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元スレやすな「ソーニャちゃんが外でウンチしてる!?」
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きゅっと窄まっていた肛門が拡がっていく。
むりむりと旬のナスみたいな大便がやすなの中から溢れてくる。
こんなにも! という驚きに打たれるほど肛門は拡がっている。
やすなの呻きが聞こえる。
パイプを握っている手が、指が、爪が、白い。
ぼちゃん。
と、大きめの大便が和式便座に落ち、水が跳ねた。
その跳ねた水滴があたったやすなのお尻がぶるりと震える。
肛門が口を開けている。
まるで呼吸をするかのようにリズミカルにひくひくと収縮を繰り返している。
もう戻らないのでは? という心配を見る人に抱かせる。
括約筋は不可逆な消耗品なのである。大切にしなくてはならない。
むりむりと旬のナスみたいな大便がやすなの中から溢れてくる。
こんなにも! という驚きに打たれるほど肛門は拡がっている。
やすなの呻きが聞こえる。
パイプを握っている手が、指が、爪が、白い。
ぼちゃん。
と、大きめの大便が和式便座に落ち、水が跳ねた。
その跳ねた水滴があたったやすなのお尻がぶるりと震える。
肛門が口を開けている。
まるで呼吸をするかのようにリズミカルにひくひくと収縮を繰り返している。
もう戻らないのでは? という心配を見る人に抱かせる。
括約筋は不可逆な消耗品なのである。大切にしなくてはならない。
第二弾はチョコをたっぷり塗りこんだ棒パンのように大きい。
呼吸することすら苦しいという風に、呻きを漏らしながら耐える。
強ばったやすなの細くて肉の薄い背中には、背骨がくっきりと浮かんでいる。
白い肌がほんのりと赤さを含んでいる。
全身全霊を費やした排泄なのだろう。
ぐぅ・・・!
ぼちょ。
さきほど出した一発目の上に亀のように乗っかった様子。
出し終えると、荒い呼吸が個室の中に響く。
ちょっとだけ、休息のような時間が流れる。
これで打ち止めかなという風にやすなが身体の緊張を緩めると、それを狙っていたかのように。
第三弾が肛門からすっと顔を出す。
呼吸することすら苦しいという風に、呻きを漏らしながら耐える。
強ばったやすなの細くて肉の薄い背中には、背骨がくっきりと浮かんでいる。
白い肌がほんのりと赤さを含んでいる。
全身全霊を費やした排泄なのだろう。
ぐぅ・・・!
ぼちょ。
さきほど出した一発目の上に亀のように乗っかった様子。
出し終えると、荒い呼吸が個室の中に響く。
ちょっとだけ、休息のような時間が流れる。
これで打ち止めかなという風にやすなが身体の緊張を緩めると、それを狙っていたかのように。
第三弾が肛門からすっと顔を出す。
ドロリとしたココアのような液状の便。
チョコボールのように細かい便。
それが混ざって落ちていく。
すでに和式便所のなかに築かれていた便の山のうえに降り注ぐ。
不意打ちをくらった肉体は引っ叩かれたかのように痙攣し、尿道にまで刺激を与えたらしい。
あ・・・。
勢いのある水が、静止している水を叩く音。
やすなは前と後ろの両方から同時に排泄を行っている。
間断なく襲い来る排泄の感覚に、やすなの理性は揺さぶられている。
ちょろろろ・・・という排尿の音。
細かい大便が落ちていく排便の音。
はぁー、はぁー、という呼吸の音。
ソーニャちゃん・・・見ないで・・・という小さな囁き。
チョコボールのように細かい便。
それが混ざって落ちていく。
すでに和式便所のなかに築かれていた便の山のうえに降り注ぐ。
不意打ちをくらった肉体は引っ叩かれたかのように痙攣し、尿道にまで刺激を与えたらしい。
あ・・・。
勢いのある水が、静止している水を叩く音。
やすなは前と後ろの両方から同時に排泄を行っている。
間断なく襲い来る排泄の感覚に、やすなの理性は揺さぶられている。
ちょろろろ・・・という排尿の音。
細かい大便が落ちていく排便の音。
はぁー、はぁー、という呼吸の音。
ソーニャちゃん・・・見ないで・・・という小さな囁き。
ようやく排泄が止まったとき、やすなの体力はかなり消耗していたのだろう。
壁に両手をついて、今にも倒れそうな身体をなんとか支えている。
少し休んでから、トイレットペーパーでお尻を拭き始める。
何度か拭くと、肛門はすっかり綺麗になっている。
排水のレバーを押し込むと、じゃぁぁぁごぼごぼぉ! という人を不安にさせる音を響かせながら。
全ては水に流れていく。
「詰まんなくてよかったぁ・・・」
安堵がはっきりと滲んだやすなの声が聞こえる。
壁に両手をついて、今にも倒れそうな身体をなんとか支えている。
少し休んでから、トイレットペーパーでお尻を拭き始める。
何度か拭くと、肛門はすっかり綺麗になっている。
排水のレバーを押し込むと、じゃぁぁぁごぼごぼぉ! という人を不安にさせる音を響かせながら。
全ては水に流れていく。
「詰まんなくてよかったぁ・・・」
安堵がはっきりと滲んだやすなの声が聞こえる。
そして全裸のままのやすなは個室の中で凛々しく佇む。
目はカメラを見据えている。
口を開いて何か言おうとして、しかし、言葉が浮かばないのか口篭る。
何故か両方の手でピースを作ると、カメラに向かって突き出す。
満面の笑みで、トイレの中で木霊が何度も跳ね返るほどの、大きな声で言う。
「ソーニャちゃん」
「私はどこにも、行ったりしないからね!」
そして二つのピースを下がらせると、ふぅ、と重労働を終えたかのような息を漏らす。
先ほどまでのやすなの顔を仄かに覆っていた、緊張や不安といった影は、今はもうないように見える。
「えーっと、それが言いたかったんだよね」
「あー、すっきりした。お腹の中も」
やすなはニヤッと笑った。
「心も、ね」
「なんてね!」
目はカメラを見据えている。
口を開いて何か言おうとして、しかし、言葉が浮かばないのか口篭る。
何故か両方の手でピースを作ると、カメラに向かって突き出す。
満面の笑みで、トイレの中で木霊が何度も跳ね返るほどの、大きな声で言う。
「ソーニャちゃん」
「私はどこにも、行ったりしないからね!」
そして二つのピースを下がらせると、ふぅ、と重労働を終えたかのような息を漏らす。
先ほどまでのやすなの顔を仄かに覆っていた、緊張や不安といった影は、今はもうないように見える。
「えーっと、それが言いたかったんだよね」
「あー、すっきりした。お腹の中も」
やすなはニヤッと笑った。
「心も、ね」
「なんてね!」
「なんか、いっぱい汗かいちゃったなー。うぅ、寒い」
まず靴を履いたまま、慎重にパンツに足を通す。
しっくりくる位置を微調整してから、素肌のうえにワイシャツを重ねる。
着替えは口笛混じりに、手際よく進む。
あー上手いこと言っちゃったなー。
と、着替え終わったやすながニコニコの笑顔のままカメラに手を伸ばす。
画面にやすなの手が大きく映し出される。
ベリベリという何かが剥がれる音。
どうやらガムテープの様なもので携帯を扉に固定していたよう。
画面がめまぐるしく変化し、様々な雑音が混じる。
「ちゃんと撮れてるのかな・・・」
「って」
「あれ」
まず靴を履いたまま、慎重にパンツに足を通す。
しっくりくる位置を微調整してから、素肌のうえにワイシャツを重ねる。
着替えは口笛混じりに、手際よく進む。
あー上手いこと言っちゃったなー。
と、着替え終わったやすながニコニコの笑顔のままカメラに手を伸ばす。
画面にやすなの手が大きく映し出される。
ベリベリという何かが剥がれる音。
どうやらガムテープの様なもので携帯を扉に固定していたよう。
画面がめまぐるしく変化し、様々な雑音が混じる。
「ちゃんと撮れてるのかな・・・」
「って」
「あれ」
やすなの挙動が停止する。
どこかから唸り声のような音が聞こえる。
低く、重く、それは徐々に音量を増していく。
え、え、え。
まさか・・・!
ぎゅるるる、と腹の音が。
「うっそ、またー!?」
やすなの悲鳴。
どうやらイチジク浣腸の効能は未だ続いているようだ。
どこかから唸り声のような音が聞こえる。
低く、重く、それは徐々に音量を増していく。
え、え、え。
まさか・・・!
ぎゅるるる、と腹の音が。
「うっそ、またー!?」
やすなの悲鳴。
どうやらイチジク浣腸の効能は未だ続いているようだ。
「イチジクを甘く見ていた!」
「あぁ、服、服、制服!」
着替えたばかりの制服を乱暴に脱ぎ捨てる。
トイレの床に脱がなくていいはずの上着やワイシャツが落ちていく。
携帯電話も無造作にワイシャツの上に放られて。
カメラは奇跡のアングルでやすなの肛門を捉える。
既に大便の先っちょがこんにちは!と顔をだしている。
だというのに、パンツはいまだに、太もものあたりで下ろしきれずにいる。
そして。
「ああーーーっ!!!」
ビチャ!!
水っぽい嫌な音と共に。
やすなの絶叫が聞こえ。
電池が切れたのだろう。
動画の再生が終わった。
「あぁ、服、服、制服!」
着替えたばかりの制服を乱暴に脱ぎ捨てる。
トイレの床に脱がなくていいはずの上着やワイシャツが落ちていく。
携帯電話も無造作にワイシャツの上に放られて。
カメラは奇跡のアングルでやすなの肛門を捉える。
既に大便の先っちょがこんにちは!と顔をだしている。
だというのに、パンツはいまだに、太もものあたりで下ろしきれずにいる。
そして。
「ああーーーっ!!!」
ビチャ!!
水っぽい嫌な音と共に。
やすなの絶叫が聞こえ。
電池が切れたのだろう。
動画の再生が終わった。
いきなりソーニャは携帯電話を力一杯ぶん投げた。
ベッドの掛け布団にぼすっと小気味よく吸い込まれた。
ふらふらと台所に行くとコップに水を注いで何度もうがいをした。
どうしようもなく身体が重たい気がして、衣服を全て脱ぎ捨てる。
ベッドに戻ると、人形のように倒れ込んだ。
沈黙。
静寂。
何分経っただろうか。
「やすなの馬鹿め・・・」
ベッドの掛け布団にぼすっと小気味よく吸い込まれた。
ふらふらと台所に行くとコップに水を注いで何度もうがいをした。
どうしようもなく身体が重たい気がして、衣服を全て脱ぎ捨てる。
ベッドに戻ると、人形のように倒れ込んだ。
沈黙。
静寂。
何分経っただろうか。
「やすなの馬鹿め・・・」
不意に横たわったまま、腰のあたりにあった携帯電話を掴むと、やすなからのメールを開く。
もう一度文章に目を通す。
暗い部屋のなかで、携帯の光がソーニャの顔を照らす。
画面にはメッセージが表示されている。
このメールを削除します。
よろしいですか?
yes/no
そのメッセージをじっと、じっと見つめていると。
睡魔がやってくる。
意識が途切れる直前。
やすなはやっぱり馬鹿だ。
そのまま身動きひとつせず。
朝まで眠った。
もう一度文章に目を通す。
暗い部屋のなかで、携帯の光がソーニャの顔を照らす。
画面にはメッセージが表示されている。
このメールを削除します。
よろしいですか?
yes/no
そのメッセージをじっと、じっと見つめていると。
睡魔がやってくる。
意識が途切れる直前。
やすなはやっぱり馬鹿だ。
そのまま身動きひとつせず。
朝まで眠った。
のろのろと登校の準備を終えてソーニャは家を出た。
着替えの最中、ポケットティッシュを見つけた。
いつだってそうだ。
必要なものは必要な時には手元にはないのだ。
複雑な思いを抱きながらも、スカートのポケットに収める。
夜のうちに止んだのか、雪はそれほど積もってはいない。
さくさくと雪道を進んでいく。
学校まであと半分、というところまで来た。
いつもならここらへんで・・・。
「おはよう、ソーニャちゃん」
着替えの最中、ポケットティッシュを見つけた。
いつだってそうだ。
必要なものは必要な時には手元にはないのだ。
複雑な思いを抱きながらも、スカートのポケットに収める。
夜のうちに止んだのか、雪はそれほど積もってはいない。
さくさくと雪道を進んでいく。
学校まであと半分、というところまで来た。
いつもならここらへんで・・・。
「おはよう、ソーニャちゃん」
妙にくぐもった声が聞こえた。
振り向くと顔をマスクで覆ったやすながしょんぼりと立っていた。
ソーニャは唖然として、やすなを観察したあと、言った。
「お前、風邪ひいたのか」
「っぽい・・・」
ソーニャはニヤリと笑った。
「なぁ、なんでお前が風邪を引いたのか、私には分かるぞ」
「え」
「こんな真冬に、公衆便所で裸になってればな・・・」
やすなの顔が赤くなっていったのは、風邪のせいだけではないだろう。
振り向くと顔をマスクで覆ったやすながしょんぼりと立っていた。
ソーニャは唖然として、やすなを観察したあと、言った。
「お前、風邪ひいたのか」
「っぽい・・・」
ソーニャはニヤリと笑った。
「なぁ、なんでお前が風邪を引いたのか、私には分かるぞ」
「え」
「こんな真冬に、公衆便所で裸になってればな・・・」
やすなの顔が赤くなっていったのは、風邪のせいだけではないだろう。
「見たんだ!」
「お前が見ろと言ったんじゃないか」
やすなは「うぅくそぅ!くそぅ!」と悶えながら地団駄を踏んだ。
その運動が仇になったのか、ものすごい勢いで咳をはじめる。
「馬鹿か」とソーニャは呆れた。。
咳がようやく止まったあと、やすなはマフラーに顔を埋めながら小声で言った。
「昨日の私はちょっとおかしかった・・・」
「なんでだ」
「だって・・・」
やすながマフラーに顔を埋めたまま、上目遣いでソーニャを伺う。
「ソーニャちゃんに酷い事しちゃったから。嫌われたくなかったから・・・」
やすなは俯いた。
「消えろ、どっか行ってくれって、ソーニャちゃんに言われたとき、なんだか」
「なんだかすっごく寂しくなっちゃって」
「お前が見ろと言ったんじゃないか」
やすなは「うぅくそぅ!くそぅ!」と悶えながら地団駄を踏んだ。
その運動が仇になったのか、ものすごい勢いで咳をはじめる。
「馬鹿か」とソーニャは呆れた。。
咳がようやく止まったあと、やすなはマフラーに顔を埋めながら小声で言った。
「昨日の私はちょっとおかしかった・・・」
「なんでだ」
「だって・・・」
やすながマフラーに顔を埋めたまま、上目遣いでソーニャを伺う。
「ソーニャちゃんに酷い事しちゃったから。嫌われたくなかったから・・・」
やすなは俯いた。
「消えろ、どっか行ってくれって、ソーニャちゃんに言われたとき、なんだか」
「なんだかすっごく寂しくなっちゃって」
「ああ・・・」
「それで、どうしよう、ソーニャちゃんに謝らなくちゃって考えてるうちに・・・」
そんな事を言ったか。
・・・。
確かに、言ったな。
おかしかったのは私も同じだな、とソーニャは思う。
目の前の、悄然と佇むやすなを見る。
私に嫌われたくなかった、か。
・・・。
ソーニャはくるりと回れ右をすると。
歩みを再開した。
「遅れるぞ」
「あ、うん・・・」
やすなが一瞬だけ、いいのかな、という視線を向けたことをソーニャの横顔を感じる。
ソーニャはただほんのちょっぴり歩く速度を落とした。
それで二人の肩と歩調は並んだ。
黙々と歩く。
「それで、どうしよう、ソーニャちゃんに謝らなくちゃって考えてるうちに・・・」
そんな事を言ったか。
・・・。
確かに、言ったな。
おかしかったのは私も同じだな、とソーニャは思う。
目の前の、悄然と佇むやすなを見る。
私に嫌われたくなかった、か。
・・・。
ソーニャはくるりと回れ右をすると。
歩みを再開した。
「遅れるぞ」
「あ、うん・・・」
やすなが一瞬だけ、いいのかな、という視線を向けたことをソーニャの横顔を感じる。
ソーニャはただほんのちょっぴり歩く速度を落とした。
それで二人の肩と歩調は並んだ。
黙々と歩く。
忘れた」
「え」
「昨日、自分が何を言ったかなんて忘れてしまった」
やすながまじまじと、こちらに視線を注いでくるのを痛いほど感じる。
必死の努力の結果、ソーニャの顔はほんのちょっと赤くなるだけで済んだ。
「・・・そっか。忘れちゃったんだ?」
「ああ・・・・・・・・悪かったな」
「・・・・・実はさ! 私も昨日のことは忘れちゃったんだよね」
やすなが大袈裟に両手を振り上げて言った。
顔にはいつものやすなの、鬱陶しいぐらいの笑みが花開いていた。
ソーニャもまた、大袈裟に肩をすくめてみせた。
「馬鹿だな」
「そうかもね。でもソーニャちゃんだって」
「うるさい。いくぞ」
「うん!」
ソーニャのマフラーに隠された口元が微かに笑みを形作る。
やすながにっこり笑う。
そこで。
う。
と、やすなが奇妙な声をだした。
「え」
「昨日、自分が何を言ったかなんて忘れてしまった」
やすながまじまじと、こちらに視線を注いでくるのを痛いほど感じる。
必死の努力の結果、ソーニャの顔はほんのちょっと赤くなるだけで済んだ。
「・・・そっか。忘れちゃったんだ?」
「ああ・・・・・・・・悪かったな」
「・・・・・実はさ! 私も昨日のことは忘れちゃったんだよね」
やすなが大袈裟に両手を振り上げて言った。
顔にはいつものやすなの、鬱陶しいぐらいの笑みが花開いていた。
ソーニャもまた、大袈裟に肩をすくめてみせた。
「馬鹿だな」
「そうかもね。でもソーニャちゃんだって」
「うるさい。いくぞ」
「うん!」
ソーニャのマフラーに隠された口元が微かに笑みを形作る。
やすながにっこり笑う。
そこで。
う。
と、やすなが奇妙な声をだした。
「なんだ?」
「ごめん・・・ちょっと、その・・・お腹が」
「まさか」
「うん。ご想像の通りです・・・」
「原因は風邪か!」
「今年の風邪はお尻からくるって聞いたような・・・」
やすなは腹を抑えた。
そして微かに、昨日さんざん嫌になるほど聞いた、あの唸り声が。
ソーニャは慌てて周囲を見渡した。
公衆便所もコンビニも無い。
人もいないし車も走っていない。
寂れた路地である。
ってここは、この道は!
「なんでこの道にいるんだ!」
「知らないよ!う!うう!!」
「おい!学校まで我慢しろ!」
「うん・・・頑張ってみる!」
「ごめん・・・ちょっと、その・・・お腹が」
「まさか」
「うん。ご想像の通りです・・・」
「原因は風邪か!」
「今年の風邪はお尻からくるって聞いたような・・・」
やすなは腹を抑えた。
そして微かに、昨日さんざん嫌になるほど聞いた、あの唸り声が。
ソーニャは慌てて周囲を見渡した。
公衆便所もコンビニも無い。
人もいないし車も走っていない。
寂れた路地である。
ってここは、この道は!
「なんでこの道にいるんだ!」
「知らないよ!う!うう!!」
「おい!学校まで我慢しろ!」
「うん・・・頑張ってみる!」
>>148
私は、尻から
私は、尻から
やすなは立ち上がったが、しかし足元はまさに生まれたてのシカのごとし。
ソーニャは考える。
頑張れなかったらどうする?
路地の先に視線を凝らす。
・・・見なくても分かってる。
この道の先にあるプラスチックの塀には穴が開いていることを。
やすなを見る。
本当に苦しそうに、喘いでいる。
今日こそ、路地に立ち並ぶ家々をたずねて、トイレを借りるか?
こんな朝っぱらから?
そこで思い出す。ポケットのなかのティッシュを。
結局、削除されずに携帯電話のメモリーのなかに残ったままの、メールと動画を。
・・・。
苦しげなやすなに手を貸してやる。
身体を支える。
二人の身体が密着する。
びっくりしたようなやすなの視線なんざ無視だ。
ソーニャは考える。
頑張れなかったらどうする?
路地の先に視線を凝らす。
・・・見なくても分かってる。
この道の先にあるプラスチックの塀には穴が開いていることを。
やすなを見る。
本当に苦しそうに、喘いでいる。
今日こそ、路地に立ち並ぶ家々をたずねて、トイレを借りるか?
こんな朝っぱらから?
そこで思い出す。ポケットのなかのティッシュを。
結局、削除されずに携帯電話のメモリーのなかに残ったままの、メールと動画を。
・・・。
苦しげなやすなに手を貸してやる。
身体を支える。
二人の身体が密着する。
びっくりしたようなやすなの視線なんざ無視だ。
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