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    元スレ穂乃果「やめて!穂乃果に乱暴する気でしょう?安価スレみたいに!」

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    51 = 36 :

    千早も絵理も飛ばされてたらと思うと

    52 = 1 :

    海未「そんな…元の場所に戻る方法はないのですか?」

    絵里「わからないわ…いろいろ調べてみたのだけど、そもそも何を調べればいいのか分からなかったの」

    絵里「でも海未がここに来たってことは…何か重要なことがあるのかもしれないわ」

    海未「私…ですか?」

    絵里「少なくとも、今の海未は海未じゃない。如月千早っていう765プロのアイドルよ」

    絵里「歳は海未と変わらないくらいで…外見は、海未に瓜二つよ」

    海未「そ、そんなに似ているのですか?」

    絵里「えぇ、私も思わず貴方の名前を言っちゃって、千早に変な顔をされちゃったもの」

    海未「…そう、ですか」

    54 = 1 :

    絵里「…でもよかった」

    海未「えっ?」

    絵里「さっき海未を見たとき、やっと知ってる人に会えたって思ったの」

    絵里「いきなり何も知らないところに飛ばされて、私だって不安だったわ」

    絵里「でも…千早が海未に変わって、海未が私を見たときの反応が正直だったから…」

    絵里「私、ちょっと安心しちゃったの」

    海未「絵里…」

    絵里「これからどうすればいいのか分からないけど…とりあえず今は出来ることをやっていこうと思ってるわ」

    絵里「辛いけど…一緒に元に戻る方法を見つけましょう?」

    海未「……」

    海未「分かりました。私も絵里がいてくれたことにとても感謝しています」

    海未「私に出来ることがあれば何でも言ってください。協力は惜しみません」

    絵里「…うんっ!頑張りましょう!」

    55 :

    千早と海未って似てるか?

    56 :

    57 = 45 :

    髪の色と長さ?

    58 = 36 :

    ストイックな性格にたまにはっちゃける所?

    59 :

    今日こいつの薄い本で抜くから下の赤い奴の名前教えて

    60 = 1 :

    -そして…



    海未「ごめんなさい。迷惑をかけてしまって…」

    春香「あっ千早ちゃん。もう大丈夫なの?」

    海未「えぇ。仮眠を取ったから、もう何ともないで…わ」

    伊織「ホントに?歌詞レッスンだからって無理して来たんじゃないの?」

    海未「あら、まるで来て欲しくなかったような言い方ね。でも一回のレッスンで伊織に遅れを取るような私じゃないわ」

    伊織「い、言うじゃない…見てなさいよー?」アーアーアーアーアー!!

    雪歩「伊織ちゃん…そんなに叫んだら喉痛めちゃうよ?」

    伊織「雪歩は黙ってて!」

    雪歩「ひ、ひどぃ~」

    絵里「ほらほら、喧嘩しないで真面目にしなさい。トレーナーが困ってるでしょ?」

    美希「ねぇねぇハニー!美希、すっごくビフラート効かせれるようになったの!聞いて欲しいの!」

    絵里「えぇ、聞かせてちょうだい。美希の成長っぷりが間近で見ることが出来るなんて光栄ね」

    美希「にへへ~」

    64 = 1 :

    海未「…えっと」

    海未(これは…初めてみる歌詞ですね…上手く歌えるでしょうか?)

    絵里「ねぇ、今日は少しイメージトレーニングもしてみようかと思ってるのだけど」

    春香「イメージトレーニング…ですか?」

    絵里「そう、ステージで上手く歌えている自分をイメージすることで、本番でもそのイメージを活かして100%の自分を出せるようにする」

    絵里「雪歩なんか出番になるとすぐ穴掘って逃げようとするから…丁度いいんじゃないかしら?」

    雪歩「うぅ…ごめんなさい~」

    伊織「アンタにしてはいいアイデアじゃない。まっ、この伊織ちゃんが100%の力を出せない時なんてないんだけどね!」

    絵里「えぇ、伊織には期待してるわ。次のオーディションも頑張りましょう」ナデナデ

    伊織「こ、子供扱いしないでよね!バカっ」モジモジ

    絵里「じゃあみんな収録室に行きましょう。自分のユニットの曲を聴きながら、自分の理想とするライブをイメージしてみてね」

    春香「はーい!わっかりましたー!」

    海未(…これは、曲を知らない私に対する絵里の計らいでしょうか?)

    絵里「…♪」ニコッ

    海未「…!」コクンッ

    67 = 1 :

    海未「……」~♪

    絵里「どう?自分の歌を聞いてみた感想は?」

    春香「な、何だか…少し小っ恥ずかしいですね」

    雪歩「うん…自分の声を自分で聴くのって何だか変な感じ…」

    美希「でも、これで人にどんな風に聴こえてるか分かるの。何を変えればいいか分かるなぁ」

    伊織「そうね…もっとここは伸ばしたらいいとか、感情入れるタイミングとか色々考えさせられるわね…」

    絵里「でしょ?そうやってあれこれ考えることを繰り返していって、どんどん上手くなっていくの」

    絵里「歌だけじゃなくて、ダンスやトークも一緒。今まで自分がやってきたことを見直すことで、やる気にも繋がるの」

    伊織「ふーん、少しはプロデューサーらしい事言うじゃない」

    絵里「あら?褒めてくれるの?ありがとう♪」

    伊織「ふんっ」

    春香「プロデューサーさん!私、前のオーディションの時のダンス見てみたいです!」

    絵里「そう言うと思って色々用意してきたわ。今日は各自好きなように鑑賞してみましょう」

    68 :

    悪くないな
    続きはよ

    70 = 1 :

    海未「……」

    海未(…これで、如月千早という人物を大体把握することができました)

    海未(あとは…私が演じきることができるか…ですね)

    春香「あっ!これ、千早ちゃんが初めてグラビアのお仕事貰った時の写真じゃない?」

    海未「えっ?」

    美希「あ~千早さんったらすっごく恥ずかしそうにしてるの~。初々しいなぁ」

    海未「そ、それは…初めてだからしょうがないでしょ!?」

    伊織「そういえば千早って撮影の時、帰ろうとしたんだってね?そんな事したのアンタだけなんじゃない?」

    海未「わ、私はグラビアアイドルになったつもりはなかったんです…なかったのよ!」

    雪歩「そ、そんなに嫌だったんだね…」

    海未「まったく…」

    海未「……」ジーッ




    海未「…よし、勝った」ニヤ

    春香「?」

    71 :

    まぁ結局小さいけどな

    72 = 49 :

    おそいね
    手でも冷えてる?

    73 = 1 :

    …そして、私は順調にレッスンをこなしていき、なんとか様になったというレベルまで達することができました。



    やよい「うっうー!今日も張り切って行きましょー!」

    海未「やよい、ほっぺたにご飯粒が付いてますよ?とってあげますので動かないでください」

    やよい「へっ?は、はい…」

    海未「…はい、これで大丈夫です。次からは気をつけてくださいね?」

    やよい「は、はいっ!気をつけます!」

    絵里(海未!喋り方が素に戻ってるわよ!)

    海未「…ハッ!?じ、じゃあレッスンに遅れないようね!またね!」

    やよい「…???」



    しかし…スクールアイドルとは違い、本物のアイドルというものは何十倍もの努力が必要なのだという事が分かりました。


    海未「…ねぇ、美希って学校は行かなくていいの?そういう話、全然聞かないけど」

    美希「学校?そんなの行ったって何も出来ないの。皆美希の事アイドルとしか接してくれないし」

    海未「…そうですか」

    75 = 1 :

    …でも、この子達も皆普通の女の子で、私となんら変わらない事も分かりました。


    春香「千早ちゃん!今度プロデューサーに頼んで新しくできたケーキ屋さんに連れてってもらおうよ!」

    海未「ダメ、タダでさえ春香は自分でお菓子作って食べちゃうのだから、少しは甘いものを控えないと」

    春香「え~っ!そんなぁ!ケーキだよケーキ!いつなくなっちゃうかわかんないんだよ!?」

    海未「私は和菓子の方が…じゃなくて、あんまりカロリーを摂取しすぎるとお腹に響くのよ?」

    春香「うぅ~」イジイジ

    海未「…で、でもちゃんと消費するのだったら、まぁ…いいんじゃない?」

    春香「そうだよっ!だから一緒にプロデューサーに頼みに行こう!早く早くっ!」

    海未「ちょ、ちょっと引っ張らないで下さい!」




    …しかし、それは年相応の女の子だという事だけです。

    私…そして彼女達には、乗り越える壁がいくつもあったのです。

    76 :

    Pはμ'sの世界でメンバーとして踊ってるん?

    77 = 1 :

    >>76
    想像したらめっちゃシュールでわろた

    78 = 1 :

    海未「オーディション、ですか?」

    絵里「えぇ、今回は春香、雪歩、そして千早もエントリーしてみたわ」

    絵里「春香はエンターテインメントのゲスト、雪歩はドラマの主役、そして千早は」

    絵里「…ソロデビューの話が来てるわ」

    伊織「えっ!?」

    美希「すごいの」

    79 = 36 :

    せめてもの情けで水谷絵理にしといてやろうよ
    絵里程頼りにならないけど

    80 = 1 :

    海未「オーディション、ですか?」

    絵里「えぇ、今回は春香、雪歩、そして千早もエントリーしてみたわ」

    絵里「春香はエンターテインメントのゲスト、雪歩はドラマの主役、そして千早は」

    絵里「…ソロデビューの話が来てるわ」

    伊織「えっ!?」

    美希「すごいの!千早さん一番なの!」

    雪歩「ほ、ほんとにすごいですぅ…よかったね千早ちゃん」

    海未「わ、私がソロデビュー…ですか?」

    春香「そうだよ千早ちゃん!夢にまで見たボーカリストだよ!すごいよ!」

    絵里「…まぁ、まだ決まった訳じゃないから、油断は禁物よ」

    絵里「このオーディションでスポンサーが付くかどうか…千早、あなた次第ね」

    海未「わ、私が…歌手」




    海未(む…無理です!そんなの…絶対無理です!)

    絵里「……」

    81 :

    おっぱい

    83 = 1 :

    絵里「…千早?どうかした?何だか顔色が悪いけど」

    海未「えっ…いえ、ちょっと驚いただけです…何でもありません」

    伊織「ちょっと!あれだけ自分は歌手だって言ってたんだから少しは喜びなさいよ!」

    海未「よ、喜んではいるのよ!ただ…ちょっと実感沸かなくて…」

    春香「何言ってるの千早ちゃん?千早ちゃんは今までいっぱい頑張ってたじゃん」

    春香「その努力が今まさに報われようとしてるんだよ!気合入れていかないと!」

    海未「春香…」

    雪歩「千早ちゃん…私、千早ちゃんが夜遅くまで会社に残ってプロデューサーと一緒にレッスンしてるの…見ちゃったの」

    雪歩「だから大丈夫だとおもう。もっと自信を持って?」

    海未「…雪歩まで」

    美希「美希的にはぁ~千早さんに先越させるのはちょっと悔しいけど~」

    美希「…でも、美希よりボイストレーニング頑張ってたのも知ってるの。だから当然だと思うの」

    85 = 1 :

    やよい「千早さん!やよいも応援してます!頑張ってください!」

    やよい「はい、たーっち」パチン

    海未「…美希、やよいも…」

    海未「みんな、ありがとう」

    絵里「…ふふ、じゃあ伝えたわよ?オーディションは一ヶ月後だから、各自自分をもっと磨いていきましょうね」

    絵里「じゃあ、今日はこれで解散。迎えの車が来るまで自由にしてていいわ」

    「「はーい!」」








    海未「…絵里、これは」

    絵里「…少し、話をしましょうか」

    88 :

    続きはよ

    89 :

    -休憩室-


    海未「絵里!どういうことですか!私は何もデビューするつもりは…」

    絵里「…私も、ずっとどうしよかって、悩んでたの」

    絵里「でも、社長が今の海未を見て、挑戦してみてもいいんじゃないかって言ってるの」

    絵里「私は時期尚早だって言ったのだけど…あまりに否定しすぎると、プロデューサーとしての仕事を全うしていないって思われちゃうから」

    海未「で、ですか…それならユニットを組むなりすればいいじゃないですか!いきなりソロデビューなんて…」

    絵里「…海未、如月千早の夢は知ってるわよね」

    海未「…はい、自分の歌を、世界中に届ける…ですよね」

    絵里「そう、千早は今まで執拗に歌だけを磨いていたわ」

    絵里「その志の高さは並大抵なものじゃない…関わる時間が少なかった私にもわかったもの」

    絵里「その千早が、あと少しで自分の夢を叶える事ができるの…それを千早が知ったらどうなると思う?」

    絵里「…何が何でも、オーディションに合格してみようとするわ」

    海未「……」

    91 = 89 :

    絵里「…もしかしたら、千早の夢を叶える事で、元の世界に戻る布石を立てることができるかもしれない」

    海未「ほ、本当ですか!?」

    絵里「これがそういった筋書きなら…だけどね」

    絵里「でも、やってみる価値はあると思うの」

    海未「……」

    絵里「…ねぇ海未、やってみようとは思わない?」

    絵里「私が見てきた様子では、海未の歌唱力は千早のそれに遅れをとってないと思うの」

    海未「でも…ひとりでステージに立って歌うなんて…」

    92 = 89 :

    絵里「安心して、それまでのレッスンは全部私が担当するわ」

    絵里「私も仕事の合間にアイドルのノウハウを勉強してみたの。きっと役に立つと思うわ」

    海未「無理です…絶対無理です…」

    絵里「でも、千早だったら…」

    海未「やめて下さい!」バンッ





    絵里「う、海未…?」

    海未「私は…如月千早じゃありません…!」

    海未「ただの女子高生の…園田海未なんですっ!」ダッダッダッダッ!!

    絵里「あっ!海未っ!どこ行くのよ!」

    93 = 89 :

    -P(絵里)の家-


    絵里「って、そこは家に帰ってるのね…アハハ」

    絵里「海未、いい加減布団から出てきてくれないかしら?」

    海未「…知りません。絵里なんて嫌いです」

    絵里「もう…」



    ギシッ



    絵里「…ごめんなさい海未。私、ずっとプロデューサーとして海未のこと接してきたから…」

    絵里「海未自身の気持ち、疎かにしてしまったのね」

    海未「……」

    絵里「…でもね、海未。私の見間違いじゃなければなのだけど」

    絵里「貴方がアイドルとしてレッスンをしている時の顔、とても苦痛には見えなかったわ」

    94 = 90 :

    かわいい

    95 = 89 :

    海未「……」

    絵里「いつもまとめ役で穂乃果達を引っ張ってきた海未が、今度は自分が引っ張られてる」

    絵里「ちょっと、心地いいって感じてたのじゃないかしら」

    海未「…そんなことありません」

    絵里「あらそう?でも海未が春香達と一緒にレッスンしてた時と、穂乃果達と練習していた時じゃあ、顔つきが違った気がするのだけどなぁ」

    海未「…絵里の思い過ごしです」

    絵里「えぇ、そうかもしれないわね」

    絵里「…ねぇ、ここにこの前収録した海未の生歌CDがあるのだけど」

    海未「!?」ガバッ

    絵里「えっとコンポは…あ、あったあった」

    海未「や、やめて下さい!」

    絵里「残念、もう再生押しちゃいました」ポチッ

    海未「わーっ!わーっ!ヤメテーッ!」

    96 :

    自分の声聞くのって気持ち悪いよね

    97 :

    エリチカPは多分スーツなんだよな
    すごく似合いそう

    98 = 89 :

    アオイートリー、モシーシア-ワセー


    海未「…うぅ、もう消してください…」カァァ

    絵里「どうして?あれだけイメージトレーニングで聴いてたじゃない?」

    海未「れ、レッスンで聴くのとプライベートで聴くのでは意味が違います!」

    絵里「そう?私は一緒だと思うけど…」

    海未「いいからもう止めてください!」

    絵里「まぁまぁ、少し落ち着きましょ?」

    海未「落ち着いてなどいられますか!!」

    絵里「うーんじゃあ…」


    ギュッ


    海未「…へっ?」

    絵里「どう?これで落ち着いたでしょ?」


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