元スレほむら「1人で過ごすイブも悪くないわね」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 = 195 :
さすが主役、先読みスキルも冴えてますね
202 = 127 :
杏子の話が結構重い
204 = 100 :
ほむら「」ボロッ
杏子「……勝てた、な……今回も、何とか……」
さやか「」ズンズンズン
マミ「あ、ちょっと、美樹さん!」
さやか「……今度という今度は本当に怒ったわよ。土下座ぐらいじゃ絶対に――」
まどか「待って! さやかちゃんっ!」タッタッタ
さやか「!」
マミ「か……鹿目さん!?」
ほむら「――!」ピクッ
ほむら「……ま……ど……」
まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃんっ!」タタタタッ
ほむら(……ああ……耳当てにニット帽のまどかも可愛い……)
ほむら(…………そう言えば……)
ほむら(……何しているのよ、神まどかの方……もうコテンパンじゃない、私……)
207 = 100 :
まどか「ほむらちゃ―― !!」
まどか「…………」ヨロッ
杏子「……?」
まどか「…………」
まどか「…………」テクテク
ほむら「……? まど……か……」
まどか「……てぃひひっ、ごめんね、ほむらちゃん。ちょっと、よろけちゃって」
ほむら「…………ま……ど……わ、た……」
まどか「動かないで、ボロボロだよ。……大丈夫。大丈夫だからね、ほむらちゃん」
208 = 161 :
まどかはかわいい
そりゃもう一周してエロスまで感じる
210 = 100 :
ほむら「…………?」
ほむら(……な、何……? この『まどか』……何か……)
まどか「……ああ……こんなに怪我しちゃって……でもね……
私が来たからには……もう大丈夫だよ、ほむらちゃん……」ダキッ
ほむら「――!」
ほむら(あ、ああ……まどか……まど……か……)
まどか「――――つかまえた」
211 = 161 :
ドオオオォーーーン!!!
212 = 195 :
やり返し(はぁと)
213 = 100 :
ギュルルルルルルルッ!!
ほむら「……!? な――」
さやか「! な、何アレ……赤い、リボン……!?
――っ! ううっ……!」
杏子「さ、さやか! どうしたんだよ、おい!」
さやか「あ……頭が……ううぅ……な、何……なによ、これぇ……っ!」
まどか「……てぃひひ、さやかちゃんの方も始まったみたいだね……」
マミ「か、鹿目さんっ!? どういう事なの、これ……!」
まどか「……マミさんには言っても分からないと思うなぁ……ね? ほむらちゃん」ニヤッ
ほむら「あ――うぁ……え……?」
まどか「……大変だったんだよ? ほむらちゃんが、わたしの世界改変の力まで盗んで行っちゃうから」
まどか「ほむらちゃんのすぐそばに“わたし”がいなきゃ、わたしが復活できなくなっちゃったんだもん」
ほむら「な……何……を……」
216 = 100 :
まどか「――ほむらちゃんが悪いんだよ? あんなやり方で、私を人間に戻そうとするから」
まどか「だからわたしも……手段を選んでられなくなっちゃった♪」
ギュオンギュオンギュオンギュオンギュオン!
杏子「な、何だ……何がどうなって……!」
マミ「時空が……時空が歪んでいる――!?」
まどか「……でも、ほむらちゃんもチョロいよね。あんなアヤしい嘘に、コロッと騙されちゃうんだもん」
まどか「お陰でコテンパンにされちゃって、その上リボンで亀甲縛り!
もうどうあがいたって、わたしの復活の邪魔はできないよねぇ?」
ほむら「だ……駄目……まど……まどか……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
まどか「メリィークリスマァース! ニセのわたし!
ハッピィーバースデーィ! ほんとのわたし!」
まどか「さぁ民草よ、刮目しなさい!
女神まどか様、堂々の復活だよ!」
217 = 195 :
なんか悪役が増えた感じに
218 = 161 :
BGM:「私が裂けちゃう!」のあれ
219 = 100 :
ギュワン! ギュワンギュワンギュワンギュワンギュワン!
ほむら「あ……あ……ああぁあぁ……っ……!」
さやか「うぅ……まど……か……」
杏子「……何なんだ……何なんだよ、畜生……!」
マミ「――始まるのよ……女神の転生が……!」
杏子「さっきからやけに楽しそうだなオイ!」
バァァァ――――ン!
神まどか「究極女神様(アルティミットゴッデス)・まどかの誕生だぁ―――っ!!」デデーン
神まどか「ふんっ!」
ほむら「あ――あ、あぁぁ―――」
マミ「あ、あれが……あれが、『円環の理』――!」
杏子「……で、でかい……色々と……」
さやか「! ま、まどか……その姿は……
あー駄目だ、出かかってる……頭の後ろのへんまで出かかってるのに……もう……!」
220 = 127 :
ほむらとまどかとなぜかマミさんがノリノリである
222 = 100 :
神まどか「てぃひひ……あとはゆっくり、ゆっくりと……お空に向かって上がるだけ……
あの雲の峰を越えた所に、新しい世界が浮いてるんだよ!」フワフワ
ヒュウゥゥゥ…
神まどか「きゃっ……風強いなぁ、もう……
まだちょっと不安定だし、ちょっとの刺激も正直――」
ほむら「まどか……やめて……お願い……! そんなこと……あなたはまた……ずっと、孤独にっ…………!」
神まどか「ダメダメダメダメ、だぁ~~あぁ~~めっ!
わたしは自分でこれを選んだんだもん。『寂しいからやーめた!』なーんて、通るわけないじゃない」
ほむら「そん……な……でも……!」
神まどか「…………それに。
……寂しかったのはわたしじゃなくて……ほむらちゃんの方でしょう?」
ほむら「っ――!」
神まどか「……大丈夫、大丈夫。世界を作りかえたら、いの一番に……ほむらちゃんを迎えにいってあげるから。
ほむらちゃんも私も、ずーっと一緒に……この宇宙を支配し続けるんだよ」
ほむら「……でも……でも……!」
224 = 100 :
さやか「……しょ、正直……まるで、ついていけないけど……」
マミ「……つまり……暁美さんは、あの鹿目さんに騙されて――?」
杏子「おいっ、ほむら! 何が……何が起ころうとしてる!?」
ほむら「まどかが……まどかが、いなくなっちゃう……!」
さやか「!」
マミ「……!」
杏子「な――」
ほむら「こ、このままじゃ……聖なる女神が復活して、悪魔の支配する世界が滅びて……!」
さやか「……話だけなら、すごくいいことに思えるんだけど……」
ほむら「まど……か……やだ……やだよぉ……これじゃぁ私……何のために、こんな…………」
まどか「いいよいいよぉ! 現在上空約40メートル! このまま一気に円環を――」フワフワフワ
225 = 100 :
シャンシャンシャンシャンシャン……
まどか「……ん?」
マミ「何かしら、この音……」
ほむら(……す……鈴……?)
まどか「何だろ……ま、いいや。それぇーっ、もうすぐ新世か――」
ゴ ン ッ !
226 :
ま…まさか…!?
227 = 100 :
まどか「!?!!?!」グラッ
マミ「え――」
杏子「な……」
さやか「あ――」
ほむら「……う……嘘……」
QB「……うん? 何かぶつけたかな……あ、ほむら! サンタのソリ持ってきたよ、ソリ!」
ほむら「キュゥべえぇぇぇぇ―――っ!!!」
228 :
QBがかわいい
229 = 165 :
なにこのQBあたらしい
230 = 100 :
神まどか「きゅ……きゅぅ……」
神まどか(だ、駄目……意識が……憑依を保てな――)
ピョルン
まどか「」 ヒュ――ッ
円環『ああーっ! せっかく合体したのに!』
ほむら「! まどかぁぁっ!」ビュンッ
ガシッ!
まどか「……ぅ……うぅん……」
ほむら「まどか……まどかぁっ……」グスッ
円環『……しょうがないなぁ。……今回は諦めるしかなさそうだね』
円環『けどね! このわたしの意識が続く限り、わたしは絶対に諦めない!
何度だって“わたし”を取り戻しにいくんだから! アイルネバーギブアップだよ!』
円環『…………』
円環『……それじゃあ、またね。ほむらちゃん……。
その時まで……“わたし”を、よろしくね』ヒュンッ
232 = 100 :
ほむら「…………」スーッ
さやか「まどかっ!」ダダダッ
ほむら「……大丈夫よ。眠っているだけ……」
ほむら「…………」
マミ「……?」
ほむら「……っ……うう……ぁぁああぁ……!」
ほむら「……ごめんね……ごめんねぇ……まど、かぁ……」
ほむら「うぅぁ……ああぁ……ああぁぁあぁぁ…………」
まどか「…………」
233 = 100 :
杏子「…………」
さやか「……事情は……何となく分かったけどさ。でも……」
マミ「……そうね。あれだけ好き放題やったんだもの……分かるわよね?」
ほむら「…………」
杏子「……まあ、首切れなんて言わないけどさ。せめて……」
ほむら「……ゅ……ぇ……」
さやか「え?」
235 = 100 :
ほむら「――キュゥべえっ!」
QB「はいはい」ビュンッ
パシッ! ドサッ!
シャンシャンシャンシャン…
さやか「ああぁぁぁ―――っ!!!」
杏子「に、逃げやがった、アイツ……! ソリで!」
マミ「こっ、こらぁぁぁ――っ! 暁美さぁぁぁん!」
ほむら「――悪いけど、こっちはまだまだ仕事があるの。
じゃあね、3人とも。せいぜいささやかな幸せを噛みしめていなさい」シャンシャンシャン
さやか「ま、待てぇ――っ! このぉぉっ!!」
237 = 100 :
さやか「な……何よアイツ……やるだけやっといて、結局トンズラ!?」
杏子「ヤリ逃げってか……」
さやか「…………」ギロッ
杏子「あ、いや、別に他意は……」
マミ「……2人とも、お疲れさま。……もう、帰りましょう。
鹿目さんは、私が送っていくから」
さやか「…………」
杏子「……ったく……」
さやか「……本当に信じらんない。……何よ……やっぱりアイツ……」
マミ「…………」
238 = 121 :
まどかは連れて行かなかったのか
240 = 100 :
―マミの家―
マミ「……ただいま……」
なぎさ「あ、おかえりなさい、マミ!」
マミ「……ごめんなさいね、なぎさちゃん……
……さぁ、ご飯をあっためましょう。それでその後……片付け……を……」
マミ「――え?」
なぎさ「あのですね! さっき、すっごく不思議だったのです!
いきなり全部元に戻って、しかもずーっと豪華になって……ほら!」
マミ「……つ、ツリー……こんなに大きかったかしら……キャンドルも……」
なぎさ「それに、グラタンもほっかほかで……あ、あと、これも!」
マミ「え? これは……ブドウジュース……?」
243 :
良いSS
244 = 100 :
―さやかの家―
美樹父「お、おかえり2人とも。どこ行ってたんだい?」
美樹母「お風呂、先に入っちゃったわよ」
さやか「……あ、あれ……?」
杏子「お、おばさん、ここにあった花輪とかは……」
美樹母「花輪君? まる子ちゃんの?」
杏子「い、いや……」
さやか「だ、だってさっき、あんなに届いてたじゃん! ベッドとか茶碗とか……!
それに、部屋も……全然……変わって……」
美樹父「……? 別に何にも届いてないけどなぁ……なにか通販で頼んだのか?」
美樹母「何でもいいけど、さっさとお風呂に入っちゃいなさい。
まったくもう……ご飯食べたあと、すぐに出かけちゃうんだから……」
245 = 100 :
杏子「! な……何も、覚えて……?」
美樹母「お、覚えて、って……あ、そうだ」
さやか「!」
美樹母「さっき、買った覚えのないワインとジュースが出てきたのよ。
何か高そうよー、コレ。ラベルもフランス語っぽいし……」
美樹父「ジュースの方もブドウの奴でね。でも、見たこと無い銘柄なんだよなぁ……
『ホムッツメイド』だってさ。知ってる?」
さやか「…………」
杏子「……成程ね。……ったくもう、アイツ……」
246 = 100 :
―見滝原市街地―
恭介「……ぐすっ……うぅっ……」
仁美「……やっぱり、いいお話でしたわね、シザーハンズ」
恭介「うん……うん……!」
ホスト「かーっ、最近の中坊はマセてやがんなぁー。
あ、ところでショウさん。今日来る女の子ってどんな娘なんすか? よかったら俺にも……」
ショウさん「…………」
ホスト「……ショウさん?」
ショウさん「…………」ピッポッパ プルルル…
ショウさん「……あ、もしもし? ああ……その、さ……
……俺……お前にちょっと……謝りたくて……」
ホスト「…………えっ」
248 = 100 :
店員「はいはいはい! いらっしゃいいらっしゃーい! クリスマスにはやっぱりカーネルチキン!」
和子「あ、すみません、クリスマスバレルを……」
中沢「……はぁ……」
和子「……あら? あそこの子……もしかして……」
女「ねぇ見て、あのツリー! すっごい綺麗!」
男「そ、そうだね……ね、ねぇ、この後……なんだけど……その」
達郎「あぁめは夜更けすぅぎぃにぃ♪ 雪へと変わるぅだぁろぉ♪」
サダヲ「サイレェーンナアーイ♪ ホゥリーナァーイ♪」
みんなの評価 : ☆
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