鞠「…えっ?」

    橋の道筋から外れた姉ちゃんは、叫ぶでもなく、恐怖に歪んだ顔になるでもなく
    まるで自分になにが起きているかまったくわかっていない

    きょとんとした顔、という表現がとてもよく似合う表情で私を見ている。

    顔が見えなくなってすぐに、たくさんの水がはねる音と
    硬い物体が地面にぶつかる大きな音が同時に聞こえた。


    それはほんの数秒の出来事なのに、とても長い時間に感じる。

    31 = 9 :

    祟りだな
    なつみちゃんわるくない

    32 = 1 :

    夏海「……え、うそでしょ」

    鳥肌が全身を冷たくする。気持ち悪い。
    手のかじかむ寒さなのに、汗が額を伝う感触がする。

    私は無我夢中で走った。
    ブーツは泥まみれになり、服にはヤブハギの種がたくさんくっついている。

    だが今はそんなことを気にしている場合じゃない。

    夏海「はっ…はぁ…うそ、うそうそ…ないない」

    そうだ、姉ちゃんに限ってまさかそんな、きっと大丈夫だろうと
    案外スリキズくらいで済んでたり、もしかしたら骨折なんてしてたり。

    帰り道に、二人で母ちゃんになんて言えばいいか小競り合いをしたり。
    病院代もきっとたくさんかかるだろうし、怒られるだろうなぁ。と、

    そんなことを考えながら、獣道をどんどん下っていった。

    33 = 2 :

    このままだとなっつん嫌いになってしまう

    34 = 20 :

    いったい誰の声なんだろう

    35 = 18 :

    なっつんは屑

    36 :

    >>33
    二次創作の二次創作に何言ってんだ

    37 = 1 :

    -川辺

    夏海「ハァ…ハァ…姉ちゃん!」

    夏海「確かこのへんの…」

    夏海「あ…居た」

    ピクリとも動かない体を覆うように、薄く赤色に染まった川の水が流れる。
    水を赤く染めていたものが、まだ新しい血だと気づくのはたやすかった。

    紅葉を終え、ひらひらと川へ落ちる葉と同じ色だ。

    さっきまで遮るものがなかった浅い川は、その障害物で流れをゆるやかに変えた。
    川上のほうに頭を向けたそれに、流された落ち葉達が捕まる。
    その葉っぱ達は、いつもよりもずっと赤く見えた。

    ブーツに入る川の水は、きっと雪のように冷たいはずだけど
    まるでぬるま湯のように温度を感じなかった。

    夏海「ね…ねえちゃん、大丈夫だよね…」

    夏海「返事してよ…」

    38 = 1 :

    虚ろな目はわたしの顔を見てはくれなかった。
    むなしく空へ向いている顔は、生きている人間の表情ではない。

    明らかに、もうダメだ。 
    胸に手を当てる。鼓動はなかった。

    夏海「いや…嫌だよ……」

    夏海「…そんなとこでいつまでも寝てちゃ風邪ひくぞ~」

    夏海「あはは、なんてね~…」

    夏海「……」

    夏海「どうしよう…どうすればいいんだろ…」


    夏海「と、とりあえず、川から引き上げないとダメだよね、そうだよ…」

    服が水を吸い、ただでさえ重いと想像していたけど
    まったく力の無い人間は思ったよりもずっと軽くて、現実をより実感させた。

    夏海「うっ…はぁ…姉ちゃん…ほんと軽いねぇ…」ザッ

    夏海「はぁっ…そんなじゃっ…身長のびないよ」ズリズリ

    夏海「…姉ちゃん…ううっ起きてよぉ……」

    夏海「ううぅぅ、ねぇちゃん…」

    39 = 18 :

    はいはい屑屑

    41 = 1 :

    -川辺の森

    空は私の気持ちを投影するように、分厚い雨雲が覆い尽くしていた。
    家を出た時はまばらな白い雲が見えるだけだったのに。

    夏海「あたし、捕まっちゃうのかな…」

    夏海「これ、どうにかしなきゃ…」

    私は探検セットの中から、折りたたみシャベルを取り出した。
    自分が殺したようなもの。きっと、警察に捕まってしまう。

    夏海「ここなら…きっと見つからないだろうな…」


    そうつぶやき、降りだしたまばらな雨で少し濡れた土にシャベルを何度も突き刺す。
    柔らかくなった土は掘るのに好都合だったが、冷たい雨が背中を叩く。


    それは体温と共に、正常な思考も奪ってゆく。

    まずいものは、とりあえず埋める、それはもしかしたら動物の本能なのかもしれない。


    殺したのは私だ。だから、隠さないと。
    私が、びっくりさせなかったら。

    42 :

    やめろ…

    43 = 2 :

    なっつん・・・

    44 = 1 :

    夏海「くっ…っしょっと…はぁ、はぁ、これくらい掘れば」

    50cmくらいは掘れただろうか。
    小さい体は穴にすっぽりと収まりそうだ。

    夏海「私が…」

    夏海「私が…殺しちゃったんだよね…」

    夏海「ごめんね、姉ちゃん…」

    それの右足から、靴がなくなっていることに気づいた。
    きっと川に流されたんだろう。

    私は、2時45分で止まった姉ちゃんの腕時計を外し、ポケットに入れた。

    掘り返した土を、両手でかき集め、そっと上からかけると
    そのうち、姿は見えなくなって、さらに上から土をかぶせ固めた。

    土まみれの手が雨に打たれて、芯まで冷え、思うように手先が動かない。

    夏海「はあ…なんか眠くなってきたよ…」
    夏海「いっしょに寝よっかねえちゃん…」

    土と雨にまみれた上着は、もう汚れを気にすることもなかった。

    私はその埋め立てた土の上で、眠りについた。

    45 = 18 :

    さすが屑なっつん

    46 = 13 :

    背景のんのんだから辛い

    47 :

    それでもなっつんは可愛い

    48 = 1 :

    -隣町の病院- 土曜日 午後6時

    目の前に白い蛍光灯の明かりが見える。
    明らかに、さっきまで居た場所とは違うのは分かった。

    「夏海センパイ!目が覚めましたか!?」

    夏海「ん…ほたるん……ここ、どこ?」

    「隣町の病院です!センパイ、川のそばで倒れてたんですよ!?」

    夏海「え…あ、そっか…」

    そうだ、私は姉ちゃんとあの吊り橋に行って、それから…

    夏海「あ、姉ちゃんは…」

    「……」
    「まだ…見つかってないみたいです…」

    ほたるんのこんな顔は初めて見た。
    まるで、一番大切な物を、誰かに壊されてしまったような。

    諦めと、悲しみと怒りと、そんな色々な感情が混じった複雑な表情。そう見えた。

    夏海「あたしは…」

    49 = 20 :

    ここからほたるんに殺される怒涛のエンドですね


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