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    元スレ勇者「一対一(タイマン)で決着(ケリ)つけようや」魔王「あ!?」

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    タグ : - 80年代 + - 不良 + - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    < 王国 >

    ビュオオォォォォォ……!

    勇者「シャバに出てくるのも、二週間ぶりか」ザッ…

    勇者「シャバの空気はやっぱりいいもんだ……」

    ザッザッザッ……



    市民A「あ、あれは勇者さんじゃねえか!?」

    市民B「本当だ!」

    市民B「勇者に任命されて早々、ケンカで流刑地(テイガク)喰らった勇者さんだ!」

    市民A「しかし、勇者さんがいない間に──」

    市民A「戦士さんが町(チーム)の支配者(アタマ)になると宣言した」

    市民B「こりゃあ……嵐が来るぜ!」ゴクッ…

    2 :

    続けてみろよ

    3 :

    学園モノなのか

    4 :

    書き溜めてんだろうな

    6 = 1 :

    < 酒場 >

    勇者「よう」

    僧侶「勇者! 久しぶりじゃないか!」

    僧侶「アタシたち、ずっと待ってたんだからね!」

    勇者「悪いな。ところで魔法使いの奴は?」

    僧侶「あっちにいるよ。アイツ、アンタがいなくなってからというもの……」

    僧侶「昼間から、自分で自分に魔法キメてやがるのさ」

    魔法使い「あ~~~~~……」ビクン

    魔法使い「オイラ、幸せ~~~~……えへ、えへへ……」ビクビクッ

    勇者「おい! ラリってんじゃねーよ!」ドカッ

    魔法使い「いでっ! なにしやが──ってアニキ!?」

    勇者「ったく、俺がいねーからって、ますます混乱魔法(コンラン)キメやがって……」

    勇者「このジャンキーが!」

    魔法使い「だって、アニキがいないとやることないんすもん……」

    魔法使い「でもアニキが帰ってきたからには、また最凶チーム復活っすね!」

    7 = 1 :

    勇者「──といいたいところだが……」

    勇者「町を歩いてたら、妙なウワサを聞いた」

    勇者「俺がちょっと留守してる間に、戦士のヤツが下剋上かましたってウワサをな」

    勇者「こりゃいったいどういうこった?」

    魔法使い「じ、実は──」

    魔法使い「アニキが流刑喰らった直後、戦士さんがアタマになるっていいだして……」

    僧侶「困ったもんだよ、ホント……」シュボッ

    僧侶「ついこないだまで舎弟だったってのに、アイツもなに考えてんだか……」フゥ…

    勇者「ふん……こりゃあ仕置きが必要かもしれねえな……」

    ザッ……

    戦士「仕置きだぁ!? 相変わらず、上から目線だなテメェは!」

    勇者「ウワサをすれば、か……」ジロッ

    8 :

    路地裏でチマチマやってると思うと笑えてくる

    9 :

    ほう

    10 = 1 :

    勇者「戦士よぉ……ちっと見ねえ間にずいぶんいいメンチ切るようになったじゃねえか」

    勇者「だが、俺がいねえ間にアタマ気取るってのは、ちとやりすぎたな?」

    戦士「いない間じゃねえ……たまたまだよ」

    戦士「オレが下剋上かまそうしたら、テメェが流刑喰らっただけのハナシだ」

    勇者「俺に勝てるつもりか?」

    戦士「ったりめえだろうが! テメェ如き、即全殺しだ!」チャキッ

    勇者「おもしれえ……来いや」チャキッ

    シュバァッ! ガキンッ! ギンッ! キンッ! ギィンッ!

    ガキィンッ!

    勇者「ぐぅぅ……」グググ…

    戦士「ぬぅぅ……」グググ…

    ギンッ!!!

    12 = 4 :

    武器で喧嘩たぁ男だね

    13 = 1 :

    戦士「うおりゃあっ!」ブンッ

    勇者「あめぇっ!」シュッ

    キンッ……!

    クルクルクル…… グサッ!

    戦士「ぐっ……!」

    僧侶「戦士の剣を弾き飛ばした!」

    魔法使い「やったぁ! やっぱアニキの方が上っす!」

    戦士「まだだ……! オレにゃ、まだ短刀(ドス)がある……!」チャッ

    勇者「おもしれえ……」ニヤッ



    「コラァァァッ! なにをやっておるかァッ!!!」

    勇者&戦士「!!!」ビクッ

    14 = 9 :

    あめぇっ!

    15 :

    なんか新しいような古いような

    16 :

    ステゴロでやらんかいステゴロで

    17 = 1 :

    国王「ケンカばかりしおって、このバカモンどもがァ!」

    勇者「ちっ、王公(オウコー)かよ……いいところだったってのに」スッ…

    戦士「ふん、ジャマが入ったな……」スタスタ…

    勇者「あっ、待ちやがれ!」

    国王「お前が待て、勇者!」

    国王「お前ならば若者たちをまとめられると、“勇者”に任命してやったというのに」

    国王「やることといえば、ケンカばかりではないか!」

    国王「まったく……今度問題を起こしたら、流刑地どころか」

    国王「国外追放じゃぞ!?」

    勇者「ふん、流刑地(テーガク)や国外追放(タイガク)が怖くて」

    勇者「勇者がやってられっかよ!」

    国王「なんというヤツじゃ……」フゥ…

    「勇者君!」タッタッタ…

    勇者「え、あ……姫も来てたのか!?」ドキン…

    18 = 1 :

    「勇者君……お願い、ケンカはやめて」

    「私、ケンカをしてる勇者君、見たくないから……」ギュ…

    勇者「わ、分かってんよ、姫……」オロオロ…

    勇者「俺だって、ケンカしたくてやってるわけじゃ……」

    勇者「ただ、口でいっても分かんねえバカが多すぎるからよ……えぇと……」

    勇者「分かった! 俺もう、ケンカしないから……約束する!」

    「ホント……?」

    勇者「ホントだよ! だから泣くなって……」

    「うん……」グスッ…



    魔法使い「相変わらず、アニキは姫さんだけには弱いっすねえ~」ニタニタ…

    僧侶「ふん、面白くないね」

    国王(やれやれ……娘もとんだハネッ返りに惚れてしまったもんじゃわい)

    19 = 4 :

    これが主人公の力か

    20 = 15 :

    面白い

    21 = 11 :

    姫による加点が凄いことになってる

    22 = 1 :

    その頃──

    < 魔王城 >

    魔王「魔界をシメてから、数百年……」

    魔王「酒に女にドラッグ……散々やり尽くして、飽きちまった」

    魔王「側近、なにか新しい刺激はねーかァ?」

    側近「なら……久々に縄張り(シマ)ァ広げるってのはどうでやしょ?」

    魔王「広げるったって、俺らもう魔界制覇しちまったぞ?」

    側近「まだ人間界が残ってやすよ……」

    側近「今までシカトしてましたが、ここいらで傘下に収めちまうってのは?」

    魔王「なるほどな……悪くねえ。あんなシャバイ奴ら、俺らの敵じゃねえ」

    魔王「よぉーし、人間界にカチコミかけっぞ!」

    魔王「ドラゴンを用意しろや!」

    側近「へいっ!」

    23 :

    久しぶりに新鮮な感じのSS

    24 = 1 :

    < 王国 >

    ドルルルルル……! ブォンブォン……!

    ドラゴンA「ドルルルルル……!」バッサバッサ…

    ドラゴンB「ブォンブォンブォンブォン!」バッサバッサ…

    ドラゴンC「ブォォォォォォォンッ!」バッサバッサ…



    市民A「な、なんだぁ!? この爆音はァ!?」

    市民B「ドラゴンに乗って、よそもんがカチコミかけてきやがったァ!」

    市民C「大変なことになりやがった!」



    魔王「野郎ども、暴れてやれぇっ!!!」

    25 = 1 :

    < 城下町 >

    側近「魔王軍参上! 喧嘩上等! 魔族万歳! 夜露死苦!」プシュウウウ…

    市民A「ああっ! 魔法で壁に落書きを!」



    火の四天王「煙草(モク)で根性焼きだァ~! 火加減はどうだァ~!?」ジュゥゥ…

    市民B「あちぃよ~!」



    風の四天王「ヒャッホーッ! 俺のレッドドラゴンは魔界最速だぜ!」ブオオオオン…

    市民C「町中を200km/h以上でブッ飛ばしてやがる……!」



    水の四天王「ペッ、ペッ、ペッ!」ビチャッ

    市民D「ひどい! ツバで町の景観が台無しに!」



    土の四天王「ガハハ、石でガラスを割りまくったるッ!」ガシャーン

    市民E「先日張り替えたばかりなのに、やめてくれぇ~っ!」

    26 :

    水の四天王きちゃない

    27 = 23 :

    水と土のしょーもなさはなんだよ

    28 :

    土の四天王「石でwwwwwwwwガラスwwwwwwwわwwwwっwwwwwたwwwwwるwwwwwww」

    30 = 11 :

    火の四天王だけガチやんけ

    31 = 1 :

    魔王「よぉし、今日はこれぐらいにしておけ!」

    魔王「一度にブッ壊したら、後の楽しみがなくなっちまうからな!」

    魔王「撤収するぞ!」

    側近「へいっ! 野郎ども、撤収だ!」

    火の四天王「ギャハハハ、次は煙草(モク)じゃ済まさねえからなァ~!」

    風の四天王「ヒャッホーッ!」

    水の四天王「ペッ!」ビチャッ

    土の四天王「次はもっと大きな石をぶつけてやるからな!」

    ドルルルルルル……! ブォンブォンブォン! ブォォォォォ……!



    市民A「ちくしょう……なんなんだアイツらは!」

    市民B「町がメチャメチャだ……!」

    32 = 1 :

    < 酒場 >

    バタンッ!

    魔法使い「大変っすよ、アニキ!」

    僧侶「勇者、大変だよ!」

    勇者「どうしたんだよ、二人して……」グビッ…

    魔法使い「城下町がよそのチームに荒らされて……メチャクチャになってるっす!」

    勇者「ンだとォ……!?」ピクッ

    勇者「いったいどこのチームだ!?」

    僧侶「ありゃあ……魔王軍だね。間違いないよ!」

    僧侶「魔王をアタマに、魔界でパー券や恐喝(フライパン)、ドラッグで荒稼ぎしてる」

    僧侶「凶悪なチーマー連中なんだけど──」

    僧侶「ついに人間界にも、手を伸ばしてきたってとこだろうね」

    勇者「ふざけやがって……他人の縄張り(シマ)荒らした礼はたっぷりと──」

    勇者「!」ハッ

    33 = 1 :

    『私、ケンカをしてる勇者君、見たくないから……』

    勇者『分かった! 俺もう、ケンカしないから……約束する!』



    勇者「…………」

    僧侶「お礼参りだよ! 倍返しだ!」

    魔法使い「そうっす! 招集(ショーシュー)かけて、カチコミかけるっす!」

    魔法使い「アニキが本気出しゃあ、魔王軍なんて──」

    勇者「いや……やめとくわ」

    魔法使い&僧侶「!?」

    魔法使い「どうしてっすか!?」

    魔法使い「縄張り(シマ)を荒らされて、市民(ダチ)をやられたんすよ!?」

    勇者「分かってんよ……だけど……」

    勇者「俺は約束、しちまったからな……姫と……もうケンカしねえって……」

    勇者「俺は“約束”は破れねえ……!」

    34 = 15 :

    しえん

    36 = 1 :

    魔法使い「あんなもん、単なる口約束じゃないっすか!」

    僧侶「やめな、アンタ!」ガシッ

    魔法使い「僧侶の姐さんまで!? なんで止めるんすか!」

    僧侶「アンタは知らないだろうけど……」

    僧侶「勇者の親父さんは、有名なドラゴンの走り屋でね……」

    僧侶「ある日、まだ小さな子供だった勇者は──」

    僧侶「ドラゴンに乗るのは13歳になってからって親父さんとの“約束”を破って」

    僧侶「勝手にドラゴンにまたがった……」

    僧侶「もちろん、子供がドラゴンを操れるわけない。暴走しちまった」

    僧侶「そんで、親父さんは勇者を助けるため、体を張ってドラゴンを止めて──」

    魔法使い「そんな……単なる事故死じゃなかったんすか」

    勇者「ったく、おしゃべりなんだよ、お前は」

    僧侶「すまねえ……。だけどアタシとしても、アンタを誤解されたくねえしさ」

    魔法使い(知らなかったっす……アニキにそんな過去があっただなんて……)

    37 = 1 :

    勇者「わりいな……魔法使い」

    勇者「俺にケンカはできねえ……もうあんな後悔はしたくねえんだ……」

    魔法使い「アニキ……」

    僧侶「アンタが謝ることじゃねえさ」

    僧侶「あんだけ派手に暴れられたら、王公(オウコー)だって動くだろうしさ」

    僧侶「魔王軍のアホどもも、あれだけ暴れりゃもう来ねえかもしれねえしな」

    魔法使い「……そうっすね!」

    僧侶「最悪、魔王軍のゲスどもなんざ、アタシらだけでもなんとかなるさ!」



    酒場の外──

    戦士「…………」スッ…

    39 = 1 :

    < 兵士詰所 >

    戦士「テメェら、魔王城にカチコミだ!」

    戦士「魔界の腐れチーマーども、一人残らずブチのめすぞ!」

    「そうだ!」 「ナメられっぱなしでいられるか!」 「ブッ殺せ!」

    ワアァァァァァ……! ウオォォォォォ……!

    戦士「…………」

    兵士「だがよ戦士さん、勇者さんとかには声かけなくていいのか?」

    兵士「アンタが頼めば、力になってくれると思うが……」

    戦士「……いらねえよ! あんな野郎は!」

    戦士「魔界のクソどもなんざ、オレたちだけで十分だ!」

    40 = 15 :

    戦士さん…

    41 = 2 :

    一昔前の漫画をうまく再現してる

    42 = 1 :

    < 酒場 >

    バタンッ!

    魔法使い「大変っす、大変っすよ!」

    魔法使い「戦士さんが、町の若いの連れて、魔王城にカチコミを!」

    魔法使い「戦士さんもケンカは強いっすが、魔王軍は数がダンチっすし……」

    魔法使い「いくらなんでもムチャっすよ!」

    僧侶「勇者……」チラッ

    勇者「…………」

    勇者「知るか!」

    勇者「アイツは舎弟だったくせに、俺を差し置いてアタマになろうとしやがった!」

    勇者「あんな野郎が、どうなろうが知ったことか! 勝手にくたばりゃいいんだ!」

    勇者「…………」グビッ

    魔法使い「アニキ……」

    43 :

    戦士……

    44 = 1 :

    < 魔王城 >

    側近「魔王さん!」ザッ

    側近「人間どもが、魔界に攻め込んできやがりました!」

    魔王「なんだと?」

    魔王「人間(パンピー)どもにも、少しは恥を知ってる奴がいたってことか」

    魔王「ナマイキな……」ビキッ…

    魔王「よぉ~し、派手に返り討ちにして“見せしめ”にすんぞ!?」

    魔王「逆にこの戦争で、俺たちが人間どもをシメあげてやる!」

    側近「へいっ!」

    45 = 1 :

    < 魔王城周辺 >

    ワアァァァァァ……!

    キンッ! ガキンッ! ザシュッ! キンッ! ドゴォッ!

    「うぎゃあっ!」 「ぐわっ……!」 「ぐはっ!」

    戦士(くそっ……!)

    戦士(魔族とやるのは初めてだが、こんなにタッパもガタイもありやがるのか!)

    戦士(しかも、全員がケンカ慣れしてやがる!)

    戦士(それに俺じゃ、イマイチ兵隊どもの士気が盛り上がらねえ……!)

    戦士「だがよ……負けられっかよォ!」ブオンッ

    ザシュッ!

    魔族A「ぐぎゃっ……!」ドサッ



    魔王「大半がザコだが、めんどそうなのが一匹だけいやがるな、どうしたもんか」

    側近「こういう時のための四天王ですぜ。奴らをかましゃあ、イッパツでさあ」ニヤッ

    46 = 1 :

    戦士「ハァ……ハァ……」

    兵士「大丈夫ですか、戦士さん!? すんません、俺らがだらしねえばかりに──」

    戦士「テメェら……逃げろ! オレが時間を稼ぐ!」

    兵士「でも戦士さんを置いてなんて──」

    戦士「!」



    ザザザザッ……

    火の四天王「ほォ~? 人間どもにも少しはイキがいいのがいたんだなァ~」スパー…

    風の四天王「ヒャッホーッ! ついてきてくれよな、俺のスピードによ」ドルルル…

    水の四天王「ペッ!」ビチャッ

    土の四天王「トルネード投法、味わわせてやるよ」ニヤッ

    戦士(コイツら……今までの連中とは格がちがう!)

    戦士(魔王軍の“幹部”か……!)

    戦士「やってやるよ……! まとめてかかってきやがれ!」ギリッ

    47 = 1 :

    < 酒場 >

    市民A「──大変だ! とんでもないことになりやがった!」

    魔法使い「なんすか!?」

    市民A「魔王城にカチコミかけた戦士さんたちが、魔王軍にボロ負けして──」

    市民A「戦士さんが町(チーム)のみんなを逃がすために、一人だけ捕まって……」

    市民A「見せしめに、四天王による戦士さんの公開処刑が始まったらしい!」

    勇者「!」

    勇者(戦士……これは俺のせいだ!)

    勇者(俺がアイツを止めるなり、助太刀するなりすれば、こんなことには……!)

    魔法使い「アニキ!」

    僧侶「勇者……!」

    勇者「だが……俺は……」ギリッ…

    48 = 1 :

    バタンッ!

    「勇者君!」

    勇者「姫!?」

    「あなたを苦しませてしまって……ごめんなさい」

    「どうか自分の心に従って……。戦士君を助けてあげて!」

    勇者「…………」

    勇者「……ありがとよ、姫! 悪いが、約束を破らせてもらうぜ!」

    勇者「行くぞ、魔法使い、僧侶!」ダダダッ

    魔法使い「はいっす!」ダダダッ

    僧侶(あの姫……魔王軍のことを知って、勇者が苦しんでることを察して……)

    僧侶(ふん……悔しいがイイ女じゃないか!)ダダダッ



    酒場の外──

    国王「…………」

    国王(フッ……ケンカを見逃すのは、これが最初で最後じゃぞ)

    49 = 1 :

    < 勇者の家 >

    勇者「みんな、乗ってくれ!」

    勇者「俺の愛竜、ブルードラゴンだ! 3ケツしてもスピードは落ちねえ!」

    勇者「久々に頼むぜぇ!」グイッ

    青ドラゴン「ドッドッドッドッドッ……!」バサッ…

    青ドラゴン「ブォンブォンブォンブォンブォン……!」バッサバッサ…

    青ドラゴン「ドルルルルルルルル……!」バッサバッサ…

    青ドラゴン「ブオオオオオオオオオオオオンッ!!!」バッサバッサ…

    バッサバッサ……! ビュアアアアアア……!

    魔法使い「は、速いっす! 速すぎるっす!」

    僧侶「す、すごい……! さすがのアタシもたまげたよ……!」

    勇者「魔王城まで、全開(フルスロットル)でぶっこむぜえ!」

    50 = 43 :

    ドラゴン三ケツwwww


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