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    元スレ末原「ミナサン コンバンハ ワタシ ガンバリマス」漫「先輩……」

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    1 :

      姫松高校控室にて

    末原「……」

    洋榎「恭子元気だしーや」

    絹恵「そうですよ先輩!」

    由子「準決勝へ行けたのは恭子のおかげなのよー」

    末原「みんなありがとう……せやけどあれは宮永の手のひらで踊らされてただけや……」

    「準決勝で返り討ちすればええやないですか!末原恭子ならやれますよ!」

    洋榎「漫も準決勝こそは爆発しぃや」

    「が、頑張ります……」

    末原「……」

    2 :

    ほう

    4 :

    ふぅーむなるほどなるほどなるほどー

    5 :

    愛宕洋榎ちゃんと制服デートしたい

    6 = 1 :

    末原「くっ……」ボロボロ

    洋榎「な、なに泣いとんねん!」

    末原「みんなすまん……ホンマすまん……」ボロボロ

    絹恵「そ、そんな泣かんといてくださいよ先輩……」オロオロ

    「元気出してくださいよ先輩……」

      ガチャン

    赤阪「飲んで~飲んで~飲まれて~飲んで~♪」

    洋榎「あかん、最悪のタイミングで登場や」

    赤阪「あれ~恭子ちゃんなんで泣いてるん~」ニコニコ

    末原「……」

    7 :

    正直このままじゃ末原先輩惨めすぎだよなぁ

    8 :

    末原「すいません代理、わたしのせいで名門の名に泥を塗ってしまいました」

    赤阪「そんなの全然かまへんよ~、想定の範囲内やったし」

    絹恵「え、それどういうことです……」

    赤阪「末原ちゃんが清澄の子に勝てるなんてつゆほどにも思ってなかったで~」

    絹恵「な……!」

    洋榎「なに言うとるんや!恭子を馬鹿にしてはるんですか!」

    赤阪「え?え~、まさか本気で勝てると思うてたん?ちょっと冗談はやめてよお姉ちゃ~ん」

    洋榎「なんやと!」

    末原「いいんです主将、事実その通りなんですから」

    9 = 2 :

    大切なものを代償に一瞬だけの邪悪な力を手に入れる的な展開だったな

    10 :

    末原先輩が暗黒面に堕ちると聞いて

    11 = 8 :

    洋榎「恭子……」

    末原「実際に対局してみて痛いほど身に沁みました、結局凡人では怪物たちに太刀打ちできないということを」

    洋榎「なに弱気になっとるんや恭子!今までたくさん練習してきたやろ!」

    末原「努力だけでは出来ないことだってあるんですよ……私は大将の座から降ります」

    絹恵「先輩……」

    末原「次の大将は誰がええやろか、主将は……」

    洋榎「うあちは絶対やらへんで!」

    末原「由子は……」

    由子「自信ないのよー」

    末原「……」チラッ

    「じゃ、じゃあうちが……!」

    末原「絹ちゃんお願いします」

    「なんでですねん!」

    赤阪「ねぇ末原ちゃん、あの子より強くなりたい?」

    末原「え……」

    12 :

    これを飲めば強くなれる。ただし猛毒かもしれん

    13 = 8 :

    洋榎「恭子……」

    末原「実際に対局してみて痛いほど身に沁みました、結局凡人では怪物たちに太刀打ちできないということを」

    洋榎「なに弱気になっとるんや恭子!今までたくさん練習してきたやろ!」

    末原「努力だけでは出来ないことだってあるんですよ……私は大将の座から降ります」

    絹恵「先輩……」

    末原「次の大将は誰がええやろか、主将は……」

    洋榎「うちは絶対やらへんで!大将はぜったい恭子や!」

    末原「由子は……」

    由子「自信ないのよー……」

    末原「……」チラッ

    「じゃ、じゃあうちが……!」

    末原「絹ちゃんお願いします」

    「なんでですねん!」

    赤阪「ねぇ末原ちゃん、あの子より強くなりたい?」

    末原「え……」

    14 = 8 :

    末原「勝てる方法があるんですか?!」

    赤阪「ひとつだけあるで~、目には目を、怪物には怪物をやな~」

    末原「どういうことですかそれは……」

    赤阪「あの子に勝つにはな、人間を捨てなあかんのや」

    末原「な……」

    洋榎「どういうことですんそれ……」

    赤阪「まぁそれは当日のお楽しみってことで~」フフーン

    「なんかえらい胡散臭いですよ……」

    末原「でもわたしは……その僅かな可能性に賭けてみたい……!」

    赤阪「ほな決定やな~」

    15 :

    決勝は負けること前提ですか

    16 :

    前にあったSSだと野獣と化したが
    今度はロボか

    17 :

    ロボ原さんの画像あったよな…

    18 :

    「矢」を使う気か…やめろ人間、化け物は人間に倒されなければならんのだ。

    19 :

    ロボチガウ・・・ロボチガウ・・・

    20 :

    21 = 8 :

    赤阪「ほなさっそく行くで~」フラフラー

    末原「……」

    絹恵「先輩!」

    末原「絹ちゃんどうしたんですか?」

    絹恵「うちめっちゃ心配ですねん!このままもう先輩とは一生会えないんやないかと思えてしょうがないんです……」

    末原「そんな大げさな……」

    「でも人間捨てるって言ってはりましたやん、なんか怖いですよ……」

    末原「大丈夫です二人とも、私は生きて帰ってきます、それと漫ちゃんは自分の心配をしてください」

    洋榎「恭子……」

    由子「行ってらっしゃいなのよー」

    末原「行ってきます」

      ガチャン

    22 :

    末原「サ、サキサン…」

    23 :

    ??「科学の進歩に犠牲はツキモノデース々

    24 :

    ロボ原「コレガ科学ノ力ダ」

    25 :

    ロボ原「ロンでございます」

    26 = 12 :

    アシモ原先輩…

    27 = 8 :

      ブロロロロロロロロ・・・・・・

    赤阪「大阪で~生まれた~女やさかい~♪」

    末原「……」

    赤阪「なんや末原ちゃん、もしかして緊張してるん?」

    末原「緊張もしますよ、このあとなにをされるのか分からないんですから」

    赤阪「そんな心配しなくても大丈夫やって、ちょっとチクっとするだけや」

    末原「注射ですか……」

    赤阪「でもこれで末原ちゃんはあの清澄の子にも勝てるようになるで~、というか世界最強やな~」

    末原「世界最強ですか」

    赤阪「そうやで~」ニコニコ

    末原「……」

    赤阪(まぁ手術が成功すればの話やけどな~)

    赤阪「あ、もうすぐ目的地につくで~」

    28 :

    科学でオカルトが出せるわけがないだろいい加減にしろ!!

    29 :

    戦犯ホームランとカウボーイに期待

    30 = 17 :

    >>28
    充分に発達 した科学技術は、魔法と見分けが付かない

    31 :

    あちゃー臓器になっちゃったかー

    32 :

    >>29
    あれ絶対に鉄山靠みたいに卓の外で使う技だろwwwwwwww

    33 = 8 :

        研究所にて

    赤阪「博士おる~?」

    ハカセ「赤阪サンお久しぶりデース」

    赤阪「めっちゃ久しぶりやん、まだ生きててホッとしたわ~」

    末原「……」

    赤阪「あ、この子がさっき電話で伝えた実験台……やなくて患者の末原恭子ちゃんです~」

    末原「末原です」

    ハカセ「よろしくデース、ではさっそく手術室に来てクダサーイ」

    末原「……」

    赤阪「なんや心配なん?」

    末原「いいえ大丈夫です」

    赤阪「盲腸の手術やろ思えばええやん?ほらさっさと行き」

    末原「……」

    34 = 16 :

    アシモグラップルとかアシモビジョンとかは十分にオカルトの域だったぞ

    35 :

    下の毛剃られてしまうの?

    36 :

    麻雀怪人に改造されてしまうのか

    37 = 8 :

    ハカセ「ではそこのベットに横になってクダサイ」

    末原「はい……」

    ベットに横になり、手や足を固定される

    末原「あの……」

    ハカセ「なんデスか?」

    末原「いったいなにを始めるですか……なにも聞いてないんです」

    ハカセ「末原サンをいまもよりもグッと強くする手術デース
        成功すればあなたは今の何十倍もパワーアップしますデース」

    末原「成功すれば?!ということは失敗することもありえるんですか!」

    ハカセ「大丈夫デース、いままで失敗したことは一度もありませんデース」

    末原「そうですか……」

    ハカセ「まぁ人間で実験するのは初めてデスけどネ」ボソッ

    末原「なんですか?」

    ハカセ「なんでもないデース、では始めるデース」

    41 = 12 :

    ロボットでもない超人でもない

    42 :

    この時点で既に救いがない臭いがプンプンと

    43 :

    アレだから、ロボになると指紋とか分かるから

    44 = 8 :

    ハカセ「スタートデース」

      キュイーン!!!

    末原「あ、あの麻酔は?!麻酔はしないんですか!?」

    ハカセ「大丈夫デース、すぐ痛みも感じなくなりますデスから」

      キュイーン!!!

    末原「嫌や!なんやそのドリル!?私をどないする気や!」

      キュイーン!!!!!

    末原「あかん!そんなことすると死ぬ!嫌や!嫌ややや!!」

      キュイーン!!!!!!!

    末原「洋榎ェ!!由子ォ!!絹ちゃん助けてぇぇぇぇ!!!」

      キュイーン!!!!!!!!!

    末原「わああああああああああああん!!!!!」ボロボロ

    赤阪(ぞくぞくくるわ~)ウットリ

    45 = 16 :

    パンツが消失した

    46 :

    ダイジョーブ博士か

    47 = 8 :

       数時間後

    ハカセ「ふぅ、人間は初めてデスから疲れたデース」

    赤阪「ごくろんさんやな~、で、成功したん?」

    ハカセ「ボチボチデースね、動かしてからではないとなんとも言えないデース」

    赤阪「まぁそのときはそのときやな、他に使い道はあるやろ」

    ハカセ「今回も実験台の提供ありがとうございましたデス、これはほんのお礼デース」

     バサッ

    赤阪「これやこれや~、末原ちゃんおおきに~」スリスリ

    ハカセ「ではわたしは疲れたので寝マス、オヤスミナサイ」トコトコ

    赤阪「お休みやで~」

    49 = 8 :

      4日後 準決勝当日にて

    洋榎「ああもう恭子まだかいなぁ!」

    絹恵「あれからなんの連絡も無しやね……」

    洋榎「いったいあのおばはんどこに恭子連れてったんや!」

    由子「比叡山って言ってたのよー」

    絹恵「比叡山?!あんなとこまで行ってるん?!」

    「比叡山か……(どこやねんそれ……)」

    洋榎「もう始まるで!漫さっさと行き!」

    「は、はい!」

      ガチャン

    洋榎「ああ帰ってきてくれぇ……!」


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