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元スレ八幡「俺の妹が小町じゃないだと?」
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八幡「なぁ、その後、メールかなんか、何でもいいけど連絡はしたのか?」
桐乃「ううん、なんにも」
八幡「なら、なんでもいいから送っといた方がいいな、シミでもヒビでも、直ぐに
修繕にとりかかった方がいい」
桐乃「でも、なに送ればいいかわかんないよ」
八幡「なんでもいいんだよ、モデルの話とか学校の話とか、なんかあんだろうが」
桐乃「軽蔑されてるだろうし、返信なんてこないに決まってんじゃん」
八幡「それでもいいんだよ、むしろその方がいい」
桐乃「なんで?」
八幡「その時は向こうは何も思わないかもしれんが、後々向こうは頑張って話掛けて
くれてる友達を無視したって罪悪感を植え付けられる、特に中学生で、しかもあんな
優等生を絵で書いたような子だ、効果はてきめんだと思うぞ」
桐乃「そっかな、なんか汚い」
八幡「いいんだよ、ほら、そうだな、若干遠慮してます感、もしくは申し訳ないです感
を醸しだすとモアベターだな」
桐乃「…わかった、嫌だけどやってみる」
桐乃「ううん、なんにも」
八幡「なら、なんでもいいから送っといた方がいいな、シミでもヒビでも、直ぐに
修繕にとりかかった方がいい」
桐乃「でも、なに送ればいいかわかんないよ」
八幡「なんでもいいんだよ、モデルの話とか学校の話とか、なんかあんだろうが」
桐乃「軽蔑されてるだろうし、返信なんてこないに決まってんじゃん」
八幡「それでもいいんだよ、むしろその方がいい」
桐乃「なんで?」
八幡「その時は向こうは何も思わないかもしれんが、後々向こうは頑張って話掛けて
くれてる友達を無視したって罪悪感を植え付けられる、特に中学生で、しかもあんな
優等生を絵で書いたような子だ、効果はてきめんだと思うぞ」
桐乃「そっかな、なんか汚い」
八幡「いいんだよ、ほら、そうだな、若干遠慮してます感、もしくは申し訳ないです感
を醸しだすとモアベターだな」
桐乃「…わかった、嫌だけどやってみる」
八幡「おら、メール送ったらもう寝ろ、あとは返ってきても来なくても明日会う約束
をしておけ、学校始まったりしたらさらにやりにくいだろ」
桐乃「うん、わかった」
八幡「ちなみに、一応言っとくが、新しい友だち出来たから別に仲直りしなくてもいい、
とか思うならこんなしちめんどくせぇことしなくてもいいんだぞ」
桐乃「いや、ちゃんと仲直りしたい」
八幡「そうかよ、じゃあ明日会う約束できたら朝教えろ」
桐乃「うん、わかった」
八幡「ちっとあったからってそんな凹んでんなよ、らしくねぇな」
桐乃「うっさいな!早く出てけ!」
八幡「いや、ここ俺の部屋なんだけど」
桐乃「…ッ!死ね!」
をしておけ、学校始まったりしたらさらにやりにくいだろ」
桐乃「うん、わかった」
八幡「ちなみに、一応言っとくが、新しい友だち出来たから別に仲直りしなくてもいい、
とか思うならこんなしちめんどくせぇことしなくてもいいんだぞ」
桐乃「いや、ちゃんと仲直りしたい」
八幡「そうかよ、じゃあ明日会う約束できたら朝教えろ」
桐乃「うん、わかった」
八幡「ちっとあったからってそんな凹んでんなよ、らしくねぇな」
桐乃「うっさいな!早く出てけ!」
八幡「いや、ここ俺の部屋なんだけど」
桐乃「…ッ!死ね!」
イカしたアニキっぷりだけど
死んで腐った魚みたいな目ェしてんだよな
死んで腐った魚みたいな目ェしてんだよな
ー翌日ー
桐乃「出来た」
八幡「いきなりなんだよ」
桐乃「アンタが言ったんでしょ、あやせと会う約束しろって」
八幡(そうでした)
八幡「んで?出来た…んだな、何時?」
桐乃「三時くらい」
八幡「そうか、場所は」
桐乃「そこの公園」
八幡「んじゃあ、俺も一応行ってやるよ」
桐乃「え、来ないって行ってたじゃん」
八幡「気が変わったんだよ」
桐乃「そっか…へへ」
桐乃「出来た」
八幡「いきなりなんだよ」
桐乃「アンタが言ったんでしょ、あやせと会う約束しろって」
八幡(そうでした)
八幡「んで?出来た…んだな、何時?」
桐乃「三時くらい」
八幡「そうか、場所は」
桐乃「そこの公園」
八幡「んじゃあ、俺も一応行ってやるよ」
桐乃「え、来ないって行ってたじゃん」
八幡「気が変わったんだよ」
桐乃「そっか…へへ」
桐乃がここまで信頼してるということは
八幡の本質に気付いてるのかな?
八幡の本質に気付いてるのかな?
八幡「ただ、俺が出しゃばって無理やり仲直りさせるわけじゃねぇからな」
桐乃「分かってる」
八幡「おい、じゃあまた後でな」
桐乃「うん」
八幡(いや、わかってる、こんなん俺が出てってもしょうがねぇことなんてよ
ただ、まぁ、アイツより先に話して、ガードをゆるくしてやることは出来る)
八幡(ただ、18禁かよ、さすがにこれだけは俺も何も思いつかん)
八幡(ただ、アイツもしっかり認めたらしいしな、一つくらい兄貴っぽいことやって
やってもいいだろ)
桐乃「分かってる」
八幡「おい、じゃあまた後でな」
桐乃「うん」
八幡(いや、わかってる、こんなん俺が出てってもしょうがねぇことなんてよ
ただ、まぁ、アイツより先に話して、ガードをゆるくしてやることは出来る)
八幡(ただ、18禁かよ、さすがにこれだけは俺も何も思いつかん)
八幡(ただ、アイツもしっかり認めたらしいしな、一つくらい兄貴っぽいことやって
やってもいいだろ)
ー公園ー
あやせ「あ、お兄さん…」
八幡「よぉ、偶然だな」
八幡(随分早いな、まだ30分もあんのによ)
あやせ「どうしたんですか?こんなところで」
八幡「一応お前とは顔見知りだからな、挨拶くらいしとこうと思ってよ」
あやせ「そうですか、すみませんが今は忙しいので」
八幡「だだ…誰か待ってんの?」
八幡(やっべ、噛んだ)
あやせ「…もしかして、桐乃から何か聞いてるんですか?」
八幡「妹から?いや、普段話しなんかしねぇよ」
あやせ「そう…ですか」
八幡(どうやら気づいてないみたいだな)
あやせ「あ、お兄さん…」
八幡「よぉ、偶然だな」
八幡(随分早いな、まだ30分もあんのによ)
あやせ「どうしたんですか?こんなところで」
八幡「一応お前とは顔見知りだからな、挨拶くらいしとこうと思ってよ」
あやせ「そうですか、すみませんが今は忙しいので」
八幡「だだ…誰か待ってんの?」
八幡(やっべ、噛んだ)
あやせ「…もしかして、桐乃から何か聞いてるんですか?」
八幡「妹から?いや、普段話しなんかしねぇよ」
あやせ「そう…ですか」
八幡(どうやら気づいてないみたいだな)
「俺が買いに行かせたんだよ」っていう言い訳も無理があるしなあ
八幡「なんかあったのか?」
あやせ「…昨日、たまたま桐乃とあったんです」
八幡「へぇ」
あやせ「その時桐乃、変な人達と歩いてたんですよ」
八幡「助けたのか」
あやせ「ええ、でも桐乃、その人たちのこと、友達だからって」
八幡(ホントに言ってたのか、まぁ一応褒めといてやろう)
あやせ「私は…ッ!桐乃が友達だから助けてあげようと思ったのに、それに桐乃、
いかがわしい本をいっぱい持ってて…ッ!」
八幡「そうか」
あやせ「中学生なのに!女の子なのに…ッ!あんな変なもの、絶対あの人達のせいです!
桐乃はとてもいい子だったのに、あんな人たちとつるんだりするから!」
八幡(さて、こっからだな)
あやせ「…昨日、たまたま桐乃とあったんです」
八幡「へぇ」
あやせ「その時桐乃、変な人達と歩いてたんですよ」
八幡「助けたのか」
あやせ「ええ、でも桐乃、その人たちのこと、友達だからって」
八幡(ホントに言ってたのか、まぁ一応褒めといてやろう)
あやせ「私は…ッ!桐乃が友達だから助けてあげようと思ったのに、それに桐乃、
いかがわしい本をいっぱい持ってて…ッ!」
八幡「そうか」
あやせ「中学生なのに!女の子なのに…ッ!あんな変なもの、絶対あの人達のせいです!
桐乃はとてもいい子だったのに、あんな人たちとつるんだりするから!」
八幡(さて、こっからだな)
あやせ「お兄さんもそう思いませんか!?普通の子は絶対あんなものもってるわけありません!」
八幡「いやよ、その変な本がどんなもんかなんて知らねぇけどよ、それってそんなに
駄目なもんだったのか?」
あやせ「当たり前です!何を言ってるんですか!?お兄さんは見てないからそんなことが
言えるんですよ!」
あやせ「それに、ちょっと前にあった事件もあったじゃないですか、少女に大人の男性が
暴力を働いたっていう、私の母はPTAの会長を務めているんです、その会合でそんな話も出てて
、だから桐乃には絶対にそんな者、持っててほしくなかったんです」
八幡(あ、それシスカリ事件か?)
八幡「それ、デマだぞ」
あやせ?「は?
八幡「いやよ、その変な本がどんなもんかなんて知らねぇけどよ、それってそんなに
駄目なもんだったのか?」
あやせ「当たり前です!何を言ってるんですか!?お兄さんは見てないからそんなことが
言えるんですよ!」
あやせ「それに、ちょっと前にあった事件もあったじゃないですか、少女に大人の男性が
暴力を働いたっていう、私の母はPTAの会長を務めているんです、その会合でそんな話も出てて
、だから桐乃には絶対にそんな者、持っててほしくなかったんです」
八幡(あ、それシスカリ事件か?)
八幡「それ、デマだぞ」
あやせ?「は?
なんか色々ミス、脳内補完よろしく
八幡「そういうのを引き合いに出すならもうちょいよく調べてからにしとけ、その事件、
その犯人の部屋にそういうモンがたくさんあって、とっさについた嘘とたまたま
一致しちまったって話だぞ、なんならここで調べてみろよ、ケータイくらい持ってんだろ」
あやせ「ええ、そうします……あ、ありました…なるほど、どうやらお兄さんが
言ってることは本当みたいですね、そこに関しては謝ります」
八幡「ん」
あやせ「ただ、それを除いてもです、女子中学生があんなもの持ってて言いわけありません」
八幡「そうだな、ま、そりゃ当たり前だ」
あやせ「そうですよね」
八幡「だが」
八幡「そういうのを引き合いに出すならもうちょいよく調べてからにしとけ、その事件、
その犯人の部屋にそういうモンがたくさんあって、とっさについた嘘とたまたま
一致しちまったって話だぞ、なんならここで調べてみろよ、ケータイくらい持ってんだろ」
あやせ「ええ、そうします……あ、ありました…なるほど、どうやらお兄さんが
言ってることは本当みたいですね、そこに関しては謝ります」
八幡「ん」
あやせ「ただ、それを除いてもです、女子中学生があんなもの持ってて言いわけありません」
八幡「そうだな、ま、そりゃ当たり前だ」
あやせ「そうですよね」
八幡「だが」
この世界の八幡の周りは年下が多いから八幡の魅力が違って見えていいわ
八幡「新垣、お前まさか桐乃があの瞬間だけ、その類の本を持っていたと思ってんのか?」
あやせ「当然です」
八幡「ばっか、お前、そんな奴がいきなりそんな本買いに行くわけねぇだろ」
あやせ「どういうことです?」
八幡「昨日なにがあったかなんて、千葉県民なら大抵のやつが知ってんだろ、元ある本の
パロディというかなんというか、そんな本の即売会みたいなイベントが
あったんだよ」
あやせ「そのくらい知ってます」
八幡「つまり、アイツがそこに行ったって事は、そのオリジナルを知ってるって
ことだぞ」
あやせ「…ッ」
八幡「そういうこった、アイツはお前が知る前からそういうもん趣味にしてたって
こったろうよ、俺知らんけど」
あやせ「そんな…」
あやせ「当然です」
八幡「ばっか、お前、そんな奴がいきなりそんな本買いに行くわけねぇだろ」
あやせ「どういうことです?」
八幡「昨日なにがあったかなんて、千葉県民なら大抵のやつが知ってんだろ、元ある本の
パロディというかなんというか、そんな本の即売会みたいなイベントが
あったんだよ」
あやせ「そのくらい知ってます」
八幡「つまり、アイツがそこに行ったって事は、そのオリジナルを知ってるって
ことだぞ」
あやせ「…ッ」
八幡「そういうこった、アイツはお前が知る前からそういうもん趣味にしてたって
こったろうよ、俺知らんけど」
あやせ「そんな…」
あやせがいい感じにペース持って行かれてるな
京介のやり方がくそのようだ
京介のやり方がくそのようだ
八幡「ただよ、お前はそんなものを持ってたアイツとは仲良く出来ないなんて言ったが、
実際してたってことだぞ、詳しくは知らんが、少なくともそこまでアイツがディープ
にハマる期間はな」
あやせ「そんなの…そんなの関係ないです」
八幡「ほう、関係ないか、ならなぜそんな関係ないことでお前はアイツを嫌うんだ?」
あやせ「卑怯です!そんなの揚げ足取りじゃないですか!」
八幡「そうだろうが違かろうが、それだけは事実だ、認めてやれ」
あやせ「…でも」
八幡「今まではできたんだ、これからも出来るかもしれねぇだろ」
あやせ「無理です、親友だったのにあんなこと、裏切りですよ!」
八幡「裏切りか、それが裏切りってんなら、今の新垣の態度は桐乃に対して
どう映るんだろうな」
あやせ「え…」
実際してたってことだぞ、詳しくは知らんが、少なくともそこまでアイツがディープ
にハマる期間はな」
あやせ「そんなの…そんなの関係ないです」
八幡「ほう、関係ないか、ならなぜそんな関係ないことでお前はアイツを嫌うんだ?」
あやせ「卑怯です!そんなの揚げ足取りじゃないですか!」
八幡「そうだろうが違かろうが、それだけは事実だ、認めてやれ」
あやせ「…でも」
八幡「今まではできたんだ、これからも出来るかもしれねぇだろ」
あやせ「無理です、親友だったのにあんなこと、裏切りですよ!」
八幡「裏切りか、それが裏切りってんなら、今の新垣の態度は桐乃に対して
どう映るんだろうな」
あやせ「え…」
八幡「こんなウチから近いところに一人でいるんだ、桐乃と会うんだろ?」
あやせ「えぇ、そうです」
八幡「アイツはよ、お前にそんな敵意むき出し感情向けられても、ちゃんとお前と話したいって、
そう思ったから呼んだんだろうよ」
あやせ「…はい」
八幡「それに、お前だって実はまだ心に引っかかってっからなんだかんだ言いながらも
ここに来たんじゃないか?」
あやせ「そうかも、しれませんね」
八幡「それならよ、もう少し、しっかりと話しを聞くべきじゃないか?親友だった
んなら、そのくらいしてやってもいいと思うぞ?」
八幡「それによ、俺には居ないからわからんが、親友ってのはそんなもんなのか?」
あやせ「ち…ちがいます、と、思います」
八幡「ならなおさらだ、許す許さないは俺からは言うことじゃない、だがその結果に至る
までのプロセスをもうちょい重要視するべきだと、俺は思うな」
あやせ「…」
あやせ「えぇ、そうです」
八幡「アイツはよ、お前にそんな敵意むき出し感情向けられても、ちゃんとお前と話したいって、
そう思ったから呼んだんだろうよ」
あやせ「…はい」
八幡「それに、お前だって実はまだ心に引っかかってっからなんだかんだ言いながらも
ここに来たんじゃないか?」
あやせ「そうかも、しれませんね」
八幡「それならよ、もう少し、しっかりと話しを聞くべきじゃないか?親友だった
んなら、そのくらいしてやってもいいと思うぞ?」
八幡「それによ、俺には居ないからわからんが、親友ってのはそんなもんなのか?」
あやせ「ち…ちがいます、と、思います」
八幡「ならなおさらだ、許す許さないは俺からは言うことじゃない、だがその結果に至る
までのプロセスをもうちょい重要視するべきだと、俺は思うな」
あやせ「…」
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