元スレ小鳥「私がちょろいという風潮!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
P「へ?」
小鳥「プロデューサーさんっ! 私、ちょろくなんてありませんから!」
P「ちょろい? なんの話ですか?」
小鳥「某所では『小鳥は好きだよと言えばすぐぴよぴよする』だとかなんとか言われていますけどねっ」
小鳥「私だって女です、人間です! そう簡単に、他人に心を開いたりはしないんですよ!」
P「……そうですね」
小鳥「わかってもらえますか?」
P「ええ」
小鳥「さっすがプロデューサーさん! そう言っていただけると、私、信じてました~!」
P「……音無さん」
小鳥「はい、なんですか?」
P「俺、音無さんのことが、すきです」
小鳥「……え」
P「だから、お付き合いをしてくれないでしょうか……」
小鳥「……え、ぇ、えぇぇ……!?」カァァ
2 :
続けて
3 :
ぴよぴよ
4 = 1 :
小鳥「あ、あの、その……いきなり何を……え、本気ですか……?」
P「……本気だとしたら、どうします?」
小鳥「そそ、そんな……急に言われても、今までそんなそぶり、全然見せてなかったのに……」
P「……」
小鳥「え、えっと、私……こういう冗談、慣れてないから……」
P「……なーんて」
小鳥「え?」
P「あ、あはは……ほ、ほら、やっぱりちょろいじゃないですか! そんなに慌てちゃって」
小鳥「……あっ! プロデューサーさん、私のこと、試したんですね!?」
P「え、ええ……そんなところです」
小鳥「もう! で、でも私、ちゃーんとわかってましたからね! だから即OK! なんてしなかったし!」
P「あはは、すみません、すみません!」
5 = 1 :
小鳥「……」
P「……あの」
小鳥「は、はいっ!」
P「……なんで急に、そんなこと言い始めたんですか? ちょろいとか……」
小鳥「あ、ああそれは……ちょっと、そういう夢を見てしまいまして」
P「夢? さっきの昼寝中に?」
小鳥「はい……って、ひ、昼寝なんてしていませんよ!?」
P「あはは、大丈夫ですよ、律子には黙っておきますから」
小鳥「……すみませんー……」
P「それで、夢って、どんな内容だったんですか?」
小鳥「……えっと、夢の中の私は、その……とある男性に好意を抱いていて……」
小鳥「それで、その人にちょっと声をかけられたりしただけで、すぐぴよぴよしてしまっているんです」
P「……ぴよぴよ?」
小鳥「なんといいますか、一種の興奮状態みたいなものですね」
P「へぇ……」
6 = 2 :
ぴよぴよ
7 :
実際小鳥さんが一番かわいいよね
アイドルとかオワコン
9 :
続きキボン
10 :
>>7
若いだけが取り柄な連中だからな
11 :
小鳥さんはTRPG動画周りのGMでの活躍が顕著すぎて
他のアイマスキャラなんてうんこレベルの存在感あるしね
12 :
ダメだ小鳥遊かと思って開いた時の残念感
14 = 1 :
小鳥「その様子を見たみんなから、私はからかわれているんです」
小鳥「『小鳥さんはちょろい!』って……」
P「なるほど……」
小鳥「……で、でも現実の私は、そんなちょろい女じゃありませんけどね!」
P「……確かに、俺もそうだと思います。小鳥さんは簡単な女性じゃないですよね」
小鳥「ふふっ、やっぱりプロデューサーさん、私のことよくわかってくれていますね♪」
P「……と、ところで!」
小鳥「はい、どうかしたんですか?」
P「音無さん、今日、良かったら……飲みにでもいきませんか? ふ、ふふ、ふたりで……」
小鳥「え、でも……プロデューサーさん、明日も早いでしょう?」
小鳥「このあとも外出て、帰りが遅くなるみたいですし……出かけたりしないで、ちゃんとお休みになったほうがいいですよ」
P「…………」
小鳥「飲みになら、今度、ゆっくりできるときにいきましょう。あ、そうだ! あずささんとか社長とかも誘って……」
小鳥「ふふっ! よーし、私、企画しちゃいますよー!」
P「……ありがとうございます…………はぁ」
15 :
俺は逆に鳥遊をNGにいれているのであった
16 = 1 :
P「……」スック
小鳥「あら、もう出るお時間ですか?」
P「は、はい……真をレッスンスタジオまで迎えにいかないといけないので」
小鳥「……プロデューサーさん!」
P「え?」
小鳥「今日もファイト! ですよ!」
P「……」
小鳥「私は裏方ですけれど……ここで真ちゃんとプロデューサーさんの頑張りを、応援していますから!」
P「……あ、ありがとうございます! 行ってきまーす!」
小鳥「うふふっ、行ってらっしゃーい♪」
17 = 1 :
【レッスンスタジオ】
P「…………」
P(音無さん、やっぱり優しくて、素敵な人だよなぁ……)
P(でも、なんていうか……鈍感すぎるというか……)
P(今までそれとなくアプローチしてきたつもりなのに、全く感づいてないみたいだし……)
P(さっきはまぁ、俺もへたれてしまったけど……ちゃんとこの気持ちが伝わる日、来るのだろうか)
P「……はぁ~……」
真「プロデューサー! おまたせしま……あれ?」
P「ん? ああ、真……レッスンおつかれさん」
真「はい! でもプロデューサーこそ、疲れた顔してますね……何かあったんですか?」
P「え!? あ、い、いや! そんなことないぞ! 今日も元気元気!」
真「うーん、そうかなぁ~……?」
18 :
ピヨちゃん可愛いのに、ほとんどネタ要員の変態としか扱われて無くて酷いわ
19 = 1 :
真「今日はこのあと、テレビのお仕事、ですよね!」
P「ああ。レッスンのあとだから少々ハードだと思うけど……」
真「へへっ! 大丈夫ですよ、プロデューサー! ボク、まだまだバリバリ頑張れますからっ!」
P「おお、頼もしいな! それじゃあ、そろそろ行こうか」
真「はいっ!」
ブロロロ……
真「あの、プロデューサー」
P「んー?」
真「小鳥さんと、何かあったんですか?」
P「ブーーー!!!」
真「うわっ!? あ、安全運転安全運転!」
20 :
見てるよ
21 = 1 :
P「す、すまんすまん……大丈夫か?」
真「は、はい……」
P「えっと……、お、音無さん? どど、どうしてそんなこと……」
真「だってプロデューサー、小鳥さんのこと、好きなんですよね?」
P「…………」
真「みんな噂してますよっ! 『プロデューサーは小鳥さんの前でデレデレしまくってる』って」
P「そ、そうなのか!?」
真「っと……ご、ごめんなさい! えっと、陰口叩いてるってわけじゃないんですけど……」
P「あ、いや……もちろん、そうは思わないよ」
P(な、なんてことだ……恥ずかしい……)
22 = 11 :
はい
23 :
小鳥かわいい
25 = 1 :
P「……なぁ、真」
真「はいっ!」
P「俺って、そんなにわかりやすいかな……」
真「うーん、まぁ、全員気付いてるってわけじゃないみたいですけど……」
真「っていうか! それってつまり、小鳥さんのこと好きだって認めるってことですよね!?」ガタガタ
P「うおっ!? お、おい、シートを揺らすなって」
真「ああっ、すすみません! ボク、ちょっと興奮しちゃって……」
P「……真もやっぱり、年頃の女の子なんだなぁ」
真「むっ、やっぱりってなんですか! ボク、こーんなに、心から乙女オーラバリバリに出してるっていうのに!」
P「あははは、ちゃんとわかってるよ。ただ、やっぱりそうなんだなって再認識しただけだって」
真「むー……本当にわかってるのかなぁ……」
26 :
いいとおもいます
27 = 1 :
真「それでっ、どうなんですか!? 小鳥さんのこと、好きなんですよね!?」
P「……うん、そうだよ。俺は音無さんのこと、そののの……」
真「やっぱりー……! うわぁ~、憧れちゃうなぁ……!」
P「え、憧れるって?」
真「仕事を通じて少しずつ距離を縮め、ついにふたりは……って、なんかいいじゃないですかっ!」
P「……真、最近はそういうマンガを読んでるんだな」
真「えぇっ!? ば、バレちゃいましたか~……あははは、さすがプロデューサーだなぁ」
P「真がわかりやすいだけだとも思うけどね」
真「ねぇねぇプロデューサー、それでそれで……」
P「お、おいおい、そんなに聞かなくたっていいだろ? 話すネタもないし……」
真「でもでも……」
P「俺のことはどうだっていいんだよ。ほら、そろそろテレビ局が見えてきたぞ」
P「気持ち切り替えて、仕事、頑張っていこう!」
真「……はいっ!」
28 = 11 :
アイドル達も小鳥さんなら仕方ないかっておもえるよね
29 :
アニマスでも小鳥さん正妻ポジだしいいと思う
30 :
2次創作ssはあまり書いたことないけど 、なんでわざわざ原作キャラを壊すのかな。
それならオリキャラでやれば?て思うのは俺(モバゲー出身携帯小説家)だけ?
31 = 1 :
【テレビ局】
『きゃっぴぴぴぴーん! みんなのアイドル、菊地真ちゃんなりよー☆』
ヒューヒュー!!
『えっへへー、それじゃあ、いつもの行くよー! せーのっ!』
マッコマッコリーン!!!!
『やぁー! みんなー! ありがとぉー!』
ウォォォ!!!
P「……うんうん、撮影は順調みたいだな! 真も実に楽しそうだ」
P「ファンの皆も喜んでるみたいだし、こういう路線にして正解だったかな」
P(……しかし、少し時間が出来てしまったな)
P(ちょっと、飲み物でも買いにいくか)
32 = 29 :
>>30
あ!エテポンゲ!
33 :
34 = 1 :
P「えーっと……いおりんのオレンジジュース、っと」カチッ
ガコンッ
P「……しかし、コラボ商品とはいえ、妙なネーミングだよなぁ。律子は何を考えてこれをOKしたんだろう」
P「うまいからいいけど……」ゴクゴク
千早「……あら?」
P「……? おお、千早じゃないか!」
千早「ふふっ、おはようございます、プロデューサー」
P「奇遇だな、こんなところで会うなんて」
千早「そうですね。今日は誰かの付き添いですか?」
P「ああ、真のな」ゴクゴク
千早「……それ、飲んでるんですね」
P「ん? うん、まぁ……うまいし」
千早「……」
P「な、なんでそんな目で見るんだよ……」
36 :
レモンジュースじゃなくオレンジなのか
37 :
あんだけ顔もスタイルもいいのに30まで処女とかどう考えてもコミュ障メンヘラ
38 = 11 :
おくゆかしさを拗らせただけだよ
39 = 1 :
P(……そういえば、さっき真はこんなこと言っていたな)
『みんな噂してますよっ! プロデューサーは小鳥さんの前でデレデレしまくってるって』
P(もしかして、千早も噂を聞いている一人だったりするのだろうか)
P(……なんか、俺だけ知らないっていうのもあれだし……それとなく、聞いてみようかな)
P「…………」
千早「……プロデューサー? どうかなさなったんですか?」
P「なぁ、千早」
千早「はい、何か……」
P「千早はさ……、恋、してるか?」
千早「……は?」
40 :
ちーたんかわいい
42 :
ふしだらNG!
43 = 1 :
千早「え、え……な、何を急に言い出すんですか!?」
千早「……恋、って……そんなの、私まだ……」カァァ
P「あ、ああいや、間違った! 違うんだよ」
千早「え? ちがう?」
P「なんていうんだろうな……恋の話とか好きか? って言いたかったんだ」
千早「……恋の話……ですか?」
P「うん。千早もそういう年頃だろうし……」
千早「……どうでしょうか。個人的には、あまり……」
P「へー……」
P(この反応ってことは……皆の噂話は耳にしていないのかな?)
P(まぁ、真面目な千早だもんな。少し、安心したかもしれない……)
P「じゃあさ、千早自身は、恋とかしてないのか?」
千早「で、ですから私はっ! もう……こ、今度は何と言い間違ったんですか?」
P「いや、個人的に興味があるだけ」
千早「…………」
44 :
あかん これはアカンでえ
45 :
千早にそれはあかん
46 = 11 :
千早はPに依存しているという風潮
47 = 1 :
千早「私自身は……正直、まだよくわからないです」
P「わからない?」
千早「……ええ。物語や歌の歌詞に出てくるような、誰かを愛する激しい感情も……」
千早「一目見た瞬間に恋に落ちるような、そんな出会いも……私は、経験したことがありませんから」
P「……そっか」
千早「でも……数ある人の感情のひとつとしての、『恋心』になら、興味はありますね」
P「……どういうことだ?」
千早「歌は、感情や思いを伝えるものです。ですから、それを知れれば、私は……」
千早「もっと、たくさんの人の心に響くような……そんな歌が歌えるようになると思いますから」
P「千早の目標を達成するための手段としての、感情ってこと?」
千早「そういう言い方をしてしまうと、なんだか冷たいと思われるかもしれませんが……そうですね」
千早「嬉しいことも、悲しいことも、恋することも……」
千早「人の心に生まれるあらゆる気持ちを、あらゆる人に伝えられるような……そんな歌手に、私はなりたいですから」
49 = 1 :
P「……千早、なんだか変わったな」
千早「えっ……、そうですか?」
P「うん、良い顔するようになったよ。良い顔で、夢を語るようになった」
千早「……夢……」
P「前までの千早だったらさ、恋する暇があるならレッスンレッスン! ひたすらレッスン!」
P「って、感じだったじゃないか。余計なことには興味ありません! って言ってさ」
千早「……ふふっ、そうかもしれませんね」
P「そのうち千早も、本物の恋、するようになるんだろうな……そう考えると少し、さみしいかもしれない」
千早「え? な、なぜプロデューサーが……?」
P「なんていうか、小さかった女の子が成長していくのを見ているみたいでね」
千早「……」
P「っと、ごめんごめん、俺なんかが生意気というか……変なこと言ってしまった」
千早「……プロデューサーは、謝るべきことが別にあると思います」
P「へ?」
千早「なんでもありません」プイッ
50 = 1 :
ちょい休憩
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