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    元スレ文堂「私が風越を導いてやんよwww」

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    51 = 5 :

    池田ァに対々三暗刻かよ
    それで校内ランキング78位なら大人しくカッパ巻きでも喰ってろ

    53 = 1 :

    一週間後


    美穂子「…」スタスタ

    文堂(あっ…またあの人雑用してるよ…そんなに皆から良く見られたいのか…)

    文堂(全部ひとりでやられると、さすがに私でも罪悪感があるし…ちょっと声かけてみようかな…)

    文堂(……まあ、私のことなんて覚えてないだろうけど)


    美穂子「…」スタスタ

    文堂「キャプテン」

    美穂子「あら」

    文堂「雑用なら私にやらせてください」

    文堂「キャプテンは知らないかもしれませんが私は校内ラン…」

    美穂子「78位」

    文堂「え…」

    美穂子「78位で一年生の文堂さんよね?先週の対々三暗刻とても素敵でした」ニコッ

    54 = 1 :

    文堂(えっ…私のこと覚えててくれた…部員が80人以上いるのに…)

    文堂(それに先週の対々三暗刻って…池田先輩に糸目って言われたのにムッとして、一回だけ真剣にやった時の役だ…)

    文堂(その一回を…見てくれていた…)

    文堂(ランキング78位の…こんな何の取り柄もない私のことを…見てくれてた…)

    文堂「…知っているならなおさら!ランキング1位のキャプテンが雑用なんておかしいですよ!!」

    美穂子「私は三年生なのよ?だから夏のインターハイを最後に引退…六月の県予選に負けたらそこで終わりだわ」

    文堂「だったら県予選に勝つためにも…」

    美穂子「そのつもりよ?文堂さんにももっと強くなってもらわないとね」

    文堂「……78位でもですか…」

    美穂子「もちろんよ。あなたがいつか、風越を導く時が来るかもしれないじゃない」

    文堂「!!」

    美穂子「それにね…みんなには牌に触れていてほしいの。もっともっと麻雀を楽しんでいてほしいのよ」ニコッ

    文堂(あ、ああ…て、天使だ…光が見える…)

    文堂(すごい!なんて美しいんだ!なんて綺麗なんだ!)ポロポロ

    文堂(くそっ!…さっきまでこの天使を疑っていた自分を助走をつけて殴り飛ばしたい…!!)

    56 = 1 :

    文堂(それからはキャプテンと全国に行くために寝る間も惜しんで麻雀の勉強をし、死ぬほど練習した)

    文堂(私は二ヶ月で校内ランキングを5位まで伸ばして団体戦のレギュラーにも選ばれた)

    文堂(そして迎えた県予選決勝…私は大量失点してしまい…団体戦で全国に行くことは出来ず…)

    文堂(キャプテンは個人戦を勝ち抜き、長野代表になったが…皆で全国へという夢は叶わなかった…)

    文堂(それでもキャプテンは私を責めることはなく…優しく慰めてくれた…)


    文堂(そしてインターハイも終わり、池田先輩が新キャプテンとなり、また厳しい練習の日々が始まった)

    文堂(入部した時はやる気のなかった私だが、この頃にはもう麻雀が楽しくてしょうがなかった……)


    華菜「ぎゃぷでーん、ご卒業おめでとうございばず」ポロポロ

    美穂子「泣かないの華菜、今はあなたがキャプテンなのよ」ナデナデ

    華菜「ぎゃぶてんは終身名誉きゃぷでんだしー」ウワーン

    美穂子「ふふっ、ありがとう」ニコッ

    ウワーンウワーン ソツギョウシナイデー キャプテンキャプテーン

    文堂(…卒業おめでとうございます、福路先輩。私の世界を変えてくれて…本当にありがとうございました…)

    57 = 15 :

    なぜこの状況からああなるのか

    58 = 1 :

    文堂(私は二年生になった。麻雀部に新しい一年生も入り、県予選で優勝してインターハイの長野代表になることが出来た)

    文堂(そしてそのインターハイまであと二週間という時に、福路先輩が部室に遊びに来てくれた…)


    美穂子「みんな、久しぶりね」

    華菜「キャプテーン!キャプテーン!」ニャーニャー

    未春「華菜ちゃん幸せそう」ホッコリ

    美穂子「ふふっ、全国出場おめでとう」

    「ありがとうございます」

    美穂子「本当にすごいわ、いっぱい頑張ったのね」

    文堂「はい!福路先輩のほうはどうですか?」

    美穂子「え、ええ…そうね、大学も大変だけど楽しいわよ」ニコッ

    文堂「!」

    華菜「いいなぁ~私も同じ大学行きたいなぁ~」

    未春「わ、私も!」

    美穂子「そうなったらもっと楽しくなるわね」

    文堂(私にはわかる……今の笑顔、少し違和感があった……)

    59 = 21 :

    いこう、ぶんどぅー!

    60 = 1 :

    空き教室


    美穂子「ど、どうしたの文堂さん?」

    文堂「すみません…福路先輩のさっきの笑顔がちょっと気になって…」

    美穂子「えっ」

    文堂「笑顔がいつもと違うような感じがして…」

    美穂子「…そう」

    文堂「何かあったんですか?」

    美穂子「…私個人の問題だから、人に話すようなことじゃ」

    文堂「先輩っ!私は先輩にお世話になりっぱなしで何一つ恩返しが出来ていないんです!」

    美穂子「…そんなこと」

    文堂「私なんかじゃ力になれないかもしれません、でも誰かに話すだけで楽になることもあります」

    美穂子「…」

    文堂「私はどんなことがあろうとも福路先輩の味方です」

    美穂子「……私ね…好きな人に気持ち悪いって言われちゃったの」

    61 = 21 :

    キャップ・・・

    62 :

    なんで文堂さんがVIPPER 口調なんだよw

    63 = 1 :

    文堂「えっ…気持ち悪い?」

    文堂(福路先輩の好きな人というのはおそらくあの人のことだと思う…しかし気持ち悪いってどういうことだろう?)

    美穂子「うん…少し前にその好きな人を私の家に招待したの…」

    美穂子「でもその時に…私のその人への想いを書き綴ったノートを見られてしまって…」

    文堂「…」

    美穂子「そしたら…気持ち悪いって…」

    文堂「……その人とは付き合ってたんですか?」

    美穂子「つ、付き合ってはないわよ。でも、いつかは告白しようと思っていたのだけれど…もうダメね…」

    文堂(軽い気持ちで聞いたわけじゃなかったけど…これは難しい問題だな…)

    美穂子「ごめんなさいね…全国前にこんなこと話しちゃって…」

    文堂(福路先輩の幸せのほうが大切ですよ!でも先輩のために私が出来ることって…)

    文堂(ここで『先輩は気持ち悪くなんてないです』って言うのは簡単だけど、それだけじゃおそらく先輩の心には響かない…)

    文堂(私達が全国で活躍して…いや、優勝して少しでも勇気を与えられたら…)

    文堂(そして全国の舞台で…先輩は気持ち悪くありません伝えられたら…)

    文堂(そう、例えば…わざと変なキャラを演じて『私のほうが気持ち悪いですよ、先輩なんて全然です』って…そしたらきっと…)

    64 = 2 :

    まさかの優しい理由

    66 = 21 :

    文堂ァ! お前良いやつじゃねえか!

    67 = 12 :

    優しいけどアホだろwwww

    68 = 15 :

    ベジータのMハゲを慰めるために頭を剃ったナッパ様に並ぶ聖人やないか

    69 = 50 :

    だからって何でそうなるんだ文堂ァ!

    70 = 1 :

    美穂子「はい、もうこの話はおしまい」

    文堂「…すみません」

    美穂子「ううん、ありがとう文堂さん。聞いてもらって少し楽になったわ」

    文堂「……福路先輩、私個人でも長野代表になったんです」

    美穂子「ええ知ってるわ、厳しい練習に耐えて頑張った成果がでたのね」

    文堂「試合見てくれますか…?」

    美穂子「もちろんよ!東京には行けないけど、テレビの前で応援するわ」

    文堂「団体戦も個人戦も絶対に優勝します」

    美穂子「ふふっ、でもあまり気負わずに楽しんできてね」ニコッ

    文堂「はいっ!」

    文堂(先輩のために……全部ぼっ倒す!!)


    ~回想終わり~


    文堂(団体戦はダメでしたが、個人戦は必ず優勝します。見ててください福路先輩…)

    文堂(今から向かう決勝卓で一番強く、そして一番気持ち悪くあってみせます!!)

    71 = 21 :

    ぼっ倒すやめろw

    72 = 1 :

    白糸台高校 控室


    誠子「私は嬉しいよ…団体戦優勝出来たし、個人戦も白糸台から決勝進出者が三人もでるなんて」

    尭深「…淡ちゃん、和ちゃん、咲ちゃん。三人とも頑張ってね」ズズ

    「亦野先輩!たかみ先輩!私が絶対優勝するから見ててね!こんな途中から白糸台に入った人達には負けないから!」

    「私のことはいいですが咲さんへの侮辱は許しませんよ」ギロッ

    誠子「こ、こら。二人ともケンカは…」

    「ねぇ、原村さんは私があと何回ダブリーをしたらオカルトを認めてくれるの?それとも意地になってるの?」

    「質問の意味がわかりません、高校100年生(笑)様の言うことは私には難しくて」

    「それってもう負けを認めてるよね?高二にもなってペンギン抱きながら麻雀打ってる原村さん」

    「ペンギンてタコも食べるらしいですよ。この新免さんからもらった日本刀でそのタコみたいな髪を切ってあげましょうか」チャキ

    「だ、ダメだよ和ちゃん」アタフタ

    「あんた…今私のこの頭のことなんつった」ユラァァ

    誠子(…弘世先輩、部長って大変だったんですね…正直この二人手に負えません)

    「ダメだよ和ちゃん、私以外の子とあんまりお喋りしちゃ。ねえ?ねえ?」

    誠子(……この三人手に負えません)

    73 :

    支援だよー

    74 = 1 :

    誠子「いつもこんな感じで、私と尭深が卒業した後大丈夫かな……」

    「…大丈夫だよ!私が絶対勝つから安心して試合見ててね!」

    「そろそろ対局室に行きましょうか」

    「の、和ちゃん。いってらっしゃいのキスしてあげよっか?///」

    誠子「いや君も行くんだよ咲ちゃん」

    「では喉にお願いします」

    誠子「普通口じゃないの?というかお願いしますじゃなくて、そういうのは二人だけの時にしろって先輩思うな」

    尭深「…喉へのキスは欲求の証」ズズ

    誠子「尭深はかしこいなぁ。でもお茶飲んでないで止める側の立場にまわろうか」

    「和だから喉へのキス…ユーモアのセンスだけは高校100年生みたいだね」フフフッ

    誠子「全然面白くないから!ユーモアのハードル低すぎるから!」

    「ふふっ…じゃあ私行きますね」スタスタ

    誠子「ちょっと待って!ほら原村さん、咲ちゃんが迷子にならないよう一緒に行ってあげて。キスを待ってる体勢はもういいから」

    「あっ、結局してはくれないんですね。ではいってきます」スタスタ

    「いってきまーす」ビューン

    76 = 21 :

    姫様今回もダメだったか

    77 = 15 :

    たまには憩ちゃんの事も思い出してあげてください

    78 = 1 :

    「対局室は…ここだね」

    ガチャ

    文堂「…」カチ コト

    「もう対戦相手の人来てるね……ってあなた何してるの?」

    文堂「ああ、これは全ての山を開いて四人分を一人で打っていたんです」

    「え?」

    文堂「全ての牌がわかっていたとしても、ほぼ毎回±0で終わらせるなんてそう簡単にできることではないですね」

    「意味がわからないんだけど、なんで今そんなことしてるの?」

    文堂「いや…昨日枕元にご先祖様が現れて、こうすれば明日勝てるかもよって教えてくれたんで」

    「は、はあ……そしてなんで原村さんはうずくまってジタバタしてるの?」

    「~っ!!///」ジタバタ

    文堂「あとこれも言えって言ってました……退部してくださいっ」キリッ

    「」チーン

    「…」ツンツン ツンツン

    「咲、木の枝で人をつついちゃダメだよ。ていうかどこで拾ってきたの…」

    79 = 30 :

    個人戦決勝卓が全員二年なのに二年最強を名乗ってた泉先輩とは

    80 :

    新免さんとどういった関係が

    81 = 1 :

    「くっ…咲さんのおしっこを飲むまでは死ねません…」

    「なんか変なこと言いながら生き返った」

    文堂(うわぁ…この人の気持ち悪さはすごいな…私が敵うのだろうか…)アセタラリ

    文堂(いや、弱気になっちゃいけない…気持ち悪い人を演じて、テレビの前で応援してくれてる福路先輩に見てもらうんだ!)

    「文堂さんお久しぶりです」

    文堂「宮永さんお久しぶりっすwww」

    「えっ…少し雰囲気変わりましたね…」

    文堂「ウィww」

    「中々の先制攻撃でしたが、麻雀では負けませんよ」

    「そっかー、咲達の知り合いなんだね。よろしくー」

    文堂「よしなにww」


    恒子『おっと!何か一悶着あったようですが大丈夫なのか!』

    健夜『そうですね、卓に着く前からすでに戦いは始まっているということです』

    恒子『さすが小鍛治プロ!テレビの前の皆さん、どうやらもう戦いは始まっているようです!』

    83 = 15 :

    >>79
    ボクシングでも1位の上にチャンピオンがあるだろ?
    泉はその位置だから決勝なんかには出ないんだよ

    84 = 1 :

    「…」ポムポム

    「あのー、靴脱いでもいいですか?」

    文堂(ペンギンを抱いてたり、靴を脱いだりとキャラが強いな…しかし私も)

    文堂「あのー、サンバイザーつけてもいいですか?」

    「へ?」

    文堂「これをつけると落ちつくので……よいしょっとww」スチャ

    文堂(落ちつくというのはもちろん嘘。麻雀になんでサンバイザー?と思わせて私の気持ち悪さをアピール!)

    (この人がサンバイザーをつけるとゴルフのキャディさんみたい…まあこれは言わないでおこう)

    「なんかベテランのキャディさんみたいですね」クスッ

    (言ったーー!!しかもベテランてつけてるーー!!)


    恒子『風越女子、文堂選手!なんとサンバイザーをかぶるようです!!』

    健夜『人は予想を超えてくる』

    恒子『まだ対局も始まってないのに既に予想超えてきたーー!!個人戦決勝は何が起こるかわかりません!!』

    86 :

    おもしろい

    87 = 1 :

    恒子『さあ、そろそろ試合開始でしょうか……』


    文堂(まだだ…ここで追い打ちをかける…!)ガタッ

    文堂「風越女子高校麻雀部二年っ!文武両道略して文堂ォ!趣味はプロ麻雀せんべいのカード集め!ヨロシクゥ!!」バーン

    (急に立ち上がって何言ってんの!?)

    文堂(ふふ…これでどうだ…)チラッ

    「…」スクッ

    「白糸台高校二年原村和ァ!麻雀大好き咲さん命!将来の夢は咲さんのお嫁さん!ヨロシクゥ!!」バーン

    「もう二人とも病院行きなよ」

    「///」ポッ

    「あんたも病気だよ」


    恒子『いやまだ始まらなかったーー!!どうやら名乗りを上げているようです!!』

    健夜『私も早くお嫁さんになりたいな、チラッ』

    恒子『おーっと、すごいプレッシャーを感じます!!怖くて隣を見れません!!』

    88 = 21 :

    すこやんは39か・・・もう無理だろう

    89 = 23 :




    青銅

    90 = 23 :

    >>88
    いい加減にしろ40超えてるわ

    91 :

    あわあわがマトモとか珍しい

    92 = 1 :

    恒子『そしてなんと!少し目をはなしていた間に試合が始まっていたーー!!』


    「…」カチ トン

    「ポン」カチャ トン

    文堂「…」カチ トン

    「…」ヒュッ トン


    恒子『各選手試合中は静かだーー!!決勝卓は全員二年生という珍しいことになってますね小鍛治プロ?』

    健夜『この夏の祭り…気持ちだけでもあの頃に帰れるのかな…』

    恒子『…っはい。ということで!団体戦優勝の白糸台の三人に対して、風越女子の文堂選手がどう攻めるのか!』


    「カン」カチッ

    文堂「ロン、槍槓」

    「…はい」

    文堂(さすがにこの面子で試合中に変な行動はできないからな…集中しないと…)


    恒子『なにやら珍しい役が飛び出たようですが、ここで一旦CMです』

    93 = 1 :

    恒子『CMあけたぞおまえらーーッ!!テレビの前に大集合だーーッ!!』

    健夜『皆さんに報告があります。CM中に私とこーこちゃんの仲が進展して、結婚することになりました』

    恒子『涼しい顔で平然と嘘をつく小鍛治プロ!これにはさすがの私も苦笑い!!』

    恒子『そしてなんと!CMの間に試合が進んで、いよいよオーラスだーー!!』


    オーラス 親・大星淡

    咲:32300 文堂:28700 和:29600 淡:9400


    文堂(ついにオーラス……池田キャプテン…今、それを使います…)

    文堂「にゃーーーーー!!」

    咲・「ひっ!」ビクッ


    恒子『文堂選手の雄叫びだーー!!スポーツでも大きな声を出すとアドレナリンが出るっていいますよね』

    健夜『カラオケ行きたいな。こーこちゃんと二人きりで』

    恒子『さあ独身アラフォー女はほっといて、この一局で優勝が決まります!!』

    健夜『…』

    恒子『小鍛治プロ沈黙!怖いです!アラサ―だよとツッコんでくれません!!』

    94 = 15 :

    淡wwwwwwww

    95 = 21 :

    まー個人戦だし

    96 = 91 :

    大星淡とかいう可愛いだけの雑魚

    97 = 1 :

    「び、ビックリしました」ドキドキ

    (ちょっともらしちゃったかも…)ドキドキ

    「…」

    「ど、どうしたの?淡ちゃんがラス親だよ」

    (…何これ何これ何これっ!!私が一回もダブリー出来ないなんて…)

    (絶対に勝つって亦野先輩とたかみ先輩に約束したのに…私が勝つって…私が…)

    「大星さん?」

    「私が…私があんた達に勝たないと…先輩が安心して卒業できないんだ!」カッ!

    咲・文堂「!」ゾクッ

    「は?」

    「リーチっ!」タァン!


    恒子『ダブルリーチ!ついに大星選手のダブリーが出ました!!え、えーっと…それと…』

    健夜『ひっぐ…え゙っぐ…』

    恒子『先ほどわたくしの方から小鍛治プロに対して不適切な発言があったことを深くお詫びします』

    98 = 91 :

    スキル主人公補正をつける伝説のセリフ

    99 :

    いい場面なのに実況の方でもめるのはやめてください

    100 = 1 :

    恒子『28歳の女性に対し嫌がっているのにも気付かずアラフォーと面白半分にからかい、心を傷つけてしまいました』

    健夜『ううぅ…ぐすっ…』

    恒子『これは社会人ひいては人として許される行為ではなく…私の残りの人生を小鍛治健夜に捧げることで責任を取りたいと思います』

    健夜『えっ…それって…』

    恒子『さ、さあ泣いても笑ってもこれが最後!全国の高校生の頂点が今決まります!!』


    (絶対に私が勝つ!)カチ トン

    (おトイレ行きたいなぁ…)カチ トン

    文堂(落ちついて…自信をもって…)カチ トン

    (私にだって負けられない理由はあります!)ヒュッ トン

    「カン」カチッ トン

    文堂(大明槓?何の意味が…)カチ トン

    「…」ヒュッ トン

    文堂「ポン(よしっ!張った!)」カチッ トン

    「…」ヒュッ トン

    「カン」


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