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元スレ勇者「一対一(タイマン)で決着(ケリ)つけようや」魔王「あ!?」

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タグ : - 80年代 + - 不良 + - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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51 = 1 :

< 魔王城周辺 >

火の四天王「ギャハハハッ! さすがの戦士も、縛られちゃどうしようもねえなァ~!」

火の四天王「どうよ!? 傷口に火ィついたタバコ押しつけられるのはよォ~!」ジュウウ…

火の四天王「とっとと泣き入れちまえよォ~!?」ジュウウ…

火の四天王「泣いて謝れば、マッパで半殺しくらいで許してやんぞォ~?」

戦士「だ、だれがテメェらなんぞに……!」

水の四天王「ペッ、ペッ、ペッ、ペッ、ペッ!」

戦士「…………!」ビチョ…

土の四天王「そぉら、フォークボールだ!」ビュッ

ガツッ!

戦士「ぐっ……!」ドロ…

火の四天王「フォークとかいって、全然落ちてねーじゃねーかァ~!」

ギャハハハハハ……! ワハハハハハ……!

火の四天王「しぶてぇなァ……だったらトドメだァ~! 風の四天王!」

53 = 2 :

風が1番怖いな

54 = 1 :

風の四天王「ヒャッホーッ! 任せときな!」

風の四天王「俺の7.5トン(ナナハン)ドラゴンでハネ飛ばしてやるよ!」グイッ

赤ドラゴン「ドルルルルルルル……!」バッサバッサ…

赤ドラゴン「ブォンブォンブォンブォンブォン……!」バッサバッサ…

火の四天王「やれ、やれェ~!」

水の四天王「ペッ!」ビチャッ

土の四天王「死んじまったら、俺が土に埋めてやるよ!」

風の四天王「フルスロットルでいくぜぇ……ヒャッホォォォォォ!!!」グンッ

ギュオオオォォォォォ……!

戦士(アニキ……これもアンタに勝とうとした報い、か)

戦士(あばよ……)

戦士(せめてバカなヤツもいたもんだって、笑ってやってくれよ……!)

55 :

このノリ嫌いじゃない

56 :

不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ……

57 = 56 :

“不運(ハードラック)”と“踊(ダンス)”っちまったんだよ……

58 = 1 :

ギュワァァァッ!

風の四天王「!?」キキィッ

風の四天王「あっぶねえ! ぶつかるとこだった! ──だ、だれだ!?」

勇者「俺は……勇者だ!」ザンッ

戦士「!」

魔法使い「オイラは弟分の魔法使いっす!」ザッ

僧侶「アタシはレディースやってる僧侶ってもんさ」ザッ

勇者「お前ら……魔界のチーマーなんだってな?」

勇者「大人しく魔界にいりゃ、俺を敵に回さずに済んだってのによ……」

勇者「俺の縄張り(シマ)を荒らした上、市民(ダチ)まで傷つけて……」

勇者「しかも、仲間(ツレ)である戦士までやってくれてよぉ……」

勇者「お前ら──」

勇者「俺の剣の“サビ”になる覚悟、できてんだろうなァ!!?」

59 = 1 :

戦士「バカヤロウ……! なんで来てやがんだ……!」

戦士「姫との“約束”はどうしたんだ、テメェ!」

勇者「お前に俺と姫の約束をどうこういわれる筋合いはねえな」

勇者「こういう時、親父なら約束破っちまえっていうと思ったからよ」

勇者「それに……」

勇者「出来のわりぃ弟分の尻をぬぐってこそ、勇者ってもんだろうが?」

戦士「ぐっ……バカヤロウ!」



魔法使い「ホントは姫にオッケーもらったから来たくせに」プッ…

僧侶「せっかくかっこつけてんだから、ヤボいうもんじゃないよ」プッ…

60 :

僧侶「支援大魔法・絶対領域!」

魔法使い「攻撃大魔法・天地崩落!」

勇者「喰らえ!最終秘術奥義・神之制裁!」

61 = 1 :

勇者「僧侶……戦士を回復してやってくれ」

僧侶「あいよ、任せときな!」タタタッ

勇者「魔法使い……俺をサポートしろ」チャキッ

魔法使い「了解っす!」



火の四天王「あァ~!? 俺たちをまとめて相手しようってかァ~?」

風の四天王「ナメやがって……」イラッ

土の四天王「オイ、いつもの“アレ”やってやれよ」

水の四天王「…………」ツカツカ

勇者「?」

水の四天王「ペッ!!!」

勇者「!」ビチャッ

勇者「…………」ドロ…

火の四天王「派手に登場しといて、ツバもよけられねえのかよ! ギャハハハハッ!」

62 :

絶対領域強すぎワロタ

63 = 1 :

勇者「俺にツバ吐きかける奴なんか……何年ぶりかな……フフッ」フキフキ…

水の四天王「!」

勇者「そんなに口からなにか吐き出したいんならよぉ……」

勇者「血ヘド吐かせてやんぜェ!!!」ブンッ

ドボォッ!!!

水の四天王「うっ、うげぇぇっ……!」ビチャビチャ…

水の四天王「う、うげっ! ……げぇっ!」ピクピク…



火の四天王(なんだとォ~!?)

風の四天王(水の四天王が──)

土の四天王(パンチ一発で!?)

64 = 1 :

火の四天王「じょ……上等じゃねえかァ~!」

火の四天王「だったらァ、こっちも本気(マジ)でやってやんよォ~!?」

火の四天王「この煙草(モク)で──」サッ

バシャッ!

火の四天王「あっ、火が消えやがったァ!」ジュワッ…

魔法使い「へへっ、オイラを忘れてもらっちゃ困るっすねえ」ニッ

火の四天王「水魔法……なめたマネを!」ギリッ…

土の四天王「なら、俺のトルネード投法で──」

勇者「石より硬い、俺の拳を喰らいやがれェッ!」シュッ

バキィッ!

土の四天王「ぐおおっ……!」ヨロッ

65 :

< 魔王城 >

魔族B「魔王さん、大変です!」ザッ

魔王「どうした? まさかあの戦士、殺っちまったか?」

魔王「ったく、あとが面倒だから半殺しにしとけっていったのによ……」チッ

魔王「まぁ、死体は山に埋めるなり、コンクリで固めて海に沈めるなり……」

魔族B「いえ、ちがいます!」

魔族B「新手の勇者ってのが現れて……四天王が苦戦してます!」

魔王「ンだとォ!?」ガタッ

側近「勇者……流刑喰らってたはずですが、戻ってやがったとは……」

魔王「いったいどんな野郎だ?」

側近「俺らが公開処刑してた、戦士の兄貴分にあたるはずですぜ」

魔王「ってこたァ、王国のアタマか。四天王じゃ、やられちまうかもしれねえな」

側近「ですが、安心してくだせえ。あっしに奴を封じるいい考えがありやすから」

66 = 65 :

< 魔王城周辺 >

勇者「こんなタマじゃ、ストライクは取れねーなァ!」ブオンッ

カキィンッ!

土の四天王(俺の投石を剣で打ち返し──!)

ガゴンッ!

土の四天王「ごはァ!」ドサッ

魔法使い「すげえっす、これで二人目! さっすがアニキ!」

僧侶「仲間(ツレ)をやられた時のアイツは無敵さ!」

戦士(やはり強え……! 俺とはレベルがちがう!)

勇者「どうしたどうした!? 四天王ってのは、こんなもんかよ!?」クイクイッ

火の四天王「クソがァ~……!」ビキビキ…

風の四天王「次は俺がやってやる! ドラゴンに乗ってチキンレースで勝負だ!」

勇者「受けてやるよ!」

67 = 65 :

ブォンブォンブォン……!

僧侶(チキンレース……究極の度胸試し!)

僧侶(二人の男が向き合ってドラゴンにまたがり、フルスロットルで突っ走る!)

僧侶(ビビって先にブレーキをかけたり、方向を変えた奴が負けだ!)

風の四天王「ヒャッホーッ! 行くぜ、レッドドラゴン!」

勇者「ブルードラゴン、突っ走るぞ!」

赤ドラゴン「ブオオオオオオオオッ!!!」

青ドラゴン「ボボボボボボ、ブォォォォォンッ!!!」

風の四天王(ビビれ~、ビビりやがれ! 俺はチキンレースは負けたことがねえ!)

勇者「…………」

風の四天王(コイツ……なんでビビんねえ!?)

魔法使い「ああっ、フルスピードで衝突するっす!」

勇者「…………」ギュオォォォ…

風の四天王(ひぃぃぃぃっ!)ギュオォォォ…

68 :

69 = 65 :

風の四天王「うわぁぁぁっ! 止まれぇぇっ!」キキィッ…

勇者「お前の負けだ……チキン野郎ッ!」

ドゴォンッ!!!

風の四天王「ぐぎゃあっ!」ドザッ

赤ドラゴン「ギャース!」ドサァッ

勇者「もっとも……ハナから“青”に“赤”が勝てるわきゃねーがな」

勇者「俺たちに“赤信号(止まれ)”はねーんだからよ!」ニヤッ

魔法使い「やったっす!」

火の四天王(なにやってやがんだァ~! だらしねェ!)

火の四天王(だったらァ!)ガシッ

魔法使い「うわっ!?」

火の四天王「聞け! 俺の本当の武器は火炎瓶だァ~!」チャポン…

火の四天王「このガキ火ダルマにされたくなきゃ、大人しくしろやァ~!?」

勇者「ヤロウ……!」

71 = 65 :

魔法使い「えへ……えへへ……」ビクビクッ…

火の四天王「え?」

魔法使い「火炎瓶って……よく燃えそうっすねぇ~……」ボッ…

火の四天王(なにいってんだ、コイツ!?)

僧侶(あのバカ……戦闘中だってのに魔法キメてやがったのか! ラリってやがる!)

魔法使い「ファイヤーッ!!!」ボワッ

火の四天王「ちょっ、バカ、やめろ──」

ボワァァァァァッ!!!

火の四天王「うぎゃああああああっ!!!」

魔法使い「熱い? ねえ熱い? なら、もっともっと燃やしましょ~!」ボワァァァ

ボワァッ! ボワァッ! ボワァッ! ボワァッ! ボワァッ!

「うわっ!」 「こっちにも攻撃してきやがった!」 「ひぃぃぃっ!」

魔法使い「魔王軍の皆さま、オイラのファイヤーショーをご堪能下さい!」ボボボボボッ

火の四天王「あが、が……」プスプス…

72 :

センスあるなあ

73 :

これは良いSS

74 = 65 :

ボワァァァァァ……! ボワァァァァァ……!

僧侶「あのバカ! これじゃ乱闘(ゴチャマン)になっちまう!」

勇者「まあいいじゃねえか」

勇者「ラリってる時のアイツは、危険極まりねえが、頼りにはなる」

勇者「戦士! 僧侶! 俺は城でふんぞり返ってる魔王をシバいてくる!」

勇者「周囲の兵隊(ヘータイ)はお前らに任せる!」

僧侶「あいよ!」

戦士「…………」

僧侶「戦士! いつまで意地はってんだい! アンタも回復しただろうが!」

戦士「わァーったよ! 魔王(アタマ)はテメェに任せた……!」

勇者「よし」ニヤッ

僧侶「さあ、棺桶にブチこまれたい奴だけかかってきなァ!」ジャラッ…

僧侶「アタシのモーニングスターで“星”にしてやっからよ!」ブンブン

戦士「かかされた恥は、百倍にして返してやらァ!」チャキッ

75 = 65 :

< 魔王城城門 >

勇者「魔王ォォォ! 出てこいやァァァ!」

魔王「でけえ声出すんじゃねえよ……聞こえてるっつうの」ザッ

勇者「一対一(タイマン)で決着(ケリ)つけようや」

魔王「あ!?」

魔王「タイマンだと……なに寝ぼけてやがる」

魔王「四天王はやられちまったが、こっちのがまだまだ兵隊は多い」

魔王「なんでお前如きとタイマン張らなきゃなんねーんだよ」

勇者「逃げんのか?」

魔王「挑発にゃ乗らねえよ。それにこっちにゃ、コイツがいる!」

側近「こっち来いやァ!」グイッ

「勇者君……!」

勇者「な……!」

魔王「側近に命じて拉致らせてもらったぜ」

魔王「この姫、お前のスケなんだってな? 激マブじゃねえかぁ~!」

76 = 68 :

言い回しがいい感じに80年代だな

77 :

どんだけヤンキー漫画読み込んだらこんなにホイホイセリフ出てくるんだw

78 :

スケwww

79 = 65 :

勇者「お前ら、姫になにかしやがったのか!?」

魔王「安心しろ、まだ手ェ出しちゃいねえよ」

魔王「もっとも、お前の出方次第じゃ──」

魔王「マワして、売り飛ばして、魔界ソープで人魚姫コースになるがなぁ?」キヒヒッ

魔王「俺の洗脳魔法をたらふく浴びせたら、いい肉便器になるだろうよ!」

勇者「クソヤロウが……!」ギリッ…

「勇者君、私のことは気にしないで! この人たちをやっつけて!」

側近「黙れや!」バシッ

「あうっ……!」

勇者「や、やめろ! 姫に手を出すんじゃねえ! ブッ殺すぞ!」

魔王「だから、お前の出方次第っつったろ。側近、あの勇者をボコにしてやれや!」

側近「へいっ!」

80 :

明日の朝刊のったぞテメー!!

81 :

>>28
あの草生やしまくり土四天王か
懐かしいなぁ また見てぇなあ

82 = 65 :

側近「オリハルコン製のメリケンサックだ。チョー高えんだぜ、これ!」

側近「オラァッ!」シュッ

ドゴォッ!

勇者「ぐふっ……!」

バキィッ! ドゴォッ! ベキィッ!

側近「魔王さん! こりゃあ、いいストレス解消になりやすぜ!」シュッ



僧侶「ったく、数が多すぎるね! いくら倒してもキリがないよ!」ブンブンッ

ドゴォッ!

魔族C「うげぇっ!」ドザッ

魔法使い「あひゃ~、うひょ~、えひゅ~!」ボボボッ…

ボワァァァッ! ボワァァァッ! ボワァァァッ!

魔族D「ぎゃあああああっ!」メラメラ…

魔法使い「──ん?」ハッ

83 = 78 :

やばい

84 = 65 :

魔法使い「──はて? オイラはいったい、なにをやってたんすかね?」

僧侶(しまった! こんな時に、混乱が解けちまったよ! まずいね、こりゃ……)

魔法使い「な、なんすか!? 大勢の魔族に囲まれてるっす!」キョロキョロ

魔族E「あのイカレ魔法使いが大人しくなった! チャンスだ!」

すると──

ドドドドド……!

兵士「うおおおおっ! 僧侶さんたち、俺たちも混ぜて下せえ!」

「さっきはよくもやってくれたな!」 「今度は勝つ!」 「オラオラァッ!」

魔法使い「町(チーム)のみんなっす! 戻ってきてくれたんすね!」

僧侶「しかし、いったい誰が呼んできたんだ?」

青ドラゴン「…………」ニヤッ

僧侶「アンタだったのかい! 竜のくせに気がきくじゃないか!」

僧侶「あれ? ──そういや、さっきから戦士がいない!? アイツどこいった!?」

86 = 65 :

ドゴォッ! バキィッ! ボゴォッ!

勇者「げ、げほっ……!」ピクピク…

「勇者君っ!」

側近「魔王さん、トドメはどうしやす?」

魔王「よぉし、俺がトドメ刺してやる!」

魔王「あっちにも人間(パンピー)どもの助太刀が来たみてえだが」

魔王「ボロクズみてえになったコイツを見せしめにすりゃ、震えあがるだろうぜ!」

魔王「そうなりゃもう、こっちのもんだ!」ニタァ…

側近「頼んます!」

魔王「ほれ、このアマ預かれ」スッ

側近「へいっ!」スッ…

バババッ!

魔王&側近「!?」

87 :

賢者「お前ェ、どこ城よ?アン?」

88 = 65 :

「戦士君……!?」

戦士「勇者! 姫は助けたぜ!」

勇者「戦士……!」

戦士「ほらよっ、とっておきの傷薬(ヤク)だ!」シュッ

勇者「サ、サンキュー……!」ゴクゴク… シャキーン!

勇者「──って、お前、こんなもん持っててなんで今まで使わなかったんだよ!?」

戦士「オレはよ、そういうのを最後まで使わずとっておくタイプなんだよ!」

勇者「ふん……強がりやがって」

勇者「よっしゃ! 俺は魔王とケリつける!」

勇者「俺をボコってくれたクソ野郎は、お前がブッ殺せ!」チャキッ

戦士「おうよ!」チャキッ

魔王「クソが……!」

側近「ちいっ……!」

(す、すごい……! この二人が並ぶと、よりいっそう強くたくましく感じるわ!)

89 = 72 :

いよいよか

90 = 65 :

側近「さっきまで死にかけてたゴミクズが、粋がってんじゃねえや!」ダダダッ

戦士「るっせえ!」ダダダッ

ガキィンッ!



勇者「さて……もう一度いわせてもらうぜ?」

勇者「一対一(タイマン)で決着(ケリ)つけようや」

魔王「上等(ジョートー)だよ……」

魔王「こんだけナメられて、俺はもうプッツンきてんだ」

魔王「人間(パンピー)の中で祭り上げられてるだけのクソガキに」

魔王「マジモンの“王(キング)”のジツリキ、見せてやんよ!?」ビキ…

勇者「ほざくんじゃねえ」

勇者「散々ナメられてコケにされて、頭ブチキレちまってんのは──」ビキメキ…

勇者「俺の方なんだよォォォォォ!!!」

91 = 78 :

頭がフットーしそう

92 = 65 :

勇者「オラオラァッ!」シュババッ

ザシュッ! ズバァッ!

魔王「ぐえぇっ!」

魔王(ちぃっ……なんて斬撃だ! コイツ口だけじゃねえ!)

魔王「なめんなァァァ!」ブゥゥゥン…

ドッグワァァァンッ!!!

勇者「がはっ……!」

勇者「さすが魔王ってだけあって、魔法(マホー)使えんのか」

勇者(今の一撃、ラリってる時の魔法使いより上だ!)

勇者(汚ねえだけのクズ野郎かと思ったが、こりゃ骨のあるタイマンになりそうだ!)

勇者「ブッた斬ってやるァァァ!」ダッ

魔王「消し飛ばしてやるァァァ!」バッ

ズドォンッ!!!

93 = 65 :

勇者「オッラァッ!」シュバッ

ズバァッ!

魔王「ぐぬぅ!」

魔王「なにしやがんだコラァッ!」ブゥゥゥン…

ドゴォォォンッ!

勇者「ぐわっ……!」



ズシャアッ!

側近「がふっ……!」ガクッ…

側近「“魔界の特攻核弾頭”といわれたこのあっしがァ……!」ドザァッ

戦士「ハァ、ハァ、ハァ……(手強いヤロウだった……)」ヨタヨタ…

戦士(勇者は──)チラッ

戦士「!」

94 = 65 :

勇者「俺の……勝ちだな」ハァハァ…

勇者「魔力(マリキ)はたしかにパネェが、根性が足りねーよ、お前はよ」

勇者「城でふんぞり返って、顎で手下こき使ってたツケが回ったな?」

魔王「くっ……!」

魔王「ククククク……!」

勇者「!?」

魔王「俺は“王(キング)”だぜ? こんなもんで終わるわきゃねーだろォ!」

魔王「見せてやんよ……俺の“最終形態(とっておき)”をよ……?」グググ…

メキメキメキ……

勇者「な……!?」

勇者(人型から、竜と悪魔をゴチャ混ぜにして、バカでかくしたみてえに……!)

最終魔王「ギャハハハハハッ! こうなったらもう俺は止められねーぞォ!?」

最終魔王「口から内臓(ハラワタ)吐くくれえボコにしてやんよォォォ!」

96 = 78 :

第二が最終か

97 :

ステゴロしろや

98 :

勇士 「私の … … 勝利だ」ハハ …

勇士 「魔力(マリキ)は確かにパネが, 根性が十分で-, お前は」

勇士 「時路で威張りながら座って, あごで部下酷使していた帳付けが回ったな?」

魔王 「句 … … !」

魔王 「ククククク … … !」

勇士 「!? 」

魔王 「私は“王(キング)”だ? こんなことで終わりますキャですね-載せるの!」

魔王 「見えて野党 … … 私の“最終形態(酔っておいて)”を … … ?」 グググ …

メキメキメキ ……

勇士 「 … … !? 」

勇士(イン兄さんから, 竜と悪魔を固体混合海路して, 途方もなく大きくした見てに … … ! )

最終魔王 「ゲハハハハハック! このようになれば今(もう) 生える製紙あって-組!? 」

最終魔王 「口から内臓(ハラワタ) 吐くドングイネボコにしてやあ!」

99 = 65 :

ズガァンッ!!!

勇者「ぐはぁっ!」

ドゴォンッ!!!

勇者「がはぁっ!」

ズドォンッ!!!

勇者「ぐはぁ……!」ドサッ

最終魔王「こんなもんかよ!? 勇者のジツリキってのはよォォォ!? あァん!?」



戦士(つええ……バケモンだ! ただ手を振るだけで、爆発が起こってやがる!)

「戦士君!」

戦士「!」

「お願い……勇者君を助けてあげて……」グスッ

戦士「…………」

戦士「ダメだ、姫。コイツはタイマンだ、手は出せねぇ……!」

100 = 65 :

「でも……このままじゃ、勇者君が殺されちゃうわ!」

戦士「いや……」

戦士「アイツ、いや勇者は……アニキは必ず勝つ!」

「!」



勇者「オラオラァッ!!!」ザシュッ

最終魔王「剣なんざ通用しねえよォォォ!」ブンッ

バキィッ!

勇者「がはぁっ!」ドザァッ

最終魔王「粘りやがんな……ここまでしぶてえのは魔界にもいなかったぜ」

最終魔王「だがよ、ここまでだ!」

最終魔王「俺にタテついちまったこと、血ヘド吐きながら後悔しろやァァァ!!!」


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