ほ

あこちゃーのおもちが大きくなりますように

クロチャーマイフレンド

漫が鈴の餌食に！

しえ

スパーン！×３

憧「あ、あんなん笑うでしょ……！」

穏乃「だ、大丈夫なんですかあの人……」

春「……さぁ、行きましょう」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

本殿の中に入る一行。そこで彼女たちを待ち受ける笑いの刺客とは……！？

春「……ここで少々お待ちください」

そういって奥へ下がるはるる。

憧「今度はいったいなによ～……」

灼「……また変な人が出てくるとかじゃないの」

？？「お待たせしました」

宥「この人宮守女子の……」

塞「降神術師の臼沢塞です」

穏乃「こうしん……？」

塞「簡単に言えば、器となる人間に神様を降ろしてお告げを聞くことです」

穏乃「わ、わかるようなわかんないような……」

塞「実際にやってみた方が早いでしょう……滝見さん」

春「……はい」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

初美「よいしょ……」

巴「……ん」

ズルズル

はるる以下巫女服を着た人たちが、仰向けになった三人を運んでくる。

塞「こちらの人たちに神様を降ろして、あなたたちの悩み事を聞いて差し上げましょう」

憧「この人たちは一応寝ている設定なのよね……？」

塞「設定というのがよくわかりませんが……そうです、はい」

憧「……」

ふんふむ

灼（……どの顔も見たことある人ばかり……特にそっちの人は）ﾁﾗｯ

塞「ではまず初めにこちらの30代後半の女性に恋愛の神様を降ろしてみましょう」

健夜「……」

穏乃・灼「……ﾝﾌﾌﾌｗ」

デデーン

アナウンス「高鴨 鷺森　アウトー」

スパーン！×２

穏乃「さ、30代後半って情報いりますか……？」ｽﾊﾟｰﾝ

灼「ていうかアラフォーだっけ……？」

健夜（アラサーだよ！）ﾓｿﾞ

憧「今動いたけど……」

塞「気のせいです……ではいきます」

トッププロまで巻き込んでいくのか

日本最強なのに女子高生達と同じ扱いされるすこやんアラフォー！

（フー！）チャッチャ～ラチャ～ラチャチャチャ～♪ 曲：New SPARKS!

一同「っ！？」ﾋﾞｸｯ

突如鳴り出す音楽。そしてそれに合わせてノリノリでダンスをする降神術師。

塞「……はっ！」

健夜「……」ｽｸｯ

塞「……成功しました。では新子さん」

憧「あ、はい……」（なんで名前知ってんだろ……）

塞「なにか恋愛について相談したいことはございますか？」

憧「いえ、ないです」

玄・灼「……ﾝﾌｯｗ」

デデーン

アナウンス「鷺森 松実玄　アウトー」

スパーン！×２

こんなすこやんをこーこちゃんが撮っていないわけがない

玄「あ、憧ちゃん……真面目にやってよ……」

灼「うちらに被害及ぼさないで……」

憧「いやだって相談したところで絶対良いことないし……」

塞「なんでもいいんです」

憧「んー……じゃ何歳くらいで結婚できますか？」

健夜「……」

憧「……？」



健夜「……無理。あなた結婚無理。一生独身」

憧「はぁ！？」

穏乃・灼・玄・宥「……ﾌﾞｯｗ」

デデーン

アナウンス「高鴨 鷺森 松実玄 松実宥　アウトー」

これただのすこやんの嫉妬だろｗｗｗ

穏乃あいてじゃ女の子同士だから結婚できないもんね

そりゃ独身扱いだね

こんな所にも穏憧厨は湧くのか

そういえばiPS細胞で

この憧もシズのこと好きそうに描かれてるしいいじゃん！

このSS自体そういう設定ですし……

STAPしちゃったか

憧「アラフォーに言われたかないわよ！」

健夜「な、なｎ……！」ﾓｶﾞﾓｶﾞ

塞「……」ｸﾞｸﾞｸﾞ

スパーン！×４

穏乃「いったぁぁぁ……」

灼「……ｯ、寒さも相まって、もう感覚がなくなりつつある……」

宥「……」ｺｸｺｸ

憧「パチモン占いとはわかっててもなんか腹立つ……！」ﾑｽｯ

健夜「……」

塞「どうもありがとうございました……では、次の神様にお告げを聞きましょう」

玄「も、もういいよ～……」

塞「次は学問の神様です……それでは松実玄さん、どうぞ」

ピッチピチの女子高生とカッサカサのアラフォーじゃ仕方ない

玄「わ、私！？ なんでですか？」

塞「一番深刻な悩みを抱えてそうだからです」

玄「え……？」

憧・灼「……ﾝﾌﾌｯ」

デデーン

アナウンス「新子 鷺森　アウトー」

スパーン！×２

憧「なんて直球な返答の仕方なのよ……」

（フー！）チャッチャ～ラチャ～ラチャチャチャ～♪ 曲：New SPARKS!

一同「っ！？」ﾋﾞｸｯ

ノリノリで踊りだす降神術師。

灼「そ、それいちいちビビるんでやめてもらえませんか……」

塞「はっ！」

学力高そうなのは和か小走先輩かな？

和「……」ﾑｸｯ

玄（あ、和ちゃんだ……）

塞「それでは質問お願いします」

玄「え、え～っと……もっと賢くなるにはどうしたらいいでしょうか？」

和「……」

玄「……」ｺﾞｸﾘ

和「……生まれる前からやり直しましょう」

穏乃・憧・灼・宥「……ﾝﾌﾌﾌﾌｗ」

デデーン

アナウンス「高鴨 新子 鷺森 松実宥　アウトー」

スパーン！×４

宥姉まで笑ったらそんな顔になっちゃうわね

憧「ちょっと和ぁ！」

穏乃「ひ、ひどすぎ……ｯ！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

玄「な、なんかすごくバカにされた気がするのです……！」

宥「だ、大丈夫だよ玄ちゃん……私はそのままの玄ちゃんが一番好きだから」

玄「お、おねえちゃぁん……」ﾀﾞｷｯ

灼（それフォローになってるのかな……さっき宥さん笑ってたし）

塞「それじゃ最後の神様いってみましょう」

穏乃「えっと、なんの神様ですか」

塞「金運の神様です。それでは鷺森灼さん、どうぞ」

灼「私か……」

穏乃「がんばれ、灼さん！」

憧（なんの応援よ……）

（フー！）チャッチャ～ラチャ～ラチャチャチャ～♪ 曲：New SPARKS!

一同「……」（無反応）

ノリノリで歌いだす降神術師。

塞「絶ッ対譲れない、この時を待～～～～ってたよ～～～～～っ♪」

灼（長……早く始めて）

塞「はっ！」

ネリー「……」ﾑｸｯ

塞「……ふぅ、それでは質問どうぞ」

灼「えっと……金運の神様なんだよね」

ネリー「そうだよ」

灼「じゃあ……お金をうまく貯めるコツを教えてください」

ネリー「なに言ってるの？ お金は貯めるためにあるんじゃなくて使うためにあるんだよ？」

灼「……」

鷺森レーンはたぶん儲かってるから！

ネリー「とりあえずあなたは服買った方がいいよ……高2でタヌキはダサいから」

灼「なっ……！///」

憧「……ﾌﾞｯｗ」宥「ﾌﾌｯ……」

デデーン

アナウンス「新子 松実宥　アウトー」

スパーン！×２

灼「よ、余計なお世話だと思……！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

玄「お、落ち着いて灼ちゃん……！」

憧「と、とりあえず今度買い物付き合ってあげるから……ｯ」

穏乃「灼さんもジャージにしたらいいのに」

宥「そ、それもどうかな……」

塞「それではこれで、降神の儀を終わりにしたいと思います」

赤土「ほらお前たち、ちゃんとお礼言えよ？」

一同「ありがとうございました」

アライグマだし！タヌキとはちがうし！

④

神社での研修を終えた一行は旅館に戻るために車に乗り込む。

灼「帰りは車なんだ……」

宥「その方があったかくていいけど……」

憧「それよりもうこんな暗くなってたのね。びっくり」

赤土「それでは、神主。今日はありがとうございました」

春「……はい、またいつかお会いしましょう」

憧（絶対やだけどね……）

トントン

憧「ん？」

春「またきてね」（特大サイズの黒糖を鼻に詰めたはるる）

憧「……ﾌﾞﾌｯｗ」

デデーン

アナウンス「新子　アウトー」

はるるが女を捨てている・・・

はるる身体張り過ぎだろ…

こんなに笑いに積極的なはるる初めて…！

はるるが今のとこ一番笑わせてるな

はるるのことだから鼻に詰めた黒糖はしっかり食べるんだろうなぁ

テロップ『※ここで使用した黒糖はこの後はるるが美味しくいただきました』

はるるなら体中の穴から黒糖を食べられるはず

スパーン！

憧「な、なんでそんなで……ｯ、でかい黒糖が入んのよ……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

春「それが自慢」ﾆｯｺﾘ

憧「……」

プップー（発進）

憧「さ、最後まで油断できないわ……ほんと」

穏乃「いや～……長かったね」ｳｩｰﾝ

赤土「お前ら、まだ終わったわけじゃないんだから気抜くなよ？」

憧「わかってますって……」ﾁﾗｯ



ブロロロロッ！

蒲原「ワハハー、タイヤが溝から抜けないぞー」

佳織「智美ちゃん、早く電話しようよ～！」

憧「……ﾌﾞﾌｯｗ」

そのうちワーゲンバスが爆発したりしそう

デデーン

アナウンス「新子　アウトー」

憧「な、なんなのよあいつらはぁ……っ！」ｽﾊﾟｰﾝ

宥「……ｯ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

穏乃「む、睦月さんあいかわらずマンガ読んでるし……ｯ」

睦月「……」ﾍﾟﾗｯ

玄「……ﾌﾞﾌｯｗ」

デデーン

アナウンス「松実玄　アウトー」

玄「い、言われなければ気づかなかったの……にっ！」ｽﾊﾟｰﾝ

赤土「あの人たちも大変だな……もうすぐ旅館だから準備しとけよ」

レジェンド乳寄せて乳

やっとのことで旅館にたどり着く一行。
だが、本当の笑いの地獄はここからだということを5人はまだ知る由もなかった……！

赤土「じゃ、控室戻っててな。あとで迎え行くから」

スタスタ

灼「なんかハルちゃんだんだんテキトーになってきてない……？」

玄「たしかに……」

憧「そんなことよりさ、早く控室戻って休めるときに休んじゃお」ﾌｧｱ

宥「うん……そうだね」

穏乃「あ、憧……あれ」

憧「ん……なによ？」ﾁﾗｯ



一「……くしゅんっ！」（全裸の国広一再び）

憧・灼「……ﾌﾞﾌｯｗ」

デデーン

アナウンス「新子 鷺森　アウトー」

さむそう

憧「なんでここにいんのよ……っ！」ｽﾊﾟｰﾝ

灼「ロープウェイ降ってったのはそういうことだったんだ……っ！」ｽﾊﾟｰﾝ

一「あ、あの……」

玄「わわっ、話しかけてきたよ……」

一「すみません、ここに泊めて頂けませんか……」

憧「え、えーっと……」

宥「それはカウンターの方に確認してもらわないと……」

一「いえ、さっきも掛け合ったんですが……その……」

？？「いたぞ！ あいつだ！」

ダダダッ

一「わっ……」

ドタドタ

ガチ警察でもおかしくない格好だから困る