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    元スレ苗木「僕の好きな人?」 舞園「ええ、教えてください」

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    501 = 466 :

    寝させてやれよ

    505 :

    腹へった

    507 :

    ほほほ

    512 = 497 :

    しゅ

    514 = 432 :

    ごめん、今起きました
    7時半くらいから再開します

    515 :

    待ってたよ

    516 :

    まあゆっくり休め。夕方には完結してくれ

    519 :

    希望は前に進むんだ!

    520 = 432 :

    霧切「あなたが江ノ島……いえ、戦刃さんとどれくらい仲を深めたかは私には分からない」

    霧切「けど、あれほどの事実を顔色ひとつ変えずに、淡々と聞けるものかしら?」

    霧切「あなたはそういう人だった?」

    霧切「怒りや動揺がなくても、急に変わってしまった距離感に戸惑うのが普通じゃない?」

    舞園「……そんなことを言われても」

    舞園「……困ります」

    苗木(舞園さんが霧切さんと目を合わせることができず、顔を下に背けてしまった)

    苗木「……」

    苗木「霧切さん……舞園さんはアイドル活動が長いから、」

    苗木「他の人の前だと……そういう負の感情を抑えるのが得意なんだ」

    苗木「……ねぇ、舞園さん? 別に動揺がないわけじゃないよね?」

    舞園「……はい」

    521 = 519 :

    霧切さんの危険信号が輝いてる

    522 = 464 :

    やばいよ舞園さん

    523 = 432 :

    苗木(人前で弱音をあまり見せないタイプ……)

    苗木(一見、そう見えないかもしれないけど)

    苗木(ここに来てからの生活で、舞園さんにはそういう側面があるって知った)

    苗木(だから今回もそう)

    苗木(……だよね、舞園さん?)

    舞園「……ここで動揺することこそが、黒幕の狙いなんだと思います」

    霧切「そう。超高校級のアイドルとしての活動の賜物なのね?」

    舞園「いえ……、超高校級の助手としての意地です」

    苗木(そう言うと、舞園さんはわずかにほほ笑んだ)

    苗木(どこか儚げだけど、覚悟のようなものが見え隠れした)

    霧切「悪かったわね……」

    霧切「また、あとで会いましょう」

    苗木(そう言うと、霧切さんは立ち去った)

    524 :

    527 = 432 :

    ……

    エレベーター 投票の場までの間

    苗木(その後、みんなで色々な可能性を探ったけど……)

    苗木(他に新しい内通者が見つかったり、ルール上の穴を見つけることもなかった)

    苗木(……しかし、そのことが逆にボクたちを不安にさせた)

    苗木(何か、得体の知れないもの…)

    苗木(蜘蛛の巣に絡み取られているような……)

    苗木(そんな居心地の悪さがあった)

    舞園「……苗木君」

    苗木(舞園さんの左手がボクの右手を握った)

    苗木(その手は暖かい)

    舞園「苗木君なら大丈夫ですよ」

    528 :

    ハッピーエンドが見えないんだけど…

    希望のための保守

    529 = 519 :

    舞園「苗木君なら大丈夫ですよ(苗木君以外は殺しますけどね)」

    に見えてヤバい

    530 = 432 :

    苗木「ありがとう、舞園さん。キミのためにも、ボクは頑張る」

    苗木(そう決意を固めたころ、ついにボクらは法廷のような空間……)

    苗木(決戦の場に到着した)


    モノクマ「にょほほほ! やっと来たね!」

    モノクマ「学級裁判はなくなったけど、この場所を使うことが出来て良かった!」

    モノクマ「どう? これっていかにも裁判場ってカンジじゃない?」

    モノクマ「しかも、たまたま円形にしてたから、会議の場所としても盛り上がるね!」

    モノクマ「じゃあ、まず進路調査についての説明をもう一回するね」

    531 = 464 :

    532 = 432 :

    モノクマ「今から、オマエラには最大3時間、議論をしてもらいます」

    モノクマ「三時間後、もしくはオマエラがもう議論はいいと決めたとき、」

    モノクマ「全員に『外に出る』か『中に残る』を選択してもらいます」

    モノクマ「全員が『外に出る』を出るを選んだ場合、オマエラは晴れて卒業……みんなで外に出られます」

    モノクマ「誰かひとりでも『中に残る』を選んだ場合、オマエラは全員仲良く留年……現在と同じくモラトリアムを楽しんでもらいます」

    モノクマ「なお、投票の内訳は非公開なので、」

    モノクマ「みんなと意見が違くても……安心して自分の取りたい道を選んでください」

    モノクマ「民主主義の原則ですね」

    モノクマ「なお、オマエラの呼ぶ黒幕……ぶっちゃけ、江ノ島盾子というんですが……」

    葉隠「今、さらっとすごいこと言ったべ!」

    モノクマ「彼女はオマエラやオマエラの家族の命を危険にさらすことはしていません」

    モノクマ「また、彼女と希望ヶ峰学園入学前に知り合っている人は、彼女の身内とみなします」

    モノクマ「身内の投票は無効となります。現在、戦刃むくろさんの投票の権利がはく奪されています」

    モノクマ「なお、現在、戦刃むくろさんは江ノ島盾子さんと一緒にみなさんをモニターで見ています」

    モノクマ「何か一言ある? ……ない? ……そう」

    533 = 432 :

    モノクマ「なら、今からお待ちかね……進路調査開催です!」

    534 :

    外出しか中出しかって言われたら、ぶっちゃけ中出しだべ!

    535 :

    >>534
    それに賛成だ!

    536 = 432 :

    最初の行は訂正です

    モノクマ「なら、今からお待ちかね……進路調査開始です!」


    石丸「よし、まずみんなで手をあげよう!」

    石丸「全員が『外に出る』を選べば、全て解決だ!」

    十神「馬鹿か……貴様は……」

    セレス「嘘をつく人がいたら、結局のところ、意味はないのですわ」

    桑田「つってもさ……どうやって、何を議論すればいいわけ?」

    腐川「もしかしたら、黒幕の内通者がまだいるかもしれないんでしょ……!」

    腐川「そうやって、あたしをまた騙すつまりなんだわ!」

    葉隠「そうだべ、こんな上手い話、裏があるに決まってるべ」

    葉隠「ただほど高いものはないべ。俺も昔、場代無料の店でひどい目にあったべ!」

    538 :

    539 = 432 :

    霧切「落ち着いて、みんな……」

    霧切「最悪の場合でも、死にはしない。黒幕の狙いは分からないけど」

    霧切「まずは、疑わしい場所を探すより、信じられるものを見つけるべきじゃないかしら?」

    苗木「そうだよ――こうやって疑わせること自体が黒幕の罠かもしれない」

    苗木「ボクたちは外に出たいという思いはみんな持っていたと思うんだ」

    舞園「それに賛成です! 私たちはここに閉じ込められて最初に思ったことは恐怖や不安だったはずです」

    舞園「もし変わったとすれば、それは大きな心の変化のはずです」

    舞園「仮にそんな大きな変化があるなら、今この場所で分からなくとも、」

    舞園「1か月ともに過ごせば、ばれてしまうと思います」

    舞園「だから、今この場所では……自分の決意表明をしましょう。外に出たい理由とその思いの強さを!」

    540 = 438 :

    542 :

    やっと追いついた
    ほし

    543 = 432 :

    苗木(そう舞園さんが言うと、特に反対意見はなく、みんなが次々に言葉を紡いだ)

    苗木(まぁ……十神クンなどは「茶番」と言っていたけど)

    苗木(舞園さんが時計回りで隣にいた石丸クンに発言してくれるようジェスチャーで合図をした)

    石丸「僕は努力によって、祖父以上のことを成し遂げたい! だから、ここで終わる訳にはいかないんだ!」

    大神「我には最強を目指す理由がある……この閉ざされた空間ではその座に至れぬ」

    苗木(石丸クンと大神さんは最初の一言を皮切りに次々と外への思いを語った)

    苗木(しかし、3人目の霧切さんで問題が起きた)

    霧切「……詳しくは喋れないの」

    「「「「「「……………」」」」」

    545 = 432 :

    十神「そもそもが茶番で気に入らないが、一応聞いてやろう」

    十神「どういうことだ、霧切? 説明しろ」

    霧切「隠していたことは謝らないわ」

    霧切「私は自分の才能も含めて、ここに来る前の記憶がないのよ……」

    霧切「だから、ここから出たいという思いはあっても、それを理由づけすることはできない」

    霧切「何かを解き明かしたい。何かを知りたい。そういう思いはあるのだけど……」

    十神「つまらぬ言い訳だ……。記憶喪失だと? そんな都合の良いことが起こってたまるか」

    十神「……喜べ、苗木、舞園。はやくも間抜けは見つかったようだ」

    霧切「…………」

    舞園「……それは違うと思います」

    十神「ほう……何故だ? 言ってみろ?」

    苗木(舞園さんがアイコンタクトでボクに合図をした)

    舞園「上手くは言えないんですけど、それなら、記憶喪失であると語ること自体がおかしいんじゃ?」

    十神「何……?」

    苗木「……つまり、舞園さんが言いたいことは、こういうことだよ。十神クン」

    546 = 438 :

    547 :

    あぁ…

    548 = 432 :

    苗木「偽るにしても、わざわざ記憶喪失を選ぶ理由がないんだ」

    苗木「疑われるだけだからね」

    十神「……そう思わせることが狙いかもしれんぞ」

    十神「それに記憶喪失だと言っておけば、語る設定に矛盾が生じにくい」

    十神「多少のことは、記憶喪失だからで済ませられるからな」

    霧切「信じてもらえるかは分からないけど、少しずつ思い出してきてはいるの……」

    霧切「だから、今回は無理でも次回の進路調査には間に合うかもしれない」

    セレス「上手に嘘をつけるなら、記憶喪失であろうと、財閥の御曹司であろうと関係がありません」

    セレス「人は多かれ少なかれ嘘をつくものですわ」

    セレス「うふふふ……」

    石丸「まずは全員に一度発言をさせようではないか!」

    石丸「問題のある発言はあとでまとめて検討する!」

    石丸「僕は小学校時代、帰りの会ではいつもそうしていたぞ!」

    十神「……フン。好きにするがいい」


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