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元スレ小鞠「甘酒か…」蛍「フフフフフフ」
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小鞠「で、でも、その『今まで通り』が、元々二人で遊ぶ事が多かったら?」
このみ「その時は恋人になるんじゃないかな?」
小鞠「え?そうなのかな?」
このみ「だって、その『今まで通り』が二人でいることが多くて、楽しかったんでしょ?」
このみ「だったら、恋人になっちゃっていいと思うんだけどな~」
小鞠「でも、その『今まで通り』がいいけど、恋人になりたくなかったら?」
小鞠「それで相手から告白されて気まずくなったら、どうすればいいいのかな?」
このみ「その時は恋人になるんじゃないかな?」
小鞠「え?そうなのかな?」
このみ「だって、その『今まで通り』が二人でいることが多くて、楽しかったんでしょ?」
このみ「だったら、恋人になっちゃっていいと思うんだけどな~」
小鞠「でも、その『今まで通り』がいいけど、恋人になりたくなかったら?」
小鞠「それで相手から告白されて気まずくなったら、どうすればいいいのかな?」
このみ「うーん…そうだっ。だったら告白された私じゃなくて」
このみ「告白されてない私を『演技』すればいいんだよ」
小鞠「え?」
このみ「小鞠ちゃん?大人の女って『演技』して生きていく生き物なんだよ?」
小鞠「そ、そうなの?」
このみ「今までは、今の小鞠ちゃんでよかったと思うけど…これからは『演技をする』練習も必要なんじゃないかな?」
小鞠「演技…」
このみ「告白されてない私を『演技』すればいいんだよ」
小鞠「え?」
このみ「小鞠ちゃん?大人の女って『演技』して生きていく生き物なんだよ?」
小鞠「そ、そうなの?」
このみ「今までは、今の小鞠ちゃんでよかったと思うけど…これからは『演技をする』練習も必要なんじゃないかな?」
小鞠「演技…」
冷静に考えたら、酔った勢いで
「優しいセンパイ大好きです♪」チュッ
ってしただけじゃねえか。
「優しいセンパイ大好きです♪」チュッ
ってしただけじゃねえか。
>>55
こまちゃんフィルターを通すとキスってそれだけ重い出来事なんじゃ
こまちゃんフィルターを通すとキスってそれだけ重い出来事なんじゃ
>>56
ブラの話題で顔真っ赤だったしな
ブラの話題で顔真っ赤だったしな
このみ「うん。誰に告白されたかは知らないけど」
このみ「ここは練習だと思って、『今まで通り』を『演技』すればいいんだよ」
小鞠「でもそれって悲しい事じゃ…」
このみ「じゃあ、『今まで通り』がなくなっていいの?」
小鞠「それは…嫌…」
このみ「でしょ?だったら『演技する』しかないよ」
小鞠「…」
このみ「ここは練習だと思って、『今まで通り』を『演技』すればいいんだよ」
小鞠「でもそれって悲しい事じゃ…」
このみ「じゃあ、『今まで通り』がなくなっていいの?」
小鞠「それは…嫌…」
このみ「でしょ?だったら『演技する』しかないよ」
小鞠「…」
>>56
童貞VIPPERにとっても非常に重い出来事だしな
童貞VIPPERにとっても非常に重い出来事だしな
このみ「でも…」
このみ「もし、『演技する』のが嫌になった時は…」
このみ「そして、本当の自分のままで『今まで通り』が欲しくなった時は…」
このみ「もしかしたらそれは…本当に好きってことなのかも…ね?」
小鞠「…え?」
このみ「わかんないけどね。私はまだ本気で好きになった事ないし」
小鞠「そっか…」
このみ「うん。じゃあこのお話はおしまい。また困った事があったらおいで」
小鞠「う、うん。ありがとう!このみちゃん!」
このみ「どう致しまして。小鞠ちゃん」
このみ「頑張ってね。小鞠ちゃん」
このみ「もし、『演技する』のが嫌になった時は…」
このみ「そして、本当の自分のままで『今まで通り』が欲しくなった時は…」
このみ「もしかしたらそれは…本当に好きってことなのかも…ね?」
小鞠「…え?」
このみ「わかんないけどね。私はまだ本気で好きになった事ないし」
小鞠「そっか…」
このみ「うん。じゃあこのお話はおしまい。また困った事があったらおいで」
小鞠「う、うん。ありがとう!このみちゃん!」
このみ「どう致しまして。小鞠ちゃん」
このみ「頑張ってね。小鞠ちゃん」
■次の日
蛍「あれ?確かどっかに行きたいって…」
小鞠「いや。あれは間違いで。ほらこの前みんなで買い物行った時に夏海がゲーム買ったでしょ?」
蛍「ああ、そういえば」
小鞠「それが面白くってさ。それで蛍も一緒にゲームはどうかな?って思って」
蛍「私もゲーム好きなんで。はい!是非ご一緒します」
このみ「あーっ。このゲームって4人まで遊べるやつ」
小鞠「うん。3人でやろうよ」
………
小鞠(このみちゃんも一緒に遊んでくれて…)
小鞠(私は何とか『今まで通り』を『演じる』事ができたと思う)
小鞠(でも、『今まで通り』の楽しさはなかったかな…)
蛍「あれ?確かどっかに行きたいって…」
小鞠「いや。あれは間違いで。ほらこの前みんなで買い物行った時に夏海がゲーム買ったでしょ?」
蛍「ああ、そういえば」
小鞠「それが面白くってさ。それで蛍も一緒にゲームはどうかな?って思って」
蛍「私もゲーム好きなんで。はい!是非ご一緒します」
このみ「あーっ。このゲームって4人まで遊べるやつ」
小鞠「うん。3人でやろうよ」
………
小鞠(このみちゃんも一緒に遊んでくれて…)
小鞠(私は何とか『今まで通り』を『演じる』事ができたと思う)
小鞠(でも、『今まで通り』の楽しさはなかったかな…)
こまちゃんが演技なんて出来ないだろ
実はもうバレてr…いや、ほたるん若干天然入ってるからわからん
実はもうバレてr…いや、ほたるん若干天然入ってるからわからん
■春休み
小鞠(私はずっと『演技』を続けた)
小鞠(もうぎこちなく蛍と二人っきりで、遊ぶ事もできる…)
小鞠(でも、それは楽しくなかった)
小鞠(このみちゃんも高校を卒業して、都会の大学に行っちゃって…)
小鞠(3人で遊ぶ事もできなくなって…)
小鞠(そして、いつの間にか、蛍と二人っきりで遊ぶ事も少しずつ減ってしまった…)
小鞠(私はずっと『演技』を続けた)
小鞠(もうぎこちなく蛍と二人っきりで、遊ぶ事もできる…)
小鞠(でも、それは楽しくなかった)
小鞠(このみちゃんも高校を卒業して、都会の大学に行っちゃって…)
小鞠(3人で遊ぶ事もできなくなって…)
小鞠(そして、いつの間にか、蛍と二人っきりで遊ぶ事も少しずつ減ってしまった…)
■夏休み
小鞠(去年は毎日蛍と遊んだっけ…)
小鞠(…海、山、河、どこに行っても楽しかったなぁ~)
夏海「姉ちゃん。みんなで釣りに行かない?」
夏海「ガスコンロも持って行ってさ、そのままバーベキューしようよ」
夏海「大丈夫。魚は兄ちゃんが捌けるし」
兄「」ウン
小鞠「ごめん、勉強があるから」
夏海「えー。たまにはいいじゃん。最近ずっと遊んでないし」
小鞠(去年は毎日蛍と遊んだっけ…)
小鞠(…海、山、河、どこに行っても楽しかったなぁ~)
夏海「姉ちゃん。みんなで釣りに行かない?」
夏海「ガスコンロも持って行ってさ、そのままバーベキューしようよ」
夏海「大丈夫。魚は兄ちゃんが捌けるし」
兄「」ウン
小鞠「ごめん、勉強があるから」
夏海「えー。たまにはいいじゃん。最近ずっと遊んでないし」
いやたぶんいつものやつだから
「兄」とか一歩(先生)とかって書くのこいつぐらいだし
たぶん鬱じゃないと思う
「兄」とか一歩(先生)とかって書くのこいつぐらいだし
たぶん鬱じゃないと思う
>>73
一穂(かずほ)じゃね?
一穂(かずほ)じゃね?
小鞠「夏海。ごめん。中学3年の大切な時期だから…」
夏海「じゃあ、来年はたっくさん遊ぼう!」
小鞠「はぁ…その時はあんたが受験じゃん」
夏海「ウチはレベルが低い所に入るから大丈夫!」
小鞠「まぁ、夏海にはそっちの方がいいかもね」
夏海「でしょー?ウチだって将来の事ぐらい考えてるもんねー。えへっえへっ」
小鞠「いや、褒めてないし」
夏海「じゃあ、来年はたっくさん遊ぼう!」
小鞠「はぁ…その時はあんたが受験じゃん」
夏海「ウチはレベルが低い所に入るから大丈夫!」
小鞠「まぁ、夏海にはそっちの方がいいかもね」
夏海「でしょー?ウチだって将来の事ぐらい考えてるもんねー。えへっえへっ」
小鞠「いや、褒めてないし」
小鞠(いつの間にか、夏海。お兄ちゃん意外とは疎遠になってきてた…)
小鞠(たまに蛍に誘われるけど、勉強を理由に逃げるようになって…)
小鞠(正直『演技』する事に疲れちゃった…でも、『演技』しないと…)
小鞠(無駄に蛍を意識しちゃって、遊ぶことすらもできない)
小鞠(本当に疲れちゃった。夏休みぐらいは休みたい)
小鞠(…)
あとごめんね。夏海…
私、東京の方の高校に行くことに決めたから
だから来年も遊べないんだ---------------
小鞠(たまに蛍に誘われるけど、勉強を理由に逃げるようになって…)
小鞠(正直『演技』する事に疲れちゃった…でも、『演技』しないと…)
小鞠(無駄に蛍を意識しちゃって、遊ぶことすらもできない)
小鞠(本当に疲れちゃった。夏休みぐらいは休みたい)
小鞠(…)
あとごめんね。夏海…
私、東京の方の高校に行くことに決めたから
だから来年も遊べないんだ---------------
>>80
兄貴高1だろ
兄貴高1だろ
■冬休み
小鞠「雪だ…雪が積もってる!」
ガララッ
小鞠「すっごい!綺麗!」
小鞠「雪がこんなに積もるって久々だな~」
小鞠「そういえば、去年もこんなに積もって、みんなでたくさん遊んだっけ…」
小鞠「…」
蛍「センパイ♪」
小鞠「ひゃっ」ビクッ
小鞠「雪だ…雪が積もってる!」
ガララッ
小鞠「すっごい!綺麗!」
小鞠「雪がこんなに積もるって久々だな~」
小鞠「そういえば、去年もこんなに積もって、みんなでたくさん遊んだっけ…」
小鞠「…」
蛍「センパイ♪」
小鞠「ひゃっ」ビクッ
蛍「終業式ぶりですね」
小鞠「び、びっくりした…もぅっ!驚かさないでよ」
蛍「す、すいません。普通に声をかけたつもりだったんですが」
小鞠「そうだね。ちょっとびっくりしちゃった」
小鞠「…って、あれは、かまくら!?」
蛍「はい。今朝夏海センパイとれんちゃんと作ったんです!」
小鞠(そういえば、1年前にみんなで豚汁食べたなぁ~)
蛍「今日は勉強しないんですか?ああ、お昼の休憩ですか?」
小鞠「ううん。実は今起きた所で…って、もうお昼!?」
蛍「夏海センパイから聞いてます。いつも遅くまで勉強してるって。本当にお疲れ様です」
小鞠「ううん。これも受験生の役目だから」
小鞠「び、びっくりした…もぅっ!驚かさないでよ」
蛍「す、すいません。普通に声をかけたつもりだったんですが」
小鞠「そうだね。ちょっとびっくりしちゃった」
小鞠「…って、あれは、かまくら!?」
蛍「はい。今朝夏海センパイとれんちゃんと作ったんです!」
小鞠(そういえば、1年前にみんなで豚汁食べたなぁ~)
蛍「今日は勉強しないんですか?ああ、お昼の休憩ですか?」
小鞠「ううん。実は今起きた所で…って、もうお昼!?」
蛍「夏海センパイから聞いてます。いつも遅くまで勉強してるって。本当にお疲れ様です」
小鞠「ううん。これも受験生の役目だから」
蛍「あっ。そうだ。朝ごはん…じゃなくて昼ごはんってまだですよね?」
小鞠「うん。まだだけど」
蛍「よかったら、そこのかまくらで食べません?」
小鞠「え?もしかして…豚汁!?」
蛍「あ、その…今年は味噌汁しかないんですよ。私が作ったものでよければ…ですけど」
小鞠「食べる!食べる!蛍が作った味噌汁、大好きなんだよねぇ~」
蛍「はぅ…//」
小鞠(ヤバイ。やばい。ちょっと勉強の疲れと、学校以外で蛍と会うのが久々で『演技』してなかった…)
小鞠(あんな事言ったらダメ。蛍が勘違いしちゃう)
小鞠(私は告白されたくない…告白されたらきっと…今の日常は『今まで通り』は今以上に壊れちゃうから)
小鞠(…きっと…たぶん…されたくない…)
小鞠(でも、ちょっとだけ演技しなくてもいいよね…。疲れちゃった…)
小鞠「うん。まだだけど」
蛍「よかったら、そこのかまくらで食べません?」
小鞠「え?もしかして…豚汁!?」
蛍「あ、その…今年は味噌汁しかないんですよ。私が作ったものでよければ…ですけど」
小鞠「食べる!食べる!蛍が作った味噌汁、大好きなんだよねぇ~」
蛍「はぅ…//」
小鞠(ヤバイ。やばい。ちょっと勉強の疲れと、学校以外で蛍と会うのが久々で『演技』してなかった…)
小鞠(あんな事言ったらダメ。蛍が勘違いしちゃう)
小鞠(私は告白されたくない…告白されたらきっと…今の日常は『今まで通り』は今以上に壊れちゃうから)
小鞠(…きっと…たぶん…されたくない…)
小鞠(でも、ちょっとだけ演技しなくてもいいよね…。疲れちゃった…)
………
小鞠「また料理の腕あげた!?すっごく美味しくなってる!」
蛍「えへへ。毎日ママの手伝いしてますんで」
小鞠「蛍は将来シェフになった方がいいよ。うん、絶対にシェフがいいって」
蛍「いいすぎですよ~センパイ」
小鞠「行けるって、だってまだ小学6年でしょ?まだまだこれからなんだし」
小鞠(何かこういうの久々かも…やっぱり『演技』なんて楽しくないよ。このみちゃん)
小鞠「そうだ!いっそのこと。蛍が住んでる住宅街の方にお店を作って…」
蛍「で、でも、お店の経営とか…その…」
小鞠「大丈夫。こう見えてもね。私、東京の高校で事務とかITとかを習うつもり……」
蛍「…ぇ」
小鞠「…………あっ、でもそれだけじゃ経営できないよね。ごめん」
蛍「センパイ。高校は地元って言って…」
小鞠「…ごめんね」
蛍「で、でも、お店の経営とか…その…」
小鞠「大丈夫。こう見えてもね。私、東京の高校で事務とかITとかを習うつもり……」
蛍「…ぇ」
小鞠「…………あっ、でもそれだけじゃ経営できないよね。ごめん」
蛍「センパイ。高校は地元って言って…」
小鞠「…ごめんね」
蛍「東京の高校に行っちゃうんですか?」
小鞠「…ごめんね」
蛍「そうなんですね…」
小鞠「…ごめんね」
蛍「…」
小鞠「…ごめんね」
小鞠「…ごめんね」
蛍「そうなんですね…」
小鞠「…ごめんね」
蛍「…」
小鞠「…ごめんね」
蛍「さすがです。センパイさすがですね」
小鞠「え?」
蛍「やりたい事。夢があるからこそ、わざわざ東京の高校に行くんですよね?」
小鞠「う、うん…」
小鞠(嘘…そんなのない。逃げたいだけ。もう『演技』に疲れたから逃げたいだけなんだ)
蛍「本当にすごい!!頑張ってください。私応援しますね♪」
小鞠「ありがとう…蛍」
蛍---ずっとすっごい泣きそうな顔だった----ごめんね。演技させちゃって。ごめんね。蛍
小鞠「え?」
蛍「やりたい事。夢があるからこそ、わざわざ東京の高校に行くんですよね?」
小鞠「う、うん…」
小鞠(嘘…そんなのない。逃げたいだけ。もう『演技』に疲れたから逃げたいだけなんだ)
蛍「本当にすごい!!頑張ってください。私応援しますね♪」
小鞠「ありがとう…蛍」
蛍---ずっとすっごい泣きそうな顔だった----ごめんね。演技させちゃって。ごめんね。蛍
■3月(東京)
雪子(母)「あっ、姉ちゃん。あるよ。合格!合格だよ!」
小鞠「…あああっ」
雪子「おめでとう。倍率高かったのによく頑張ったね。おめでとう。小鞠」
小鞠「あ、ありがとう!やった!やったよ。夏海!」
夏海「…おめでとう姉ちゃん」
何であんたが泣きそうなのよ。夏海--------
雪子(母)「あっ、姉ちゃん。あるよ。合格!合格だよ!」
小鞠「…あああっ」
雪子「おめでとう。倍率高かったのによく頑張ったね。おめでとう。小鞠」
小鞠「あ、ありがとう!やった!やったよ。夏海!」
夏海「…おめでとう姉ちゃん」
何であんたが泣きそうなのよ。夏海--------
■3月(自宅)
夏海「姉ちゃん…一緒に寝ていい?」
小鞠「ん?どうかしたの?」
夏海「ウチの部屋…ちらかってて。こっちで寝ていい?」
小鞠「いつもの事じゃん…はぁ、まあいいよ」
夏海「ありがとう…」
ゴソゴソ
夏海「姉ちゃん…一緒に寝ていい?」
小鞠「ん?どうかしたの?」
夏海「ウチの部屋…ちらかってて。こっちで寝ていい?」
小鞠「いつもの事じゃん…はぁ、まあいいよ」
夏海「ありがとう…」
ゴソゴソ
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