元スレ末原「カンされるばかりが麻雀じゃないやろ!」漫「先輩……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 75 :
りょうさん修三みたいやなw
102 = 75 :
修造やなwどうでもいいなw
103 = 70 :
爽「あぢー…」カチャ
咲「えい!」カチャ
末原「……」カチャ
えり『……しかし屋外ですから』
ブーン ブーン
えり『蚊がいっぱい飛んでますね……』
栗巣『そんなの気合で撥ね退けますよ!!』カッ!
蚊1≪ナンダコノオンナ!アツクテチカヨレネーヨ!≫
蚊2≪トナリノオンナニシヨーゼ≫
蚊1≪バカヤロ!ケショウガアツクテハリガササンネーヨ!!≫
えり『誰かがわたしをバカにしてる気がする……』
ネリー「!!キタ!!リーチだよ!!」スタッ!
栗巣『きたああああああああ!!!』
えり『早くもネリーがリーチです!』
104 = 70 :
ネリー「へへへーん!」
末原「……」
えり『4巡目でテンパイですからねぇ、この捨て牌ではなかなか待ちを読むことは難しいでしょう』
ネリー(西の単騎だよ!振り込め振り込め!末原さん振り込め詐欺だよ!)
栗巣『西は末原さんが1枚持ってますよ!気合で振り込みを回避してほしいですね!!』ボワッ!
末原「……」
ネリー「来い来い!!ばっちこいだよ!!」
末原「……」
興奮するネリーをしり目に末原はそっと耳をすました……
105 = 75 :
しえん
106 = 70 :
末原「……」
ネリー「へへーん!へへーん!」
末原「……」
爽「テンパイ早いなぁ……」
末原「……」
咲「まだ3位かぁ……」
末原「……」
ネリー「へ……へへ……」
爽「あぢ……-……」
咲「すご……ネ……」
末原「……」
107 = 70 :
末原「……」
………………………
末原「……」
…………………ち…
末原「……」
………シ………ち…
末原「……」
………シャー…ち…
末原「……」
………シャー待ち…
末原「……」
………シャー待ち単騎…
末原「!!」
………西待ち単騎!!!
末原「ナイスネイチャー!!ネリー!お前の街は西の単騎だ!」
108 = 75 :
しえん
109 = 70 :
ネリー「え……」
えり『おーっと末原!なんとネリーの待ちを言い当てた!』
末原「お前の待ちは西だ!」
ネリー「な、なんで!そ、そんな!」
爽「本当に西なんだ……」
ネリー「あああ!!!」
咲「ネリーちゃん……」
ネリー「なんで!なんでわかるの!あ!見たんでしょ!エッチ!!」
末原「バッドネイチャー!覗くようなそんなセコイ手は使わない!耳だ!」
ネリー「耳?」
爽「ミミーだパン」
末原「耳をすまして木の声を聴いたんだ!木がわたしにネリーの待ちを教えてくれたんだ!」
ネリー「なん……だと……」
110 :
KBTIT「パクられた……だと……」
111 = 75 :
通しか
112 = 70 :
爽「木の声を聴く?なに言ってるの……なまらおかしいよこの人……」
末原「おかしくない!いいか!森も10日間もいれば10キロ先の悪口も聞こえるようになる!」
ネリー「す、すごい……」
咲(3日前一緒に麻雀打ったハズなのに……)
末原「いいか!山で生き抜くには耳を鍛えるんだ!そして山と同化するんだ!」
ネリー「野性児だよ……」
末原「そうすればどんな危険な事だって事前に木が教えてくれるんだ!そうだわたしは山なんだ!」
爽「は、はぁ……」
ネリー「凄いよ!この人ならガイトさんにだって喧嘩で勝てるよ!」
末原「山でわたしに勝てる者などいない!ん!」
ネリー「どうしたの末原さん?」
末原「!!バッドネイチャー!!」ビシュッ!
突然末原が胸のポケットからあるモノを取り出し思いっきり投げたのだ……!
113 = 70 :
姫松高校控室にて
ネリー『す、すごいよ……!』
洋榎「恭子凄いな……」 絹恵「ああもう!蚊がいっぱいで嫌になっちゃう!」パン!
漫「なにが控室ですか!ただ野外に椅子とテレビが無造作に置いてあるだけやないか!」
赤阪「アウトドアやな!いつかみんなでキャンプに行きたいで~」 由子「代行とは絶対に行きたくないのよー」
末原『わたしは山と同化してる!』
漫「ハハハ!頭のほうもどうかしてまっせ!」
末原『!!バッドネイチャー!!』ビシュッ!
洋榎「この能力を駆使してホンマに勝てるんやろか……」
絹恵「末原先輩を信じようお姉ちゃん」
由子「!!漫ちゃん危ないのよー!!」ドンッ!
漫「うわっ!急になに……」ドターン!
とそのとき……! ザクゥ!!!!
漫「うわあああ!!なんやなんや!!」
なんと漫の椅子の背もたれに箸が一本刺さっていたのだ……!
114 = 75 :
しえん
116 = 70 :
準決勝会場にて
末原「ちっ!さすが由子だ!」
ネリー「な、な、な!なにしてるの末原さん!」
末原「遠くでわたしを侮辱する声が聞こえたから罰を与えたんだ」
爽「そんなことよりなんで箸?」
末原「山の中で必要なのは食糧でも水分でもなくこの箸なんだ!箸は使いようによっては武器にもなる!」
爽「は、はぁ……」
末原「食糧なんてモノは森が恵んでくれるんだ!」ピィー!
そう言うと末原は口笛を吹いた……すると……
リス「ちゅー!ちゅー!」
なんとリスが現れたのだ……!そのリスはなんと木の実を持っていた……!
末原「ありがとうリスくん、ングング!」
ネリー「あ……あ……」
末原「ンマーイ!山の自然だけで育まれた食糧の美味さはどんな料理でも敵わないんだ!」
117 = 115 :
(…リスってちゅーちゅー鳴くのか?)
118 = 75 :
しえん
119 :
勢いで草生える
120 = 70 :
ネリー「美味しそう!ネリーも食べたい!食べたいよ!」
末原「口笛を吹いてみればいい、もしかしたら森の仲間が恵んでくれるかもしれない」
ネリー「うんやってみる!えい!」ピィー!
すると……今度は……
鳥「ちゅんちゅん!ちゅんちゅん!」
なんと鳥が木の実を運んできたのだ……!
ネリー「やったぁ!すごく美味しそうだよ!さっそく食べるよ!」モグモグ
爽「どう?」
ネリー「ン……」 爽「ン?」
ネリー「ンンンンンン?!なにこれぇ!!凄く不味いよ!!酷いよ!アギャギャギャギャギャ!!!」
末原「バッドネイチャー!そう簡単に森の仲間たちが気を許してくれると思うな!仲間じゃないと感じたら彼らは容赦ないぞ!」
ネリー「頭がクラクラするよぉぉぉ~~~~~~!!」カチャ
末原「ナイスネイチャー!!ロン!中ホンイツドラドラ!ハネ満!」
ネリー「ひぐぅ!!」
えり『なんと末原テンパっていた!』
121 = 70 :
ネリー「頭が痛いよぉぉぉぉ!!!」ポロポロ
爽「そりゃあんなわけのわからないモノを食べちゃそうなるよ……」
末原「森の仲間たちに認められるには最低1週間森の中で生活しなければならない!
それを怠ったら袋叩きだ!それを覚悟しなければならない!」
ネリー「ふぎぃ……」ボロボロ
栗巣『さすがHOMEでの末原の力!凄いですね!』
えり『良いんでしょうかこれ……』
末原「さぁ次!次に行くぞ!」
ネリー「うぐぐぐ……」
咲「……」
122 = 75 :
しえん
123 = 70 :
その後も末原の快進撃は続いた……!
爽「……」カチャ
爽「(!!ツモった!やった!)ツ……」
末原「バッドネイチャー!!」ピカーッ!
爽「うわっ!眩しい!!」
えり『いきなりライトを思いっきり獅子原に浴びせた!』
末原「軍事用に作られた懐中電灯だ!森の中では光も武器になる!」
爽「眩しいよぃ!目が!目が!」
コロコロ…
末原「ナイスネイチャー!ロン!ジュンチャンリャンペーコードラドラ!倍満だ!!」
爽「ひぐぅ!」
栗巣9m『末原の勢いが止まらなぁぁぁい!!!!』ビシィ!!
124 = 70 :
ネリー「ううう……」
末原は森の中――HOMEの利を生かし一気呵成にたたみかける……!
ネリー「(キタ!!)ツ……」 末原「!!」ピュー!
ドドドドドドドドドド!!!!
ネリー「え……」
えり『末原が笛を吹いた瞬間!大量のイノシシが突っ込んできました!!』
ネリー「うわああああ!!!」
イノシシ「ンモー!!ンモー!!」
ドン!ドン!ドン!ドン!
えり『雀卓にイノシシが激突!』
ネリー「あ!ネリーの和了牌が!」コロコロ…
末原「ナイスネイチャー!ロン!三色ドラドラ!満貫!」
ネリー「違うよ!それは捨て牌じゃなくてネリーの……」
イノシシ「!!」ドンッ! ネリー「ギニヤ!!」
栗巣『まさに猪突猛進です!!』
125 = 75 :
ニューギニヤ!
126 = 70 :
ネリー「ハァハァ……」
爽「もう帰りたい……」
末原「山は歩くんじゃない泳ぐんだ!」
ネリー「ガイトさん助けて……」ポロポロ
えり『大将戦もついに終盤です、現在トップはダントツで姫松高校です』
栗巣9m『末原さんの気合は素晴らしい!!』ビシィ!
咲「……」
えり『しかし末原は凄いですね……』
栗巣『熱い!!熱いです!!これはインターハイの麻雀ですよおおおお!!!』
えり『はぁ……」
りす『ちゅーちゅー』
127 :
快作
128 = 75 :
しえん
129 = 115 :
なんかこのシリーズは咲以上にネリーが酷い目に合ってる気がする
131 = 70 :
えり『あ!見てください栗巣プロ!リスですよリス!』 栗巣『え……』
りす『ちゅーちゅー』
えり『いやぁ可愛いですね!リスですよ!初めて生で観ましたよリス!』
栗巣『……』
鳥『ちゅんちゅん!ちゅんちゅん!』 えり『あ!あそこにはトリですよ!いやぁ自然豊かですねぇここ!』
栗巣『うん……』 えり『リスですよ!トリですよ!栗巣プロ!』
栗巣『そ、そうですね……』
えり『クリスプロ!トリです!リスです!』キャッキャッキャッ!
栗巣『……』
えり『トリスプロ!』
栗巣『!!』
えり『じゃなかった栗巣プロ!えへへ間違えちゃいましたね』
栗巣『う……』ポロ
えり『え……』 栗巣『ふえええええん……ふええええん……』ポロポロ
えり『ちょ!』 栗巣『うわああああああああああん!!!』ボロボロ
132 = 75 :
ヤッターマンコーヒーライター
133 = 70 :
姫松高校控室にて
栗巣『うわああああああん!!トリスって言ったァァァァ!!!』ボロボロ
えり『な、なんで泣くんですか……』オロオロ
洋榎「あーあ泣かせてもうたか」
絹恵「なんで泣いてるんやろ……」
由子「ウィキペディアによると中学生のころトリスと呼ばれて苛められたらしいのよー」カチカチ
洋榎「トリスってどういうことやねん」
漫「トリス!トリス!トリス!」
絹恵「それお酒やん」
赤阪「ねばる女の In-Cock-Bockeeやな」
栗巣『うぐ……』グジュ
134 = 70 :
準決勝会場にて
栗巣『ううう……』グジュ
えり『泣きやんでくださいよ……』
栗巣『も、もう大丈夫です……』グジュ
えり『なんか傷つけてしまったみたいですね……』
栗巣『大丈夫です……昔の嫌なことをちょっと思い出してしまっただけです……』
えり『そうですか……』
m9栗巣『ふふふ……そんなことでへこたれるわたしじゃありませんよ……』ビシィ!
えり『はぁ……』
栗巣『涙はココロの汗さ』キラーン
えり『……』
栗巣『熱いを通り越して痛いですね……』
ネリー「リーチだよ!」
末原「……」
えり『おっといつの間にかネリーがリーチしてますよ……』
135 = 75 :
しえん
136 = 70 :
準決勝会場にて
栗巣『ううう……』グジュ
えり『泣きやんでくださいよ……』
栗巣『も、もう大丈夫です……』グジュ
えり『なんか傷つけてしまったみたいですね……』
栗巣『大丈夫です……昔の嫌なことをちょっと思い出してしまっただけです……』
えり『そうですか……』
m9栗巣『ふふふ……そんなことでへこたれるわたしじゃありませんよ……』ビシィ!
えり『はぁ……』
栗巣『涙はココロの汗さ』キラーン
えり『……』
栗巣『さぁ気合だあああああああ!!!』
えり『熱いを通り越して痛いですね……』
ネリー「リーチだよ!」
えり『おっといつの間にかネリーがリーチしてますよ……』
137 = 70 :
末原「……」 ネリー「ハァハァ……」
えり『さぁネリー今回こそ和了れるか!』
ネリー(牌は伏せてるからツリー達もネリーの待ちはわからないよ!)
末原「……」
ネリー「一発カモン!」カチャ
えり『一発で和了れるでしょうか!』
ネリー「!!キタ!!ツ……」
末原「!!」ピィー! ネリー「くっ!!」
えり『ネリーが和了しようとしたらすかさず笛を吹いた!』
ネリー「猿でも鹿でもトナカイでもカモノハシでもばっちこいだよ!ガイトさん仕込の喧嘩キックをお見舞いするよ!」
ノッシノッシノッシ・・・
えり『さぁ次はいったいなにが……』
熊「……」ギロリ!
栗巣『熊だあああああああああああ!!!!』
ネリー「無理無理無理無理!!!グリズリーには勝てないよ!!!」
138 = 75 :
しえん
141 :
さるよけ
142 = 141 :
もいっこ
143 = 140 :
しえん
144 :
>>129
このシリーズでネリーに目覚めた
145 :
ていやー
147 = 70 :
熊「ふしゅるー…ふしゅるー…」ノシノシ
ネリー「は、鼻息が荒いよ……」ガタガタ 爽「つ、ツキノワグマだ……」ブルブル
えり『まさかの熊です……警察呼んだほうが良いんじゃないですか……』
栗巣『気合で一発ですよあんなの!』ボワッ!
熊「ふしゅるー…ふしゅるー…」ノシノシ ネリー「く、くまなんて気にしないよ!ツ……」
熊「キシャーーーーー!!!」 ネリー「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」ガタガタ
えり『これでは和了出来ません!!』
ネリー「怖いよぉ……助けてよガイトさん……」ポロポロ
m9栗巣『諦めるな!!そこで諦めたら死んだも同然だよ!!』ビシィ! えり『じゃあどうすればいいんですか……』
ネリー「ひっぐひっぐ……」 爽「助けてムツゴロウさん……」
末原「山では熊に勝つことが強者の条件なんだ!」
ネリー「うぐ……」
えり『このまま末原がトップのまま試合は終わってしまうのでしょうか』
誰もが末原の勝利を確信した……が、しかし……!
咲「末原さん、そろそろいい加減にしなよ」 末原「え……」
148 = 141 :
ねりねり
149 = 75 :
おや、咲さんの様子が…
150 = 70 :
えり『おーっとどうしたでしょう宮永、末原を挑発ですか?』
末原「なんだ、森の中でわたしに喧嘩を売る気か!」
咲「さっきから末原さんの発言にイライラするよ……なにが森の仲間たち?山と同化?おかしくて笑っちゃうよ……」ニコニコ
末原「バッドネイチャー!わたしを愚弄する気か!」
咲「別に馬鹿にしてないよ~、だったらさぁ」スタッ
末原「ん?」
咲「木の声を聞いてわたしの待ちを当ててみてよぉ」
末原「ふんそんなことか!よろしい!やってみよう!」
ネリー「咲ちゃん……」
爽「言うねぇ」
咲「フフンフフンフフ~ン♪」
末原「……」
えり『末原が耳をすましはじめました……』
みんなの評価 : ☆
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