元スレまどか「我が儘な物語」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 19 :
なぎさ入ってるやん
52 = 8 :
>>49
クインテットの意味知らなかった(´・ω・`)
恥ずかしいwwマジカルな意味かと思ってた
脳内変換よろしくお願いします
53 :
杏子、さやか、まみ、なぎさの4人では?
54 = 19 :
さやか「あれ、何でクインテットなんて言ったんだろう? 私たちはずっと前から4人なのに・・・・・・」
みたいな流れかと思ったら全くそんなことはなかったぜ!
55 :
さやかが3人が思い出すようにわざと間違えてるのかと思った
さやかを過大評価したようだ
56 = 8 :
さや「…そうだよね。あんたは、そういう奴よね……」フッ
さや「…じゃあ、今から話す事も、聞いてくれる……?」
・
・
・
杏子「…っそれって…!」
杏子「……マジ、なんだな」
さや「…」
57 = 8 :
58 = 8 :
次の日
まど(…さやかちゃんも杏子ちゃんもお休みなんて。やっぱり、さやかちゃん何かあったのかな…)
仁美「あら、まどかさん?今日はお一人ですの?」
まど「仁美ちゃん、と上条君。おはよう。うん。さやかちゃんと杏子ちゃん、お休みするって」
上条「さやかが休みだなんて、珍しいね」
まど「…うん」
『……か…まど…か』
59 = 8 :
まど「え?」キョロ
仁美「どうかしましたの?」
まど「い、今声が…」キョロキョロ
上条「声…?……別に聞こえないみたいだけど」
まど「で、でも…」
『まどか…助けて……まどか』
まど「…やっぱり聞こえる」
まど「ごめん!仁美ちゃん上条君、今日は私も学校お休みするね!」タタタッ
仁美「あっ、まどかさん?」
60 = 8 :
『まどか…』
まど「誰なの…?」
『こっちだよ…まどか…助けて』
まど「!」
まど「あ、あなたは」
QB「…」プルプル
まど「あなたが、私を呼んだの?…っ酷い怪我…」
QB「そうだよ…鹿目…まどか。…やっと会えたね」プルプル
まど「私を…知ってるの?」
QB「…」
QB「ねぇ、まどか。暁美ほむらを、助けたくはないかい?」
62 = 8 :
ーーー
ーー
マミホーム
マミ「…それで?学校をわざわざサボらせたからには、よほど重要な話しがあるのよね?」
さや「…」
杏子「…ああ。もうすぐなぎさも来るはずだ」
マミ「なぎさちゃんも?…それって一体どんな…?」
さや「信じられないかもしれないし、信じたくない事かもしれないけど…。マミさんには、先に話しておこうと思う…」
マミ「…」フゥ
マミ「言いわ。聞かせて」
・
・
・
マミ「…何よ。それ」
さや「…っ」
63 :
お
64 = 8 :
ーーー
ーー
まど「…あなたの話し、本当なの?」
QB「…」
まど「さやかちゃんも杏子ちゃんも、マミさんも…皆この街の為に戦ってたなんて……」
まど「私だけ何も知らなかったんだね…」
QB「嘆く事はないよ。…たまたま何も知らなかっただけの君を、誰も責めたりはしないさ」
まど「あのねキュゥべえ、私はね……自分なんて何の取り柄もない人間だと思ってた。ずっとこのまま、誰のためになることも、何の役に立つこともできずに、最後までただ何となく生きていくだけなのかなって」
まど「それは悔しいし、寂しいことだけど、でも仕方ないよねって、思ってたの」
まど「ねぇ、ほむらちゃんを助けるっていうのは…?…私なんかでも、ほむらちゃんの為に出来る事があるの?」
QB「寧ろ、君にしか出来ないと僕は思ってるんだ。…だから、そんな悲しい顔はしないでよ…まどか」
まど「……ほむらちゃんは、一体…」
QB「…聞きたいかい?僕が知っている、暁美ほむらについて」
65 = 8 :
まどか「ほむらちゃんは、さやかちゃん達みたいな魔法少女とは違うの?」
QB「始まりは同じさ。彼女もまた、他の魔法少女と同じように奇跡を願った内の一人だ。ただ、彼女は他の魔法少女とは明らかに違う。今の暁美ほむらは、魔法少女というよりも…
パァン
まど「…はっ!?」
ほむ「…」
まど「…ほむ…ら……ちゃん?」
66 = 8 :
ほむ「…はぁっ……はぁ」
ほむ「まどか!……そいつの言葉に、耳を貸したら駄目よ」
まど「ひっ…酷いよほむらちゃん!……何でこんな」
ほむ「貴女には関係ない」
まど「で、でも…!だってこの子、私を呼んでた。聞こえたんだもん!助けてって…」
ほむ「…っ」
68 = 8 :
ほむ「……どうして…?」
ほむ「ねぇ……っどうして……貴女は…っ」
ギュッ
まど「!」
まど「…ほむらちゃん?」
ほむ「まどか!…貴女は、鹿目まどかのままでいれば良い…これからもずっと……っ」
ほむ「お願いだから……まどか、私は貴女を…もう二度と失いたくない…!」
まど「え…?……ほむら…ちゃん」
まど「私たちはどこかで…どこかで会ったことあるの?私と」
ほむ「…っ……それ…は」
まど「…ほむらちゃん。……私…わたし…は……っ」
ほむ「…まどか!?駄目よまどか!」
70 = 8 :
ゴゴゴゴゴ…
ーーーーー
ーーー
ーー
マミホーム
さや「!」
さや「ね、ねぇ…何か今……」
バタンッ
なぎ「大変なのです!!外の様子がおかしいのです!」
71 = 8 :
屋外
ゴゴゴゴ
杏子「なっ、何なんだこれは…一体どうなってやがる!」
さや「…もしかして、まどかに何かあったんじゃ」
マミ「!」
さや「なぎさごめん!話しは後で、今はまどかを探しに…
シュルッ
さや「!」ギリッ
さや「なっ…マミさん、何を!」
杏子「おいっ何やってんだマミ!」
マミ「…せない。……行かせないわ!」
72 = 19 :
ドドドドドドド
73 = 8 :
杏子「馬鹿野郎!こんな事してる場合か!」
なぎ「マミ!?どうしちゃったのです?さやかを離して下さい!」
マミ「…っなぎさちゃん。……これは、あなたの為なのよ」
なぎ「え!?」
杏子「さやか!今解いてやるからな!」
キンッ パラ
シュルッ
杏子「!…チッ。斬っても斬ってもキリがねぇ…っ」
マミ「行かせないって言ったでしょう?」
杏子「…チッ」
74 :
ほう
75 = 8 :
杏子「さやか、悪りぃけどちょっとだけ待ってな。…先にこっちから片付けねぇといけないみたいだ」
なぎ「!」
さや「ちょっ、あんたまさか…マミさんと」
杏子「殺そうって訳じゃねぇ。ただ、言っても分かんねぇ馬鹿にはお説教が必要だろ?」チャキ
マミ「…っ手加減なんて、しないわっよ!」ダンッ
杏子「…上等だ!先輩!!」ヒュンッ
なぎ「マミ!!」
さや「や……やめてよ杏子!…マミさん!」
77 :
マジョマンコカマンベール
78 = 8 :
ーーーーー
ーーー
杏子「…くっ!聞き訳がねぇにも…程がっあるぜ…!」
マミ「美樹さんもなぎさちゃんも…本当はもうこの世界にいない……」
マミ「…っこんな残酷な真実を受け入れろって言うの!?」
マミ「あなたは耐えられる!?美樹さんだって、いなくなってしまうのよ?」
杏子「…っ!……んなもんっ…嫌に、決まってんだろうが…!」
マミ「…佐倉さん!だったら…」
杏子「だけどな!あたしは決めたんだよ!さやかの敵にはならねぇって…約束したんだよ…っ」
79 = 8 :
ーーーー
ーーー
ーー
杏子「…っはぁ…はぁ……」
マミ「はぁ…はぁ」
マミ「…うっ」パアァッ
シュルリ ドサッ
さや「!…マミさん!杏子!」ダッ
杏子「…お互い、魔力が限界だなマミ」
マミ「……それが?」
マミ「良いわ。それはそれで…私もあの子達と一緒に導かれるだけよ」
杏子「…なっ!何言って…」
マミ「なぎさちゃん…本当は全部、自分の為だったのに…あなたの為だなんて言い訳作って……っ格好悪い所見せちゃってごめんね…っ?」
なぎ「…マミ?」
ポンッ
さや「…なぎさ。あたし達にはね、本当に帰るべき場所があるんだ…。辛い事も、嫌な事も思い出しちゃうかもしれないけど…一人ぼっちにはさせないから…だから聞いてくれる…?」
なぎ「…さやか?」
80 :
杏子ちゃんイケメン
81 = 8 :
マミ「……そっか。やっぱりなぎさちゃんも、思い出したのね」
なぎ「…まだ朧げなのですが。マミ、なぎさの為に…ありがとう、なのです」
なぎ「…これ、使うのです」
さや「杏子、あんたもね」ポイッ
マミ「グリーフシード…」
さや「…あたし達には、もう必要ないし?」ハハ
マミ「…どうして?一緒に逝く事も許してはくれないの?」
さや「……うん。マミさんまでこっち側に来ちゃったら、一人ぼっちになっちゃう子がいるからね」チラ
杏子「…」ポリ
82 = 77 :
ブラック企業に戻りたいのか
83 = 8 :
マミ「…佐倉さん」
杏子「…っあー、もう!良いから貸せよ!」
キン…シュウウゥ
杏子「…一人ぼっちは、寂しいからさ……一緒に、いてくれねぇかな?これからも…さ」
マミ「!……っごめんね。佐倉さ…っ」グスッ
マミ「まだまだ先輩ぶってなきゃいけないのになぁ……やっぱり私、駄目な子だぁ…」グスッ
杏子「…んなモンとっくに知ってるっつぅの」フッ
マミ「ありがとう…佐倉さん」
さや「さて…と、それじゃあ、もう一人、一人で泣いてる迷子を迎えに行くとしますか!」
84 = 8 :
ーーーー
ーーー
ゴゴゴゴゴ…
ほむ「…っ!…まどかぁっ」
QB「やれやれ」ヒョコッ
ほむ「!…インキュベーター!」
パァン
QB「無駄だって言ってるのに、懲りないんだな」キュップイ
QB「まぁ、そのおかげで君から解放出来た訳だけど」
ほむ「…どういう事よ」
QB「君は、僕に感情を芽生えさせた。その感情を制御し、操る事で僕達インキュベーターを支配したつもりになっていたようだけど。それはあくまで"あの個体"だけだったのさ。」
QB「言っただろう?観測さえできれば干渉できる。干渉できるなら、制御もできる。それさえ出来ればあとは支配するのみだ。」
85 = 8 :
QB「僕達は一つの個体を支配し、君に与えられた感情を集中して全て移し替えたんだよ。まぁ、あの個体も僕な訳だから、制御も支配も造作も無いことだったけどね」
QB「そして、鹿目まどかに接触させた。そうすれば、君がああいった行動に出るのは目に見えていたからね。事実、狙い通り君は僕に芽生えた"感情という精神疾患"を壊してくれた。暁美ほむら、君自身の手でね」
ほむ「…っ!!」ギリッ
ほむ「っお前は…まどかに何をしたの!?」
QB「?僕何もしていないよ。感情を壊すという一つの目的は達成出来たしね。何かしたというのなら、それは暁美ほむら、君自身じゃないのかい?」
ほむ「!?」
QB「君は円環の理の一部を奪った。そんな君が近くにいれば、記憶が戻るのも時間の問題だったんじゃないかな。君の記憶の中で、鹿目まどかが何かを思い出すそぶりを見せた事は無かったかい?」
ほむ「!」
ほむ「…っそんな……まどか…!」
QB「さぁ、円環の理の再生だ。一緒に見届けよう」
86 :
やっぱ黄色デブって糞だわ
87 = 8 :
ーーーーー
ーーー
パアアアアッ
なぎ「…あれは」
マミ「鹿目さん…なの?」
ほむ「…させないっ…!」バッ
まど「…ほむらちゃ……!」
杏子「何だよ…ほむらのあの姿は……」
マミ「…まるで、悪魔のようだわ……」
さや「…私達も行くよ!」
杏子「おう!」
マミ「えぇ!」
なぎ「はいっ」
88 = 8 :
ヒュンッヒュンッ
ほむ「…っ!?」
トンッ
さや「まどか!お待たせ!」
まど「…さやかちゃん!……皆も!」
さや「力は完全には戻ってないみたいだね。…いける?」
まど「うん!」
ほむ「…美樹さやか!」
さや「迎えに来てやったよ…転 校 生?」
89 = 80 :
さやかっこいい
90 = 77 :
やっぱ青バカって糞だわ
91 = 8 :
ほむ「…頼んでないわ」ギロッ
さや「そう言うなって」
さや「…あんたはさ、やっぱりあの時素直に導かれるべきだった。…疲れちゃったんだよ。一人でいる事に」
さや「この世界は確かに悪くないかもしれない。けど、あんたはそれで救われた?……馬鹿だよ。あんたも…あたしも。あの時、素直に助けてって言えてれば……そんな姿になる前にさ…」
『あたしって…ほんとバカ』
さや「…もう揺らいでるはずだよ?本当は誰かに分かって貰いたいんでしょ?…あたしの記憶を戻したままにしたのもきっと…
ほむ「…っ黙りなさい!」
ほむ「……貴女…なんかにっ!……っ」
92 :
>>57
あーこいつダメだ
にわか過ぎる
もうやめろや
93 :
>>92
くささを通り越して可愛く見えるだろ
94 = 8 :
ゴゴゴゴゴ
ほむ「……まどかの記憶が戻ってしまったのなら、何度でも裂くまでよ…!あの時と同じように、何度だって繰り返す…!」
ガシッ
まど「…ほっ…ほむらちゃん!…やめ…っ」
さや「…っ!あんた…いい加減に」
シュルッ
ほむ「…っ!」ギチッ
マミ「…全く、手の掛かる後輩ね」
まど「マミさん…!」
杏子「往生際が悪いぜ…?」ジャラッ
なぎ「導かれるのも、そう悪いものじゃないのです!」
さや「…杏子!なぎさ!」
95 = 19 :
このさやか、まどかにほむらの陰口吹き込んだり、まどかの都合もほむらの都合も何も考えてないし、随分と勝手すぎじゃね
96 = 8 :
ほむ「…私は……っ貴女の為に……っ…っ」
まど「うん」
まど「私には、ほむらちゃんがしてきた事全部分かるよ…。今みたいに、間違っちゃった事もあったかもしれないけど、ほむらちゃんが私の為に頑張ってくれた事……嬉しかった」
ほむ「…」
まど「だからね、ほむらちゃん…もう良いんだよ?」
97 = 77 :
>>95
さやかが性格悪いのは本編からだから大目に見んしゃい
98 = 8 :
ほむ「…でもっ!貴女は…まどかは……本当は寂しいって…耐えられないって……だから私…っ」
まど「…確かにね?寂しい事も辛い事もあったの。……でもね、私にはほむらちゃんが辛そうにしてる事の方がもっと嫌なの」
まど「…ほむらちゃん、こんなにボロボロなのに……っ…いつも気付いてあげられなくてごめんね…っ」
まど「…遅くなって……ごめんね…っ!」ヒック
ほむ「…まどか……」
まど「…ほむらちゃん」
ギュウッ
まど「…これからは、ずっと一緒だよ。……大丈夫。ほむらちゃんがいてくれるんだもん…寂しい事なんて、もう無いから……」
ほむ「…まど……か……」
99 = 8 :
ーーーー
ーーー
ーー
「………ちゃん…らちゃん」
「ほむらちゃん!」
ほむ「(…ハッ)…まどか?」
まど「もう放課後だよ?ほむらちゃんずっと起きないんだもん。よっぽど疲れてたんだね」ティヒヒ
ほむ「…」
まど「えっ!ほむらちゃん!?」
まど「泣いてるの?…怖い夢でも見た?」オロオロ
ほむ「…あ」ゴシッ
100 :
>>24-25は活かされるんだよな
みんなの評価 : ☆
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