元スレ俺「母さんがドロドロな料理しか作ってくれない」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
201 = 1 :
母「さてと…」
ピンポーン
母「今日はお客さんが多い日ね!はあーい!」
母「いらっしゃ…ってえぇっ!?」
ざわざわ…
俺友2「こんにちはっ!」
俺友3「ちわっす!」
俺友4「おじゃましまっす!」
妹友2「こんにちはあ!」
妹友3「お世話になります!」
妹友4「お腹すいたぁ~!」
父友「食べに来たぜー!」
父友2「わくわく」
父友3「ちぃーっす!」
父友4「人多杉」
202 :
やめちくり
203 = 1 :
母「みんな私の料理食べに来てくれたの?」
ALL友「はい!」
母「うれしいっ!みんな上がって!」
ALL友「おじゃまします!」
………
204 = 143 :
あのさぁ…
205 = 1 :
俺「!!ちょっとお前らなんでいるんだ!?」
俺友2「友に」
俺友3「俺んちに集合って」
俺友4「言われた!」
俺「はぁ…あいつは全く…」
206 = 105 :
パンツは履いた方がいい?
207 = 1 :
………
妹「ごめんねお母さん!みんな来たいって聞かなくって!」
母「大丈夫よ!お母さんにまかせなさいっ!」トン!
妹「さすがお母さん頼もしい!」
209 = 1 :
………
父「俺も友達呼んじったww」
母「そうだったんですね!」
父友「奥さん…綺麗ですね…」
父友2「父!奥さんとうちの嫁交換しないか?」
父友3「おい!お前ら、抜けがけはずるいぞ!」
父友4「奥さん今度お食事でもどうです?」
父「貴様らうちの嫁に手ぇ出したら…殺す」
ALL父友「(こいつ顔がマジだ…)」
母「は、はは…wどうぞ上がってください!」
………
210 = 139 :
何この展開…
211 = 1 :
母「よしっ!」
母「ホントはもう作ってあるのを温めるだけだったけどある分じゃ足りなさそう…」
母「また新たに作らなきゃ!」
俺「母さん俺も手伝うよ」
妹「私も!」
母「ありがと!」
父「とれたての野菜もってきたぞ!!」
母「あなたもありがとうございます!」
212 = 110 :
とりあえずパンツは履いた
213 = 1 :
………
母さんの作ったシチューは大好評だった
シチューは全然足りなくてたくさん作らなきゃならなかったから
母さんはもちろん俺も妹もてんてこ舞いだった
みんながおかわりするものだから最後の方は取り合いになってしまった
母さんもこれには苦笑いしてたけど…
でもみんな喜んでくれたみたいで母さんも喜んでた。
214 = 142 :
妹は給食なんだろ?
なんで妹友は母親の料理の味知ってるんだ?
215 = 105 :
>>212 俺も…妹友と俺、俺友と妹の展開じゃなかった…ショックだ…
216 = 139 :
こうして母はまたシチューしか作らなくなった
217 = 1 :
………
それから友人たちのクチコミがクチコミを呼び
家にシチューやカレーやハッシュドビーフを食べに来る人が増えた
いつしか母さんのドロドロ系料理を食べるための行列ができるほどになった
218 = 154 :
毎日カレーとシチューしか食ってなかったんなら
顎の発達が阻害されて歯並びガチャガチャだろうな
219 = 1 :
………
母さんのほかの料理ができないという症状は
俺と妹が料理をつくるときに一緒に少しずつ慣らしていった
ときどきつらそうな表情を浮かべていたけれど、
時間の経過とともに症状も薄れ、ほとんど普通に料理が出来るまでになった。
でもやっぱり母さんのドロドロ料理はほかの料理とレベルが違ったから
週に何回かはドロドロ料理が食卓に並んだ。
時は流れ…
220 = 105 :
パンツ太ももで止まってる
221 = 1 :
プルルルル…プルルルル…
母「もしもし!俺くん?」
俺「もしもし?母さん久しぶり!元気だった?今度の休みにそっちに帰るよ」
母「俺くん!おひさしぶりです!元気だったよ!俺くんは?」
俺「元気元気!妹や父さんはどう?元気にしてる?」
母「妹ちゃんは恋も仕事も充実してるって言ってたよ!」
俺「ふーんあいつ順調みたいだな」
母「そうみたい!でね?お父さんがね?『俺と妹は帰ってこないのかー』ってうるさいんだよ?」
母「私だって寂しいの我慢してるのにっ!」
俺「ははww相変わらず仲良さそうで安心したよ」
母「えへへwwじゃあ今度の休み、お父さんと待ってるから!妹ちゃんも帰ってくるって!」
俺「そっか!わかった!お土産もって帰るよ。それじゃ!」
母「またねー!」
プツッ…
………
222 = 15 :
今更だけどドロドロ料理ってまずそうだよね
224 = 1 :
―週末―
俺「久しぶりの実家だな」
俺「久しぶりに母さんのドロドロ料理食べたかったんだよね~」
俺「よしそろそろつくぞー…ん?」
俺「な、なんかうちの近所がやけに混んでるぞ…まさか…」
俺「この行列の先は…」ざわざわ…
俺「やっぱり…」ざわわ…
俺「ちょっちょっと通して…」ぎゅうぎゅう…
俺「これは正直なんとかしてほしいよ~!うちはレストランじゃないんだぞ~!?」
俺「ううううっはあっはあぁっ…」
俺「た、ただいま…ってなにこれ!」
225 :
挙げてじゃねーよ糞つまんねーんだよアフォか
226 :
ハヤシライスはサラサラだから作れないのか
227 = 225 :
だなあ・・・つまんないからもうやめていいぞ?w
228 = 1 :
ワイワイガヤガヤ…
母「お、俺く~ん!おかえりなさーい!帰ってきたばかりで申し訳ないけど手伝ってー!」
父「ひぃぃっもう勘弁してくれええ!」
妹「人が多すぎだよおお!」
俺「と、とりあえず今日はもう帰ってもらおう!もうさばききれないよ!」
母「そ、そうだね!」
父「よし…おおおいみなさん!聞いてください!今日はこのへんで…!」
ワイワイガヤガヤ…
父「み、みなさあああああああん!」
ワイワイガヤガヤ…
父「く、くっそおおお!」スゥー…
父「みなs…!」
母「みなさーん!」
ワイワイガy…シーン…
229 :
正直今時名前欄とか目欄で会話しようとする奴ってどんな理由があってもイタいよな
230 = 110 :
つづけて
最後まで読みたい
231 = 18 :
>>227
自演に失敗したのか?
232 = 1 :
母「楽しみに来てくださったのに申し訳ないんですが!」
母「今日はもう材料が足りないんですー!」
母「だから、本当にごめんなさい!」
シーン… ぞろぞろ…
俺「み、みんな出て行くぞ…」
妹「お母さんすごい…」
父「こ、こいつらー…」ぶちぶち
………
233 = 139 :
この父ほんとに農家なのか
234 = 1 :
母「みんなごめんね…私が調子乗りすぎたせいで…」
俺「今日のは流石にまずいよ…道ふさいじゃって近隣の人も迷惑してたし…」
妹「私もさすがに今日のはコリゴリだよ…疲れた…」
父「あいつら絶対に許さん…」ゴゴゴゴ…
母「でもどうしたら…」
ピンポーン!
俺「誰だろ?」
母「出てくるね」
……
235 :
マジキチ
236 = 1 :
母「はあーい!」
営業マン「お初にお目にかかります、私G社営業部の営業マンと申します」スッ…
母「は、はい…あの、何か?」
営業マン「実はですね、奥様の作るシチューが巷で話題になっておりまして」
母「は、はあ…(いつの間にか全国規模になっていたのね…道理で…)」
営業マン「全国からあのシチューのルウを再現して欲しいという要望が当社に多数届きまして」
母「ええっ!?」
237 = 229 :
記憶力が無さすぎるのか行き当たりばったりで書いてるのか
設定に矛盾や違和感が多すぎるよね
238 = 1 :
営業マン「当社では奥様の作るシチューを参考に、市販のルウを作成しようと計画中です」
母「そ、そうなんですか…」
営業マン「どうかお考えいただけないでしょうか?」
母「少し…考えさせてください。家族とも相談してみます」
営業マン「そうですか。ありがとうございます。また後日連絡差し上げます。それでは失礼いたします」
母「はい!どうもありがとうございます」
………
239 = 1 :
母「…という話だったの…どうしよう?」
父「うーむ…まさかそんなことになっていたとはな…」
妹「G社って有名なあのG社でしょ?」
俺「そのG社の営業マンが直々に営業かけてくるなんて…」
俺「話がぶっ飛びすぎててちょっと実感がわかないな…」
母「みんなどう思う?私は、全国の皆さんが食べたいっていうなら…」
母「是非うちの味をみんなに届けたい!」
240 = 1 :
父「俺は母さんの思うようにしたらいいと思う。」
父「あのシチューを作りあげたのは母さんだからな」
俺「俺もそう思う。それにルウが市販されれば自分で作れるようになるから
うちの行列も多少は緩和できるんじゃないかな?」
妹「そうだね。私も賛成!」
母「みんな同じ意見だね。じゃあG社さんにお願いしよう!」
父「売れるといいな!」
俺「なんか夢みたいな話だなぁ~」
妹「なんだかすごいね!ワクワクしてきた!」
241 :
めんどくさくなってきたな
242 = 1 :
―翌日―
営業マン「もしもし、私G社営業部の営業マンと申しますが」
母「もしもし、お疲れ様ですー。母です」
営業マン「先日のルウの件お考え頂けましたか?」
母「はい。是非私のシチューの味を全国のご家庭にお届けして頂ければと思います」
営業マン「本当ですか!ありがとうございます!」
営業マン「つきましては後日担当のものがそちらへ伺う予定ですので!」
母「分かりました。どうぞよろしくお願いいたします!」
営業マン「こちらこそよろしくお願いいたします!」
………
243 = 1 :
こうして母さんの作ったシチューを参考に市販の固形ルウが発売された
人気は上々のようでTV等でも大々的に宣伝された
こうして母さんのシチューの味は全国の家庭に届けられることとなった
さらに母さんのカレーや、ハッシュドビーフや、母さんのシチューをベースに
アレンジした物も同じように商品化された
いやらしい話だがおかげで家にもなかなかのお金が入ってきた
しかし母さんも父さんもそのお金を雀の涙ばかり貯金し、あとは他の人のために使った
244 :
母さんはクレアおばさん
245 = 1 :
例えば未だに家に食べに来てくれる人のための、ドロドロ系料理の材料費や光熱費、
お客を多く呼べるようにするための改築費用とキッチン改装費用、料理器具の購入費用など
あとは募金などに使われた。
俺は正直…もうちょっと自分たちのために使ってもいいんじゃないかな…なんて思ったけど
でも母さんも父さんも妹も俺も幸せだからいいかなと思っている
G社には喜びの声が全国からたくさん届き、母さんもそれをG社を通して見せてもらい、とても喜んでいる
俺は仕事の都合で家にはなかなか帰れないため、詳しくは知らないのだが、
以前よりは人数は減ったものの、相変わらず家には全国からファンが訪れ、多少混み合っているらしい
~~~~~
246 = 18 :
気になって風呂はいれねぇ
247 = 110 :
拒否るのかと思ったわ
248 = 15 :
炊き出ししてんのか
249 = 1 :
「ねえねえあのシチュー食べたことある?あのルウの元になったシチュー」
『あぁ~よく食べてたぞ。今でもたまにお呼ばれするしな!』
「そうなの!?お店じゃなくて普通の家でシチューを振舞ってるって聞いたけど?」
『そうなんだよー!まあ俺の友達がその家の息子なんだがな』
『そのシチューを振舞ってる人がまた綺麗でかわいい人なんだよな』
『だからシチューのファンだけじゃなくてその人のファンも結構くるらしい』
『(まあ俺もファンなんだけどな。こいつヤキモチ焼きだから伏せとこ)』
「ふむふむ」
250 = 183 :
ハッピーエンドは禁止だよ!!!
みんなの評価 : ○
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