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    元スレ北上「艦これ百物語?」 電「なのです!」

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    1 :

    「は、はじめましてなのです!」

    提督「うん、これから宜しくね」

    「は、はいなのです!」

    提督(あー、何かこの子を前線に送るのは気が引けるなあ)

    提督(丁度、秘書艦が必要だったし……この子にやってもらおうか)


    こうして、電は秘書艦になったのです


    秘書艦は、提督に色々報告したり、寝ちゃいそうになった時は起こして上げたり


    そういう、お母さん的な役割をするお仕事らしいのです

    2 :

    雷電!!

    3 :

    4 = 1 :

    望月「んぁ?電じゃん、提督の部屋で何やってんのー」

    「あ、はい、今度、秘書艦のお仕事させてもらえることになったんです」

    望月「あー、事務仕事だっけ、面倒臭そうなのによくやるよねぇ、あたしには無理だわ~」

    「望月さんはこれから出撃ですか?」

    望月「そ、今回の海域は夜戦が中心らしいから、なーんか引っ張りだされちゃってさあ」

    「が、頑張って下さいなのです!」

    望月「んー、ほどほどにね~」

    (お、お母さん的な事をして、何とか望月さんを元気づけるのです!)

    5 :

    ほほう

    6 :

    ラーメンマン北上

    7 = 1 :

    「あの……」

    望月「ん~?」

    「……あ、あのっ!」

    望月「なに?どっかしたの?」

    「……お、美味しいご飯作って待ってますから」

    望月「……は?」

    「だから、その……えっと……」

    望月「……あー、はいはい」ポンポン

    「ふえっ」

    望月「ちゃーんと、帰ってくるって、電のご飯冷ましちゃ悪いしね~」

    「……!」

    望月「じゃ、ぱぱっと終わらせてきますか~」

    「は、はいなのですっ!」

    8 = 1 :

    こんな感じで、いっぱいお仕事をこなして


    毎日が、凄く楽しかったのです


    「提督、艦隊がお戻り見たいですっ」

    提督「はい、報告御苦労さま、電ちゃん、飴食べる?」

    「い、いいのですか?」

    提督「うん、何時も頑張ってるからね」

    「あ、ありがとうなのですっ!」

    9 = 1 :

    望月「あー、もうマジだっるーぃ……」

    「あ、望月さん」

    望月「ああ、電、また出撃だってさ~」

    「え、さっき帰ったばかりなのに……?」

    望月「まあ、仕方ないんだけどね~、この艦隊、動ける駆逐艦少ないみたいだしさ~」

    「……ごめんなさい、なのです」

    望月「ん~、別に電の事を悪く言ってる訳じゃないってば」

    「……」

    望月「あー、もう~」クシャクシャ

    「はわわっ、か、髪がっ」

    望月「電はさ、何時もみたいに、ご飯作って待っててくれればいいってば」

    「は、はい……あ」

    望月「んぅ~?」

    10 = 1 :

    「ご、ごめんなさい、さっき食べて貰ったご飯で、資材いっぱい使っちゃったから、すぐには用意できないかもです……」

    望月「うえー、それはちょっとヤル気が下がるなあ……」

    「うう……あ、そ、そうだっ」

    望月「ん~?」

    「え、えっと……これ、帰ったら、あげるのですっ」

    望月「……飴?」

    「は、はい!提督からもらった、間宮の飴ちゃんなのです」

    望月「……」

    11 = 1 :

    「一個しか無いですから、みなさんには、内緒ですよっ?」

    望月「……ははは」

    「望月さん?」

    望月「もー、ったく、しょうがないなあ、電は」

    「?」

    望月「判った、判りました……それで今回は、手を打つよ」

    望月「だから、私が戻るまで、それ食べちゃわないようにね~?」

    「は、はい!」

    12 = 1 :

    何時もと同じようにお仕事して


    何時もと同じようにいってらっしゃいを言って


    何時もと同じようにおかえりなさいをして


    何時もと同じようにお風呂に入って貰って


    また明日頑張りましょうね





    って、電は言うはずだったのです



    だったのです

    14 = 1 :

    急いで!早くドック開けて!

    バケツ持ってこい!はやく!

    だ、だめです、破片が食い込んでて……

    兵装が外れませんっ

    仕方ない、誘爆の可能性を考慮して足は切断する

    ねえ、喋れる?望月?

    駄目だ、もう意識はない

    ここまで戻って来れただけでも奇跡なんだ……

    ここなら、深海の連中に食い荒らされる心配はないからな

    こいつはまだ幸せだったよ、残った五人は生きたまま……

    17 = 1 :

    「……」

    提督「……電?」

    「はいなのです」

    提督「……大丈夫か?」

    「何がですか?」

    提督「……さっきの有様を見て、随分ショックを受けてたようだったから」

    「よく判りませんが、ご心配おかけして、ありがとうなのです」

    提督「……」

    「……」カチカチ

    提督「……電、何を食べてるんだ?」

    「……先日、提督にいただいた、飴を」カチカチ

    提督「……そうか」

    「はいなのです」カチカチ

    18 :

    ブラック提督物語か

    19 :

    電のちんぽ舐めたい

    20 = 1 :

    秘書艦は、提督のお手伝いをするのがお仕事ですが


    時には、艦隊の子達のお出迎えもするのです


    「皆さん、頑張って下さいね?」

    球磨「頑張ってくるクマー」

    「ご帰還をお待ちしているのです」カチカチ

    球磨「電、何食べてるクマ?」

    「飴です」カチカチ

    21 :

    しえん

    22 = 3 :

    しえん

    23 = 1 :

    「……」カチカチ

    「……」カチカチ

    「……」カチカチ

    「……」カチカチ


    提督「電?」

    「はいなのです、お仕事ですか?」

    提督「いや、もう夜も遅いし、そろそろ寝ようかなと思って」

    「……そうですね、今日はもうお仕事もないでしょうから、それがいいと思うのです」

    提督「ん、じゃあ、照明落とすぞ?」

    「はいなのです」


    カチッ



    「艦隊がおもどりみたいです」

    24 :

    でんちゃんにかみなりちゃんの生首prprしてる所をみせて絶望させたい

    25 = 1 :

    提督「……は?」

    「……?」

    提督「電、今何か言ったか?」

    「別に何も言ってないのです」

    提督「そうか、ならいいけど……」


    「艦隊がおもどりみたいです」


    提督「……!」

    「……」カチカチ

    26 :

    飴食う時ってカチカチ鳴るのか

    27 = 1 :

    提督「は、ははは、電も、悪戯とかするんだな」

    「……?」

    提督「けど、ちょっと怖いから勘弁してほしいなあ」ナデナデ

    「……電は、何もしてないのです」

    提督「はいはい、そういう事にしとくよ」

    「……」カチカチ

    28 = 3 :

    飴じゃないんだろうけど… なんなんだろう…

    29 :

    捨て艦提督は反省して

    30 = 1 :

    翌朝、帰って来た第一艦隊は4人だけだったのです


    球磨さんともうお1人は、戻ってきませんでした

    31 :

    (望月産)

    32 = 1 :

    「提督、艦隊がおもどりみたいです」


    「提督、艦隊がおもどりみたいです」


    「提督、艦隊がおもどりみたいです」


    「提督、艦隊がおもどりみたいです」


    「提督」


    「提督」


    「提督」

    34 :

    怖い

    35 = 1 :

    提督「……どうしてだろう」

    提督「どうして、電は帰還しても居ない艦隊の報告をしてくるんだろう」


    「提督、艦隊がおもどりみたいです」


    提督「ああ、もう……いい加減にしてくれっ!」

    「提督、どちらへお出かけですか?」

    提督「ちょっと夜風に当たってくる……着いて来なくていいからっ」

    提督「はぁ……」

    36 :

    ブラ鎮すぎるだろ・・・ この提督、捨て艦でもしてるのかね

    37 :

    ダメコン積まずに大破進撃か

    38 = 1 :

    提督(やっぱり、ドックで沈んだ望月を見たのがショックだったのかなあ)

    提督(あのままじゃ、仕事に支障が出る)

    提督(どうするか、前線に出すか)

    提督(……そうだな、新しい別の娘を秘書艦にしよう)

    提督「はー、今夜は満月か、酒でも持ってくればよかったかなあ……)


    カチッカチッ


    提督「……!」

    提督(この音、電が飴を噛む音だ……)

    40 = 26 :

    鋼材でも噛んでんのかね?

    42 = 3 :

    望月のなにか… なんだろう

    43 = 1 :

    「提督」


    「艦隊がおもどりもみたいです」



    提督「……」ハァ

    提督「電、だから着いてくるなって……言っ……」

    47 = 3 :

    筑摩面やめてほんとこわい


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