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    元スレ楽「俺、小咲と結婚することになったから」

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    152 :

    http://jbbs.shitaraba.net/internet/14562

    153 :

    これはマミー転校で楽狂っておわるな

    154 = 14 :

    やっぱマミーはトドメなのか

    155 = 1 :

                               
    小咲「……そ、そんなこと」

    「だって、おかしいだろっ!? だって、だって――」

    「二人して、全く同じ夢を見るなんて……っ! そんなの現実的に考えて、おかしいじゃないか……っ!」

    小咲「……」

    「くそっ……! で、でも、安心してくれ。お前は俺が、守るからっ!」

    「今度は、絶対に……っ! お前を危険な目に遭わせたり、しないからっ! 何があっても、お前は俺が――」

    ダキッ

    「……えっ?」

    ギュッ……

    156 :

    ドン引きしない小野寺さんにも狂気を感じる

    157 = 1 :

                       
    小咲「……楽くんは」

    「……」

    小咲「多分、きっと、私の知らないところで……。ずっと『なにか』と、戦ってきたんだね……」

    「こさき……」

    小咲「でも、もういいんだよ……。ごめんね。私が変なこと、言ったせいで……」

    小咲「この世界は『漫画』なんかじゃないよ。私たちは、『漫画』の登場人物なんかじゃない……」

    小咲「だって、聞こえるでしょう……?」


    ドクン 


    ドクン


    小咲「私たちは、生きてる」

    「……うっ、うぅ……」

    158 = 150 :

    >>156
    漫画の登場人物だからね

    159 = 31 :

    小野寺さんは天使
    はっきり分かるんだね

    161 = 1 :

                        
    「じゃ、じゃあ……」

    小咲「二人して同じ夢を見るなんて……。そんな『珍しいこと』も、あるんだね」

    「えっ……」

    小咲「私はただ……。『漫画みたい』、って、言っただけだよ? 『漫画そのもの』だなんて、言ってない」

    小咲「今回は……。ただ『漫画みたい』に珍しいことが、起きただけなんだよ」

    「……」

    小咲「それに……『事実は小説よりも奇なり』って言葉も、あるでしょ?」

    小咲「じゃあ、『現実は漫画よりも』……。どうなのかな」

    「っ!!」

    小咲「ふふっ。『漫画みたい』なことだって、そりゃ平気で起こるよ……。だってここは――」

    小咲「『現実』、なんだから」


    (……そうか。なんで俺は、気付かなかったんだ)

    (こんな簡単なことに……。なんで今まで、気付かなかった……?)

    (『現実』ってのは、俺が思ってたほど……。退屈でつまらない世界なんかじゃなかったって……。それだけのこと、だったんだ)

    162 = 89 :

    小野寺たそ~

    163 :

    たくすっぽい話だな

    164 = 3 :

    だとしたら千棘...

    165 = 1 :

                   
    ギュッ

    小咲「『現実』だから、『漫画』みたいなことも、『夢』みたいなことも、起きるんだよ……。こんな風に」

    「うん……。確かに、夢みたいだ」

    小咲「ふふっ……。あったかいね」

    「ああ……。それになんだか、良い香りだ……」

    小咲「ら、楽くん、恥ずかしいよ……」

    「はは……。でももう少しだけこうしてても、いいかな」

    小咲「あはは……。でも誰か、来ないかな」

    「……来ない」

    「――とは、言い切れないか。『現実』はそう、甘くないもんな」

    小咲「うん……。来ちゃったら……。その時に、考えよっか」

    「そうだな……」

    ギュ……

    166 = 1 :

                  
    ワイワイ…… ガヤガヤ……

    (遠くで声が聞こえる……。あいつら、まだまだ元気だなぁ……。これなら誰もこっちになんか、来ねえだろうな)

    小咲「……」

    「……」

    小咲「えっとね、楽くん。つまりね、そういうことなの」

    「ん?」

    小咲「私の、新しい夢。今朝見た夢が、そのまま……。私の叶えたい、新しい夢だよ」

    「……なるほど。実は最近俺にも、新しく叶えたい夢ができたところなんだよ」


    『なら、教えてやるよ。たった今できた、俺の新しい夢を』

    『小咲と一緒に幸せになることだっ!』

    小咲「そうなの? どんな夢?」

    「小咲と、同じだよ」

    168 = 1 :

                                          
    小咲「……そっか。じゃあまた私たち、同じ夢を、見てたんだ」

    「はは……」

    小咲「あはは……」

    「……」

    小咲「……」

    ドクン

    ドクン

    ドクン……

    ……

    ……


    「……結婚しよう、小咲」

    169 = 59 :

    はい

    170 = 11 :

    わーい

    172 = 1 :

                          
    小咲「……っ」

    「……」

    小咲「……」ポロッ

    「……」

    小咲「……グスッ」ポロッポロッ……




    小咲「はい……っ!」

    173 :

    えんだああああああああああああああああああああああああ

    174 = 1 :

                                       
                                   
    一条 楽と桐崎 千棘の『偽恋物語』は、幕を閉じ――

    一条 楽と小野寺 小咲の『恋物語』は、続いていく

    そして……

    一条 楽と愉快な仲間たちの、『物語』と言うほどでもない、平凡で、平穏な、ただの日常は――



    まだ、始まったばかりだ――





    ――――――――――――

    175 :

    いやああああああああああああああ

    176 = 3 :

    うぃるおおるうぇいずらびゅううううううううう

    177 :

    >>1

    面白かった
    ついに終わってしまうのか

    178 = 14 :

    まだだ、まだendの文字は出ていない

    180 = 173 :

    終わりならレスするだろうしまだだな

    181 = 99 :

    ここからどうなるのか

    182 = 1 :

                   
    そして――


    ――――――――――
    ――――――――
    ――――――
    ――――


    「――でもそこが逆にすごいよな。あんなもん、どうやったら思いつくんだよ」

    千棘「でもね、あの作者さんって結構、そういう展開が好きみたいなの」

    「いやぁ、それにしても。あの展開はマジで予想つかなかったなぁ。ここでそうくるかっ! っていう」

    千棘「そうそうっ! でも結構伏線とかは、3巻ぐらいからあったりするんだよ?」

    「そうなのかっ!? 帰ったら読み返してみるか……」

    小咲「あれ、二人とも。何の話?」

    「漫画だよ。千棘から、借りてな」

    「へぇー、楽。お前、漫画読んでんのか」

    「最近また読むようになったんだ。しっかし面白いもんだな。あー。続きが気になるー」

    るり「あんた、勉強は……?」
                       

    185 = 1 :

                                                 
    千棘「小咲ちゃんにも今度、貸してあげるねっ!」

    小咲「ほんと? 私も漫画あまり読まないんだけど、楽しめるかな?」

    千棘「大丈夫大丈夫っ! ちょっとグロいけど、大丈夫だよっ!」

    小咲「グロいのっ!?」

    「やめろ。小咲はああいうのは読まねえよ。お前とは違うんだ」

    千棘「えーっ。私がゲテモノ好きみたいに言うの、やめてよぉー」

    「ふーん。楽が、漫画をねぇ……。こりゃ進歩かもね、るりちゃん」

    るり「そんな分かったような顔で言われても、なにが進歩なのか私にはさっぱりなんだけど……」


    ガラッ

    先生「よーしみんな、席につけー」

    186 = 63 :

    まさか…!!

    187 = 59 :

    転校ふらぐ

    188 = 1 :

                                    
    先生「はい、注目ー。今日はお前らに、特に男子に、嬉しい知らせがあるぞーっ」

    「なにー? せんせー」

    「もしかして、転入生とかー?」

    (転入生ねぇ……)

    先生「お、当たりだ。しかもすっげぇ美人だぞ」

    「マジ? やったーっ! また転入生だーっ!」

    「俺このクラスでよかったぁー!」

    千棘「ね、ねぇ! 転入生だって! 同じ転入生同士だし、仲良くなれるといいな……」

    「……」







    「……は?」

    189 :

    鶫か?マリーか?

    190 = 173 :

    両方か

    191 = 1 :

                            
    ザワザワ 

    (てん、にゅう、せい……?)

    千棘「……? どうしたの、楽くん」

    (なんで……。鶫……? いや、そんなはずは……。あいつは、だって……)

    (鶫じゃない……。だとしたらじゃあ、一体、誰――)

    先生「それじゃ入って、『橘』さん」

    「はい」


    シャラン……


    「……っ!?」



    「……皆さん初めまして」


    万里花「橘 万里花と申します。何卒よろしくお願いします」
                                           

    192 = 31 :

    きたな

    193 = 99 :

    きたか

    194 :

    2スレ使って半分って言ってたもんね
    まだまだだねこりゃあ・・・

    195 = 1 :

                                      
    ザワッ

    「うおおおおおおお! かわいいーっ!!」「モデル!? モデルなの!?」

    ワーワー パチパチ

    「……」

    (なんだ、こいつは……? 誰、だ……?)

    (分からない……。いやでも、この娘……)

    (昔、どこかで、会ったことがあるような……?) 


    万里花「……」

    万里花「……っ!!」

    196 = 59 :

    まぁいい暇つぶしだよ

    198 = 1 :

                                
    万里花「楽様~~~~~~~~!!」

    「……はっ?」

    万里花「ずっとお会いしたかったですわ~~~~~!!」


    ダキッ


    ギュウッ




    「……」

    「はぁ……!?」

    199 :

    小咲ってどんなやつだっけ

    200 = 55 :

    ふむ


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